六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

史上初? JR6社全て揃う 社会人野球日本選手権

2024-10-04 | スポーツ
 プロ野球オリックスの日本シリーズ進出がなくなったため、大阪ドームで開催予定の社会人野球日本選手権は10月29日から開催となり、先日出場チームの組み合わせ抽選会が行なわれました。
 その少し前の9月末に最後まで残っていた、北海道と四国の地区予選が終わり、どちらも劣勢であったJR北海道とJR四国が見事に2位からの逆転で優勝を掴み、選手権出場を果たしました。
 既に早々に出場を決めていたJR西日本を除き、その他のJR東日本・九州・東海もギリギリ滑り込みの感じで出場権をゲットしたことで、遂に史上初めてJR6社全てが選手権に出場するという、鉄道ファンにとっては快挙?となりました。
 国鉄から民営化された1987年まで遡って記録を見たところ、過去には2008年と2014年に5社が揃ったことはあったのですが、どこかが欠けていたのですが、これでトレートフラッシュか字一色というところでしょうか。国鉄時代にまで遡って記録を確認するのは面倒なので?マーク付きとします。

 上の写真(youtubeでの中継アーカイブより引用)で赤枠で囲ったのがJR6社になります。なお東日本だけは関東・東北に別のチームを持っていて、特にJR東日本東北は夏の都市対抗でJR西日本を破るほどの実力がありますが、他にもJR千葉・JR新潟・JR水戸・JR秋田などチームを持っていますが、さすがにこの辺は上の大会に出るほどの力はないようです。

 ということで、せっかく6社揃ったので見てみたいところですが、組合せでは今年は1回戦でのJR対決はなく、勝ち進んでいくと2回戦でJR北海道とJR四国が当たります。

 こちらが期間中の2回戦までの予定ですが、今回は仕事の休みが割と合うので、何試合かは見られそうです。

 またそれに先立ち、JRグループの野球大会が香川県で10月16・17の2日間で行われ、この6チームにJR東日本東北を加えた7チームで争われるので、揃い踏みを見たい人にはいいかも知れませんね。残念ながら16日は四国まで行けませんので、またの機会にということで。
 なお名前が出ていないJR貨物にも野球部はあるのですが、こちらは軟式野球なので、旅客会社や名だたる有名企業が連なる硬式の試合には参加できませんね。

 9月は全く投稿がありませんでしたが、別に体調が悪かったわけではなく、夏場にお伝えした鉄道撮影地メモの移行作業に追われていたため、投稿に手が回らなかったためでした。鉄道撮影地メモの移行作業もほぼ終わりに近づいているので、早晩公開できるかと思います。
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夏の高校野球観戦2024 後編

2024-08-23 | スポーツ
 前記事では今年から午前・夕方の2部制になった3日間の試合を観戦したことを書きましたが、今記事では1日4試合になる4日目以降での2日間観戦に行ったお話になります。

 元々アルプス席が取れていた4日分での観戦予定でしたが、休みの12日も外野でいいから観戦することにして、12日の外野席も購入。アルプス席が1,400円ですから半額です。
 甲子園の外野席には3年前の2021年3月に1度だけ入った事があり、当時はコロナ規制で一般客がアルプス席に入れなかった為、内野指定席と外野席を1日ずつ体験したのですが、当時は空いていたので外野席の状況をあまり感じなかったのですが、今回はまざまざとそれを感じる事になりました。

 今回の2日間で観戦するカードが写真の通りで、前泊せずに朝2番の近鉄特急で来たので、12日は第2試合からの観戦になります。

 3連休最後の祝日とあって入場券は全て完売で、当日券の販売は勿論ありません。この3連休に関しては私が以前やってたように、対戦カードが決まる前の時点で、どこの学校になるか分からないまま取り敢えず買っとけという「高校野球ガチャ」で買う人が続出したので早々に売切れていたと思われます。私も購入時期の判断を誤りました。

 さてチケット売り場から高架道路を見ると、2台のバスが止まっていたので見てみたら、必勝と書かれた前幕を掲げています。広陵高校のブラバン・チア用のバスで、広島電鉄でもない一般の貸切バス会社の車両でした。

 .外野席は安かろう◯かろう?

 さてこれから反対側へぐるっと歩いて外野席の入場門に向かいます。
 入口は指定された座席があるバックスクリーン近くになるので、先程のチケット売り場からは最も反対側となります。遠い遠い。

 初めて来た甲子園のライト側席(3年前はレフト側下段)の眺めで、スマホカメラのズーム倍率を広角一杯に広げて全部が収まります。
 外野席からの眺めはどうかなと思ったのですが、写真では分かりにくいのですが、実際のところ外野の守備定位置以外にもちょこちょこ芝が禿げていて、思った程キレイではないですね。12球団一美しい天然芝球場と言われたグリーンスタジアム神戸と比べると、ちょっと可哀想な感じがします。阪神園芸の神整備を以てしても上手く行かないのかな?

 ちょうどお昼になったので、今の気温はどんな感じかな?と温度計を見たところ35℃と、8/8の小松大谷の試合の時の3塁アルプス上段の42℃に比べて7℃も低く出ていました。やはり少し雲があって湿気があることで、太陽光の威力が低減されるためと思われます。
 スタンドの割と上段とあって、比較的風も吹いており、そこまで暑くは感じませんでした。
 しかしお昼時になってお客さんがどんどん入ってきて、かなり満員に近い状態。全席指定なので、空いていればいいのですが、混んでくると勝手に座ってた席に本来の券を持った人らが来てしまうため、非常に不自由な環境です。もちろん内野席やアルプス席も一般客は全席指定なのですが、アルプスは応援団用の自由席エリアがあるので、大応援団で満員にならない限りは、自由席エリアへ逃げることができるのです。外野席の方が苦痛に感じます。その他にも
 ①外野席なので、座席の横幅も前後の間隔も狭くて窮屈です。大昔はアルプス席も外野席並みに狭かったのですが、幾度のリニューアルを経て、今は外野席の1.5倍の横幅があり、この席幅に慣れているので、それからすると外野席の狭さに辟易します。
 ②また外野にボールが飛んできても、球の動きが前後の奥行での動きになるので、あまり距離感を感じません。内野席やアルプス席だと、外野にボールが飛ぶと、真横方向の動きになるので、飛んで行ったーー的な感覚が味わえるのですが、外野席だとそれがありません。
 ③そして何といっても、応援席から遠いので、臨場感に乏しく、チアガールも米粒大にしか見えないので、何ともガッカリ感が漂いますね。
ということで、外野席を好んで座る人達の気が知れませんが、とりあえず、夏の混雑する外野席を知ったので、もう二度と外野席には来ないつもりです。

 夕方の第4試合になってようやく空いてきて、いつもこれ位の状態が続くのなら外野席もアリなのかも知れませんが・・・

 もう基本的に来ることが無いだろうと思う外野席での眺めとして、スコアボードの真下に来て、こうして見上げる事も多分なかろうということで記念撮影して球場を出ました。

 球場を出て高架道路の下に来たら、関東一高のチアの子たちが記念撮影をしていたので、横からパチリ。
 ちなみにバスは京都ナンバーだったので、京都の修学旅行用の旅館とかに泊まるのでしょうか、とか思いつつ、甲子園を後にします。明日は7時半に甲子園入り予定なので早く寝ないとね。

 .やっぱりアルプス席がいい
 明けて8/13は3塁側アルプス席を買っていたので、いつも通りの感覚で球場へ向かいます。

 青森山田・智弁和歌山など強豪校に加え地元近畿の滋賀学園も出るので、今日は午後から満員になりそうです。

 朝の第1試合は青森山田高校ですが、普段なら青森から長駆やって来られる方は少なく、ガラガラな応援席ですが、ちょうどお盆休み期間とあって、多くの方がはるばる青森から応援に来られていて、津軽弁が飛び交っていました。

 第2試合も東北宮城の聖和学園が3塁側に入るのですが、初出場とあって、生徒をはじめとした大応援団が入ってきたので、上の方の席に避難してきました。今回は初出場の他にしばらくぶりの学校もあったことから、石橋・掛川西・大社などスタンドが超満員になるケースも何度もありました。

 聖和学園の応援はサッカーみたいな掛け声の応援が多く、チアも少ないので、動画は撮らなかったのですが、1つ良かったのが、演奏する曲目のプラカードを2枚用意して、どこからでも見やすいよう配慮していた点です。これはナイス!

 続いて第3試合は人気の智弁和歌山とあって、内外野ともにぎっしりお客さんが詰めかけます。
 ちょうど私が座っていた場所の階段で智弁和歌山の応援団が団旗を上げていたのですが、今日は風が強いので降ろせと言われて、試合が始まるのを待たずして団旗は降ろして撤去してしまいました。

 外野席もぎっしり満員です。
 こんなクッソ熱い時に狭い外野席で身動き取れないとか地獄かと思います。

 試合は何と茨城のあんまり聞いたことない学校に先制されて、終盤に本塁打攻勢で追いついたものの、延長タイブレークで負けるという波乱。今大会は強豪校が次々と敗れているので、智弁和歌山もその例にもれずにお付き合いということでしょうか。

 第4試合も近畿勢の滋賀学園ということで、智弁和歌山を見た観客の多くがそのまま残っていたのですが、徐々に帰り始め、少し空いてきたので、席を移動しました。
 滋賀学園はユニークな野球部員のダンスでブレーク中でしたが、応援席は学生と親御さんで満席で入る余地がなかったので、後方の一般席エリアで大人しく見ていました。

 結局この日は久々に1日4試合フルで見てしまい、結構体力的にも厳しかったのですが、もう明日の観戦はないので、これで甲子園遠征の全日程を終えて帰宅ですので、最後の体力を使って家路につきます。

 特急列車に高校野球表示のあるシーンも今日で見納め。近畿勢で観客も多いため、臨時特急が運転されていました。

 .今夏の戦績

 今夏の高校野球の観戦は千葉の地方大会を含めて14試合を観戦し、外野センターで観戦した3試合を外した11試合で4勝7敗と、戦績としては大きく負け越しとなり、勝率も遂に5割まで落ちてきました。
 まぁ勝ち試合を見に来たのではないので、勝率はどうでもいいっちゃいいのですが、それでも負けて落ち込む応援団の姿を見るよりは、やっぱり勝って喜ぶ雰囲気の中で一緒に球場を出たいじゃないですか。
 ということで、社会人野球に続いて結構負けグセが付いた感じの夏が終わりました。

 次の野球関連のイベントは、秋の社会人野球日本選手権と、その地方予選になりますが、具体的な予定は特になく、また気分次第で突然フラっと出撃するかも知れません。
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高校野球2部制の観戦

