六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

さよなら北斗星号 最後の撮影行

2015-08-22 |  出撃 at 関東地方
 いよいよ完全廃止となる8月21日(札幌発は22日)を迎えるのですが、今週は土日が出勤日に当たり、その前の木金の2日が休みなので、その日で動ける範囲で撮影計画をすると、
 8/20 上下ともカシオペア号(福島・宇都宮付近)、
 8/21 上下の北斗星号を撮影(栗橋・蓮田)
となるので、この2日間で各列車上下それぞれ1本ずつの撮影となります(追っかけとかしないので、ごく当たり前の本数ですが)

 1. カシオペア号撮影
 カシオペア号も年度内の運転継続が発表されたものの、来春3月以降は廃止と考えると、東北地域で撮れるのはこの夏が最後となるので、東北地方で歩き鉄で行ける範囲で、まだ撮影していない場所という条件で絞り込むと、東福島-伊達間の鉄橋が第一候補に上がりました。

 福島での滞泊は福島市内北部の国道4号線沿いのネカフェとして、そこを朝4時半に出れば撮影地には5時10分頃には着けるとみました。

 前夜 福島駅22:40発の最終の伊達行に乗ります。福島交通の路線バスに乗るのは、400系新幹線の撮影で来た2009年9月以来、約6年ぶり。土休日だとバスが早く終わってしまうので、阿武隈急行の福島学院前駅から歩きになります。

 翌朝4時半に出発して、40分歩いて目的の河原に到着して、待った結果、

 うっすらと朝日に照らされて、少しハイライトが光ったまずまずの感じで撮れました。朝5時半なので、もうこの時期が最後でしょう。

 2. 仙石東北ラインに乗り鉄
 さて朝5時半で撮影終了となったので、この日の予定を練り直すのですが、今日は南へ行くほど天気が悪いようなので、下りのカシオペアは諦めようかと思い、最寄りの東福島駅から始発の仙台行きに乗ります。
 白石辺りで下車して折り返そうかと思いましたが、私が座ってたボックス席を女子高生とOLに囲まれてしまったので、せっかくですからw終点の仙台まで乗り通すことに。
 仙台に着いて発車案内を見ると、ちょうど8時過ぎに仙石東北ラインの快速列車があるので、それに乗って新規開業区間を新型車両で乗りぞめします。

 発車5分前に始発仕立てで入線してきたハイブリッド車両。

 出発は8:18、石巻までは1時間近く掛かるので、コーヒー&パウンドケーキを買って乗り込みます。
 途中の塩釜まではノンストップのタイプで、塩釜を過ぎるといよいよ仙石線への渡り線に入ります。

 塩釜から幾つかのトンネルを抜けて、列車が本線上で一旦停車した後、この渡り線に入ります。
 渡り線内でも停車。こちらは2分程度止まったので、仙石線内での反対列車があるのかと思いましたが、そのまま発車しました。

 高城町を過ぎると、いよいよ津波で被災した区間に入ります。
 最も海に近い東名付近を走行、真新しい護岸が目に入ります。

 列車はその後も快調に走り、9:23石巻に到着。

 こちらが車内の様子。E721系やキハE130系などと同様の仕様ですが、機械室が座席1ボックス分占拠しているいので、その分だけ定員は少なくなっています。

 石巻に着いたものの、天気が今ひとつのため、折り返しの仙台行きに乗ってとんぼ返り、途中の高城町で乗り換えて、東名付近で撮影しようかと思いましたが、爆睡してしまい、そのまま仙台へ戻りました。
 もう天気も悪いし、そのまま明日撮影予定の埼玉県内まで移動をすることとし、東北本線を南下しました。
 途中で運が良ければ下りのカシオペアを撮れるかも?

