六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

東京五輪 ひみつの場所で観る作戦

2021-07-28 |  出撃 at 東海地方
 .無観客、そもそもチケット無いし
 いよいよ開幕した東京五輪ですが、宮城県と静岡県を除けば無観客開催ということで、たぬきに騙された国民も選手もがっかりな大会ではありますが、何とか見てやろうということで、前回の1998年の長野五輪では2日間にわたり、飯山市と白馬村で沿道観戦を行いましたが、今回も同じく沿道観戦をすることに。
 沿道観戦できる種目は自転車のロードレースと、札幌で行われる陸上の競歩・マラソンの3競技が主に見られ、ちょうど7/24が休みなので、前日のブルーインパルスの撮影で東京まで出てきたついでに見ようかとおもったのですが、恐らく東京・神奈川両県は箱根駅伝の時と同様の人出が繰り出すだろうと踏んで、関東地方からは脱して山梨か静岡県内で見ることとし、この日は一旦自宅へ帰ることとしました。
 自転車競技は東京→御殿場間で7/24・25にロードレースと、7/28に富士スピードウェイの外を少しだけ出るレースの3日間、沿道観戦が出来ます(7/28は僅かな区間のみなので見るのは難しいかも)。距離は200km以上ある上に、山の中も走るので、都市部や観光地近辺でなければ密になることはないだろうと踏み、観戦できそうな場所を地図上で検討します。
 また無観客決定とほぼ同時に各都道府県が沿道観戦の自粛を求めており、やはり密になることでの感染拡大を恐れていることが分かります。
 そこで、観戦条件として
  ①駅や沿道に着いた時に「帰れ」などの忠告があった場合はそこから去る。
  ②リュックや三脚などのいかにも遠方から見に来た感を感じさせない格好をする。
  ③誰かに「一緒に観に行きましょう」などと声を掛けられても断り一切単独で行動する。
これでもダメなら諦める。ことにして、諦めてもいいように旅費は抑えて日帰りで青春18きっぷ利用としました。
 また地元民っぽい雰囲気を出すため、普段通勤に使うカバンよりも更に一回り小さいカバンだけにして、いかにも近辺の人っぽく振舞うため、ビデオカメラは持たず、カバンにすっぽり入るコンデジ1台だけ持っていく事ににしました。

 .雨予報で予定が変わる

 24日朝5時、目覚ましが鳴って、すぐにスマホで天気予報を見てがっかり、昼から雨やん!
 もうええわ、と二度寝しました。
 でも朝8時過ぎに目が覚めて、うーんやっぱり現地まで行ってみて、雨だったら諦めようかということで、家を出ました。
 8時台に名古屋から鈍行で御殿場まで行くとなると、もう山梨県側は間に合いません。そこで観戦場所は静岡県内の御殿場市内としました。

 こちらがロードレースのコースマップになるのですが、仕事で管轄している区域の中に須山地区・玉穂地区があり、土地勘もあることから、このエリアにするのですが、実際には行き当たりばったりになり、最終的に選んだ場所が玉穂地区でした。

 8:43 名古屋で近鉄からJRに乗換え、青春18きっぷ2日目の鈍行旅が始まります。
 これから御殿場まで5つの列車の乗り継ぎですが、幸い豊橋ー浜松間以外は313系だったので、そんなに地獄感はありませんでした。

 13:22 御殿場に到着。5時間近い移動でしたが、ここからが勝負。
 観戦客らしい人の姿もなく閑散としています。

 あらまぁ、駅のコンコースも閑散としていて、案内ボランティアのおばさんも手持ち無沙汰のようでした。
 御殿場駅で下車するのは実に十数年ぶり、最近来た時は車で寄ったので、電車の時は素通りばかりでした。

 駅前に出ると静岡県がテントを出していて観光案内や交通規制のチラシを配布していましたが、テントからぶら下げている紙には何と
「静岡県へようこそ。密を避けて観戦して下さい」と。
 ええぇーー、観戦していいのかよ! と目を疑いました。観戦自粛を謳ったHPは更新されず、自粛は呼びかけたままです。
 はは~ん、これはもしかして、「イヤだよ、来るんじゃねぇよ!」と一旦突き放しておいて、それでも来た人に対しては優しくする、ツンデレ作戦だったのね。もぅしぞーかったら~w 
 それかダチョウ倶楽部ネタ方式で「来るなよ、絶対に来るなよ!」で誘う心理作戦ですかね。
 ということで、少し安心したけど、まだ予断は禁物です。


 駅前のバス乗り場は、富士スピードウェイ行きのための乗り場が出来ていましたが、もう時間的に誰もいません。
 御殿場駅前13:40発の河口湖行きのバスに乗りますが、交通規制が掛かっているので、河口湖どころか山梨県にすら入らず、静岡県内で折返し運転となっていました。14:10発の玉穂支所前を通るバスは運休となっていたので、このバスが実質最後のようです。

 数分で山口というバス停で下車。本来ならもっと近い場所にバス停があるのですが、迂回ルートを取るため須山までノンストップとなり、途中で降りられないため、ここで下車します。
 天気予報では13時頃から雨マークでしたが、幸いにも降っていません。但し富士山は見えないどころか、西側には黒い雲がかかっています。

