六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

推しの"子" ではないようで・・・

2024-03-22 |  出撃 at 北信越地方
前記事の続きになります。
 直江津駅で何だか違和感があるポスターを見たあとに、もう1つ、何やら写真に映った女の子たちが立っていましたので、これは何なんだろうかと

 最初はえちごトキめき鉄道駅員の紹介か何かと思ったのですが、駅長とかの役職でもない社員の名前を更け出す事は最近の傾向に逆行しているので、さすがにそれはないだろうということで調べてみたら、えちごトキめき鉄道では「推しの駅」というプロジェクトをやっているようです。直江津・高田・糸魚川・新井・妙高高原の5駅で、参加しているのはNGT48のメンバーとのこと。
 AKBやNMBなどの有名メンバーなら分かるかも知れませんが、さすがに他の地方の48系メンバーまではぱっと見ても分かりませんね。ということで、デジタルスタンプなどもやっているようで、興味のある人は一度訪れてみてはいかがでしょうか。
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なんか違和感が・・・

2024-03-21 |  出撃 at 北信越地方
 一連の北陸訪問シリーズの記事になります。
 直江津駅の開札口を出て、北口の階段を降りて駅そばを味わった事は、前々回の記事で書きましたが、そばを食べて再び改札口に戻ってきて中に入った時に、何やら違和感を感じました。

 何気なく見過ごて通る人も多いとは思いますが、やっぱり違和感ありますよね?
 この直江津駅は、駅舎や車両基地の部分はJR東日本ではなく、えちごトキめき鉄道の管理区域となっているため、このように駅舎の内部の掲示物なども、JR東・西とパスモ協議会に配慮して、このようになっているのと思われます。直江津駅自体はJR東日本の路線に乗る時に限ってICカードが使えますが、えちごトキめき鉄道はICカード利用に加盟していないので、これらの画像が使えないのでしょうね。
 ちょっとした小ネタでした。
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北陸鉄道に ”アレ” を見に行く

2024-03-19 |  出撃 at 北信越地方
前記事の続きになります。
 行程2日目の3/10(日)は早朝に金沢駅に行って青春18きっぷを買った辺りの記事は前回に書きましたが、この日は午前中にもう1つの目的である場所へ行きました。

 それは北陸鉄道に残る、とある鉄道設備です。
 北陸鉄道は昨年4月に日帰りで石川県に来た時に、乗りつぶしをしたのですが、石川線・浅野川線とも往復乗るだけで時間いっぱいとなり、途中下車して撮影などする時間が取れずに、機会があったらまた来よう委と思っていたものです。

 まずは北鉄金沢駅に寄って、1日全線フリー切符を購入しました。
 昨年来た時は、野町駅で購入したため、自動券売機のペラ券だったのですが、北鉄金沢・内灘・鶴来と新西金沢(平日のみ)の4駅では硬券きっぷを発券しています。また新西金沢などで窓口が閉まっている場合は、整理券で乗車して鶴来駅で下車時に1日乗車券を購入することもできます。各線ごとのフリー切符もあり、こちらはカラー印刷券になっています。

 7:28 新西金沢から一旦野町へ向かいます。
 この駅で待っていても下り列車はしばらく来ないので、野町行きに乗って、この電車が折り返し下り列車になります。

 野町駅で下車。
 去年来た時は、国道のバス停で降りて7分間で歩いてという慌ただしさだったのですが、今回はもう少し時間があるので、住宅地の中のバスターミナル感を少し味わって、下りの電車に戻ることが出来ます。

 野町7:41発の下り鶴来行きに乗って南下します。
 日曜日の朝ということで、電車内はガラガラです。

 昨日は倶利伽羅峠なども全然雪が無く、金沢の駅周辺も雪が無かったのですが、南下してくると何故か周りが段々と雪景色になってきました。
 南の方が雪深くなる、北陸の不思議光景です。

 8:10 野町から約30分で、沿線唯一の田んぼの中の駅である、小柳駅に着きました。
 線路に沿って住宅が並んでいたのですが、この駅の近辺だけが唯一家が途切れて田んぼが広がっています。

 こんな田んぼの中の駅で電車から降りたのは私1人だけ(30分後に再び乗ろうとした時にカメラを持った3人のオッサン達が降りてきました)
 なぜこんな駅で降りたかというと。

 これが目的なのです。
 ん? 何? 踏切? もうちょっと寄ってみましょうか。

 こちらがその踏切になります。
 鉄道ファンならすぐに分かりますね。あぁここまだ残ってるんだと。
 そうです打鐘式(丸型電鈴式)踏切です。鐘の形というよりは丸い鈴の形をしていて、余韻が少ないタイプです。
 去年乗り鉄だけで全線乗り通した時に、この石川線内に3か所、浅野川線内には1か所の打鐘式踏切が残っているのを確認したので、できる事なら再訪して記録したいと思っていたものです。
 チンチンと鳴るレトロな音を堪能した30分が過ぎて、次の電車で終点の鶴来まで乗りました。

 8:50 鶴来駅に到着
 元京王3000系車両が居て、パンタが上がっていたのですが、しばらくしたら降ろしてしまいました。早朝に野町まで1往復したのかも知れません。

 鶴来駅に到着後2分で上り列車があったのですが、さすがに2分で折り返すのはせわしないので、1本遅らせることにしました。
 駅の待合室の一部が工事中で、挽きたてコーヒーの自販機が撤去されていて残念。
 9時半の野町行きで金沢に戻り、今度は浅野川線に乗ります。

 金沢市と内灘町の境にある大野川の鉄橋を渡る列車を撮影。
 なおこの時に、金沢寄りにある蚊爪駅で降りて、駅直ぐ横の蚊爪1号踏切を見たのですが、残念ながら電子音式の警報機に更新されてしまい、浅野川線からは消滅してしまいました。残るは石川線の3か所(新西金沢駅東側2つ目の西泉3号踏切、小柳駅横の小柳踏切、日御子駅北側2つ目の日御子第1踏切)となります。
 内灘町は元日の能登地震でかなりの被害が出た場所ですが、私が歩いた場所は地面が割れたりした感じは見られませんでした。

 蚊爪駅から2駅歩いて1年ぶりに内灘駅にやってきました。
 左側に元京王3000系がいますが、こちらは片開き式ドアの初期タイプが残っているので、平日の朝とかに動いている所を見たいですね。

ということで、打鍾式踏切が残っている北陸鉄道再訪問のお話でした。なお青春18きっぷでアクセス出来なくなった石川県には、もう来れないかも知れないので、今日はそれなりに楽しんで記録をしたつもりです。
 次は新潟県内の駅のこぼれ話を短く2つお届けする予定です。
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さよなら北陸本線 さよなら石川県

2024-03-16 |  出撃 at 北信越地方
前記事の続きになります。
 昨日3/9(土)は北陸tabiwaパスの激安セール価格を使って、980円で敦賀→直江津→金沢と乗り鉄しながら、サンダーバードにもお別れ乗車を行いました。直江津で1時間の滞在だけですぐ金沢まで折り返してきたのは、2日目の予定があるためです。
 今日3/10(日)は、いよいよ北陸本線・石川県とお別れになる(来週の土曜日には新幹線が開業してしまう)ため、JR区間の乗り収めをするのと、去年一応乗りつぶしはしたものの、ある物を撮りたいので北陸鉄道にも再訪することにします。

 .最後の青春18きっぷでお別れ旅
 新潟県・富山県に続いて、北陸本線が石川県内から消滅してしまうのと、前の2県と違って、石川県の場合は北陸本線でしか県内への在来線でのアクセスルートが無いため、新幹線開業後は青春18きっぷ等のJR在来線乗車券で全くアクセスできない、陸の孤島と化してしまうので、最後の思い出にということで。金沢駅で青春18きっぷを購入して、押印もすることにしました。

 ということで、きっぷ売り場は早朝から凄い列だったので、誰も並んでいないみどりの券売機で青春18きっぷを購入(新幹線開業後も買える)し、金沢駅の押印をしました。

 金沢駅の改札を入って、中2階の通路には各方面への出発列車の表示がしてあり、ここでの表示も16日からは見られなくなります。
 Kyotoのプレートも外されるでしょう。

 新幹線との乗り換え口に立っていたボードには能登への支援に感謝するポスターが掲示されていました。
 能登半島の形をFの字になぞられてFightと書かれていました。この看板は残るでしょう。

 金沢の駅名標
 すでにJRのマークにはシールが貼られて、いしかわ鉄道のマークだけが見られる形になっていました。

 お昼の七尾線の電車に乗って北上します。
 途中の羽咋市あたりまでは普通の風景が展開していましたが、中能登町や七尾市内にまで来ると、崩れた建物もあり、所々の家の屋根がブルーシートで覆われて、被災地である事を実感できました。

 今回は時間があまりないので、奥までは行かずに折り返します。
 ここでも普通電車はけっこう乗客が乗っていて、2両編成の電車は行きも帰りも宝達以南は座れない状態でした。

 .さよなら金沢のサンダーバード

 金沢駅に戻ってきてサンダーバードの発着を2本撮影して、16時台の唯一の直通列車である敦賀行きの普通に乗って帰ります。
 ホームの端には10人ぐらいのファンがいましたが、最終日はごった返すかな?

 芦原温泉を出たあたりで日が暮れます。
 この辺で見る夕日ももしかしたら最後になるのかな?

 金沢駅で買った駅弁(百万石弁当)
 金沢駅で駅弁を買うことも、もうなくなるかも知れないので、王道の幕の内弁当を買いました。

 敦賀駅にて
 新幹線開業後はサンダーバード・しらさぎ共に敦賀以南のみの走行になるため、こうした金沢行きの表示を見るのも最後になります。

 .ありがとう北陸本線
 いよいよ新幹線開業を控えて、それまで運行してきた国鉄・JR北陸本線としての営業が終了するため、お別れのコーナーが設けられていました。

 金沢駅では在来線の改札口前にメッセージボードが置かれていて、たくさんの人が想いを書いていました。
 お昼には一杯になり、一旦回収して、台紙を張り直していました。

 敦賀駅の駅弁店にて
 名残惜しで訪問する人が多いということで、やはりお弁当の売れ行きなどにも影響しているようですね。新幹線開業後は敦賀駅は在来線の特急が残るので、まだ大丈夫なのかな?

