六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

ふらっとVリーグ観戦

2024-11-24 | スポーツ
 ここのブログに見に来ていただいている方の多くが鉄道趣味の関係かと思いますが、最近は全然鉄道車両などの記事が一向に出てこずに退屈しているかも知れませんね。期待されているとしたら申し訳ありません。
 10月末からの一週間は鉄道関係として、JR各社の社会人野球が大阪に集結した話、そして先週は浜松にJR全社の吹奏楽部・音楽部が集結した話を書いてきました。一応写真(元はほぼ動画)も撮っているので、野球選手も含めて「撮り鉄」道社員?(みたいなちょっと苦しい)を一応やって、記事の方も連続で書いてきたので、ちょっとお腹いっぱい感がありますから、ここらで休憩をと思ったのですが、今週も出掛けてしまいました。

 23年ぶりのVリーグ観戦
 ということで、どこへ出掛けたかというと、何と久しぶりのVリーグ・バレーボールの試合観戦です。
 2001年にこれまで日本の女子バレー界を牽引してきた日立製作所の日立ベルフィーユが廃部になると聞いて、初めて試合観戦、それも新潟県までわざわざ車を走らせて行ったのですが(ついでに日本海側で撮り鉄も)、その年の5月にも大阪で多分最後の観戦(ついでにどこのチームか忘れましたが男子の試合も観戦)をして以来、なかなかバレーボールの試合を見に行く機会がなかったのですが、情報化の恩恵なのか、割と簡単に試合日程などが検索できるようになり、久しぶりに行ってみようかということで、ちょうど暇だったので、近隣で試合してる所がないか見たところ、三重県鈴鹿市で下位リーグですが、三重VT対JAぎふという試合カードを見つけたので、クリックしてみました。

 この三重ヴィアティンというチームは他に男子のバレー、サッカーJ3・バスケットのチームもある三重県北部の総合的スポーツ企業?のようです。
 なお野球とラグビーは鈴鹿市に本拠地を置く、Honda鈴鹿・Hondaヒートの2チームがあり、相互に補完する形となっているようです。なお鈴鹿には三浦知良選手の加入で有名になったJFLの鈴鹿ポイントゲッターズもありますが、こちらはJリーグ未昇格のクラブです。
 サイトに「ローソンチケットで購入」と書いてあるので、クリックしたところ、「該当なし」と無常の白画面が返ってきました。ならばとVリーグチケットのサイトも見たのですが既に販売終了。 
 田舎の2部リーグだし、そんなに売り切れるほどの事はないだろう、当日券とかあるんじゃないか? と探したところ、選手たちのXを見つけ、一週間前の別の会場での試合でしたが 「当日券ありまーす!」との事だったので、鈴鹿市でも多分当日券あるだろうと勝手に想像して行ってみる事にしました。



 .予備知識なしでの特攻
 企業の本社は桑名にありますが、三重県北部一帯をホームタウンとして、幾つかの体育館で試合を行っていて、今週末は鈴鹿市のAGF鈴鹿アリーナで行われるため、最寄り駅の白子まで40分ほどで行きます。

 白子駅初下車(多分)
 2駅北の伊勢若松では何度も降りたことがありますが、ここ白子は近鉄沿線に住んで20年以上になるのに、実は今回初めての下車です。

 駅前に出てきました。
 F1の聖地ということで、過去10年間の優勝~3位入賞者の手形プレートがあったり、観光案内所もF1グッズが置いてあったりと、さすがは世界の鈴鹿です。

 13:40 白子駅から徒歩12分ほどでAGFアリーナに到着。
 あれ、ほとんど人がいません。子どもらが鬼ごっこしてる以外はほとんど人の姿が見えない。調べてみると試合開始が15:30~で、1時間見間違えて早く来てしまったようです。
 とりあえず閉まっているドアから中を覗いてみると、机が出してあって、当日券売り場と書いてあったのでひと安心。試合開始の30分前には開くだろうと、まだ全然余裕だし、ここに居ても風が吹きつけて寒いので、開場時刻は15時だと思ってちょっと散歩してくることにします。

 14:10 散歩から戻ってきたら、あれれ、並んでる! どうやら開場は14時半のようです。
 慌てて列に並びました。その後も後ろに人がどんどん並んで、階段下のテニスコート前まで列が出来ていました。
 待っている人を見ると、みんなチケットを持っている(専用のチケットホルダーを首からぶら下げてる人も)ので、どうやら当日券を買う人は少数派のようです。
 14:30 ドアが開いて、並び列が進みます。やっぱりみんな前売り券を持っていて、私の前後数人で当日券を買ってる人はいませんでしたが、すんなり中には入れました。

 いよいよ試合観戦

 自由席は2階で、入り口からそのまま入ることができます。
 指定席は1階のフロアに折り畳みのパイプ椅子を出しての値段が高いのに貧相な椅子席ですが、選手を間近で見られるのと、カメラ小僧席で撮影用のビブスを着用すれば、試合中に望遠レンズで選手を撮影できます。それ以外は原則撮影禁止。
 今回は見るだけなので、2階の自由席として、ちょうど真正面から見えるいい場所に座りました。これで1,500円です。ハリセンとパンフレット、手書きの選手応援手引き?も貰って、試合開始を待ちます。

 14:53 試合開始までだいぶ時間がありますが、色々と応援を盛り上げる余興が繰り出されていて、チアリーダーによるダンスパフォーマンスや、地元中学生による始球式などもあり、お客さんを退屈させない工夫がされていて、隔世の感があります。昔は何も無くて淡々と試合が行われていただけですから。

 DJ音楽に合わせて両チームの選手が入場
 サッカーと同じく、子どもたちによるエスコートもあって、この辺りも楽しめます。

 なお相手チームの入場時には特に盛り上がった演出はなく、淡々と入場が行われていました。
 ホーム&アウェイでの差を付けることで、地域のお客さんを定着する狙いもあります。

 いよいよ試合が始まりました。
 試合そのものはテレビなどで見るのと大差はありませんが、片方の辺に応援団がいて、太鼓とメガホンを使った応援が行われていました。これも初聞きです。応援の調子はサッカーとほぼ同じ感じで、メガホンの先導で太鼓と観客のハリセンが会場内に鳴り響きます。
 客席ですが、入って直ぐの私が居た側はそこそこお客さんが入っていたのですが、対面側は入り口からぐるりと回り込って行かないといけないので、見ての通りのほぼガラガラでした。更に第3セット終了時にパラパラとお客さんが帰りだして、まだ決着も付いてないのですが、第4セットは少し寂しい感がありました。

 第1セットを三重が取ったものの、第2~第4セットを岐阜に3連取されて3-1で三重は敗退。
 今季まだ勝利がなかった三重ですが、またしても敗戦となり、0勝3敗となりました。この三重は元々V3のチームだったので、現在のVリーグの中では下位に甘んじていて、今年度どころか前年度の最初の方に勝って以来、公式戦では負け続けており、いつ勝つんだろうかという期待は持たせます。
 またプレーもバレーボールには全く知識のない私ですら、かつて見た日本代表を何人も抱えたV1の選手たちとは打球の強さ・速さの違いをV2では感じました。JAぎふは試合消化が2試合多く、既に2勝2敗だったので、この試合で勝ちが先行して3勝2敗としていました。

 ファンに楽しいサービス
 試合は負けましたが、試合が終わっても1階指定席のお客さんは帰りません。それは

 ファンサービスの記念写真撮影があるからです。
 試合が終わると場内アナウンスで、どうぞ記念写真を撮ってくださいと案内がありますから、私がいた2階席からでもこのように遠巻きに撮れるのですが、1階指定席からだとこれが真正面に撮れますから、やはり値段差だけの価値はありますね。
 引きで撮るとこんな感じで、1階指定席(カメラ小僧席)のお客さんに選手たちも応えてピースサイン。
 こうしてお客さんを少しでも獲得することで、チーム運営を軌道に乗せて行かないと、台所事情も大変ですからね。
 なお会場前ではチアによるお見送りもあり(1階指定席のお客さんには選手直々による見送りもある)また見に来てくださいとチアのお嬢さん方から言われると、オジサンまた来たくなっちゃう! と言いたいところですが、ここは暫く色々なチームをまず見ることからでしょうね。試合内容そのものよりも運営とかお客さんの入りや応援スタイルとか、トータルで見比べると面白いと思います。次にバレーの試合が見られるのはいつになるかな? 何せ土日に休みが中々合わないのでね。

 17:50 白子駅まで戻ってきました。
 次にこの駅で降りることは近いうちにあるのかな?

