六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

長良川鉄道に乗るだけの苦行?

2023-02-26 |  出撃 at 東海地方
 1日目は1路線乗り潰し
 前記事に書きましたが、この土日を使って東海地方の何処かへ出掛けるプランの1日目ですが、まだ乗り残している岐阜県内の2鉄道が今回の乗り潰しのターゲットにしてプランを立ててみたのですが、両鉄道共に本数が少なく、特に長良川鉄道は終点の北濃まで行く列車が限られていて、北濃への往復がネックになります。
 机上のプランでは美濃太田10時前の北濃行で往復すれば、樽見鉄道も往復してその日のうちに帰って来れるのですが、樽見到着が夕方18時前になり、今の時季だと日が落ちて暗くて景色が半分見えないと懸念されるため、樽見鉄道はまた別の機会に乗ることにして、明日の訪問地への移動のことも考えて、土曜日は長良川鉄道の乗り潰しだけとしました。

 いつもなら名古屋から岐阜経由で美濃太田へ行くのですが、時間帯によっては多治見経由の方が早く着ける場合があります。
 ということで、一旦高蔵寺止まりの普通(313系転クロ)に乗って、高蔵寺から乗り継いでた211系快速から降りたところ。今日はオンボロ211系はこの1回だけの乗車でした。
 太多線のキハ25も0番台で、転クロに座って9:27美濃太田に到着。岐阜経由で着くよりも17分ほど早いのがアドバンテージになります。

 2度と来ないかどうかの分かれ道
 長良川鉄道の美濃太田ー北濃を往復すると、乗ってきた列車で折り返すだけでも4時間以上気動車に揺られるわけですから、乗る車両如何によっては天国なのか地獄なのか全然違います。
 長良川鉄道には食堂列車用に改造された車両が3両と他は一般の車両が9両あるのですが、そのうち車窓を楽しめるクロスシートの車両は初期に導入された300型の4両だけで、300型の一部〜500型や最新の600型国鉄急行色に至る5両は全てロングシートなので、これが来たら2時間遅らせて次の列車にする事も考えていました。また週末は食堂列車の前寄りに座席のみの車両も連結されるのですが、既に団体予約で指定席は満席になっていたので、選択肢からは外れます。
 美濃太田を9:57に発車する『ゆらーり眺めて清流列車』は、長良川鉄道のサイトでは専用に青帯をまとったナガラ500型で紹介されていて、これが来たらアウト確定なのですが、果たしてどうでしょうか?

 答えはラッキー! 想定が『外れ』で、300型前期のクロスシート車が入るという『当たり』運用でした。これはもう『乗る!』ということで、北濃往復5時間コースが確定しました。

 クロスシートのボックス区画は6つだけしかないので、30分前に太多線経由で着いていたのでその内の1つに座れました。岐阜発の高山線からの乗り継ぎの人たちはロングの所に座るか相席で逆向きになります。

 列車は立ち客も出る程の混雑でしたが、途中のせきてらす前で半数近くが下車、何かイベントでもあるのかなというレベル。写真はローソンに駅舎が併設されている関口駅。

 20分ほどで関に到着します。
 ここには車庫があり、同路線では一番大きい施設になっているようです。

 関でも乗客が入れ代わり、乗務員も交代。
 そしてここからアテンダントのおば···お姉さんが乗ってきて、マイク片手に沿線案内の名調子が始まります。

 美濃太田から30分程で美濃市に到着。美濃太田からこの美濃市までは、子供の頃に名鉄美濃町線へと乗り継ぐために国鉄越美南線時代に2回位乗車していて、ここから先が実際の未乗区間です。

 車窓も田舎の田園風景から山奥の川沿いに変化して、何度か長良川を鉄橋で渡ります。低気圧が抜けてピーカンの快晴で景色は最高ですが、めっちゃ風が強いです。

 途中の大矢駅では料理列車の出迎え対応のためか、別のアテンダントのお姉さんが待っていて、こちらの列車にも手を振って見送りしていました。

 11:18 郡上八幡に到着。
 ここで4分間のトイレタイムという厳しいダイヤ。アテンダントさんの添乗もここまでで、車内は静寂に包まれます。

 郡上八幡を出ると雪山がバッグに見えるようになり、いよいよ山奥に入って来たのを実感できます。
 郡上八幡からは地元の高校生と思われる若者たちが数名乗ってきて、郡上大和などの駅で降りていきました。