 まだ開業していませんが、気が早いのか敦賀までランプが点いていました。

 敦賀の駅前にて
 奥に高架の新幹線駅がありますが、すでに試運転をしているので、駅の照明が灯されていました。

 いよいよ3/16で開業
 それに伴って、青春18きっぷで石川県へのアクセスが不可になってしまい、福井県も県都の福井駅へはアクセス不可となりました。北陸地方は富山県内がまだ私鉄の乗りつぶしが残っているので訪問機会がありますが、石川県については開業後に新幹線で通過するだけの県となったため、訪問機会を逸してしまう格好になり、初めて2度と行かない都道府県になりそうです。
 もしかしたら本当に2度と行かないかもしれないので、取りあえずお別れの言葉を言っときます。
       ありがとう北陸本線    さようなら石川県
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敦賀→直江津が980円? 安っす!

2024-03-12 |  出撃 at 北信越地方
 ,北陸地方へ行く
 3月に入っていよいよ旅行シーズン到来ということて、PCの修理で2月は休みが飛んだ分、羽を伸ばしてと行きたいところですが、湯水の如くお金を散財できるような裕福な人間ではないので、基本的に青春18きっぷを絡めた旅になることが多いです。
 そんや中で、今年の正月に起きた能登の震災の復興応援ということで、北陸地区のフリーきっぷが一部安くなっているので、この値引き期間を利用して北陸地方へ出掛けることにしました。くしくも一週間後には北陸新幹線の敦賀開業で、大きく交通体系が変化するだけに、それに伴って見られなくなる風景をこの目に焼き付けるべく、のんびり乗り鉄旅を兼ねたプランニングとします。
 乗車に使う切符ですが、通常なら青春18きっぷを使うところ、今回は格安な切符が出ているのでそちらを使います。
 敦賀-金沢までのJR線の他に金沢-直江津までの第三セクター区間3社線全てが乗れる『北陸おでかけtabiwaパス』がダイヤ改正前日までの期間限定で2,900円→980円の復興応援大出血サービス。これを使わない手はありません。

ということで、予約の類が好きじゃない私ですが、前売りでしか買えないので、前日の晩にWesterのサイトに入って購入します。
 写真中央のようにクレジットの認証が取れると、写真右のように『利用前』の商品欄に表示されます。
 ちなみに行程は全て普通列車で、
 名古屋610→728米原747→757長浜800→825近江塩津832→845敦賀847→948福井1022→1144金沢1206→1405泊1456→1632直江津
と検索で出てきたのですが、このプランだと、長浜・近江塩津・敦賀での乗り継ぎ時間が短くて、最悪福井まで座れない可能性があります。

 .激混みの各列車
 いよいよ3/9(土)早朝から北陸本線の敦賀まで行くのですが、名古屋から敦賀までは普通乗車券で2,310円なので、普通に切符を買うことにしたのですが、嫌な予感がしたので一旦豊橋方へ2駅の金山に行って、そこから米原行きに乗ることにしました。名古屋駅で並んでいても座れないと踏んだのです。

 青春18きっぷなら折返し乗車は自由なのですが、普通乗車券だとそうはいかないので、金山駅で降りて切符を買い直します。
 予感は見事に的中して、岡崎発の朝1番電車なのですが、4両編成の311系はラッシュ並みの混雑。名古屋まで2駅立って、名古屋で降りる客の代わりで席が空くのを見計らって着座。名古屋駅で並んでたら米原まで立ちっぱなしになるところでした。

 米原では19分の接続で新快速長浜行きがありましたが、4両編成の列車はすでに立ち客がかなりいる状態。この乗客が長浜から先は短い2両編成に乗り換えるのだから、お先真っ暗なのが容易に想像できます。
 そこで予定を変更して、福井到着が1時間遅れますが、米原発8時台の電車にしました。この米原8時の敦賀行きだと敦賀での乗り継ぎが50分近く開くのですが、確実に座れるのです。

 敦賀での50分近い待ち時間の間に、下りの特急が2本、先に発車していきました。
 敦賀以北でサンダーバードやしらさぎの発車表示を見られるのもあと僅か。
 しかし敦賀での発車間際に、大阪方面からの新快速が着いて、どっと車内に乗客がなだれ込みます。一気に車内は大混雑。いやぁこれで福井まで立ちっぱなしとかご苦労さんだなw

 敦賀からはデジタルチケットになるので、『利用開始』にします。1月にJR四国のデジタルチケットを使った時は、駅の自動改札機でQRコードを通す必要がありましたが、こちらは改札機にかざす事無く利用開始ができるので、一旦改札を出なくてもよかったのですが、50分近くも時間があったので、改札の外に出て、新幹線の開業が迫った駅の雰囲気を楽しみました。

 .サンダーバードにお別れ乗車
 敦賀953発の普通に乗って、福井に11時前に着いたのですが、1時間遅らせているので、このままの時刻で普通で乗り継ぐと金沢以東への到着が遅くなってしまうのと、福井から先が2両編成なので、満員の4両分の客がかなり乗り続けそうな感じがしたので、ここは特急を使うことにしました。青春18きっぷとは違って、北陸おでかけtabiwaパスは特急券を買うだけで特急に乗れるのがアドバンテージであります。

 実は敦賀→福井で乗っても、福井→金沢で乗っても特急券は1,200円と同額なのですが、距離が20km程度差があり、同じ料金なら福井→金沢で乗った方が断然お得なので、この区間で特急に乗る事にしました。

 名古屋発のしらさぎはかなり混んでいた上に、大混雑の福井駅でのきっぷ購入に行列ができていて時間が掛かってしまい、しらさぎは見送り。次にやって来たサンダーバードは福井で3分の1程が降車したので、幸運にも窓側の席が3か所空いて、すかさず着座。金沢までのお別れ乗車を楽しみます。

 去年は敦賀から武生まで乗った時に学習したので、福井でなら幾分降りると踏んでいたのですが、見事に当たりました。

 .金沢以東も混雑は続く

 金沢に11:58到着し、丁度最初の予定にあった12:06発の泊行きの普通があるのでそれに乗ります。写真の左側が福井から乗ってきたサンダーバードで、8分の乗り換え時間で混雑する階段を降りで上がってくるので大変。
 この電車もかなり混んでいて、サンダーバードからの乗り継ぎ時間では座れず、2駅先の森本まで立ちます。さらに津幡で右側窓際の席が空いたのですかさずそちらへ移動して、あとは泊まで楽勝です。
 朝4時起きだったので、かなり眠たくて爆睡です。半自動ドアなので乗降が無いとドアは開かないので、車内はとてもポカポカ。幸せな空間が広がりますが、立ってる人には気の毒です。

 倶利伽羅峠を超えて富山県に入っていますが、ドア回りだけでなく、通路までいっぱいの立ち客で混雑しています。石動からは富山県内の移動客が乗ってくるのですが、乗り残しが出そうな状況で乗降遅延が発生。
 なんでこんなにも各列車混雑してるんだ? 廃止や区間短縮になる特急列車の名残惜し乗車で金沢以南が混雑するのは分かるけど、関係ない一般の普通列車までこうも混むのはどうしたものかと。
 富山を過ぎてようやく少しずつ席が空いてきて、電車区間の終点である泊に着きます。

 泊に14:05に到着
 ここから先はえちごトキめき鉄道の気動車に乗り継ぐのですが、50分程度の時間があるので駅前に出て、北側にあるドラッグストアで食料などを買い込んで駅に戻ります。

 一応跨線橋には青春18きっぷや新潟県側ではICカードは使えない注意書きが掲げられていますが、2社の普通列車どうしが同一ホーム上で乗り継げるように接続するので、ここの跨線橋を渡る乗客は多くないでしょう。

 14:45 直江津からの普通列車が到着し、40人近い客がどっと降りてきます。
 かなりの乗客が乗っていて、富山からの到着列車の乗車位置に並びます。
 8分後に富山方面からの接続列車が到着し、乗り換え客がどっと流れ込んできて、1両の車内は一気に満員になりました。泊駅で50分近い待ち時間でしたが、1本前の電車に乗ってきた事がここで活きました。
 やはり980円の格安セールのおかげなのでしょうか、それでも別の要因でもあるのか分かりませんが、途中の糸魚川で半分が降りていき、この人らは大糸線・中央東線経由で関東方面へ向かうのかな?という感じでした。

 ほとんど雪景色がなかったのですが、長いトンネルを抜けて有間川にきて急に雪景色になりました。

 谷浜までくると間近に日本海が広がります。
 滑川付近でも遠くに見えますが、やはり谷浜や柿崎ー鯨波界隈の近距離で見る日本海の景色は何年ぶり?かで見る景色なので、やっぱりいいですね。

 16:32 直江津に到着。ここの区間はJR西日本時代の2015年3月に乗って以来、第三セクター化してからは初めての乗車になります。えちごトキめき鉄道は長野から直江津経由で新潟方面に何度か妙高はねうまラインは乗りますが、日本海側ルートは新幹線開業後は1度も乗っていませんでした。それほど普段は乗りにくくなった環境の場所です。
 気動車から降りたのは20人ちょっとで、接続する妙高はねうまラインや信越線の長岡方面の列車も空いていて、普段の週末のような風景が展開していて、ようやく日常に戻った感じです。

 .直江津でとんぼ返り

 半日がかりで直江津に到着しましたが、今回の旅の目的は北陸本線の風景の記録なので、直江津から折り返して金沢方面に戻ります。
 船のような外観の直江津駅の駅舎の外に出たのも久しぶりです。そして、画面左下に写っているあの場所に寄ります。

 寄ったのは駅そば店の直江津庵。
 直江津名物のもずくそばをいただきます。スーパーで売ってる三杯酢の沖縄産もずくカップはよく食べたりするのですが、こちらは上越名物の日本海産の上物で、食べると磯の香りがぱっと広がります。480円のプチしあわせ。

 もずくそばも食べたことだし、駅構内に戻ります。
 直江津での折り返しだと、到着15分後の16:47発があるのですが、糸魚川止まりなので、乗っても富山方面に抜けられないので、1本後の列車にします。この17時台の列車は終端式ホームの1番線に到着せずに、2番線に入ってきました。