2024-08-11 | スポーツ
 夏の高校野球甲子園大会は、猛暑対策として今夏の日程の一部を午前・夕方の2部制として開催することとなり、開会日から3日間がその2部制を実施する日程となりました。1日当たりの試合数も初日を除いて1試合減った3試合となったのですが、何故か開会日が平年より1日遅い8月7日となる不思議。
 私の今週の休みは6日と7日で、その後ろに夏季休暇を2日足して4連休として準備万端だったのですが、開会日が1日後ろ倒しとなって、1日何もない日ができてしまいました。まぁゆっくり休みましたが。

 2部制初日は遅い開催
 開会日となる8月7日は開会式があるので、午前中は1試合しかできず、夕方から2試合行われるという変則日程になります。対戦カードが決まった4日にまず初日の夕方の部の入場券を押さえていたので、このプロ野球より遅い開始時刻のダブルヘッダー2試合を見に行きます。

 プロ野球のダブルヘッダーでも1試合目の開始は14時なのですが、今日は何と16時開始という、尋常じゃない開始時刻ということで、午前10時頃に家を出て、難波に13時過ぎに到着、甲子園駅には14時半に着いて、駅前のスーパーで買い物をして、15時の開門で球場に入ります。

 いつもの対戦カードが掛かれた看板ですが、こちらも2部制仕様となっていました。

 また入場券発売コーナーも、しっかり午前の部と夕方の部とにそれぞれ分かれて発売状況を表示していました。
 このような表示がされるのは、今日を入れた3日間だけなので、レアな表示になります。予めネットで指定席を押さえていましたが、意外にも中央指定席が〇と、アルプス席以外は空いてるようです。開会式がある午前中などは内野は速攻で売り切れたのに、対照的ですね。

 今日の第2試合は英明(香川)VS春の王者 健大高崎(群馬)の一戦で、英明は昨春の選抜で智辯和歌山を破っているので、ジャイアントキラー再びなるか注目ですが、大方の予想は健大高崎なんですよね。
 ということで、そういう野球の事は詳しい人にまかせて、私が見たいのはやっぱり応援(というよりチア)ですよねー。
 英明のチアのコスチウムは、、オレンジと紺色で、近鉄特急色というより、かつての銚子電鉄のカラーそっくりです。

 試合は1点を争う投手戦になり、エースが故障離脱した健大高崎が、大きな外野フライで英明の野手がフェンスに衝突して、2塁から生還した1点しか取れなかったものの、代わりの投手が150キロをマークする速球で英明打線を0封して辛くも勝ちました。英明は2夏続けて初戦敗退ということで、来年以降にまた期待ですね。
 英明の好きなところは、部外者の私でも、このようにエース列のチア間近の席に座って見れるのが最高なのです。お客さんが全然殺気立ってませんから、地方予選の雰囲気というか小学校の運動会ぐらいのゆる~い雰囲気なので、全然気負いなく見れるオススメの学校です。びっしり統制の取れている高松商とかだと入る余地などありませんし、わざわざ香川県から駆け付けたAKBおじさんを統制を乱すとして捕まえて排除する程ですから。それでも高松商が出てくれば公立校ということで応援はしますが。

 遅すぎた?開始時刻
 第3試合はそもそもの開始時刻が18時30分という、昔のプロ野球のナイター開始時刻です。プロ野球の方は年を追うごとに開始時刻が18時20分になり、今では18時ちょうどに開始されますが、昔を知っている人ならこの遅さは懐かしいかも知れません。

 前の英明の試合が終わったのが18時20分ごろで、もう夕方どっぷりですが、これから選手・応援団を入替て18時50分の試合開始となりました。

 グランド整備も終わって、試合開始を待つだけなのですが、何かおかしい?
 そう、ナイターなのに照明灯が点いていないのです。銀傘上にある照明灯だけが点灯して内野の一部を照らしているだけです。こんなに暗くて大丈夫なのか?

 試合開始直前になって照明灯が全点灯となり試合が始まりました。
 甲子園球場の設備を高校野球に無料で貸し出しているため、電気代を極力抑えるように、試合開始ギリギリまで点灯するのを待たせていたのでしょうね。プロ野球でこんな事やると客が暴れ出すでしょうから、滅多に見られないシーンでしょうね。
 試合は何と強豪の智弁学園相手に県立の岐阜城北(旧岐阜三田)がリードするまさかの展開に、これでジャイアントキラーなるかと思われた9回表の智弁の攻撃で、審判の誤審疑惑のゲッツー不成立で命拾いをした智弁が同点・延長に持ち込み、10回表に3点取って勝負ありかと思われた10回裏に岐阜城北が3点取って追いつく凄まじい試合に。しかし地力に勝る智弁は11回に更に2点取ってその裏を押さえて勝利。9回の疑惑の判定が無ければと惜しまれる試合で、すんなり2時間(20時50分)で終わる見込みが、試合終了は21時40分と、大幅に遅くなり、しかも自側が負けたのでどっかり疲れました。

 新しい観戦パターン
 明けて第2日目は午前に2試合と夕方に1試合(明日3日目も同じ)の時間割となり、午前の分の入場券を買っていたので、昨夜の疲れからあまり眠れてませんが、朝から甲子園に行きます。

 朝から大阪桐蔭が出るとあって、お客さんの列が多い?

 実際にスタンドに入ってみると、あれ、1塁側の大阪桐蔭サイドはもう1つお客さんが入ってない感じ? 3塁側の方が多く入っています。今朝もうまいことに着席に隙間ができたので、前列のチア横特等席に座ります。なおここからは金網と支柱が邪魔になってバッターはよく見えません。でもいいんです、この席でw

 試合は中盤に大阪桐蔭が5点を上げて、そのまま興南打線を封じてシャットアウト。
 春夏連覇の経験もある沖縄代表の興南でしたが、1点が遠かったです。

 沖縄(代表校)の短い夏が終わりました。相手の校歌を聞いてる間、何かもの寂しさすら感じますね。

 続いて第2試合は、明豊(大分)vs小松大谷(石川)の対決で、前評判だと8強入り確実と言われた明豊ですが、さてどうなるでしょうか。
 ここで応援団が凄い数入ってきたので、一旦指定席エリアに戻りましたが、その後も続々と応援団が詰めかけて3塁側はぎっしり満員となり、しかもチアは数人程度x2列と、もうどこに立っているか分からない状態だったので、この試合は流しで見る事にしました。

 試合は4-3と明豊の1点リードで迎えた7回表に小松大谷が4点を取って逆転に成功、更に8回に1点取って、明豊を振り切って勝利しました。これでようやく自側のチームが勝利となりました。

 3塁側は試合開始から10時ごろまでは照明灯の陰などで過ごせるのですが、その後は隠れる所もなく、ジリジリと太陽に焼かれ放題になります。たまらず折り畳み傘を取り出して日陰を作ってみるのですが、手元の温度計で約42℃と、結構キツイ状況です。

 試合が終了して、応援団用の出口まで下りてきます。
 ちょうどグランドレベルの位置ですが、意外と芝生方向から風が吹いていて、スタンドの観客席よりもグランドの方が涼しいように感じられます。これだと選手は意外と助かってるかも。
 2試合が終わると、夕方まで時間があるので、その間に清掃として、一旦観客には全て場外へ出てもらう格好となり、球場外へ追い出されるのですが、その後皆さんどうすかと言うと、

 球場の南東側にあるららぽーとへ皆さん一斉に向かいます。凄い数w
 ここなら冷房も効いてるし、飲食店もあるということで、球場から出た客が怒涛のように押し流れていきます。
 普段の試合スケジュールだと、すぐには帰らずに次の試合の頭だけ少し見てから帰る人も多いのですが、こうして一斉に球場から出されたとなると、もう行き場は南北いずれかにあるショッピングセンターになります。
 ということで、人の波を飲み込んだららぽーとの館内は、多くの人がベンチなどで休んでいましたが、2階のフードコートでお昼にする人も多かったようで、球場内のフードの売り上げにも響いてるかも知れません。
 2部制にしたことで、こんな所にも新たな人の流れができた話題でした。

 2部制の是非の検証は難しい?
 明けて第3日目(8月9日)も昨日と同じ午前2試合と夕方に1試合となります。

 今日は第2試合に秋田の金足農業が出るので、1塁側の入場券を買っていました。

 当日券売り場の様子ですが、1塁アルプスが残席少、バックネット裏が売切れの他は空いていました。
 昨日は時間に余裕があったので早寝早起きでちょうど開門時間の7時に球場に到着しました。

 昨日は開門時の列がはけるまで10分近くかかりましたが、今日は何と、門の前に5人しか並んでおらず、第1試合はガラガラか?と思ったのも束の間、7時半ごろから続々と人が入ってきて、しかも外野側の学校関係者口から次々とバスの号車旗に牽かれて生徒たちがなだれ込んできました。応援団による席の割り振りも行われて、お揃いのTシャツ以外は排除され、脇の席に移動。ここまでぎゅうぎゅう詰めになるとは考えていませんでした。残念ながらチアは2列しか出てなくて、1筋外野側の列はチア無しとションボリモード。
 第1試合の花咲徳栄はチアがいますが、第2試合の金足農業にはチアはいませんので、この時点で本日終ーーー了ーーー。

 ぎゅうぎゅう詰めのアルプスは風通しも悪く、朝から日陰もなくて辛いっす。

 試合は優勝経験もある花咲徳栄が優位に展開するのかと思いきや、初出場の新潟産大付属に後半逆転を許し、そのままゲームセットという、前日の明豊に続き、前評判を覆す番狂わせなゲームになりました。花咲徳栄については応援曲も今一つなので、次に見に来る機会はないかも知れません。埼玉なら今時点では圧倒的に聖望学園一押しです。

 続く第2試合が、金農旋風から6年、準優勝投手の吉田輝星選手の弟、吉田大輝投手が2年生エースで勝ち抜き、甲子園に再びやってきました。
 チアこそいませんが、球場に轟くGフレアを見に、多くのお客さんが詰めかけて、1塁側はかなり入りました。お客さんの入りも先ほどの試合と変わりませんが、応援団による統制が無いので殺気だった雰囲気はなく、のんびり田舎ムード漂うスタンドになっています。

 試合途中のイニング間には昨日の宮崎沖の地震を踏まえて「南海トラフ大地震情報」による注意が掲示されました。ここ1週間は表示されると思いますが、何もないことを祈ります。