ということで、23年ぶりにVリーグバレーボールの試合を見た件でした。しばらくは平日に休みの週が続くので、寒いしお出掛けが一気に減るかも。
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社会人野球日本選手権 観戦まとめ

2024-11-15 | スポーツ
連日記事に書いていました第49回社会人野球日本選手権の観戦模様ですが、JR6社の1回戦の試合以外にも2回戦2試合や、JR以外のチームの試合も6試合ほど見ていますので、合わせて一気にご紹介します。

 ホンダ熊本 (10/30 第2試合 対東芝)
 社会人野球で一番最初に応援を始めたチームがこのホンダ熊本で、トヨタと決勝を戦ったりと、九州を代表する強豪チームで、応援には黒いアイツもやってきますw

 いつものホンダ応援セットに、今年からはユニフォーム型の小物が付くようになりました。
 夏の予選で鈴鹿は缶バッチ(+お菓子付き)でしたが、今回の熊本はスマホスリングのようです。

 応援団用の囲い込みも広く取っておらず、来賓者用のエリアも設けていなかったので、お立ち台の近くまで入ることができました。
 熊本製作所の象徴であるバイクが宙を舞います。舞台の端には黒いアイツも踊ってました。
 残念ながら試合は東芝に0封されて1回戦敗退でした。

 TDK (10/31 第2試合 対日本新薬)
 第2試合では、一度見てみたかった「中毒性のある応援」で有名なTDKの試合です。

 応援グッズはタオルとうちわ、それにJR九州でも触れましたが、折るとハリセンになる台紙の3点セットです。

 地元秋田からの応援バスツアーもあり、一般市民も大勢詰め掛ける(大概が定年退職した人か農閑期の農家の方?)平日の昼間の試合なのにスタンドは結構埋まっていました。
 地元のサッカーチームの応援キャラクターなど大阪まで長駆駆け付け総動員です。

 .NTT西日本 (11/1 第3試合 対HONDA)
 この日は朝からJR九州・JR北海道と2試合見たのですが、阪神にドラフト1位で選ばれた選手で話題のNTT西日本が出るので、そのまま第3試合も見ることにします。既に今年は夏の都市対抗でNTT西日本は見ていますが、伊原投手を見るのはこれで見納めになりそうなので、この機会に観戦します。

 NTT西日本の応援グッズはいつものショボい構成で、うちわとスポニチ特集のセット。
 もうちょっと弾んでくれてもいいのになと思いますが、今日は凄いお客さんが詰め掛けてるので、お客さんの少ない地方予選の日でいいので、タオルとか作ってほしいな。

 入場列が社員も一般客も分けずに並ばせたので、内野席1塁側からぐるりと外野を周回してレフト側まで列ができて、後ろの方の人は入るのに30分も掛かったとのこと。懸念されたトラキチどもはほとんど見掛けませんでしたので、そこは一安心。

 先発ピッチャーはその伊原投手。
 都市対抗の京都の予選や東京の本戦でも見ましたが、MAX149キロというよりは、のらりくらりとバッターを打ち取る感じがします。ロングリリーフもいけそう。野球に詳しくないのでその辺は素人目線ですが貴重な左投手ですね。

 都市対抗だと完全指定席なのですが、日本選手権は自由席なので、企業で座席のエリア分けがなければ自由に座れます。ということで、NTT西日本さんはエリア分けをしてなかったので、ブラバン近くに座れました。最初はもう少し前に座ったのですが、ドラムセットが視界を遮るので、7列ほど後ろに移動してきたら、通路を挟んだ中央寄りの席にチアのOGさん達が固まって座っていて、現役のチアさんらが次々と挨拶に来ていました。

 NTT東日本 (11/4 第1試合 対トヨタ自動車)
 NTT西日本を見たので、ついでにNTT東日本もということで、これでNTTコンプと(まぁチームも東西2つだけだし、ほぼ毎年常連なので2つとも見るのは難易度低いですね)しました。

 NTT東日本の並び列。開門10分前でも余裕でした。
 天気が良いので、応援グッズを置いた机を建物の外側に出して、配布してからの入場扱いにしていました。この辺は企業によってや、その日の天候や入場者数によって臨機応変に変えているようです。
 机の左側一角はNTT社員専用の並び列となっていて、置かれているノートPCに自分の社員番号を打ち込んでからの入場となっていました。

 こちらがNTT東日本の応援グッズ。
 化繊ですがタオルにピステ、そしてうちわと、ショボい西日本に比べればそれなりに出してくれてますね。やはり収益性で有利な東京圏を持ってるのと、毎年台風被害で億単位の復旧費用が消える西日本とは台所が違うようです。

 NTTの応援と言えばコレ、チャンテ曲の「スパート」ですが、これも東西で若干違っていて、西日本が三角柱を回転させるのに対し、東日本は反転フラップ(パタパタ)式のようにして表示を変えるので、この辺の違いを見比べるのも面白いです。
 チアも年齢は西高東低で東日本の方が若い子が多い感じがします。
 試合は王者トヨタに0封され前回の雪辱ならず2回戦敗退となりました。

 JR東海 2回目(11/4 第3試合 対ミキハウス)

 JR東海は既に初戦で一度見ていますが、7回の途中で当直勤務のため球場を出ているので、2イニング残した形になりましたが、これで完全観戦となりました。
 応援の内容的には初戦と同じで特に変わらず、配布された応援グッズも初戦と同じでした。5回終了時のインターバル出し物も東海道新幹線開業60周年と新大阪駅の紹介という形でした。

 三菱自工倉敷 (11/5 第1試合 対JFE西日本)
 観戦最終日の11/5は朝から結局3試合も見てしまうことになり、第1試合ではどちらに入ろうか迷ったのですが、一度間近で見てみたかったプロのチアダンサーさんが踊る三菱自動車にしました。私が昔乗っていた三菱ミニキャブは、この水島製作所で作られた車なので愛着がありますし。

 三菱の応援グッズはタオルとバルーンにパンフレット。
 黒字に赤の現在のコーポレートカラーを全面に打ち出しています。

 三菱自動車名物のプロのチアダンサーの方。
 名古屋に本拠地と千葉にもスタジオを持つ、LOICX ダンススクールの本職の方で、メインは岡崎のチーム帯同で来てるようですが、倉敷のチームの試合にも駆けつけているようで、相手チーム側として反対側から2度ほど見たことがありますが、ようやく応援席で見れました。ブラスバンドも岡崎のロゴが入っていたので、メインは岡崎工場ということでしょうか。
 試合は隣県対決をJFE西日本が勝ち(意外と強かった)倉敷は2回戦で、岡崎は準々決勝で敗退しました。

 JR西日本 2回目(11/5 第2試合 対HONDA)
 昨日のJR東海に続いて、JR西日本も2回目の観戦になります。
 平日の昼間の試合とあって、初戦の時のようなグループ社員総動員で外野まで満員というような事はなく、一般客も通常どおり内野席で規制もなく見ることができました。

 前回のように外野席側ではなく、内野の1番ゲートに社員・一般の区別なく並びます。応援グッズを乗せた机が4列も並べてあり、きっぷの良さを感じます。JRだけに。
 右前に並んでる茶髪のお姉ちゃんは前の試合の時も私のすぐ前の列に並んでました。左肩から超望遠レンズの入ったバッグをぶら下げていて(多分500mmのレフレックスレンズ相当)入場開始とともに一目散にベンチ前席に突進していました。野球選手大好き女子は重い一眼レフに超望遠レンズなど苦にしません。私なんか400gのビデオカメラですら重たいと感じてるこの頃です。

 座席の区割り規制がないので、好きなエリアで見れました。今回はお立ち台のすぐ近くの席に座ります。
 ここの欠点はお立ち台にバッテリー間が隠れるので見えない事であうが、私には関係ありません。野球のプレーを見に来てるのではないのでwww
 試合はHondaに0封されて敗退、前回は何度も歌った宮島さんを今回は一度も歌うことなく敗退しました。

 ヤマハ (11/5 第3試合 対東芝)
 一週間の観戦もいよいよ最後のチームがヤマハとなりました。実は去年の選手権もヤマハの試合は見ています。

 こちらが応援グッズで、タオルとパンフレット。
 タオルは他の企業はビニールに入った物を配っていますが、こちらは段ボール箱に入っていたタオルをそのまま手渡しでした、これは地方予選で配る時と同じ方法です。でも貰えるだけありがたいです。

 ヤマハと言えば何と言っても圧倒的なブラスバンドの応援。何せ楽器を作ってる本職ですからね。
 企業の吹奏楽部で唯一? 有料での演奏会をやってて、しかもお客さんが大盛況という凄いブラバンです。
 試合は2-2の膠着状態が続いたのですが、8回ウラに4点取られて、9回表に盛り上がったものの、そのままゲームセット。ヤマハさんにとっては私が見に来ると負けてるので、次行ったら追い返されるかもw


ということで、怒涛の一週間が終わりました。
 7日間で14試合を見て5勝9敗という、意外と善戦してました。もっとダブルスコア位の負け数かなと思ったのですが、まぁこれで良しとしましょう。
 これで今年の野球シーズンは全て終わりました。(まだプレミア12とかやってるようですが、もう自分の中では閉店しちゃったので)来年もまた野球シーズンが楽しみです。

 週末はJR各社の吹奏楽部が浜松に集結するので、浜松に出撃予定です。
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全部見たJR6社の社会人野球選手権(その3)

2024-11-11 | スポーツ
連日の社会人野球日本選手権の観戦記事の続き、JRシリーズの最後になります。
 JRの残る2社の東海・西日本試合日程ですが、ちょうど当直勤務日にあたっているものの、11/2のJR東海が第1試合で、11/3のJR西日本が第3試合に出るため、JR東海の試合を見てから急いで帰宅してそのまま職場へ出勤し、当直明けで帰宅した後に支度をしてまた大阪に来るという、割と強行なスケジュールですか、これでJR6社全て見ることになります。なおJR東海については昨年の大会でJR四国側から、JR西日本については7月に都市対抗本戦の東京ドームで対JR東日本-東北戦で見てはいますが、選手権の応援席で見るのは初めてになります。

 JR東海 (11/2 第1試合 対日立製作所)
 去年に続き3年連続で出場のJR東海、昨年は初戦でいきなりJR四国とJR対決になって、逆転負けで1回戦敗退となりましたが、今回対戦する日立製作所も夏の都市対抗で予選負けした同じ境遇であるので、力量的には似たレベルでどちらが勝つか分かりません。

 朝から強い雨が降っている(2時間後には新幹線が大雨で一時全面ストップする羽目になる)にもかかわらず、けっこう人が並んでいました。さて良席で観戦できるかな?

