六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

空中浮揚するチア

2024-06-27 | スポーツ
 6月の都市対抗野球二次予選観戦シリーズ最後の記事になります。
 従前から応援しているHONDAの他に、今月はJR東海やNTT西日本の試合を見に行った件を前回までの記事で書きましたが、休みの都合でもう1試合見る機会があったので、日程順で前後しますが、東海理化vs西濃運輸の試合も見に行きました。
 試合は西濃運輸の完勝で、私が見に行った側のチームが負けるという疫病神ぶりです。

 東海理化の応援はなかなか気合が入っていて、新曲「トリカの魂」演奏時には激しい動きをしていて、二十歳超えた大人でよくあれだけ踊り続けられるなぁと感心もしたところでした。
 こちらは試合中盤のグランド整備時にダンスタイムで踊っている時の一コマですが、

 左から2番目のチアの子が空中浮揚していますw
 別にその瞬間を狙って撮ったのではなく、スマホで何気なく撮った1枚でしたが、家に帰って大きな画面で見てみると、「あれっ浮いてる? これはもしかして尊師?」 相当修行を積んだに違いありません。
 一眼レフで構えていても、なかなかこういう瞬間は狙っていても撮れるようなものではないので、ここで運を使い果たしたのかもしれません。
 東海理化の応援は三河弁の掛け声も面白いので、この激しい新曲と合わせて東京ドームで見る価値はあるかも。

 こうした気合が勝さったのか、次の最終戦(前記事参照)ではJR東海に勝利して、東海理化が東京ドーム行きの切符を手にしました。

 勝った瞬間、スタンドから紙テープが舞いました。
 まるで昭和の風景のようです。最近はなかなか見られなくなりましたもんね。
 こうしたスタンドから紙テープが舞った光景を見たのは2021年7月の富山で高岡商業が甲子園への出場を決めた試合以来の3年ぶりに見た光景でした。地方の予選へ行けばまだまだ見るチャンスはあるかも知れません。


 7月後半の予定ですが、今年も高校野球地方大会の決勝などを見に行こうかなと思ったのですが、私の勤務日と重なってしまうので、あまり見ることができません。神奈川県などは7/24に決勝ですから、去年より2日早くなっていますが、雨天順延を見越した日程発表でしょうか。ちなみに表中の黄色印が高校野球の決勝日(括弧書きは準決勝等)、青色印が都市対抗野球の日程です。
 今回の都市対抗野球で注目なのはJR西日本vsJR東日本東北「JR対決」ですが、ちょうど休みの日なので、見に行きたいと思います。

ということで、一連の都市対抗野球関連の記事ですがこれで終わりにして、7月の本大会が始まったころにまた書く予定です。 
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JR東海 応援するも敗退

2024-06-22 | スポーツ
 先日からの一連の記事の続きです。
 前回の記事では、京都まで都市対抗野球の近畿二次予選を見に行ったところまで書きましたが、その翌日はまた岡崎市民球場へ東海地区の予選の試合を見に行きました。これで6/6~8の3日間連続で野球を見に行ったことになります。また、6/9の試合が雨天順延したことで、その後の試合日程がずれ込んだため、6/12・13も岡崎まで試合を見に行くことができ、6月の前半で都合6日間も野球観戦に出掛けるという、トンデモない観戦ラッシュ状態となりました。

 .3たびJR東海の試合を観戦
 2日前に続いて6/8と6/13にもJR東海の試合を見に行きました。

 試合前にはまず社歌の斉唱があります。
 だいたいどこの企業でも社歌の斉唱があり、この間はJR東海とは何の関係のない私のような人間は疎外感を味わってしまうのですが、社外からのファンの応援を多く迎えているHondaでは社歌斉唱に替えてHonda第一応援歌の斉唱を行うなどの例外もありますが、まぁ普通は社歌になりますね。

 両チームのエール交換が終わると、ベンチから選手が出てきて整列し、スタンドに挨拶を行います。これは試合終了時にも同様に行われるので、「高校野球よりも高校野球らしい社会人野球」とか言われるほどでもあります。

 応援リーダー・チアの方の出身校は勿論知らないのですが、早稲田・慶応の応援曲を演奏した時に、振り付けの出来があまりにも自然に踊っているので、超有名企業でもありますし、もしかしたら早慶出身者?とも思ってしまいます。NTTなんかは更に口上までそっくりでしたから、やっぱり超有名大卒ですよね。
 この「突撃のテーマ(慶応)」演奏時には「KEIO」の4文字プレート代わりに「JR東海」とプレートを掲げるところなど、丸パクリに近いですが、この辺は他の企業もけっこうやってます。

 曲の変わり目には、次に演奏する曲をボードにして掲げ、バンドやチアに曲目を伝えます。
 また写真右側にありますが、バッターの名前を書かれたプレートも上げるのですが、注目すべきはボードの色で、なんと白抜き文字という、流石にこの辺りは鉄道会社ならではの得意技ですね。名古屋工場でシュっとひと吹きしたのかも知れません。駅や車両の表示でも白抜き文字はお得意ですから、こういう所に鉄道ファンを唸らせます。

