六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

米は買えても旅行に行けぬ

2024-08-30 | 日記

 ↑上の写真は先週末の24日に撮ったものですが、近所のスーパーには新米が入っていました。
 昨今の米不足報道に煽られた老人たちが慌てて直ぐに買って持ち帰れる2kgの米を買い尽くして上の棚が空っぽになっていますが、車で来ていないと買いにくい10kgの米は普通に残っていました。
 やはり老人たちはテレビに煽られると本当にすぐに騙されて買い占め行動に出ますから、報道機関は「もうすぐ新米が入るから慌てて買い込む必要はありませんよ」と正確な情報を伝えるべきであるのに、実際は真反対の事をやっていて、「スーパーの棚から米が消えました! 令和の米騒動! インバウンドで米の需要が拡大!」とやりたい放題に一部は嘘も混じえて、国民をわざと混乱させて視聴率稼ぎに勤しんでいます。
 本当にマスゴミって国民にとって害悪でしかありません。
 インバウンド客なんてコロナ前基準で1%も増えていないので、この程度の外国人観光客増加起因で米不足なんかになる筈がないのに、何度も何度もインバウンドガーとウソをついてまで煽ってますね。自分家にテレビは無いけど、テレビが今何をやらかしてるかという情報は入ってきますので、ゴミ連中どもには怒りしかありませんね。どこか1局でもいいから正しい報道しろよと。

 買い占めの発端となったのが今月上旬に起きた宮崎沖での地震に伴う東南海地震への注意喚起によって食料確保へのマインドが起きた事に加え、2週連続で日本列島に近づく台風に備えてやはり食料を買い置きしようという気持が加速。タイミングが悪い事に、ちょうどお盆の時期で農業倉庫の流通がお休みなため、一気にスーパーなどの米の在庫が尽きてしまったことですね。そして品不足を当て込んで転売のために確保に動く乞食転売ヤーども。いや、誰が保管したか分からん個人取引で食料品とか気持ち悪くて買えないでしょ。
 そしてその台風がやってきました。

 今週は年休を1日取って3連休にして初めてのJリーグ観戦に長崎まで行く予定だったのですが、台風の影響でいつも乗るフェリーが2日続けて全便欠航、福岡行き高速バス〔どんたく号〕も運休、広島までの夜行バスは動いているので、それなら広島で高速バスを乗り継ぎで博多まで行けるかと思ったが、広島から西が運休で行けず。新幹線も計画運休の発表があったり、在来線は新幹線よりも更によく止まるため、途中の山口県あたりで身動き出来なくなっても困るので、今回はせっかく取った年休をムダに消化する形で、家でダラダラしそうです。

 そんな中、昨日は欠航していた長崎空港のHPを見ると、神戸ー長崎のスカイマーク便だけがなぜか通常通り運航していて、なんか逆空振りを喰らった感じです。サッカーの試合がある長崎へは明日の昼までの便で行けば間に合いますが、それのためだけに何万も掛けて往復するのはさすがにコスパが悪いので、やっぱり今回は見送りとしました。Jリーグなんて他にいっぱいあるのに、なぜわざわざ長崎まで行くのか?V長崎のファンなら他の場所で開催の試合でもいいのでは? という疑問もありそうですが、別に私はV長崎のファンでもないですし、野球場への出撃と同じように、試合を見に行ってるわけではないのであり、その”場所“に意味があるわけです。
 次に長崎で試合を見る機会があるのが10/6と11/10ですが、10/6は長崎新スタジアムのコケラ落としの試合とあって、すごく混みそうだし、11/10は大阪で社会人野球があるので、どうしようか考え中です。

 ということで、今週のお出掛けが中止になって、残った3日分の青春18きっぷを使ったお出掛け最後のチャンスに
来週はさて何処へ行こうか検討中です。取りあえず週間予報では東も西も晴れ予報が出てるので、どちらでも良さげ。 
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まーた震災ネタで擦るの?

