今週末はうまい具合に週休日と土日が重なったので、2つの団臨撮影に出掛けることとしました。
8月のあけぼの号以来、実に2ヶ月ぶりに一眼レフを持ち出してきて、久々にリュックが重い!
お盆以降の全ての出撃、北斗星・トワイライトや381系国鉄色など、動画撮影がメインでしたので、比較的荷物も軽かったのですが、今回はもう最後かも知れない関西地区での青い24系客車ということで、じっくり撮ろうということに。
金曜日の夕方出発であまり時間もないため、関西線には乗らず近鉄で名古屋へ。
名古屋で秋の青春18きっぷ「秋の乗り放題パス」を買い、東海道線を西へ。
日本海縦貫線号の撮影
日本海縦貫線号は敦賀を7:24に発車し、京都に9時ごろ、新大阪に9時半ごろのダイヤなので、撮る場所は湖西線内か東海道線に限られます。北陸線内は日が当たらないのと、敦賀までは東日本の赤カマなので、あけぼのでも撮れる組み合わせですが、敦賀-大阪間は西日本の81が牽くので、これを撮り収めない手はありません。
場所は順当に近江中庄-マキノで撮影することに。
しかし電車移動だと、米原か京都を初電で出る必要があるので、どこかで泊らなければなりません。
ということで選んだのが北陸本線の長浜。ここで滞泊し、朝一の近江塩津行きに乗車。近江塩津で3分接続で敦賀始発の湖西線電車に乗れば7時ごろには現地に着けます。
100人近いギャラリーの中、待つこと1時間20分。ローピンの81が青い客車を牽いてやってきました。ここはカーブの先からやってくる姿を確認できるので良い撮影地です。
こうしてあっけなく午前8時半で撮影終~了~。さてどうするか?
山陽本線を西下
翌日は美祢線・山陰本線での大サロ撮影のため、山陽本線を下るのですが、何かネタは無いかな?と思い、取りあえず近江中庄9時過ぎの新快速に乗りましたが、そのまま爆睡してしまい、気付いたら大阪を過ぎていたので、いいや、このまま行っちゃえということで、山陽本線を西へ下ることに。
相生・岡山で乗り継いで三原に到着。
ここで上りの貨物がEF6636牽引である事が判り、しかも15分程度遅れているとのことで、三原駅でレンタサイクルを借りて、糸崎方面へダッシュ!
しかし残念なことに、貨物列車は定時で私の横を通り過ぎて行きました。高い金網の場所だったので何も出来ずに撃沈。あえなく三原駅に戻って自転車を返却。
今夜の宿は新下関なので、ひたすら山陽本線西下を続け、22時15分ごろ到着。
今日は長門市大サロ撮影
いよいよ今日は数年ぶりの美祢線・山陰本線での撮影ですが、時刻表を紐解くと美祢線内の駅間撮影地を徒歩でアクセスすると、午後の山陰本線での1本目に間に合わない事が判明。
そこでレンタカーを借りることにしたのですが、朝8時から開いていて駅から徒歩で行ける店があるのが宇部空港付近の店のため、一旦山陽本線で宇部岬へ向かい、レンタカーで出発。
車で移動できるため、撮影地が1ヶ所増えて、新山口-厚狭間でも撮影できることとなったので、今回は初めて厚東川からの見上げるアングルで撮ることにして現地に行ってみました。
うーんこれは失敗かな?
以前はこんなに木が伸びていなかったのですが、かなり伸びており、ちょっと苦しいかも? でももう列車が来るまでに15分程しかないので、別の場所には廻らず、ここで待つことに。
そしてお目当ての大サロが来ましたが、あれ?PF牽引なのね。 どうやら厚狭まではPFが牽いて、厚狭からDL牽引になる模様です。まぁEL牽引のシーンも撮れたし「厚東川畔を行く」シーンも撮れたのでよしとしましょう。でも写真をよく見ると、奥の位置に木で隠れない場所があるので、そこで撮っていたらなと後悔。アホでした。
ただ、奥の立ち位置だと、北岸からの撮影者がいると完全にお邪魔虫になるので、配慮が必要です。
撮影後、ようやく2号線沿いのセブンに寄って朝食を買いますが、後々の事を考えるとゆっくりしてられないので、すぐに出発。
美祢線内で下り列車に対する光線のいい撮影地は限られてしまうので、以前貨物列車で訪問した湯ノ峠-厚保間の川沿いに行きましたが、草が少々邪魔。
そこで南大嶺-美祢間の直線へ行くことに。ここは初めての訪問です。
既に2台程の車が止まっていましたが、背景がごちゃごちゃしてるのと、電柱が邪魔だったため、川を挟んで東側の場所へ行くことに。
ここは背景も電柱の邪魔もありませんが、下草が問題でした。何とかかわせるか一発勝負です。私1人だけなので、少々心配に。やっぱりダメ撮影地かな・・・。
待つ事約20分、朱色のDLに牽かれたなにわがやって来ました、えっDE10?
DD51がガンガン貨物列車を牽いて走る美祢線だったので線路規格に問題はないはすですが、DE10でやって来たのには少し拍子抜けしました。 でも逆にDE10のなにわは多分初めてだと思うので結果往来です。
写真はやっぱり下草に少し隠れましたが、全体のバランス重視なの自分としては川の西側の被り付きアングルよりはいいと思います。
美しい山陰本線海沿いを行くシーンを
山陰本線での撮影場所は勿論、海が見える小串-湯玉間です。50系客車が走っている頃は、湯玉駅から徒歩で20分程度の場所で俯瞰撮影できたのですが、今では完全に木が鬱蒼と伸びているので、順当に海水浴場からのサイドアングル狙いで。
海水浴場の撮影場所は手軽に撮れる道路からと、岩場に降りての2ヶ所があり(山沿いの電柱近くに登る場所もあるようですが、午後だと影になります)、今回は岩場から撮ることに。
道路・岩場合わせて40人ほどでしょうか?のギャラリーが絶好の撮影日和の中、お目当ての列車を待ちます。
そして待つ事1時間半、下りの大サロがやってきました。やっぱり客車はエエなあ~。
大サロが通ると蜘蛛の子を散らすように岩場からは人が消えましたが、もう1本、タラコ気動車を撮影。写真右下に写っている女の人も私よりデカい三脚を立ててましたが、既に帰り支度中。そういう私もアングル探しで移動中。さて返しはどこで撮るか?
光線が心配でしたが、どうせ他の場所も逆光になるので、光線的には2番目にマシな先程の岩場の反対側から撮る事にしました。光線的に1番よさげなのは長門二見-宇賀本郷辺りと思い、昼間に下見したところ、電柱が邪魔なような感じだったので敬遠しました。
こうして今秋の出撃では最高の天気の中、2つの客車列車の撮影に出掛けることができてほぼご満悦です。
宇部でレンタカーを返して、山陽本線の普通で東上。夜行バスの時間に間に合わなくなるので、徳山→広島のみ新幹線を利用。このまま新幹線で急げば最終で帰宅できるのですが、風呂入って寝るのが2時ぐらいになるので、夜行バスで早朝帰宅→出勤のパターンで帰りました。