 さて肝心の試合ですが、見に行った両日ともに東海理化に負けてしまい、二次予選で敗退。東京ドーム行きの切符は逃してしまいました。秋の選手権でまた出直しとなります。6/10・12の両日の試合では勝利しているので、そこまで勝率は悪くないのですが、そこは強豪ひしめく激戦の東海地区での勝ち抜きの難しさが現れています。
 なおJR各社では九州が早々と敗退し、北海道も独自のリーグ戦で敗退、四国も最後の決定戦まで残ったのですが敗退となり、今回のJR東海の敗退をもってJR東日本西日本以外は全て出場を逃すことになりました。秋にまた大阪で出てきてほしいですね。

 駐車場で待機する東海理化(手前)とJR東海(奥)のバス
 車体のロゴを見れば分かりますが東海理化は自前の専用バスでナンバーも白ですが、JR東海バスの方は緑ナンバーなので営業用のバス、しかも車両番号が644-14964で下に貸切の文字があるので、貸切仕様車ということになります。普段の旅行では高速路線用の744-の車両しか見ないので、バスオタにも嬉しいシーンかも知れません。前回見た車両と車番が異なるので、毎回来てバスをチャックするのもいいかも。

 .岡崎市民球場と相性悪過ぎ
 今回全部で6試合を見たのですが、その結果が以下の通りで
  6/1 岡崎 Honda鈴鹿★2-3ヤマハ🌸  
  6/6 岡崎 JR東海★0-2王子🌸
  6/7 京都 NTT西日本🌸7-2日本新薬★
  6/8 岡崎 JR東海★0-1東海理化🌸
 6/12 岡崎 東海理化★2-7西濃運輸🌸
 6/13 岡崎 JR東海★1-4東海理化🌸
京都での勝ち試合を除くと岡崎で見た試合は全て負け試合となり、勝率というか敗率10割という凄い結果に。私が行くと負けるという疫病神ぶりを発揮してしまいました。このジンクスを跳ね返すためにも、また岡崎へ行って、ぜひ勝ち試合を見てみたいですね。JR東海さんからしたら「もう来るのやめて!」と言われるかも知れませんw 昨秋の選手権を含めてJR東海の試合は全部負けていますので、お祓いをしに行った方がいいかも。

 なお鉄道動画館のほうに今回の応援の模様の動画をアップしましたので、よろしければご覧ください。

 ということで、東海・近畿の二次予選の試合を見に行った記事を書きました。社会人(都市対抗)野球に関しての記事は次で一旦終了にする予定です。
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初めて生で満塁ホームランを見る

2024-06-17 |  出撃 at 近畿地方
 連日の社会人野球観戦の記事になりますが、今回は近畿地区の予選の観戦のため、京都へ遠征することにしました。
 昨日6/6は岡崎でJR東海の試合を見たのですが、次の試合は2日後なので、今日6/7は京都で行われる試合を見に行くことにしました。対戦カードはNTT西日本vs日本新薬で、どちらも初めて見るチームです。
 近畿地区の予選は、前半が大阪市の人工島にあるバスでしか行けない夢洲大阪信金スタジアムで行われるのですが、後半からは舞台を京都に移して西京極球場(わかさスタジアム)で行われます。ここなら阪急の駅からも歩いて行けますし、京都駅からも市バスで行けて交通便利な場所です。しかもこの西京極球場は、かつてプロ野球阪急ブレーブスも公式戦を行っていた球場なので、それなりの規模だろうと期待が持てます。

 トーナメント表ですが、近畿地区は順当に試合日程が進んでいて、既に第5代表を決める2試合を残すのみとなっていました。
 今回見るNTT西日本も日本新薬も実力のあるチーム同士ですが、2つ負けて後がない状態で最後の切符を掛けた戦いでぶつかるわけです。
 3年前の2021年にNTT東日本は見ていますので、これで東西NTTとも見ることになります。



 .久しぶりに乗る草津線ルート
 さて関西で色々と撮影などをする時は、近鉄で大阪まで行ったりして前泊する事が通常なのですが、今回は試合開始が午前10時のため、9時半ごろに球場に着けばよいので、わざわざ前泊する必要もありません。
 京都までの交通機関は当日の早朝に出るプランだと、
 ①東海道新幹線・・・・・・・5,170円 名古屋7:30頃→京都8:30頃着    
 ②東海道本線乗継ぎ・・・2,640円 名古屋6:10→京都8:29 
 ③JR名神高速バス・・・・2,600円 名古屋7:15→京都9:47
 ④近鉄特急利用・・・・・・3,540円(株主券利用)桑名5:45→京都8:44
 ⑤関西・草津線経由・・・1,980円+α 桑名5:42→京都8:28
といった5通りのルートが考えられますが、 ③の高速バス利用だと京都駅の到着が遅くなるので除外とし、④の近鉄特急利用もコスパが悪いので、JR鉄道線の利用として、もし早起き出来たら一番安い⑤の草津線経由で行こうということにしました。

 5:40 ということで、早起きに成功して初電で桑名駅までやって、桑名始発の関西本線の下り1番列車に乗ります。
 313系なので快適に過ごせそうです。

 東海道本線経由であっても、関西・草津線経由であってもICカードが使えないため、切符を買う必要がありました。みどりの券売機でC制ですぐに買えたので現金を使う事もありません。