2024-08-25 | 日記
 先日Yahooニュースのとあるサムネ写真に瞬間的に反射して記事を開いてしまいました。

 その記事がこちらで、10月からのNHK朝の連続テレビ小説のロケのお話ですが、記事を読む以前に小さなサムネ写真に瞬時に反応していますから、地元民ならではの反応でしょうか。
 写真の部分を拡大してみますと、

 以上のようになり、ちょうど右側の木立に隠れていますが、大体写真の矢印で示した場所に私の六甲の実家がありますがから、すぐに分かります。生まれた病院の↓は少し右側が正解です。
 写真の中央に写ってるのは子役の中学生かと思いきや、これが実際の橋本環奈さんなのか。10年前に博多の祭りかなんかで奇跡の美少女として話題になった写真ぐらいしか知らんので、酒焼けした今・・・(あーそれは言わないw) 

 オマケですが、この写真の中では阪神タイガースで活躍したR.バース選手の住んでいた家(多分借家)もこの中学校の辺りの高台にあります。Rバースさんは、引退後も時々神戸に来られて、何年か前はJR六甲道駅のショッピングセンターの開業イベントでサイン会をしてたほどで、丁度その日に六甲の実家に帰っていたのですが、急用ができて、生バース見れなかった事がありましたが、最近も来日して神戸界隈に来てるとか。

 この記念撮影をされた場所は灘警察署南東側の場所で、阪急神戸線とJR東海道線の間にある山手幹線道路南側となり、ここに写っている川は夏場のゲリラ豪雨の時に度々話題になる都賀川水難死亡事故があった場所なので、公式が記念写真を撮るにはあまりいい場所ではありません。撮るならもう3本上流方にある橋で阪急電車をバックに撮った方がいいと思いますが、NHKのスタッフさんも、そんな事は知らずに撮ってたんでしょうかね。

 しかし、神戸の街を舞台設定としてドラマにするにはいいのですが、震災ネタで擦るのは何回目なんだと調べてみました。

 最初の風見鶏は震災より相当前なのと、ファッションブランドのファミリア創業者を扱った話は関係ないですが、1997年には震災から僅か2年でもうネタにしています。
 その後7年後の「わかば」でも描かれ、今回の「おむすび」で3度目となります。
 対して東日本大震災をネタに扱ったのは「あまちゃん」で後半に劇中扱いで触れていますが、その後2021年に「おかえりモネ」の作品自体が東日本大震災復興プロジェクトの一環としていて、復興支援みたいな少し違った系統の路線です。
 対して阪神淡路大震災がネタになってる2作品は、会社が被害になって倒産や内定取消とか、人生において結構な挫折を味合わせる内容でしたから、そんな悲惨な逆境を跳ね返して明るく前に進む女の子っていう、まぁ朝ドラお決まりの展開なんですが、さて阪神大震災ネタ当て擦り3作品目の今回のドラマはどういう脚本なのでしょうか? お楽しみにー
 と言いたいところですが、既に私んちはもうテレビを置いていないので、結果がどうなったか検証する術もないですし、そもそもテレビを見てる暇すら全くない、テレビが点いてると不快になるので故障したのを機に放棄しました。 なのでどうでもいいっちゃいい話ではあるのですが・・・
 余談ですが、当然パリオリンピックも見てませんと、「オリンピック見てない自慢」をさりげなく。
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夏の高校野球観戦2024 後編

2024-08-23 | スポーツ
 前記事では今年から午前・夕方の2部制になった3日間の試合を観戦したことを書きましたが、今記事では1日4試合になる4日目以降での2日間観戦に行ったお話になります。

 元々アルプス席が取れていた4日分での観戦予定でしたが、休みの12日も外野でいいから観戦することにして、12日の外野席も購入。アルプス席が1,400円ですから半額です。
 甲子園の外野席には3年前の2021年3月に1度だけ入った事があり、当時はコロナ規制で一般客がアルプス席に入れなかった為、内野指定席と外野席を1日ずつ体験したのですが、当時は空いていたので外野席の状況をあまり感じなかったのですが、今回はまざまざとそれを感じる事になりました。

 今回の2日間で観戦するカードが写真の通りで、前泊せずに朝2番の近鉄特急で来たので、12日は第2試合からの観戦になります。

 3連休最後の祝日とあって入場券は全て完売で、当日券の販売は勿論ありません。この3連休に関しては私が以前やってたように、対戦カードが決まる前の時点で、どこの学校になるか分からないまま取り敢えず買っとけという「高校野球ガチャ」で買う人が続出したので早々に売切れていたと思われます。私も購入時期の判断を誤りました。

 さてチケット売り場から高架道路を見ると、2台のバスが止まっていたので見てみたら、必勝と書かれた前幕を掲げています。広陵高校のブラバン・チア用のバスで、広島電鉄でもない一般の貸切バス会社の車両でした。

 .外野席は安かろう◯かろう?

