先日のダイヤ改正で、南東北地方に残っていたキハ40系気動車が全て置き換えとなり、北は酒田から南は只見に至るまでの広範囲にわたって走っていた国鉄型気動車が完全に駆逐されてしまいました。
羽越本線には以前から何度も出撃していましたが、昨年からは会津方面にも久々に出没しておりました。今年に入ってからは1月と2月にそれぞれ1度ずつ訪問し、3月にも最後の撮影を計画していましたが、武漢肺炎のため出撃を見合わせ、結局行かず仕舞となりました。
2月と3月の訪問分を合わせて記事を書こうと思っていたのですが、3月の訪問がなくなったので、2月に訪問した分だけですが、記事を書く事にします。
.暖冬の中、数少ない降雪にあやかる
この冬は例年にないほどの暖冬で、雪不足に悩むスキー場が今期の営業を諦めるほどでしたが、2月も10日頃になって一級の寒波がやってきました。低温が心配でしたが、1月に18きっぷで旅行した行程に近いルートで今度はレンタカーを使って出撃します。
まずは信越本線長鳥駅の東側の踏切にてスタンバイ。
115系の長岡行き快速を待つ間に、上りの貨物が通ります。ごらんの通りの雪景色。
貨物が通過した数分後に下りの快速電車がやってきました。
先月は全く雪がなかったので、今回は満足です。
撮影後はすぐに車を走らせて、先月同様に長岡から先の区間で再び快速電車を録ります。
先月同様に押切-見附間で撮影場所を探します。
前回は刈谷田川の堤防から撮りましたが、今回は降雪で視界が悪く、線路脇でスタンバイしていましたが、列車通過の10分ほど前に雪がやんで、上空が晴れてきました、しかし時間がないため、そのまま線路脇で録りました。
13:07 その後は磐越西線の五泉-猿和田間の早出川鉄橋へ行き、置き換えになる気動車の撮影をします。
最初にやってきたのは、新潟行きの快速〔あがの〕 キハ110系3連。 こちらは改正後もそのままのようです。
14:13 その後は川の右岸(猿和田寄り)に移動して、津川行きの区間列車を撮影。
陽が差してきたので、このまま晴れてくれればありがたいのですが。
16:33 16時台になって、お目当てのキハ47運用の会津若松行きがやってきます。
残念ながら夕方が近づいてきて雲が流れてきてしまいました。
16:49 もう少し待って、会津若松からやってきた下り列車も録って撤収します。
車はそのまま49号線を会津方面に走らせます。
.会津坂下を起点にキハ40三昧
五泉から2つの峠を超えて会津盆地に入ってきました。
国道49号線経由で会津若松を目指すと、途中に会津坂下の町を通るので、まずはここで撮影をすることにします。
20:43 会津坂下駅構内を見下ろす歩道橋が撮影スポットになっており、既に3人ほどが待機していました。
そんな中やってきた上下列車の交換風景を撮影します。
翌朝、氷点下8℃まで気温が下がり、会津盆地は一面のモヤに覆われてしまいました。
当初予定していた根岸駅南側の直線場所もひどいモヤで、多摩ナンバーの車が既に待機してましたが、これは晴れないと踏んで移動することにしました。なるべく日の出後の気温上昇に期待するため、会津高田方向へ移動してロケハンしてましたが、遂に時間切れに、
7:02 根岸に比べればかなり晴れている方ですが、厳しい状況は変わらず、そんな中やってきた4連の会津若松行き。
カメラをパンして後方狙い気味に撮ります。
こちら側は幻想的な映像になりました。撮影後はまた会津坂下駅に向かいます。
8:20 朝8時台に上下列車の交換シーン。ここは2つの高校がある関係で、多くの通学生がここで下車します。
昔ながらの構内踏切というよりかは、駅舎側は欠き取り階段を登るタイプで、昭和の名残を楽しめます。
10:03 朝10時ごろの 425D 会津若松行きを新鶴駅の北側で撮影します。
この時間になるとモヤは完全に消えて、快晴のコンディションの中、2両の列車が走っていきました。
11:45 車を一旦野沢方向に走らせて、昼前の快速〔あがの〕を録ります。
野沢駅の東側にある鉄橋を行く列車。
13:18 再び会津高田方向に戻り、先の会津本郷駅東側の鉄橋で午後1の427D 会津川口行きを録ります。
バックに磐梯山が見えるのですが、車体に被ってしまいました。
14:00 大勢の撮影者が列車中心狙いで踏切近くで待機する中、特撮の関係で私は真横の田んぼから 428D を狙います。
午後の日差しを浴びて、磐梯山をバックに走る姿はもう二度と見られません。
14:57 一旦車を北へ走らせ、山都の鉄橋に来ました。
会津若松発新津行きの 233D を狙います。ここではこの1本のみで撤収。
15:55 本日昼間最後の撮影は、会津宮下駅の東側で430Dを撮影。