 試合は西日本短大付属に6-0と一方的にリードを許す展開でしたが、9回表に怒涛の反撃で4点取るも時すでに遅し、いい所まで行って終わりました。

 2年生エースの吉田大輝投手はグランドの土は持ち帰らずに、来年また来ることを誓って、球場を後にしたとのこと、来年また捲土重来で活躍する姿を見てみたいものですね。

 ということで、無様な試合にはならなかったので、詰めかけた応援団も納得の上で、頑張ったナインに盛大な声援を送って球場をあとにしました。

 さて、2部制の是非については、試合の観覧が途中で断ち切られてしまうので、複数試合を見たいファンには別々に入場券を買い直す手間と費用が掛かりますが、 一般の1試合だけ見る客にとっては、購入の機会が増えて、チケットの入手がしやすくなったので、良しとしましょう。ただ最初の3日間だけなのと、どれだけ選手や応援団の熱中症対策になったかについては、救急車の出動実績などの数値で比較するしかないのと、4日目からは4試合日が連続するので、こちらで選手も応援団もバテてしまうという懸念も考えられます。
ということで、明日8/12・明後日8/13の2日間、再度甲子園に出撃します。
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甲子園の屋根が延長

2024-08-07 | スポーツ

 .ついに戦前の姿に戻る

 既にご存知の方も多いと思いますが、阪神電鉄より甲子園球場の屋根(通称銀傘)を現在の内野席上部からアルプススタンド上部まで延長する旨の発表がありました。
 趣旨としては、遠路から訪れる応援団の方の体調への配慮という事で、屋根を延長して日陰を作ることで、
  1.少しでも熱中症で具合が悪くなる人を出さないよう日陰を作る、
  2.また夏場に多い夕立の場合も逃げる場所が狭い通路しかない
これらの問題を解決するために建設を決定したものです。
←阪神電鉄のプレスリリースより引用

 建設に当たっては、球場の外側に建物を建てて、そこから柱を延長して屋根を設置し、スタンド内には柱を設置しないことで、死角が発生することを防ぐとのこと。
 甲子園球場は場所によっては柱・ポールによって見切れる席があるため、内野の上段の一角にグループ席を設けて、柱で見栄えが悪いけど、グループで酒盛りしてもらって、その辺の欠点を補おうという席もあるほど。今回の柱無しでの建設は、その辺の汚点を作らない意思の表れというか、昔は強度的に柱を立てないと無理だったのが、今回は技術的に可能になったということでしょう。
 それと外側に建物を建てるという事なので、その建物がどういうものになるのか、まだ詳細は分かりませんが、試合の前の時間や、雨天による中断時などに観客が滞留できるスペース、フードコートのような物を作ってくれるとありがたいですね。今の通路にある売店では5回裏終了時などに大量に人が並んでごった返してしまうことや、品数も少なく「甲子園グルメ」とは名ばかりな状況です。
 発表では3階に飲階売店・グッズショップのようなものができるようですが、それだけでは貧弱な感じもします。
 まぁ高校野球のために整備しても、年間の大半は阪神タイガースの主催試合なので、採算性を考えないといけません。阪神ファンはドケチなので、食べ物を駅前のスーパーで買い込んで持ち込むため、ビールの売上げこそ12球団1位なのですが、フードの売上げは6位に低迷してますから、この辺の絡みは難しいと思われます。





 .アレが無い
 こちらはプレスリリースの2ページ目にあるアルプススタンド上屋根の完成イメージ図ですが、よく見るとアレが無いのに気付きます。
 それは外野とアルプスに2基ずつあるはずの照明塔で、外野に関しては屋根が付かないので問題はありませんが、アルプス上屋に屋根が付くとなると、今ある照明の光では光線が一部遮られてしまう可能性が大きいです。
 そのため、光源の処理をどうするのかが注目されます。
 現在ある照明塔の下の何段かを廃止して、内野と同じく屋根の先に照明灯を付けるか、照明塔そのものをなくして屋根上の照明を強化することで解決するのか見ものですね。
 予想としては、今のLEDの技術であれば、屋根の先に付けた2列の灯火で十分照らせると思うので、アルプススタンド後方の2基の照明塔については廃止になると予想しています。
 照明の数を数えてみたのですが、7段×16列なので、屋根の先に設置でグランドに近くなった分、3段×32列以下でも十分賄えるような気がします。

 また建物の5階・6階が観覧エリア(一部個室・詳細未定)になるということなので、東京ドームのマス席のようなのを作って1枠〇万円で販売などというのも見えてきます。まぁ私の場合は野球場へ行く目的が違いますから、そのような席には縁がないですけどw




 .ブラバン・チアは守られない?
 やったーアルプスにも屋根が付く!
 と喜んでもいられないのが、そのカバー範囲であり、屋根によって守られるエリアは7割ということですから、残りの3割は野ざらしのままということになります。
 一度でも甲子園で高校野球を見たことある人なら、試合を彩るブラスバンドやチアガールがスタンドのどこにいるのかは分かると思いますが、アルプス席の下段、つまり選手に近い前の列で応援をするわけですが、残念ながら、ここは屋根に守られない場所なんです。
 それと補欠部員や保護者の方がその隣(外野寄り)に陣取りますので、この方々も守られません。
 屋根の下に入るのはその後ろの中段からとなり、ブラバン・チア及び保護者の後列からとなります。
 あと時間帯によっては3塁側なら朝9時頃まで、1塁側なら15時以降は日陰になると思います。3塁側は西日が射すので、夕方まで日の光を浴びる事になるので大変ですね。


ちなみにエリアの目安でいうと
オレンジ〇枠:チア・ブラバンと補欠選手のエリア
グリーン〇枠:保護者と学校関係者のエリア 
水色の▢枠:一般販売の指定席エリア
それ以外の場所:団体応援バス等で募集された入場券の自由席エリア
となるので、一般販売のアルプス指定席は全席屋根の下になります。

ということで、本日から甲子園球場に出撃します!
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夏の高校野球組合せ決まる

2024-08-05 | スポーツ

 8月7日から開催される第106回夏の全国高校野球選手権大会の組合せ抽選会が4日行われ、いよいよ対戦相手が決まることになりました。
 これで13日まで全ての日程枠が埋まり、どのチームがどちら側に座るかが確定したので、入場券の争奪戦も始まりました。入場券自体は既に先月17日から販売されていたので、チームが決まらない状態で取りあえず買ってガチャを楽しむ人が特に3連休に多く、その3日間は1・3塁側とも既に売り切れていました。
 私も去年までは(というか全席指定制になってからは)どの学校に当たるか分からない状態で先に席を買っておく方法だったのですが、今年は最初の3日間が午前・午後の2部制となり、入場券も別々の販売になることから、もし先に買っていて、避けたい学校(枢軸校)などに当たってしまえば、せっかく買ったチケットが紙くずになるので、今回からは学校が決まってからチケットを買う方法にしたものです。

 左の表中の太文字がまだ見たことない学校で、自側で見ていない斜字で書いた学校を入れると結構ありますね。そんな中、6年ぶりに甲子園にやってきた金足農業はやはり見たい、応援が楽しい沖縄の学校も見ておきたい、それとチアがかわいいと勝手に噂の英明(まぁ去年見てますがw)、それと一度生で見てみたいジョックロックの智辯和歌山、頭にりんご乗せた娘が今回も見に来るのか楽しみな青森山田など 濃い内容で今回もチームを選んでいます。
 久々に出てきた早稲田実業なんかも見てみたかったのですが、生憎その日は休めない当直勤務日なので残念です。
 
 バーチャル高校野球で組合せ抽選会の中継の様子を見ながら、枠が埋まっていくのと並行して、甲チケのサイトで4日分のチケットを買った(既に12日の内野・アルプス席は完売済なので購入できず)のですが、中継が終わって10分ほど経った14時40分ごろに再度甲チケのサイトにアクセスしてみると、

 あれあれ、やっぱりアクセス集中してるwww
ということで、発表を見て皆さん一生懸命アクセスしているようです。私も数分遅かったらこれに嵌るところでしたが、今回はその前に入って購入することができました。

 これで今夏の甲子園観戦の予定が一応決まり(もしかしたら、12日は外野席で見るかも知れません)あとは当日を楽しみに待つだけとなりました。
 ※翌日、追加で12日の外野席を購入し、これで甲子園には5日間出撃予定となりました。
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都市対抗野球 “JR対決“を見る

2024-07-21 | スポーツ
 いよいよ今日から夏休み!ということで、夏の青春18きっぷの利用期間に入ったのですが、猛暑の中、特に撮りたい鉄道写真など思い浮かばす、頭に浮かぶのは「そうだ、JR対決を見に行こう!」というか、既に対戦カードが決まった時点で、7/20は東京ドームに行くことに決めていました。翌7/21(日)は日勤責任者なので休みが取れず、日帰りで東京出撃となります。

 .青春18きっぷで日帰り強行旅
 お目当てのJR西日本vsJR東日本東北の試合開始時刻が14時のため、名古屋を朝6時の浜松行き普通に乗って乗り継いで行けば、東京には13時前に着くことができるので、片道7時間近く掛りますが、この手段で行くことにしました。この1週間で関東へ3往復するかも知れないので、旅費節約のためです。

 青春18きっぷは今回はJR東海で購入、先月は散々野球の試合を見せてもらったので、ここでお金を落としておかないと。

 5:59 名古屋6時ちょうど発の普通浜松行きが入線してきたのですが、6両編成の電車は大きな荷物を持った旅行者で埋まっていて、一部が新幹線に乗り換えるために降りた他はそのまま乗車していて、もう18きっぱー確定です。終点の浜松まで向かい合わせの区画しか空きませんでした。
 浜松からは熱海までロングシートの静岡地獄が展開します。以前なら豊橋7:09発の熱海行きの前3両が313系8000番代で運用されていて、豊橋まで1駅新幹線で飛んで、豊橋から18きっぷ利用開始としていたのですが、今春のダイヤ改正でこの豊橋発熱海行きが静岡止まりとなり、車両も限定運用かろ共通運用に変わってしまったので、もうこの列車にわざわざ乗る必要もなくなりました。

 熱海からはオンボロE231が待っていて、硬くてドロドロの座席は尻が痛くなるのと、トコジラミがいないか心配、ダブルの苦痛が待ち受けます。湘南の綺麗な景色を見てしばしの目の保養に。

 12:57 東京・御茶ノ水で乗り換えて水道橋に到着。
 前来たのは2021年の都市対抗野球の時で、流行り病の関係で開催時期が12月に延期になっていた年でしたから約3年ぶりになります。

 駅を出て東京ドームの方に向かうと、駅前と途中の歩道の上にJR東日本東北応援団と書かれたプラカードを持ってる職員がいました。
 それにしても凄い人で混んでいます。普通にセ・リーグの公式戦でもあるかのような混み具合です。試合開始時刻の1時間前なので、前の試合が終わっていれば、入れ替えで入場開始になる頃でしょうか。

 13:15 東京ドームシティーの2階に上がった所で人の流れが止まりました。
 何?これが並び列だと? しかもこれがJR西日本の並び列ということで、一体どうなるんた?