 現地までは20分弱歩くのですが、途中の高架道路建設現場まで来ると、東の空が晴れてきました。この辺りは標高が400mぐらいあるのか、気温は30℃なものの、歩かなければ涼しさすら感じるほどでした。

 .いよいよ観戦
 国道138号バイパスの工事場所をそのまま進んで、ロードコースとなっている国道469号(と言っても生活道路です)にあたる部分にやってきました。

 14:03 現地到着。 うわっこれは全然密じゃないわ!
 工事の為に仕切られたバリケードがちょうど良い具合にカーブしていて、いい感じで観ることができます。
 天気も良くなってきて、雨雲もどっか行ってしまったようです。やっぱり日頃の行いがいいのかな?
 警備の方の話では、14:30頃に通過するそうです。

 14:06 そうこうしているうちに、先行車両が通っていきました。
 近所の住民もわらわらと集まってきました。

 14:09 続いて各国のスタッフが乗ったバイクが続々と通ります。
 かなりの台数が通るので、自転車を見に来たのかバイクを見に来たのか分からなくなる程の感覚になります。

 14:15 やがてヘリの姿が見えてきました。
 あのヘリの下まで選手たちが来ているようです。

 14:17 そしてヘリの轟音の下、先頭集団の5人がやってきました。
 警備の人の話よりも10分以上早く通過です。

 こちらは沿道の人々に手を振る余裕のあるバイクさん。
 どこの国かは分かりませんが。

 14:30 しばらく差がついて、カメラバイクの後ろに大集団がやってきました。
 かなりの人数です。

 すごいすごい、大集団が通っていきます。これでも速い速い。
 沿道の住民も大興奮の迫力です。これぞ世界最高の競技が見られたという感じですね。

 14:31 落ちこぼれの選手もなく、救急車が3台通って、集団の最後を締めました。

 .一粒で二度おいしかった
 さて無事に自転車の通過が見られたので一息つきたいところですが、実はこの場所、先の地図を見て貰うと分かるように、この場所をもう一度選手たちが通るのです。まさに二度おいしい何とやらです。
 先の警備員さん曰く、次の通過は50分後とのことで、少し時間があるので、別の場所に移動してみることにします。
 なお国道469号は歩行禁止のため、大きく迂回して歩かなければなりません。

 14:46 一つ南の信号交差点に来てみました。
 ここは警察官に自衛隊と、狭い十字交差点にこれほど人数が要るの?っていうほど立っていました。Tシャツ姿のボランティアの警備員が3人だけいた先ほどの場所とは全然雰囲気が違います。
 さらに南側の玉穂小学校のあたりまでは周囲が手狭で見通しも悪いため、結局最初の場所に戻ってきました。


 15:02 元の高架下の場所に戻ってきて程なく、返しの先行車両が通過していきました。

 15:29 ? ここでバイクカメラにトラブルが発生。後続のメディアカーに助けを求めていましたが、既に選手たちが迫っていたため、バイクカメラは助けずにメディアカーは発車していきました。

 15:30 その直後にメインのカメラカーがやってきて、へりの轟音も近付いてきました。

 15:31 先頭集団がやってきます。返しでも5人は変わらず、このままラストスパートでしょうか。

 15:35 続いて後方集団がやってきました。さっき13分近くあった先頭集団との時間差は僅かに4分と、9分近くも差を詰めてきています、てっきり差が広がると思っていたので意外でした。

 選手の後を猛スピードで追っかける車列。
 日本の狭い生活道路を、2車線使ってこの速度で走れば、そりゃぁ一般人には危ないですわな。

 15:41 その後パラパラと遅れた選手たちが通っていき、最後の数選手が通って、競技選手の通過はこれで全て終わりました。

 15:50 最後にスタッフを拾って帰るバスが通って、これで全て終了です。お疲れ様でした。

 やって来た道をまた御殿場駅方面へ歩いて帰ります。

 16:05 行きに下車した山口バス停に戻ってきたのですが、次のバスまで30分もあるので、このまま駅まで歩いて帰ることにします。

 御殿場市のマンホール  御殿場線の象徴であったD52型蒸気機関車がモチーフになっています。

 駅の近くの街中まで戻ってきたら、路地端で猫ちゃんらがくつろいでました。

 16:38 バスに乗るより7分早く御殿場駅に戻ってきました。16:40の沼津行き電車があるのですが、今から階段を走って登るのはしんどいので、1本電車を遅らせます。

 駅前の右手側にはライブ会場がありましたが、静岡県民だけしか入れませんでした。まぁ今から入って見ても何も見るものないだろうし、小腹が空いたので、コンビニでお菓子を買ってホームに入りました。
 御殿場17:08の沼津行きに乗ったら、昨日と同じくホームライナー浜松3号に乗るパターンとなり、静岡地獄を回避して帰路に就きました。

 なお今回のロードレースの模様を報じた記事から沿道の人出の様子を比べてみました。

 ハハハっ、しぞーか大勝利www  右下以外は日刊スポーツ・カナロコ・山梨新聞より写真引用
 写真の望遠効果もありますが、それを差し引いても東京は凄い密ですね。こんな所に来ても見物人見に来てるようなもんでしょう。山中湖周辺も連休を利用して東京辺りから大量に人が押し寄せてそうですね。それに比べると静岡はほとんど地元民。密にならず完全勝利です。
 つまり密にならない、非密の場所での観戦に成功したというわけです。
 これで長野に続いて東京五輪も一応生で観れたし、今週は充実した休日でした。


 ↑ 8/11 ようやく動画が完成しました。先に高校野球富山大会の編集を優先したので観戦から2週間以上経ってしまいましたが。youtubeの公開は8/13

 なお次週に予定していた7/29・30の関東方面出撃は取り止めとし、別の所に行くかも。
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ブルーインパルス撮影 大失敗?