 それは、この駅で増結作業をするからです。
 糸魚川からの到着列車(青色)の富山寄りに車庫から出てきた車両を連結して2両編成にします。夕方17:36発の泊行きとなるので、ちょうど高校生の下校輸送のピークなので、休日ダイヤでも2両確保しているのでしょうか。

 再びひすいラインの列車に乗って、泊方向へ戻ります。
 ちょうど夕暮れの日本海を拝むことができました。次にこの景色を見られるのはいつの日になるやら。

 19:52 泊から再びとやま鉄道の金沢行きに乗って、富山で下車します。
 前回2021年夏に富山に来たときは富山駅では乗り継ぎしただけですが、今回は改札外へ出ます。

 富山駅の改札外に出たのは駅弁が買えるかなと思ったのですが、やはりこの時間では置いていませんでした。
 また駅内の飲食店も営業時間が20時半までで終わるので、それ以降もやってるのはラーメン屋か飲み屋ぐらいと、意外とお店に苦労する状況だったので、駅に戻って40分後の金沢行き電車に乗りました。
 どっと疲れも出てきたので、結局この日は金沢市内の滞泊場所近くの吉野家で済ませることに。
 今回の北陸おでかけtabiwaパス980円分を、敦賀から直江津まで正規の乗車券で乗ると6,210円かかるのですが、さらに直江津で折り返して金沢まで乗って3,800円と、合わせて10,010円分乗車したことになり、驚愕のおトク旅となりました。

 明日3/10はいよいよ金沢駅のサンダーバードとお別れです。(次の記事に続きます)
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渡良瀬橋が何故か2つある!

2024-01-20 |  出撃 at 北信越地方
 青春18きっぷを使って北関東の未乗私鉄の乗り潰し旅も中盤となりました。
 前記事からの続きで、2路線目となる、わたらせ渓谷鉄道に乗って終点の間藤駅に着いたところまでを書いたのですが、そこでどうしよっか? で終わっていたので、どうしたかの続きです。

 間藤駅に14:45に到着した列車を降りて、折返し桐生行きの列車として出発するのが15:09ですから、折返し待ち時間が24分あります。
 片道の乗り潰しだけなら実は、ここは栃木県日光市なので、バスで日光駅方面に抜けることもできるのですが、今日はこのあと群馬県内の東武鉄道の小泉線を潰すために、桐生方面に戻るつもりで1日乗車券を買っていたので、このまま折り返し列車に乗ってもいいのですが、それでは芸がないので、一捻りすることにしました。
 間藤-足尾間の駅間距離が意外と短く、もしかしたら歩けんじゃね? と考えて、マップ検索をしたところ、
 
 なんと徒歩で十数分で歩けそうで、これなら足尾駅まで歩いて先回りすることで、下車駅も1つカウント出来ることで、

    チャレンジ!

してみることにしました。
 距離にして約1.5km 20分ぐらいで行けそう。列車は足尾に15:12に到着して3分停車の15:15に発車するので、多分余裕なはず。


 ということで、少し速足で歩いて足尾駅に向かいます。

 先ほどのサル🐵たちがいた線路のあたりは、やはりキーキー鳴いていましたので、猿の声がする場所を通る時は「ワン!ワン!🐕」と吠えながら歩きました。子ザルたちが一斉に山の方に逃げていきます。やはり犬は苦手なんでしょうね。ワンワンと吠えながら1人で歩いているオッサンを周りから見たら異常かも知れませんが、猿の居た場所だけなのと、誰も辺りに人が居ないので、遠慮せずに吠えることができます。でも本当は😺ネコの鳴き声の方が得意だニャ。
 少し歩いて交差点に出てきたところ、なんと左(南東)側に「渡良瀬橋」(上の地図の赤い星印)と書いてあるじゃないですか。

 渡良瀬橋と言えば、森高千里の歌で一躍有名になった橋で、両毛線沿線の人なら誰でも知っているだろうという、ご当地ソングで、最寄りのJR足利駅の発車メロディーにもなっているほど。

 確かに「渡良瀬橋」と書いてあります。でも本当は足利駅の南側に掛かっているはずなのに、何でここに?

 近くに渡良瀬川の起源を示す看板が立っていました。
 前述の松木川と、日光方面から来た神子内川がここで合流して、ここからが渡良瀬川ということになっているそうです。
 そして、この渡良瀬橋は大正時代に鉄橋として掛けられ、その後耐震化のためにコンクリートで補強されたものの、大型車が通るには耐えられないと判断されて、見た目にはがっしりしてますが、人道橋という形にで供用されています。
 一方、皆が知っている渡良瀬橋(足利駅南側)は昭和9年に竣工とあるので、ここのオリジナルの渡良瀬橋よりは約10年遅くにできています。

 2つの渡良瀬橋の位置関係はこんな感じ。
 直線距離にしてほぼ真南に約34kmの地点にあります。
 ここの人道橋のすぐ北側に車が通れる橋が架かっていて、その名も「新渡良瀬橋」と命名されていることから、足尾町内にある2つの橋が、本家の渡良瀬橋となり、下流の足利市にあるのは、分家かジュニアというところでしょうね。
 この2つの渡良瀬橋を巡るのも面白いかも。森高千里さんはこの話知ってるかな?
 ということで、本家オリジナル(だと思う)の渡良瀬橋のお話でした。 

 さて、ここであまり道草食ってるわけに行きません、列車の時刻が近づいているので、さっさと足尾駅に向かいます。
 この先は、続きの記事で。
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4年ぶりの南東北へ(1日目・往路編)

2024-01-04 |  出撃 at 北信越地方
 元日に能登地方で震度7の大きな地震があったり、羽田空港での大事故があって、国内の交通が混乱していますが、当初の企ての通りに南東北へ行くことにしました。
 前回は2020年に磐越西線や只見線のキハ40系気動車が見納め・乗り納めということで、信越本線の115系も併せて撮影&乗り鉄をしたのですが(その時の記事がこちら)、今回は福島・宮城県内で乗り潰しということで、未乗の私鉄・地下鉄を乗るべく、状況視察も兼ねて青春18きっぷ等で回ることにしました。
 前回は信越線の朝の115系快速を撮るために、前日夕方前に出発して、上越市内で滞泊後に直江津から新潟方面に向かいましたが、今回は名古屋を朝8時過ぎに出て、丸一日かけて会津若松まで移動するというもので、費用も安く抑えられて、クロスシートの気動車に包まれる至福の時間を楽しもうと、直江津回りではなく、飯山線経由で行くことにしました。
 左の旅程表がそうですが、どのみちかなり特急を使わないと、新津17時台の列車には乗れないので、最終の新潟20:07発の会津若松行きに乗るプランにしました。
 新しくなった新潟駅に降りてみたいのですが、残念ながら折り返しが9分しかないので、前々回もそうでしたが、駅弁だけ買ってすぐに折り返すというパターンです。駅弁を買うチャンスはこの他にも長岡で10分、更にながのだと1時間以上ありますが、長野で買うと5時間近く持ったまま移動となるので考えものですね。


 中央西線の名古屋口は基本的に新ボロ電の315系に替わってしまいましたので、旅情も糞もありません。旅人を拒むJR東海の姿勢が伺えます。

 朝はバタバタして食べていなかったので、中津川で時間が少しあるので蕎麦でもと思っていたのですが、残念ながら開店時間が10時からということで、仕方なくコンビニでサンドイッチでも買って電車の中で食べることに。

 サンドイッチなどを買ってホームに戻ると、見てはいけない物を見てしまいました。
 アッチャ〜。
 そうです中津川からもロングシート地獄なのです。1日に2往復JR東日本の211系の運用があって、この10時発と夜の20時頃に入っていたのをてっきり忘れていました。しかもクロスシートの1000番代はあまり入線せずに、ロングの3000番代ばっかり入るので困ります。

 松本からはE127系100番代だったので車窓左側になりますが、ようやくクロスシートに座れました。
 姨捨の絶景もいいのですが、こちらの方が目と心の保養になります。

 長野駅に到着し、飯山線の列車まで1時間以上あるので駅の外へ出ました。
 仕事始めの日にはなっていますが、まだ正月休みを長めに取ったり、スキー場で過ごした人たちて結構賑わっていました。

 新幹線側の改札前では地元のテレビ局がUターン帰省客のインタビューを取ろうと、獲物の客を待ち構えていました。
 近くで外国人のスキーヤーがコンコースで大胆にも荷物広げてガサガサやってる間に、TV局クルーたちは改札内に突入していきました。

 長野15:04発の越後川口行が入線してきました。
 この列車は2両編成ですが、後ろの1両は戸狩野沢温泉で切り離すため、先頭の1両に乗らないと行けないのですが、せっかくおいこっとの車両が来たので、途中の飯山までこの車両に乗り、飯山で前の車両に移動しておきます。

 北長野斎場。
 EF65PFがか両置かれていました。多分解体されるのでしょうね。

 戸狩野沢温泉で後ろおいこっと車両を切り離します。
 車内放送で促されて前に移動したら、もうロング部分ぐらいしか空いていないので注意ですが、それでも今日は空いている方です。

 車窓右側の定位置に着いて、暖房のよく効いた幸せな空間に体を預けます。
 キハ110系は東日本のゴミ車両ばかりの中にあって唯一孤高の優良車両ですね。

 今冬は異常な程の暖冬で、全然雪景色を見ることが出来なかったのですが、戸狩野沢温泉を過ぎた辺りでようやく雪景色が見られるようになりました。
 1998年の五輪の時なども雪が少なかったですが、ここまで少なくはなかったように思います。

 長野県最後の駅である森宮野原に到着。
 ここから先は新潟県に入ります。

 十日町付近でも全然雪が無かったのですが、終点の越後川口に着いた時には少し根雪が積もっていました。
 この辺は雪深い所なんでしょうか?

 上越新幹線の遅れの影響で、接続待ちを取ったために各列車とも5〜10分程度遅れていました。
 私が乗った列車も越後川口で5分、長岡で乗り継いだ列車も8分遅れで走行中。ヤバい、新潟で折り返しできない!弁当はどうする?
 もう途中の亀田で降りようかな?