 応援グッズですが、ミニパンフとうちわだけでした。
 これは6月の都市対抗の予選の時点ですでにマフラータオルの在庫を捌けてしまって、その後の補充が無いようです。来年はどうするのかな?

 ということで、私にとっての定番席である、横断幕の下の座席にやってきました。
 張られているネットの境目になって、バッテリー間が見にくい場所ですが、まぁ高校野球と同じく、野球のプレーは二の次なのでw

 1回戦の試合前にはどのチームも応援団とグランド選手が並んで記念撮影をしていて、グランドにいる公式メディアのカメラを向いて(客席に背を向けて)立つため、後ろ姿しか見えないのですが、JR東海をはじめ一部の企業は公式記念撮影の前にこうして客席側を向いての撮影タイムがあり、この直前にはチアだけでの並び姿も見られます。

 グランドでは試合前に監督・ダイヤモンドサポーター・先発メンバーが紹介されますが、その際にダイヤモンドサポーターさんが、ぴよりんのぬいぐるみを抱えて登場してました。間違ってイコちゃん抱っこして出たら面白いのにw

 続いて始球式ですが、大概がJABA会員の男性か少年野球の坊やが投げる事がほとんどで、たまにタレントが出たりもしますが、今回は会員の親子で出場で、小学生?の娘さんが投げるという珍しい光景が、しかもサウスポーとあって、スタンドからはおぉ~っとどよめきが起きていました。

 試合はシーソーゲームで点の取り合いとなる白熱した展開となりました。
 得点が入ると、JR九州と同様に鉄道唱歌タイムとなり、こちらは壇上はチアのみのダンスとなって、男性のリーダーは「わっしょい」のプラカードを持って通路を走り回ります。

 3塁側はスタンドの奥までぎっしりお客さんが詰めかけていました。左の横断幕の後ろの人なんか、レフト側へ打球が飛んだら見えないと思われるような席ですね。
 土曜日とあってか、朝からチューハイ・ビールも売れておりますw

 試合はJR東海が逆転して2点リードしていたのですが、7回表に日立が3ランHRで再逆転という展開。ここで時刻が12時を回ったため、タイムアップで球場を後にすることになり、7回裏にJR東海がまた3ランHRで再々逆転するシーンは見れませんでした。昨日までの10試合で僅か3本しか本塁打が出ていなかったのですが、この試合だけで5本も飛び出す打ち合いとなり、最終的に8-7でJR東海が勝利し、2回戦に進出しました。

 JR西日本 (11/3 第3試合 対王子)
 いよいよJR6社の最後を飾るのが地元関西ではなく、中国地区代表のJR西日本の登場です。

 13時台の近鉄特急で難波に16時頃に到着、球場前には16時半ごろ着いて、まだ入場列の準備をしていなので余裕をかましてたら、何と一般入場の方は外野席になるので10番ゲートに並んでくださいとの事で、大慌てでバックスクリーン後の10番ゲート前に行くと既に列が結構出来ていて、レフト側まで列ができる有様。

 外野席から内野席へ回り込んできたのですが、内野席はJR西日本の関係会社毎に区切りが出来ていて、勝手には座れない感じも雰囲気でしたので、立ち見覚悟でいつもの横断幕付近で待機することにしました。
 横断幕には「広島市」と書いてあるので、これは都市対抗用の幕ですかね。

 JR西日本の応援グッズ配布は至れり尽くせりで、タオルは勿論、ボタン閉じ型のユニフォーム(被るタイプのピステじゃないですよ)とバルーンにNTT西日本も作ってるスポニチ特集号の4点セットで、これらは今夏の都市対抗の時でも配ってましたが、予算がよくあるなと感心します。

 シートノック時には壇上にイコちゃんも出てきて、本番時の立ち位置確認のリハーサルをやってます。
 くまモンみたいに自由に動き回れないので、壇上への上がり下がりを含めて介助者の支えが必要ですからね。

 スタンドは内野席はグループ社員動員でぎっしり満員。外野スタンドの一般客もかなり入って1塁側は大入り、まるでプロ野球の試合のようです。3連休の中日の夜の試合というのもこれほどの大入りを後押ししています。

 試合は前半から両チームの点の取り合いとなり、得点の度に宮島さんの大合唱となりました。
 JR西日本というと関西色が濃い感じがしますが、この宮島さんを聞くと一気に広島色が濃くなります。
 今年も広島カープが日本シリーズの進出がなく、10月早々にシーズンが終わっているので、11月に入ってもこうやって宮島さんが歌えるのは、JR西日本が勝ち進んでくれたおかげです。

 試合は中盤は膠着状態でしたが、後半に追加点を入れたJR西日本が6-3で王子を振り切り、2回戦に進出しました。両チームとも2桁安打で打ち合いましたが、残塁が多かったということでしょう。

 試合終了後には長谷川社長?も壇上に上がって挨拶。
 お客さんも多かったしご機嫌の口上でした。

 最後は異例の外野席にも向かっての選手の挨拶。通常はベンチ前から内野スタンドに向かっての一礼に終わるのですが、ここまでお客さんが入ったので、選手としても嬉しかったでしょう。内野2階席まで異例の解放でしたから。

 ということで、JR6社全ての観戦が終わりました。
 1回戦で勝ったのが、JR九州・東海・西日本の3チームで、明日早速JR東海が、明後日にJR西日本の2回戦の試合があるので、このまま大阪に泊まって2回戦の観戦とします。
 次の記事では残りの観戦模様について書く予定です。
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全部見たJR6社の社会人野球選手権(その2)

2024-11-10 | スポーツ

 連日の社会人野球日本選手権の観戦も中盤戦に入り、JR各社も毎日出場が続きますが、現地3日目は同じ日の第1試合と第2試合にそれぞれJR九州とJR北海道が出るので必見です。
 そして翌11/2は第1試合でJR東海が出るのですが、その日の夕方から当直勤務があるので、一旦家に帰って出勤し、翌11/3の第3試合にJR西日本が出ることから、当直明けで一旦家に帰って、また準備して大阪にやってくることになります。

 そのため11/1~3の3日間で愛知ー大阪間を1往復半することから、丁度週末の金~日の曜日となっているので、この近鉄週末フリーきっぷを購入しました。5,000円で名古屋ー大阪間に3回乗るので、2千円程度安く乗れます。

 JR九州 (11/1 第1試合 対バイタルネット)

 開門時刻の9時ちょうどに到着
 やっぱり朝の試合は人がいませんね。

 JR九州の横断幕は新幹線つばめをあしらったデザイン。
 〇〇市代表の文字が入ってないので都市対抗用の幕ではなく、選手権用に作ってるのかな?

 昨日のJR東日本同様に平日の朝の試合とあって、お客さんも少なく、取引先企業の来賓もないので、座席の囲い込みもなく、応援団のすぐ近くの席に座れました。ただ1席置いて右隣に何と元応援団長のOBが座られて、現役の応援団員が次々挨拶に来るまさかの展開に。
 試合中も私は拍手はするも声を出すと録画の音声に入るので、じっと黙ってカメラを回してたのですが、どこぞのプロ野球の私設応援団みたいに「声出せぇ!」なんて言われることなく、実に大人のたしなみです。これは他の企業の応援席でも同じで、迂闊に変な対応をしてそれが万一取引先企業の人だったりすると面倒な事になるので、お客さんに対しては絶対に応援の強要などはしません。ここが社会人らしいところです。
 これだけガラガラだと、応援団間近で終始カメラを構えてると目立ってしまうので度胸が要ります。

 こちらが配布された応援グッズ。
 JR6社の中で唯一マフラータオルを作ってないのが九州で、折るとハリセンになる赤い紙を掲げてマフラータオルの代わりにするようです。

 さて試合が始まり、男女の応援リーダー&チアがステージ上で交互に踊ります。
 チアの子は7人いましたが、常時踊ってるのは4人で、写真の一番右の子が博多車掌区代表として挨拶もしていました。

 そして得点圏にランナーが出るとチャンテの演奏と共にJR九州の旗を持っての応援に変わります。
 チャンテがなんとアフリカンシンフォニーという高校野球感満載でしたが、旗を持って歩く姿がまた可愛いのでおじさん歓喜。

 またバンドで特徴的なのが、キーボードを持ち込んいるところ。
 写真の一番左で座って演奏しているのがキーボードで、エレキベースはJR東海も持ち込んでいますが、キーボードを持ち込んでるのはJR6社では九州が唯一です。JR以外では西濃運輸やTDKなどもキーボードを持ち込んで演奏しています。

 そしてランナーが本塁に帰って得点が入ると、鉄道唱歌タイム。
 交互にステージに上がっていた男女両方のリーダーが上がって、鉄道唱歌に合わせてラインダンスを踊ります。この試合では大量10得点でしたので、応援団は大盛り上がりでした。

 お楽しみのイニング間の余興タイムですが、ロカビリー風だったりロックだったりと洋楽系の歌を多く出していました。
 相手の攻撃が3アウトチェンジになると、インスツルメントで社歌の浪漫鉄道が演奏されます。
 7回攻撃時には勿論全員起立で社歌斉唱。初めてですが、JR九州の社歌は鉄道ファンなら誰でも知ってるので私でも歌えます。

 9回表にダメ押しの4点を取って大量リードで試合終了。
 相手のバイタルネットにはちょっと可哀想な感じでした。新潟から大阪へ来るのは不便になったのでお客さんも少なめ。