2021-07-25 |  出撃 at 関東地方
7/23 東京五輪の開幕日にブルーインパルスが国立競技場上空に五色の輪を描く、既に2日前の予行では白色ですがバッチリ輪を描いており、いよいよ本番で五色の輪が見られるのかが期待されました。ちょうど仕事も休みなので、行ってみようということに。

 上記は日刊スポーツの記事を参照して、飛行コースからどこで見る(撮る)のが重要です。
 飛行コースからすると、広く開けた東京スカイツリーを見渡す隅田川沿いなどもありますが、今回は「五輪」を描くのは代々木上空なので、この周辺でないと意味はないと判断し、幾つかの候補を上げてみました。
 そこで撮れそうな所を7ヶ所ほど目星をつけてみると

①新宿御苑:すでに人でごった返して入場制限となっていました。真上になって逆光になる場所です。
②神宮球場軟式野球場広場:噴水のある場所ですが、芝生の部分が立入禁止になっている心配があります。
③青山墓地:墓地だから広々してるかなと思ったのですが、予想以上に木々が茂っており撮影には不向き。
④原宿・代々木公園:国立競技場が近く、立入制限も厳しいことから、宮廷ホームの辺りからなら撮れるか?
⑤渋谷駅南側:駅付近は工事をしているが、その南側なら線路の4線区間の広さを生かして上空が見渡せるか?
⑥大丸跨線橋:西側に自動車学校があって開けているが、肝心の北側に高いタワマンなどがある。
⑦東中野跨線橋:明大中野近くにある小さな跨線橋は上空を遮る物がないが、光線的には半逆光になる。
 さてどの辺に行こうか?

 .この夏初めての青春18きっぷを使用
 
 東京へは東海道線を東上するので普通列車を利用して昼に着けば何とかなるだろうと踏んでいました。名古屋5:40の普通で行くと豊橋での乗り継ぎが厳しいので、1駅だけ新幹線を使って、豊橋から先は鈍行で移動とします。


 名古屋発6:20の一番のひかり号に乗ります。
 東海道新幹線に乗るのも3/1以来なので、約5ヶ月ぶり。前回も同じパターンで豊橋まで乗っています。

 朝5時頃まで名古屋あたりは雨が降っていたようなんですが、6時半を回ると晴れてきて、豊橋市内入ると快晴に。
 これは期待が持てますね。

 豊橋からはいよいよ鈍行乗り継ぎになります。
 豊橋発7:09の熱海行きに乗るのですが、これがまぁ6両全て211系で、トイレ無しの苦行です。この他にも、朝の時間帯に熱海まで直通する列車の多くが211系6両なので、かなりの地獄です。

 富士川鉄橋を渡ります。
 残念ながら富士山は全く見えませんでした。ひょっとすると、この先上空に雲が掛かるのかな?と嫌な予感がよぎりました。

 熱海で3月以来の東日本区間に入ります。
 2番線には東京からの特急踊り子号がちょうど入っていたのですが、連休を伊豆で過ごそうという東京からの脱出組で満席、密になってました。

 東海道線をさらに進んで相模湾が一気に広がります。
 よっしゃ、快晴や!  そう思ったのですがね・・・
 残念ながら横浜に近づくと車窓左手、つまり入間基地がある方向が雲覆われていて、先行き怪しくなってきました。
 横浜で湘南新宿ラインに乗換えます。車窓右手は快晴なので、お台場や浅草辺りならコンディションは良さそうですが、五輪を描かないので、晴れる事を期待して、そのまま新宿方面に進みます。
 やはり新宿御苑が入場制限になったとの情報が入り、①③はパス、また⑥もタワマンが邪魔だろうと思ってパス。②も混んでそうなのでパス。
 この時点で④⑤⑦となりましたが、中野方面は更に雲に近いので行くなら④か⑤しかありません。

 .いよいよブルーインパルス登場
 そして

 渋谷駅で降りました。これなら原宿方面に行っても同じと踏んで、まだ動きやすい渋谷で降りました。
 うーん、ちょっと雲が・・・
 渋谷駅の新南口から出て、どんどん南東方向へ歩きます。かつて東急東横線が地上を走っていた2010年に一度だけこの界隈に歩いて来たことがあったのですが、もうほとんど記憶に残っていません。