というわけで、岡本-宝積寺間の橋梁にて下りカシオペアを撮影。今にも雨が降り出しそうな天気の中、何とか撮影中は雨降りを免れましたが、帰り道に降られました。
 今夜の寝床の浦和に21時到着。

 3.いよいよ北斗星とお別れ
 日曜日の上り最終列車は撮れないので、金曜日の上りラス1と下りラストを撮るべく、ここは埼玉県内でのお馴染みの場所での撮影としました。
 特殊撮影の関係から、上りはワシクリの水沢付近で、下りは人出の数次第でヒガハスで撮れれば撮るとこにしました。
 ・上り北斗星

 相変わらすの天気が悪く、雨こそ降らないものの、どんよりと曇った中、上りの北斗星がやって来ました。通過5分ほど前になって、前方の黒小屋踏切で撮れない人がその手前の用水路に登って撮影しようとしたことから大罵声が飛びましたが、標準レンズ程度の画角&この光線なら、私の場合はほとんど影響ありません・・・てか下り電車が通過して、裏被りに・・・
 でも写真を良く見ると、右から3番目の電柱のたもとに黒い人影があります。踏切近くから超望遠で編成写真狙いで随分前からスタンバイしてた人にとっては、これはもう発狂モノですね。お気の毒です。

 ・昼間は両毛線で時間つぶし
 上り北斗星撮影後、早くも下り列車を撮影すべく、黒小屋踏切付近では場所取りが行なわれてましたが、ホントご苦労さん。私は場所取りの必要はないので、夕方まで時間が空くことから、両毛線の115系や107系の撮影で時間を潰すことに。

 やって来たのは岩舟駅の東側にあるカーブ。編成主体の撮影ではなく、風景主体の動画の撮影なので、足回りに少々草がかぶっても平気。編成主体で撮る場所は小山寄りにありますが、歩くと時間が掛かるので、またの機会に。

 ・最後はやっぱりヒガハスか
 両毛線内で撮影してると、ポツリと雨が降ってきたので12時で撮影終了。夕方の下り撮影地へ向かいます。一応ヒガハスを予定してますが、人があまり多すぎたら、場合によっては場所を変えざるを得ません。
 小山14時半ごろの電車で南下、各沿線の様子を車内から見ましたが、意外とどこも空いている感じ、これだとヒガハスも行けるかも?
 でも心配なので、蓮田では降りずに次の東大宮まで乗って、車内から撮影地の様子を見ることに。

 車内から見たところ、この様子だったので、な~んだ全然余裕だなということで、東大宮からまた1駅戻って蓮田で下車。撮影地には約50分前に到着。
 しかし、その後人出はどんどん増えてゆき、最終には見た感じで150人程度、線路反対側にも居たのであわせると200人近い人出だったでしょうか。
 下り列車に対しては場所的に余裕があるので、近隣の住民もわらわら出てきて記念撮影できるほどの余裕でした。
 そして北斗星の通過時刻が近付いてきたその時、
「大宮-土呂間で線路内立ち入りがあったため、現在東北本線下りは抑止となってます」と踏切付近で警戒中のパトカーの拡声器から撮影地に向かって広報が。
 撮影地からは大きなどよめきが。結局抑止は10分程度続きました。

 そして17:04 下り北斗星ラストラン列車が通過。

 写真の方は実った稲穂を大きく入れたアングルにしたので、列車は小さく写っています。去り行く夏と去り行く列車を掛けたのですが、どんより曇った天気だと、どうしようもありませんね。
 綺麗な秋空を思わせる景色の中・・・なんて感じで撮れれば最高だったのですが。
 というわけで、最後の北斗星の雄姿を目に焼き付けて撮影終了。さよなら★北斗星号
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北斗星  廃止直前の追い込み撮影