 6:35 亀山でJR東海からJR西日本の区間に入ります。
 朝の通勤通学時間帯ですが、やってきたのはキハ120の単行でした。

 7:10 単行気動車に25分ほど揺られて柘植で草津線に乗り換えます。
 ここからは221系の8両編成なので、京都まで1時間20分、ぐっすり寝ていけそうです。
 草津線に前回乗ったのはコロナ前に関西1デイパス(現在は廃止)で乗って以来の数年ぶりの乗車でした。というか関西1デイパスが廃止になっている事に気付きませんでした。残念ですね。

 8:40 京都駅前から市バスで西京極運動公園に向かいます。
 市バスのダイヤ改正が6月1日に行われていて、系統番号や時刻も大幅に変わっていたのですが、Yahoo乗り換え検索ではまだ旧系統・時刻の表示だったので、バス停の時刻表と大きく変わっていてちょっと混乱しました。
 清水寺や金閣寺などに向かうバス乗り場は朝から外国人の長い行列が出来ていましたが、こちらは洛西バスターミナルとあって、外国人の姿は見られず、快適に乗れました。

 .初めてのわかさスタジアム
 朝の渋滞などで市バスは5分ほど遅れましたが、まぁ許容範囲です。

 9:30 バス道から公園内に入って南に歩くこと数分、ようやく球場の外観が見えてきました。
 西側にはJリーグの試合なども行われる陸上競技場や、写真を撮っている背中側になりますが、総合体育館などもあり、京都のスポーツのメッカになっています。

 球場正面にやってきました。
 今日対戦するNTT西日本のブースと、日本新薬のブースがそれぞれ出ていますが、どちらも何らかの応援グッズらしき物はなさそうです。

 とりあえずNTT西日本の受付に行くと、うちわと選手紹介のチラシを貰ったので、そのまま中に入りました。
 東海地区のように、チケットをくれるわけでもなければ、ゲートに係員がいるわけでもなく、このままフリーで球場に入れるようです。

 日本野球連盟近畿地区の掲示板に試合日程についての記載があるのですが、トーナメントの最終決定戦のみ「有料試合」となっていて、それ以外は全て無料で入れるようです。この辺りが東海地区と扱いが違いますね。

 ということでフリーで入れるスタンドに入りました。
 全面紫色の座席が視界に飛び込んできます。京都パープルサンガの地元らしく、紫色になっているのかな? でもサッカーと野球と別々のスタジアムなのに。
 最初に3塁(日本新薬)側のスタンドに来たのですが、数人の応援団の方がいただけで、こんな所でカメラ持ってたら目立つ目立つ、ということで1塁(NTT西日本)側に移動します。

 こちらもチア3人と数人の応援団がいるだけで、さすがに平日の午前中とあって、閑古鳥の感じですが、実は写真を撮っている左背後側が屋根のあるバックスタンドになっていて、そこが日陰になるということで、ほとんどの観客がそこに集まっていました。Yシャツを着て先ほどのNTTのうちわを持った、いかにも社員と思われる方たちも、さすがに今日の真上から照り付ける日差しに耐え切れず、企業応援席からバックネット裏へ大勢が逃げてきています。
 そんな中、踊り続けるチアのオバ・・いやお姉さん達も大変です。さすがにしんどいのか、1人は太鼓打ちに、もう1人はマイク持ちとなり、最終的に1人だけが続けて踊っていました。高校生でもぶっ倒れる京の(今日の)暑さ。

 .人生初の生で見た満塁ホームラン
 試合は序盤は0点の膠着状態でしたが、その後NTTが2点先制。
 そして5回裏に1点追加した後、ランナー満塁で、主将中村選手の一振りがライトへ。犠牲フライになるかなと思った打球はそのまま伸びて外野席に飛び込みました。そう満塁ホームランです。
 高校野球は勿論、社会人野球でもなかなか満塁ホームランが出る事自体は少ないのですが、今回目の前で見る事ができました。
 実は記録を紐解くと昭和59(1984)年の日本シリーズ、阪急×広島の第3戦、西宮球場で広島の選手が満塁ホームランを打っている試合に行っているのですが、この日本シリーズでは観客ではなく、ビールの売り子としてアルバイトで入っていて、ホームランが出た瞬間は、ちょうど商品の交換のためバックヤードに下りていた時でした。商品を交換してスタンドに上がってきたら大量得点が入っていて、どうやら満塁ホームランが出たらしいというのが、その時のお話です。

 満塁ホームランも出て一挙5点を追加したNTT西日本がほぼ一方的な試合展開になるのでしょうか。
 ここで5回ウラ終了でグランド整備のインターバルになります。

 東海地区の場合は、このグランド整備タイムになると、両方のチームの選手が出てきて、トンボでグランドの土を慣らすのですが、こちらは球場の職員が出てきてグランドマスターと呼ばれるトラクターみたいな作業車で慣らして散水と、全て球場任せでした、この辺が地区によっていろいろ違いがあるのも球場巡りの面白さでもあります。