 そしてやってきたのが、駅から2つ目の跨線橋である、四反道跨線人道橋です。手前の猿楽橋の方が駅に近いのですが、駅に近い分だけ、ビル群にも近く、上空が開けてないと判断したからです。
 実際来てみると、北側は猿楽橋よりも開けていたのですが、右手に清掃局の高い煙突があったり、東側にはバス車庫の上に都営住宅?らしき高層住宅があって景色を塞いでいました。
 跨線橋上はざっとみて30人ほどの人が詰めかけていて、ちょい密になっていましたが、隣に立ってたおばさんとの間隔的には1m程度はあったので、まぁそこまで密でもないかも。そして待っていたら突然きました。

 12:45 北側から都庁上空を通過したブルーインパルスが見えました。
 それにしてもいきなり現れるので、予兆が全然掴めません。
 ほとんど飛行機のお腹の部分を撮った感じになりました。
 そして、その後機体が大きく旋回して東京駅上空へ向かうのですが、その時にレインボーのスモークを出して感激したのですが、生憎カメラを止めた直後で、しかもその後が先ほどの高層住宅に阻まれて撮れませんでした。
 まぁレインボーのスモークがこの目で見れてだけでも、この場にいてラッキーだったのかも知れませんね。
 ブルーインパルスはその後東京駅→浅草→日暮里→新宿と飛行して笹塚辺り?で180度Uターンして、いよいよ国立競技場上空で五輪を描きます。

 12:52 いよいよ円弧を描いているのですが、本当に雲が出て惜しい!
 しかも湿度か気温の影響か分からないですが、スモークがすぐに消えてしまって、完全な円弧になりませんでした。肉眼で見ても映像で見ても2色しか判別できませんでした。
 残念だ!というツイートが溢れました。誰か日頃の行いの悪い人がおるな、都庁のあたりに。一方浅草近辺で撮っていた人達は鮮やかなスモークが撮れたと、勝利宣言の如く写真が上がっていました。うーん複雑。
 ここで半数近くの人らが帰って行きましたが、もしかしたらもうワンチャンあるかもと待っていたら、

 12:58 任務を終えて入間基地へ帰る機体の姿を拝むことができました。
 3回も見られたのはお得でしたが、それにしても小さい。米粒以下の大きさです。
 高い建物が多い東京という環境のため、これ以上低く飛ぶことはできないんでしょうね。
 ただあんまり望遠側にズームで寄ると、万一外した時に一気にフレームアウトしてしまうリスクがあったので、画面上で追えるこの程度の大きさとなってしまいました。これにてミッション終了!

 .ちょっと足を延ばして
 さて映像的には残念でしたが、無事ブルーインパルスも見られたので、昼食としたいところ。しかし都内ターミナル周辺はかなりの人出で密になっていることから、この環境での食事は感染リスクがあるなと判断、秋葉原での買い物も中止、夕方の帰路に就くまでの時間潰しで、ちょっと埼玉県まで入ってみました。

 大宮駅も凄い人出で密だったので、1駅戻ってさいたま新都心駅で下車。
 ここはそんなに密ではありませんでした。
 
 駅のある空間はオリンピック参加国の絵柄が飾られ、その下には七夕?の短冊も吊るされていました。

 オリンピック開催までのカウントダウンの電光掲示板、当然「0日」です。
 近くにさいたまスーパーアリーナがあるので、多分何かの会場になってるでしょうから、寄ってみました。

 さいたまスーパーアリーナはバスケットの会場になっているようでしたが、当然無観客なので、一般客用の出入り口は設けられておらず、関係者だけが入れるゲートのみが稼働していました。
 ようやくここで遅い昼食、他の店はそこそこ入っていましたが、たまたまロッテリアだけはガラガラだったので、ここで昼食休憩としました。
 その後駅の東側にも行ってみましたが、こちらは割と人が出ていたので、ぐるりと一周するだけで駅に戻りました。
 帰りは15時過ぎの沼津行きに乗車、勿論ここはグリーン車で。これも久しぶりの乗車です。

 そして静岡県内の復路は沼津18:31発のホームライナー浜松3号に乗ります。
 この列車は浜松からそのまま豊橋行きの普通列車になるので、静岡県内はリクライニング席で一気に駆け抜けることになり、往路の211系地獄とは天と地ほどの差でした。

 これで東京オリンピックの開催を祝う、航空自衛隊の曲技飛行の見物出撃は終わりましたが、2020年1月以来の東京都内に足を踏み入れる事になり、しかも変異株の拡大中なので、この出撃が正解だったか否かの結果は来月6日ごろまでに出ると思われます。

なお翌 7/24 日も休みなので、いよいよ五輪観戦と・・・いくか。画像の用意中のため、後日記載いたします。 
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夏休みの予定が大幅に見直し

2021-07-23 | 日記
 7月21日夜、恐れていたニュースが飛び込んできました。
 「夏の全国高校野球大会は無観客に」・・・・・ふざけるな!
 あ~あ。これで夏休みのメインの予定がすっ飛んでしまいました。
 去年春夏中止になり、今年はやっとこさセンバツ開催にこぎつけたのに、また見れない。どうすんべ?

