六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

4月長雨の憂さ晴らし? 新潟・富山へ出撃

2015-04-25 |  出撃 at 北信越地方
 今月は本当に天気の悪い日が続いて、碌に出掛けられませんでしたが、ここへきてようやく長雨の異常な天候を抜けられたようです。おかげで野菜が高騰してて大変ですね。白菜とかレタスなんか買えたもんじゃないッス。
 さて今回は、3月に続いて富山~新潟での撮影行です。
 トワイライトや北越などは無くなってしまいましたが、まだEF81貨物や115系、それに奇跡的に残っている485系の快速列車があるので、それらを狙いに行きます。EF81などは運用が激減しており、今秋北斗星・カシオペアの廃止で、余剰になったEF510が追加でJR東日本から貨物に譲渡されると、いよいよ終焉を向かえそうな勢いです。
 今回は移動効率や便利な切符がないため、全行程車にて移動としました。

1日目 糸魚川から順々に新潟へ
1.青海-糸魚川
 名古屋を夜出発し、松本経由で朝3時ごろ糸魚川に到着。
 一度姫川の橋梁で撮ってみようと朝まで待機。

 ここでET122形・とやま鉄道521系そして3093レを撮ります。残念ながら、一眼レフのリモコンが受信してなくて、貨物はビデオのみ撮れてました。

 場所的には手摺りが少々邪魔になるので、車両メインで撮りたい人には不向きな場所かも。
2.安田-北条-越後広田
 糸魚川で3093レ撮影した後は、車を新潟方向に走らせ、順々に何か所かで撮っていきます。
 次に来たのが、安田-北条間の小さな川にかかる鉄橋と手前の築堤で待ちましたが、残念ながら下り列車が少し低い場所を走っていて、足回りがもろに切れてしまうので、ここは最初からビデオ撮影のみ。

 さらに1駅移動して、越後広田駅西側にある大きなカーブで115系の爆快速を狙いましたが、ここもビデオのみ撮影。
3.東光寺界隈
 3093レは南長岡で長時間停車するので、その間に移動すればもう1回撮影できるのですが、正面が順光で撮れる場所はほぼありません。
 取り敢えず東光寺駅付近の田んぼ直線区間で撮ろうとしましたが、駅西側の田んぼに着いたところ、農作業者が邪魔になってしまうので、東側に移動して場所を探しているあいだに、うっかり時間が過ぎて、車の中から3093レを見送る羽目に、トホホ・・・
 気を取り直して、12時ごろに通過する特急〔しらゆき〕と115系2本を撮影。

 平坦な田んぼを走る115系は新潟の風景そのものです。
4.五泉-猿和田
 さらに車を新津方面に走らせます。メインは夕方の上り485快速の予定ですが、それまでに時間があるので、磐越西線のキハ47も撮影しようと、定番の早出川鉄橋に寄ることに。

 うーん残念ながら新津寄りの場所で工事が行われていて、一部シートで覆われていました。GW連休のSLの時までに外れているのか心配です。ここでキハ47気動車を2本撮って、新潟方面へ向かいます。
5.荻川-亀田
 夕方のメインである上り快速8622Mを撮るべく、さつき野-荻川の直線に来たのですが、農作業の邪魔になるので回避、1駅間北側の荻川-亀田間でロケハン。
 列車の車内から見たときは、割と開けた感じがしていたのですが、実際に行ってみると、線路脇に結構建物が建っていて、背景が邪魔になってしまい、かろうじて小阿賀野川の鉄橋で撮れるかというところ。
 しかもあれほど晴れていたのに、みるみる曇ってきてしまい、光量的に難しい状況に。

 17時過ぎに通るキハ47の回送の時はそれでも明るかったのですが、さすがに40分後となると暗くて、ビデオ撮影のみで終了。

2日目 富山+α
 去年も4月に富山県に来たのですが、時期が遅かったのでチューリップを絡めての撮影はできなかったため、今年リベンジでまた西魚津に来たのですが、刈り取られた直後で茎が生々しく残ってる状態でした、もっと早来ないとだめなのか。
6.生地-西入善
 気を取り直して、撮影場所を選ぶのですが、一旦直江津方に戻って、生地-西入善で撮ることにしたのですが、早朝から工事の人たちが線路脇で作業を始めたため、黒部川の西側の築堤で撮ることに。

 川の堤防から撮ろうとしたのですが、電線が邪魔になるため、下から見上げるアングルで撮影。朝日を浴びていい感じになりました。
7.富山地鉄 越中荏原-越中三郷
 朝の81を撮った後は、ひたすら西へ向かうのですが、ここで常願寺川を渡る富山地鉄の写真も寄り道で撮れるので、東岸の公園でスタンバイ。

 平日にもかかわらず、元西武5000系含めて全て2両編成でやってきて、長い鉄橋には物足りない感じすらありました。寒気も抜けて快晴です。
8.西富山-婦中鵜坂
 富山地鉄の撮影は30分程で切り上げて、呉羽方面へ急ぎます。ここでは9時過ぎにDE10の貨物列車が来るので、それに備えて移動します。

 前回キハ58の撮影で来た時は、線路の西側や、定番撮影地の県道陸橋からの俯瞰がありますが、今回は川の堤防からの撮影としました。
 定番撮影地からの撮影者が既にいたため、配慮してかなり斜め位置からのアングルになり、背景の建物と被った形の写真になりましたが、メインのビデオの方はいい感じで撮れてる模様です。
9.越中国分-雨晴
 せっかくの快晴ですから、お昼の81貨物を撮るまでの間に、もう1か所寄り道をします。