 こちらは日本新薬の応援団席。
 7人の応援団はNTTと人数的にはそんなに変わりませんが、正面から直射日光がジリジリ照り付ける3塁側は1塁側よりも更に地獄の暑さでしょうか。新薬の一般の応援の方はみんな屋根の下に避難して応援していました。

 試合は終盤に日本新薬が2点を返し、9回もランナーを出しましたが点にはならずにゲームセット。
 日本新薬はここで予選敗退が決定、NTT西日本は6/9に前年の日本選手権優勝の大阪ガスと対戦し、東京ドーム行きの最後の枠を巡る戦いとなります。
 試合後の応援団長の挨拶で「次の試合は日曜日なので、吹奏楽団も来ますから、皆さん是非とも球場に足をお運びいたたき・・・」
 日曜日だと重厚なNTT吹奏楽団の生演奏が聞けたのですが、残念ながらその日は仕事なので見る事ができません。

 ということで初めて京都の西京極(わかさスタジアム)球場での観戦を終えました。
 平日の午前中とはいえ、昼前の時間帯とかはこの時期は日差しが真上から照り付けますから、関東の一部地域のようにナイターでやれば、涼しくて会社帰りの社員も応援に駆けつけて盛り上がるのではと思いました。まぁナイターとなると照明使用料金の関係があるのでしょうね。(後で調べてみたら、第1~第3代表決定戦のみナイターでやったようです)

 試合後は西京極から桂まで1駅歩いて、桂川の川風に吹かれて・・・全然涼しくなかった、暑い暑い。
 運動公園前からバスに乗ると京都駅までの25分は絶対に座れないので、確実に座れるバスの始発駅まで歩いてやろうとしたら桂駅まで35分も掛かりました(笑) 桂駅からバスに乗ったらもうグッタリ。

 さて野球も見終えて明日の予定もあるので、再び草津線・関西線経由で今日来たルートを戻って帰宅しました。明日6/8は再び岡崎でJR東海の試合を見に行く予定です。
 ※結局NTT西日本は最終戦で大阪ガスにまさかの逆転勝利で、滑り込みで東京ドームへの切符を手にしました。
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鉄道ファン歓喜?のJR東海野球応援

2024-06-12 | スポーツ
 先日から書いています都市対抗野球地方予選の観戦についての記事になります。

 6月1日に岡崎市のレッドダイアモンドスタジアムでHonda鈴鹿vsヤマハの試合を見ましたが、次週も休みを利用して見に行くことにしました。今週の休みは6/7・8で前日の6/6が明けなので、試合のスケジュールを見ると、明けの6/6午後にJR東海の試合があるので、宿直勤務明けですが見に行くことにしました。

 .平日でもブラバンが出せるJR東海

 先週に続いて再びやってきました岡崎市民球場(レッドダイアモンドスタジアム)
 第1試合が長引いていて、第2試合の開始が13:40分になるということで、まだスタンドに入場できません。踊り場にはチアの子が何人もいるので、ある意味驚きです。

 12:56 外野席に来てみました。 ちょうど第1試合が終わったところで、すぐにJR東海の選手たちが試合前の調整に出ていました。
 スタンドの応援席の観客を全部出し終わるまで時間が掛かるので、入場開始まで15分ほど掛かりそうです。

 13:10 入場開始でスタンドに上がります。
 入場券はもちろん無料で、JR東海オリジナルのタオルマフラーも貰いました。315系が描かれているので、タオルのデザインも新しくなったようですね。

 13:20 PA機材のセッティングと共に、ブラスバンドの人たちも入場して準備にはいります。
 えっ今日は平日ですよ。ガス屋さんもクルマ屋さんも土曜日ですらブラバン出せずに録音音源使用だったのですが、JR東海は人数こそ少ないもののしっかりブラバンが出ます。これは鉄道会社に代表されるようにインフラ企業ならではの輪番勤務ですから、私もそうですが今日が宿直明けや週休日の人も居て、このように球場へ出せるわけです。さすがに午前中の試合だと、朝のラッシュ業務が終わってから球場に駆けつけるのは間に合わないかも知れません。

 .鉄道ファンお馴染みの曲が次々と

 試合が始まって、JR東海の攻撃になると、ブラバンの演奏に合わせて応援団が盛り上げます。
 JR東海の応援では、鉄道ファンお馴染みのあの曲がここで聞けるので、必推です。
 現在の新幹線チャイムで流れている「会いに行こう」は勿論、もう聞けなくなった「アンビシャス・ジャパン」がここでは生演奏されます。
 他にはJR東海オリジナルSuprime toughness、Central Magic、それにヒットを打つとトレイントレインが流れ、得点時には鉄道唱歌が流れます。もうそれだけでも鉄っちゃん垂涎ですね。
 一般曲としてはこれも鉄道繋がりで銀河鉄道999(ゴダイゴ)のほか、野球応援でお馴染みの 紅、狙い撃ち、行くぜ!怪盗少女 など、生演奏なので、臨機応変に次々と曲を変えて出せるのが強みです。

 試合は初回に出合頭のソロHRと2回にエラー絡みの点を守った王子に2-0で負けてしまいました。JR東海もランナーは出すのですが、決定打が出ず、9回もランナーが溜まったところで不運にも内野ライナーゲッツーで試合終了。どこのチームも割とそうですが決定力不足なのが課題です。