 その前に、私の所属する職場では、東京五輪(パラ含む)関係の業務もしており、事故や事件・停電や故障・災害が無ければ1日座って定時の電話会議するだけの楽な仕事なんですが、そのために、夏休み中に5日間ほど交代で担当日が割り当てられました。万一テロ事案が起きた場合は自衛隊とも連携するなど業務内容がありますが、そのようなことは無いだろうなと思いますが。


↑上記が私のグーグルカレンダーの夏休み期間中のものですが、が高校野球関連日程
 以前から予定していたお盆の期間に夏季休暇を入れて4連休✕2回として、甲子園に高校野球を観に行く計画だったのですが、うまい具合に8月12日と18日に五輪担当日が入ってしまい、4連休が取れない状況でした。
 そんな中に飛び込んできた高校野球無観客のニュース。

 これでお盆の期間中は全く予定がなくなってしまったので、どうしようかな?というところ。
 8月3~6日は九州に電気機関車を撮りに行こうかと、一応予定は入れていますが、他は全く予定が立ちません。
 感染者数も増えていることだし、家で寝っ転がってる夏休みになるのかなぁ・・・
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あいち牛? の駅弁

2021-07-15 | 食べもの
 昨日久々に名古屋駅の駅弁売り場に寄ってみたところ、何やら初見の駅弁パッケージが。

 あいち牛?
 初めて聞きました。中身はもちろん一般的な牛めし弁当です。
 JR東海パッセンジャーズが出しているお弁当なので、東京駅や新大阪駅でも買えるかも知れません。
 調べてみると、既に2年前にはあったようです。これで1,100円ですから、まぁ順当な値段ですね。
 名古屋駅の駅弁売り場に寄るのは、だいたい夜の時間帯(20時・21時)になるので、大概人気の弁当は売り切れていて、今まで見掛けなかったというオチです。

          
 牛めしついでに

 こちらは昨年の年末に買った「飛騨牛・松阪牛 和牛食べくらべ弁当」
 同じ名古屋駅は松浦商店のもので、お値段が1,500円と少々お高めですが、2つのブランド牛を一度に楽しめるとして人気です。
 やっぱり松阪牛・飛騨牛のネームバリューは最強ですね。

 名古屋駅に寄ったら、一度味わってみてはいかがでしょうか?
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さよならキハ66・67出撃(後編)

2021-07-05 |  出撃 at 九州地方
 .2ヶ所で撮影&至福の移動
 現地1日目(6/23)の13時過ぎに長崎駅に到着したのですが、僅か10分で折り返し佐世保行きYC1形に乗ります。

 やって来たのが旧線区間の東園駅、5年ぶりぐらいの再々々訪問です。多分5回目ぐらい。
 駅を降りたのは3人ぐらいの撮影者、2人は海沿いで撮るようですが、私は山の方へ歩き、国道207号を諫早方面に歩きます。

 15:43 湾を見下ろす場所からハウステンボス塗装のキハ66・67を俯瞰撮影。
 前回来た時は国鉄色でしたが、天気が白っぽい薄曇りだったので、今回は後追いながらも順光でゲット。

 16:30 駅の近くまで戻ってきて、海をバックに真横からYC1型をスナップ。
 7月からは全部コレになるんですね。東園16:39発の佐世保行きに乗って移動します。

 途中の西諌早で大勢の高校生が乗ってきて、私が1人で座っていた端のボックス席に3人の女子高生が座って囲まれる形に。国鉄型じゃないけど幸せです。
 17:46 川棚で下車、女学生の後を付ける不審者のオッサンと化します。と言っても駅舎を出るまでの僅か30秒ほどの間でしたが。
 駅からはまた1人寂しく道路を歩いて撮影地に向かいます。

 18:28 道路陸橋から海を入れて、4連快速を撮影。
 まだここには来たことが無かったので、一度撮っておきたいシーンが撮れました。
 30分後の普通列車も録りましたが、意外と暗くなるのが早かったです。

 川棚から一旦早岐へ戻ります。次の列車の時間との関係で、店で食事をしてる時間もないことから、駅前のスーパーで弁当と総菜を買って、また下りの諫早行き普通に乗り込みました。

 早岐21:11発の普通 諫早行きの車内
 この時間帯で4両編成なので、結構ガラガラです。翌朝の諫早発長崎行きの朝ラッシュ運用のための送り込み回送を兼ねた運用なので4連になっていると思われます。
 これで実質夜行運用のこの車両の風景は見納めとなりました。

 .十分撮った?
 夜は大村空港道路近くで滞泊、翌朝は近くの国道を走るバスで移動、岩松手前の踏切に行きます。

 7時台に3本国鉄型が通るので、朝日を浴びて長崎に向かう4連快速を狙います。
 最初は3人ほどでしたが、この国鉄色の3本目が来る頃には10人近い人出で賑わっていました、というかキャパ限界でした。

 続いて10時台に通過する快速を千綿で撮るのですが、それ以外のロケハンと食料調達を兼ねて彼杵まで乗車。千綿駅近辺はお店全然ないですからね。

 9:13 千綿駅に到着 めちゃめちゃ天気いいです。
 大きなキャリーバッグを持った鉄子さん?も下車、この人昼過ぎの帰りの時にもまだこの駅に居ました。

 美しい風景とレトロな建物が大人気の千綿駅ですが、もうここに来るのはこれで最後になるのかなぁ・・・

 駅から40分ほど歩いて、大村湾を一望できる棚田の撮影地に到着し、快速列車を待ちます。
 ちょっとお姉ちゃん、柵の中に入っての撮影はまずいんじゃないの?
 車のナンバーからして福岡空港からレンタカーで飛ばしてきたのかな、マナー知らずの関東人だろな、知らんけど。