2015-08-13 |  出撃 at 東北地方
 いよいよ完全廃止が近づいていた寝台特急〔北斗星〕ですが、その最期の走りを、というか、まだ撮っていない場所で撮影すべく、今週も2日年休を取って北へ向かう事にしましたが、北海道の天気がどうしても良い予報が出ません。また前回追っかけるのに乗った〔はやぶさ31号〕ですが、急行〔はまなす〕と共に、8/7はお盆前の週末とあって、早期に指定席が売り切れていましたから、臨時のはやぶさで先に青森に着いて、はまなすの自由席に並ばないといけません。
そこまでして北海道へ行くほど天候が良ければ別なのですが、晴れ予報でも霧がかかる夏の太平洋側なので、それなら本州側で取ることとし、全行程レンタカーとしました。もし2日目に道南に晴れ予報が出たらその日だけ渡ることも考えて予定を組みましたが、計画のみに終わりました。

 東北地方を2周する強行プラン
 北斗星のみ狙いで効率よく日程を組むと、
   8/7 例によって名古屋から出発→日本海側をひたすら北上
   8/8 朝、蟹田付近で下り8007レを撮影し、その日は東北地方の他の列車を撮りながら南下。
   8/9 福島近辺で、上り8008レを撮影、明日に備えて蟹田に戻るのですが、磐越西線や羽越線の列車を撮るので新津方面へ大回り
  8/10 再び蟹田付近で下り8007レを撮影し、8/8と同様に南下する。
  8/11 朝、福島県内で上り8008レを撮影し、夕方に埼玉県内で下り8007レを撮影、そのまま帰路に。
 
 つまり、名古屋→新潟→青森→仙台→福島→新津→青森→福島→埼玉→名古屋 と、東北地方を2周する旅程です。

 前回7月頭の強行撮影よりも3時間も遅れての出発となったため、かなりシビアな状況、新潟まで高速でぶっ飛ばします。
 結局、前回よりは少し早く蟹田に2時に到着。霧は出ていないけど、海の波音と風が凄い。

 2日目、結局北斗星は晴れなかった
 蟹田駅前の駐車場に止めて寝ていたら、はっと目覚めたら4時20分、やばい!
 急いで車を出して、まず海側へ向かったが、強風と雲で非常に環境が厳しいので断念、もうあと10分しかない。蟹田駅の場内信号は既に開いているが、イチバチで中小国方面へ車を走らせることに。

 やって来た〔北斗星〕。この場所は線路の反対側から架線柱の邪魔にならずに撮れるのですが、車で乗り入れ出来ないので、中小国駅前に車を置いて10分近く歩く必要があり、時間的に無理なので、架線柱側で妥協の産物となってしまいました。

 そのあとの急行〔はまなす〕は中小国駅の南東側の直線で捕獲、こちら側はうっすらと太陽が顔をのぞかせて、まずまずの明るさで撮れました。

 中小国で2列車と貨物を撮って、蟹田へ戻り休憩&朝飯。
 今日は臨時の〔白鳥91号〕が走るので、それを撮って蟹田は終了。

 さてどうしょうか? 無理矢理北海道へ渡ろうか悩みましたが、まぁいいか。
 黄金ー稀府の直線とか、苫小牧ー沼ノ端のはまなすとか考えましたが諦めて、今日は北東北のローカル線を撮影して、明朝上りの北斗星を福島周辺で撮ろうかと。

 まず来たのが、東日本最果ての大湊線。
 陸奥湾を横目に走る列車を撮ります、風が止んだので特殊撮影も実施。薄日が差してるのですが、写真で見た目にはかなり曇った感じです。

 六ヶ所村から東側を南下し、次に来たのが八戸線。
 ウミネコで有名な蕪島付近は割と市街地で対した風景でないので、陸奥白浜付近の岩場に登って、海と列車を入れて撮影。海水浴シーズン真っ只中の土曜日なので、車が普段の3倍位は走ってるでしょうか、どうしてもアングルに入ります。右手に灯台があり、真横アングルになりますが、灯台からの俯瞰なら、国道を走る車は隠れると思います。