 さてこれから反対側へぐるっと歩いて外野席の入場門に向かいます。
 入口は指定された座席があるバックスクリーン近くになるので、先程のチケット売り場からは最も反対側となります。遠い遠い。

 初めて来た甲子園のライト側席(3年前はレフト側下段)の眺めで、スマホカメラのズーム倍率を広角一杯に広げて全部が収まります。
 外野席からの眺めはどうかなと思ったのですが、写真では分かりにくいのですが、実際のところ外野の守備定位置以外にもちょこちょこ芝が禿げていて、思った程キレイではないですね。12球団一美しい天然芝球場と言われたグリーンスタジアム神戸と比べると、ちょっと可哀想な感じがします。阪神園芸の神整備を以てしても上手く行かないのかな?

 ちょうどお昼になったので、今の気温はどんな感じかな?と温度計を見たところ35℃と、8/8の小松大谷の試合の時の3塁アルプス上段の42℃に比べて7℃も低く出ていました。やはり少し雲があって湿気があることで、太陽光の威力が低減されるためと思われます。
 スタンドの割と上段とあって、比較的風も吹いており、そこまで暑くは感じませんでした。
 しかしお昼時になってお客さんがどんどん入ってきて、かなり満員に近い状態。全席指定なので、空いていればいいのですが、混んでくると勝手に座ってた席に本来の券を持った人らが来てしまうため、非常に不自由な環境です。もちろん内野席やアルプス席も一般客は全席指定なのですが、アルプスは応援団用の自由席エリアがあるので、大応援団で満員にならない限りは、自由席エリアへ逃げることができるのです。外野席の方が苦痛に感じます。その他にも
 ①外野席なので、座席の横幅も前後の間隔も狭くて窮屈です。大昔はアルプス席も外野席並みに狭かったのですが、幾度のリニューアルを経て、今は外野席の1.5倍の横幅があり、この席幅に慣れているので、それからすると外野席の狭さに辟易します。
 ②また外野にボールが飛んできても、球の動きが前後の奥行での動きになるので、あまり距離感を感じません。内野席やアルプス席だと、外野にボールが飛ぶと、真横方向の動きになるので、飛んで行ったーー的な感覚が味わえるのですが、外野席だとそれがありません。
 ③そして何といっても、応援席から遠いので、臨場感に乏しく、チアガールも米粒大にしか見えないので、何ともガッカリ感が漂いますね。
ということで、外野席を好んで座る人達の気が知れませんが、とりあえず、夏の混雑する外野席を知ったので、もう二度と外野席には来ないつもりです。

 夕方の第4試合になってようやく空いてきて、いつもこれ位の状態が続くのなら外野席もアリなのかも知れませんが・・・

 もう基本的に来ることが無いだろうと思う外野席での眺めとして、スコアボードの真下に来て、こうして見上げる事も多分なかろうということで記念撮影して球場を出ました。

 球場を出て高架道路の下に来たら、関東一高のチアの子たちが記念撮影をしていたので、横からパチリ。
 ちなみにバスは京都ナンバーだったので、京都の修学旅行用の旅館とかに泊まるのでしょうか、とか思いつつ、甲子園を後にします。明日は7時半に甲子園入り予定なので早く寝ないとね。

 .やっぱりアルプス席がいい
 明けて8/13は3塁側アルプス席を買っていたので、いつも通りの感覚で球場へ向かいます。

 青森山田・智弁和歌山など強豪校に加え地元近畿の滋賀学園も出るので、今日は午後から満員になりそうです。

 朝の第1試合は青森山田高校ですが、普段なら青森から長駆やって来られる方は少なく、ガラガラな応援席ですが、ちょうどお盆休み期間とあって、多くの方がはるばる青森から応援に来られていて、津軽弁が飛び交っていました。

 第2試合も東北宮城の聖和学園が3塁側に入るのですが、初出場とあって、生徒をはじめとした大応援団が入ってきたので、上の方の席に避難してきました。今回は初出場の他にしばらくぶりの学校もあったことから、石橋・掛川西・大社などスタンドが超満員になるケースも何度もありました。

 聖和学園の応援はサッカーみたいな掛け声の応援が多く、チアも少ないので、動画は撮らなかったのですが、1つ良かったのが、演奏する曲目のプラカードを2枚用意して、どこからでも見やすいよう配慮していた点です。これはナイス!