 10:08 1本目のキハ66は昨日も撮ったハウステンボス色でした。
 次の快速まで1時間あるので移動します。

 11:07 棚田の所から30分ほど歩いて、国道脇から俯瞰できる場所にきました。
 手軽に海を入れて撮れる場所ですが、車の音がうるさいので動画撮影には不向きかも。
 ここで11時台の1本だけ撮って、また丘を上がって棚田に戻って13時過ぎまで撮影しました。

 13:57 千綿駅に戻ってきて、北側から下り列車を海越しに撮影。
 これで全て撮影を終えました。

 14:09 佐世保行きの列車に乗ります。
 明日1日予備として取っておいたのですが、もうこれで十分撮ったので、これで帰ることにします。

 14:40 早岐に到着。これで完全にキハ66・67は見納めになりました。
 さようなら キハ66・67

 .再び航路で帰る
 現地2日目で撮影を終えたので、帰りはどうするか?
 明日の分のバリ得こだまを使う方法もありますが、今ならまだ大阪行きのフェリー2便に間に合うので、復路もフェリーで帰ることにしました。
 早岐から小倉までは在来線の特急2本を使って帰ります。往路と同じく博多までは特急〔みどり〕で2,350円で博多まで戻り、博多で一旦改札を出て改めて乗り直す形になります。早岐→小倉を通しで買うと、乗車券だけで3,300もするので、逆に高くつくからです。
 
 先に到着していた〔みどり』に続いてホームに入ってきた〔ハウステンボス〕と連結を行います。
 やはり〔みどり〕の方が空いていました。

 最初手こずった「九州ネットきっぷ」も一度使ったらあとは手慣れたもん。でもまたクレカの期限切れを迎えた頃にエラーで焦るんだろなと。
 
 博多から小倉まで普通(快速)列車で1,310円ですが、ネット割を使えば+160円で特急指定席に乗れるから、これを使わない手はありませんね。
 しかもたくさん本数がある〔ソニック〕ではなく、夕方から走り出す〔きらめき〕に乗ります。

 17:31 博多駅2番線に特急〔きらめき2号〕が入ってきました。

 なんか指定席の予約率が高いなぁと思ったら、6両編成中、この2号車だけが指定席(1号車はグリーン車)で、あとの4両は自由席だから、安くネットきっぷを利用する人はこの車両に集中します。

 久々に乗る787系 ソニックなら小倉まで42分で着いてしまうのですが、こちらは50分と僅か8分ですが、長く乗っておれます。

 18:29 小倉駅に到着 8分長いと言っても所詮あっという間です。

 小倉駅では何もせずに、18:40発の新門司港行きの送迎バスに乗り込みます。
 あれ、結構乗っているぞ・・・・そうか今日は24日だから天理教の人たちか。

 19:20 1日半ぶりに新門司港に戻ってきました。
 帰りの船の予約は、早岐を出た時に〔みどり号〕の中で予約・決済していたので、今回も検温だけで船に乗り込みます。
 ターミナル1階には天理教専用の受付カウンターが出ていました。さすが。
 
 帰りは2等寝台ツーリスト利用です。
 1便よりもたくさん1等個室がある船なのですが、すでに全部埋まっていました。閑散期の平日ですよ!
 
 ここが今夜のお宿。往きと比べると、その狭さ感は否めないですね。昔は雑魚寝の大部屋がデフォだったので、ツーリストですら上等感があったものです。

 今回は荷物が少な目なので上段にしましたが、キャリーがある時は下段の方が頭上スペースが広いので〇です。

 19:50 定刻に新門司港を出港  大阪まで12時間半の旅です

 20:00 早速レストランへ。
 2便は出港50分前の19時から開いているので、早い人達は一杯やって、もう食べ終わってるだろうから、出港直後に行っても多分そんなに混んでないとふみました。しかし、テーブルはそこそこ利用客で埋まっていました。蔓延防止期間が終わって、旅行客が戻ってきたら結構混むでしょうね。
 夕食バイキングは1便と同じ1,600円ですが、朝食セットは無料ではなく+550円となり、計2,150円となります。

 初めて乗る2便の食事ですが、基本的に夕食バイキングの内容は変わらないようです。

           

 往路同様に夕食後横になってるうちにそのまま寝てしまい、起きたら朝4時台、この船の2等ツーリスト室の一部は窓があって、誰かがカーテンを開けていました。多分端っこの下段にいた4人家族の子供かな?
まだまだ朝食までは時間があるので、寝台に戻ってPC作業で時間を潰します。

 明石海峡大橋も過ぎて、神戸の沖合を走ります。
 
 朝のお楽しみ、朝食バイキングを食べにレストランへ。
 2便の朝食券は青い1便と違ってオレンジ色の券が渡されます。

 2便の朝食バイキングが別途+550円(単独だと750円)なのは、和洋選べて朝からがっつり食べられるからですね。
 パン食中心にいろいろ選びます。昨夜食べ忘れたカレーライスも朝から食べましたが、1便とは少し味が違い甘めの味付けでした。
 それぞれの船のコックによって味が違うのも醍醐味。

