六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

姫路駅そばで年越しする?

2014-12-28 | 食べもの
もうすぐ大晦日ですが、大晦日と言えば年越しそば。温かいそばを食べる習慣の無い饂飩王国の民ならいざ知らず、大晦日の午後や夕食後とかに慌ただしくいただくので、最近は手軽なカップのそばで済ませる事も珍しくなくなった昨今です。
数あるカップのそばの中で、いや、立ち食いそばの中でも異彩を放っているのが山陽本線 姫路駅のそばで、麺が黄色い中華麺を使っていて、出汁は普通の関西風うどんだしなのです。
姫路駅で時間がある時はこの珍しいそばを食べに寄ることもありますが、何とこのそばがカップ麺になって数年前から限定発売されているのです。


発売してるのはカップ麺のトップメーカーである日清食品。ほとんど好きでやってるようなものでしょうか?
でもこの商品、限定発売なので、なかなか普段店頭で見掛けることがありません。5年ほど前に奈良県内のコンビニで見掛けたのですがその時はバイクだったので買えず、数日後に来たらもうなくなっていました。
それ以来二度と店頭で見掛けた事がなかったのですが、今回スーパーで見掛けたので、しっかり買いました。多分今年からと思いますが軍師官兵衛関係でキャラクターが描かれています。
味はきつねと天ぷらの2種類で、天ぷらのは別包装ですが後乗せタイプではありません。

カップのフタをめくると、出ました!この黄色い麺。まさにラーメンそのものです。
それぞれお湯を入れて4分、自宅が姫路駅のホームに早変わり?

左が天ぷらそばで右がきつねそば(言われなくても分かるって?)だな。
なお肝心のお味ですが、関西風の、それも割と薄い部類の味付けに属する(どん兵衛西日本版よりも薄い)ので、私ですら薄味だと感じたので、味覚の麻痺した関東や東北の人には、全く味が無いお湯に中華麺が浮いてるとしか感じないと思われるので、食べないほうがよいでしょう。
もちろん出汁は最後まで残さず美味しくいただきました。
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巨大アヒルちゃん また来ました

2014-12-20 |  出撃 at 近畿地方
 世界各国を旅するラバーダックの通称「巨大アヒルちゃん」ですが、とりわけ日本、それも決まって大阪にやってきます。一度尾道へ行った事があるものの、他へは行かず、やっぱり大阪に来るのです。
 勿論、東京からも呼ばれたのですが、ホフマン氏はキッパリと断ったそうです。
 これは、開催費用を集める為に、東京の誘致関係者が「アヒルの本体に広告のロゴを入れさせろ」と言ったところ、「東京なんかに可愛いアヒルを絶対に行かせるか!」 と断られたそうです。
 というあくまでも聞いた話に過ぎないので真相は分かりませんが、温かく迎えてくれる大阪に何度もやって来るというわけです。
 そういうわけで、またまたやって来たと言うか、帰ってきたと言うかのアヒルちゃん来阪ですが、実は「今年で最後にするかな?」と企業関係者の人が言ったとかいう不穏な噂もあります。
 いずれにしても、今のうちに撮っておこうというわけでアヒルに会いに行きました。

 天満橋から福島へ

 前回とは違う場所で
 私が前回アヒルを見たのは2009年の最初の展示場所である八軒家浜で、最寄り駅は地下鉄・京阪の天満橋でした。
 その後は会場を下流の中之島のバラ園付近に移し、去年からはさらに下流の福島港(ほたるまち港)に移し、最寄り駅も京阪中之島駅となったのですが、実際にはJR福島駅からでも徒歩10分も掛かりません。
 まず昼間の様子を見に来ました。こういうのは人が少ない朝の時間帯に行くのが鉄則です。
 JR福島駅から真っ直ぐ南へ下りるだけ。さあどうかな?

 いましたいました。5年ぶりの再会! 玉江橋からパチリ。

 さっそくアヒルに寄ってみます。
 以前と違って川の北側にいるので、写真を撮るとどうしてもこのように逆光になってしまいます。さらに冬の角度の低い日差しなので、時間帯によってはビル影が落ちてしまいます。

 北側にある朝日放送のデッキから見下ろします。
 クソ寒い冬の平日の朝とあって、訪れるひともパラパラ。深夜~朝の間は警備員すらいません。これは前回八軒家浜開場に行った時もそうですが、朝行くと警備員が居なかった事に驚いたのですが、やはり今回も居ませんでした。東京だと絶対にありえない環境の良さでしょう。なお警備員はこのあと日中は1名、夜間は2名(平日)がここの横断歩道の歩行者の安全のための警備を行なっていただけでした。

 そしてやっぱり順光で撮りたくなるのが心情、川の対岸に回りこんで全体的な雰囲気を収めるために順光で撮ってみましたが、オフィスビル群の谷間にポツンといるのは、澄んだ寒い空気感もあいまって寒そうな感じ。

 取り敢えず昼間の姿を撮れたので、夜また来ることに。

 夜のアヒルちゃん
 阪急阪神1DAYパスで昼間は京都線沿線へ出くわしていたので、夜は阪神福島駅からまたまた会場へ。

 あれ、増えてる! でも何か小さい?
 実はこれ、今回周辺の何ヶ所かでミニあひるを展示しており、この3羽の親子あひるはメイン会場すぐ北にある朝日放送のデッキに居ます。

 また朝日放送社屋の壁面を使って、巨大なスクリーンを作り出し、ここにもアヒルをはじめとした動物のアニメーションが投影されています。

 さて夜の感じはどうせしょう?
 八軒家浜時代との違いは、噴水ショーが行なわれるため、アヒルのライトアップがあることです。ここは天満橋と違って周囲は暗いので、アヒル本体の他にツリーや橋までもがライトアップされます。

 さあ噴水ショーが始まりました。
 クリスマス・ソングに合わせて噴水と光のショーが見られます。

 対岸や橋までもが音楽に合わせてチカチカ光り、周囲一体となって楽しませてくれます。

 白に始まり、青・紫、赤・緑など配色のあと、最後はレインボーカラーでクライマックスとなります。街路樹も雪の白や緑のツリー色、電球イルミカラーなど色を変えて華を添えます。

 最後にツリーを入れて光に浮かび上がるアヒルを撮って締めくくり、メリーアヒルマス
 アヒルが見られるのは12/25まで。お早めに。
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バラされる阪急2325F

2014-12-18 |  出撃 at 近畿地方
 17日は久々に昼頃から京都線の2300系を狙いに出掛けました。
 2315Fが高槻市行きの普通に入っているのを見かけたので毎度の如く摂津市で梅田行きを迎え撃ち、その後2313Fは動いていないかと淡路で張っていましたが、日暮れが近付いてきたのでやむなく京都方向へ上がることとし、3300系高槻市行きの普通に乗ったところ、「この電車は途中の正雀で車両を取替えます。」として正雀で乗換えさせられたのですが、もののついでに、車庫内を見渡して見て、もしかしたら2313Fがいるかなと思ったその時、水色の凸形機関車に牽かれた車両が目の前にやって来ました。

 入れ替え用のバッテリー機関車に牽かれた2325Fの京都寄り先頭車2368号です。
 これは奥から引き出してきて、車庫の一番北側にある線路へ移動する途中のようで、機関車が1両ずつ引き出しては奥へ押し込んで行く作業を繰り返していると思われます。
 当然、梅田寄りの2325号から順番に引き出してゆくと、この2368号が最後というわけです。
 車両は既に方向幕や無線アンテナ・エアホースなどが取り外され、少し軽くなった姿をさらしていました。
 この後さらにクーラーや窓・ドアなどの部品が取り外されて箱だけになった後、ユンボの餌食となり天国へと旅立ちます。さよなら2368号。
(大慌てでバッグから取り出したコンデジで撮ってるので、逆光のハレーションがもろに入ってます、失礼。)
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神戸ルミナリエ 20thへ

2014-12-13 | 日記
 今年で20回目を迎えた、光の彫刻・神戸ルミナリエ2014 へ行ってきました。前回は2012年だったので2年ぶりになります。
 前回は冷たい雨の中での訪問でしたが、今回は天気の心配はなし。代わりに混雑の心配がありそう。

 感動する点灯の瞬間を見るためには、バリケード規制がかかる1時間前までにルミナリエ通りに着いておく必要があります。
 平日なので18時点灯開始予定ですから、バリケード規制は17時に掛かります。逆算すると元町駅をその15分位前には出る必要があります。

 今回は三宮駅から歩いて来たのでバリケード規制寸前の16:55に着きました。みんな規制が掛かって道路がフリーになるまで、歩道で今か今かと待ちます。

 17時に予定通り規制が掛かり、道路はフリーに。歩道で待っていた人が一斉に道路上になだれ込みます。そして少しずつ位置を微調整しながら、その時を待ちます。写真では信号機はまだ点いていますが、17:15ごろには消えます。(両脇のお店の灯りは消えません)

 17:55「本日は時間を繰り上げて点灯いたします。」とアナウンスが入り、感動の点灯開始。この点灯開始時刻の繰り上げは当日は5分だけでしたが、早い日には15分近く繰り上げたりするので、早目に着いておかないと見られずに終わってしまいます。
 勿論、バリケード規制が掛かる17時(土日は16時)に大丸前あたりを歩いてるようでは、その先の入場制限で待たされるのでアウト。

 さて点灯開始となり、2・3分で人の列が動き始めます。ここからは人の流れに乗って(というか立ち止まっての撮影はしないで下さいと注意される)回廊を東へ東へと進みます。
 毎年この模様が変わっていて、普段の年ならその違いが分からない男(古いw)なのですが、今年は確かに横に広がったデザインの違いが分かる感じがします。

 回廊通りを東に抜けた所にある東遊園地に八角形の記念堂がそそり立っています。単に通りを抜けるだけなら、あのパクった上にショボかった「東京(笑)ミレナリオ」と変わりませんが、この記念堂があるかないかで違います。また南側にある半円形の傘の下が、募金場所の一つですが、釣鐘が下がっていて、ここにお金が当ると幸運とばかりに、皆さんここでお金を投げ入れています。

 2011年の東日本大震災による電力不足があった回から、消費電力低減のためにLEDが使われていたのですが、今年から通常の電球に戻ったとのこと、でも2年前に撮った写真と比べても違いがあまり判りませんでした。

 東遊園地のさらに東側には、リーフ型のタペストリーもあり、ここは位置が低いので、下の遊水路に反射した灯りを入れながら記念撮影をする人も多くいます。

 北側の出店エリア近くからの眺め。東西通り、記念堂、リーフと光の彫刻を楽しんだら、出店でも冷やかして・・・と思ったらかなりの行列が出来てて、平日なのに通るのに困難な状態でした。週末だと身動き取れないか?

 さて地面から見上げてばかりだと首が疲れるので、今度は高いところから見下ろします。
 夜の街に浮かび上がる会場。

 記念堂とリーフへ寄ってみます。
 この中に何百・何千という人がいて、わらわら記念写真をとったり、コイン投げやグッズ選びなどして楽しんでるのですが、上から見ると別世界のようです。

 記念堂をさらにアップで寄ってみました。
 今回持って行ったカメラは5倍しか望遠倍率のないコンデジですが、それでもまぁまぁイイ感じで撮れます。

 今回は20回目ということで、20thの文字が入った記念ピンバッジやキーホルダーなどを買いました。

 また、所々に設けてある募金場所で募金をすると、このような記念証が貰えます。(裏面は映画の広告になっていました)


 アクセスとなるJRと各私鉄ですが、阪神・山陽では全特急列車にこのようにルミナリエマークを掲示していたのですが、JR・阪急は14時~16時過ぎまでの間で見たものの、看板を付けた列車は1本も見掛けませんでした。もうやめたのかな?
 なお混雑する土日には臨時新快速が運転されますが、今年からは221系の充当はなくなったのでしょうか? まぁ221系の臨時新快速なんか走るとなると、ホーム上が更に混雑しますからねw

 最後は私鉄一般車最高の居住性を誇る、山陽5000系(転換クロス車)で帰りました。
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生バリィさんら見たヨ