 試合後には社長も出てきて口上。
 応援団員全員でお客さんにお礼の挨拶で閉場となりました。


 JR北海道 (11/1 第2試合 対JFE西日本)
 四国や北信越とともに出場枠が1つしかない北海道ですが、北ガス・千歳自衛隊など4チームの力が拮抗しているのか、割と代わりばんこでJR北海道も出てこれます。
 他のJR5社は給与も出る企業チームなのですが、北海道だけは給与が出ない有志によるクラブチームで運営されており、苦しい台所事情が伺えます。

 JR九州の試合を終えて外に出てきたら雨が降っていました。しかも結構列ができています。
 球場の屋根に沿ってレフト側まで列ができているので、昼食は買いに行けずに、そのまま列に並びます。

 13:20に開門となり、応援グッズを受取って中に入ります。
 JR北海道は有志が運営するクラブチームなのですが、しっかりマフラータオルの配布があります。どこぞの赤色の企業チームさん、見習ってほしいですね。無料とは言わないので有料でいいからJR全社揃って応援タオル出してほしいです。

 こういう時に限って、駅弁屋さんは閉まっていたので弁当が買えず、お昼に買ったのがこちら。
 JR北海道の緑色に合わせてコーディネートしてます。球場内は特別料金で、このセットで1,200円もします。

 こちらはJR北海道の横断幕
 これも「札幌市」と名前が無く色付きなので、都市対抗では使わない用ってところでしょうか。

 社歌斉唱 みんなで黄緑色のタオルを振ります。
 JR北海道の社歌を始めて聞いたのですが、楽曲のアレンジが丸々歌謡曲風で異色。この風景は必見です。
 遠く札幌から、しかも企業チームでないのでブラバン・チアの帯同もありません。

 待機中の応援リーダーですが、ぜひ背中にご注目。
 全体が北海道新幹線を彷彿させるこのデザインにH5系のシンボルマークが描かれています。格好いいですね。

 チア・ブラバン生演奏ともにないので、応援は録音音源に合わせて男性のリーダー4人が壇上で踊ります。
 それとお立ち台の前で司会の人のマイクパフォーマンスがありますが、これが結構名調子でした。

 そしてランナーが得点圏に進むと、リーダーが1人追加で壇上に上がって、J・R・北・海・道のプラカードを掲げてファンファーレに合わせます。チャンテは狙い撃ちで、得点時は社歌のサビアレンジ?な感じの曲でした。

 イニング間の余興タイムではジンギスカンの曲に合わせたタンバリン踊りを披露。
 北海道らしいですね。

 試合は意外とJR北海道が2点リードする形になり、もしかしたら、このまま勝っちゃうかな?と3塁側はかなり盛り上がったのですが、世の中そんなに甘くはありませんね。この後強豪のJFE西日本(今回は4強に残る)が終盤になって一気に逆転して、そのまま2-6で負けました。

 選手とスタンドが黄緑色で一体となった3時間でした。
 内地の強豪と当たるとお通夜モードになるかと思ってたのですが、全然盛り上がって楽しい応援席でした。

 残るはJR東海と西日本の2チーム。次の記事で書きます。
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全部見たJR6社の社会人野球選手権(その1)

2024-11-08 | スポーツ
 さる10月29日から大阪京セラドーム行われている、社会人野球日本選手権大会に今年も見に行きました。
 前記事でも書いていますが、今年は史上初めてJR6社全てが揃って出場したので、1大会で全部見られるという希少な大会となりました。まぁ各チームは別々の試合で対戦するので、全社のユニフォームが一同に揃うわけではありませんが、そのJR6社7チームが一同に揃うのが10月に行われるJRグループ野球大会(今年は四国で開催)ですが、日程の関係でちょっと難しかったです。

 さて各チームの試合観戦の模様を日程順に追っていきます。去年は1,500円払って入場券を買って特別席に入ったものの、やはり応援団席の方が性に合ってるので、途中から抜け出して応援団席に紛れ込みましたが、今年は最初からチーム応援団席に入っての観戦にします。

 .JR四国(10/30 第1試合 対三菱自工倉敷)
 JRグループで先陣を切って登場したのがJR四国で、昨年に続いての観戦です。

 平日の朝の試合なので難波に9時前に着く近鉄特急で行けば十分間に合うので、前日入りはせずに朝2番目の特急で難波へ向かいます。
 夜中から降っていた雨も明け方には上がりました。

 ドーム前駅に到着。やはり平日の朝の試合とあってお客さん全然いません。

 地上に上がると青空がのぞいていました。
 空色のJR四国カラーです。これは勝算あるかな?

 3塁側のチーム応援席入場口がある所に来ると、なんか真っ黒な光景が。
 もう会社関係の人ばかり、JR四国の社員というよりは、取引先の信号機メーカーや保守機械メーカーの方々がずらり、既に開門から10分ほど経っていたので、一般客は中に入っていました。

 バックネット裏のコンコースには駅弁の出店も出ていました(旗がちょっと見にくいです)
 駅弁の出店は、その日の予想される入場者数に応じた弁当の入荷のタイミングの関係で、毎試合出てるわけではないようで、出ていたらラッキーな感じでしょうか。

 入場口で受け取ったJR四国の応援セット。
 タオルとバルーンの2点で、去年は1回戦で在庫が無くなり、2回戦では無地のバルーンのみの配布でした。

 試合前の団長の挨拶。
 JR四国はブラバンはいますが、列車の乗務もやっている野球部員が抜けた上に、ブラバンまで抜けてしまうと列車が動かなくなるので、録音音源によるDJ駅員の名調子で応援を行います。

 こちらもJR四国名物の、毎回攻撃前に行う安全確認。
 団長の掛け声に合わせて、チア・コールさん・そしてマスコットのすまいるえきちゃん、勿論応援席のお客さんも一緒に 「右よし、左よし、前よし、勝利に向かって出発進行!」の唱和を行います。

 得点するとJR九州や東海では鉄道唱歌が演奏されますが、そこは四国らしく、瀬戸の花嫁に合わせてタオルを振ります。
 もうこれで一気に四国に来た気分になります。

 マスコットのすまいるえきちゃんは、ダイヤモンドサポーターなので、本来はベンチ入りするのですが、体が大きいのでベンチには入れず、試合の前後のみベンチ脇を通ってグランドに出ます。

 試合は3回に両チーム1点ずつ取った同点から4回1点追加した三菱自工倉敷が勝利し、瀬戸内海を挟んだ隣県対決が終わりました。
 JR四国、また来てね!


 .JR東日本(10/31 第1試合 対西部ガス)
 2日目も朝からJR東日本の試合があるので、朝から滞泊先を出てドームに行きます。今年の夏の都市対抗にも見に行こうとしたのですが、別のチームを優先していたので、QRコードを取れずに入場できなかったのですが、大阪ではそういった入場制限はありません。

 開門10分前に着きましたが、15人ほどしか並んでおらず、全然余裕で入れます。ここまで人がいないとは思いませんでした。
 その後時間が経つにつれ球場内には人が入ってきたので、多分余裕で入れるのでと、朝6時過ぎに東京を出ても十分入れるということでしょうね。

 こちらが応援グッズで、タオルとコーポレートカラーの前掛けで、前掛けには残念ながらJRのロゴは入っていませんでした。
 まぁタオルを貰えたので、これでよしと。

 スタンドに入ると、役員用とか取引先様用席などの座席の区割りが行わておらず、応援団の真後ろでも座ることができました。
 ちょうどチアの動きのリハーサルをやっていて、開門直ぐに入ると、こういう姿も見ることができます。

 こちらも同様の試合前の動きの確認風景。
 お立ち台の両脇に新幹線の大型ぬいぐるみ?があって、得点時には両方の車体が連結するパフォーマンスが見られる予定です。

 読者の皆さまお待ちかねのチアガールさん。
 JR東日本と言えばE5系ということで、コスチウムもE5系カラーを身にまとって鉄っちゃん垂涎ですねw

 チアの皆さんは、攻撃時のお立ち台でのダンスだけでなく、守備時でも並んで待機し、1アウト取るごとに、客席に向かって「いいぞいいぞ、(選手名)」と盛り上げていました。

 お楽しみの5回終了時の出し物タイム。
 まずは緑の法被を着て東京音頭を踊ります。

 続いて都区内主要駅の駅名標を掲げて、本職の服装でダンスを披露。
 なかなか激しいダンスを踊っていました。

 後半になってようやくチャンスが巡ってきて、いよいよ楽しみのチャンテ「JRファイヤー」
 相手投手の出来が良くて全然ランナーが得点圏に進むことがなかったのですが、ようやく回ってきたものの、あえなく無得点に。
 結局西部ガスに5-0で押さえられて、新幹線のぬいぐるみの合体シーンは見られませんでした。
 遠路大阪へ7年ぶりの出場でしたが、初めて生でJRファイヤーも見られて満足です。

 なおこの2日間でJR2社の他にも2試合の合計4試合も見たので、少々疲れ気味なのと着替えやカメラのメモリーの入れ替えもするので、一旦愛知に帰って、明日また早朝から出直してきます。
次はJR九州・JR北海道の試合の様子をお送りします。
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社会人野球日本選手権始まる

2024-10-30 | スポーツ
 前記事で書きましたが、今週から大阪市で社会人野球日本選手権が始まり、史上初めてJR旅客会社全6チームが揃い踏みとなる大会となりましたこれまで最大で確か5チーム揃った事があったと思いますが、6社揃ったのは初めてということで、この機に全部見ようということで、普段の週休日以外にリフレッシュ休暇(9月末で未消化の年休が40日を超えて残っている分は最大8日まで溜められる制度)を初めて2日使いました。なおどうしても休めない11月2日当直勤務があるので、その日だけ大阪から戻ってくることにします。
 左の表の水色で塗っている部分がJRの試合がある日で、うまい具合に11月2日の第1試合にJR東海があり、この試合を観たら急いで帰って仕事に向かい、翌日の朝、仕事が終わったらまた大阪に出てきて夕方のJR西日本の試合を観戦という、ウルトラCの日程です。
 既にJR東海と四国は去年の日本選手権で、JR西日本は今年の都市対抗野球で見ているので、残る3チーム、特に見る機会がなかなか無いJR北海道とJR九州が出た大会が狙い目でした。そして強豪のJR東日本ですが、これも大阪ではあまり見かけないチームなので、やはりこの機に見るのが絶好のチャンスとなりました。