 美濃白鳥を出て終点の北濃が近付いてくると、線路脇や田畑などにも残雪が見られるようになりました。

 12:04 終点の北濃に到着。
 国鉄時代に美濃市まで乗ってから40年近く掛けて、ようやく終点まで乗り潰すことができました。

 何もない終着駅

 北濃駅では折返しの列車が出るまで30分ほどあるのですが、この時間が実に中途半端というか何というか。

 ホームの山側にある転車台。
 状態も良さそうで、いつでもSL列車が走れそうです。

 線路は雪に埋もれて、この先どこまで敷かれているのか分かりません。
 駅には飲食店が営業していましたが、30分しかないので、食事をするほどの時間的な余裕はありません。一応カバンの中には惣菜パンを2つ入れてきたので、それでお昼としたのですが、駅周辺を見回してもアレがありません。そう、飲み物の自販機です。
 近くに郵便局はあれど中々自販機は在りません。結局その先のガソリンスタンドまで行ってようやく缶コーヒーを買って戻ります。

 折返し12:40発の美濃太田行に乗ります。
 美濃太田から乗ってきた列車にまた乗るので、この車両に4時間以上乗ることになります。
 列車にはトイレが付いていないので、車内であまり飲み食いはしない方が良いです。途中の停車時間も短いですし。

 13:10 郡上大和で美濃太田からの列車と交換。

 14:45 美濃太田に戻ってきました。
 ということで、トイレ無しの短い軽快気動車で往復4時間以上も揺られただけの旅になりましたが、次に乗りに来る機会が有るのかな? 夏の郡上をどりの時期とかいいかも知れませんね。

 美濃太田からも運良くキハ25 0番台がやってきて、この日はほとんどロングシートには座りませんでした。

 長良川鉄道乗り潰しポイント
 1.基本的には往復利用なので、乗る列車が限られる。昔は美濃白鳥ー九頭竜湖間にJRバスが結んでいたが廃止されていて、コミュニティバスの有るバス停まで県境を2時間は歩く形になるので、チャレンジャー向きと言えましょう。
 2.クロスシート車に当たる確率は4/9と半分以下。本数が少ないので、簡単に次の列車にともいかない。
 3.短い軽快気動車でトイレの設備がなく、停車時間も僅かな厳しいダイヤ。
 4.終着駅の北濃には飲料の自販機すら探すのが苦労するレベル。
 5.アテンダントさんのツイッターでチャギントン号(ガキが喜ぶクソ車両)やおくみの号(最新型がクソ車両w)の運用が書かれたりしているので、ロングシート車であるこれらの列車を避けれれば少しはクロスシート車の確率は上がります。

いかがでしたか? 長良川鉄道にまだ乗っていない方はこれを参考に、5時間弱の苦行を楽しむのも良いでしょう。
 自分的には、乗り鉄として終点の北濃まで乗るのはもういいかなということで、郡上八幡散策や沿線景色を入れての撮り鉄で再び行くならアリな鉄道です。
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JR東海&16私鉄乗り鉄きっぷ

2023-02-25 |  出撃 at 東海地方

 昨年末から乗り鉄でちょこちょこ出掛けているのですが、今回初めて使うのがこの『JR東海&16私鉄乗り鉄きっぷ』というもので、JR東海の全ての営業路線と、提携している16社線が乗り放題{新幹線は特急券別でしかも4回まで}というもので、競合する名鉄や近鉄と名古屋市の地下鉄それに分配分が悪いのか大井川鉄道も乗れませんご、かなりのエリアに乗れますが、その分お値段もそれなりにしますが、さてこれで何処へ行くか。詳細は次の記事で書きます。なお1日目は気動車の私鉄です。
 新幹線に回数制限をどうやって掛けるのか、こういうしくみだったんですねぇ。
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動画制作 再開

2023-02-22 | 動画
 昨年5月のアップロードを最後に、長期入院やその後のPCの不調で編集が出来なかった動画の制作ですが、先般のPCの更改や体調の復調とともに、再開できることになりました。

 再開第1弾は、昨年12月17日にダイヤ改正で廃止される快速急行や宝塚線で10両での通勤特急が無くなる阪急電鉄で、11月下旬に梅田駅で撮影をしました。
 まだ体調が完全に回復していない中なので、普段なら前日に近鉄で大阪へ出ての泊まり込みでパターンでの遠征ができず、朝一で一旦名古屋へ出てそこから新幹線で新大阪→南方→梅田と移動して7時半ごろに現地でセッティング、7時40分過ぎから録画を開始しました。
 平日の朝でしたが、延べ7人ぐらいの撮影者が来ていました。
 今回は無くなる種別・列車メインなので、当該列車の発車時などには手持ちの小型カメラでホーム側も撮影して、子画面挿入も行っています。
 またいつもの列車方向幕は、字幕機能への文字の直打ちではなく、近鉄・南海の動画などで実施したような予め作ったJPG画像を張り付ける方式を採用しました。