 更に南下して三陸鉄道北リアス線の沿線へ。
 野田玉川付近の頑丈に造られたコンクリート築堤をゆく単行列車、何ともこの対比がアンマッチが漂っていいものです。

 そして今日の最期は三陸鉄道の最も有名な撮影ポイント、堀内の鉄橋へ。
 夕方だったので無情にもさっさと太陽が山影に落ちて行く途中でした。

 3日目、太平洋側は雨
 8/9 さて上りの北斗星をどこで撮ろうかと画策、越河の登り築堤で撮ることに、折しも太平洋側は東風が入って天気予報は曇所により雨の予報。
 今日も晴れは期待できません。ここで北斗星を撮るのは初めて、電線の邪魔もなくいい場所ですが、小雨が降ってきて光線は最悪。

 何とか小雨も止んで、持ち直した頃に、定刻より2分遅れで通過。遅れた事が幸いした形になりました。

 明日の朝も蟹田界隈で撮影を予定しているので、あまり南下せずに、磐越西線回りで新潟方面へ抜けて、再び日本海側を北上することに。

 49号線を西に進み、会津若松を過ぎると会津坂下を通るので、ここで時刻表を見ると、丁度1本気動車が来るので撮影、会津地方は小雨の中通りが嘘のようにピーカンでした。絶滅近いキハ40系東北地域色を捕獲。

 車を更に西へ走らせると、丁度お昼前に新潟県との県境に来ますが、少し待って、上野尻のカーブでばんえつ物語を撮影。
 真夏の煙がスカスカの時期にも関わらず、15人近い撮影者でお立ち台はほぼ満杯。煙よりも雲が沸き立つ甲子園、いや、会津の夏空を楽しむ写真が撮れたので、ほぼ全員が追っかけるために早々に車を走らせるのに対し、私は反対方向の新津側へ向けて出発。
 そこまで言って委員会が始まる頃には新発田市を通過し、7号線を北上、快晴の天気なので、村上からは海沿いの345号線を走るのですが、海水浴の車で道は一杯。間島付近で特殊撮影のみ行い、更に北へ。

 再び7号線を走り、一面の庄内平野が開けた羽前水沢手前で新潟色のキハ47を撮影、これで本日の撮影は終了

 4.中小国で北斗星リベンジ

 一昨日寝坊&雲に遮られた北斗星でしたが、執こく再チャレンジ。

 でも一昨日北斗星を撮った場所はやはり暗かったので、急行はまなすを撮った南東側の直線でスタンバイ。
 列車通過時刻の直前になってうっすらと太陽が顔を出して、少し明るくなった時に上手く通過してくれました。


 はまなすは一昨日ここで撮ったので、今度は中小国駅西側の定番直線で撮ることに。でもここは光線が出ないまま終わりました。
 オマケに糞餓鬼が、ケツ追い写真を撮ろうと線路側に出て撮影したため、多くの動画撮影者のアングルに写り込む始末、私も慌ててカメラをパンしたのですが、しっかり糞餓鬼が写り込んでました。何人かの撮影者に注意されてましたが、こういう輩もフイーバーする時期ならリスクとして考慮すべきですね。


 今日は青森県内は天気は下り坂で秋田・山形が天気が良いので、酒田まで7号線で行き、そこから新庄経由で福島へ向かうことに。

 途中羽後本荘から寄り道して、ゆりてつラッピング車を3本撮影し本日は終了。ひたすら福島へ向けて移動します。

 5.最後は福島・埼玉で
 8/11は上り北斗星を福島県内で、下りは埼玉県内で撮影すべく予定組み。
 光線にこだわらず、景色の綺麗な白河ー久田野で撮ることとし、車を走らせていると、矢吹を過ぎた辺りで濃霧に突入。泉崎辺りは山の中だから濃霧になるのも仕方ないわなと思いつつ白河まで来たが霧は晴れず。
 仕方なく郡山方向へ戻り、開けた場所を探して見たが、どうも今一つで、
結局、かつて何度か撮影で来た矢吹-鏡石間の直線に来でみたものの、以前と違って草が伸びてるわ、大きな工場か倉庫らしき建物は建ってるわで、東北での締めの撮影がここかよ?状態でしたが、妥協して撮影。ここは一眼撮影せずに、動画や特殊撮影のみ。(以下2枚の写真は動画からの切り出し)