 続いて第3試合は人気の智弁和歌山とあって、内外野ともにぎっしりお客さんが詰めかけます。
 ちょうど私が座っていた場所の階段で智弁和歌山の応援団が団旗を上げていたのですが、今日は風が強いので降ろせと言われて、試合が始まるのを待たずして団旗は降ろして撤去してしまいました。

 外野席もぎっしり満員です。
 こんなクッソ熱い時に狭い外野席で身動き取れないとか地獄かと思います。

 試合は何と茨城のあんまり聞いたことない学校に先制されて、終盤に本塁打攻勢で追いついたものの、延長タイブレークで負けるという波乱。今大会は強豪校が次々と敗れているので、智弁和歌山もその例にもれずにお付き合いということでしょうか。

 第4試合も近畿勢の滋賀学園ということで、智弁和歌山を見た観客の多くがそのまま残っていたのですが、徐々に帰り始め、少し空いてきたので、席を移動しました。
 滋賀学園はユニークな野球部員のダンスでブレーク中でしたが、応援席は学生と親御さんで満席で入る余地がなかったので、後方の一般席エリアで大人しく見ていました。

 結局この日は久々に1日4試合フルで見てしまい、結構体力的にも厳しかったのですが、もう明日の観戦はないので、これで甲子園遠征の全日程を終えて帰宅ですので、最後の体力を使って家路につきます。

 特急列車に高校野球表示のあるシーンも今日で見納め。近畿勢で観客も多いため、臨時特急が運転されていました。

 .今夏の戦績

 今夏の高校野球の観戦は千葉の地方大会を含めて14試合を観戦し、外野センターで観戦した3試合を外した11試合で4勝7敗と、戦績としては大きく負け越しとなり、勝率も遂に5割まで落ちてきました。
 まぁ勝ち試合を見に来たのではないので、勝率はどうでもいいっちゃいいのですが、それでも負けて落ち込む応援団の姿を見るよりは、やっぱり勝って喜ぶ雰囲気の中で一緒に球場を出たいじゃないですか。
 ということで、社会人野球に続いて結構負けグセが付いた感じの夏が終わりました。

 次の野球関連のイベントは、秋の社会人野球日本選手権と、その地方予選になりますが、具体的な予定は特になく、また気分次第で突然フラっと出撃するかも知れません。
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高校野球2部制の観戦

2024-08-11 | スポーツ
 夏の高校野球甲子園大会は、猛暑対策として今夏の日程の一部を午前・夕方の2部制として開催することとなり、開会日から3日間がその2部制を実施する日程となりました。1日当たりの試合数も初日を除いて1試合減った3試合となったのですが、何故か開会日が平年より1日遅い8月7日となる不思議。
 私の今週の休みは6日と7日で、その後ろに夏季休暇を2日足して4連休として準備万端だったのですが、開会日が1日後ろ倒しとなって、1日何もない日ができてしまいました。まぁゆっくり休みましたが。

 2部制初日は遅い開催
 開会日となる8月7日は開会式があるので、午前中は1試合しかできず、夕方から2試合行われるという変則日程になります。対戦カードが決まった4日にまず初日の夕方の部の入場券を押さえていたので、このプロ野球より遅い開始時刻のダブルヘッダー2試合を見に行きます。

 プロ野球のダブルヘッダーでも1試合目の開始は14時なのですが、今日は何と16時開始という、尋常じゃない開始時刻ということで、午前10時頃に家を出て、難波に13時過ぎに到着、甲子園駅には14時半に着いて、駅前のスーパーで買い物をして、15時の開門で球場に入ります。

 いつもの対戦カードが掛かれた看板ですが、こちらも2部制仕様となっていました。

 また入場券発売コーナーも、しっかり午前の部と夕方の部とにそれぞれ分かれて発売状況を表示していました。
 このような表示がされるのは、今日を入れた3日間だけなので、レアな表示になります。予めネットで指定席を押さえていましたが、意外にも中央指定席が〇と、アルプス席以外は空いてるようです。開会式がある午前中などは内野は速攻で売り切れたのに、対照的ですね。

 今日の第2試合は英明(香川)VS春の王者 健大高崎(群馬)の一戦で、英明は昨春の選抜で智辯和歌山を破っているので、ジャイアントキラー再びなるか注目ですが、大方の予想は健大高崎なんですよね。
 ということで、そういう野球の事は詳しい人にまかせて、私が見たいのはやっぱり応援(というよりチア)ですよねー。
 英明のチアのコスチウムは、、オレンジと紺色で、近鉄特急色というより、かつての銚子電鉄のカラーそっくりです。