 15分ほど経ってようやく途中の列の折り返し地点まで来ましたが、まだまだ先は長い。
 ドームだからと帽子を被って来なかったのですが、これだとドームに入るまでに熱中症になってしまいそうです。というか、そもそも球場内に入れるのか? と思って後ろを振り返ると、更に列は長くなっていて、最後尾が1階のセブン-イレブン近くまで続いてると!警備員が無線で応援を呼んでいました。

 13:45 更に15分ほど経ってようやく入場受付の場所まで来ました。社員や家族などで既に入場券を持ってる人は、この列の左側からスルーして受付を通れるのですが、一般の観戦客はもう少しの我慢です。

 ようやく受付を通って、入場券と応援グッズを貰いました。
 内野席850円と良心的な価格表示、もちろん無料で入れます、各企業でこの入場料は支払っているのでしょうか? タダで野球が見れて、応援グッズまでくれるもんですから、このように大勢の人々が押しかけるわけですね。
 チケットの券面には「追加チーム席券」と書かれており、1階のチーム応援席が満員になった時に、2階の上層スタンドへ、それも満員になったら外野席に回すようです。外野席には有料の一般指定席があるので、そこ以外の区画に入れるということでしょう。

 応援グッズですが、JR西日本は結構至れり尽くせりで、何といっても前ボタン式のユニフォーム、そして定番のタオル、応援バルーン、最後に選手名鑑代わりになる社内広報?の4点セットです。HONDAのピラピラのピステでも十分嬉しいですが、こちらは前ボタン式の本格派ですからなお嬉しい。
 もう13:55 試合開始時刻まであと5分しかありません。

 14:02 ようやくドームに入りました。2階席という名の上層スタンドです。
 入場券に書かれていたエリア指定の場所からするとまずまずの場所のようにも思えます。既に試合開始時刻の14時を過ぎていますが、まだ試合が始まるような感じがしませんが、どうしたのかな?

 .まさかの満塁ホームラン

 14:08 ようやくスターティングメンバーの紹介が始まりました。
 その後試合に先立って、両チームの応援歌(社歌)斉唱にエール交換、試合前には両チームの選手が並んで挨拶をします。
 都市対抗野球なので、対戦カードの表記としては広島市vs仙台市という形になりますが、東京都や大阪市など同じ自治体から複数のチームが出ている場合があるので、このような自治体名での表記は分かりにくかったりもしますが、秋に行われる社会人野球日本選手権との区別のためか、「都市対抗」に拘るポイントとしても、この表記は外せないところでしょうね。

 試合は25分ほど遅れて開始、1回表にヒットと四球でランナーが溜まったところで、まさかの満塁ホームランが飛び出して、1回表にJR東日本東北が一挙4点を上げて、こりゃぁワンサイドゲームになってしまうのかなぁと危惧されました。先月初めて生で満塁ホームランを見た記事を書きましたが、まさか2か月連続で見れるとは思いませんでした。
 JR西日本もその裏ホームランが飛び出しましたが、ソロホーマーなので返せたのは1点だけ、その後お互いに1点ずつ取り合って5-2となりました。

 社会人野球の楽しみと言えば、大学野球と同じく応援ステージが設けられていて、楽しい応援が繰り広げられます。
 これはプロ野球では絶対に見られないものですからね。プロ野球だと、試合前と7回攻撃時、それと試合に勝った時ぐらいに球団お抱えのチアリーダーが2分間程度踊るだけというショボい内容なので、やはり大学・社会人野球に軍配が上がります(まぁ野球のプレーのレベルではプロには勝てませんがw)

 そして5回裏終了後のグランド整備時には両チームの応援合戦タイムが設けられています。

 こちらはJR東日本東北で、青葉城恋歌で登場し、JAZZの名曲SingSingSingで皆さん踊って、最後はE5系とE6系が連結するのかなと思ったら、それはしませんでした。連結するのは仙台じゃなくて盛岡だからでしょうか。
 登場したキャラクタも、仙台市からむすび丸、JR東日本からsuicaペンギン、JR仙台駅からトキムネの3つのキャラクターが登場して盛り上げていました。

 こちらは勿論JR西日本、広島駅の駅名標をバックにしゃもじを持った社員たちが出てきて、「宮島さん」の唄に合わせてしゃもじをカチカチ鳴らします。イコちゃんはあまり動きが取れないので、横でもっさり動いてるだけでしたが、このイコちゃんの材質がものすごくモフモフ感があって、あーモフモフ触りたい! っと思える程の非常に奇麗な毛並みでした。

 試合は5-2のまま終盤に突入、JR西日本も再三ランナーは出すのですが、決定打に欠き残塁の山。JR東日本東北と安打数では互角でしたが、初回のランナー溜めてドカンが効いた形になり、1回戦で敗退となりました。新しくなった東京ドームのオーロラビジョンですが、両脇にJR東日本の広告が常時出されていて、完全アウェー感があります。

 .試合が終わっても凄い人

 試合が終わって球場の外に出てきましたが、相変わらずの人・人・人。
 第3試合は東京都代表のJR東日本vs大垣市代表の西濃運輸の試合でしたが、既にSeinoのユニフォームを着た全国からの社員が長蛇の列を作っていました。ついでに第3試合も見れるかなと、今度は1塁側のJR東日本のチーム列がどれ位あるか見に行ったのですが、

 何と既定の収容人数をオーバーしており、チケットの配布は終了したとのこと。いわゆる満員札止めというやつです。
 3年前にNTT東日本の試合を見に来た時にもこのQRコードによるチケット配布が行われており、観客が多く集まる東京都のチームならではの仕組みですが、残念ながら配布終了ということで諦めて帰ることにしました。

 ちょうど私が歩いているまえにもJR西日本の応援の人らがユニフォームを着て歩いていましたが、タオルを掛けてるだけでなく、このようにユニフォームを着てると一発で分かりますね。
 さて帰路ですが、青春18きっぷでまた帰ろうとすると、東京17:47の熱海行きからつないでいっても岡崎までしか行けないため、どこかで新幹線に乗る必要があります。というか東京17:47発の電車もギリギリだったのですが、東京駅で中央線ホームからのまさかのロングダッシュで乗り換えに成功しました。1分接続で高い中央線のホーㇺから降りて10番線の電車に乗るのによく走って間に合ったなと。実際には東海道線の電車が1分遅れていたので2分で乗り換えた事になります。定時だったら逃してました。

 昼前に青空と青い海だった根府川付近の様子。月が上って相模湾の海を照らしています。
 その後も熱海で2分接続で普通浜松行きに乗り、浜松で更に豊橋行きの普通に載れば豊橋到着は23:05、そして豊橋23:30の新幹線に乗れば名古屋に23:48に着くので近鉄の最終に間に合うのですが、ここで少しチャレンジすることにしました。
 新幹線を静岡→浜松で利用することです。
 これだと静岡駅で6分、浜松駅で4分の乗り継ぎ時間しかないので、乗り遅れると意味がないのですが、静岡に定刻に着いたので、思い切って乗り換えることに。

 新幹線乗換口で乗車券・特急券を買う必要があるのですが、青春18きっぷからの乗り換えの場合は、自動券売機で買えないため、窓口で買う必要があります。運よく誰も並んでいなかったので、窓口で切符を買って、新幹線ホームに上がりました。
 静岡から浜松まではひかり号で1駅、わずか16分です。

 21:34 浜松に到着
 ひかり号の自由席5号車からは階段まで距離があるので、6号車のドアから出てダッシュします。
 乗り換え時間4分で豊橋行きの普通に乗り換えできました。この時間で乗り継ぐと、豊橋でも4分接続で新快速があり、名古屋には23:08に到着するので、先ほどの行程よりも40分早く着くことができました。料金はどちらで乗っても2,330円なので、普通電車・新幹線とも必ず定時である事と、小走り程度でも走れるのが条件なので、キャリーカートだとこの芸当は難しいでしょう。

 ということで、今回の出費は
 名古屋ー東京(水道橋) 往復 2,410円
 新幹線 静岡→浜松 乗車分  2,330円   計4,740円で野球観戦+グッズもゲットという強硬プランで終えました。

 明日7/22は年休を取っているので、再び東京へ行って、できれば2試合見たいと思っていますが、もう青春18きっぷでの強硬旅はしんどいので、別の方法で行くことにします。
◆なお次の試合ではJR東日本が西濃運輸に負けたため、この日でJR西日本・JR東日本が揃って敗退となりました。
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空中浮揚するチア

2024-06-27 | スポーツ
 6月の都市対抗野球二次予選観戦シリーズ最後の記事になります。
 従前から応援しているHONDAの他に、今月はJR東海やNTT西日本の試合を見に行った件を前回までの記事で書きましたが、休みの都合でもう1試合見る機会があったので、日程順で前後しますが、東海理化vs西濃運輸の試合も見に行きました。
 試合は西濃運輸の完勝で、私が見に行った側のチームが負けるという疫病神ぶりです。

 東海理化の応援はなかなか気合が入っていて、新曲「トリカの魂」演奏時には激しい動きをしていて、二十歳超えた大人でよくあれだけ踊り続けられるなぁと感心もしたところでした。
 こちらは試合中盤のグランド整備時にダンスタイムで踊っている時の一コマですが、

 左から2番目のチアの子が空中浮揚していますw
 別にその瞬間を狙って撮ったのではなく、スマホで何気なく撮った1枚でしたが、家に帰って大きな画面で見てみると、「あれっ浮いてる? これはもしかして尊師?」 相当修行を積んだに違いありません。
 一眼レフで構えていても、なかなかこういう瞬間は狙っていても撮れるようなものではないので、ここで運を使い果たしたのかもしれません。
 東海理化の応援は三河弁の掛け声も面白いので、この激しい新曲と合わせて東京ドームで見る価値はあるかも。

 こうした気合が勝さったのか、次の最終戦(前記事参照)ではJR東海に勝利して、東海理化が東京ドーム行きの切符を手にしました。

 勝った瞬間、スタンドから紙テープが舞いました。
 まるで昭和の風景のようです。最近はなかなか見られなくなりましたもんね。
 こうしたスタンドから紙テープが舞った光景を見たのは2021年7月の富山で高岡商業が甲子園への出場を決めた試合以来の3年ぶりに見た光景でした。地方の予選へ行けばまだまだ見るチャンスはあるかも知れません。