 撮影後は一昨日同様に只見線の気動車を撮影しに会津高田経由で国道121号を通って那須塩原市から4号線を南下、今回ラストの撮影地となる埼玉県内へ向かいましたが、車で移動なので、歩きだとしんどいワシクリに先々週に続けて出没。

 ここでも一眼撮影はせずに、動画と特殊撮影のみで終了。
 今回の全撮影予定を終えました。
 この期に及んで一眼撮影しないのはどうかとも思いますが、特殊アングル撮影に力もお金も入れてるので、来々週のラスト2本もこの調子で出撃したいと企んでいます。次回は鉄道+歩きなので、ラストの8007レはヒガハス出没か? 立錐の余地がなかったらどうしよう?

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北斗星 新幹線で追っかけ撮影 (前半)

2015-08-02 |  出撃 at 北海道地方
 いよいよ夏休み本番となり、寝台特急〔北斗星〕もラストランの日が近付いてきました。
 そこで今回は北斗星の最後の道内撮影として、今年3度目となる北海道へ行くこととしました。

1. 今回は鉄道利用で
 2月と5月の2回は飛行機+レンタカーで行きましたが、7月末という最もハイシーズンに近い時期なので、LCCでさえ2万円超えする時期ですから、例年通り北海道・東日本パスを使う事としました。
 いつもの年なら東北本線+IGR+青い森の鈍行地獄旅となるのですが、今年は北斗星の撮影が重点なので、1日置きでしか走らない日程を有効活用すべく、時刻表と睨めっこ。
 その結果、思いついたのが、
  そうだ、北斗星を新幹線で追っかけよう!
というものです。

 上野を16:20に出発する北斗星を、東京か埼玉県内で撮影し、東京駅18:20発の新幹線〔はやぶさ31号で〕で一気に北上、青森から夜行の急行〔はまなす〕で北海道へ先回りし、追い越した〔北斗星〕を室蘭本線や千歳線で迎え撃つと同じ列車を2回撮影できます。
 北斗星の追っかけ撮影は、道内で高速道路を80km/hオーバーとかでぶっ飛ばす輩がいますが、捕まれば一発免取と法廷での裁判が待ち受けてます。それでも敢行する奴はいるようですね。こちらは歩き鉄(又は駅からタクシー)ですから何の問題もなく、高校生でもできます。

 乗車券は函館まで購入し、日付が変わった函館から先は北海道・東日本パスを利用します。

2. 1発目は結局ヒガジュウで撮影

 名古屋→函館間の乗車券を買いましたが、なるべく出費を抑えるため、東海道区間は鈍行を一部使うこととしましたが、途中で踏切障害などもあって遅れたため静岡から東京まで新幹線を利用となりました。
 東京に15:40到着。北斗星発車までは40分ほど時間があったのですが、京浜東北線に乗り換えるので一旦改札外へ出て別途乗車扱いにするため10分程度のロスが生じました。
 埼玉県内での撮影はあきらめ、結局東十条で撮ることにしました。すでに線路脇には数十人のカメラの列が出来ています。
 既に日が当たる良位置はほぼ埋まっているので、無理矢理割り込むわけにもいかないので、ちょうど駅のホーム向かいになる日向から日影に入る場所で待機。

 いよいよ〔北斗星〕が近付いてきたので生中継の開始と、動画の録画を押して、一眼レフを構えるために数m離れた瞬間、上りの湘南新宿ラインが被ってきました。
 ああああぁぁぁ・・・・という間に何とか通り抜けて、辛うじて撮影出来ましたが、ちょうどカーブの所で待っていた人達は大爆死だったようです。

3. はやぶさ号で一気に青森へ
 東十条で下り北斗星を撮り、東京駅まで戻ってきました。これから18:20発の〔はやぶさ31号〕で新青森へ向かいます。

 18:04 22番線に折返しとなる〔はやぶさ24号〕が到着。21番線にいた〔なすの265号〕とともにE5系が並びます。

 前回E5系はやぶさに乗ったのは自由席がある北部ローカルの列車だったので、今回は正真正銘の正調はやぶさに乗るわけです。

 座席は右側車窓に座ったので夕陽を見ることはないと思ったのですが、埼京線と並走する区間で一瞬夕陽が見えました。次回は左側に座ろうかな?