時間がギリギリで場所も良くない上に、曇ってしまいました。
17:35 会津坂下に戻り、入場券を買って再びホームで列車を撮ります。
会津川口行き431Dで、若松市内に通っていた高校生が少し降りてきました。
撮影後は町のはずれにある温泉へ行くことに。
糸桜里の湯ばんげという町営?の温泉センターで、20時までの営業だったので、あまりゆっくりは浸かってられませんが温泉を楽しみます。
入湯料を払って、ポイントカードなども一応もらいましたが、次いつ来れるのかは分かりません。
受付のお姉?さんが東北独特の艶っぽさで、再び来たいと思うのであります。
公衆浴場につきものの牛乳・コーヒー牛乳。
「べこの乳」とストレートなネーミングの自販機が置いてありましたが、閉館時間が迫っていて、掃除の人が待機していて、早く帰れの空気を感じたので(どや、空気読める関西人やろ?)、写真だけ撮ってここは出ることにしました。
.雨の会津にお別れ
最終日は昼前から雨予報のため期待できませんが、朝のうちに少し録って帰路に就きたいと思っていたところ、残念ながら夜中のうちからザーザー雨が降ってきました。落胆の気持ちだったのですが、夜が明けると雨がやんでいたので、何とか6時台の2本だけでも録れないものかということで、坂下駅の西側へ行って、カーブ手前でスンバイ。
6:39 雨はやんでましたが暗い中、上りの4連気動車がやってきました。
反対側へ振った画像、こちらの方が東の空になるので幾分かは明るいです。
6:45 会津坂下で交換となる下り1番列車の 423D。
まだモヤが取れていません。
撮影後しばらくして雨が降ってきました。今度は止みそうにありません。
最後は昨日も着た会津坂下駅で録ることにします。
昨日は駅のホームからでしたが、今日は歩道橋の上からにします。
8:20 昨日同様に列車交換と高校生たちの下車風景。
雨は小降りになりましたが、時より風で飛んできた雨粒がレンズに付いて画像がぼやけてしまいます。連続で録画中なので、途中で雨粒を拭くわけにもいきません。これがスチル写真と違って条件が厳しいところです。
こうして車体の色は違いますが、昭和の国鉄風景が残る会津の駅での撮影を終えて、帰路に就くことしました。このあと10時頃まで雨が強くなり、会津に別れを告げました。
さようなら南東北のキハ40系。 あと東日本に残る国鉄型気動車は北東北の3線区になりましたが、これも時間の問題です。
羽越本線には以前から何度も出撃していましたが、昨年からは会津方面にも久々に出没しておりました。今年に入ってからは1月と2月にそれぞれ1度ずつ訪問し、3月にも最後の撮影を計画していましたが、武漢肺炎のため出撃を見合わせ、結局行かず仕舞となりました。
2月と3月の訪問分を合わせて記事を書こうと思っていたのですが、3月の訪問がなくなったので、2月に訪問した分だけですが、記事を書く事にします。
.暖冬の中、数少ない降雪にあやかる
この冬は例年にないほどの暖冬で、雪不足に悩むスキー場が今期の営業を諦めるほどでしたが、2月も10日頃になって一級の寒波がやってきました。低温が心配でしたが、1月に18きっぷで旅行した行程に近いルートで今度はレンタカーを使って出撃します。
まずは信越本線長鳥駅の東側の踏切にてスタンバイ。
115系の長岡行き快速を待つ間に、上りの貨物が通ります。ごらんの通りの雪景色。
貨物が通過した数分後に下りの快速電車がやってきました。
先月は全く雪がなかったので、今回は満足です。
撮影後はすぐに車を走らせて、先月同様に長岡から先の区間で再び快速電車を録ります。
先月同様に押切-見附間で撮影場所を探します。
前回は刈谷田川の堤防から撮りましたが、今回は降雪で視界が悪く、線路脇でスタンバイしていましたが、列車通過の10分ほど前に雪がやんで、上空が晴れてきました、しかし時間がないため、そのまま線路脇で録りました。
13:07 その後は磐越西線の五泉-猿和田間の早出川鉄橋へ行き、置き換えになる気動車の撮影をします。
最初にやってきたのは、新潟行きの快速〔あがの〕 キハ110系3連。 こちらは改正後もそのままのようです。
14:13 その後は川の右岸(猿和田寄り)に移動して、津川行きの区間列車を撮影。
陽が差してきたので、このまま晴れてくれればありがたいのですが。
16:33 16時台になって、お目当てのキハ47運用の会津若松行きがやってきます。
残念ながら夕方が近づいてきて雲が流れてきてしまいました。
16:49 もう少し待って、会津若松からやってきた下り列車も録って撤収します。
車はそのまま49号線を会津方面に走らせます。
.会津坂下を起点にキハ40三昧
五泉から2つの峠を超えて会津盆地に入ってきました。