 初日は1試合だけで、対戦カードも優勝候補の一角NTT東日本と、クラブチームのマツゲン簑島ということで、多分NTT東が点差を付けての楽勝になりそうなので、この1試合のみ見に行くのに宿泊費を1泊余分に出すのも何なので、1日目はスルーして、2日目の朝から行くことにしました。案の定NTT東が6-0で勝っていたので、まぁ応援グッズが出たので、それ狙いなら行っても良かったかも知れません。NTT東は11月4日にこれも優勝候補のトヨタと多分当たると思うので、その時に見るか、休日の試合なのでトヨタは多分満員になりそう。とか、いろいろどちら側で見ようか考えるのも面白いものです。

 次はいよいよJR各社の試合観戦の模様を書く予定(あくまで)です。

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史上初? JR6社全て揃う 社会人野球日本選手権

2024-10-04 | スポーツ
 プロ野球オリックスの日本シリーズ進出がなくなったため、大阪ドームで開催予定の社会人野球日本選手権は10月29日から開催となり、先日出場チームの組み合わせ抽選会が行なわれました。
 その少し前の9月末に最後まで残っていた、北海道と四国の地区予選が終わり、どちらも劣勢であったJR北海道とJR四国が見事に2位からの逆転で優勝を掴み、選手権出場を果たしました。
 既に早々に出場を決めていたJR西日本を除き、その他のJR東日本・九州・東海もギリギリ滑り込みの感じで出場権をゲットしたことで、遂に史上初めてJR6社全てが選手権に出場するという、鉄道ファンにとっては快挙?となりました。
 国鉄から民営化された1987年まで遡って記録を見たところ、過去には2008年と2014年に5社が揃ったことはあったのですが、どこかが欠けていたのですが、これでトレートフラッシュか字一色というところでしょうか。国鉄時代にまで遡って記録を確認するのは面倒なので?マーク付きとします。

 上の写真(youtubeでの中継アーカイブより引用)で赤枠で囲ったのがJR6社になります。なお東日本だけは関東・東北に別のチームを持っていて、特にJR東日本東北は夏の都市対抗でJR西日本を破るほどの実力がありますが、他にもJR千葉・JR新潟・JR水戸・JR秋田などチームを持っていますが、さすがにこの辺は上の大会に出るほどの力はないようです。

 ということで、せっかく6社揃ったので見てみたいところですが、組合せでは今年は1回戦でのJR対決はなく、勝ち進んでいくと2回戦でJR北海道とJR四国が当たります。

 こちらが期間中の2回戦までの予定ですが、今回は仕事の休みが割と合うので、何試合かは見られそうです。

 またそれに先立ち、JRグループの野球大会が香川県で10月16・17の2日間で行われ、この6チームにJR東日本東北を加えた7チームで争われるので、揃い踏みを見たい人にはいいかも知れませんね。残念ながら16日は四国まで行けませんので、またの機会にということで。
 なお名前が出ていないJR貨物にも野球部はあるのですが、こちらは軟式野球なので、旅客会社や名だたる有名企業が連なる硬式の試合には参加できませんね。

 9月は全く投稿がありませんでしたが、別に体調が悪かったわけではなく、夏場にお伝えした鉄道撮影地メモの移行作業に追われていたため、投稿に手が回らなかったためでした。鉄道撮影地メモの移行作業もほぼ終わりに近づいているので、早晩公開できるかと思います。
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夏の高校野球観戦2024 後編

2024-08-23 | スポーツ
 前記事では今年から午前・夕方の2部制になった3日間の試合を観戦したことを書きましたが、今記事では1日4試合になる4日目以降での2日間観戦に行ったお話になります。

 元々アルプス席が取れていた4日分での観戦予定でしたが、休みの12日も外野でいいから観戦することにして、12日の外野席も購入。アルプス席が1,400円ですから半額です。
 甲子園の外野席には3年前の2021年3月に1度だけ入った事があり、当時はコロナ規制で一般客がアルプス席に入れなかった為、内野指定席と外野席を1日ずつ体験したのですが、当時は空いていたので外野席の状況をあまり感じなかったのですが、今回はまざまざとそれを感じる事になりました。

 今回の2日間で観戦するカードが写真の通りで、前泊せずに朝2番の近鉄特急で来たので、12日は第2試合からの観戦になります。

 3連休最後の祝日とあって入場券は全て完売で、当日券の販売は勿論ありません。この3連休に関しては私が以前やってたように、対戦カードが決まる前の時点で、どこの学校になるか分からないまま取り敢えず買っとけという「高校野球ガチャ」で買う人が続出したので早々に売切れていたと思われます。私も購入時期の判断を誤りました。

 さてチケット売り場から高架道路を見ると、2台のバスが止まっていたので見てみたら、必勝と書かれた前幕を掲げています。広陵高校のブラバン・チア用のバスで、広島電鉄でもない一般の貸切バス会社の車両でした。

 .外野席は安かろう◯かろう?

 さてこれから反対側へぐるっと歩いて外野席の入場門に向かいます。
 入口は指定された座席があるバックスクリーン近くになるので、先程のチケット売り場からは最も反対側となります。遠い遠い。

 初めて来た甲子園のライト側席(3年前はレフト側下段)の眺めで、スマホカメラのズーム倍率を広角一杯に広げて全部が収まります。
 外野席からの眺めはどうかなと思ったのですが、写真では分かりにくいのですが、実際のところ外野の守備定位置以外にもちょこちょこ芝が禿げていて、思った程キレイではないですね。12球団一美しい天然芝球場と言われたグリーンスタジアム神戸と比べると、ちょっと可哀想な感じがします。阪神園芸の神整備を以てしても上手く行かないのかな?

 ちょうどお昼になったので、今の気温はどんな感じかな?と温度計を見たところ35℃と、8/8の小松大谷の試合の時の3塁アルプス上段の42℃に比べて7℃も低く出ていました。やはり少し雲があって湿気があることで、太陽光の威力が低減されるためと思われます。
 スタンドの割と上段とあって、比較的風も吹いており、そこまで暑くは感じませんでした。
 しかしお昼時になってお客さんがどんどん入ってきて、かなり満員に近い状態。全席指定なので、空いていればいいのですが、混んでくると勝手に座ってた席に本来の券を持った人らが来てしまうため、非常に不自由な環境です。もちろん内野席やアルプス席も一般客は全席指定なのですが、アルプスは応援団用の自由席エリアがあるので、大応援団で満員にならない限りは、自由席エリアへ逃げることができるのです。外野席の方が苦痛に感じます。その他にも
 ①外野席なので、座席の横幅も前後の間隔も狭くて窮屈です。大昔はアルプス席も外野席並みに狭かったのですが、幾度のリニューアルを経て、今は外野席の1.5倍の横幅があり、この席幅に慣れているので、それからすると外野席の狭さに辟易します。
 ②また外野にボールが飛んできても、球の動きが前後の奥行での動きになるので、あまり距離感を感じません。内野席やアルプス席だと、外野にボールが飛ぶと、真横方向の動きになるので、飛んで行ったーー的な感覚が味わえるのですが、外野席だとそれがありません。
 ③そして何といっても、応援席から遠いので、臨場感に乏しく、チアガールも米粒大にしか見えないので、何ともガッカリ感が漂いますね。
ということで、外野席を好んで座る人達の気が知れませんが、とりあえず、夏の混雑する外野席を知ったので、もう二度と外野席には来ないつもりです。

 夕方の第4試合になってようやく空いてきて、いつもこれ位の状態が続くのなら外野席もアリなのかも知れませんが・・・

 もう基本的に来ることが無いだろうと思う外野席での眺めとして、スコアボードの真下に来て、こうして見上げる事も多分なかろうということで記念撮影して球場を出ました。

 球場を出て高架道路の下に来たら、関東一高のチアの子たちが記念撮影をしていたので、横からパチリ。
 ちなみにバスは京都ナンバーだったので、京都の修学旅行用の旅館とかに泊まるのでしょうか、とか思いつつ、甲子園を後にします。明日は7時半に甲子園入り予定なので早く寝ないとね。

 .やっぱりアルプス席がいい
 明けて8/13は3塁側アルプス席を買っていたので、いつも通りの感覚で球場へ向かいます。

 青森山田・智弁和歌山など強豪校に加え地元近畿の滋賀学園も出るので、今日は午後から満員になりそうです。

 朝の第1試合は青森山田高校ですが、普段なら青森から長駆やって来られる方は少なく、ガラガラな応援席ですが、ちょうどお盆休み期間とあって、多くの方がはるばる青森から応援に来られていて、津軽弁が飛び交っていました。

 第2試合も東北宮城の聖和学園が3塁側に入るのですが、初出場とあって、生徒をはじめとした大応援団が入ってきたので、上の方の席に避難してきました。今回は初出場の他にしばらくぶりの学校もあったことから、石橋・掛川西・大社などスタンドが超満員になるケースも何度もありました。

 聖和学園の応援はサッカーみたいな掛け声の応援が多く、チアも少ないので、動画は撮らなかったのですが、1つ良かったのが、演奏する曲目のプラカードを2枚用意して、どこからでも見やすいよう配慮していた点です。これはナイス!