 7月後半の予定ですが、今年も高校野球地方大会の決勝などを見に行こうかなと思ったのですが、私の勤務日と重なってしまうので、あまり見ることができません。神奈川県などは7/24に決勝ですから、去年より2日早くなっていますが、雨天順延を見越した日程発表でしょうか。ちなみに表中の黄色印が高校野球の決勝日(括弧書きは準決勝等)、青色印が都市対抗野球の日程です。
 今回の都市対抗野球で注目なのはJR西日本vsJR東日本東北「JR対決」ですが、ちょうど休みの日なので、見に行きたいと思います。

ということで、一連の都市対抗野球関連の記事ですがこれで終わりにして、7月の本大会が始まったころにまた書く予定です。 
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JR東海 応援するも敗退

2024-06-22 | スポーツ
 先日からの一連の記事の続きです。
 前回の記事では、京都まで都市対抗野球の近畿二次予選を見に行ったところまで書きましたが、その翌日はまた岡崎市民球場へ東海地区の予選の試合を見に行きました。これで6/6~8の3日間連続で野球を見に行ったことになります。また、6/9の試合が雨天順延したことで、その後の試合日程がずれ込んだため、6/12・13も岡崎まで試合を見に行くことができ、6月の前半で都合6日間も野球観戦に出掛けるという、トンデモない観戦ラッシュ状態となりました。

 .3たびJR東海の試合を観戦
 2日前に続いて6/8と6/13にもJR東海の試合を見に行きました。

 試合前にはまず社歌の斉唱があります。
 だいたいどこの企業でも社歌の斉唱があり、この間はJR東海とは何の関係のない私のような人間は疎外感を味わってしまうのですが、社外からのファンの応援を多く迎えているHondaでは社歌斉唱に替えてHonda第一応援歌の斉唱を行うなどの例外もありますが、まぁ普通は社歌になりますね。

 両チームのエール交換が終わると、ベンチから選手が出てきて整列し、スタンドに挨拶を行います。これは試合終了時にも同様に行われるので、「高校野球よりも高校野球らしい社会人野球」とか言われるほどでもあります。

 応援リーダー・チアの方の出身校は勿論知らないのですが、早稲田・慶応の応援曲を演奏した時に、振り付けの出来があまりにも自然に踊っているので、超有名企業でもありますし、もしかしたら早慶出身者?とも思ってしまいます。NTTなんかは更に口上までそっくりでしたから、やっぱり超有名大卒ですよね。
 この「突撃のテーマ(慶応)」演奏時には「KEIO」の4文字プレート代わりに「JR東海」とプレートを掲げるところなど、丸パクリに近いですが、この辺は他の企業もけっこうやってます。

 曲の変わり目には、次に演奏する曲をボードにして掲げ、バンドやチアに曲目を伝えます。
 また写真右側にありますが、バッターの名前を書かれたプレートも上げるのですが、注目すべきはボードの色で、なんと白抜き文字という、流石にこの辺りは鉄道会社ならではの得意技ですね。名古屋工場でシュっとひと吹きしたのかも知れません。駅や車両の表示でも白抜き文字はお得意ですから、こういう所に鉄道ファンを唸らせます。

 さて肝心の試合ですが、見に行った両日ともに東海理化に負けてしまい、二次予選で敗退。東京ドーム行きの切符は逃してしまいました。秋の選手権でまた出直しとなります。6/10・12の両日の試合では勝利しているので、そこまで勝率は悪くないのですが、そこは強豪ひしめく激戦の東海地区での勝ち抜きの難しさが現れています。
 なおJR各社では九州が早々と敗退し、北海道も独自のリーグ戦で敗退、四国も最後の決定戦まで残ったのですが敗退となり、今回のJR東海の敗退をもってJR東日本西日本以外は全て出場を逃すことになりました。秋にまた大阪で出てきてほしいですね。

 駐車場で待機する東海理化(手前)とJR東海(奥)のバス
 車体のロゴを見れば分かりますが東海理化は自前の専用バスでナンバーも白ですが、JR東海バスの方は緑ナンバーなので営業用のバス、しかも車両番号が644-14964で下に貸切の文字があるので、貸切仕様車ということになります。普段の旅行では高速路線用の744-の車両しか見ないので、バスオタにも嬉しいシーンかも知れません。前回見た車両と車番が異なるので、毎回来てバスをチャックするのもいいかも。

 .岡崎市民球場と相性悪過ぎ
 今回全部で6試合を見たのですが、その結果が以下の通りで
  6/1 岡崎 Honda鈴鹿★2-3ヤマハ🌸  
  6/6 岡崎 JR東海★0-2王子🌸
  6/7 京都 NTT西日本🌸7-2日本新薬★
  6/8 岡崎 JR東海★0-1東海理化🌸
 6/12 岡崎 東海理化★2-7西濃運輸🌸
 6/13 岡崎 JR東海★1-4東海理化🌸
京都での勝ち試合を除くと岡崎で見た試合は全て負け試合となり、勝率というか敗率10割という凄い結果に。私が行くと負けるという疫病神ぶりを発揮してしまいました。このジンクスを跳ね返すためにも、また岡崎へ行って、ぜひ勝ち試合を見てみたいですね。JR東海さんからしたら「もう来るのやめて!」と言われるかも知れませんw 昨秋の選手権を含めてJR東海の試合は全部負けていますので、お祓いをしに行った方がいいかも。

 なお鉄道動画館のほうに今回の応援の模様の動画をアップしましたので、よろしければご覧ください。

 ということで、東海・近畿の二次予選の試合を見に行った記事を書きました。社会人(都市対抗)野球に関しての記事は次で一旦終了にする予定です。
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鉄道ファン歓喜?のJR東海野球応援

2024-06-12 | スポーツ
 先日から書いています都市対抗野球地方予選の観戦についての記事になります。

 6月1日に岡崎市のレッドダイアモンドスタジアムでHonda鈴鹿vsヤマハの試合を見ましたが、次週も休みを利用して見に行くことにしました。今週の休みは6/7・8で前日の6/6が明けなので、試合のスケジュールを見ると、明けの6/6午後にJR東海の試合があるので、宿直勤務明けですが見に行くことにしました。

 .平日でもブラバンが出せるJR東海

 先週に続いて再びやってきました岡崎市民球場(レッドダイアモンドスタジアム)
 第1試合が長引いていて、第2試合の開始が13:40分になるということで、まだスタンドに入場できません。踊り場にはチアの子が何人もいるので、ある意味驚きです。

 12:56 外野席に来てみました。 ちょうど第1試合が終わったところで、すぐにJR東海の選手たちが試合前の調整に出ていました。
 スタンドの応援席の観客を全部出し終わるまで時間が掛かるので、入場開始まで15分ほど掛かりそうです。

 13:10 入場開始でスタンドに上がります。
 入場券はもちろん無料で、JR東海オリジナルのタオルマフラーも貰いました。315系が描かれているので、タオルのデザインも新しくなったようですね。

 13:20 PA機材のセッティングと共に、ブラスバンドの人たちも入場して準備にはいります。
 えっ今日は平日ですよ。ガス屋さんもクルマ屋さんも土曜日ですらブラバン出せずに録音音源使用だったのですが、JR東海は人数こそ少ないもののしっかりブラバンが出ます。これは鉄道会社に代表されるようにインフラ企業ならではの輪番勤務ですから、私もそうですが今日が宿直明けや週休日の人も居て、このように球場へ出せるわけです。さすがに午前中の試合だと、朝のラッシュ業務が終わってから球場に駆けつけるのは間に合わないかも知れません。

 .鉄道ファンお馴染みの曲が次々と

 試合が始まって、JR東海の攻撃になると、ブラバンの演奏に合わせて応援団が盛り上げます。
 JR東海の応援では、鉄道ファンお馴染みのあの曲がここで聞けるので、必推です。
 現在の新幹線チャイムで流れている「会いに行こう」は勿論、もう聞けなくなった「アンビシャス・ジャパン」がここでは生演奏されます。
 他にはJR東海オリジナルSuprime toughness、Central Magic、それにヒットを打つとトレイントレインが流れ、得点時には鉄道唱歌が流れます。もうそれだけでも鉄っちゃん垂涎ですね。
 一般曲としてはこれも鉄道繋がりで銀河鉄道999(ゴダイゴ)のほか、野球応援でお馴染みの 紅、狙い撃ち、行くぜ!怪盗少女 など、生演奏なので、臨機応変に次々と曲を変えて出せるのが強みです。

 試合は初回に出合頭のソロHRと2回にエラー絡みの点を守った王子に2-0で負けてしまいました。JR東海もランナーは出すのですが、決定打が出ず、9回もランナーが溜まったところで不運にも内野ライナーゲッツーで試合終了。どこのチームも割とそうですが決定力不足なのが課題です。

 そして、選手・関係者の移動にはもちろん、JR東海バスです。
 チーム用にバス1台保有している企業もありますが、JRの場合だと普段は一般用途に使っているバスを、こういう野球開催日だけ回せるという利点もありますね。
 なお一般社員の方は岡崎までは自社路線ですから同僚の運転する電車に乗って来れますが、岡崎駅からはバス乗り継ぎと、時間ギリギリでタクシーで3,000円かけて来たという人もいました。

 ということで、平日にブラバンの生演奏とチアで盛り上がって、タオルまで貰ってご機嫌で球場をあとにしました。これのためなら遠い岡崎球場までの道のりも苦にならないかも。JR東海の試合については、翌々日の6/8にも岡崎に出向くことにしました。 

※くしくも本日ホンダ鈴鹿とJR東海の対戦が行われ、JR東海が勝利でホンダが敗退、JR東海は第6代表の切符を掛けて明日東海理化と対戦することになりました。
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無料で嬉し楽し野球観戦 (HONDA鈴鹿編)

2024-06-11 | スポーツ
 前記事で少し触れましたが、6月に入って都市対抗野球地区予選の観戦に出掛けました。東海地方は天気が不安定で、雨天順延などで試合日がずれ込んだりしていて、休みの日にうまく見たいチームに当たるかが心配なところでしたが、ちょうど6月1日にHonda鈴鹿とYAMAHAの対戦カードがあるので、見に行くことにしました。