 そして、選手・関係者の移動にはもちろん、JR東海バスです。
 チーム用にバス1台保有している企業もありますが、JRの場合だと普段は一般用途に使っているバスを、こういう野球開催日だけ回せるという利点もありますね。
 なお一般社員の方は岡崎までは自社路線ですから同僚の運転する電車に乗って来れますが、岡崎駅からはバス乗り継ぎと、時間ギリギリでタクシーで3,000円かけて来たという人もいました。

 ということで、平日にブラバンの生演奏とチアで盛り上がって、タオルまで貰ってご機嫌で球場をあとにしました。これのためなら遠い岡崎球場までの道のりも苦にならないかも。JR東海の試合については、翌々日の6/8にも岡崎に出向くことにしました。 

※くしくも本日ホンダ鈴鹿とJR東海の対戦が行われ、JR東海が勝利でホンダが敗退、JR東海は第6代表の切符を掛けて明日東海理化と対戦することになりました。
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無料で嬉し楽し野球観戦 (HONDA鈴鹿編)

2024-06-11 | スポーツ
 前記事で少し触れましたが、6月に入って都市対抗野球地区予選の観戦に出掛けました。東海地方は天気が不安定で、雨天順延などで試合日がずれ込んだりしていて、休みの日にうまく見たいチームに当たるかが心配なところでしたが、ちょうど6月1日にHonda鈴鹿とYAMAHAの対戦カードがあるので、見に行くことにしました。

 .岡崎市民球場は遠かった

 私の場合はそもそもセ・リーグの野球を見る機会がないので、ナゴドなど含め中部圏の野球場はどこも行った事がありませんでした。ドームへ移転する前のナゴヤ球場(中日球場)前駅には名鉄電車の写真を撮りに子供の頃から何度も訪れてましたが、改札を出て球場へ行く事は無かったものです。
 ということで今回、中部圏初の球場訪問として岡崎市民球場(レッドダイヤンドスタジアム)へ行くのですが、これがまた遠い。何が遠いかというと、駅からかなり離れた山の中にあるもんですから、アクセスの悪さが半端ありません。

 近鉄で名古屋まで出て、10:03の名鉄特急で東岡崎へ。
 特急を使っても30分近くかかるので、この電車移動の区間だけでも結構な距離があります。土曜日の昼前にしては、ホームで待つ乗客が結構多かったので指定席券を奮発しましたが、料金が360円→450円にめっちゃ値上げしてて驚き。指定席の利用は今回1回限りにして次からは一般車とました。

 東岡崎に到着。駅を出るのは7000系パノラマカーが走ってた頃以来なので、十数年ぶりです。なお岡崎市自体には今年の初めに愛知環状鉄道の乗り潰しのために来てはいます。
 老朽化した駅ビルを建て替える工事が行われていました。

 岡崎市民球場の何が遠いかというと、このバスのアクセスで、昼間の時間帯は1時間に1本しかバスの便が無いので、逃すとアウトですし、入ってくる時間も読めません。野球開催時で臨時バスが出る事もあるようですが、今日はそんな告知もなく、11:25の通常のバスが来るまで待ちます。
 そのバスも東岡崎駅が始発ではなく、美合駅を出てここまでの乗客を運んで来るようで、15人程お客が乗っていました。
 バスは岡崎の市街地をノロノロ走り、市街地の北東の山の中に入って行きます。山が開けた所に市民病院があり、そこから数分で運動公園です。ちなみに市民病院まではもう少しバスの便がありますが、市民病院からの歩きだとバス25分+徒歩25分ぐらい掛かります。

 11:59 5分遅れで中央総合公園に到着。駐車場は既に満車です。
 午前中の第1試合に地元の三菱自動車岡崎が出ているので、やっぱりみんな来てるのかなと思ったら、どうやら別の体育館での行事で来ている車の方が多いようです。
 電車+バスに正味乗ってる時間は70分ぐらいですが、待ち時間があるので名古屋駅から2時間掛かりました。東京ドームの方が早く着けたりしてw

 ということで、やってきました岡崎レッドダイヤモンドスタジアム。
 ここの正面から入れば有料(1,000円)のバックネット裏席に入れますが、正面から見に来たのではないので、ここから応援席のあるスタンド側へ行くため一旦階段を下ります。

 本日のカード案内の看板。
 Honda鈴鹿は3塁側ということで、左側の階段を下りて、レフトスタンド方向へ歩きます。

 第1試合が長引いているので、無料開放の外野席(と言っても全面芝生)に行ってみました。快晴の野球日和ですが陽射しがかなり強いので、皆さん木陰に入って見ていました。3塁側の三菱自動車岡崎は地元とあって、割とお客さん入ってますね。

 外野で暫く見たあと、そろそろかな?と3塁側へ戻って来ました。
 Hondaの受付ブースがあり、確かめてみると、ハイどうぞ!ということで700円(税込770円)の入場券と応援グッズを貰い、更にはガチャポンでユニホーム型バッジまで貰える至れり尽くせりの待遇です。

 1・3塁側内野スタンドは表向き一応有料なのですが、各企業が応援に来た人に無料で配布してくれていて、社員関係者でもない一般の人がわざわざ弊社を応援してくれるからということでしょうか。立派な広告宣伝ですからね。