 列車は回復運転をして5分遅れの20:03に新潟に到着しました。
 向かいのホームには20:07発の会津若松行きが出発を待っています。
 さて気になる夕食は?

 ジャ~ン!
 実は列車の遅れを想定して、やっぱり長野駅で買っておくことにしたのです。
 長野駅で買って6時間近く持ち歩く格好になりましたが、何とかこれで食事にありつけます。

 会津若松行きの最終列車は、五泉を出るとガラガラになり、完全に空気輸送になっていますが、夜の県境超えの列車が長い4両編成なのが摩訶不思議なところ。
 2両で十分な気もしますが、新潟から五泉までの通勤輸送と、翌朝の通勤通学輸送のためにわざわざ4両で走らせているようです。
 磐越西線の場合、途中に戸狩野沢温泉のような拠点駅がないので、連結・開放は行なわず、全区間走り切るようです。

 22:49 会津若松に到着。
 磐越西線の列車なのに短い4番線に入れるとか意地悪というか何というか。
 
 本日の移動距離 570.6km 青春18きっぷ2,450円+しなの鉄道260円、正規運賃だと10,230円+260円
 というわけで、朝からず〜と乗りまくりの1日目が終わりました。あーしんど。
 2日目は、福島・宮城の未乗区間の落ち穂拾いの巻になります。
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さよなら石川県?

2023-07-16 |  出撃 at 北信越地方
 今年の4月以降新規の乗り潰しが止まっているので、この際にこれまでの乗り潰し状況を都道府県別に色分けしてみることにしました。
 以下が47都道府県別乗り潰し状況地図で、赤色が完全踏破している県になります。

 岩手・秋田・山形・大分・宮崎など、県内に私鉄・地下鉄などの路線が無いか、あっても少ない地域が完全踏破県になっています。
 続いてピンク色の新幹線のみ残っている県は、新幹線さえ乗ってしまえば直ぐにでも完全踏破になる県で、九州と北陸の県が該当しますが、富山県は私鉄が乗りにくいので、結構難関な県です。
 また水色のケーブルカーだけ残している府県も、ケーブルカー乗り場までのアクセスが悪かったりして、なかなか潰せてない県です。
 このあたりの府県については、残りの人生のうちで何とか潰していきたいので、こういった県は将来必ず行く県であります。

 そんな中、どうして「さよなら石川県」というタイトルを付けたのか?
 石川県は残りは北陸新幹線のみとなり、来年敦賀まで開通することから、全く乗車していていない高崎-敦賀間を一気に乗り潰したいという構想があり、そうなると石川県は通過となります。
 なので全く石川県内に降りずして完全踏破を達成することになり、そうなればもう石川県には行くことすらなくなってしまうのです。 
 県内の在来線もほとんどが521系電車ばかりとなり、掘り潰し以外で寄りたくなる要素をほとんど持っていないため、今のところ石川県が今後行かない可能性の最も高い都道府県の最有力候補になりました。

 逆に、完全踏破済みの赤色の府県であっても、再訪問で訪れる可能性はあります。
 例えば岩手県。 ここは三陸鉄道や岩手開発鉄道などの三陸海岸地方の非電化私鉄が魅力なので、再訪する可能性はあります。
 また山陰地方の鳥取・島根両県も踏破済みですが、本線の大半が非電化の山陰本線など、のんびり旅で寄るような要素がある県です。
 再訪したくなる要素は
 ・非電化や旧型車両が残る私鉄、路面電車などを有していること
 ・国鉄型車両がまだ残っている
 ・これは一度は撮っておきたいという絶景を持っている県
 ・現存天守が残っている県(現存天守が残るのは全国でも12城のみ)
 ・何か特別に見たいイベント・祭り、どうしても食べたい食材がある。

 こうした要素があれば、再訪確率もあるのですが、来年の北陸新幹線敦賀開業で特急サンダーバード・しらさぎも敦賀止まりになってしまうため、現在の走行区間での記録撮影をする目的で、もしかしたらワンチャン石川県に寄る可能性もありますが、福井県内の撮影だけで満足してしまったら、本当にもう2度と行かなくってしまう初めての都道府県になってしまうかも知れません。


 ちなみに47都道府県でどれがけの間、訪問していないかを記したのが、こちらの表になります。
 こちらも4月10日現在の表になるので、前記事で書いたような近鉄沿線の4府県の訪問分が更新されていない形になりますが、上の全国府県地図に合わせる形で時期を合わせました。
 色が段々濃くなると、それだけご無沙汰している県となります。
 こういう地図はエクセル(互換ソフト)で作ってJPG変換することで、手軽に見ることができるので、可視化されて分かりやすいですし、自分以外の人が見ても分かりやすい図なので、皆さんも個人個人で一度作ってみてはいかがでしょうか? 残念ながらこのブログにはエクセルのファイルがアップロードできないので、ひな形を配布することが不可能ですが、まぁ割と簡単に作れるので、わざわざ配布する必要もないか。皆さんならもっと見栄えのよい地図を作れる人も多いかと思います。
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北陸鉄道乗り潰し(後編)

2023-06-03 |  出撃 at 北信越地方
 前記事で北陸鉄道の石川線の乗り潰しとして、JR西金沢を起点に、一旦バスで野町へ行って、そこから一気に終点の鶴来まで乗り通す形での乗り潰しをした事を書きましたが、後編はその続きの記事になります。

 13:29 鶴来から乗ってきた電車は西金沢で下車して再びJRの西金沢駅へ向かいます。

 13:40 西金沢で6分の乗り換え時間でうまく下りの電車に乗れたので、時間ロスもなく金沢に到着。

 金沢駅の駅名標も来春には衣替えで、JRマークが消えるので、一応撮っておきました。

 金沢駅の駅を出たのは久しぶり。
 2021年夏に改札を出てすぐ前のコンビニで買い物した事はあったけど、駅構外へ出ていなかったので、今回は数年ぶりに駅構外へ出ました。

 地下にある北陸鉄道浅野川線の乗り場に来ます。

 ホームには何となく見覚えのある顔の電車が止まっていました。
 元営団地下鉄03系にオレンジ色の帯を入れたようですね。

 車内だけ見ると、ほぼ地下鉄時代のままの雰囲気です。
 駅も地下ですしね。

 浅野川線は15年ほど前に途中の磯部まで乗ったことがあったので、全くの初めてではありませんが、磯部から先は初めてなので、景色には期待していましたが、ほとんど金沢の住宅地が続くだけの、これと言って何もない景色が続きました。
 路線も短く、終点まで17分で着きます。

 14:17 内灘到着。

 反対側のホームには元京王3000系、それもドアが1枚扉の初期車が止まっていました。
 これが動くのは平日のラッシュ時ぐらいでしょうね。

 鶴来よりもさらに小さい内灘駅の駅舎内。
 地方中小私鉄の雰囲気そのものです。

 鶴来駅は町のターミナル的な立地になっていましたが、内灘は住宅地の中の終点駅といった感じそのもので、周りには普通に家が立ってるだけでした。
 乗ってきた電車に再び乗って金沢に戻ります。

 こちらが今回利用した、石川線・浅野川線共通1日乗車券で、ペラペラの券売機券です。
 平日なら西金沢でカラー印刷券とかが置いてあるかも?

 金沢に戻って来て、どこへも寄らずにそのまま北陸線の上り電車を乗り継いで帰りました。
 これで石川県内は北陸新幹線を残すのみとまりました。
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北陸鉄道乗り潰し(前編)

2023-05-21 |  出撃 at 北信越地方
 春休み最後の週末は正月の福井県内の私鉄乗り潰しに続いて、石川県内の私鉄、と言っても北陸鉄道1社だけですが、乗り潰しに行くことにしました。
 青春18きっぷでの往復になるので、泊まり込みが本来はいいのですが、まだ宿泊を伴う旅行には体調の不安があるので、日帰りで行くことにしました。

 .一部を除いて割と混んでいた

 名古屋6時頃の米原行きに乗って、米原8時過ぎの敦賀行き普通に乗ります。
 この電車だけガラガラでしたが、他に乗った電車は結構混んでいました。
 敦賀ー武生間の1駅のみ特急に乗って、武生から再び普通電車の乗り継ぎで下ります。

 来年4月の開業が近づいている北陸新幹線の敦賀開業に向けて、建築物などはほぼ出来上がっている感じで、ほぼこんな景色が開業後に展開するのが確定している感じです。

 .まず石川線に乗る

 11:39 金沢の1駅手前となる、西金沢駅でJRの電車を降ります。

 橋上駅舎の西金沢の駅を出るとすぐに北陸鉄道石川線の線路があります。
 この踏切を渡らずに画面の右奥に行くと北鉄西金沢駅があります。

 ここで全線1日乗車券を買おうとしたのですが、西金沢駅は日曜日は窓口が休みとなっていて、残念ながらここで1日乗車券を買えませんでした。他に1日乗車券を売っているのは野町と鶴来の2駅だけです。

 しかも電車は1時間に1本しかなく、始発駅の野町に行く電車に乗ると、鶴来方向へ行く電車はさらに1時間後となってしまうので、非常に時間のロスになってしまいます。
 さてどうする?