 .岡崎市民球場は遠かった

 私の場合はそもそもセ・リーグの野球を見る機会がないので、ナゴドなど含め中部圏の野球場はどこも行った事がありませんでした。ドームへ移転する前のナゴヤ球場(中日球場)前駅には名鉄電車の写真を撮りに子供の頃から何度も訪れてましたが、改札を出て球場へ行く事は無かったものです。
 ということで今回、中部圏初の球場訪問として岡崎市民球場(レッドダイヤンドスタジアム)へ行くのですが、これがまた遠い。何が遠いかというと、駅からかなり離れた山の中にあるもんですから、アクセスの悪さが半端ありません。

 近鉄で名古屋まで出て、10:03の名鉄特急で東岡崎へ。
 特急を使っても30分近くかかるので、この電車移動の区間だけでも結構な距離があります。土曜日の昼前にしては、ホームで待つ乗客が結構多かったので指定席券を奮発しましたが、料金が360円→450円にめっちゃ値上げしてて驚き。指定席の利用は今回1回限りにして次からは一般車とました。

 東岡崎に到着。駅を出るのは7000系パノラマカーが走ってた頃以来なので、十数年ぶりです。なお岡崎市自体には今年の初めに愛知環状鉄道の乗り潰しのために来てはいます。
 老朽化した駅ビルを建て替える工事が行われていました。

 岡崎市民球場の何が遠いかというと、このバスのアクセスで、昼間の時間帯は1時間に1本しかバスの便が無いので、逃すとアウトですし、入ってくる時間も読めません。野球開催時で臨時バスが出る事もあるようですが、今日はそんな告知もなく、11:25の通常のバスが来るまで待ちます。
 そのバスも東岡崎駅が始発ではなく、美合駅を出てここまでの乗客を運んで来るようで、15人程お客が乗っていました。
 バスは岡崎の市街地をノロノロ走り、市街地の北東の山の中に入って行きます。山が開けた所に市民病院があり、そこから数分で運動公園です。ちなみに市民病院まではもう少しバスの便がありますが、市民病院からの歩きだとバス25分+徒歩25分ぐらい掛かります。

 11:59 5分遅れで中央総合公園に到着。駐車場は既に満車です。
 午前中の第1試合に地元の三菱自動車岡崎が出ているので、やっぱりみんな来てるのかなと思ったら、どうやら別の体育館での行事で来ている車の方が多いようです。
 電車+バスに正味乗ってる時間は70分ぐらいですが、待ち時間があるので名古屋駅から2時間掛かりました。東京ドームの方が早く着けたりしてw

 ということで、やってきました岡崎レッドダイヤモンドスタジアム。
 ここの正面から入れば有料(1,000円)のバックネット裏席に入れますが、正面から見に来たのではないので、ここから応援席のあるスタンド側へ行くため一旦階段を下ります。

 本日のカード案内の看板。
 Honda鈴鹿は3塁側ということで、左側の階段を下りて、レフトスタンド方向へ歩きます。

 第1試合が長引いているので、無料開放の外野席(と言っても全面芝生)に行ってみました。快晴の野球日和ですが陽射しがかなり強いので、皆さん木陰に入って見ていました。3塁側の三菱自動車岡崎は地元とあって、割とお客さん入ってますね。

 外野で暫く見たあと、そろそろかな?と3塁側へ戻って来ました。
 Hondaの受付ブースがあり、確かめてみると、ハイどうぞ!ということで700円(税込770円)の入場券と応援グッズを貰い、更にはガチャポンでユニホーム型バッジまで貰える至れり尽くせりの待遇です。

 1・3塁側内野スタンドは表向き一応有料なのですが、各企業が応援に来た人に無料で配布してくれていて、社員関係者でもない一般の人がわざわざ弊社を応援してくれるからということでしょうか。立派な広告宣伝ですからね。

 .本物の「全開Honda」はやっぱりイイ
 入場券や応援グッズも貰っていよいよスタンドに入ります。

 企業応援席は入れ替え制になっているので、前の試合が終了し観客が全員退場し終わるまで外での待機になります。
 階段の踊り場ではチアの子たちが振り付けの確認でしょうか。やっぱりチアがいないと始まりませんものね。

 12:50 入場開始になってスタンドへ上がります。
 試合開始までまだ30分あるので、お客さんもまったり待ちます。

 13:18 第2試合開始 今日はホンダ鈴鹿が先攻、ヤマハは結構強いので早めに点を取っておかないと。
 土曜日とあって、チアの子たちも多めに出ています。14人で7人ずつ入れ替えて踊っていました。
 試合開始と同時に全開ホンダで盛り上げます。3月に甲子園で健大高崎の全開ホンダは聞きましたが、どこかの高校生がやるのと、本家がやるのとではやっぱりモノ違いますね。

 序盤を終わって両者譲らず0-0の均衡が続きます。
 お客さんも結構増えてきて、階段の外野寄りの席まで入っています。

 5回を終わってまだ両者無得点
 各イニング間の時間では、チアのダンスタイムで盛り上げます。どう見ても小中学生って子もいるので、親御さんが本田にお勤めとかでしょうか? ダンス好きの娘さんだとこういう機会があるのはいいですね。特に5回終了時の長いインターバルではCM曲でも使われた「日曜日よりの使者」が掛かって観客の皆さんと一体になります。

 チェッカーフラッグを持っての振り付けもあります。これは鈴鹿と東京でやっていて、熊本では見ませんでした。こうした各所の応援の違いを楽しむのも面白い物です。
 試合はこのあとヤマハが2点先取、ホンダ鈴鹿も2点返して同点に追いついたのですが、

 9回裏に制球を乱して満塁とした後、最後はサヨナラ押し出しフォアボールでゲームセットとなり、ヤマハは決勝へホンダ鈴鹿は第二代表戦へ回ることになりました。
 既に東京本社・熊本ともに敗退しているので、せめて鈴鹿だけでも残って本戦に東京ドームの本戦に出てほしいものです。

 試合後は選手たちが外へ出てきて、応援してくれる社員や家族たちとの歓談タイム。
 これは社会人野球の地区予選ならではの光景でしょうか、ほのぼのとした光景ですね。

 .応援グッズを買うプロ野球 応援グッズを貰える社会人野球
 
ということで、昨年のホンダ熊本、ホンダ狭山(現東京)に続いてホンダ鈴鹿の応援席で観覧しましたが、数ある企業のうちでも、色々な応援グッズが充実しているのがホンダで、社員や家族でもない一般人の私たちにも1つ1つこうしたグッズを渡してくれます。
 最初に
 ⑤の入場券と
 ④の選手紹介パンフレット を貰い

 次に応援セットの入った赤い袋を貰います。これは3事業所共通で
 ①応援ベスト
 ②応援タオル
 ③うちわ2枚
 ⑦お菓子(ちゃんとHondaが勝つと印刷されてます)

 それと休日のイベントでガシャポンを回して、
 ⑥ユニフォーム型バッチ 
の7点を貰えました。 こうした応援グッズだけでも結構予算が掛かっていると思われますが、それを3チームも持っていて、野球大好きなホンダの心意気が見られます。



 以上、今回はホンダ鈴鹿vsヤマハの野球観戦に行った模様を書きました。社会人野球観戦シリーズはあと2チームあるので、また次の記事で書きます。 
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センバツ観戦小ネタ

2024-04-05 | スポーツ
全4回に渡って書いてきた、第96回選抜高校野球大会の観戦模様ですが、これで最後の記事といたします。

 .観戦環境の変化
 今回は当初の3日間観戦予定が雨で1日程順延・払戻しとなり、その後に追加で2日間の観戦を追加したため、都合4日間の観戦となりました。
 初日の第3試合は寒かったりして見ずに帰ったので、この日だけ2試合、残りの日程は3試合または4試合ということで、4日間で13試合も見ました。

 こちらが全試合の観戦結果ですが、『撮る』のを優先して、試合をろくすっぽ見ていない事も多いので、試合内容などはっきり覚えていないケースもザラです。
 まぁ2019年までのように、野球の試合そっちのけで、グランドに背を向けるようなスタイルではなくなりましたがw
 昨年までと違って、チアがいる学校(💛印つき)重視の方針から、ネタとして面白そうな素材に重点を切り替えたため、アゲアゲホイホイ見たさ(撮りたさ)にチアがいない北海や報徳学園などの側に座ったりして、ちゃっかり動画も上げています。
 コロナ禍以降の観戦環境の大きな変化に伴って、私の観戦スタイルも変化を余儀なくされており、今後もその動向によっては変えざるを得ないケースも出るかも知れません。夏の大会ではどうなることやら・・・

 .ブラバン席が縮小される
 応援団が座るアルプス席にも若干の変化がありました。

 1つは41段目列を「使用禁止」から「立ち応援禁止」に変えたことです。
 これは、立っての応援をすることで、一般指定席の最前列である43段目席の視界の妨げとなることから、昨夏にはここの席の使用を禁止していたのですが、今回からは使用禁止から立っての応援禁止という風に変えています。どれ程の差異になるかは分かりませんが。
 2つ目は、階段上の一角がブラスバンド席の指定から外れたことです。
 ここは元々は応援団席だったのですが、昨夏に黄色いブラバン席のシールが貼られてしまい、応援団がここに座ることができなくなった(楽団の人数が少ない場合は実質応援団席になっていた)のですが、今春には元の応援団席に戻っています。
 ただ、春の大会では入場者が少ない事が多いため、部外者がここに座ると目立ってしまうので、今回はここには座りませんでした。

 このように今後も観戦環境が流動的になるかも知れない、一種の不安感との戦いでもあった今回のセンバツ観戦でした。

 次は春の青春18きっぷ地方遠征での話を書きます。
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選抜高校野球観戦 その4

2024-04-01 | スポーツ
 一連の春のセンバツ野球観戦記の続きです。
 雨天順延で本来は試合がない28日にも試合が開催されたおかげで、ちょうど休みの2日目に当たるため、うまい具合にもう1日野球を見ることができました。このため3月27-28日で青春18きっぷを使ってどこかへ行く予定は取りやめにして、2日間とも野球観戦?という名目で実質お祭り囃子鑑賞になってますが。

 昨日は朝1の近鉄特急の中でパンを食べてきたのですが、今日は甲子園駅前のコメダでモーニング。
 高校野球開催期間中は、朝7時の開店時には行列ができるため、10分ほど経ってから入りますが、やはり開店から暫くすると席が埋まるので、注文してから物が届くまで結構待たされました。開門時間が7時半ですが間に合いません、まぁ特に場所取りなどの必要もないので、8時頃に球場に入ることにします。この辺が指定席制になったメリットと言えばメリットですね。