 様子をちょっとだけお見せします。

 これはEXCEL(互換ソフトですが)で種別・行き先を書いた方向幕のようなものを作って、JPG形式にエクスポートした後、それを1枚1枚切り出して保存する少々手の込んだ下準備が必要なのですが、一旦全部用意できると、あとは画面に張り付けるだけなので、動画編集ソフト上での作業は少しだけ短くなります。
 しかし、張り付けるレイヤー数を10個以上作ってペタペタ張り付けた上に、ちょっとした加工までしたので、予想以上に重たくなったようで、Ryzen7+SSD+32GメモリにパワーアップしたPCでしたが、1時間15分の動画をエンコードするのに5時間も掛かっていて、全然マシンのスペック恩恵を受けていないようです。
 動画の編集は3日ほどでできました。既にYouTubeへのアップロードも済ませていますが、まだ解像度がSD画質なので、HD画質になるまでは10時間程度はかかると思われるので、今晩を目途に公開の予定です。 
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さよなら 京とれいん 

2023-02-19 | 交通その他
 昨年12月のダイヤ改正以降は運転しないことが発表された6300系6354F6連による京とれいんですが、その後の動向がどうなるのか気にかけていましたが、3月25日に引退記念撮影会が開催される事がレールファン阪急のサイトで発表され、公式の動画でもその旨の内容が扱われていました。

          阪急電車ファン全員集合<公式>より
 有料で1万6千円(記念品付き)の車庫撮影会イベントですが、200名の定員が多分抽選になるんだろなと思いつつ、私はその日は『仕事のため元々空いてませんが・・・』と強がり言ってみます。
 まぁ実際のところ、鉄道会社のイベント如きで1万数千円も払うのもねぇというケチな人間なので、こういうイベントよりはサヨナラ運転してくれた方がありがたいんですが、多分駅や沿線に人が押し寄せて混乱して大変なことになるだろうと判断したのでしょう、こうしてさよなら運転せずに引退・廃車になるのは世の流れなのかも知れませんが寂しいものですね。
 なお6300系(1976年)は嵐山線普通用に改造された4連の編成が3本残っていて、こちらも製造から46年、改造から13年以上経過していますが、6300系より車齢が高い3300系(1967年~)や5300系(1972年~)がまだ本線上で元気に走っているので、そちらが先になるか、走行場所が限られてる6300系が先になくなるのか、ファンの間でもあーだこーだと四方山話に花が咲く存在であります。
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SSDへのOSインストールで悩む

2023-02-15 | パソコン・ネット
  クリーンインストールは諦める
 新しくマザボ・CPU・メモリーに、あとOSとして起動させるCドライブ用のSSDまで買い揃えて組み上げだPCですが、いざ電源を入れてBIOSの設定も無事済ませました。いよいよOSのインストールをするのですが、残念ながらうまくインストールができません。USBメモリ型なので、PCに差し込んで認識したドライブ内になるプログラムを起動するのですが、「インストールディスクを作成して下さい」と表示されるばかりで、他の方法がありません。どうもSSDに直接落とし込み&インストールができないようで、HDDはもう外しているし、ましてやFDDなどは無いので、いわゆるクリーンインストールは不可能と判断しました。

 次の手段として、旧HDDからSDDへのディスククローン作戦を取ることにしました。
 HDDを再度繋いでSSDにクローンコピーするにはツールが必要になります。

 そこで、以前からバックアップ用として使っていた「Ease us」を起動して立ち上げたのですが、クローン作成をしようとしたところ、有料版に誘導されるので、調べてみると、どうも数年前に無料版ではクローンが作れないようになっとのことです。
 そこで他に使えるソフトがないか探さなければならなくなり、「システムクローン 無料ソフト」で調べたところ、
 1.EaseUS ToDo Backup(Free) →有料版でしかできなくなった
 2.AOMEI Backupper(Standard) →無料はGPT方式しか対応していない
 3.Macrium Reflect8(Free) →全て英語で書かれたソフト
 4.Samsung Data Migration →サムスン製SSDしか対応していない
の4つのソフトが紹介されていましたが、すでに1つ目のEase usは無料版は機能停止しているので使えず、次のAOMEI BackUpperというのがありますが、これはディスクの区切りがGPT方式には使えないのでアウト、そして4番目のSumusung のソフトは操作性にも優れてパーティションも両対応なのですが、SumsungのSSDしか対応してないので論外です。結局選択しとして最後に残ったMacrium Reflect8(Free)というのが、両方式対応なのですが、全て英語で書かれた画面での操作になるとの事でしたが、頑張って英語リンクを辿ってダウンロードするしかありません。

 ということで紹介されていたこちらのリンクを辿ってみると、やっぱり全面英語で書かれたサイトに入りました。
 あーやっぱり全面英語か。表示言語切り替えのボタンなどの優しい仕組みなんぞありません。

 英語以外は対応していないものの、上段がビジネスユース向けで下段がホームユース向け、そして左側が無料・右側が有料とシンプルな画面構成だったので、何となく感でそれらしきボタンをクリックしていくとと何とかダウンロードが始まり、インストールまで進みました。
 そして起動してみるとなんと、

 あらあら、日本語対応になっていました。素晴らしい。
 これで楽々操作ができて、HDDからSDDへシステムクローンが無事することができ、再度繋いだHDDへの配線を切り離して電源を再起動したところ、無事にSSDからWindowsが起動できました。クリスマスから3日間かかってようやく復帰です。
 クリーンインストールだと完全消去になるので、それまで使っていたソフトを1から再インストールする必要がありましたが、ディスククローンが成功したので、その必要もなくなりました。実はディスククローンした後に元々残っていたソフトがちゃんと動くのか心配なので躊躇していたのですが、一番よく使っている動画編集ソフトだけうまく動作しなかったので、再インストールしていますが、それ以外のソフトはほとんど正常に動作しているので、結果的に余計な心配でした。

  快適動作に感動 そしてWin11へ
 無事SSDから起動ができるようになり、何が違うかというと、その起動の速さです。
 HDDの時は通常時でも3分、遅い時は数分から酷い時は10分以上掛かっていたのが、今はたったの20秒ちょい。何だこの速さは!

 そして数日後には画面右下にWindows11へのアップグレードの表示が出てきたので、押してみたら直ぐに始まって、一気にWindows11への更新が動き出してしまった。
 ここで止めると、ややこしい事になるかも知れないので、えぇい、そのままアップグレードしちゃえ! ということで、成り行きに任せてそのまま進めることにしました。

 そしてたったの十数分程度でアップグレードが終わり、Windows11が起動しました。早っ!
 どうもアップグレード&再起動を求めてきた画面が出た時点で、既にある程度の更新プログラムがPC内に読み込まれていたようで、普通に初めからアップグレードしようとすると1時間は掛かるみたいです。
 ということで、正月前からですが非常に快適になったPC環境で、これから作業をする「予定」です。まぁこのために7万円ほど投じてますが、これが高いか安いか・・・
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4年ぶりにPC更改

2023-02-12 | パソコン・ネット
  PCが壊れる?
 最近は正月前後の乗り潰しに関する記事ばかりを書いていた関係で、その他の記事がほとんど無かったのですが、実は年末にPCを更改したので、その記事を今回は書くことにします。
 9月下旬に病院を退院してから1カ月近い自宅療養をしていましたが、自分で歩くリハビリをする以外はすることが無いので、いきおいPCの前に座ってネット番組などを見る生活になっていましたが、その生活が終わりを迎えた10月下旬にPCに異変が現れました。
 この日は朝から虎ノ門ニュース(翌月後半で番組終了)を見ていると、時折"ピーッ"っという音がするので、何か動画上の問題かなと思っていました。しかし、別の日の夜に他の番組を見ている時にも起こったので、動画視聴を止めてしばらく置いていると、やはり”ピーッ”っと音がします、そしてその間隔が短くなってきたので、どうもこれは自分のPCから出てる警告音だと分かりました。PC自体が警告音を出してるとなると、原因は何だ?と思っていたら、

 ある日遂に青い画面が出てきて再起動が掛かってきました。
 その後も勝手に再起動が掛かって普通に立ち上がってきたり、またこの青い画面になったりして、いよいよPCがダメになったなと感じましたが、さてどうすればよいか対応に迫られてくることになりました。

 そしてついにPC自体が立ち上がらなくなる状態も発生、これはブート不良?マザボが逝ったか?
 何度か根気よく再起動していると立ち上がったので、まずは消えると困るCドライブ内の必要情報を退避させます。
 そして原因追及の開始。

 起動できていてもPCが勝手に止まるのは、何か大きな負荷に耐えられなくなっていると考え、CPU・メモリ・HDD・マザーボード等切り分けます。タスクマネージャーを動かしてみるとCドライブがほぼ常に100%ビジー状態が続いている事が判明、その他の部品は大丈夫そうです。特にCドライブは静かにして聞いていると何かカチカチ音がして、シークエラーを起こしているようで、これはいつ読み込めなくなってもおかしくない状態かも知れません。OSが立ち上がらなくなっていたのは、Cドライブからうまく読み込めずにブート不良を起こしていたようで、マザボ側の故障ではないようです。
 それもそのはず、4年前に作ったPCですが、実は搭載しているC・DドライブのHDDは共に8年前に購入して取り付けていた前作のPCから移設した物なので、もう寿命が来てしまったんだろなということで、HDD2台とも取替えが必要となりました。

  ボードごと交換へ
 2018年に自作したPCで、CPUはAMD社のRyzen5 2400Gを載せていますが、マザーボードも当時の最新のB450規格でしたが、今となってはそれなりに古いので、メモリも含めて全取っ換えすることにしました。残すのはケースと電源だけになりました。

 3年ぶりかにケースを開けました、前回ケースを開けたのは、SSD(写真ではねじを外した状態)を追加した時以来ですから、かなりのホコリを被っていました。これでも比較的風通しは良くなった方なので、以前のPCだともっとホコリまみれになっていました。
 ケースからボードを外す前に、まず別付ボードになっているHDDのへの配線を外し、それ以外の配線も全部外します。それからCPUやメモリが載ったままでマザーボードを外します。

 HDDはC・Dドライブどちらも1TBで、動画などのファイルはNASに入れているので、PC内のHDDはあまり容量を必要としなくなりました。せいぜい1TBもあれば良いでしょう。

 新しいマザボはB550対応の物として、1万円以下の低価格帯のは避けて、1~2万円の中間レベルの価格帯から選ぶことにします。
 その中で安定した評価のあるAsrock製を今回は買う事にしました。人気があるのか、結構メジャーなPCショップサイトでは売り切れ・入荷待ちになっている事が多かったので、大須のツクモまで行って、店頭に置いてあったのをゲット、ネット価格よりは千円ほど高かったですが、まぁ許容範囲内というところでしょうか。

 箱を開封~
 この瞬間がたまりませんね、楽しみというか、マニュアル類はほとんど英語と中国語なので、これで動かなかったらどうしようという不安感もあります。

 袋から取り出したマザボ。
 美しいですね。これから何年も使っていくと、またホコリまみれになるのかな?

 肝心のCPUですが、せっかくなので8コア16スレッドの「Ryzen7シリーズ」の中から前回同様にビデオカードが不要のGモデルである5700Gをチョイスしました。
 値段が毎日のように上がったり下がったりしてますが、最終的にはドスパラで購入しました。

 CPU・メモリと新しく購入したSSDと前のボードから外したSSDを取り付けた状態。
 SSDは動画の一時作業用としてEドライブを設定した1TBの物がついていましたが、今回はOSのCドライブもSSDにしてしまうので、もう1枚買って、2枚を取り付けています。このマザボはマルチSSDアダプターなしで2枚まで付けられるのも魅力です。最近のマザボは割と2枚対応の物が増えてきています。

 こちらに新旧の部品比較表を作ってみました。
 何だかんだで結局どちらも7万円近く掛かっています、改造前はCPUが安かったのですが、OSを正規で買っていたり、HDD以外の部品は全て1からの制作なので、ケースや電源も含めて7万円、一方更改に際してはCPUが倍の値段する上に、マザボ・メモリ・SSDとほぼ一式買ったので、同じぐらい掛かりました。これでOSを別で買ってたら8万5千円は掛かったでしょう。
 なおPCの名称ですが、ケースが同じ場合は名前はそのまま引き継ぐので、「ながら4号改」となりました。

  OSのインストールで難儀する

 さてマザボに部品を取り付けて、HDDが無いのでとてもスッキリした配線で気分よく組み上げたのですが、最終関門のOSのインストールが待っています。Winndows10のUSB版を持ってましたので、電源を入れてUSB端子に差し込んでインストールスタート!
 写真は少しピンボケしてますが、新しいデバイスを認識しています。F8キー連打でBIOSの画面に入って確認すると2台のSSDもちゃんと認識しています。
 しかし残念ながらWindowsのOSがうまくインストールができません。どうもSSDに直接落とし込みができないようです。困った! 


 つづきは次回に書きます。
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カレー屋も影響か・・・

2023-02-08 | 食べもの
 スシローでのバカッター騒ぎに端を発して他店でも次々と類似のバカッター投稿が相次いでいますが、回転寿司店、うどん屋、牛丼屋と被害の拡がりを受けて、他業種でもバカッター対策を取る動きがあります。
 昨日ひと月ぶりにCoCo壱番屋に行ったところ、あるものが撤去されていました。
 撤去されていたのは、とび辛スパイスとウスターソースです。
 いずれもお好みで自由に掛けられたのですが、撤去されたことにより、わざわざ店員に持って来て貰わなくてはならなくなりました。
 いずれも「あればちょっと掛ける」程度のものなので、そんなに困るものでもないのですが、特に揚げ物のトッピングの時はソースを少し掛けたい、いや関西のおっさんなら、揚げ物が乗ってなくてもカレーに直接ソースを掛ける人もいるでしょうね。
 ということで、ほとぼりが冷めるまでの当分の間はこれらの嗜好品はテーブル上に見られなくなると思われます、寂しいですね。
 なお福神漬けはお客が入れ替わる度に都度持ってくるスタイルに変わりました。

 欧米では莫大な損害賠償が
 ある番組でアメリカ人のコメンテーターが解説してましたが、飲食店に備え付けてあるソースやスパイスなどを今回のバカッターのような事をすると、即座に企業の顧問弁護士が出てきて民事訴訟を起こされ、億単位の賠償金を請求されるから、特にアメリカの若者はこんな馬鹿な事はしない。身の破滅になることを教えられてるからね。と。
 なるほど、特にアメリカなんかは訴訟社会ですから、弁護士もここぞと物凄い額の賠償を要求しますし、裁判官もこんなの常識だろと言わんばかりで冷酷な判決を出すんでしょうね。
 この若者にも将来がーと、格安の和解金を提示する日本の裁判官は、国際的な常識からは外れたガラパゴスと言えるでしょうね。
 事件後スシローは都会の店舗などでは「今だったら空いてるかも?」という人達で意外と混み合っているようですが、田舎の方の店ではガラガラだそうです。先日私の近所のスシローの前を通った時は平日の夕方ともあってガラガラでしたが、休日の昼間とからだとどうなのかな。

 岐阜といえば
 ちなみに今回のバカッター事件があった岐阜のスシロー店舗ですが、私の母の実家から3キロほどの所にあり、半径200m圏内には、くら寿司・魚べいとライバル店がある激戦区になってっるみたいです。私が子どもの頃は何も無かった場所だったのですが、道路が拡幅されて、事実上の幹線道路になってから次々と店が建つようになりました。
 路面電車が走っていた国道256号線側が昔は栄えていたのですが、イオンができてから旧市街よりも車でこういったロードサイド店舗を利用する形態に人の流れも変わり、路面電車もまず長良北町への線がなくなり、残った忠節・揖斐方面の路線も15年ほど前になくなってしまいました。岐阜の町は公共交通政策に失敗し、名古屋の植民地になってからは、柳ケ瀬などの繁華街も寂れ、子どもらにとっては名古屋に出て遊ぶ以外に楽しい事は無くて鬱憤でも溜まってたのかな? まだ200万都市に電車でたった20分で行けるだけ他の田舎よりは遥かにマシなのに。
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乗り潰し あぁミスった!

2023-02-05 | 交通その他
 年末年始から成人の日辺りにかけての5日間の乗り潰しの事だけで1ヶ月近く記事を引っ張ってきましたが、青春18期間が過ぎた後も愛知県内などの残存区間を少し乗り潰しました。
 このひと月間における乗り潰し状況を踏まえて、各社線の完乗状況を調べていると、思わぬミスに気付いてしまいました。
 東京メトロ南北線 駒込ー王子間が乗ってなかった!
 今回の乗り潰しで東京メトロ南北線の王子から埼玉高速鉄道線浦和美園へ抜けて、それで2線区乗り潰したと思っていたのですが、帰って乗車記録を調べていると、前回東京メトロ南北線に乗ったのは駒込から南側だった事が分かり、王子ではなかったので、駒込ー王子間が残ってしまった事になりました。