 .本物の「全開Honda」はやっぱりイイ
 入場券や応援グッズも貰っていよいよスタンドに入ります。

 企業応援席は入れ替え制になっているので、前の試合が終了し観客が全員退場し終わるまで外での待機になります。
 階段の踊り場ではチアの子たちが振り付けの確認でしょうか。やっぱりチアがいないと始まりませんものね。

 12:50 入場開始になってスタンドへ上がります。
 試合開始までまだ30分あるので、お客さんもまったり待ちます。

 13:18 第2試合開始 今日はホンダ鈴鹿が先攻、ヤマハは結構強いので早めに点を取っておかないと。
 土曜日とあって、チアの子たちも多めに出ています。14人で7人ずつ入れ替えて踊っていました。
 試合開始と同時に全開ホンダで盛り上げます。3月に甲子園で健大高崎の全開ホンダは聞きましたが、どこかの高校生がやるのと、本家がやるのとではやっぱりモノ違いますね。

 序盤を終わって両者譲らず0-0の均衡が続きます。
 お客さんも結構増えてきて、階段の外野寄りの席まで入っています。

 5回を終わってまだ両者無得点
 各イニング間の時間では、チアのダンスタイムで盛り上げます。どう見ても小中学生って子もいるので、親御さんが本田にお勤めとかでしょうか? ダンス好きの娘さんだとこういう機会があるのはいいですね。特に5回終了時の長いインターバルではCM曲でも使われた「日曜日よりの使者」が掛かって観客の皆さんと一体になります。

 チェッカーフラッグを持っての振り付けもあります。これは鈴鹿と東京でやっていて、熊本では見ませんでした。こうした各所の応援の違いを楽しむのも面白い物です。
 試合はこのあとヤマハが2点先取、ホンダ鈴鹿も2点返して同点に追いついたのですが、

 9回裏に制球を乱して満塁とした後、最後はサヨナラ押し出しフォアボールでゲームセットとなり、ヤマハは決勝へホンダ鈴鹿は第二代表戦へ回ることになりました。
 既に東京本社・熊本ともに敗退しているので、せめて鈴鹿だけでも残って本戦に東京ドームの本戦に出てほしいものです。

 試合後は選手たちが外へ出てきて、応援してくれる社員や家族たちとの歓談タイム。
 これは社会人野球の地区予選ならではの光景でしょうか、ほのぼのとした光景ですね。

 .応援グッズを買うプロ野球 応援グッズを貰える社会人野球
 
ということで、昨年のホンダ熊本、ホンダ狭山(現東京)に続いてホンダ鈴鹿の応援席で観覧しましたが、数ある企業のうちでも、色々な応援グッズが充実しているのがホンダで、社員や家族でもない一般人の私たちにも1つ1つこうしたグッズを渡してくれます。
 最初に
 ⑤の入場券と
 ④の選手紹介パンフレット を貰い

 次に応援セットの入った赤い袋を貰います。これは3事業所共通で
 ①応援ベスト
 ②応援タオル
 ③うちわ2枚
 ⑦お菓子(ちゃんとHondaが勝つと印刷されてます)

 それと休日のイベントでガシャポンを回して、
 ⑥ユニフォーム型バッチ 
の7点を貰えました。 こうした応援グッズだけでも結構予算が掛かっていると思われますが、それを3チームも持っていて、野球大好きなホンダの心意気が見られます。



 以上、今回はホンダ鈴鹿vsヤマハの野球観戦に行った模様を書きました。社会人野球観戦シリーズはあと2チームあるので、また次の記事で書きます。 
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Hondaのバスがカッコイイ

2024-06-09 |  出撃 at 東海地方
 6月に入って休みのカレンダーを見た時に、そうだ、都市対抗があるわ!っと気付いて試合日程表をみたところ、ちょうど6月1日(土)にHonda鈴鹿の試合があるので、愛知県の岡崎市民球場(レッドダイアモンド)へ行ってみることにしました。
 今までHondaの野球チームのうち、熊本と本社(今年埼玉から東京へ移籍)の試合は見た事があったのですが、鈴鹿の試合だけが見た事なかったので、本戦ではなく地域の予選ですが、見に行くことにしました。まぁ東京や大阪の本戦を見に行くよりは近いしチケットの心配もないですからね。

 ということで近鉄で名古屋へ出て、名古屋から名鉄電車と名鉄バスを乗り継いで、けっこう時間が掛かりましたが、岡崎市民球場に着きました。
 球場正面入り口の北側にある駐車場の一角が関係者のバス用スペースになっていて、それを見ると

 ひと際目立っているバスがあります。
 車体にはHONDAとロゴが入っていますから、誰が見てもこれはHonda関係者のバスであることが分かりますね。なお車体の帯?の色ですが、この車体は野球部用で、これとは別に赤&黒のカラーの車体もあって、そちらはラグビーチームの三重ホンダヒート用のようです。

 試合が終わった後にスタンドから出てきたら、既に3塁スタンド後方までバスがやってきており、ドアを開けて選手たちを待っていました。

 Hondaのバスと言っても、本来の4輪車の生産は乗用車などの小型車両のみで、大型のバスを作っているわけではないのですから、これはもちろん他社メーカーの車体で、後ろのテールライトが特徴的なので、多分いすゞのガーラだと思います。(日野のセレガかも知れない)