 ということで、毎度お馴染みの当日券売り場の状況確認。
 やっぱりアルプス席だけは完売ですねw

 昨日と今日のチケットですが、昨日の席は63段139番ということで、あと4席でもう席が上の端まで達してしまうので、売切れ寸前の状態だったと思うのですが、甲チケのサイトではまだ◯印が付いていたので、どうも席の割り振りに何かの仕掛けがあることが疑われます。今日は53段の10番ということで、ちょうど半分ぐらい売れた辺りの席になります。

 うーん、こんな所か・・・
 まぁ第3試合まではどうせガラガラだろうからということで、見(撮り)やすい場所へ移動することにしました。

  第1試合は公立で唯一8強に残った阿南光と優勝候補の一角の星稜の対戦です。

 阿南光にはチアがいないので、盛り上がりはいま一つ。対する星稜はチアもいるのですが、やはりお客さんが全然いなくて、盛り上がりに欠けます。
 最後まで大阪への甲子園応援団体列車を走らせていた石川県の学校なのですが、北陸新幹線の敦賀開業で、乗り換え無しの1本で大阪まで来れなくなり、物凄く不便になってしまったのと、震災の後ということも手伝って、淋しいスタンドとなっています。
 試合は屈指の好投手を温存して控えの2年生投手を出した阿南光が早速打ち込まれて4失点、途中からエース投手を出したものの、結局5-0で星稜に負けました。エース1人じゃぁ苦しいですね。夏に出てこれるかどうか。

  第2試合は健大高崎-山梨学院の関東対決

 関東対決となった第2試合は流しで見ることにします。3塁側に座ってますが、健大高崎の方を応援していました。
 それは

 健大名物、羽織JK隊
 山学にも以前から羽織JKはいたのですが、2人から1人に減ったように見えます。一方健大は2021年春に見たときは2人だったのが、今回は6人に増えてますから、心強いですね。これは勝利の女神たちになる予感。
 試合も結局健大高崎が6-1で山梨学院を下して、ベスト4に進出。これで星稜が健大に勝って、決勝で報徳に勝てば、石川県に初の優勝旗がもたらされて、被災地の人々に勇気を与えるんじゃないかと、早くも決勝戦のカードを勝手に想像していました。(このカードにはならなかったですが)

  第3試合は一度見たチーム同士の対戦
 本日の3試合目となる第3試合では、昨日の第1試合と第2試合で見たチームが対戦します。
 1塁側は宇治山田商業を破った中央学院と、3塁側は広陵をサヨナラで下した青森山田です。

 昨日は広陵側から見ていた青森山田の応援席ですが、今日はその青森山田の応援席に座ります。
 まさに「昨日の敵は今日の・・・」なんやらですね。
 青森代表といえば八戸学院光星が有名ですが、あそこは津軽地方ではなく、三八上北地区というほとんど南部地域に近いので、純粋な青森の感じはしませんが、こちらは青森市の真ん中に学校がある、津軽そのものですからね。何年か前に青森山田高校の近くに泊まった事もありましたし。
 ということで、ねぶた節を堪能したのは良いが、試合は中央学院に5-2で負けました。

  大阪桐蔭退治を期待する
 今日の第4試合は準々決勝のメインイベントで、雨予報にも関わらず、わらわらと観客がスタンドを埋め始めました。

 昨日に続いて第4試合はナイターで、小雨も降り出したので、昨日ほど観客は入っていない感じです。
 でも地元報徳学園側は、”アレ”がやりたくて、外野席にも結構詰めかけていますね。
 もう野球よりも”アレ”をやりたくて来てるだけです。
 ということで、試合は1回からいきなり報徳学園がチャンスを作って、アレが始まりますと、スタンドは大騒ぎ。

 飛ばないバットのせいか、大阪桐蔭の打撃も外野手の頭を超えることなく、そうなると鉄壁の守備の報徳に分があり、反撃を抑えて4-1で大阪桐蔭を軽く払い除けた試合になりました。
 動画を撮るためにずーっとビデオカメラを構えていたので、写真を撮るのが出来ませんでした。試合はあっという間に終わった感じです。
 桐蔭弱っ! ←1回これを言ってみたかった。  でもチアが沢山いるのは羨ましいですね。

ということで、貴重な大阪桐蔭が負ける試合を見て、スタンドを出ました。

 高架道路の下のバス待機場に来たところ、ちょうど大阪桐蔭のブラバンの子らが積み込みをしていましたが、お通夜みたいな雰囲気かと思ったら、みんな割とキャッキャ言ってて、楽しそうな感じだったのが意外でした。まだ夏があるのに泣いていた選手とは対照的な感じでした。

ということで、4日間に渡って甲子園に出撃した春のパン祭り・・・じゃなくて春のお囃子祭り鑑賞デーが終わりました。
 次の記事ではセンバツ小ネタと戦績について書きますので、もう少しだけお付き合いください。
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選抜高校野球観戦 その3

2024-03-31 | スポーツ
前々回・前回からの続きの記事になります。
 選抜高校野球大会の観戦は当初は3月21日~23日の3日間の予定でチケットを購入済だったのですが、23日が雨で流れてしまい、チケットは自動的に払い戻しになりました。
 せっかく日本航空石川の試合予定だったのですが、残念ながら見られませんでした。
 更に日曜日にも雨が降って、都合2日も流れたので、土日に観戦を楽しみにチケットを押さえていた人にとってはガッカリだったでしょうし、土日の試合が平日開催になるので、入場者も減ってしまうので、球場も売店も踏んだり蹴ったりの状況でしょう。
 そんな中喜んだのが私で、個人的に気に入ってる宇治山田商業の試合が2度も見れるので、27日と28日の2日間に甲子園に再出撃しました。

  3月27日 2回戦最後の4試合

 前日の26日も午前中に雨が降ったため、試合開始が大幅に遅れ、2試合しか行われなくなったため、第3試合で予定だった、宇治山田商業の試合が翌日持ち越しとなり、この日は4試合を消化するスケジュールに変更となりました。
 この日は第4試合で報徳学園が1塁側で出るため、宇治山田商業は3塁側で出るのですが、1塁側の切符を買って入りました。

 2日半も試合が流れて、平日の朝からとあって、球場はガラガラでした。
 前泊ではなくて、名古屋発6時前に出る朝1の名阪特急で来たので、甲子園には9時過ぎに到着、既に3回が終わっていました。
 中央学院とかいう初めて見る学校で、2018年の春夏にそれぞれ初出場して、今回が通算3度目の出場という学校なので、あんまり知りません。

 対する3塁側の宇治山田商業もさすがに3日もずれると、近鉄電車でやって来れるといっても、そうそう会社を休んでまでは応援に来れませんわな。

 宇治山田商が気に入ってるのは、このチアの衣装のデザインがユニークで、しかも可愛い子が多いと、前々回出場の2007年夏と翌春に見て、三重県なら山商を応援と決めていたものです。私がしばらく住んでいた町からも菰野高校が甲子園に出場していますが、あんまり印象がないです。

 試合は7-0で大量リードを許していて絶望的だったのですが、そこから何と後半に次々点を取って、7-6まで迫ったのですが、あと1点に泣き、2校残っていた公立高校の1つが去ることになりました。
 山商また夏に見たいね。頑張って出てきてほしい。

  山田マニアが歓喜の日程
 続いて第2試合は広陵-青森山田の対決で、26日の雨で宇治山田商業の試合が今日にずれ込んだため、第1試合と第2試合で、同じ3塁側に『山田』の名が付く学校が連続で出るという、全国の山田マニアさんたちに(どれ程いるかは知りませんがw)とっては歓喜の日程となりました。

 こちらは1塁側広陵の応援団
 朝出て新幹線ですぐに来れるので、お弁当持って爺ちゃん婆ちゃん連れて3世代で野球応援です。
 まぁ今日も余裕で勝つじゃろ?とスポーツ紙のA判定を信じて試合に臨みます。

 こちらは3塁側の青森山田の応援団。
 青森から大阪への直通列車の白鳥や日本海、新潟乗り継ぎで急行きたぐにといったルートが取れずに、本当に不便になった青森と大阪の行き来ですが、応援団も少ないものの、ねぶたの囃子でノリノリ応援をしていました。

 試合は0-0で膠着状態から8回に互いに2点を取って、9回表に広陵が3点取って5-2にして、これで勝ったかなと思ったら、9回裏に青森山田も3点取って延長戦にもつれ込み、最後はサヨナラで青森山田が勝利という、何とも痛い敗戦となりましたが、まぁ青森山田のねぶたの囃子も悪くはないなという感じで終えました。

  ブラバン対決の第3試合
 第3試合は 鹿児島の神村学園ー大阪桐蔭の試合で、ネームバリューから言えば大阪桐蔭の完勝っぽいんですが、果たしてどうなることやら。

 鹿児島から遠路はるばる応援に来るには新幹線代も高いと、応援団の数も少なかったので、今回はその応援団の中に紛れ込ませて貰いました。
 神村学園のブラバンは、とにかく音がデカい、ヒット時のファンファーレが長くて威圧的と、少々嫌われてる面もあったので、ここは中に入り込んで実情を偵察と。
 黄色い腕章を巻いた責任者(生徒指導の先生?)が下から応援団席をジーと睨みつけます。恐い恐い。
 生徒がちゃんと応援しているか、怪しい輩はいないか、YouTuberが動画撮ってないか等を監視しているのでしょうか。
 さてブラバンですが、応援団の中に入ってしまえば、そんなに音圧は感じません、多分ビューグルという楽器を数本使っているように見えたので、それによって前側に凄く大きく響くと思われます。ブラバンの人数は大阪桐蔭の方が全然多いんですよ。それでも神村の音のデカさは半端ない。
 対する3塁側の大阪桐蔭ですが、

 やったー元に戻った!
 1回戦で野球ユニタイプのコスチウムでがっかりしたチア衣装だったのですが、黒いタイツを履いているものの、一応元のチアコスに戻っています。やっぱりこのピンクと黒の衣装が桐蔭に合います。
 試合は低反発バットの影響がモロに出て、大阪桐蔭のガンガン長打を打つような試合は見られませんでしたが、それでも5回には大飛球がフェンス直撃して転々とボールが転がり、まさかのランニングホームランとなりました。私のすぐ前の人がビール買っていて、売り子さんが目の前に居たので、半分ぐらいしかプレーが見れないわ、動画も撮れないわで、踏んだり蹴ったりですね。まぁこれも甲子園。