 試合は1点を争う投手戦になり、エースが故障離脱した健大高崎が、大きな外野フライで英明の野手がフェンスに衝突して、2塁から生還した1点しか取れなかったものの、代わりの投手が150キロをマークする速球で英明打線を0封して辛くも勝ちました。英明は2夏続けて初戦敗退ということで、来年以降にまた期待ですね。
 英明の好きなところは、部外者の私でも、このようにエース列のチア間近の席に座って見れるのが最高なのです。お客さんが全然殺気立ってませんから、地方予選の雰囲気というか小学校の運動会ぐらいのゆる~い雰囲気なので、全然気負いなく見れるオススメの学校です。びっしり統制の取れている高松商とかだと入る余地などありませんし、わざわざ香川県から駆け付けたAKBおじさんを統制を乱すとして捕まえて排除する程ですから。それでも高松商が出てくれば公立校ということで応援はしますが。

 遅すぎた?開始時刻
 第3試合はそもそもの開始時刻が18時30分という、昔のプロ野球のナイター開始時刻です。プロ野球の方は年を追うごとに開始時刻が18時20分になり、今では18時ちょうどに開始されますが、昔を知っている人ならこの遅さは懐かしいかも知れません。

 前の英明の試合が終わったのが18時20分ごろで、もう夕方どっぷりですが、これから選手・応援団を入替て18時50分の試合開始となりました。

 グランド整備も終わって、試合開始を待つだけなのですが、何かおかしい?
 そう、ナイターなのに照明灯が点いていないのです。銀傘上にある照明灯だけが点灯して内野の一部を照らしているだけです。こんなに暗くて大丈夫なのか?

 試合開始直前になって照明灯が全点灯となり試合が始まりました。
 甲子園球場の設備を高校野球に無料で貸し出しているため、電気代を極力抑えるように、試合開始ギリギリまで点灯するのを待たせていたのでしょうね。プロ野球でこんな事やると客が暴れ出すでしょうから、滅多に見られないシーンでしょうね。
 試合は何と強豪の智弁学園相手に県立の岐阜城北(旧岐阜三田)がリードするまさかの展開に、これでジャイアントキラーなるかと思われた9回表の智弁の攻撃で、審判の誤審疑惑のゲッツー不成立で命拾いをした智弁が同点・延長に持ち込み、10回表に3点取って勝負ありかと思われた10回裏に岐阜城北が3点取って追いつく凄まじい試合に。しかし地力に勝る智弁は11回に更に2点取ってその裏を押さえて勝利。9回の疑惑の判定が無ければと惜しまれる試合で、すんなり2時間(20時50分)で終わる見込みが、試合終了は21時40分と、大幅に遅くなり、しかも自側が負けたのでどっかり疲れました。

 新しい観戦パターン
 明けて第2日目は午前に2試合と夕方に1試合(明日3日目も同じ)の時間割となり、午前の分の入場券を買っていたので、昨夜の疲れからあまり眠れてませんが、朝から甲子園に行きます。

 朝から大阪桐蔭が出るとあって、お客さんの列が多い?

 実際にスタンドに入ってみると、あれ、1塁側の大阪桐蔭サイドはもう1つお客さんが入ってない感じ? 3塁側の方が多く入っています。今朝もうまいことに着席に隙間ができたので、前列のチア横特等席に座ります。なおここからは金網と支柱が邪魔になってバッターはよく見えません。でもいいんです、この席でw

 試合は中盤に大阪桐蔭が5点を上げて、そのまま興南打線を封じてシャットアウト。
 春夏連覇の経験もある沖縄代表の興南でしたが、1点が遠かったです。

 沖縄(代表校)の短い夏が終わりました。相手の校歌を聞いてる間、何かもの寂しさすら感じますね。

 続いて第2試合は、明豊(大分)vs小松大谷(石川)の対決で、前評判だと8強入り確実と言われた明豊ですが、さてどうなるでしょうか。
 ここで応援団が凄い数入ってきたので、一旦指定席エリアに戻りましたが、その後も続々と応援団が詰めかけて3塁側はぎっしり満員となり、しかもチアは数人程度x2列と、もうどこに立っているか分からない状態だったので、この試合は流しで見る事にしました。

 試合は4-3と明豊の1点リードで迎えた7回表に小松大谷が4点を取って逆転に成功、更に8回に1点取って、明豊を振り切って勝利しました。これでようやく自側のチームが勝利となりました。

