ミックもキースも80代に突入したわけだが、いまだに現役ミュージシャンである事には驚く。彼らの最新オリジナル・スタジオ・アルバム、Hockney Diamondが23年に発売され健在をアピールしたのは記憶に新しい。
それ以上に、ツアーの数だけライブ音源があるって感じでここの所過去の音源ではあるがライブ盤がどんどん生み出されている。
そのきっかけとなったのはやっぱり1999年の未発表正規音源のハイレゾ・デジタル配信じゃないだろうか? その第一弾として出たのは1973年のライブ音源、Brussel Affairだった。ちょうど大ヒット・アルバム、山羊の頭のスープ頃でまだミック・テイラーが在籍していた時代のライブ音源でデジタル配信のみの販売スタイルが結構話題に上り、オイラもついストーンズのサイトから購入し音源を楽しんでいたら、その後次々と音源が発掘され販売されていく。
まあレコード会社からすれば、ストーンズと高額の契約を結んでいる事から商売になるものは洗いざらい出していくのは分からないでもないが、流石のオイラもそのすざましい新譜攻勢にはタジタジで、金銭的な余裕とじっくり鑑賞する時間がないため購入に二の足を踏んでいる次第。
てな事で、豪華なおまけ付きの価格の張るデラックス・エディションはとても無理なので、安価な輸入盤のスタンダード・エディションをたまにお付き合いで買っている。
本日は昨年末に出たライブ・アルバム、Welcome To Shepherd’s Bushでも。勿論SHM-CDでは無い通常の輸入盤。
1999年、No Security Tourで6月11日のロンドンのウェンブレー・スタジアムでのアリーナ公演の数日前、1900人とストーンズにしては比較的小ぶりな会場、Shepherd’s Bushでの予行演習的なライブを収録したもの。
まあ会場が小さい事から臨場感もアップし、またライブであまりお目にかかれない曲を演奏するなど結構楽しめる。
しかしながらオイラとしては彼らのライブと言えばやっぱりABCKO時代のGot Live If You Want!やGet Yer Ya-Ya’s Out!かな?
演奏における円熟さには欠けるかも知れないがやっぱり若さが爆発しているのがいいね。
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