 続いて第3試合は人気の智弁和歌山とあって、内外野ともにぎっしりお客さんが詰めかけます。
 ちょうど私が座っていた場所の階段で智弁和歌山の応援団が団旗を上げていたのですが、今日は風が強いので降ろせと言われて、試合が始まるのを待たずして団旗は降ろして撤去してしまいました。

 外野席もぎっしり満員です。
 こんなクッソ熱い時に狭い外野席で身動き取れないとか地獄かと思います。

 試合は何と茨城のあんまり聞いたことない学校に先制されて、終盤に本塁打攻勢で追いついたものの、延長タイブレークで負けるという波乱。今大会は強豪校が次々と敗れているので、智弁和歌山もその例にもれずにお付き合いということでしょうか。

 第4試合も近畿勢の滋賀学園ということで、智弁和歌山を見た観客の多くがそのまま残っていたのですが、徐々に帰り始め、少し空いてきたので、席を移動しました。
 滋賀学園はユニークな野球部員のダンスでブレーク中でしたが、応援席は学生と親御さんで満席で入る余地がなかったので、後方の一般席エリアで大人しく見ていました。

 結局この日は久々に1日4試合フルで見てしまい、結構体力的にも厳しかったのですが、もう明日の観戦はないので、これで甲子園遠征の全日程を終えて帰宅ですので、最後の体力を使って家路につきます。

 特急列車に高校野球表示のあるシーンも今日で見納め。近畿勢で観客も多いため、臨時特急が運転されていました。

 .今夏の戦績

 今夏の高校野球の観戦は千葉の地方大会を含めて14試合を観戦し、外野センターで観戦した3試合を外した11試合で4勝7敗と、戦績としては大きく負け越しとなり、勝率も遂に5割まで落ちてきました。
 まぁ勝ち試合を見に来たのではないので、勝率はどうでもいいっちゃいいのですが、それでも負けて落ち込む応援団の姿を見るよりは、やっぱり勝って喜ぶ雰囲気の中で一緒に球場を出たいじゃないですか。
 ということで、社会人野球に続いて結構負けグセが付いた感じの夏が終わりました。

 次の野球関連のイベントは、秋の社会人野球日本選手権と、その地方予選になりますが、具体的な予定は特になく、また気分次第で突然フラっと出撃するかも知れません。
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高校野球2部制の観戦

2024-08-11 | スポーツ
 夏の高校野球甲子園大会は、猛暑対策として今夏の日程の一部を午前・夕方の2部制として開催することとなり、開会日から3日間がその2部制を実施する日程となりました。1日当たりの試合数も初日を除いて1試合減った3試合となったのですが、何故か開会日が平年より1日遅い8月7日となる不思議。
 私の今週の休みは6日と7日で、その後ろに夏季休暇を2日足して4連休として準備万端だったのですが、開会日が1日後ろ倒しとなって、1日何もない日ができてしまいました。まぁゆっくり休みましたが。

 2部制初日は遅い開催
 開会日となる8月7日は開会式があるので、午前中は1試合しかできず、夕方から2試合行われるという変則日程になります。対戦カードが決まった4日にまず初日の夕方の部の入場券を押さえていたので、このプロ野球より遅い開始時刻のダブルヘッダー2試合を見に行きます。

 プロ野球のダブルヘッダーでも1試合目の開始は14時なのですが、今日は何と16時開始という、尋常じゃない開始時刻ということで、午前10時頃に家を出て、難波に13時過ぎに到着、甲子園駅には14時半に着いて、駅前のスーパーで買い物をして、15時の開門で球場に入ります。

 いつもの対戦カードが掛かれた看板ですが、こちらも2部制仕様となっていました。

 また入場券発売コーナーも、しっかり午前の部と夕方の部とにそれぞれ分かれて発売状況を表示していました。
 このような表示がされるのは、今日を入れた3日間だけなので、レアな表示になります。予めネットで指定席を押さえていましたが、意外にも中央指定席が〇と、アルプス席以外は空いてるようです。開会式がある午前中などは内野は速攻で売り切れたのに、対照的ですね。

 今日の第2試合は英明(香川)VS春の王者 健大高崎(群馬)の一戦で、英明は昨春の選抜で智辯和歌山を破っているので、ジャイアントキラー再びなるか注目ですが、大方の予想は健大高崎なんですよね。
 ということで、そういう野球の事は詳しい人にまかせて、私が見たいのはやっぱり応援(というよりチア)ですよねー。
 英明のチアのコスチウムは、、オレンジと紺色で、近鉄特急色というより、かつての銚子電鉄のカラーそっくりです。

 試合は1点を争う投手戦になり、エースが故障離脱した健大高崎が、大きな外野フライで英明の野手がフェンスに衝突して、2塁から生還した1点しか取れなかったものの、代わりの投手が150キロをマークする速球で英明打線を0封して辛くも勝ちました。英明は2夏続けて初戦敗退ということで、来年以降にまた期待ですね。
 英明の好きなところは、部外者の私でも、このようにエース列のチア間近の席に座って見れるのが最高なのです。お客さんが全然殺気立ってませんから、地方予選の雰囲気というか小学校の運動会ぐらいのゆる~い雰囲気なので、全然気負いなく見れるオススメの学校です。びっしり統制の取れている高松商とかだと入る余地などありませんし、わざわざ香川県から駆け付けたAKBおじさんを統制を乱すとして捕まえて排除する程ですから。それでも高松商が出てくれば公立校ということで応援はしますが。

 遅すぎた?開始時刻
 第3試合はそもそもの開始時刻が18時30分という、昔のプロ野球のナイター開始時刻です。プロ野球の方は年を追うごとに開始時刻が18時20分になり、今では18時ちょうどに開始されますが、昔を知っている人ならこの遅さは懐かしいかも知れません。

 前の英明の試合が終わったのが18時20分ごろで、もう夕方どっぷりですが、これから選手・応援団を入替て18時50分の試合開始となりました。

 グランド整備も終わって、試合開始を待つだけなのですが、何かおかしい?
 そう、ナイターなのに照明灯が点いていないのです。銀傘上にある照明灯だけが点灯して内野の一部を照らしているだけです。こんなに暗くて大丈夫なのか?

 試合開始直前になって照明灯が全点灯となり試合が始まりました。
 甲子園球場の設備を高校野球に無料で貸し出しているため、電気代を極力抑えるように、試合開始ギリギリまで点灯するのを待たせていたのでしょうね。プロ野球でこんな事やると客が暴れ出すでしょうから、滅多に見られないシーンでしょうね。
 試合は何と強豪の智弁学園相手に県立の岐阜城北(旧岐阜三田)がリードするまさかの展開に、これでジャイアントキラーなるかと思われた9回表の智弁の攻撃で、審判の誤審疑惑のゲッツー不成立で命拾いをした智弁が同点・延長に持ち込み、10回表に3点取って勝負ありかと思われた10回裏に岐阜城北が3点取って追いつく凄まじい試合に。しかし地力に勝る智弁は11回に更に2点取ってその裏を押さえて勝利。9回の疑惑の判定が無ければと惜しまれる試合で、すんなり2時間(20時50分)で終わる見込みが、試合終了は21時40分と、大幅に遅くなり、しかも自側が負けたのでどっかり疲れました。

 新しい観戦パターン
 明けて第2日目は午前に2試合と夕方に1試合(明日3日目も同じ)の時間割となり、午前の分の入場券を買っていたので、昨夜の疲れからあまり眠れてませんが、朝から甲子園に行きます。

 朝から大阪桐蔭が出るとあって、お客さんの列が多い?

 実際にスタンドに入ってみると、あれ、1塁側の大阪桐蔭サイドはもう1つお客さんが入ってない感じ? 3塁側の方が多く入っています。今朝もうまいことに着席に隙間ができたので、前列のチア横特等席に座ります。なおここからは金網と支柱が邪魔になってバッターはよく見えません。でもいいんです、この席でw

 試合は中盤に大阪桐蔭が5点を上げて、そのまま興南打線を封じてシャットアウト。
 春夏連覇の経験もある沖縄代表の興南でしたが、1点が遠かったです。

 沖縄(代表校)の短い夏が終わりました。相手の校歌を聞いてる間、何かもの寂しさすら感じますね。

 続いて第2試合は、明豊(大分)vs小松大谷(石川)の対決で、前評判だと8強入り確実と言われた明豊ですが、さてどうなるでしょうか。
 ここで応援団が凄い数入ってきたので、一旦指定席エリアに戻りましたが、その後も続々と応援団が詰めかけて3塁側はぎっしり満員となり、しかもチアは数人程度x2列と、もうどこに立っているか分からない状態だったので、この試合は流しで見る事にしました。

 試合は4-3と明豊の1点リードで迎えた7回表に小松大谷が4点を取って逆転に成功、更に8回に1点取って、明豊を振り切って勝利しました。これでようやく自側のチームが勝利となりました。

 3塁側は試合開始から10時ごろまでは照明灯の陰などで過ごせるのですが、その後は隠れる所もなく、ジリジリと太陽に焼かれ放題になります。たまらず折り畳み傘を取り出して日陰を作ってみるのですが、手元の温度計で約42℃と、結構キツイ状況です。

 試合が終了して、応援団用の出口まで下りてきます。
 ちょうどグランドレベルの位置ですが、意外と芝生方向から風が吹いていて、スタンドの観客席よりもグランドの方が涼しいように感じられます。これだと選手は意外と助かってるかも。
 2試合が終わると、夕方まで時間があるので、その間に清掃として、一旦観客には全て場外へ出てもらう格好となり、球場外へ追い出されるのですが、その後皆さんどうすかと言うと、