 ↑去年宇都宮ライトレールに乗りに行った時には、終点の工業団地付近でホンダ従業員の送迎用のバスが走り回っているのを見掛けましたが、白地に水色の大人しい色分けで(まぁ真っ赤なロゴが目立ってますけど)したので、そんなに派手ではなかったのですが、こちらは色遣いが派手で、このブルーはおそらくスーパーカブの伝統色のメタリックブルーから採られたもの(選手のヘルメットも同じ色)と思われます。

 次の記事から暫くは、都市対抗野球の観戦にまつわる話を書きますので、よろしければお付き合いください。
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さよなら近鉄回数券

2024-06-07 | 交通その他
 5/28ついにこの日が来てしまいました。

 近鉄回数券最後の1枚の残回数1回を使用し終わりました。
 今年の2月末で発売を終了した近鉄の一般向け回数券(障害者等向けの特殊な割引回数券は発売継続)ですが、有効期間が発売から3か月なので、2月末日に購入した券片の場合は5月28日が有効期限となり(何故か5月末の31日ではなく、2月29日から計算されるので損)、その日を最後に翌5月29日からは一般向けの回数券は一切使えなくなります。
 もし使い回切らずに余らしてしまった場合は、有効期限最終日までに残回数分額の払い戻しを受ける事もできますが、私の場合は何とかギリギリ使い切ることができました。払い戻しをした場合は無割引残数を引いて更に手数料を引かれるので、かなり戻ってくる額は少なくなるばかりか、逆にマイナスになるケースもあります。
 ということで、残回数が2回以上ある場合はその回数が表示されるのですが、ラスト1回の状態で改札機に差し入れると、このように「最終回」の表示が出てきます。そしてその回数券を下車駅の改札機に投入すると「使用終了」の表示が出て、これでこの回数券の使用を終えたことを示します。
 すでに2月に記事に書いていますが、主要鉄道各社から回数券がなくなる話についてはこちらの記事で、近鉄の回数券が廃止になる件についてはこちらの記事も合わせてご参照ください。

 これでいよいよ回数券を使った通勤やお出掛けは終了してしまい。お得に電車に乗れた時代に幕を下ろしてしまいました。
 既にこの記事を書いている6月に入ってからは新しくPiTaPaカードを使うようになって、ようやく普段の生活でICカード専用改札機を通れることになりました。

 次は「無料で嬉し楽しい野球観戦」の記事を書く予定です。  
 
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楽しい福岡空港の朝 ほか

2024-06-01 |  出撃 at 九州地方
連日投稿していました九州遠征記の最終日の記事になります。

 今回の九州遠征では現地4日間あるうち、初日からの3日間は旅名人の九州満喫きっぷを使って丸1日移動撮影してきて、3日目の夜に福岡入りしました。残り最終日である4日目は夕方前に小倉に着いてから新門司港発のフェリーに乗る必要があるため、小倉に15時には着く必要ごあるので、特急などを使わない限りあまり遠くまでは行けません。昨夜は大野城まで下りてきたのですが、翌朝はそのまま下りて久留米·鳥栖方面や、逆に上って博多周辺のどちらでも出られるようにして、夜寝ずに(嘘)次の日の行き先を決める事にしました。

 .福岡空港で離着陸を撮影
 現地最終日の4日目ほ昨日までと同じような移動主体では新たに旅名人の九州満喫きっぷをもう1枚買うことになり、残り2日分が余ってしまうことから、最終日は福岡近郊で動く事にしました。今日も朝から快晴の予報が出ているので、初めて福岡空港の展望デッキに上がって飛行機を撮影することにしました。撮り鉄ならぬ撮りジュラルミンです。
 福岡空港は大昔に市営地下鉄の乗り潰しで来ただけで、1階のコンコースまで上がっただけで折り返したので、展望デッキには上がった事はありませんでした。
 羽田·伊丹と並んで発着本数が多い空港なので、朝ラッシュのシーンも見応えが有ると期待できます。実は今月始めに伊丹空港に飛行機を見に行ったのですが、あそこの空港は国際線が無く、またLCCも乗り入れて無いので日航と全日空の機体がひたすら5分間隔で飛び立つだけでした。正直バラエティに欠けるラインナップだったので、色んな会社の機体が見られる福岡に期待です。

 6:42 福岡空港のカウンターで出発標を見てみます。
 羽田や伊丹だとJAL系とANA系でカウンターが分かれているので、別々の場所で表示を見ないといけないのですが、福岡の場合は一か所でまとめて表示されるので便利です。2大キャリア以外の会社のマークもちらほら見えます。
 4階にある展望デッキはまだ閉まっていて、7時に開けられるので4階のデッキ前で開くのを待ちます。

 7時のオープンより少し早めにドアを開けてくれたので、早速カメラと三脚をセットしてみたのですが、4階の展望デッキは人も多く、滑走路側とエプロン側と一緒に写すのが難しいので、下に降りて3階のデッキでカメラをセットしました。
 離発着の間隔が開くと時はカメラをエプロン側に置いて、通常は滑走路側を向けています。