 場所はそう、氷見線です。
 ここの撮影場所は1990年代前半に来て以来なので、実に20年以上ぶりの訪問です。その間に国道側が随分環境が変わっており、展望台なども出来てましたが、電線が邪魔になるので、展望台からの俯瞰は難しく、下の旧道からの撮影となります。
10.津幡-倶利伽羅
 氷見線に寄った後は、お昼のメインである、1083レを狙います。

 順光で撮影できそうなのは、この場所ぐらいでしょうか? 途中の木が少々邪魔なので、カマ+2両程度のアップで撮るか、広角で引いた風景写真にするかですが、ビデオ撮影に合わせるため、広角で撮影しましたが、やっぱり先頭のカマ正面は日が当たらないようです。
11.木之本-余呉
 昼の81を撮った後は、ひたすら北陸路を南下します。夕方の4071レが撮れるのはせいぜい敦賀以南なので、間に合わせるべく頑張って走ります。
 当初は田村-長浜間の田んぼで撮る予定でしたが、虎姫あたりから雲が出てきたため、慌ててUターンし、晴れている北側へ戻ります。

 最終的に余呉のカーブで撮ることにしましたが、予想外に太陽が北側に回っていて、先頭の機関車は真正面から日が当たる状態に。夏場だと北側から撮った方が良いのでしょうか?

 というわけで、4月唯一になるかも知れない鉄分補給遠征が終わりました。
 オ マ ケ 

 今回利用したのが、人気のスズキ「ハスラー」で、車種指定でレンタルキャンペーンをしていたので、乗ってみました。道路の凹みを忠実に拾って、激しくボワンボワン揺れる点を除けばw、装備はかなり充実してるので車中泊にはいい車です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美白の城王? 姫路城

2015-04-12 |  出撃 at 近畿地方
 4月に入ってから、菜種梅雨が続いて天気は悪いわ、おまけに風邪も移されるわで青春18きっぷ最後の残り期間は遂に3日分が余ってしまい、自宅-会社最寄り駅の通勤で使う羽目に(普段の通勤は近鉄の回数券を使ってるので、別に近鉄分が無駄にはなりません)して4/7~4/9を埋め合わせ、4/10・4/11で新潟方面へ青い12系の撮影に行こうと思いましたが、残念ながら生憎の天気なので、行き先を変更し、姫路へ行くことに。

大修理を終えた姫路城へ
 平成の大修理を終えて、真っ白になったと大人気の世界遺産~姫路城の、その美しく白い姿も3年もすれば黒ずんでくるので、写真に収めるなら、早い目にということで、行ってみました。
 姫路城は兵庫県民なら、大概小学校の遠足で行くので、私も小6の春に来て以来、実に38年ぶりの再訪となります。
 せっかくなら人で混んでない時に綺麗に撮りたい。そのためには、前日から泊まり込みで入り、早朝の人がいない時を狙うのが鉄則で、姫路に10日夜に入って、朝6時起きで出てきました。

 しかしながら天気の回復が遅れているようです。
 天気予報では午前中は晴れたり曇ったり、午後からスッキリ晴れてくるとあったのに、路面がまだ湿ってるので、3時ごろまで降ってたと思われます。
 この写真はJR姫路駅前のデッキから300mmの望遠で撮影したもの。

 晴れてくるまで3時間は掛かるだろうなと踏んで、先ずはミスドで朝食、店員さんがやたら進める抹茶のなんちゃらとアップルパイを頼むが、せいぜい1時間粘るのが限度。
 とても午前中に晴れて来なさそうなので、三宮姫路フリーきっぷで姫路-三宮を往復して時間を潰すことに。

やっぱり白すぎる
 11時半頃に姫路に戻ってくると、すっかり晴れていたので、わらわらと姫路城へ向かいます。

 さすがにオープンからまだ2週間の週末とあって、通りは凄い人のような感じがします。この先大丈夫かな?

 門の所で「天守閣への入場は30分待ち」と電光表示が出ていて、思った程でもなさそうか?
 ここは庭内に入って入場券を発行している手前で西側の階段を昇って、桜とお城を入れて撮影。
 桜情報では「散り始め」とありましたが、上手く残っている木と組み合わせれば何とか撮れます。

 その西側の階段を昇りきると人は疎らとなり、和服姿の女性たちがお茶会を開いていました。桜・城・茶、風流ですな。

 さて肝心のお城ですが、一番格好よく撮れるのは何処かと廻って見ましたが、やっぱり王道は真正面からが良いでしょう。しろすぎ城の本領発揮?
 順光ピーカンなので、色合いもばっちり。鈴木その子も驚きの白さを実感出来ると思います。朝撮った曇天時の写真なんて比べ物になりません。曇天で撮ると白バックに白で訳わからなくなります。

 ちなみにこの場所は、正面の広場からで、これだけ広ければ来年あたり、特殊撮影やっても大丈夫かも知れません。花見客が桜の下でシート広げて弁当食べたり、親子連れがゴムボールでサッカーしたりと、意外と開放された雰囲気で、団体客や外国人でごった返す天主付近とは対極にあります。
 お城の写真ばかりで飽きてくると思うので、この辺りで終わりにします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする