六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

ふらっとVリーグ観戦

2024-11-24 | スポーツ
 ここのブログに見に来ていただいている方の多くが鉄道趣味の関係かと思いますが、最近は全然鉄道車両などの記事が一向に出てこずに退屈しているかも知れませんね。期待されているとしたら申し訳ありません。
 10月末からの一週間は鉄道関係として、JR各社の社会人野球が大阪に集結した話、そして先週は浜松にJR全社の吹奏楽部・音楽部が集結した話を書いてきました。一応写真(元はほぼ動画)も撮っているので、野球選手も含めて「撮り鉄」道社員?(みたいなちょっと苦しい)を一応やって、記事の方も連続で書いてきたので、ちょっとお腹いっぱい感がありますから、ここらで休憩をと思ったのですが、今週も出掛けてしまいました。

 23年ぶりのVリーグ観戦
 ということで、どこへ出掛けたかというと、何と久しぶりのVリーグ・バレーボールの試合観戦です。
 2001年にこれまで日本の女子バレー界を牽引してきた日立製作所の日立ベルフィーユが廃部になると聞いて、初めて試合観戦、それも新潟県までわざわざ車を走らせて行ったのですが(ついでに日本海側で撮り鉄も)、その年の5月にも大阪で多分最後の観戦(ついでにどこのチームか忘れましたが男子の試合も観戦)をして以来、なかなかバレーボールの試合を見に行く機会がなかったのですが、情報化の恩恵なのか、割と簡単に試合日程などが検索できるようになり、久しぶりに行ってみようかということで、ちょうど暇だったので、近隣で試合してる所がないか見たところ、三重県鈴鹿市で下位リーグですが、三重VT対JAぎふという試合カードを見つけたので、クリックしてみました。

 この三重ヴィアティンというチームは他に男子のバレー、サッカーJ3・バスケットのチームもある三重県北部の総合的スポーツ企業?のようです。
 なお野球とラグビーは鈴鹿市に本拠地を置く、Honda鈴鹿・Hondaヒートの2チームがあり、相互に補完する形となっているようです。なお鈴鹿には三浦知良選手の加入で有名になったJFLの鈴鹿ポイントゲッターズもありますが、こちらはJリーグ未昇格のクラブです。
 サイトに「ローソンチケットで購入」と書いてあるので、クリックしたところ、「該当なし」と無常の白画面が返ってきました。ならばとVリーグチケットのサイトも見たのですが既に販売終了。 
 田舎の2部リーグだし、そんなに売り切れるほどの事はないだろう、当日券とかあるんじゃないか? と探したところ、選手たちのXを見つけ、一週間前の別の会場での試合でしたが 「当日券ありまーす!」との事だったので、鈴鹿市でも多分当日券あるだろうと勝手に想像して行ってみる事にしました。



 .予備知識なしでの特攻
 企業の本社は桑名にありますが、三重県北部一帯をホームタウンとして、幾つかの体育館で試合を行っていて、今週末は鈴鹿市のAGF鈴鹿アリーナで行われるため、最寄り駅の白子まで40分ほどで行きます。

 白子駅初下車(多分)
 2駅北の伊勢若松では何度も降りたことがありますが、ここ白子は近鉄沿線に住んで20年以上になるのに、実は今回初めての下車です。

 駅前に出てきました。
 F1の聖地ということで、過去10年間の優勝~3位入賞者の手形プレートがあったり、観光案内所もF1グッズが置いてあったりと、さすがは世界の鈴鹿です。

 13:40 白子駅から徒歩12分ほどでAGFアリーナに到着。
 あれ、ほとんど人がいません。子どもらが鬼ごっこしてる以外はほとんど人の姿が見えない。調べてみると試合開始が15:30~で、1時間見間違えて早く来てしまったようです。
 とりあえず閉まっているドアから中を覗いてみると、机が出してあって、当日券売り場と書いてあったのでひと安心。試合開始の30分前には開くだろうと、まだ全然余裕だし、ここに居ても風が吹きつけて寒いので、開場時刻は15時だと思ってちょっと散歩してくることにします。

 14:10 散歩から戻ってきたら、あれれ、並んでる! どうやら開場は14時半のようです。
 慌てて列に並びました。その後も後ろに人がどんどん並んで、階段下のテニスコート前まで列が出来ていました。
 待っている人を見ると、みんなチケットを持っている(専用のチケットホルダーを首からぶら下げてる人も)ので、どうやら当日券を買う人は少数派のようです。
 14:30 ドアが開いて、並び列が進みます。やっぱりみんな前売り券を持っていて、私の前後数人で当日券を買ってる人はいませんでしたが、すんなり中には入れました。

 いよいよ試合観戦

 自由席は2階で、入り口からそのまま入ることができます。
 指定席は1階のフロアに折り畳みのパイプ椅子を出しての値段が高いのに貧相な椅子席ですが、選手を間近で見られるのと、カメラ小僧席で撮影用のビブスを着用すれば、試合中に望遠レンズで選手を撮影できます。それ以外は原則撮影禁止。
 今回は見るだけなので、2階の自由席として、ちょうど真正面から見えるいい場所に座りました。これで1,500円です。ハリセンとパンフレット、手書きの選手応援手引き?も貰って、試合開始を待ちます。

 14:53 試合開始までだいぶ時間がありますが、色々と応援を盛り上げる余興が繰り出されていて、チアリーダーによるダンスパフォーマンスや、地元中学生による始球式などもあり、お客さんを退屈させない工夫がされていて、隔世の感があります。昔は何も無くて淡々と試合が行われていただけですから。

 DJ音楽に合わせて両チームの選手が入場
 サッカーと同じく、子どもたちによるエスコートもあって、この辺りも楽しめます。

 なお相手チームの入場時には特に盛り上がった演出はなく、淡々と入場が行われていました。
 ホーム&アウェイでの差を付けることで、地域のお客さんを定着する狙いもあります。

 いよいよ試合が始まりました。
 試合そのものはテレビなどで見るのと大差はありませんが、片方の辺に応援団がいて、太鼓とメガホンを使った応援が行われていました。これも初聞きです。応援の調子はサッカーとほぼ同じ感じで、メガホンの先導で太鼓と観客のハリセンが会場内に鳴り響きます。
 客席ですが、入って直ぐの私が居た側はそこそこお客さんが入っていたのですが、対面側は入り口からぐるりと回り込って行かないといけないので、見ての通りのほぼガラガラでした。更に第3セット終了時にパラパラとお客さんが帰りだして、まだ決着も付いてないのですが、第4セットは少し寂しい感がありました。

 第1セットを三重が取ったものの、第2~第4セットを岐阜に3連取されて3-1で三重は敗退。
 今季まだ勝利がなかった三重ですが、またしても敗戦となり、0勝3敗となりました。この三重は元々V3のチームだったので、現在のVリーグの中では下位に甘んじていて、今年度どころか前年度の最初の方に勝って以来、公式戦では負け続けており、いつ勝つんだろうかという期待は持たせます。
 またプレーもバレーボールには全く知識のない私ですら、かつて見た日本代表を何人も抱えたV1の選手たちとは打球の強さ・速さの違いをV2では感じました。JAぎふは試合消化が2試合多く、既に2勝2敗だったので、この試合で勝ちが先行して3勝2敗としていました。

 ファンに楽しいサービス
 試合は負けましたが、試合が終わっても1階指定席のお客さんは帰りません。それは

 ファンサービスの記念写真撮影があるからです。
 試合が終わると場内アナウンスで、どうぞ記念写真を撮ってくださいと案内がありますから、私がいた2階席からでもこのように遠巻きに撮れるのですが、1階指定席からだとこれが真正面に撮れますから、やはり値段差だけの価値はありますね。
 引きで撮るとこんな感じで、1階指定席(カメラ小僧席)のお客さんに選手たちも応えてピースサイン。
 こうしてお客さんを少しでも獲得することで、チーム運営を軌道に乗せて行かないと、台所事情も大変ですからね。
 なお会場前ではチアによるお見送りもあり(1階指定席のお客さんには選手直々による見送りもある)また見に来てくださいとチアのお嬢さん方から言われると、オジサンまた来たくなっちゃう! と言いたいところですが、ここは暫く色々なチームをまず見ることからでしょうね。試合内容そのものよりも運営とかお客さんの入りや応援スタイルとか、トータルで見比べると面白いと思います。次にバレーの試合が見られるのはいつになるかな? 何せ土日に休みが中々合わないのでね。

 17:50 白子駅まで戻ってきました。
 次にこの駅で降りることは近いうちにあるのかな?

ということで、23年ぶりにVリーグバレーボールの試合を見た件でした。しばらくは平日に休みの週が続くので、寒いしお出掛けが一気に減るかも。
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JR各社の吹奏楽部が浜松に集結

2024-11-17 |  出撃 at 東海地方
10月末から11月初旬にかけての約1週間は史上初JR旅客6社全ての野球部が出場した社会人野球コンプリート観戦のため、大阪に出撃していましたが、今週末は別でJR各社が集うイベントがありましたので、そちらに出撃しました。
 JR各社の行うイベントと言えば、最近だと車両基地での有料撮影会などが行われていますが、今回は鉄道のイベントではなく、音楽のイベントです。

 社会人野球にも少し関係がありますが、JR各社の吹奏楽部(音楽部)が年に一度集結する音楽イベントがあり、2016年に第1回が開かれ、北海道を除く5社の地域で開催地を持ち回りで行っていて、今年が7回目の開催となるもので、今回の開催地は音楽の街:浜松で行われることになりました。
 軟式野球部のため都市対抗や日本選手権には出られないJR貨物も勿論参加しますし、列車の乗務もしている野球部員が試合に出る日には、一緒に吹奏楽部まで野球場には出向けないJR四国も参加します。逆に吹奏楽部が演奏会で出掛ける時には、野球部員はその分の乗務を代わりに行ってるということでしょうね。
 そして単独枠の演奏は無いものの、合同演奏にスポット参加するJR北海道も加えて、JR7社全ての吹奏楽部(音楽部)が集まる年に1度のイベントがこの定期演奏会です。

 今回の会場は浜松駅すぐ横にあるアクト浜松の大ホールで、ここは2,300人収容、日本初の4面式のクラッシックコンサート対応の本格的ホールを借りるとあって、ホスト役のJR東海さん非常に気合入ってます。



 名古屋から浜松までは一旦豊橋で降りて改札を入り直す事になりますが、今回は豊橋往復きっぷを使い、豊橋-浜松間は通常の乗車券(IC)で乗ることで、休日であれば1,040円安く往復できます。

 12:30 浜松駅に到着
 駅の東側、画面の左側にある茶色い建物がアクト浜松で、高い場所はホテルで、下の広い建物がホールになっています。開場は13時なので、もしかしたらある程度並んでいるかも知れません。

 ホールに入ると既に80人近い人が階段に並んで、開場時間を待っているので、私も最後尾の列の場所に並びましたが、その後も続々と人が集まってきて、列はみるみるうちに長くなっていきました。
 いかにも吹奏楽をしているそうな(というか聞こえてくる会話内容ですぐ分かる)中高生の娘さんと一緒の親子連れ以外は、定年退職したような高齢の夫婦らしきなどの姿も含めて、全体的に年齢は割と高めでした。

 12:58 開場予定時刻の13時を若干フライングしての会場となりました。
 2階席は取材者専用ということで、一般の観衆は1階席のみでの観覧となり、最初は舞台近くの前の方の席に座ってみたのですが、傾斜が意外と緩く、下から見ると譜面台で演奏者がよく見えないため、一番後ろの方の席に移動してきました。一番後ろの列には三脚を立てて動画を撮ってる人がいて、撮り鉄?と思いましたが、会話の内容からして、公式のプレスに属さないため2階席には上がれなかったJR職場関係者っぽい感じです。他にも前の方で三脚立てていた人も1名いました。普通のコンサートだとこういうのはご法度の摘まみ出しですが、この辺が許容されているのが無料コンサートの緩いところでしょうか? といって何も事情を知らない私たちが遠慮なくカメラを構えるのも何ですから、今回は勿論ハンディーカメラは持参していません。

 13:17 JR全社メンバーによる、ウェルカムアンサンブル。
 今年は全員フルートによる共演でした。7社もあるのでフルートだけで16人も出せますね。
 演奏の模様については、こうした講演中のカメラでの撮影は憚られるものですが、最低限程度での撮影ということで、音が大きい時に携帯でサッと撮りましたので、白飛びした変な写真になっていますがご了承下さい。
 演奏順からいいますと、

 ①JR貨物音楽部(部員数61名 出演は34名くらい)
  全国に散らばっているので、今回来れたのはぱっと見数えたところで楽器22名+声楽12名の34名ぐらいでした。
  事前練習無しのぶっつけ本番とお話されていました。 3曲中1曲目はヒスイという声楽曲のいわゆるアカペラなのも特徴。
 ②JR四国吹奏楽部(部員数30名 出演もほぼ同数)
  人気のアルヴァーマ序曲とオーメンズ・オブ・ラブというコテコテの2曲を演奏
  野球の応援には来れませんが、四国内での鉄道まつりなどでは見られます。
 ③JR西日本吹奏楽団 近畿統括(団員数48名)+ふれあい楽団(軽音楽数名)
  JR西日本ほどの規模になると、大阪以外にもいくつかの楽団があり、今回は近畿地区の吹部本体と軽音楽部を加えて見た感じ50数名で出ていました。

  JR西日本と言えば、かつての白制服を彷彿とされる白のジャケットが印象的です。
  演奏曲では世界の国からコンニチハ~つまり、来年の関西万博を見越しての選曲というところでしょうか。

 ④JR九州吹奏楽団(団員数62名 出演は半数ほど)
  先日の社会人野球の応援でも見ましたが、今回も社歌である浪漫鉄道が演奏されており、これがまた野球応援時とは違ったステージ演奏用にアレンジを変えて演奏されていたので、その辺りの違いも聞いていると面白いものです。
  野球の応援でもない演奏会で社歌が演奏されて、九州じゃやない地域なのにお客さんも口ずさむとか、本当に神曲ですね。
 ⑤JR東日本東京吹奏楽団(団員数69名 出演は52名)
  西日本同様に各地に楽団を持つJR東日本ですが、今回は東京の本体に東北吹奏楽団からも数名参加して52名での演奏となっていました。
  数日前に京セラドームでJRファイヤーを演奏してたとは思えない、重厚な感じの演奏していました。
 ⑥JR東海音楽クラブ(部員80名)
  今回のトリを務めるのは勿論ホスト役のJR東海。

  音楽クラブと銘打っているように、基本の吹奏楽部に加えて、軽音楽の人員も全部合わせた1つの部としてのまとめていて、東京から大阪まで地域が広いため、それぞれの地域で少数での演奏も行われています。特筆なのは、現社長さんが自らトランペットを吹いていて、今回の演奏会でも自ら楽器を持って開会の挨拶に出ておられました。
  そして演奏ではプログラムに罹れた2曲の演奏後に、サプライズで「会いに行こう」CM専用バージョンも演奏され、盛大な拍手が巻き起こっていました。まさかこれが生で聞けるとは、粋な演出です。野球部の応援ではエレキベースが来ますが、室内演奏なのでウッドベースが来ているのも発見点ですね。

 ⑦JR7社合同演奏

 最後は今回演奏のJR6社に加えて、JR北海道からの2名のスポット参加を加えたオールJRでの演奏。
 2曲+アンコールでは「鉄道行進曲」として、鉄道唱歌をベースにアレンジしたものが最近の定番の締め曲として演奏されていますが、今回も演奏され、100人以上の大編成での声楽+楽器の大演奏で幕を閉じました。


 こちらがパンフレットの中身(表紙は記事の一番上にある紺色のもの)
 気候も寒くなってきて、日も短くなるので外での活動が減るため、出掛けることも減る時期ですが、こうしたイベントがあると、一度行ってみたくもなると思います。何せ入場料無料! 会場費は全てJR持ちですから、東京も大阪も超満席なのは分かりますね。

 ということで、野球に続いて音楽でも楽しむJRのお話でした。
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社会人野球日本選手権 観戦まとめ

2024-11-15 | スポーツ
連日記事に書いていました第49回社会人野球日本選手権の観戦模様ですが、JR6社の1回戦の試合以外にも2回戦2試合や、JR以外のチームの試合も6試合ほど見ていますので、合わせて一気にご紹介します。

 ホンダ熊本 (10/30 第2試合 対東芝)
 社会人野球で一番最初に応援を始めたチームがこのホンダ熊本で、トヨタと決勝を戦ったりと、九州を代表する強豪チームで、応援には黒いアイツもやってきますw

 いつものホンダ応援セットに、今年からはユニフォーム型の小物が付くようになりました。
 夏の予選で鈴鹿は缶バッチ(+お菓子付き)でしたが、今回の熊本はスマホスリングのようです。

 応援団用の囲い込みも広く取っておらず、来賓者用のエリアも設けていなかったので、お立ち台の近くまで入ることができました。
 熊本製作所の象徴であるバイクが宙を舞います。舞台の端には黒いアイツも踊ってました。
 残念ながら試合は東芝に0封されて1回戦敗退でした。

 TDK (10/31 第2試合 対日本新薬)
 第2試合では、一度見てみたかった「中毒性のある応援」で有名なTDKの試合です。

 応援グッズはタオルとうちわ、それにJR九州でも触れましたが、折るとハリセンになる台紙の3点セットです。

 地元秋田からの応援バスツアーもあり、一般市民も大勢詰め掛ける(大概が定年退職した人か農閑期の農家の方?)平日の昼間の試合なのにスタンドは結構埋まっていました。
 地元のサッカーチームの応援キャラクターなど大阪まで長駆駆け付け総動員です。

 .NTT西日本 (11/1 第3試合 対HONDA)
 この日は朝からJR九州・JR北海道と2試合見たのですが、阪神にドラフト1位で選ばれた選手で話題のNTT西日本が出るので、そのまま第3試合も見ることにします。既に今年は夏の都市対抗でNTT西日本は見ていますが、伊原投手を見るのはこれで見納めになりそうなので、この機会に観戦します。

 NTT西日本の応援グッズはいつものショボい構成で、うちわとスポニチ特集のセット。
 もうちょっと弾んでくれてもいいのになと思いますが、今日は凄いお客さんが詰め掛けてるので、お客さんの少ない地方予選の日でいいので、タオルとか作ってほしいな。

 入場列が社員も一般客も分けずに並ばせたので、内野席1塁側からぐるりと外野を周回してレフト側まで列ができて、後ろの方の人は入るのに30分も掛かったとのこと。懸念されたトラキチどもはほとんど見掛けませんでしたので、そこは一安心。

 先発ピッチャーはその伊原投手。
 都市対抗の京都の予選や東京の本戦でも見ましたが、MAX149キロというよりは、のらりくらりとバッターを打ち取る感じがします。ロングリリーフもいけそう。野球に詳しくないのでその辺は素人目線ですが貴重な左投手ですね。

 都市対抗だと完全指定席なのですが、日本選手権は自由席なので、企業で座席のエリア分けがなければ自由に座れます。ということで、NTT西日本さんはエリア分けをしてなかったので、ブラバン近くに座れました。最初はもう少し前に座ったのですが、ドラムセットが視界を遮るので、7列ほど後ろに移動してきたら、通路を挟んだ中央寄りの席にチアのOGさん達が固まって座っていて、現役のチアさんらが次々と挨拶に来ていました。

 NTT東日本 (11/4 第1試合 対トヨタ自動車)
 NTT西日本を見たので、ついでにNTT東日本もということで、これでNTTコンプと(まぁチームも東西2つだけだし、ほぼ毎年常連なので2つとも見るのは難易度低いですね)しました。

 NTT東日本の並び列。開門10分前でも余裕でした。
 天気が良いので、応援グッズを置いた机を建物の外側に出して、配布してからの入場扱いにしていました。この辺は企業によってや、その日の天候や入場者数によって臨機応変に変えているようです。
 机の左側一角はNTT社員専用の並び列となっていて、置かれているノートPCに自分の社員番号を打ち込んでからの入場となっていました。

 こちらがNTT東日本の応援グッズ。
 化繊ですがタオルにピステ、そしてうちわと、ショボい西日本に比べればそれなりに出してくれてますね。やはり収益性で有利な東京圏を持ってるのと、毎年台風被害で億単位の復旧費用が消える西日本とは台所が違うようです。

 NTTの応援と言えばコレ、チャンテ曲の「スパート」ですが、これも東西で若干違っていて、西日本が三角柱を回転させるのに対し、東日本は反転フラップ(パタパタ)式のようにして表示を変えるので、この辺の違いを見比べるのも面白いです。
 チアも年齢は西高東低で東日本の方が若い子が多い感じがします。
 試合は王者トヨタに0封され前回の雪辱ならず2回戦敗退となりました。

 JR東海 2回目(11/4 第3試合 対ミキハウス)

 JR東海は既に初戦で一度見ていますが、7回の途中で当直勤務のため球場を出ているので、2イニング残した形になりましたが、これで完全観戦となりました。
 応援の内容的には初戦と同じで特に変わらず、配布された応援グッズも初戦と同じでした。5回終了時のインターバル出し物も東海道新幹線開業60周年と新大阪駅の紹介という形でした。

 三菱自工倉敷 (11/5 第1試合 対JFE西日本)
 観戦最終日の11/5は朝から結局3試合も見てしまうことになり、第1試合ではどちらに入ろうか迷ったのですが、一度間近で見てみたかったプロのチアダンサーさんが踊る三菱自動車にしました。私が昔乗っていた三菱ミニキャブは、この水島製作所で作られた車なので愛着がありますし。

 三菱の応援グッズはタオルとバルーンにパンフレット。
 黒字に赤の現在のコーポレートカラーを全面に打ち出しています。

 三菱自動車名物のプロのチアダンサーの方。
 名古屋に本拠地と千葉にもスタジオを持つ、LOICX ダンススクールの本職の方で、メインは岡崎のチーム帯同で来てるようですが、倉敷のチームの試合にも駆けつけているようで、相手チーム側として反対側から2度ほど見たことがありますが、ようやく応援席で見れました。ブラスバンドも岡崎のロゴが入っていたので、メインは岡崎工場ということでしょうか。
 試合は隣県対決をJFE西日本が勝ち(意外と強かった)倉敷は2回戦で、岡崎は準々決勝で敗退しました。

 JR西日本 2回目(11/5 第2試合 対HONDA)
 昨日のJR東海に続いて、JR西日本も2回目の観戦になります。
 平日の昼間の試合とあって、初戦の時のようなグループ社員総動員で外野まで満員というような事はなく、一般客も通常どおり内野席で規制もなく見ることができました。

 前回のように外野席側ではなく、内野の1番ゲートに社員・一般の区別なく並びます。応援グッズを乗せた机が4列も並べてあり、きっぷの良さを感じます。JRだけに。
 右前に並んでる茶髪のお姉ちゃんは前の試合の時も私のすぐ前の列に並んでました。左肩から超望遠レンズの入ったバッグをぶら下げていて(多分500mmのレフレックスレンズ相当)入場開始とともに一目散にベンチ前席に突進していました。野球選手大好き女子は重い一眼レフに超望遠レンズなど苦にしません。私なんか400gのビデオカメラですら重たいと感じてるこの頃です。

 座席の区割り規制がないので、好きなエリアで見れました。今回はお立ち台のすぐ近くの席に座ります。
 ここの欠点はお立ち台にバッテリー間が隠れるので見えない事であうが、私には関係ありません。野球のプレーを見に来てるのではないのでwww
 試合はHondaに0封されて敗退、前回は何度も歌った宮島さんを今回は一度も歌うことなく敗退しました。

 ヤマハ (11/5 第3試合 対東芝)
 一週間の観戦もいよいよ最後のチームがヤマハとなりました。実は去年の選手権もヤマハの試合は見ています。

 こちらが応援グッズで、タオルとパンフレット。
 タオルは他の企業はビニールに入った物を配っていますが、こちらは段ボール箱に入っていたタオルをそのまま手渡しでした、これは地方予選で配る時と同じ方法です。でも貰えるだけありがたいです。

 ヤマハと言えば何と言っても圧倒的なブラスバンドの応援。何せ楽器を作ってる本職ですからね。
 企業の吹奏楽部で唯一? 有料での演奏会をやってて、しかもお客さんが大盛況という凄いブラバンです。
 試合は2-2の膠着状態が続いたのですが、8回ウラに4点取られて、9回表に盛り上がったものの、そのままゲームセット。ヤマハさんにとっては私が見に来ると負けてるので、次行ったら追い返されるかもw


ということで、怒涛の一週間が終わりました。
 7日間で14試合を見て5勝9敗という、意外と善戦してました。もっとダブルスコア位の負け数かなと思ったのですが、まぁこれで良しとしましょう。
 これで今年の野球シーズンは全て終わりました。(まだプレミア12とかやってるようですが、もう自分の中では閉店しちゃったので)来年もまた野球シーズンが楽しみです。

 週末はJR各社の吹奏楽部が浜松に集結するので、浜松に出撃予定です。
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全部見たJR6社の社会人野球選手権(その3)

2024-11-11 | スポーツ
連日の社会人野球日本選手権の観戦記事の続き、JRシリーズの最後になります。
 JRの残る2社の東海・西日本試合日程ですが、ちょうど当直勤務日にあたっているものの、11/2のJR東海が第1試合で、11/3のJR西日本が第3試合に出るため、JR東海の試合を見てから急いで帰宅してそのまま職場へ出勤し、当直明けで帰宅した後に支度をしてまた大阪に来るという、割と強行なスケジュールですか、これでJR6社全て見ることになります。なおJR東海については昨年の大会でJR四国側から、JR西日本については7月に都市対抗本戦の東京ドームで対JR東日本-東北戦で見てはいますが、選手権の応援席で見るのは初めてになります。

 JR東海 (11/2 第1試合 対日立製作所)
 去年に続き3年連続で出場のJR東海、昨年は初戦でいきなりJR四国とJR対決になって、逆転負けで1回戦敗退となりましたが、今回対戦する日立製作所も夏の都市対抗で予選負けした同じ境遇であるので、力量的には似たレベルでどちらが勝つか分かりません。

 朝から強い雨が降っている(2時間後には新幹線が大雨で一時全面ストップする羽目になる)にもかかわらず、けっこう人が並んでいました。さて良席で観戦できるかな?

 応援グッズですが、ミニパンフとうちわだけでした。
 これは6月の都市対抗の予選の時点ですでにマフラータオルの在庫を捌けてしまって、その後の補充が無いようです。来年はどうするのかな?

 ということで、私にとっての定番席である、横断幕の下の座席にやってきました。
 張られているネットの境目になって、バッテリー間が見にくい場所ですが、まぁ高校野球と同じく、野球のプレーは二の次なのでw

 1回戦の試合前にはどのチームも応援団とグランド選手が並んで記念撮影をしていて、グランドにいる公式メディアのカメラを向いて(客席に背を向けて)立つため、後ろ姿しか見えないのですが、JR東海をはじめ一部の企業は公式記念撮影の前にこうして客席側を向いての撮影タイムがあり、この直前にはチアだけでの並び姿も見られます。

 グランドでは試合前に監督・ダイヤモンドサポーター・先発メンバーが紹介されますが、その際にダイヤモンドサポーターさんが、ぴよりんのぬいぐるみを抱えて登場してました。間違ってイコちゃん抱っこして出たら面白いのにw

 続いて始球式ですが、大概がJABA会員の男性か少年野球の坊やが投げる事がほとんどで、たまにタレントが出たりもしますが、今回は会員の親子で出場で、小学生?の娘さんが投げるという珍しい光景が、しかもサウスポーとあって、スタンドからはおぉ~っとどよめきが起きていました。

 試合はシーソーゲームで点の取り合いとなる白熱した展開となりました。
 得点が入ると、JR九州と同様に鉄道唱歌タイムとなり、こちらは壇上はチアのみのダンスとなって、男性のリーダーは「わっしょい」のプラカードを持って通路を走り回ります。

 3塁側はスタンドの奥までぎっしりお客さんが詰めかけていました。左の横断幕の後ろの人なんか、レフト側へ打球が飛んだら見えないと思われるような席ですね。
 土曜日とあってか、朝からチューハイ・ビールも売れておりますw

 試合はJR東海が逆転して2点リードしていたのですが、7回表に日立が3ランHRで再逆転という展開。ここで時刻が12時を回ったため、タイムアップで球場を後にすることになり、7回裏にJR東海がまた3ランHRで再々逆転するシーンは見れませんでした。昨日までの10試合で僅か3本しか本塁打が出ていなかったのですが、この試合だけで5本も飛び出す打ち合いとなり、最終的に8-7でJR東海が勝利し、2回戦に進出しました。

 JR西日本 (11/3 第3試合 対王子)
 いよいよJR6社の最後を飾るのが地元関西ではなく、中国地区代表のJR西日本の登場です。

 13時台の近鉄特急で難波に16時頃に到着、球場前には16時半ごろ着いて、まだ入場列の準備をしていなので余裕をかましてたら、何と一般入場の方は外野席になるので10番ゲートに並んでくださいとの事で、大慌てでバックスクリーン後の10番ゲート前に行くと既に列が結構出来ていて、レフト側まで列ができる有様。

 外野席から内野席へ回り込んできたのですが、内野席はJR西日本の関係会社毎に区切りが出来ていて、勝手には座れない感じも雰囲気でしたので、立ち見覚悟でいつもの横断幕付近で待機することにしました。
 横断幕には「広島市」と書いてあるので、これは都市対抗用の幕ですかね。

 JR西日本の応援グッズ配布は至れり尽くせりで、タオルは勿論、ボタン閉じ型のユニフォーム(被るタイプのピステじゃないですよ)とバルーンにNTT西日本も作ってるスポニチ特集号の4点セットで、これらは今夏の都市対抗の時でも配ってましたが、予算がよくあるなと感心します。

 シートノック時には壇上にイコちゃんも出てきて、本番時の立ち位置確認のリハーサルをやってます。
 くまモンみたいに自由に動き回れないので、壇上への上がり下がりを含めて介助者の支えが必要ですからね。

 スタンドは内野席はグループ社員動員でぎっしり満員。外野スタンドの一般客もかなり入って1塁側は大入り、まるでプロ野球の試合のようです。3連休の中日の夜の試合というのもこれほどの大入りを後押ししています。

 試合は前半から両チームの点の取り合いとなり、得点の度に宮島さんの大合唱となりました。
 JR西日本というと関西色が濃い感じがしますが、この宮島さんを聞くと一気に広島色が濃くなります。
 今年も広島カープが日本シリーズの進出がなく、10月早々にシーズンが終わっているので、11月に入ってもこうやって宮島さんが歌えるのは、JR西日本が勝ち進んでくれたおかげです。

 試合は中盤は膠着状態でしたが、後半に追加点を入れたJR西日本が6-3で王子を振り切り、2回戦に進出しました。両チームとも2桁安打で打ち合いましたが、残塁が多かったということでしょう。

 試合終了後には長谷川社長?も壇上に上がって挨拶。
 お客さんも多かったしご機嫌の口上でした。

 最後は異例の外野席にも向かっての選手の挨拶。通常はベンチ前から内野スタンドに向かっての一礼に終わるのですが、ここまでお客さんが入ったので、選手としても嬉しかったでしょう。内野2階席まで異例の解放でしたから。

 ということで、JR6社全ての観戦が終わりました。
 1回戦で勝ったのが、JR九州・東海・西日本の3チームで、明日早速JR東海が、明後日にJR西日本の2回戦の試合があるので、このまま大阪に泊まって2回戦の観戦とします。
 次の記事では残りの観戦模様について書く予定です。
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全部見たJR6社の社会人野球選手権(その2)

2024-11-10 | スポーツ

 連日の社会人野球日本選手権の観戦も中盤戦に入り、JR各社も毎日出場が続きますが、現地3日目は同じ日の第1試合と第2試合にそれぞれJR九州とJR北海道が出るので必見です。
 そして翌11/2は第1試合でJR東海が出るのですが、その日の夕方から当直勤務があるので、一旦家に帰って出勤し、翌11/3の第3試合にJR西日本が出ることから、当直明けで一旦家に帰って、また準備して大阪にやってくることになります。

 そのため11/1~3の3日間で愛知ー大阪間を1往復半することから、丁度週末の金~日の曜日となっているので、この近鉄週末フリーきっぷを購入しました。5,000円で名古屋ー大阪間に3回乗るので、2千円程度安く乗れます。

 JR九州 (11/1 第1試合 対バイタルネット)

 開門時刻の9時ちょうどに到着
 やっぱり朝の試合は人がいませんね。

 JR九州の横断幕は新幹線つばめをあしらったデザイン。
 〇〇市代表の文字が入ってないので都市対抗用の幕ではなく、選手権用に作ってるのかな?

 昨日のJR東日本同様に平日の朝の試合とあって、お客さんも少なく、取引先企業の来賓もないので、座席の囲い込みもなく、応援団のすぐ近くの席に座れました。ただ1席置いて右隣に何と元応援団長のOBが座られて、現役の応援団員が次々挨拶に来るまさかの展開に。
 試合中も私は拍手はするも声を出すと録画の音声に入るので、じっと黙ってカメラを回してたのですが、どこぞのプロ野球の私設応援団みたいに「声出せぇ!」なんて言われることなく、実に大人のたしなみです。これは他の企業の応援席でも同じで、迂闊に変な対応をしてそれが万一取引先企業の人だったりすると面倒な事になるので、お客さんに対しては絶対に応援の強要などはしません。ここが社会人らしいところです。
 これだけガラガラだと、応援団間近で終始カメラを構えてると目立ってしまうので度胸が要ります。

 こちらが配布された応援グッズ。
 JR6社の中で唯一マフラータオルを作ってないのが九州で、折るとハリセンになる赤い紙を掲げてマフラータオルの代わりにするようです。

 さて試合が始まり、男女の応援リーダー&チアがステージ上で交互に踊ります。
 チアの子は7人いましたが、常時踊ってるのは4人で、写真の一番右の子が博多車掌区代表として挨拶もしていました。

 そして得点圏にランナーが出るとチャンテの演奏と共にJR九州の旗を持っての応援に変わります。
 チャンテがなんとアフリカンシンフォニーという高校野球感満載でしたが、旗を持って歩く姿がまた可愛いのでおじさん歓喜。

 またバンドで特徴的なのが、キーボードを持ち込んいるところ。
 写真の一番左で座って演奏しているのがキーボードで、エレキベースはJR東海も持ち込んでいますが、キーボードを持ち込んでるのはJR6社では九州が唯一です。JR以外では西濃運輸やTDKなどもキーボードを持ち込んで演奏しています。

 そしてランナーが本塁に帰って得点が入ると、鉄道唱歌タイム。
 交互にステージに上がっていた男女両方のリーダーが上がって、鉄道唱歌に合わせてラインダンスを踊ります。この試合では大量10得点でしたので、応援団は大盛り上がりでした。

 お楽しみのイニング間の余興タイムですが、ロカビリー風だったりロックだったりと洋楽系の歌を多く出していました。
 相手の攻撃が3アウトチェンジになると、インスツルメントで社歌の浪漫鉄道が演奏されます。
 7回攻撃時には勿論全員起立で社歌斉唱。初めてですが、JR九州の社歌は鉄道ファンなら誰でも知ってるので私でも歌えます。

 9回表にダメ押しの4点を取って大量リードで試合終了。
 相手のバイタルネットにはちょっと可哀想な感じでした。新潟から大阪へ来るのは不便になったのでお客さんも少なめ。

 試合後には社長も出てきて口上。
 応援団員全員でお客さんにお礼の挨拶で閉場となりました。


 JR北海道 (11/1 第2試合 対JFE西日本)
 四国や北信越とともに出場枠が1つしかない北海道ですが、北ガス・千歳自衛隊など4チームの力が拮抗しているのか、割と代わりばんこでJR北海道も出てこれます。
 他のJR5社は給与も出る企業チームなのですが、北海道だけは給与が出ない有志によるクラブチームで運営されており、苦しい台所事情が伺えます。

 JR九州の試合を終えて外に出てきたら雨が降っていました。しかも結構列ができています。
 球場の屋根に沿ってレフト側まで列ができているので、昼食は買いに行けずに、そのまま列に並びます。

 13:20に開門となり、応援グッズを受取って中に入ります。
 JR北海道は有志が運営するクラブチームなのですが、しっかりマフラータオルの配布があります。どこぞの赤色の企業チームさん、見習ってほしいですね。無料とは言わないので有料でいいからJR全社揃って応援タオル出してほしいです。

 こういう時に限って、駅弁屋さんは閉まっていたので弁当が買えず、お昼に買ったのがこちら。
 JR北海道の緑色に合わせてコーディネートしてます。球場内は特別料金で、このセットで1,200円もします。

 こちらはJR北海道の横断幕
 これも「札幌市」と名前が無く色付きなので、都市対抗では使わない用ってところでしょうか。

 社歌斉唱 みんなで黄緑色のタオルを振ります。
 JR北海道の社歌を始めて聞いたのですが、楽曲のアレンジが丸々歌謡曲風で異色。この風景は必見です。
 遠く札幌から、しかも企業チームでないのでブラバン・チアの帯同もありません。

 待機中の応援リーダーですが、ぜひ背中にご注目。
 全体が北海道新幹線を彷彿させるこのデザインにH5系のシンボルマークが描かれています。格好いいですね。

 チア・ブラバン生演奏ともにないので、応援は録音音源に合わせて男性のリーダー4人が壇上で踊ります。
 それとお立ち台の前で司会の人のマイクパフォーマンスがありますが、これが結構名調子でした。

 そしてランナーが得点圏に進むと、リーダーが1人追加で壇上に上がって、J・R・北・海・道のプラカードを掲げてファンファーレに合わせます。チャンテは狙い撃ちで、得点時は社歌のサビアレンジ?な感じの曲でした。

 イニング間の余興タイムではジンギスカンの曲に合わせたタンバリン踊りを披露。
 北海道らしいですね。

 試合は意外とJR北海道が2点リードする形になり、もしかしたら、このまま勝っちゃうかな?と3塁側はかなり盛り上がったのですが、世の中そんなに甘くはありませんね。この後強豪のJFE西日本(今回は4強に残る)が終盤になって一気に逆転して、そのまま2-6で負けました。

 選手とスタンドが黄緑色で一体となった3時間でした。
 内地の強豪と当たるとお通夜モードになるかと思ってたのですが、全然盛り上がって楽しい応援席でした。

 残るはJR東海と西日本の2チーム。次の記事で書きます。
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全部見たJR6社の社会人野球選手権(その1)

2024-11-08 | スポーツ
 さる10月29日から大阪京セラドーム行われている、社会人野球日本選手権大会に今年も見に行きました。
 前記事でも書いていますが、今年は史上初めてJR6社全てが揃って出場したので、1大会で全部見られるという希少な大会となりました。まぁ各チームは別々の試合で対戦するので、全社のユニフォームが一同に揃うわけではありませんが、そのJR6社7チームが一同に揃うのが10月に行われるJRグループ野球大会(今年は四国で開催)ですが、日程の関係でちょっと難しかったです。

 さて各チームの試合観戦の模様を日程順に追っていきます。去年は1,500円払って入場券を買って特別席に入ったものの、やはり応援団席の方が性に合ってるので、途中から抜け出して応援団席に紛れ込みましたが、今年は最初からチーム応援団席に入っての観戦にします。

 .JR四国(10/30 第1試合 対三菱自工倉敷)
 JRグループで先陣を切って登場したのがJR四国で、昨年に続いての観戦です。

 平日の朝の試合なので難波に9時前に着く近鉄特急で行けば十分間に合うので、前日入りはせずに朝2番目の特急で難波へ向かいます。
 夜中から降っていた雨も明け方には上がりました。

 ドーム前駅に到着。やはり平日の朝の試合とあってお客さん全然いません。

 地上に上がると青空がのぞいていました。
 空色のJR四国カラーです。これは勝算あるかな?

 3塁側のチーム応援席入場口がある所に来ると、なんか真っ黒な光景が。
 もう会社関係の人ばかり、JR四国の社員というよりは、取引先の信号機メーカーや保守機械メーカーの方々がずらり、既に開門から10分ほど経っていたので、一般客は中に入っていました。

 バックネット裏のコンコースには駅弁の出店も出ていました(旗がちょっと見にくいです)
 駅弁の出店は、その日の予想される入場者数に応じた弁当の入荷のタイミングの関係で、毎試合出てるわけではないようで、出ていたらラッキーな感じでしょうか。

 入場口で受け取ったJR四国の応援セット。
 タオルとバルーンの2点で、去年は1回戦で在庫が無くなり、2回戦では無地のバルーンのみの配布でした。

 試合前の団長の挨拶。
 JR四国はブラバンはいますが、列車の乗務もやっている野球部員が抜けた上に、ブラバンまで抜けてしまうと列車が動かなくなるので、録音音源によるDJ駅員の名調子で応援を行います。

 こちらもJR四国名物の、毎回攻撃前に行う安全確認。
 団長の掛け声に合わせて、チア・コールさん・そしてマスコットのすまいるえきちゃん、勿論応援席のお客さんも一緒に 「右よし、左よし、前よし、勝利に向かって出発進行!」の唱和を行います。

 得点するとJR九州や東海では鉄道唱歌が演奏されますが、そこは四国らしく、瀬戸の花嫁に合わせてタオルを振ります。
 もうこれで一気に四国に来た気分になります。

 マスコットのすまいるえきちゃんは、ダイヤモンドサポーターなので、本来はベンチ入りするのですが、体が大きいのでベンチには入れず、試合の前後のみベンチ脇を通ってグランドに出ます。

 試合は3回に両チーム1点ずつ取った同点から4回1点追加した三菱自工倉敷が勝利し、瀬戸内海を挟んだ隣県対決が終わりました。
 JR四国、また来てね!


 .JR東日本(10/31 第1試合 対西部ガス)
 2日目も朝からJR東日本の試合があるので、朝から滞泊先を出てドームに行きます。今年の夏の都市対抗にも見に行こうとしたのですが、別のチームを優先していたので、QRコードを取れずに入場できなかったのですが、大阪ではそういった入場制限はありません。

 開門10分前に着きましたが、15人ほどしか並んでおらず、全然余裕で入れます。ここまで人がいないとは思いませんでした。
 その後時間が経つにつれ球場内には人が入ってきたので、多分余裕で入れるのでと、朝6時過ぎに東京を出ても十分入れるということでしょうね。

 こちらが応援グッズで、タオルとコーポレートカラーの前掛けで、前掛けには残念ながらJRのロゴは入っていませんでした。
 まぁタオルを貰えたので、これでよしと。

 スタンドに入ると、役員用とか取引先様用席などの座席の区割りが行わておらず、応援団の真後ろでも座ることができました。
 ちょうどチアの動きのリハーサルをやっていて、開門直ぐに入ると、こういう姿も見ることができます。

 こちらも同様の試合前の動きの確認風景。
 お立ち台の両脇に新幹線の大型ぬいぐるみ?があって、得点時には両方の車体が連結するパフォーマンスが見られる予定です。

 読者の皆さまお待ちかねのチアガールさん。
 JR東日本と言えばE5系ということで、コスチウムもE5系カラーを身にまとって鉄っちゃん垂涎ですねw

 チアの皆さんは、攻撃時のお立ち台でのダンスだけでなく、守備時でも並んで待機し、1アウト取るごとに、客席に向かって「いいぞいいぞ、(選手名)」と盛り上げていました。

 お楽しみの5回終了時の出し物タイム。
 まずは緑の法被を着て東京音頭を踊ります。

 続いて都区内主要駅の駅名標を掲げて、本職の服装でダンスを披露。
 なかなか激しいダンスを踊っていました。

 後半になってようやくチャンスが巡ってきて、いよいよ楽しみのチャンテ「JRファイヤー」
 相手投手の出来が良くて全然ランナーが得点圏に進むことがなかったのですが、ようやく回ってきたものの、あえなく無得点に。
 結局西部ガスに5-0で押さえられて、新幹線のぬいぐるみの合体シーンは見られませんでした。
 遠路大阪へ7年ぶりの出場でしたが、初めて生でJRファイヤーも見られて満足です。

 なおこの2日間でJR2社の他にも2試合の合計4試合も見たので、少々疲れ気味なのと着替えやカメラのメモリーの入れ替えもするので、一旦愛知に帰って、明日また早朝から出直してきます。
次はJR九州・JR北海道の試合の様子をお送りします。
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社会人野球日本選手権始まる

2024-10-30 | スポーツ
 前記事で書きましたが、今週から大阪市で社会人野球日本選手権が始まり、史上初めてJR旅客会社全6チームが揃い踏みとなる大会となりましたこれまで最大で確か5チーム揃った事があったと思いますが、6社揃ったのは初めてということで、この機に全部見ようということで、普段の週休日以外にリフレッシュ休暇(9月末で未消化の年休が40日を超えて残っている分は最大8日まで溜められる制度)を初めて2日使いました。なおどうしても休めない11月2日当直勤務があるので、その日だけ大阪から戻ってくることにします。
 左の表の水色で塗っている部分がJRの試合がある日で、うまい具合に11月2日の第1試合にJR東海があり、この試合を観たら急いで帰って仕事に向かい、翌日の朝、仕事が終わったらまた大阪に出てきて夕方のJR西日本の試合を観戦という、ウルトラCの日程です。
 既にJR東海と四国は去年の日本選手権で、JR西日本は今年の都市対抗野球で見ているので、残る3チーム、特に見る機会がなかなか無いJR北海道とJR九州が出た大会が狙い目でした。そして強豪のJR東日本ですが、これも大阪ではあまり見かけないチームなので、やはりこの機に見るのが絶好のチャンスとなりました。

 初日は1試合だけで、対戦カードも優勝候補の一角NTT東日本と、クラブチームのマツゲン簑島ということで、多分NTT東が点差を付けての楽勝になりそうなので、この1試合のみ見に行くのに宿泊費を1泊余分に出すのも何なので、1日目はスルーして、2日目の朝から行くことにしました。案の定NTT東が6-0で勝っていたので、まぁ応援グッズが出たので、それ狙いなら行っても良かったかも知れません。NTT東は11月4日にこれも優勝候補のトヨタと多分当たると思うので、その時に見るか、休日の試合なのでトヨタは多分満員になりそう。とか、いろいろどちら側で見ようか考えるのも面白いものです。

 次はいよいよJR各社の試合観戦の模様を書く予定(あくまで)です。

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近鉄8A系に乗り&撮り

2024-10-27 |  出撃 at 近畿地方
先々週いよいよ営業線デビューした近鉄の久々の通勤車両である8A系を撮り&乗りに行きました。
 しまかぜ50000系やひのとり80000系の増備に100億円近く使っていましたから、なかなか一般車両の増備ができずに、その間に発火事故をはじめとした故障も
多発していたので、ようやく本腰を上げて一般車両の制作に取り掛かった感があります。
 新車構想が発表された時は、まぁまぁこんな形になるのかなとは思っていたのですが、鉄道ファンの誰もが驚いたのがその形式名で、まさか数字の間にアルファベットを挟んでくるとはという斬新さでした。頭が8で始まるので8000系列の続番であるのは分かります、トイレ付の大阪・名古屋線仕様はそれだと1A系になるのかも合わせての注目ポイントでした。
 営業運用に入った翌週に早速現地に行く事にしました。

 まず現在の運用ですが、阪神への直通運転をしない運用に入っているようで、専ら近鉄線内での折り返しのみに入っていました。
 阪神直通の快速急行や普通ではなく、急行や準急運用がメインよようです。そのうち阪神線内にも入るでしょうか。

 こちらが車内の様子で、なかなか乗客が乗っている事が多くて、撮れる機会がなかったのですが、難波に着いて車掌が見回りに行ってる僅かな時間で撮りました。

 車内に2ヶ所ある何ちゃらシート。「やさしば」
 実際に座ってみましたが、わりとフカフカしてます。E233系グリーン席の座面といった感じでしょうか。また普通席も従来のL/C座席よりは格段に座り心地が改善されてますが、果たしていつになったらクロスシートモードになるやら。
 奈良線では土休日に一部の列車でクロスシートモードにしますが、京都橿原線内ではロング専用にしてたので。