2014-12-08 | 日記
 週末、たまたま買い物のため難波に繰り出すと、JR難波駅近くのホームセンターで何やらイベントの触れ込みがあったので見てみると。
 「このあと17時にバリィさんが来ま~す」ということで生バリィさん見たさに大勢の人垣が出来ていました。あと10分ほどなので、自分も待ってみることに。

 やってきました、バリィさん。
 バリィアタックでくまモンを一撃ボディプレスした貫禄やいかに、と思いましたが、さすがに幅はあるものの、背丈は意外と普通の高さで、テレビで見たような貫禄はあまり感じませんでしたが、子どもの目の高さから見るとかなり巨艦に見えるように作られているようです。
 イベントのために店の正面へバリィさんが出てゆくと、見物の人たちも続々とそれを追って玄関前に出て行きます。

 でも続いて後ろに何やら別の物体が見えてきたので、表に出ずに次は何かと見たところ、
 「いのとん」という東温市のキャラクターが来ました。これは初耳です。
 さらに続いてもう一体やって来ました。

 これが今年のゆるキャラグランプリで、優勝したぐんまちゃんなどに肉薄し堂々3位に輝き、人気急上昇中の愛媛県のキャラクター「みきゃん」です。
 さっそく大阪のおば・・・いゃ、お姉様方に囲まれ撮影に応じてました。

 今回は愛媛のふるさと愛味いものフェアとしての来阪です。

 そして3体勢ぞろいして玄関前でポーズ。この後お客さんとの記念撮影タイムという事で、順番待ちの長蛇の列ができていました。人気上昇中のみきゃんが堂々センターを張ってましたが、大阪での知名度はやっぱりバリィさんか。
 ここだけの話でもないですが、実はこの日、バリィさんは北九州市でもイベントがありました。そう、ダブルブッキングです。 ・・・ってことは、2体運用があるということね。
 驚いたことに、みきゃんは先月トリプルブッキングで、四国内2県と関西でイベントに出場。こっちは3体運用ですか。予備も入れると数体ありそう。
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赤い青春18きっぷ in筒石 &トワイ撮影など

2014-12-05 |  出撃 at 北信越地方
 2014年も残すところ、あと1ヶ月となり、またこの季節がやってきました。
 冬の青春18きっぷ発売期間に入ります。
 今年の春に買い残した筒石駅発行の赤い青春18きっぷが夏に即日完売して買えなかった事から、今回は気合を入れて(というかたまたま有給休暇が取れた)リベンジに挑むことにしました。
 今年2月の北陸東部行脚では、撮影をせずに純粋にきっぷ購入のみで出撃しましたが、今回は土日が週休日なので、北陸線内でのトワイ撮影や生中継なども兼ねての多目的出撃としました。

 トワイ撮影の日曜日
 北陸線内でのトワイライト撮影ですが、冬が来る前に雪のない状態で撮れる最期のチャンスでもあることから、土日で撮影するつもりでいましたが、土曜日は生憎の天気となったことから撮影は諦めて、夕方ごろから出発し、福井で滞泊することに。


 福井駅に朝6時過ぎに到着。日曜でも早朝から駅のそば屋がやってるのにはオドロキ。何と営業時間は6時~23時という、首都圏の駅でもまず見掛けないぐらいの長時間営業をしていて、ありがたいことです。

 福井発6:44の普通電車で金沢方面へ、生中継予定場所は「石川県内」としていましたが、細呂木-牛ノ谷の直線で撮ることにし、粟津から逆戻り。

 牛ノ谷駅に到着。駅前はジュースの自販機以外は何も無く、トイレも工事中で建物自体がなくなっていました。

 徒歩10分強で定番のストレートに到着。撮影者は3名程の超まったりで、ピーカンの絶好の撮影日和の中、ヨンダーバードでテスト撮影。よしよし。

 しかし本番10分ぐらい前からうっすらと雲が出てきて、影ってしまいました。これも正面カブリ付き乱入ジジイのせいに違いありません。トワイが通過し、次のサンダー通過の時にはまた晴れていたので、やっぱりあの乱入ジジイが原因だと確信していますw

 牛ノ谷で撮影の後は、下りのトワイが来るまで、石動に移動し、〔北越〕の撮影とします。

 金沢を12:10の富山行きに乗ればちょうど13時台に上下の〔北越〕を撮影できるので効率がよいです。 しかしここでも順光でくる上りの4号通過の時には影ってしまい、下りの5号をサイド追い撮りとして撤収。
 下りのトワイは16時ごろにやってくる予定なので倶利伽羅へ移動したのですが、ここで悲報が入り、人身事故のため1時間遅れで運転中という、これだと倶利伽羅通過は17時になるので真っ暗ですから、もう駅間では撮れません。
 仕方なく駅撮りで我慢することとし、通過駅で条件が一番良い石動駅にまたやってきました。

 17:14 下りトワイ通過。同様に遅れていたサンダバ通過後、直ぐに下り出発信号が黄色になったので、もしや? と思いながら見ると、2灯の黄色いヘッドライトが見えたので録画開始。暗くても動画であれば何とか撮れます。

 無事に撮影&生中継終了後は、もう一つのお楽しみ、石動駅のそば屋です。天ぷらそばを頼みましたが、富山駅の立山そば同様に関西風の薄味出汁で、これならうどんを頼んだ方が正解だったかも知れませんが、出汁がめっちゃ旨いので、そばでもそのマイナスを補うだけの物はありました。日曜の夕方なのに店内は満席。意外と繁盛してる感じがしました。ちなみに私以外は全員うどんを食べていました。


 さて明日の決戦の地、筒石へ向けての移動となるのですが、今夜の滞泊地は糸魚川。ちょうど石動を18時過ぎに糸魚川行があるので、至福の475系6連に揺られます。(写真は魚津での特急待ちの時のもの)
 しかし475系の心地良さを堪能するのも良いですが、今晩の食事の事も考えなければなりません。糸魚川に着いてもロクな食事はなさそうなので、475系の普電は生地で下車し、一旦富山駅に戻ります。

 結局富山駅で駅弁を購入し、次の21:04発の直江津行きに乗車。413系車内で弁当タイム。

 22:18 定刻より4分遅れで糸魚川に到着。いよいよ明日へ備えます。

 決戦の12月1日 舞台は筒石へ

 糸魚川での滞泊はキハ52の撮影以来、数年ぶりにやってきたオレッタ。つまりネカフェ。しかしここで事件発生。
 なんと料金システム変更のため、一旦24時で精算した後、0時から新料金でカウントし直すとの事。あと30分ほどで0時だったので、店外にあるソファーで待機。0時過ぎにようやく入り、即就寝。
 糸魚川にはルートインがありますが、駅から徒歩15分もかかるので、それだったら、もう10分歩いてネカフェに来た方が寝過す(ネカフェでさえ寝過ごす事がたまにある私なので、ホテルなどには絶対に泊まれないのです)心配は少ないですし、節約にもなります。

 糸魚川駅ホームに入ると、昨夜途中まで乗ってきた475系6連が停車中でした。526Mとして金沢へ帰って行きます。

 下りの一番列車は糸魚川始発ではなく、1駅隣りの青海駅が始発です。ホームにはどうみても鉄っちゃんと思える人々の列がこれだけ出来ています。
 東京方面から夜行バスで来ても、直江津始発が15分ほど遅いので、前日に糸魚川入りして、この始発に乗った方が早く着けると、同じ考えの人がこれだけいるものですね。

 糸魚川を6:36出発。すでに夜も明けはじめており、あとは筒石に着くだけです。途中の能生で数人が降りていきました。発売枚数が多い筒石は後回しにして、先に能生を押さえておこうという事でしょう。これはこれで正解と思います。
 と言ってるうちに筒石に到着。

 それっ! ってんで走って上がる人も見られましたが、大半の人が、ここまでくれば20人ほどで先を争う事もないだろうと、皆淡々と階段を上がって行きました。
 私は撮影道具を載せたキャリーカート持ちだったので、下のベンチに据え付けていた分、上がり始めるのが遅れましたが、途中で既にゼイゼイいってる3人を抜かして、結局後ろから8番目辺りか?

 そう思いながら上に上がった瞬間、何じゃコレ?
 どんだけ並んでんねん!
 しかも列が全然進みません。 そうこうするうちに直江津からの始発列車も到着し、下のトンネルから凄い靴音が階段に響き渡ってきました。駅員さんが1人出てきて、雨に濡れるから、下からの人が上がってくる前に並び直して下さいと。並び直した場所がちょうど駅舎を半周した場所で、横を通学の高校生が通り抜ける度に不思議な目線を感じます。
 その後も列はほとんど進まず、1時間経っても20mほどしか進みません。
 そのうち8時で窓口係員が交代するので、業務の締め&集計作業が入ったため切符の販売も停止。20分近く全く動かなくなりました。

 8:20を過ぎてようやく販売再開、少しずつ列が進みます。あと数人のところでようやく駅舎内に入れるところ。

 いよいよあと1人。窓口には券片番号を書いた一覧表があり、発売枚数に応じてチェックを入れていきます。ざっと見るとあと140枚ほどか? 奥にはきっぷの束が見えます。

 そして遂に私の番。2枚買おうか1枚だけにしようか迷いましたが、結局1枚だけ買うことにしました。
 この冬は勤務日程の当たりが悪く、大晦日~三が日も出勤だし、無理して10日間出掛ける事もなかろうかと。

 購入後、恒例の記念撮影。列はだいぶはけてきたのは、6時の発売開始の頃に並んだ奴らがまとめ買いをする輩で、その後は自分達が使う最低限の枚数しか買わない人なので、スムーズに人がはけました。結局9時前には列はほとんどなくなったという感じです。

 また上がってきた階段を下りていきます。

 上下線別々のホームなので(当然ですが)このように途中で分かれ道があります。私は直江津方面なので、右へ降ります。

 下へ降りると、最初に並び直しを命じていた駅員さんが1人待っていました。これは通過列車などがあるので、勝手に出ないように監視するのですが、通常時は次の列車が来るまでは誰も下にいない事から、列車の時刻が近付くまでの間は上に上がってるとの事でした。

 通過列車もないので、扉を開けてホームへ。私が先んじて出ると、後ろで待っていた人たちも次々と出てきて、その後ホーム上はちょっとした撮影会となっていました。

 ふわっと風を感じたので、右手を見るとライトの灯りが。9:18発の529Mがトンネルに入ってきました。断面が大きいのか普通列車だからか、地下鉄の出入り口にあるような強い風を感じる事もなく、そよ風程度でやってきました。ちょっと腑抜けな感じ。

 直江津行の普通列車を1駅手前の谷浜駅で下り、時刻変更で走ってくる上りのトワイを撮影すべく、駅から歩いて撮影場所へ向かったのですが、列車通過5分前になって横殴りの雨に見舞われ、写真撮影は中止。動画撮影のみで終えました。
 こんなに急に雨が降るなんて、しかも列車が通ると止むんだから、きっと直前に駅に自家用車を横付けして停めた駅撮り野郎のせいに違いありませんw

 谷浜駅に戻って次の下り列車を待っていると、雨は本降りとなり、もう駅間撮影は不可能。さっさと帰ろうかということとしましたが、1本遅らせて〔北越号〕を。

 1本遅らせたことで、E129系の試運転を目撃することもできました。まぁこんな電車、今後いつでも見られるから別にいいのですが。

 信越本線・篠ノ井線経由で松本へ向かいます。以前信越線開通125周年号の撮影のために来た脇野田駅は新幹線の駅へ寄るために線路が迂回された新ルートになっており、趣のあった旧駅舎側は通りませんでした。

 長野からは走ルンですE127系で松本へ。松本に着くとちょうど115系スカ色6連のC1編成がお出迎え。雨も止んで最後に少しオマケを貰った感じで終わりました。(松本から先は快適な高速バスで帰路に就いたため省略)


 今回は筒石駅発行の1枚だけになる模様です。これで北陸本線の赤券は今庄・南条・森田・春江・丸岡・水橋・青海・能生と合わせてパーフェクト達成できました。残るは支線の九頭竜湖・高松(七)・戸出の3駅ですが、来春以降も赤券の発売自体があるかどうか・・・
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