国道49号線経由で会津若松を目指すと、途中に会津坂下の町を通るので、まずはここで撮影をすることにします。
20:43 会津坂下駅構内を見下ろす歩道橋が撮影スポットになっており、既に3人ほどが待機していました。
そんな中やってきた上下列車の交換風景を撮影します。
翌朝、氷点下8℃まで気温が下がり、会津盆地は一面のモヤに覆われてしまいました。
当初予定していた根岸駅南側の直線場所もひどいモヤで、多摩ナンバーの車が既に待機してましたが、これは晴れないと踏んで移動することにしました。なるべく日の出後の気温上昇に期待するため、会津高田方向へ移動してロケハンしてましたが、遂に時間切れに、
7:02 根岸に比べればかなり晴れている方ですが、厳しい状況は変わらず、そんな中やってきた4連の会津若松行き。
カメラをパンして後方狙い気味に撮ります。
こちら側は幻想的な映像になりました。撮影後はまた会津坂下駅に向かいます。
8:20 朝8時台に上下列車の交換シーン。ここは2つの高校がある関係で、多くの通学生がここで下車します。
昔ながらの構内踏切というよりかは、駅舎側は欠き取り階段を登るタイプで、昭和の名残を楽しめます。
10:03 朝10時ごろの 425D 会津若松行きを新鶴駅の北側で撮影します。
この時間になるとモヤは完全に消えて、快晴のコンディションの中、2両の列車が走っていきました。
11:45 車を一旦野沢方向に走らせて、昼前の快速〔あがの〕を録ります。
野沢駅の東側にある鉄橋を行く列車。
13:18 再び会津高田方向に戻り、先の会津本郷駅東側の鉄橋で午後1の427D 会津川口行きを録ります。
バックに磐梯山が見えるのですが、車体に被ってしまいました。
14:00 大勢の撮影者が列車中心狙いで踏切近くで待機する中、特撮の関係で私は真横の田んぼから 428D を狙います。
午後の日差しを浴びて、磐梯山をバックに走る姿はもう二度と見られません。
14:57 一旦車を北へ走らせ、山都の鉄橋に来ました。
会津若松発新津行きの 233D を狙います。ここではこの1本のみで撤収。
15:55 本日昼間最後の撮影は、会津宮下駅の東側で430Dを撮影。
時間がギリギリで場所も良くない上に、曇ってしまいました。
17:35 会津坂下に戻り、入場券を買って再びホームで列車を撮ります。
会津川口行き431Dで、若松市内に通っていた高校生が少し降りてきました。
撮影後は町のはずれにある温泉へ行くことに。
糸桜里の湯ばんげという町営?の温泉センターで、20時までの営業だったので、あまりゆっくりは浸かってられませんが温泉を楽しみます。
入湯料を払って、ポイントカードなども一応もらいましたが、次いつ来れるのかは分かりません。
受付のお姉?さんが東北独特の艶っぽさで、再び来たいと思うのであります。
公衆浴場につきものの牛乳・コーヒー牛乳。
「べこの乳」とストレートなネーミングの自販機が置いてありましたが、閉館時間が迫っていて、掃除の人が待機していて、早く帰れの空気を感じたので(どや、空気読める関西人やろ?)、写真だけ撮ってここは出ることにしました。
.雨の会津にお別れ
最終日は昼前から雨予報のため期待できませんが、朝のうちに少し録って帰路に就きたいと思っていたところ、残念ながら夜中のうちからザーザー雨が降ってきました。落胆の気持ちだったのですが、夜が明けると雨がやんでいたので、何とか6時台の2本だけでも録れないものかということで、坂下駅の西側へ行って、カーブ手前でスンバイ。
6:39 雨はやんでましたが暗い中、上りの4連気動車がやってきました。
反対側へ振った画像、こちらの方が東の空になるので幾分かは明るいです。
6:45 会津坂下で交換となる下り1番列車の 423D。
まだモヤが取れていません。
撮影後しばらくして雨が降ってきました。今度は止みそうにありません。
最後は昨日も着た会津坂下駅で録ることにします。
昨日は駅のホームからでしたが、今日は歩道橋の上からにします。
8:20 昨日同様に列車交換と高校生たちの下車風景。
雨は小降りになりましたが、時より風で飛んできた雨粒がレンズに付いて画像がぼやけてしまいます。連続で録画中なので、途中で雨粒を拭くわけにもいきません。これがスチル写真と違って条件が厳しいところです。
こうして車体の色は違いますが、昭和の国鉄風景が残る会津の駅での撮影を終えて、帰路に就くことしました。このあと10時頃まで雨が強くなり、会津に別れを告げました。
さようなら南東北のキハ40系。 あと東日本に残る国鉄型気動車は北東北の3線区になりましたが、これも時間の問題です。
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