 球場の南東側にあるららぽーとへ皆さん一斉に向かいます。凄い数w
 ここなら冷房も効いてるし、飲食店もあるということで、球場から出た客が怒涛のように押し流れていきます。
 普段の試合スケジュールだと、すぐには帰らずに次の試合の頭だけ少し見てから帰る人も多いのですが、こうして一斉に球場から出されたとなると、もう行き場は南北いずれかにあるショッピングセンターになります。
 ということで、人の波を飲み込んだららぽーとの館内は、多くの人がベンチなどで休んでいましたが、2階のフードコートでお昼にする人も多かったようで、球場内のフードの売り上げにも響いてるかも知れません。
 2部制にしたことで、こんな所にも新たな人の流れができた話題でした。

 2部制の是非の検証は難しい?
 明けて第3日目(8月9日)も昨日と同じ午前2試合と夕方に1試合となります。

 今日は第2試合に秋田の金足農業が出るので、1塁側の入場券を買っていました。

 当日券売り場の様子ですが、1塁アルプスが残席少、バックネット裏が売切れの他は空いていました。
 昨日は時間に余裕があったので早寝早起きでちょうど開門時間の7時に球場に到着しました。

 昨日は開門時の列がはけるまで10分近くかかりましたが、今日は何と、門の前に5人しか並んでおらず、第1試合はガラガラか?と思ったのも束の間、7時半ごろから続々と人が入ってきて、しかも外野側の学校関係者口から次々とバスの号車旗に牽かれて生徒たちがなだれ込んできました。応援団による席の割り振りも行われて、お揃いのTシャツ以外は排除され、脇の席に移動。ここまでぎゅうぎゅう詰めになるとは考えていませんでした。残念ながらチアは2列しか出てなくて、1筋外野側の列はチア無しとションボリモード。
 第1試合の花咲徳栄はチアがいますが、第2試合の金足農業にはチアはいませんので、この時点で本日終ーーー了ーーー。

 ぎゅうぎゅう詰めのアルプスは風通しも悪く、朝から日陰もなくて辛いっす。

 試合は優勝経験もある花咲徳栄が優位に展開するのかと思いきや、初出場の新潟産大付属に後半逆転を許し、そのままゲームセットという、前日の明豊に続き、前評判を覆す番狂わせなゲームになりました。花咲徳栄については応援曲も今一つなので、次に見に来る機会はないかも知れません。埼玉なら今時点では圧倒的に聖望学園一押しです。

 続く第2試合が、金農旋風から6年、準優勝投手の吉田輝星選手の弟、吉田大輝投手が2年生エースで勝ち抜き、甲子園に再びやってきました。
 チアこそいませんが、球場に轟くGフレアを見に、多くのお客さんが詰めかけて、1塁側はかなり入りました。お客さんの入りも先ほどの試合と変わりませんが、応援団による統制が無いので殺気だった雰囲気はなく、のんびり田舎ムード漂うスタンドになっています。

 試合途中のイニング間には昨日の宮崎沖の地震を踏まえて「南海トラフ大地震情報」による注意が掲示されました。ここ1週間は表示されると思いますが、何もないことを祈ります。

 試合は西日本短大付属に6-0と一方的にリードを許す展開でしたが、9回表に怒涛の反撃で4点取るも時すでに遅し、いい所まで行って終わりました。

 2年生エースの吉田大輝投手はグランドの土は持ち帰らずに、来年また来ることを誓って、球場を後にしたとのこと、来年また捲土重来で活躍する姿を見てみたいものですね。

 ということで、無様な試合にはならなかったので、詰めかけた応援団も納得の上で、頑張ったナインに盛大な声援を送って球場をあとにしました。

 さて、2部制の是非については、試合の観覧が途中で断ち切られてしまうので、複数試合を見たいファンには別々に入場券を買い直す手間と費用が掛かりますが、 一般の1試合だけ見る客にとっては、購入の機会が増えて、チケットの入手がしやすくなったので、良しとしましょう。ただ最初の3日間だけなのと、どれだけ選手や応援団の熱中症対策になったかについては、救急車の出動実績などの数値で比較するしかないのと、4日目からは4試合日が連続するので、こちらで選手も応援団もバテてしまうという懸念も考えられます。
ということで、明日8/12・明後日8/13の2日間、再度甲子園に出撃します。
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甲子園の屋根が延長

2024-08-07 | スポーツ

 .ついに戦前の姿に戻る

 既にご存知の方も多いと思いますが、阪神電鉄より甲子園球場の屋根(通称銀傘)を現在の内野席上部からアルプススタンド上部まで延長する旨の発表がありました。
 趣旨としては、遠路から訪れる応援団の方の体調への配慮という事で、屋根を延長して日陰を作ることで、
  1.少しでも熱中症で具合が悪くなる人を出さないよう日陰を作る、
  2.また夏場に多い夕立の場合も逃げる場所が狭い通路しかない
これらの問題を解決するために建設を決定したものです。
←阪神電鉄のプレスリリースより引用

 建設に当たっては、球場の外側に建物を建てて、そこから柱を延長して屋根を設置し、スタンド内には柱を設置しないことで、死角が発生することを防ぐとのこと。
 甲子園球場は場所によっては柱・ポールによって見切れる席があるため、内野の上段の一角にグループ席を設けて、柱で見栄えが悪いけど、グループで酒盛りしてもらって、その辺の欠点を補おうという席もあるほど。今回の柱無しでの建設は、その辺の汚点を作らない意思の表れというか、昔は強度的に柱を立てないと無理だったのが、今回は技術的に可能になったということでしょう。
 それと外側に建物を建てるという事なので、その建物がどういうものになるのか、まだ詳細は分かりませんが、試合の前の時間や、雨天による中断時などに観客が滞留できるスペース、フードコートのような物を作ってくれるとありがたいですね。今の通路にある売店では5回裏終了時などに大量に人が並んでごった返してしまうことや、品数も少なく「甲子園グルメ」とは名ばかりな状況です。
 発表では3階に飲階売店・グッズショップのようなものができるようですが、それだけでは貧弱な感じもします。
 まぁ高校野球のために整備しても、年間の大半は阪神タイガースの主催試合なので、採算性を考えないといけません。阪神ファンはドケチなので、食べ物を駅前のスーパーで買い込んで持ち込むため、ビールの売上げこそ12球団1位なのですが、フードの売上げは6位に低迷してますから、この辺の絡みは難しいと思われます。





 .アレが無い
 こちらはプレスリリースの2ページ目にあるアルプススタンド上屋根の完成イメージ図ですが、よく見るとアレが無いのに気付きます。
 それは外野とアルプスに2基ずつあるはずの照明塔で、外野に関しては屋根が付かないので問題はありませんが、アルプス上屋に屋根が付くとなると、今ある照明の光では光線が一部遮られてしまう可能性が大きいです。
 そのため、光源の処理をどうするのかが注目されます。
 現在ある照明塔の下の何段かを廃止して、内野と同じく屋根の先に照明灯を付けるか、照明塔そのものをなくして屋根上の照明を強化することで解決するのか見ものですね。
 予想としては、今のLEDの技術であれば、屋根の先に付けた2列の灯火で十分照らせると思うので、アルプススタンド後方の2基の照明塔については廃止になると予想しています。
 照明の数を数えてみたのですが、7段×16列なので、屋根の先に設置でグランドに近くなった分、3段×32列以下でも十分賄えるような気がします。

 また建物の5階・6階が観覧エリア(一部個室・詳細未定)になるということなので、東京ドームのマス席のようなのを作って1枠〇万円で販売などというのも見えてきます。まぁ私の場合は野球場へ行く目的が違いますから、そのような席には縁がないですけどw




 .ブラバン・チアは守られない?
 やったーアルプスにも屋根が付く!
 と喜んでもいられないのが、そのカバー範囲であり、屋根によって守られるエリアは7割ということですから、残りの3割は野ざらしのままということになります。
 一度でも甲子園で高校野球を見たことある人なら、試合を彩るブラスバンドやチアガールがスタンドのどこにいるのかは分かると思いますが、アルプス席の下段、つまり選手に近い前の列で応援をするわけですが、残念ながら、ここは屋根に守られない場所なんです。
 それと補欠部員や保護者の方がその隣(外野寄り)に陣取りますので、この方々も守られません。
 屋根の下に入るのはその後ろの中段からとなり、ブラバン・チア及び保護者の後列からとなります。
 あと時間帯によっては3塁側なら朝9時頃まで、1塁側なら15時以降は日陰になると思います。3塁側は西日が射すので、夕方まで日の光を浴びる事になるので大変ですね。


ちなみにエリアの目安でいうと
オレンジ〇枠:チア・ブラバンと補欠選手のエリア
グリーン〇枠:保護者と学校関係者のエリア 
水色の▢枠:一般販売の指定席エリア
それ以外の場所:団体応援バス等で募集された入場券の自由席エリア
となるので、一般販売のアルプス指定席は全席屋根の下になります。

ということで、本日から甲子園球場に出撃します!
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夏の高校野球組合せ決まる

2024-08-05 | スポーツ

 8月7日から開催される第106回夏の全国高校野球選手権大会の組合せ抽選会が4日行われ、いよいよ対戦相手が決まることになりました。
 これで13日まで全ての日程枠が埋まり、どのチームがどちら側に座るかが確定したので、入場券の争奪戦も始まりました。入場券自体は既に先月17日から販売されていたので、チームが決まらない状態で取りあえず買ってガチャを楽しむ人が特に3連休に多く、その3日間は1・3塁側とも既に売り切れていました。
 私も去年までは(というか全席指定制になってからは)どの学校に当たるか分からない状態で先に席を買っておく方法だったのですが、今年は最初の3日間が午前・午後の2部制となり、入場券も別々の販売になることから、もし先に買っていて、避けたい学校(枢軸校)などに当たってしまえば、せっかく買ったチケットが紙くずになるので、今回からは学校が決まってからチケットを買う方法にしたものです。