 そして福岡空港の見どころは、プロペラ機の発着シーンが間近で見られることで、伊丹だと望遠レンズで遠くに狙わないと撮れないのですが、福岡だと目の間、それも広角レンズでこれ位の大きさで収まり、更にこのようにプロペラ機のダンゴ待機シーンが見られるなんて結構嬉しいですね。
 福岡空港では1時間ちょっと撮影して終えました。

 .西鉄で一旦南下して戻る
 さて福岡空港で朝ラッシュのシーンを撮影しましたが、まだ8時過ぎなので、この後どうしようかと考えたところ、
 よし、西鉄で大牟田まで行って、それからJRで小倉へ行こう! 
というプランを立てました。

 西鉄福岡9:30発の大牟田行き特急に乗って、前面展望を録ってみたのですが、平日の朝なのに家族連れが乗ってきて、小学生と見られる兄弟がギャーギャー騒いで最悪の環境になるわ、固定具の長さが合わずにバーに固定できなくて画面が揺れ揺れになるわで、せっかく回し続けましたが無駄な64分となりました。ってか、子供学校行かせなくていいの? 

 10:34 大牟田に到着
 西鉄の撮影については、また別の機会があれば再トライしてみたいと思います。

 .JRの車窓を撮って帰る
 11時近くなったので、これより南下するほどの余裕もないので、小倉方面へ戻ることにします。
 JR鹿児島本線は近年の度重なる本数減らしのダイヤ改悪の影響で、日中の時間帯に大牟田まで快速電車が来なくなりました。
 特に昼間は鳥栖か久留米止まりが多いため、大牟田からは普通電車で戻ります。
 ちょうど11時台に1本、羽犬塚発の小倉行き区間快速が、それも811系8連で運転されているので、それに乗って前面展望撮影を再トライします。

 羽犬塚11:38発の小倉行き区間快速(811系)の前面展望動画を撮り始めました。
 この811系はJR九州の電車の中では最も前面が広く映ります。ちょうど有名な鉄橋を渡っているところです。
 鳥栖を過ぎると沿線にチラホラ撮り鉄の姿が目立ったので、何か来るのかな?と思っていたところ、

 うわぁ銀様来たぁぁぁぁぁぁ
 それで沿線に何人か撮り鉄が待っていたのか。まぁこういう形で記録に残ったのもいいかと思います。
 心配された乗務員の便乗ですが、やはり南福岡から便乗がありましたが、その運転士さんは非常に気遣ってくれて、すぐに椅子を出して座ってくれたので、帽子の一部が映るだけで済みました。JR九州にもこういう良い乗務員もいるもんだと。

 13:50 小倉に到着
 羽犬塚から2時間12分の立ちっぱなし苦行が終わりました。

 15:30 連絡バスで新門司港へ向かいます。
 今夜は阪九フェリーが休航で、しかも金曜日とあって名門大洋フェリーの2便は昨日の時点で満席、1便もかなり埋まっていたのでいつものギリギリ買いはせずに昨夜の時点で予約を押さえていました。
 1台目のバスに乗っていると、隣に2代目のバス(写真)がやってきて、更にその後もう1台やってきて、大繁盛の3台体制での輸送です。私の乗ったバスには阪急交通社の募集した一般ツアー客が半数を占めていました。週末の混む日に団体客で客室が押さえられると一般客は困るんですけどね。

 ということで、帰路も夜行航路利用で帰りました。さよなら~~九州、次はいつ来るかわからん。
 これで5泊6日の九州遠征が全て終了、後は撮影した動画の編集をいつかすることにします。

◆5/17の行程 (赤字は立席)
 下大利556〜 5122〜608大橋611〜 6206〜617福岡/天神625〜 2103〜636福岡空港839〜 2102〜850天神/福岡930〜 3114〜1034大牟田1108〜336M クハ814-10〜1132羽犬塚1138〜4132M クモハ810-1504〜1350小倉1525〜連絡バス北九州市営〜1605新門司港1700〜名門大洋フェリー上り1便フェリーおおさかⅡ〜翌日~5:30大阪南港 以下省略

  下大利→西鉄福岡   11.6km 320円(全てICカード)
  天神-福岡空港 往復 11.6km 520円
  西鉄福岡→大牟田  74.8km 1,050円
  JR大牟田→小倉  136.5km 2.530円    合 計 234.5km 4,420円
 全て普通運賃で乗車しても旅名人きっぷより1,000円ちょっとしか変わらなかったので、これでよしという所でしょうか。

◆全体の交通費一覧
 旅名人の九州満喫きっぷ  11,000円 (25,470円分乗車)
 鹿児島市電・桜島フェリー  570円
 九州産交 熊本駅→熊本港FT 540円
 九商フェリー 熊本→島原  890円
 5/17日分行程 西鉄・地下鉄・JR 4,420円
 名門大洋フェリー 2等寝台 12,480円(30%割引・往復分)458kmx2
 難波-大阪南港FT 11.6kmx2 580円
 近鉄 往復(片道特急利用) 5,740円      全旅費計 36,220円

 これで一連の九州遠征記についてはこれで終わりにします。
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