 3塁側は試合開始から10時ごろまでは照明灯の陰などで過ごせるのですが、その後は隠れる所もなく、ジリジリと太陽に焼かれ放題になります。たまらず折り畳み傘を取り出して日陰を作ってみるのですが、手元の温度計で約42℃と、結構キツイ状況です。

 試合が終了して、応援団用の出口まで下りてきます。
 ちょうどグランドレベルの位置ですが、意外と芝生方向から風が吹いていて、スタンドの観客席よりもグランドの方が涼しいように感じられます。これだと選手は意外と助かってるかも。
 2試合が終わると、夕方まで時間があるので、その間に清掃として、一旦観客には全て場外へ出てもらう格好となり、球場外へ追い出されるのですが、その後皆さんどうすかと言うと、

 球場の南東側にあるららぽーとへ皆さん一斉に向かいます。凄い数w
 ここなら冷房も効いてるし、飲食店もあるということで、球場から出た客が怒涛のように押し流れていきます。
 普段の試合スケジュールだと、すぐには帰らずに次の試合の頭だけ少し見てから帰る人も多いのですが、こうして一斉に球場から出されたとなると、もう行き場は南北いずれかにあるショッピングセンターになります。
 ということで、人の波を飲み込んだららぽーとの館内は、多くの人がベンチなどで休んでいましたが、2階のフードコートでお昼にする人も多かったようで、球場内のフードの売り上げにも響いてるかも知れません。
 2部制にしたことで、こんな所にも新たな人の流れができた話題でした。

 2部制の是非の検証は難しい?
 明けて第3日目(8月9日)も昨日と同じ午前2試合と夕方に1試合となります。

 今日は第2試合に秋田の金足農業が出るので、1塁側の入場券を買っていました。

 当日券売り場の様子ですが、1塁アルプスが残席少、バックネット裏が売切れの他は空いていました。
 昨日は時間に余裕があったので早寝早起きでちょうど開門時間の7時に球場に到着しました。

 昨日は開門時の列がはけるまで10分近くかかりましたが、今日は何と、門の前に5人しか並んでおらず、第1試合はガラガラか?と思ったのも束の間、7時半ごろから続々と人が入ってきて、しかも外野側の学校関係者口から次々とバスの号車旗に牽かれて生徒たちがなだれ込んできました。応援団による席の割り振りも行われて、お揃いのTシャツ以外は排除され、脇の席に移動。ここまでぎゅうぎゅう詰めになるとは考えていませんでした。残念ながらチアは2列しか出てなくて、1筋外野側の列はチア無しとションボリモード。
 第1試合の花咲徳栄はチアがいますが、第2試合の金足農業にはチアはいませんので、この時点で本日終ーーー了ーーー。

 ぎゅうぎゅう詰めのアルプスは風通しも悪く、朝から日陰もなくて辛いっす。

 試合は優勝経験もある花咲徳栄が優位に展開するのかと思いきや、初出場の新潟産大付属に後半逆転を許し、そのままゲームセットという、前日の明豊に続き、前評判を覆す番狂わせなゲームになりました。花咲徳栄については応援曲も今一つなので、次に見に来る機会はないかも知れません。埼玉なら今時点では圧倒的に聖望学園一押しです。

 続く第2試合が、金農旋風から6年、準優勝投手の吉田輝星選手の弟、吉田大輝投手が2年生エースで勝ち抜き、甲子園に再びやってきました。
 チアこそいませんが、球場に轟くGフレアを見に、多くのお客さんが詰めかけて、1塁側はかなり入りました。お客さんの入りも先ほどの試合と変わりませんが、応援団による統制が無いので殺気だった雰囲気はなく、のんびり田舎ムード漂うスタンドになっています。

 試合途中のイニング間には昨日の宮崎沖の地震を踏まえて「南海トラフ大地震情報」による注意が掲示されました。ここ1週間は表示されると思いますが、何もないことを祈ります。