 次に撮影に向かいます。
 現在は奈良方に連結されているので、午前中に順光で撮れる奈良線の撮影地と言えばあそこしかありません。
 まず運用をつかむために大和西大寺駅で待ちます。すると

 準急で入ってきました。
 こういった駅撮りするのはスマホでスナップ撮影する以外は久しぶりなので、いかにも撮り鉄って感じでしたが、ここではこの1本だけにしました。
 信号機などがホームの両端にあって被ってしまうので、別の撮影場所に移動します。

 次に来たのが学園前駅。
 ここでは先程撮った列車が折り返して難波方面に行くのですが、奈良側の4両なので後撮りとなります。ホームほぼ端(完全に端だと柱などが邪魔になる)から撮影。
 撮影後は駅から歩いて10分ほどの踏切に行きます。小雨が降ってきました。

 富雄第一踏切は坂を登ってくる下り列車をいい感じで撮れる有名撮影地なのですが、キャパが最大3名と狭いので、平日が狙い目です。
 上の写真は編成が違いますが、これは今週再訪問時の写真(正確には動画切り出し画像)です。

 こちらは新車の導入にともなって今月から廃車が始まった8000系の残党で、こちらの方が貴重ですね。でも近鉄に詳しくないと、8000系も8400系も8600系も全然見分けがつきません。私も番号を見ないと分かりません。昔は屋根の形が違ったのですが冷房改造を受けてからはみんな同じ形に見えます。

 もう1本、こちらは黄色い近鉄電車。
 大阪万博の新ラッピング車で、前日は日本橋駅て三脚立ててかなりの人が撮ってましたが、来年半ば迄は見られるでしょう。

ということで、近鉄久々の通勤車両の新形式8A系に乗り&撮りしに行ったお話でした。
 来週(というか明後日から)は史上初のJR6社揃い踏みで出場する社会人野球日本選手権に行くので、大阪に滞在になります。

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青春18きっぷ まさかの大改悪

2024-10-24 | 交通その他
 既にご存知の方もいると思いますが、今日とんでもないニュースが飛び込んできました。それはまさかの「青春18きっぷの規定改変」です。まぁ今年の初め頃から、廃止の噂が絶えなかった青春18きっぷですが、発売は継続するものの、規約が大改訂となりました。
 それが
 連続使用が大前提
ということです。
 いままでは期間中の任意の5日間に乗る事ができたのですが、遂にその使い方ができなくなってしまいました。
 改札口での長蛇の列による苦情が出ていたのかも知れませんが、今後は自動改札機対応として日付印の押印を廃止したのはいいが、日付印を押さない代わりに、有効期間を連続3日間又は5日間に限定するということになりました。
 これまでは期間中の任意の5日間だったので、例えば前半に2日使って、後半に3日使うとか、或いは2日+2日+1日みたいな便利な使い方もできたのですが、もうこれも一切できなくなります。
 冬季・春季が1か月間と夏季よりも短いといえ、この改悪は次回からの旅に大きく影響する可能性がでてきました。
 はっきり言って、週末の土日の2日間では使えず、有休を1日取って3連休するか、有効期間の残った1日分は捨てる使い方でないと、もう使えません。ましてや5日連続使用とかかなりハードルが高くなります。もう使うなという事でしょう。そして売り上げ枚数が減ったところで、「ご利用者数の減少に伴い廃止・・・」の口実づくりにしたいと思われます。
 青春18きっぷの売り上げはJR6社合計で年間60億円とも言われており、収益的にはかなり重要な商品であるはずなのですが、JR各社間での収入分配手続きの問題や、前述の改札口での長蛇の並びの対応などで、フェードアウト作戦を展開させて行くんでしょうか。

  メリット (内はJR側のメリット)
  ・自動改札機が通れる (改札口の要因負担が減らせる)
  デメリット
  ・好きな日に利用ができず、連続使用しかできない (使用途中での転売が防げる)
  ・複数人で利用ができない (売り上げ枚数の増加が期待できる)
  ・3日間用が割高すぎる  (新たな管要と苦情への対応)
  ・最終的にきっぷ自体が廃止になる (自社管内商品の販売・売上配分手続きの省力化)

 このままだと、いよいよ鉄道旅行しなくなります。
 冬期間中の旅行計画にも大きく影響しますね。
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JR西日本区間のセブン地獄

2024-10-21 |  出撃 at 中国地方
前回までの記事の続きになります
 秋の乗り放題パスを使った3日目は前述のとおり、朝6時に博多駅を出て、名古屋へ向けて延々と16時間の鈍行乗り継旅なのですが、困るのが道中の食事です。博多駅では地下鉄から大急ぎで上がってきて、JRのホームまでギリギリ余裕なしでしたから、この日は小倉・下関・岩国・三原・岡山の各駅で数分~30分程度の乗り継ぎ時間がありました。
 しかし小倉駅を除いてはいずれもJR西日本の区間となり、駅内コンビニはセブンしかないという「セブン地獄」に陥ります。
 セブンの弁当がここ数年・特に最近はめちゃくちゃ叩かれていますが、私も10年以上前からできるだけセブンは避けていて、運よくおにぎり100円セールとかに当たれば別ですが、普段から避けてるので、セールに当たる事自体がまずありません。その100円セールもいつの間にかなくなってしまい、高くて小さくて薄いだけのおにぎり、白い容器が見た目で食欲を失くす弁当ということで、非常時以外は使いませんが、このJR西日本区間では、駅ナカのコンビニは全てセブンに変わってしまったので、避けようがありません。
 この日は久しぶりに岩国駅でちょうどお昼になりました。岩国ではセブン以外のコンビニは駅から歩いて4分の所にローソンがあるのですが、雨の中わざわざ歩くのも億劫なのと、三原まで3時間我慢すれば濡れずにローソンに入れるのです、お腹も空いていたので仕方なく駅にあるセブンに入り、どうせ小さいおにぎりだから、三原のローソンね買い直せばいいということにしました。

 おにぎり2個と緑茶、それにドーナツを買って、糸崎行きの電車の中で食します。
 案の定、小さいおにぎりが全然うれしくない値で、2個じゃ食べたりない感じだったのですが、最後に食べたドーナツが胸焼けしそうで後味が悪く、食欲も失してしまったので、三原駅のローソンでおにぎり買い直しはなくなり、お菓子とミルクティーだけ買って、またホームに戻って残りの旅を続けました。

 JR西日本の主要駅におけるコンビニの状況ですが、駅の中はセブンが独占、最後まで残っていた鳥取駅のハートインも陥落、豊岡駅のキヨクスは閉店ということで、完全独占となってますが、一応駅から歩いて3分以内にある他社のコンビニの一覧も作ってみたので、西日本の旅の際には参考になればと思います。


 次は近鉄の新車について書く予定です。
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