 朝食を食べ終えたら既に大阪湾にに入っていました。
 1万5千トンの船体なので、湾内に入ってからが超鈍足で進みます。寝台に戻って下船の身支度をします。

 8:20 小型の船なら2~3分で接岸・下船できそうな距離ですが、ここからが慎重に岸壁に寄せます。
 1便の船よりも1.5倍の重さの船体なので、出力を絞らないと当たった時の衝撃が大きいですからね。

 8:30 定刻に接岸。下船開始
 初めての2便での一夜が終わりました。大阪も快晴です。

 いつもは下船したらさっさとターミナルを抜けて次の交通機関に乗り継ぐのですが、今日は1日余裕があるので、ゆっくり見物します。船首の部分を開けたら2階建て構造になっていて、上の階は斜めに掛けられた橋を通って降りるんですね。

 ターミナルまで戻ってきました。我々下船客と入れ替えに船内の掃除のスタッフさん達が大勢乗り込んでいきました。

 こうして3泊4日の長崎県への大村線キハ66・67乗り撮り収めの旅が終わりました。
 長椅子でせっかくの景色が楽しめない、味気ない銀色の車両ばかりで、もう大村線に乗ることも無いかも知れないし、長崎県に行くこと自体も無くなるかも知れませんね。

 ・・・・でも可愛い女子高生たちに囲まれるなら、また長崎県に行くのもありかなw もうそれ位しか楽しむものがないもんね。
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さよならキハ66・67出撃(前編)

2021-07-03 |  出撃 at 九州地方
 緊急事態宣言が6月20日で解除されてすぐの、6月22日~25日にかけて3泊4日で長崎県まで遠征しました。
 これは6月末で運用から離脱する長崎車両区所属のキハ66と67の最後の撮影のためです。
 本来ならもう少し早く5月中に行こうと思っていたのですが、中々緊急事態宣言が解除されなかったので見送っていたのですが、ようやく解除にこぎつけて遠征の運びとなりました。

 心配された天気ですが、東海~関東は連日雨模様だったの対して、梅雨全線が南へ下がったため、九州本土方面は週明けから晴れ予報となったので、直前ですがよっしゃー!と行きを決定、もし晴れなかったら見送っていたと思います。

←予定は宿直明けの6/22に出発して、公休の6/23・24の2日間で大村線の撮影、もし満足に撮れなかったら、年休として取っている次の25日も撮影に充てて、25日中には帰ってくるパターンです。



 .どうする交通機関
 関西と長崎の往復で、行きは大阪を14時以降の出発という条件で交通機関をどうするかの選択になるのですが、
  ① JR在来線利用・・・・・・青春18きっぷがないので  この選択は無し。
  ② 新幹線利用・・・・・・・バリ得こだま利用はいいが、博多宿泊になるのも如何なものかな  7,500円+2,350円+宿代
  ③ 航空機利用・・・・・・・スカイマーク神戸ー長崎便が安いが、1日1便しかなく往路が朝出発で時間が無駄に  8,800~9,800円
  ④ 船+JR九州利用・・・・・九州に朝着けて、寝てるうちに移動できる  6,410円+1,310円+2,350円
  ⑤ 夜行バス利用・・・・・・大阪から最安だが、長時間の缶詰は避けたい。USB充電しかないのも今一つ  6,000円
ということで、やっぱり行きはフェリーを使うことにしました。
 予約ですが、武漢肺炎下になってから、フェリーは2等雑魚寝が避けられるようになり、1等個室から埋まっていきます。6月の平日という閑散期なのですが、現地の天気予報をにらみながら結局Goを決めたのが出発当日だったので、1等個室は最後の1室しか空いてませんでしたが、かろうじてゲット。前回1等船室を使ったのはGoToキャンペーンが適用できて、実質半額になった9月の利用でしたが、今回は使えないので、船会社のWEB割を使っての3割引きの予約です。

 1等船室利用だと新幹線や飛行機よりも高くついてしまいますが、個室で寝られるのはやっぱりイイので奮発しました。
 なお九州内を3日間とも鉄道移動する場合は、青春18きっぷの九州版である「旅名人の九州満喫きっぷ 11,000円」もありますが、今回は2日間のみで撮影を終えて引き上げる場合もあるので、使いませんでした。3日目まで撮影となった場合は、帰りは飛行機になったでしょうが、なるべく避けるつもりでした。

 .2か月ぶりに船の人に
 無事WEB決済も済ませて、大阪南港へ向かいます。

 2か月ぶりなのに、なんか久々に来た感がありました。

 毎度の駅からターミナルへの歩道橋ですが、心がウキウキしますね。

 既にWEB決済済みなので、窓口には並ばす、体温チェックだけを受けに1階ロビーに下りて、また2階に上がります。

 フェリーターミナルから桟橋に行くとここで3方向に分かれます。愛媛行きが真っ直ぐ、門司行きは右か左へ、私が乗る1便は右側です。

 分岐路から通路を延々と歩いて、一旦地上に下りて、そこから長いスロープを上がっていきます。この措置は来年1月まで続きます。

 フロントで鍵を受け取って、今夜のお部屋である103号室へ。

 昨秋ぶりの1等個室。1人船室なので窓のない部屋です。荷物が多かったり、充電する機器が多い時はやはり1等室に限りますね。

 17:00 乗客桟橋は5分前には跳ね上げられ、17時定刻に出港。

 17:10 港の中で10分近くかけて180度旋回を行います。いつかオレンジフェリーに乗ってやるぞといいつつ未だに乗ってません。

 18:15 大阪からおよそ1時間で明石海峡大橋を通過します。

 明石海峡大橋を通過したら、お楽しみのレストランへ。通常17時の出港時刻から既にレストランは賑わっているので、普段ならもう少し時間をずらして行くのですが、旅行客もドライバーも少ないのか、既に空いていました。