 11:50 駅南側から出ているバスに乗って、始発駅である野町に向かうことにしました。
 昼間はバスの時間が合わないことが多いのですが、上手い具合に何とか1本間に合うのがありました。

 西金沢と野町の間は、電車だと2駅なんですが、途中から坂道を上がっていったりして、このバス大丈夫かな?と思うような時間が掛かる雰囲気で心配でした。

 国道157線に入って、野町バス停で下車し、これから北鉄の駅に向かいます。

 12:00 国道から少し坂道を下って、住宅街を抜けた突き当りにドーンと駅が見えてきました。
 鉄道の駅というよりは、バスセンターのような感じです。
 駅に着いて時間も5分を切っているので、急いで窓口で1日乗車券を買って電車に乗ります。

 電車は金沢市の住宅街をひたすら走り、思ったほどの田舎感がないのが意外でした。
 また乗客もけっこう乗っていたため、車内で写真などもほとんど撮れませんでした。

 最後の2駅ほどで、田畑が広がる郊外の風景に変わった後、終着の鶴来駅が近付いてきました。

 鶴来駅で団体客が降りて、ようやく車内を撮ることができました。

 鶴来駅の外にでてきました。
 団体客がしばらく駅前でダラダタして鬱陶しかったのですが、ようやくのいて静かになりました。

 鶴来駅を外から撮影
 複数ホームがありますが、以前はこの奥まで路線が伸びていた拠点駅だったので、駅構内も昔の名残である程度の広さがあります。

 反対側を見ると、電車庫が見えます。
 右側には冬場に活躍するラッセルが。

 駅の中に入ると、昔使っていた鉄道器具や看板などが展示されています。

 アップで撮影。

 その後、すぐ折返しの野町行き電車に乗って金沢方向へ戻りました。
 戻ってから、浅野川線に乗車の分は後編の記事で書くことにします。
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JRのサービス悪化に北陸旅行は中断

2023-01-12 |  出撃 at 北信越地方
 年末年始の休みを利用して日帰りで出かける乗り鉄シリーズの第3弾
 昨日の元日は怒涛の760km18時間の乗り鉄で結構疲れたのですが、1/4から仕事始めなので、前日の1/3はゆっくり休みたく、結局大晦日・元日に続いて2日も日帰りで出かけることにしました。
 滋賀・静岡と2県の私鉄を大体乗り潰ししたので、さて次はどこにしようか・・・そうだ北陸に行こう!
 北陸3県のうち、青春18きっぷが使える福井・石川両県には福井鉄道・えちぜん鉄道・北陸鉄道の3社があり、距離もそれぞれがそんなに長くないので、1日でなんとか回れるかな?と思い、北陸行きとしました。

 .寒くて列車に乗れない
 朝6時ちょうどに名古屋を出る米原行きに乗って、米原を8時過ぎに出る敦賀行きに乗り継ぎ、敦賀では普通の乗り継ぎ時間が長くなるため、そこから先は一部特急を使ってワープするようなプランで出たのですが、米原で乗り換えた北陸線の普通電車(223系)がホームに入ってきて乗ったものの、鬼のように寒い。しかも停車中に半自動ドア扱いしない。おかしいな。
 まぁ馬鹿車掌なんだろうと思って、そのまま8:05に米原を出発したのですが、途中の駅でも全部の扉が開いて寒風が入ってくるし、何をやってるんだ馬鹿野郎! 米原を出てしばらくして521系の2連とすれ違ったので、あの列車が折返し米原発の続行の普通列車になるだろうと踏んで、途中の長浜駅で223系を降りて、続行の521系に乗りました。

 しかし結果は同じで、各駅に着くたびに全部のドアを開けます。まぁ一応新快速の走るアーバン(都会)の区間だからかなと思っていましたが、福井県に入っても全く同じ扱いで半自動にしないので、おいおいちょっと待てよ! ということに。
 調べてみると感染症対策で、JR西日本全域で停車中はドア全開で寒風吹きすさぶ車内にするそうです。こんな寒い列車で旅なんか続けられるか! と怒り心頭。しかしせっかくここまで出てきたので、福井県内の2つの私鉄だけでも乗り潰しすることにして、敦賀から先の特急券・乗車券などを買って石川県に足を伸ばすのは止めることにしました。

 敦賀で特急に5分接続で乗る予定がだったのが、次の普通列車に乗ることになったので、接続待ちの時間がかなり出ることになって、改札口を出ることにしました。

 敦賀の駅前に出ました。福井県内の駅の改札口を出たのは数年ぶりです。 
 北陸新幹線の工事もかなり進んでおり、敦賀までならかなり早い段階で開業できるでしょうね。
 まっ、北陸新幹線が金沢まで出来て並行在来線が三セク化されただけで、数年間も来なかった状況ですから、これが全通となればもう北陸に来る事すらかなり減っちゃうでしょうね。

 まだもう少し時間があるので、駅の中に入ってうどんを食べる事に、
 冷え切った体に温かいうどんは最高です。北陸地方は関西系の出汁なので、蕎麦よりもうどんの方が合います。

 普通列車に乗るためにホームに戻ってきました。
 バックに見えるのが新幹線の敦賀駅で、地上高が日本一高い高架とのことで、夕日に海を見渡せるようになるんでしょうか、開通後は入場券を買って入る価値はあるかもw

 敦賀9:53発の普通に乗って、北陸トンネルを出ると一面の雪景色。
 最も雪深い場所になるのが今庄の辺りで、雪かき保線車両が止まっていました。

 .まずは福井鉄道に乗る

 10:29 武生駅で下車
 ここで前回降りたのは昭和時代なので、もう40年近く前になります。

 武生駅の駅前広場に出てきました。
 さて福井鉄道の駅はどこかな?

 駅左手のビルの1階辺りかなと思って回り込もうとしたのですが、駅らしいものはなく、その先延々と歩いて、立体駐車場のビルで駅横のビルが途切れてしまい、その先の広場の先に立っているビル、ここが福井鉄道の越前武生駅になります。

 1日フリーきっぷを買って、駅構内に入ります。
 電車の出発5分前にならないと改札が開かないので、撮影する人にとっては短い時間ですが、じっくり撮影に時間が掛かるほどの車両でもないので、その辺の心配は不要でしょう。
 この車両たち、岐阜県内の名鉄美濃町線などで働いていた車両たちで、実に十数年ぶりに再会となりました。

 車内の様子も名鉄時代そのままな感じでしょうが、名鉄美濃町線と言えばこの形式よりも元札幌市電のモ880型やオール転換シートのモ600型の方が印象が強かったので、まぁこんな感じだったかなというところです。

 越前武生を出てしばらくすると雨が降ってきました。
 福井市内の市街地に入るまでは、単線区間をしばらく走り、対向列車との交換待ちなどもあります。

 越前武生発田原町行きの電車は途中の福井城址大名町でスイッチバックをして福井駅前に入って、ここで再びスイッチバックをして福井城址大名町に戻って、その先の田原町に行くという運転形態を取ります。
 福井城址大名町ー田原町間の乗車については午後の帰りの時にします。

 .続いてえちぜん鉄道に乗る

 福井駅と三国港・勝山と2方向に路線を持つえちぜん鉄道(旧京福電鉄)に昼から乗ることにして、駅の反対(東)側にやってきました。
 高架の福井駅に隣接する建物がえちぜん鉄道の福井駅になります。

 1面2線の新しい高架駅ですが、やってきた電車は1両の単行で、この路線の乗客の少なさを表しているような感じです。
 車体のカラーは旧阪神5200系?を使っていた頃に赤帯1本の塗色から塗色変更を行って、現在に至ります。
 車両は旧愛知環状鉄道のものと旧国鉄119系のお古が活躍しています。

 車内は固定クロスとドア脇ロングのセミクロス配置になっていて、うまい具合にクロス席に座れたので、このまま勝山まで1時間弱の旅を楽しみます。

 福井を出てしばらくは新幹線の高架に沿って2駅進み、福井口駅で勝山方面と三国港方面の2手に路線が分かれます。

 分岐駅である福井口に到着すると、三国港からの列車が到着して、こちらの勝山行きにすぐ接続していました。
 このあたりの連絡が絶妙ですね。

 ポイントで2手に分かれたのちに勝山方面へ向かう線路が右に大きくカーブして東へ向かいます。
 眼下にはバスの車庫が見えます。

 しばらくは住宅街の中を走った後、3つ目の駅を過ぎたあたりからは、車窓に緑が広がります。

 25分ほどで永平寺口に到着。
 昔はここから永平寺方面へ支線が分岐していました。
 1時間に2本運転されていて、上り列車との交換待ちが3回あります。

 難読駅の1つである
 同じ字で「とどろき」ではなく、「どめき」と読むところがレアですね。

 轟を過ぎて2・3駅行くと、雪景色に変わります。

 運転席はほぼ解放的なので、正面の景色も撮ることができます。

 まもなく勝山に到着で、家などが増えてきました。

 13:19 勝山駅に入ります。
 反対側のホームには上り列車が待機していました。

 勝山駅で下車
 反対側で待機していた上り列車はすぐに発車していったので、折返しまで30分弱あります。
 というか、こんな福井の田舎で休日でも昼間に30分おきに列車を走らせてる方が意外。どこぞの1時間に1本以下しか走らせてない大きな鉄道会社に見せてやりたいですね。

 勝山駅の駅前には恐竜のオブジェクトが乗客を迎えます。
 ここから越美北線の越前大野まで1日数本バスが出ているので、JRの越美北線に未乗の人ならこれに乗って移動することもできます。

 13:49発の行きしに乗った電車にまた乗って福井方面に戻ります。
 基本的に前の乗降口しか開かないので、車内は温かくて、JRの冷蔵庫とは比較にならない快適さで、帰りは半分眠っていました。

 車窓右側から行しになに別れた三国港方面の線路が合流してきて福井口駅に着きます。
 乗り換え時刻の関係で終点の福井まで乗らずに福井口で下車します。

 福井口から乗った列車も1両の単行編成で、福井市内のしばらく住宅街が続いた場所を走ります。

 クロスシートで婆さんと3人掛けでしたが、数駅で降りて、その後はボックスを1人占めできました。
 かわいい車掌(アテンダント)さんも乗っていて目の保養にもなります。

 15:28 福井口から45分ほどで終点の三国港に到着。
 寂しい終着駅でした。

 道路を挟んですぐに港になっています。
 福井を代表する観光地である東尋坊へは歩いて30分、1駅手前の三国からバスの便もあるし、レンタサイクルもあるので、歩くなら別ですが、そうでなければ1駅手前の三国で降りるのが正解ですが、今回は路線の乗り潰しが目的なので終点の三国港まで乗りました。
 晴れたり雨が降ったりと冬の日本海側らしい天気の変わりようなのと、あまり足を使うのもなんなので、東尋坊まで行って帰らぬ人になるのも何だしと思い、東尋坊までは行かずにそのまま折り返すことにしました。

 16:21 三国港から福井行の電車に40分ほど乗って、途中の田原町で下車、ここから福井鉄道の電車に乗り換えます。
 田原町から越前武生行きの電車は、先に述べたように福井駅前に寄るので、これに乗れば福井鉄道に完乗なうえに、JRの福井駅に戻れます。