 試合は西日本短大付属に6-0と一方的にリードを許す展開でしたが、9回表に怒涛の反撃で4点取るも時すでに遅し、いい所まで行って終わりました。

 2年生エースの吉田大輝投手はグランドの土は持ち帰らずに、来年また来ることを誓って、球場を後にしたとのこと、来年また捲土重来で活躍する姿を見てみたいものですね。

 ということで、無様な試合にはならなかったので、詰めかけた応援団も納得の上で、頑張ったナインに盛大な声援を送って球場をあとにしました。

 さて、2部制の是非については、試合の観覧が途中で断ち切られてしまうので、複数試合を見たいファンには別々に入場券を買い直す手間と費用が掛かりますが、 一般の1試合だけ見る客にとっては、購入の機会が増えて、チケットの入手がしやすくなったので、良しとしましょう。ただ最初の3日間だけなのと、どれだけ選手や応援団の熱中症対策になったかについては、救急車の出動実績などの数値で比較するしかないのと、4日目からは4試合日が連続するので、こちらで選手も応援団もバテてしまうという懸念も考えられます。
ということで、明日8/12・明後日8/13の2日間、再度甲子園に出撃します。
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甲子園の屋根が延長

2024-08-07 | スポーツ

 .ついに戦前の姿に戻る

 既にご存知の方も多いと思いますが、阪神電鉄より甲子園球場の屋根(通称銀傘)を現在の内野席上部からアルプススタンド上部まで延長する旨の発表がありました。
 趣旨としては、遠路から訪れる応援団の方の体調への配慮という事で、屋根を延長して日陰を作ることで、
  1.少しでも熱中症で具合が悪くなる人を出さないよう日陰を作る、
  2.また夏場に多い夕立の場合も逃げる場所が狭い通路しかない
これらの問題を解決するために建設を決定したものです。
←阪神電鉄のプレスリリースより引用

 建設に当たっては、球場の外側に建物を建てて、そこから柱を延長して屋根を設置し、スタンド内には柱を設置しないことで、死角が発生することを防ぐとのこと。
 甲子園球場は場所によっては柱・ポールによって見切れる席があるため、内野の上段の一角にグループ席を設けて、柱で見栄えが悪いけど、グループで酒盛りしてもらって、その辺の欠点を補おうという席もあるほど。今回の柱無しでの建設は、その辺の汚点を作らない意思の表れというか、昔は強度的に柱を立てないと無理だったのが、今回は技術的に可能になったということでしょう。
 それと外側に建物を建てるという事なので、その建物がどういうものになるのか、まだ詳細は分かりませんが、試合の前の時間や、雨天による中断時などに観客が滞留できるスペース、フードコートのような物を作ってくれるとありがたいですね。今の通路にある売店では5回裏終了時などに大量に人が並んでごった返してしまうことや、品数も少なく「甲子園グルメ」とは名ばかりな状況です。
 発表では3階に飲階売店・グッズショップのようなものができるようですが、それだけでは貧弱な感じもします。
 まぁ高校野球のために整備しても、年間の大半は阪神タイガースの主催試合なので、採算性を考えないといけません。阪神ファンはドケチなので、食べ物を駅前のスーパーで買い込んで持ち込むため、ビールの売上げこそ12球団1位なのですが、フードの売上げは6位に低迷してますから、この辺の絡みは難しいと思われます。





 .アレが無い
 こちらはプレスリリースの2ページ目にあるアルプススタンド上屋根の完成イメージ図ですが、よく見るとアレが無いのに気付きます。
 それは外野とアルプスに2基ずつあるはずの照明塔で、外野に関しては屋根が付かないので問題はありませんが、アルプス上屋に屋根が付くとなると、今ある照明の光では光線が一部遮られてしまう可能性が大きいです。
 そのため、光源の処理をどうするのかが注目されます。
 現在ある照明塔の下の何段かを廃止して、内野と同じく屋根の先に照明灯を付けるか、照明塔そのものをなくして屋根上の照明を強化することで解決するのか見ものですね。
 予想としては、今のLEDの技術であれば、屋根の先に付けた2列の灯火で十分照らせると思うので、アルプススタンド後方の2基の照明塔については廃止になると予想しています。
 照明の数を数えてみたのですが、7段×16列なので、屋根の先に設置でグランドに近くなった分、3段×32列以下でも十分賄えるような気がします。

 また建物の5階・6階が観覧エリア(一部個室・詳細未定)になるということなので、東京ドームのマス席のようなのを作って1枠〇万円で販売などというのも見えてきます。まぁ私の場合は野球場へ行く目的が違いますから、そのような席には縁がないですけどw