 21:37+3分 新青森到着。長いか短いかあまり分からないはやぶさ号の旅が終わり、奥羽本線の普通電車に1駅乗って青森に行きます。

4. 急行〔はまなす〕で札幌へ
 北海道行のいつもの恒例である急行〔はまなす〕乗車。この列車も来春どうなるか去就が心配な列車の1つです。
 新幹線でぶっ飛んで来たので、例年よりも1日早く、出発当日に乗車が出来ます。

 青森駅に停車中の急行〔はまなす〕。夏の繁忙期なので、寝台車や指定席車は増結されて、全11両編成という長い編成で走ります。青函博などで賑わった開業当時を彷彿させます。

 私が乗ったのは一般席の指定席車7号車です。半月前の購入時にはドリームカーにも空席はありましたが、満席になる確率が高く、それなら空いている一般指定席で隣の席が空いてるので横になった方が賢明です。通路側の席まで埋まる最繁忙期はダメですが。

 そして青森を定時に発車。青森発は最後になるかも知れない夜となります。1つ前の席には女優の杏?とまではいかないが、美人のお姉ちゃんが座り、そりゃもうラッキー、ここで後々の運を使いきってしまうか?


 6:07+5分 札幌に到着。あれ、撮影は?
 心配ありません、札幌まで全区間乗り通しても大丈夫。それは、

 札幌 6:21 発の東室蘭行きの普通列車があり、これに乗り込みます。これで行けるのは東室蘭までにある撮影地となりますが、今回はこれでも余裕で現地に着けます。はまなすに全区間乗れて、時間稼ぎの乗車で少しでも寝れるので。
 8:17 白老で下車。撮影地は白老-社台です。既に昨年もこの場所に来て撮影してますが、今回は特殊撮影をするため、同じ場所に行きます。
 去年は社台から歩きましたが、今年は情報収集の意味もあって白老で降りたので、現地までは徒歩50分程かかりそうです。

 途中には競走馬で有名な社台牧場の白老ファームがあり、昔は中に入って撮影出来たのですが、現在は立ち入り禁止です。

 更に大きな倉庫なども建ってしまったので、国道から牧場と馬を入れた列車の撮影は短い普通列車ぐらいしか出来なくなっています。

5. 2発目の北斗星号の撮影
 こうして白老-社台間の某所でカメラをセットしたのですが、特殊撮影用の立ち位置から一眼レフカメラの遠隔操作が出来なかったので、スチル写真は諦めて、動画+生中継+特殊撮影の3つを行いました。

 踏切が鳴ったのでいよいよ録画開始と思いきや、やって来たのは上り貨物列車。これは被る~と昨日の悪夢が甦りましたが、1つ室蘭寄りの踏切付近ですれ違ってくれたので被らずに済みました。その踏切で撮ってたなら爆死してましたが。(写真は動画からの切り出し)


 夕方の上り北斗星は、5月にカシオペアを撮った、非電化区間の数少ないポイントである黄金の海岸に行きましたが、ここでも特殊撮影を優先したので、一応リモコン電波は一眼レフを作動させてましたが、1枚目はこのように遠く、2枚目は機関車の先頭が切れてしまいました。お粗末。まぁ本命アングルの方は無事に撮れてる模様なので、いずれ時期が来れば公開するつもりです。

 これにて新幹線で追っかけてきた北斗星号の撮影1日目は終了、後半戦はどうなるかな?


  

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