 それらの状況を踏まえて、改めて記録(記憶だけのもあります)をたどってみると左表のようになりました。
 関西から遠い札幌・仙台・福岡の地下鉄の新規路線や、関東私鉄の主に末端部分などが乗り残しています。
 東武佐野線の葛生とかはかなり訪問機会に乏しい場所でしょうね。最近こそ一部の鉄道会社で1日フリーきっぷを発売し始めた関東の私鉄ですが、その中でも東武鉄道だけは頑なに全線フリー乗車券を出さないので、本当に乗り潰しには苦労する会社です。
 期間限定で京成・西武・京急などは1日フリー乗車券を出したりしてますし、東急は結構前から、小田急も最近出し始めました。
 関西の私鉄各社はもうかなり前から出していたので(その昔は関西全域私鉄乗り放題の凄い乗車券もありました)、重宝して使えます。
 この正月期間が終わった後も、愛知県内の3社線で乗り潰しを敢行し、2月以降は少しペースが落ちますが少しずつ乗り潰していきたいと思います。
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乗り潰し作戦 久々に関東へ(後編2)

2023-02-01 |  出撃 at 関東地方
 1月8日の関東私鉄乗り潰しの2日目の記事が長くなったので、その2となる記事になります。

 早朝から東京メトロ南北線経由で埼玉高速鉄道→東武野田線→東葉高速鉄道→山万 と、4社線を乗り潰しでこの段階で午前10時となりました、帰路に就くまでの時間的制限が約5時間程度なので、この時間で残りの 京成千葉線・京成千原線・京成東成田線。芝山鉄道の4社線を乗り潰せるか?

  どう回るかが問題
 同じ京成電鉄の路線とはいえ、ちはら台と東成田はかなり放れていることと、芝山鉄道に乗って折り返したら、時間帯によってはJR成田線への乗り継ぎが悪くて、時間内に回り切れない心配があります。そこで、山万に乗った後にそのまま成田へ抜けるのではなく、一旦上野方向へ戻って、先に南側(ちはら台)から潰すことにしました。

 10:35 ということで、ユーカリが丘から上野行きの電車に乗って、京成津田沼で下車、ここから京成千葉線・千原線を一気に乗れる普通ちはら台行きに乗ります。

 千葉中央を過ぎると、あれれ、右側の線路が無い。単線運転なのか。

 部分複線とかではなく、千原線は全線単線区間となっていて、周辺に団地がけっこう立っている感じから受ける印象とは裏腹な風景が展開されます。

 途中から女子中学生?の子らが乗り込んできて、先頭の被り付き場所を占領されてしまいました。
 
 11:05 京成津田沼からちょうど30分で終点のちはら台に到着しました。
 線路の先にも土地が繋がっているように見えます。元々は小港鉄道の海士有木まで結ぶ予定だったのが頓挫したような

  いよいよフィナーレへ
 京成電鉄を全線完乗するにはあと一歩、千葉県の北側に回って、東成田線の乗車に移るのですが、結構離れているので、そのまま京成で千葉に戻る手もあるがどうするか?
 
 答えはバスで抜けます。
 ちはら台の駅前からJRの鎌取駅までを結んでいるバスがあるので、これに乗って鎌取まで出ます。

 11:43 ちはら台から26分でJR鎌取に到着しました。
 以前鎌取に来たのは駅メロの収録か何かやってた2000年頃の話なので20年近くも前の話で、駅前がこんなのだったのか全く記憶にありません。

 11:49 結局鎌取から千葉へ戻ることになり、快速に乗ります。
 E235系1000番台に乗るのはこれが初めて。

 12:01 千葉での乗り換え時間が30分ほどあるので、ここで駅構内にある立ち食いそば屋へ。
 かき揚げそばが540円とは恰好高いですね。しかも硬度の高い千葉のお水をうっかり飲んでお腹壊さないか心配でしたが、大丈夫でした。
 10年ほど前に生配信してた頃は、結構東京や千葉のお水でお腹壊してましたが、最近は感じなくなったのかな。
 千葉12:31発の普通電車で成田へ向かいます。
 
 13:03 JR成田駅に到着、道路を挟んで南側の京成成田駅に来ました。
 まだ成田山の参詣臨時列車とか走っている時期ですが、JR側は今一つお客が少ない感じで、京成側の方が賑わっていました。
 