 .ブラバン・チアは守られない?
 やったーアルプスにも屋根が付く!
 と喜んでもいられないのが、そのカバー範囲であり、屋根によって守られるエリアは7割ということですから、残りの3割は野ざらしのままということになります。
 一度でも甲子園で高校野球を見たことある人なら、試合を彩るブラスバンドやチアガールがスタンドのどこにいるのかは分かると思いますが、アルプス席の下段、つまり選手に近い前の列で応援をするわけですが、残念ながら、ここは屋根に守られない場所なんです。
 それと補欠部員や保護者の方がその隣(外野寄り)に陣取りますので、この方々も守られません。
 屋根の下に入るのはその後ろの中段からとなり、ブラバン・チア及び保護者の後列からとなります。
 あと時間帯によっては3塁側なら朝9時頃まで、1塁側なら15時以降は日陰になると思います。3塁側は西日が射すので、夕方まで日の光を浴びる事になるので大変ですね。


ちなみにエリアの目安でいうと
オレンジ〇枠:チア・ブラバンと補欠選手のエリア
グリーン〇枠:保護者と学校関係者のエリア 
水色の▢枠:一般販売の指定席エリア
それ以外の場所:団体応援バス等で募集された入場券の自由席エリア
となるので、一般販売のアルプス指定席は全席屋根の下になります。

ということで、本日から甲子園球場に出撃します!
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夏の高校野球組合せ決まる

2024-08-05 | スポーツ

 8月7日から開催される第106回夏の全国高校野球選手権大会の組合せ抽選会が4日行われ、いよいよ対戦相手が決まることになりました。
 これで13日まで全ての日程枠が埋まり、どのチームがどちら側に座るかが確定したので、入場券の争奪戦も始まりました。入場券自体は既に先月17日から販売されていたので、チームが決まらない状態で取りあえず買ってガチャを楽しむ人が特に3連休に多く、その3日間は1・3塁側とも既に売り切れていました。
 私も去年までは(というか全席指定制になってからは)どの学校に当たるか分からない状態で先に席を買っておく方法だったのですが、今年は最初の3日間が午前・午後の2部制となり、入場券も別々の販売になることから、もし先に買っていて、避けたい学校(枢軸校)などに当たってしまえば、せっかく買ったチケットが紙くずになるので、今回からは学校が決まってからチケットを買う方法にしたものです。

 左の表中の太文字がまだ見たことない学校で、自側で見ていない斜字で書いた学校を入れると結構ありますね。そんな中、6年ぶりに甲子園にやってきた金足農業はやはり見たい、応援が楽しい沖縄の学校も見ておきたい、それとチアがかわいいと勝手に噂の英明(まぁ去年見てますがw)、それと一度生で見てみたいジョックロックの智辯和歌山、頭にりんご乗せた娘が今回も見に来るのか楽しみな青森山田など 濃い内容で今回もチームを選んでいます。
 久々に出てきた早稲田実業なんかも見てみたかったのですが、生憎その日は休めない当直勤務日なので残念です。
 
 バーチャル高校野球で組合せ抽選会の中継の様子を見ながら、枠が埋まっていくのと並行して、甲チケのサイトで4日分のチケットを買った(既に12日の内野・アルプス席は完売済なので購入できず)のですが、中継が終わって10分ほど経った14時40分ごろに再度甲チケのサイトにアクセスしてみると、

 あれあれ、やっぱりアクセス集中してるwww
ということで、発表を見て皆さん一生懸命アクセスしているようです。私も数分遅かったらこれに嵌るところでしたが、今回はその前に入って購入することができました。

 これで今夏の甲子園観戦の予定が一応決まり(もしかしたら、12日は外野席で見るかも知れません)あとは当日を楽しみに待つだけとなりました。
 ※翌日、追加で12日の外野席を購入し、これで甲子園には5日間出撃予定となりました。
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コスプレサミット柄1日乗車券

2024-08-01 | 交通その他

 毎年8月最初の週末に名古屋で開催される「世界コスプレサミット」ですが、それに合わせて名古屋市交通局で土休日と8が付く日に有効な「ドニチエコきっぷ」に専用柄のものを発売したので買ってみました。
 この専用柄のドニチエコきっぷですが、通常物と同じく有効期限が決められてない(地下鉄の券売機で購入した場合は発売当日のみ有効)ので、この8月に使わなくてもいいことから、いずれ乗るときに使ってみようということで、2枚ほど買いました。
 既に名古屋の地下鉄は全線踏破済みなので、いつ使うかは分かりませんが、ボぉ~~~っとしたい時に1日地下鉄・バスに乗って、ウロウロさすらうことにします。
 なおコスプレサミット開催日のうち、初日の8/2金曜日だけは平日なのでこのきっぷは使えませんのでご注意。
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