 試合は結局4-2で大阪桐蔭が何とか逃げ切ったのですが、思ったほど強くないぞと感じました。

  アゲアゲホイホイが響き渡るナイター
 さて今日のメインイベントは第4試合の常総学院-報徳学園の試合です。
 ともに優勝経験のある強豪チーム同士がぶつかり合いますから、お客さんもこの試合メインで徐々にスタンドが埋まってきました。

 1日4試合で、朝の第1試合の開始が夏の選手権より30分遅い8時半スタートですから、そのしわ寄せは第4試合にやってきて、大概がナイター始まりになります。しかも3月下旬といえど、日が落ちると急に気温が下がって来るので、寒さ対策は必要です。
 しかし、この報徳学園は名物のアゲアゲホイホイがありますから、スタンドのお客さんも巻き込んで、大アゲホイ祭り大会となるので、少し体も温まります。

 試合は報徳学園のほぼ一方的な展開で6-1で常総学院を下しました。
 この調子なら明日の大阪桐蔭との試合にも勝てそうです。

 試合が終わってゾロゾロと応援団と一緒に団体用出口から出るのが楽しみです。

 球場を出て、高架道路の下を見ると、常総学院の部員のバスが停まっていました。
 茨城南部の学校なので、やはり関鉄バスということで、兵庫県で関鉄バスなんか滅多に見れませんから、こういう風景が見られるのも甲子園ならではです。

 さて、次はいよいよ準々決勝で大阪桐蔭と報徳学園がぶつかります。その4の記事で書きます。
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選抜高校野球観戦 その2

2024-03-28 | スポーツ
 昨日の記事の続きになります。
 1回戦の残り4試合中の3試合で、本日3/22の対戦カードは
  ①神村学園 vs 作新学院
  ②大阪桐蔭 vs 北海
  ③愛工大名電 vs 報徳学園
と、優勝候補が出るとあって、早々にアルプス席は完売となっていました。

 中央指定席ですが、テレビに映りたい爺ジイ達が下段を買い占めるらしいので、ここは曜日に関係なく売切れますが、その他の中段や上段は残っているので〇印表示にはなっています。
 今日は報徳学園が出る側の3塁アルプス席に座ります。 
 昨春はちょうど3塁側で報徳学園が出る同じ日に、1塁側で龍谷大平安がでるので、一度自側で見てみたい衝動に駆らtれて、東邦vs報徳の試合を東邦側で見たのですが、今年はそのような組み合わせもないようです。

 まずは第1試合は日本を代表するマンモス校の作新学院vs鹿児島の神村学園の試合ですが、もう最初から自分の指定席には座らずに、応援団席に入り込みます。これは予想外に応援団席に空きが見えたので、最初から指定席に座らなくても問題ないと判断して応援団に紛れ込みます。勿論応援団がびっちり一杯なら、そのような事はできません。
 甲子園優勝経験もある常勝校であり、関東大会を圧倒的打力で優勝ですから、九州でそこそこ勝ってる神村学園相手なら、順当に1回戦突破するでしょうと、高をくくっていたところ、大苦戦というより、6点も取られて初戦敗退となってしまいました。

 神村学園はブラスバンドの音が大きいことで有名で、大学生で固めたクラーク国際程ではありませんが、人気のあるバンドです。作新学院もバンドの人数では同じぐらいいるので、ブラバン対決も見物でした。音の大きさだけなら神村学園の勝ちですが、応援の多彩さなら作新に軍配を上げたいところ。
 ちなみに作新のチアの子らは、試合中ずっと立ったままでした。さすがに夏では守備中は休ませるでしょう。今日はこれでチアは見納めとなります。

 第2試合は大阪桐蔭vs北海の試合です。

 北海道代表ということで、なかなか関西まで応援に来ることができず、チアもいませんし、応援団の人数も数える程しかいませんから、第1試合と同様に応援団席に紛れ込みます。
 北海高校の名物は、アゲアゲホイホイで、発案者である報徳学園のOBも唸るほどのエグい声援(札幌では)ですが、ここでは少数です。また応援団の人数が少ないので、大きな声を出すと目立つことから、伝統的に女子マネなどの声がテレビの音声に拾われて、ネット民からは人気を博しています。

 大阪桐蔭側は白で統一した生徒と親御さんらがアルプスの一角を陣取るのですが、横や左上のスペースは空いたままで、応援団用の座席を捌けないようです。履正社ならほぼ一杯に埋まるのですが、この辺りも桐蔭人気の陰りが見て取れます。

 なお大阪桐蔭のチアも、スカート盗撮対策なのか、野球ユニタイプに変わっており、踊る子らもおじさん達もガッカリです。スカート内盗撮は許せませんね。
 試合は大阪桐蔭の一方的な展開になり、7-1で北海は負けましたが、得点圏にランナーが進んだ時は、アゲアゲホイホイを踊って、次の試合のために待機している本家アゲホイの報徳学園の応援団にアピールしていました。
 北のアゲホイ → 本件アゲホイ と、リレーが行われ、この模様は動画に撮って上げましたので、よろしければご覧ください。

 さて本日のメインイベント、第3試合は因縁の対決、愛工大名電vs報徳学園の一戦になります。
 名古屋電気の時代から数えて春夏合わせて、これで3度目の対決になり、以前2回はいずれも報徳学園が勝っていて、名古屋電気時代の昭和56年に私も報徳学園のブラバン(友情応援?)として出た時と、37年ぶりに2018年夏に対戦して時のいずれも、報徳が勝っているので、そろそろ名電が勝つかも知れないなというのと、前回の2018年に見た時に、可哀想だから次は名電側で応援しようかな?と記事で書いたのですが、ちょうど名電は昨夏の対徳島商業戦で、名電の応援を見て、お馴染みの演奏も撮っているので、今回はもう名電はいいやということで、報徳側に付きました。

 名電は30年ほど前に男女共学になり、ちゃんとチアもいるのでいいですね。昨夏はこの紫の集団の後ろのほうに混じっておりました。

 こちらは報徳の応援団席。
 男子校特有の花の無い応援ですが、女子中高生に人気がありますから、母親のクレジット決済で、チケット争奪戦に加わったり、野球部員の彼女になったり、その友達になったりして、何とか希少なアルプス席券をゲットして入ってきます。
 また少年野球のチームを招待するので、優先的にフェンス前の席が子供たちにあてがわれたりして、結構観客の年齢層は低いですから、スポーツ紙に書いてあるような「男子校特有の野太い声援」といのは、あまり当たってはいません。

 試合は名電が1点先制するも、報徳が同点に持ち込んで延長戦に突入、タイブレークの結果、10回裏に2点取った報徳が逆転勝利を収め、3度目の対決もまたもや報徳に軍配が上がりました。
 名電側からしたら、何で負けてしまうのだろうと、不思議でならないでしょうね。

 ということで、久々に報徳の校歌を歌って、この日の観戦を終えて帰宅しました。

 次の記事では、選抜観戦おかわり編ということで、2回戦~準々決勝の観戦記を書く予定です。
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選抜高校野球観戦 その1

2024-03-27 | スポーツ
 ここ数年来の春と夏の恒例行事になっているお祭囃子鑑賞会の季節がやってきました。
 3月8日に掲載した記事で、21日(木)から23日(土)までの3日間で観戦予定としてアルプス席のチケットを購入していて、いよいよ観戦の日になりました。
 心配されたのが天候で、昨年も順延がありましたが、今年もあまり天気に恵まれていないようで、濡れながらの観戦は避けたかったのですが、今回は濡れながらの観戦どころか、23日は丸1日中止・順延になりました。

 まず大会第5日目(3/21)の3試合について書きます。

 昨夏以来の甲子園駅での下車です。阪神電車はその間も何度か乗っていますが、甲子園はいつも通過になるので。
 3月下旬にもかかわらず、六甲山が白く雪景色しています。下界では雨でしたが、山の上では雪が降っていたようで、どうりで寒いはずです。

 今年から?か気付いたのが遅かったのか分かりませんが、左右に各塁側の学校を表示するボードがポールに掲げられていて、親切な設計になってはいますが、そもそもチケットを買う時にどちらの塁側かは知っているはずでしょうが、それでもわざわざ係員に聞く人が後を絶えなかったんでしょうね。

 チケット売り場にきました。
 既に予約購入済みなのですが、チケットを手元に残したいので、QRコードでは入場せずに、きっぷを発券します。

 今日は1塁側のアルプス席を除いて当日券を発売しているようです。完売多発のアルプス席がまだ若干残っているのが本日のカードを物語っているのでしょうか。

 甲チケで購入を済ませているので、チケット売り場には並ばずに、自動発券機にスマホでQRコードをかざして発券します。

 発券されたチケット。
 やっぱり手元に残しておきたいですよね。それも味気ないコンビニ発券のではなく、甲チケのやつを。でも指定席でお客さんを色々見てると、結構な割合でローチケの袋を持っている人を見掛けます。

 第4~5日目は「死のブロック」と言われていて、名だたる強豪校が出る日程で、1回戦で当たるのは勿体ないカードもあります。
 それではスタンドに上がりましょう。

 まずは大人しく、指定券に書かれた席に座ります。
 宇治山田商業は数年ぶりの出場なので、朝から結構な観客が詰めかけてします。
 応援団席ではなく、一般席にも緑の帽子を被ったOB・OGなどで席が埋まっていました。

 この宇治山田商業ですが、スコアボードには「山 商」とのみ書かれています。
 鉄道ファンなら近鉄電車の行き先に「宇治山田」という駅名があるので、よく知っているでしょうが、このように2文字に略されてしまうと、正直三重県民にしか分からないような略し方です。

 試合前の選手の挨拶。
 あまり場慣れしていないのか、結構内野寄りに立っていて、かなり控え目な並び方ですね。慣れてる学校だと、もっと客席から見やすいように、外野寄りに整列します。

 さて指定席でしばらく見ていたのですが、窮屈に感じてきたので、やはり応援団用の自由席に出てきました。
 応援団席も外野寄りの一角までくれば割と空いています。

 試合は宇治山田商が追いすがる東海大福岡を1点差でかわして2回戦に駒を進めました。
 好投手で台風の目になっている阿南光と共に、希少な公立の勝ち残りチームとなりました。


 第2試合は広陵(広島)VS高知 の一線で引き締まったゲームとなりましたが、この試合の中盤ではスタジアムに小雪が舞って、とても寒かったですが、風が弱かったのがせめてもの救いです。風が強かったら終わってたところです。

 第三試合は、京都国際vs青森山田ですが、1塁側が京都国際なのと、寒いこともあって、意味不明な朝鮮語の校歌が流れる前にさっさとスタンドを後にしました。

 次の記事は大会第5日目の観戦について書きます。
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