 例によってバイキングの恩恵を受けて3回に取り分けての食事。上から1回目は和食風?で、2回目はカレーライスとサラダになぜか冷奴、そして最後はコーヒーとデザート(杏仁豆腐) 今回も満足満足の1,600円でした。
 あんまり遅く行くと、好みのおかずが無くなってしまうので、混雑を避けつつ最適な時間を見計らっての利用がコツです。

 部屋に戻ったら、機材の充電をしながら、少しパソコンで作業でもしようかと、その前にちょと横になって・・・・・・そのまま爆睡していましました。
 気付いたら瀬戸大橋もとっくに通過しており、愛媛県沖に入っていました。来島海峡も見ることなく二度寝。

 .九州上陸

 4:30 起きたら朝4時を回っていました。浴衣から着替えてデッキへ。夏至の時期なので、西日本とは言え結構明るくなってきました。東日本なら完全に夜が明けてる時刻。

 4:38 4時半からレストランが開いているので、昨夜夕食を食べる時に渡された朝食券を持ってレストランへ。夕食1600円を食べた人には朝食が無料になる券が渡されます。単独で朝食のみを食べる場合は300円。

 これが無料(300円)のモーニング。一応お代わりは自由ですが、朝からパンとサラダをかき込んでもねぇ。
 食パンは薄めでバターロールも今一つですが、コーヒーは旨いのでお代わり。

 5:18 新門司港の湾内に入ります。ようやく太陽が出てきました。

 5:26 船体を慎重に近づけて接岸します。船体が大きいほどこの接岸に時間が掛かります。

 5:29 所定より1分早く下船開始。9か月ぶりの九州上陸です。

 ターミナルに待機している送迎バスに乗り込みます。乗客は私を含め6名でした。

 6:06 門司駅での降車客が無かったので、小倉駅までバスは直行。14分早く到着しました。


 小倉から長崎までは鉄道利用なのですが、バスから小走りで上がれば在来線の特急に間に合ったのですが、ゆっくり歩いて上がったので間に合わず、小倉⇒博多間は新幹線を利用することに。

 駅近辺のチケット屋などを見てみたのですが、自動券売機などは無く、当然お店も開いていなかったので正規で新幹線の切符を買うことに。

 小倉から乗ったこだま号は昨夜の折返し運用のため、座席が全て東京方を向いたままでした。

 .安いきっぷで長崎周遊
 博多で約1時間半、朝ラッシュ風景を撮影し、9時半の特急〔みどり5号〕に乗って早岐まで行きます。

 ここで初めて「九州ネットきっぷ」を使います。
 既にJR九州のスマホアプリは2年ほど前から入れていたのですが、列車予約はした事なかったので、今回初めて。しかも登録時のクレカが有効期限が切れており、エラー続出で手こずったため、発車数分前でようやく手続きと発券完了というゴタゴタ。列車に乗ったのは出発2分前でした。
 博多⇒早岐は、通常は自由席でも3,420円するので、指定席で2,350円はかなり安いです。

 11:10 早岐に到着。ここで一旦改札を出ます。

 早岐から先は「ぶらり大村線きっぷ」を使います。
 博多から特急〔かもめ〕ではなく、〔みどり〕を使ったのは、諫早へ行くよりも早岐まで来た方が安く来れて、その先はフリーきっぷが使えるからです。

 早岐駅の壁にはキハ66・67引退の記念乗車券発売や思い出写真などのポスターが掲げられ、いよいよ近づく引退の雰囲気が漂ってきます。

 早岐駅でホームに降りるとちょうど上下の快速シーサイドライナーが入ってきたところでした。
 乗客はまあまあ乗っていて、意図する席に座れなかったのですが、すぐ次のハウステンボスでお婆さんたち3人組が降りたので、向かい合わせ席ですが進行方向右側の席が空いたのですかさず移動。
 当初の予定では途中駅で下車する予定だったので、車窓は撮らずに眺めているうちに、あっという間の大村線内の走行を終えて長崎線内に入り、電化区間を飛ばします。
  えっ、もう降りちゃうの? (´・ω・`)ショボーン 
 諫早からは(お約束の)可愛い女子高生たちが乗ってきて、空いていた私の向かいに2人座って、次の喜々津まで幸せなお見合いタイムとなりました。そのまま乗ってて良かったw
 喜々津で大半の乗客が降りてからは車内もガラガラ。

 13:02 終点長崎に到着 (区間)快速 シーサイドライナーの短い旅が終わりました。
 
 このあとすぐ折り返して、午後からは撮影に入りますが、その様子は後編で書きます。
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