 電車に乗ると、20年前の美濃町線で見た光景がそのままフラッシュバックします。
 そうだこういう座席だったわと。

 名鉄時代と比べて明らかに違うのが吊り輪で、何か所かにこのカニの吊り輪があるので、探すのも面白いでしょう。

 16:34 田原町から約10分で今日2回目の福井駅前に到着。
 これで福井県内の2社線の乗り潰しが完了しました。

 乗ってきた電車はスイッチバックをしてまた越前武生へ向かっていきました。
 新幹線の福井開業を控えて、福井の駅前もいろいろと工事が進んでいて、かなり完成に近づいていました。

 福井に着いてからはまたJRの寒い電車で帰ることになりますが、敦賀までの521系はさすが寒地仕様なのか全ドア開放でもそこまで寒くはならなかったのですが、223系はやはり寒かったので、取りあえず寒い間はJR西日本の列車に乗っての旅は控えることにします。

 冬季期間は出血大サービスで電車半額!
 福井鉄道とえちぜん鉄道では共通の1日フリーきっぷを出していて、通常は大人1枚1,400円で全線乗り放題なのですが、今回は冬の期間だけ半額の700円で乗れる出血大サービスを行っています。そんなに安く乗っていいの?と言わんばかりの価格ですね。

 半額なのは2月末までなので、観光客の少ないこの冬の時期に福井の私鉄に乗るのがいいかも。
 なお1日フリーきっぷですが、福鉄は自動券売機でも販売していますが、あえて窓口で申し出たものの、結局券売機と同じペラ券仕様でした。えちぜん鉄道のアテンダントさんから車内で買えば印刷券が買えるかもしれません。


・JR(青春18きっぷ使用)
名古屋→武生 160.9km 3,080円 福井→名古屋 179.8km 3,080円 計 6,160円ー2,410円=3,750円のお得。
・私鉄(共通1日フリーきっぷ使用)
越前武生→福井 20.2km 400円 福井→勝山 27.8km 770円 勝山→三国港 51.5km 1,020円 三国港→福井 25.0km 780円
 計 2,970円ー700円=2,270円のお得。
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夏の高校野球1試合だけ見る

2021-08-06 |  出撃 at 北信越地方
 .富山へGo!
 今年の夏の全国高校野球選手権大会(甲子園)は残念ながら、学校関係者以外の観戦が取りやめとなり、2年連続で夏の甲子園球場で見られなくなってしまいました。
 そこで地方予選なら何とか見られないかということで、見られそうな地域と好みの対戦カードを睨みながら目星を付けます。
 仕事が休みの日にうまく開催されている都道府県があるか探したところ、7月は23(金)に秋田、24(土)に山形、29(木)に岐阜・富山・兵庫で決勝が行われる予定になっていました。山形県は県内在住者に限ると告知があったので止めに、そして23日は東京でブルーインパルスが五輪を描くので、そちらを優先した結果、23・24両日ともオリンピック関係の出撃となりました。
 そして27日に悲報が飛び込んできて、感染拡大のため、岐阜県が無観客(学校関係者のみ入場)を決めてしまい、楽しみだった岐商対決(県岐阜商✕市岐阜商)の観戦は不可能になってしまいました。
 兵庫県は入れるのかどうか分からないというか、そもそも対戦カード的に興味がなかったのでパス。
 あーあ、これで今年の夏は1試合も観ずに終わるのかなと思っていたところ、なんと台風の影響で、富山県の準決勝以降が1日順延となり、決勝が30日に開催、しかも今のところ感染拡大による無観客制限などは掛かっていない模様、対戦カードは高岡第一✕高岡商業と、中々いいカードです。恵みの雨というところでしょうか。
 
 ということで、北陸新幹線が開通して以来、ほとんど行くことがなくなっていた北陸地方だったのですが、ここへきて久しぶりに富山県へ行くことになりました。青春18きっぷが手元にありますが、既にお昼を回っていたので富山まで辿り着くことが難しい状況で、名古屋からの高速バスに乗ることにしました。

 名鉄バスターミナル18:10発の富山地鉄の高速バスに初めて乗ります。
 名古屋-富山線は3回ほど乗った事がありますが、いずれも名鉄バスだったので、富山地鉄は初めて。まぁ乗ってしまえばあまり変わりはないでしょうが。

 3時間半ほどで富山駅前に到着。
 地鉄電車に2駅ほど乗って、今夜の滞泊地で泊まります。

 .初めての地方大会観戦
 根っからの高校野球好きの人でしたら、地方大会から回って色々と試合を観戦する人もいるでしょうが、私の場合は鉄道の撮影が一応メインだったので、国鉄型車両の撮影が忙しくて、お盆前後の甲子園での本戦を見るのがやっとというか、2018年以前はその時間も作れない状況でしたから、地方大会などは全く見る機会もありませんでした。
 さて、今日の試合が行われるのが富山市民球場(アルペンスタジアム)ということで、場所が東富山駅から東南に徒歩20分ほどの少し離れた場所にあります。どうやって行くか?

 実は1日に数本だけ、最寄りの運転免許センターへ行くバスがあり、球場はその南側にあることから、このバスに乗って運転教育センターで下車、バスは免許センターの玄関前に横付けをし、数名の乗客はそのまま免許センターへ入っていきますが、私だけがバスから降りて、写真左手のセンターの外へ出ていきました。

 運転免許センターの南側にスタジアムが見えていますが、歩くと数分かかります。
 歩いているうちに軽くひと汗かきそうな感じです。

 8時半過ぎにスタジアムに着きました。
 10時試合開始なので、開門は9時頃だろうと大体察しがつきます。並んでいたのは30人ほどでした。パっと見て荷物が軽いか手ぶらの人ばかりで、私のような大き目のカバンを持った人は・・・1人だけおりました。大き目のリュックを背負って下関国際の帽子を被っていたので、山口県とは限りませんがまぁ遠方の方でしょうね。
 クラスター対策のため、連絡先を書いた用紙(予め記入済み)の提出と検温が必要です。そういううちにわらわらと人が集まり始め、並びの列も100人以上に増えていました。

 そこで開門を約20分早めることになり、8:40過ぎに入場券の発売が始まりました。
 感染防止対策のため、3万人収容のうち外野は締め切り、内野席1万7千人の50%、つまり8,500枚限定の発売ですが、並んでる人の長さから見ると全然余裕です。最終的に2千人もいなかったように見えます。記入用紙には一塁側。バックスタンド・三塁側と区別されてましたが、どこに入っても料金は600円均一なので、ひょっとしたら、中に入ってから場所を決めてもよさそうです。

 早速スタンドに上がります。実質バックスタンドでの観戦で一三塁側は応援席という扱いです。
 1塁側が高岡商業、3塁側が高岡第一のベンチになりますが、大体の球場の構造として、外野手から球が見やすいように、ホームベースが北西側にあることから、3塁側に座ってしまうと逆光で選手が黒潰れしてしまうので、よほどの贔屓のチームでもない限りは順光の1塁側に入るのが鉄則です。
 私の応援スタンスとしては公立贔屓ではありますが、チアがいる学校というのも応援する条件です。高岡商は公立だがチア無し、一方の高岡一高は私立だがチア有りということで両者互角。最終的に選んだのが、順光で撮れるかという基準です。やっぱり長年鉄道撮影をやってきた身からすると、順光で撮るというのは鉄則ですもんね。
 そうこうするうちに、観客席もバックスタンド席がそこそこ埋まってきました。
 バックスタンドの一般観客席と一三塁の学校関係者席とを分けるのは扉のようなものではなく、梱包用のビニールひも1本だけという、なんとも簡易的なもので区切られているだけですが、このヒモを超えるか否かは良心にかかっているというところ。

 10時試合開始
 春の大会では高岡第一が勝って優勝しているので、夏の決勝も非常に白熱したいい試合になるのか期待が集まります。

 試合開始前からなんかニャーニャー鳴き声がするなと思ったら、猫も入場していたのですね。
 どうやらOBの有名人?のようで、私が座っていた後ろに陣取っていた野球部OBの人らとも時折声を掛けていましたが、猫持ち込み可能しかもケージから出していいとは、ニャンともいい球場ですw

 高岡商の応援席
 エンジのTシャツ姿を中心に一部黒のシャツの応援団もいます。

 太鼓は野球部と交代で叩いているようで、伝統の応援も決まっています。

 こちらは3塁側の高岡第一の応援席
 野球部員とチアが間隔を取って整然と並ぶ姿は好感が持てます。何、画像が小さいって?

 ということで、お約束?のチアショット。
 でもまぁみんなマスクしてるので、この程度に寄るだけにします。一番後ろの右端の娘が可愛かった。

 試合は序盤で6-0と高岡商がリードしてワンサイド感があったのですが、7回表に高岡第一が反撃開始、一挙に4点取って2点差まで詰め寄りました。
 今回作った動画では点が入った時に、上のようにスーパーも入れています。

 7回裏に高商が4点追加点を挙げて10ー4と突き放し、ここで勝負あったようにみえました。
 上の画像は4点入って、9点目から10点目に変わる所で、一時的に19点入っているように見えます。この球場のスコアボードは電光式ではなく、磁気反転式で、蛍光塗料の塗られた面が反転して、遠くから見ると電球が光っているように見えるのですが、カタカタと1ドットずつ反転するので、表示が変わりるのに凄く時間が掛かります。地方球場では電気代や管理コスト削減の観点から、こうした磁気反転式のボードを使う球場が幾つかあります。

 試合は結局11-4で高岡商業が勝ち、4回連続で甲子園出場を決めました。
 意外と大差が付きましたが、大事なところでの併殺打に沈んだのが敗因ですかね。

 優勝の瞬間には5色の紙テープも舞いました。
 こんな光景を見たのは何年ぶりか、こんなところで昭和の光景が見られるとは。

 試合終了後には表彰式が行われ、優勝旗や盾・メダルが授与されました。
 試合時間を含めて3時間ほどでしたが、あっという間でした。 
 さて、高岡商は富山代表として、いい所まで行けるかな? 前回甲子園で見たのは2018年の大阪桐蔭との3回戦で、途中まで勝ってた試合でしたからね。

 .帰りは鈍行旅
 試合が終わって帰りが大変です。何せバスの便が無い。

 仕方なく東富山駅まで歩いてきましたが、炎天下の中結局30分ほど掛かって汗だくになりました。
 駅の右手奥の方に照明塔が見えるのですが、実際に歩くとなかなか近づかなくて北海道かと思うような感覚です。
 東富山からの帰りですが、青春18きっぷを使うことにしました。しかし、高山本線経由だと、JR東海のロングシート地獄が待っているので、北陸本線経由にしました。

 金沢までは乗車券が別途必要になるので千円ちょっとの余分な出費ですが、ロングシート地獄を味わう位なら、この方がマシです。なお高速バスは金曜日とあって、割引なし運賃の4,800円だったので、これも選択肢からは除外です。

 金沢からは敦賀まで数少ない乗り換えなしの普通列車がちょうど16時台にあり、それに乗れば楽に交流区間を抜け出せます。

 敦賀からは直流区間の電車を2本乗り継いで帰りました。

 これで地方大会ですが、夏の高校野球を見た(何だタイトル詐欺かよ!と言われそうですがw)ことで、オリンピックに続いて夏のイベントを一応堪能して、もうこれで夏の催し関係は終わり、次週からは鉄道撮影になります(というか出撃中です)。

 なお今回の試合観戦の模様を動画に上げましたので、よろしかったらご覧下さい。

 今回からは右下にスコアも表示しています。
コメント (3)
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平日限定! 爆音快速〇〇で追っかけ撮影

2020-02-16 |  出撃 at 北信越地方
 1月に信越~会津訪問した時の物になりますが、補足記事として掲載することとしました。
 先月書きました「信越~磐越ぐるり1周の周り旅」では省略していたのですが、その中で長鳥駅で降りて撮影したシーンを少し書いていたのですが、その日の午前中の撮影について改めて詳細を書きます。

 どうやって115系を追っかけ撮影?
 新潟地区というか東日本地区に残る最後の国鉄型鋼製電車である115系のうち、数少ない信越本線を走る運用が新潟-新井間で残っていて、夕方の新井行き快速は夏場でないと撮れないのですが、翌朝に新潟へ戻る列車は撮ることができます。
 それも直江津を朝7時台に出て快速の長岡行きとして8:20に一旦長岡に到着した後、10:29に長岡始発の快速新潟行きとして運用に就くため、長岡で2時間ほどの待ち時間があります。その時間を利用して追っかけ撮影できないかと考えるのが悲しい性なのですが、自然と時刻表を手にして睨めっこしたものの、残念ながら普通列車の接続が悪く、諦めそうになっていました。車での移動なら簡単に追っかけられるだろうなというところですが、この回は電車での移動なのでそういう訳にもいきません。レンタカーやタクシーを使わずに追っかけできるのか?
 それを解決する妙案があったのです。それではその日の行程を追ってみましょう。

 7:32 直江津発の1番の普通列車で長鳥で下車します。
 残念ながら1月上旬なのに、全く雪がありませんでした。

 やってきた1本目の長岡行き快速電車。
 雪を蹴散らせて走ってくる姿を取りたかったのですが、今回はダメでした。ここでは特急しらゆきや貨物など数本を撮って撤収します。

 長鳥駅に戻ってきました。
 次の電車は8:47の長岡行きですが、数分遅れていました。

 9:13 遅れは回復して、長岡に定時に着きました。
 しかし新潟方面行きの電車は惜しくも6分前の9:07に出発してしまう嫌がらせのようなダイヤで、次に発車する電車は10:29発の快速新潟行き、つまり撮るべき本チャンの列車までありません。ここの駅で駅録りするのも勿体ないし、タクシーで少し動いた位では新幹線の高架下を走る光景しか撮れません。
 ではどうしたのでしょうか?

 答えは、コレです。路線バスを使います。
 長岡駅大手口を9:30に出る、越後交通の今町5丁目行きのバスに乗ります。休日はこの時間にバスの便はないので、平日だけの芸当です。

 9:50 バスに揺られること約20分、大口というバス停で下車します。
 場所は長岡市立上通小学校のすぐ近くになります。
 ここから十二諏訪神社付近の撮影地まで徒歩で2km弱、約30分の道のりとなります。

 小学校南側の住宅地を抜けて東に歩くと、国道8号線のアンダーパスがあり、そこを抜けると前方に上越新幹線の高架が見えてくるので、真っ直ぐ進んで、新幹線の高架をくぐります。
 簡単に書いていますが、ここまでで行程の約半分を超えています。

 新幹線の高架をくぐると住宅地になっていて、その住宅地を折れながら左手の堤防に上がると、前方に鉄橋が見えてきます。
 前回は神社近くの道路から築堤を見上げるようにして撮ったのですが、今回は川の堤防から撮ることにします。

 10:20 撮影地に到着、すぐに撮影準備を始めます。
 雪が無くて、枯れ草だらけの状態で、線路脇も枯れ草が目立つコンディションで環境としてはよくありませんでした。ビデオパン撮影なので、幾分枯れ草は気にはならないと思います。

 10:35 爆音を鳴らして、新潟行きの快速がやってきました。
 列車に合わせてカメラを150度ほどパンするのですが、背後の鉄橋はガーター式なので、車体の下部は隠れてしまいます。まぁこんなものでしょう。天気も悪いし雪景色もないし枯野の風景も乙なものと言い聞かせて撤収します。

 撮影場所からは押切駅まで畑の中の1本道を歩きます。
 この辺りは特産?のレンコン畑が広がっていて、冬場でも収穫をしているようですが、雪に覆われる年はどうしてるのでしょうか? 砂利道の砂利が途切れて所々ぬかるんでいたりしますが、ここを歩くのも3回目になるので、慣れたもんです。

 押切駅に到着。右側は券売機ではなく、乗車駅証明書発行機。
 えらく立派な機械を入れてるなぁというところですが、実は磁気式の券が出てきて、長岡駅などで自動精算ができるようになるのでしょうかっています。これにより、現金を置かないで済むので券売機が壊されることもありません。

 このようにして、2つの撮影地を電車→バス→徒歩で繋いで移動して、無事に2ヶ所で115系爆音快速を録ることができました。なお9:30発のバスは平日のみ(花火大会・お盆・年末は運休)の運転です。気になる運賃は330円と思ったより安かったので学生でも手の届く値段です。
 なお2月には車で追っかけたので、その模様は後日記載します。
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山梨へ裏富士を撮りに行ったら

2019-04-14 |  出撃 at 北信越地方
 3月末から続く花冷えどころか、2月並みに寒い日も出る日本列島ですが、おかげで桜の花が長持ちしていて、青春18きっぷの期間を過ぎても桜を撮りに今週も出掛けます。
 行き先は先週に引き続き、2週連続で山梨県。先週は桃源郷の桃畑が目当てですが、今週は富士山をバックに満開の桜と五重塔を入れて撮れる、富士吉田市の新倉富士浅間神社へ行くことにしました。
 私の今週の休みは土日に当たってるので、出掛けても混雑が懸念されます。しかも混雑を避けるためには早朝に現地入りする必要があるため、割引切符が使えない金曜日に移動する必要があるので、今回は車移動として、今年初めてのレンタカー出撃。また、富士山という止まっている被写体を撮るので一応一眼レフもと、今年初めて一眼レフを持ち出しました。

 .裏富士じゃなかった
 外国人に大人気で観光バスや東京からの直通特急などで押し寄せる人たちで賑わう前に到着するため、金曜夜に出発して1号線を走ってきましたが、2時頃に途中睡魔に襲われてきたので藤枝市内の道の駅で2時間仮眠、藤枝を4時に出発して御殿場から東富士五胡道路経由で富士吉田に6時半に到着。月江寺駅近くにある市営駐車場を6:40に出発して浅間神社を目指します。

 麓から398段の階段を登って、五重の塔の前に来ると右側に「最後尾」と書いたプラカードを持った警備員を発見。その列に並ばないとお立ち台には入れないようです。
 7時に列に並んだ時点で既に1時間待ちの状態でした。白人系の人たちは並ぶのが嫌なようで、並んでるのは日本人とアジア系の人たちばかりでした。

 並ぶこと50分、ようやくお立ち台に上がれました。
 警備員が「5分間の制限時間です、あと3分・・・あと1分」と時間を告知される中での撮影です。
 左(上)側の写真が一眼レフ、右(下)側の写真がコンデジの写真です。
 あんまり一眼で撮っても変わらないかな? ということで一眼レフはこの場所での撮影だけでおしまいにしました。 

 5分間の撮影タイムが終わって、階段を下りてきた所に五重の塔があり、並ぶのが嫌な人なら、こういった場所から五重の塔・桜・富士山の3つを入れて写すこともできます。

 五重の塔を見上げる構図で撮ったもの。
 お立ち台に上がるのを諦めた人らと、お立ち台から下りてきた人らで交錯して塔の周りは人で一杯です。これでもまだ観光バスが到着する前の時間帯なので、10時ごろはどれだけ混むことやら。

 五重の塔前から再び斜面の階段を登って、改めて富士山と桜のコンビを撮ります。
 位置的にみると斜面の南側で日向にある静岡県側を「表富士」、それに対し山梨県側は太陽光線の日影側になるので「裏富士」と呼ばれるのですが、春~夏期の朝は太陽が北側に回って上ってくるので、山梨県側なのに順光で撮れる表富士の時間帯が存在します。
 観光バスでやって来て昼間に登ったなら完全に逆光になって「裏富士」になってるのですが、早起きは何やらの得でないですが、日の出~9時頃に来れば逆光じゃない美しいバリ順の富士山が山梨側から見られます。
 山梨県側でバリ順ということは、この時間は静岡県側は影になっているということでしょうか。

 最後はこの場所から、下を走る富士急行の電車を撮影。
 9時近くなって逆光&米粒ぐらいの大きさなので電車が写ってるのか見分けるのが大変ですが。

 2時間近く滞在した神社の境内から、9時過ぎに麓へ向けて階段を下ります。
 そろそろ早い時間の観光バスが到着して、観光客が階段を続々と登ってきます。今から並んでもお立ち台には・・・
 さらに下吉田第二小学校のグランドは、駐車しようとする車とシャトルバスに乗る人たちの列で凄い事になってました。