 13:34 そしていよいよ京成成田から東成田経由の芝山鉄道直通の列車に乗ります。
 昼間は40分に1本程度しか出ていないので、ここが1番のネックになります。

 電車は京成成田を出ると大きく右へカーブします。
 JRの成田線が左にカーブしているのとは正反対で、一気に成田空港方面へ向かいます。

 途中の地下トンネルで成田空港方面の線路が左側に分岐した後、真っ直ぐ進んで東成田駅に到着します。
 これで京成電鉄線はすべて完乗となりました。

 電車はしばらく進むとトンネルを抜けて、一気に高架上の線路を走ります。

 13:44 京成成田からわずか10分で芝山千代田駅に到着します。
 ここで下車する時に問題が

 なんと芝山鉄道ではICカードに対応しておらず、全てニコニコ現金払いなのです。
 そのため京成成田でSuicaで入った私をはじめ、半数近くの乗客が改札口でこのような精算票を渡され、200円を払いました。
 帰りはまた200円のきっぷを買って乗車して、東成田でIC改札口を通れば、京成成田ー東成田間の運賃引き落としだけで出ることができます。

 芝山千代田の駅前
 回りは何にもない感じでした。住宅も数えるほどしかないようで、駅の西側は空港の敷地なので、一般の人が住むような場所ではありません。

  隠れた短絡ルート
 これで今回のミッションである関東私鉄9路線の乗り潰しが完了して、いよいよ帰路に就くのですが、帰りはどうやって帰ろうかというと、どうせなら快速エアポートに乗って、しかも座って帰りたいのですが、成田ー成田空港間の普通(快速)列車って1時間に1本しかなく、先ほどの芝山鉄道電車で京成成田へ戻っていては成田空港へ折返しにな電車乗れない可能性があるので、何とか東成田から成田空港へ行きたいと思いました。

 14:03 ということで東成田で下車
 Google地図を見るとここから成田空港駅まで距離的には15分ぐらいなので、何とか歩いていけるかな?

 改札口を出ると何と「空港第2ビル駅への通路」とあります。
 1駅手前の空港第2ビルの方がどうも近いようですが、この先数百mの地下通路となっていました。

 14:14 徒歩10分ほどで空港第2ビル駅に到着しました。
 なんか晴れ着のお嬢さんが多いですね、成人式は明日ですが、キリのいい日曜日に成人式を開催したのでしょうか。
 ちょうど14:18に成田空港行きの快速エアポートがやってくるので、その電車に1駅乗って折り返します。

 14:21 成田空港駅に到着 このまま折返し14:35発の快速エアポート東京行きとなるので、これに乗って行きます。

 折返しはグリーン車に乗車します。
 成田空港から熱海まで東京駅で乗り換え(横須賀線の品川や横浜・戸塚で乗り換えたら座れないので)として、地下から地上へ上がるルートですが、それでも東京駅からなら何とか座れるので、いつもこの乗り換え方法で帰ってきています。東海道線が東京始発の時代は楽勝だったのですが、東北方面と直通運転になったので、今は結構厳しいです。
 何とか東京駅からも席に座れて、熱海・浜松・豊橋と乗り継いで、今回の遠征旅が終わりました。

 今回の乗り潰し作戦、文章で書いているだけでは、なにか空間把握が難しいので、回ったルートを地図上に書いてみました。

 乗った順に距離と値段を書いていくと
 ①メトロ+SR 王子→浦和美園 18.5km 648円  ②国際興業バス 浦和美園駅→大宮駅東口 11.3km 430円 ③東武 大宮→船橋 62.7km 817円
 ④JR 船橋→西船橋 2.6km 136円  ⑤東葉高速鉄道 西船橋→東洋勝田台 16.2km 639円 ⑥京成 勝田台→ユーカリが丘 2.9km 136円
 ⑦山万 ユーカリが丘→ユーカリが丘 5.1km 200円  ⑧京成 ユーカリが丘→ちはら台 37.3km 807円  ⑨千葉中央バス ちはら台→鎌取 7.7km 356円
 ⑩JR 鎌取→成田 38.0km 682円(青春18きっぷ) ⑪京成成田→芝山千代田 9.3km 460円 ⑫芝山千代田→東成田 2.2km 200円
 ⑬JR 空港第2ビル→成田空港 1.km 147円(青春18きっぷ) ⑭成田空港→名古屋 445.2km 7,480円(青春18きっぷ)

 合計 660.0km(うち乗り潰し関連214.8km) 乗り潰し分運賃=4,819円+青春18きっぷ=2,410円 ⇒7,229円
 結構使ってしまいましたねw ICカードでスイスイと通ってしまうと、お金を使っている感覚が薄らいでしまって怖いです。
コメント
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