1972年のユーライア・ヒープは4枚目のアルバム、Demons And Wizardを出した。
この当時は半年毎に1枚のアルバムを出していて、彼らの創作意欲が結構高かった頃でアルバムの出来も良かった。
確か全英・全米チャートでそれぞれ20位と23位に食い込み彼らの一番ヒットしたアルバムだったと思う。
ゆったりとしたアコギの伴奏で始まる1曲目のWizardsの演奏に次第に厚みが加えられてゆき、2曲目のTraveller In Timeでさらにエネルギーが充填され、3曲目のEasy Livin’で爆発。
初めてこのLPに針を下ろした時ぶっ飛んだね。
この後数枚同傾向のアルバムを制作し人気を保持するも、時代の流行について行けず次第に勢いを無くしていった。
ただ当時の5人のメンバーのうちリーダー格のケン・ヘンズレーを含む4人がすでに鬼籍に入ってしまったものの、一人残ったギターのミック・ボックスが今だにユーライア・ヒープを率いて活動を継続しているのは流石にスゴイと言わざる得ない。
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