 .桃源郷リベンジ
 混雑する人々を脇に見ながら車を石和温泉方面に走らせます。
 午前中いっぱい掛かるかと思ってたのですが、当初の目的は9時半でもう終わってしまったので、時間的に余裕があります。
 そこで先週曇ってしまった、桃畑の中を走る列車を撮ろうと春日居町へ行くことにします。

 両方に桃畑を見ながら走る電車。
 やっぱり晴れるといい感じですね。

 今日は土曜日なので、ホリデー快速もやってきました。
 そうこうするうちに線路脇に撮り鉄の人たちが湧いてきたので、土曜日だし、もう四季島の通過のために場所取りしてるんでしょうか。興味ないので撤収します。

 .表富士と185系
 桃源郷のリベンジ撮影も昼前で終えて、もう1つの目的地へ行くことにします。
 こちらは最初から予定していた撮影地です。
 石和から再び富士吉田市内を通って御殿場経由で南へ。つまり静岡県側に回ります。

 伊豆箱根線内を行く185系踊り子号の撮影です。
 快晴の富士山だったのですが、昼過ぎから雲が一部覆ってしまいました。
 最初に着いた原木駅の南側はビニールハウスでビデオパン撮影には厳しいので、別の場所を探します。

 韮山駅の南側に来ました。
 ここは両方向ともに開けているので、ビデオパン撮影にも向いています。
 あっ、俺の嫁がっ・・・いませんでした。サンシャインシシーズだから居るわけないか。おまけに声の人はプロレスラーと結婚するし・・・。

 そして今日最後の撮影となる上りの踊り子号の撮影。
 1時間前は雲が掛かっていた富士山も、上手く雲が取れて全体が綺麗に現れました。

 24時間でこれだけ回れたのは、さすがに車移動ならではの力ですね。富士急行線には今回も乗れず仕舞なので、次の機会には富士急行も乗って訪問してみたいと思います。
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しなの・越後で国鉄車三昧

2018-08-15 |  出撃 at 北信越地方
 これまでの年なら、夏になったら喜び勇んであちこちへ出掛けていたのですが、本当に何処へも行く所がないのか、毎年欠かさずに買っていた7月号の時刻表も遂に買うこともなくなりました。近場の近鉄沿線で近鉄特急色の記録に何度か出ただけでしたが、8月に入ってようやく重い腰を上げて動く事にしました。
 行き先は国鉄115系の天下となっているしなの鉄道、結構運用が残っている越後線をターゲットに出撃します。特撮がメインの予定ですが、条件が悪くて撮れない場合もあるので、5月以来の3ヶ月ぶりとなる一眼レフを出してきて、リュックに詰め込みます。

 .久しぶりに乗るE257系の快速
 長野方面への移動に北陸ルートが使えなくなってからは、唯一の選択肢である中央西線・篠ノ井線経由のルートで出掛けます。明日は朝から篠ノ井線内で撮ってからしなの鉄道で日中撮影します。

 先月の最高気温更新の日に多治見へ訪れて以来の中央西線に乗ります。
 今回乗った列車は211系3+3+313系4連の10連だったので、勿論313系に乗ります。313系は後ろの方に繋いであるので、比較的空いていました。

 瑞浪を過ぎると車内はガラガラで中津川到着時には貸し切り状態でした。

 中津川到着、灼熱の日差しが照りつける中、次の313系2連に乗り継ぎ松本へ。

 松本からは久しぶりとなるE257系の快速電車に乗ります。東京から下りのあずさ号で入線してきますが、直ぐにLED表示が変わってしまうので、余韻は楽しめません。

 特急型の車内でしばしのゴージャス感を味わいながら、夕食タイム。
 高温による線路異常のため、2時間近く篠ノ井線内が抑止になっていたしたが、この列車は15分程しか遅れていませんでした。今夜は坂城で滞泊。

 .しなの鉄道の115系三昧の一日
 今日は1日しなの鉄道の復活塗色車を狙う予定ですが、その前に朝連で篠ノ井線へアレを撮りに行きます。

 やって来たのは3月にも来た、稲荷山-篠ノ井の直線。前回は特撮優先のため、サイドからの撮影でしたが、今回は車両メインにするので正面がちの定番ポイントで待機、その後5人程がやって来て6人程でまったりと待ちます。

 昨夜乗ってきたE257系が松本行きの快速で上っていきます。

 続いてこれも上り名古屋行きの特急しなの4号を追い撮り、既に交換待ちで待機しています。

 朝の本命がこの189系によるおはようライナー。E257系の運用に余りが出ているので、いつ置き換えられてもおかしくはないので、早めに撮っておくのがベターでしょう。

 おはようライナー撮影後は、篠ノ井に戻って、しなの鉄道線を東へ向かいます。

 小諸で復活初代長野色に乗り換えて、次の平原で降ります。

 何か北海道の小駅を思わせるような、ヨ6000?利用の駅舎。クソ暑いので中には入りません。
 駅を出て小諸側に歩きます。

 最初にやってきたのが、コカ・コーラ色。真っ赤な115系といえば、当時は長野のこのコカ・コーラ電車だけでした。
 今は広島にも別の赤い115系が居ますが。

 次にやってきたのが、本日の大本命の須賀色115系。
 湘南色は新潟や岡山でも残ってますが、須賀色はもうここだけでしか見られません。それも復活塗装なのでいつまで残るか。
 2本撮ったので、駅の東側へ移動します。

 液の東側にある陸橋からの俯瞰撮影ですが、東方が木が邪魔になるので、追い撮りのみになりました。
 軽井沢から折り返してきたコカ・コーラ電車。この日はそのまま昼過ぎまで区間運用に入っていました。
 怪しげな雲が出てきて、浅間山方向からゴロゴロと雷鳴が聞こえるので、ちょっとヤバイ感じです。

 そして次にやってきた須賀色の電車。
 この電車はこの後長野まで行って折り返し小諸までの運用で来るので、別の場所へ移動することにします。


 テクノさかき-坂城間で長野から折り返してきた小諸行きを撮ります。
 天気も東部と違ってこちらはカンカンに晴れていて、いい感じで撮れました。

 1時間半ほど待って、小諸からの折り返しを追い撮り(実際はビデオパン撮影)します。
 やや日が北側に回ってきて、正面右側は影が出ています。

 続いて軽井沢-小諸の区間運用に入っていたコカ・コーラ電車も下りてきました。
 線路脇での撮影はこれで終えて、あと1本は須賀色を特撮して本日の撮影は終了です。


 今日の移動はほとんどが3セク区間なので、青春18きっぷは使用せずに、しなの鉄道のフリーきっぷを使います。
 そして、今日と明日は長野-直江津間を往復するので、夏限定のフリーきっぷも買います。この切符なら長野-直江津往復が2000円で乗れるのでお得です。2日間連続使用の条件ですが。今夜は直江津から柏崎まで別途乗車券を買って、柏崎で滞泊します。

 .越後線・弥彦線で115系を撮り&乗り
 高崎地区の115系が落城して、東日本で残る115系はこの新潟地区のみとなってしまいました。E129系の増備が行われれば、東日本からは完全になくなってしまうので、今年が最後の夏のつもりで記録に勤しみます。
 今日8/7は私の53回目の誕生日なのですが、誕生日を自宅で迎えない事が多い自分らしい1日です。

 柏崎駅の中線に泊まっている115系6連。昨夜柏崎に着いた時には既に停まっていたので、編成は予め確認済でした。
 これを撮るために。柏崎発の1番電車で越後線を下って行きます。柏崎-吉田間の越後線に乗るのは大学生の時以来の実に30年ぶりです。

 目的地である分水駅で下車。
 駅前には長岡駅行きのバスが停まっています。本数は僅かですが、ここから長岡へ抜けられるんですね。

 駅から徒歩15分ほどで、信濃川の大河津分水路堤防に到着。
 線路を横切る人がいるようで、一応ロープは張っているのですが、脇から自由に入れます。

 今回の旅の一番のメインエベント、115系6連の大河津の橋梁を渡るシーンを撮影。
 朝の雲がなかなかどかずにちょっと残念でしたが、特撮も行えてひとまず満足。

 続いて30分後の上り3連も撮ります。こちらはJKワイパーで来ました。

 2本撮ったので、次の場所へ移動すべく、分水駅に戻り、吉田行きに乗ります。
 やってきたのは湘南色の編成、しばしの至福の時間。

 程なくして吉田に到着。夏休み中とはいえ、通学生がかなり多くて、工事中で通路が狭くなった駅の中はごった返していました。
 駅から歩いて2ヶ所目の撮影場所へ行きます。

 歩いて25分程の西燕-吉田間の田んぼで弥彦線内を行く115系6連を撮ります。
 朝1で撮った編成が東三条まで行って、吉田へ帰って来る所を捕獲。また25分ほど歩いて駅へ戻ります。

 吉田駅に戻ると、先ほど撮った6連が休んでいました。
 この列車は新潟行きになるので、さらに先回りして撮影すべく、朝2番目に撮ったJKワイパーに乗って下ります。

 2駅先の岩室で下車します。

 元は有人駅であった岩室駅はしっかりとした作りのかつての街の代表駅といった佇まい。
 駅で30分ほど休んだ後、歩いて15分ほどの田んぼの中へ行きます。

 本日最後の撮影は、先ほど吉田で休んでいた6連。
 この6連は新潟到着後に分割されるので、6連としてはこれで終わりです。再び雲が出てきてしまいました。
 ひたすら115系を追った、バースデーロケでした。後はひたすら岐路に就きます。


 日本海も遠くで日差しが出ているようですが、この辺はどんより曇り。

 直江津からはフリーきっぷの2日目利用で、トキ鉄→しな鉄で長野へ抜けます。

 長野食肉センターにドナドナされた?ゆうマニ君がポツンとひとり漂います。

 189系M52編成の姿も。

 今夜は千曲市が私の誕生日を祝って花火大会を催してくれるそうなので、長野県内で1泊してもよかったのですが、明日は雨ということなので、結局見送ってこのまま最終電車時刻で帰宅しました。
 
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