 左の表中の太文字がまだ見たことない学校で、自側で見ていない斜字で書いた学校を入れると結構ありますね。そんな中、6年ぶりに甲子園にやってきた金足農業はやはり見たい、応援が楽しい沖縄の学校も見ておきたい、それとチアがかわいいと勝手に噂の英明(まぁ去年見てますがw)、それと一度生で見てみたいジョックロックの智辯和歌山、頭にりんご乗せた娘が今回も見に来るのか楽しみな青森山田など 濃い内容で今回もチームを選んでいます。
 久々に出てきた早稲田実業なんかも見てみたかったのですが、生憎その日は休めない当直勤務日なので残念です。
 
 バーチャル高校野球で組合せ抽選会の中継の様子を見ながら、枠が埋まっていくのと並行して、甲チケのサイトで4日分のチケットを買った(既に12日の内野・アルプス席は完売済なので購入できず)のですが、中継が終わって10分ほど経った14時40分ごろに再度甲チケのサイトにアクセスしてみると、

 あれあれ、やっぱりアクセス集中してるwww
ということで、発表を見て皆さん一生懸命アクセスしているようです。私も数分遅かったらこれに嵌るところでしたが、今回はその前に入って購入することができました。

 これで今夏の甲子園観戦の予定が一応決まり(もしかしたら、12日は外野席で見るかも知れません)あとは当日を楽しみに待つだけとなりました。
 ※翌日、追加で12日の外野席を購入し、これで甲子園には5日間出撃予定となりました。
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都市対抗野球 “JR対決“を見る

2024-07-21 | スポーツ
 いよいよ今日から夏休み!ということで、夏の青春18きっぷの利用期間に入ったのですが、猛暑の中、特に撮りたい鉄道写真など思い浮かばす、頭に浮かぶのは「そうだ、JR対決を見に行こう!」というか、既に対戦カードが決まった時点で、7/20は東京ドームに行くことに決めていました。翌7/21(日)は日勤責任者なので休みが取れず、日帰りで東京出撃となります。

 .青春18きっぷで日帰り強行旅
 お目当てのJR西日本vsJR東日本東北の試合開始時刻が14時のため、名古屋を朝6時の浜松行き普通に乗って乗り継いで行けば、東京には13時前に着くことができるので、片道7時間近く掛りますが、この手段で行くことにしました。この1週間で関東へ3往復するかも知れないので、旅費節約のためです。

 青春18きっぷは今回はJR東海で購入、先月は散々野球の試合を見せてもらったので、ここでお金を落としておかないと。

 5:59 名古屋6時ちょうど発の普通浜松行きが入線してきたのですが、6両編成の電車は大きな荷物を持った旅行者で埋まっていて、一部が新幹線に乗り換えるために降りた他はそのまま乗車していて、もう18きっぱー確定です。終点の浜松まで向かい合わせの区画しか空きませんでした。
 浜松からは熱海までロングシートの静岡地獄が展開します。以前なら豊橋7:09発の熱海行きの前3両が313系8000番代で運用されていて、豊橋まで1駅新幹線で飛んで、豊橋から18きっぷ利用開始としていたのですが、今春のダイヤ改正でこの豊橋発熱海行きが静岡止まりとなり、車両も限定運用かろ共通運用に変わってしまったので、もうこの列車にわざわざ乗る必要もなくなりました。

 熱海からはオンボロE231が待っていて、硬くてドロドロの座席は尻が痛くなるのと、トコジラミがいないか心配、ダブルの苦痛が待ち受けます。湘南の綺麗な景色を見てしばしの目の保養に。

 12:57 東京・御茶ノ水で乗り換えて水道橋に到着。
 前来たのは2021年の都市対抗野球の時で、流行り病の関係で開催時期が12月に延期になっていた年でしたから約3年ぶりになります。

 駅を出て東京ドームの方に向かうと、駅前と途中の歩道の上にJR東日本東北応援団と書かれたプラカードを持ってる職員がいました。
 それにしても凄い人で混んでいます。普通にセ・リーグの公式戦でもあるかのような混み具合です。試合開始時刻の1時間前なので、前の試合が終わっていれば、入れ替えで入場開始になる頃でしょうか。

 13:15 東京ドームシティーの2階に上がった所で人の流れが止まりました。
 何?これが並び列だと? しかもこれがJR西日本の並び列ということで、一体どうなるんた?

 15分ほど経ってようやく途中の列の折り返し地点まで来ましたが、まだまだ先は長い。
 ドームだからと帽子を被って来なかったのですが、これだとドームに入るまでに熱中症になってしまいそうです。というか、そもそも球場内に入れるのか? と思って後ろを振り返ると、更に列は長くなっていて、最後尾が1階のセブン-イレブン近くまで続いてると!警備員が無線で応援を呼んでいました。

 13:45 更に15分ほど経ってようやく入場受付の場所まで来ました。社員や家族などで既に入場券を持ってる人は、この列の左側からスルーして受付を通れるのですが、一般の観戦客はもう少しの我慢です。

 ようやく受付を通って、入場券と応援グッズを貰いました。
 内野席850円と良心的な価格表示、もちろん無料で入れます、各企業でこの入場料は支払っているのでしょうか? タダで野球が見れて、応援グッズまでくれるもんですから、このように大勢の人々が押しかけるわけですね。
 チケットの券面には「追加チーム席券」と書かれており、1階のチーム応援席が満員になった時に、2階の上層スタンドへ、それも満員になったら外野席に回すようです。外野席には有料の一般指定席があるので、そこ以外の区画に入れるということでしょう。

 応援グッズですが、JR西日本は結構至れり尽くせりで、何といっても前ボタン式のユニフォーム、そして定番のタオル、応援バルーン、最後に選手名鑑代わりになる社内広報?の4点セットです。HONDAのピラピラのピステでも十分嬉しいですが、こちらは前ボタン式の本格派ですからなお嬉しい。
 もう13:55 試合開始時刻まであと5分しかありません。

 14:02 ようやくドームに入りました。2階席という名の上層スタンドです。
 入場券に書かれていたエリア指定の場所からするとまずまずの場所のようにも思えます。既に試合開始時刻の14時を過ぎていますが、まだ試合が始まるような感じがしませんが、どうしたのかな?

 .まさかの満塁ホームラン

 14:08 ようやくスターティングメンバーの紹介が始まりました。
 その後試合に先立って、両チームの応援歌(社歌)斉唱にエール交換、試合前には両チームの選手が並んで挨拶をします。
 都市対抗野球なので、対戦カードの表記としては広島市vs仙台市という形になりますが、東京都や大阪市など同じ自治体から複数のチームが出ている場合があるので、このような自治体名での表記は分かりにくかったりもしますが、秋に行われる社会人野球日本選手権との区別のためか、「都市対抗」に拘るポイントとしても、この表記は外せないところでしょうね。

 試合は25分ほど遅れて開始、1回表にヒットと四球でランナーが溜まったところで、まさかの満塁ホームランが飛び出して、1回表にJR東日本東北が一挙4点を上げて、こりゃぁワンサイドゲームになってしまうのかなぁと危惧されました。先月初めて生で満塁ホームランを見た記事を書きましたが、まさか2か月連続で見れるとは思いませんでした。
 JR西日本もその裏ホームランが飛び出しましたが、ソロホーマーなので返せたのは1点だけ、その後お互いに1点ずつ取り合って5-2となりました。

 社会人野球の楽しみと言えば、大学野球と同じく応援ステージが設けられていて、楽しい応援が繰り広げられます。
 これはプロ野球では絶対に見られないものですからね。プロ野球だと、試合前と7回攻撃時、それと試合に勝った時ぐらいに球団お抱えのチアリーダーが2分間程度踊るだけというショボい内容なので、やはり大学・社会人野球に軍配が上がります(まぁ野球のプレーのレベルではプロには勝てませんがw)

 そして5回裏終了後のグランド整備時には両チームの応援合戦タイムが設けられています。

 こちらはJR東日本東北で、青葉城恋歌で登場し、JAZZの名曲SingSingSingで皆さん踊って、最後はE5系とE6系が連結するのかなと思ったら、それはしませんでした。連結するのは仙台じゃなくて盛岡だからでしょうか。
 登場したキャラクタも、仙台市からむすび丸、JR東日本からsuicaペンギン、JR仙台駅からトキムネの3つのキャラクターが登場して盛り上げていました。

 こちらは勿論JR西日本、広島駅の駅名標をバックにしゃもじを持った社員たちが出てきて、「宮島さん」の唄に合わせてしゃもじをカチカチ鳴らします。イコちゃんはあまり動きが取れないので、横でもっさり動いてるだけでしたが、このイコちゃんの材質がものすごくモフモフ感があって、あーモフモフ触りたい! っと思える程の非常に奇麗な毛並みでした。

 試合は5-2のまま終盤に突入、JR西日本も再三ランナーは出すのですが、決定打に欠き残塁の山。JR東日本東北と安打数では互角でしたが、初回のランナー溜めてドカンが効いた形になり、1回戦で敗退となりました。新しくなった東京ドームのオーロラビジョンですが、両脇にJR東日本の広告が常時出されていて、完全アウェー感があります。

 .試合が終わっても凄い人

 試合が終わって球場の外に出てきましたが、相変わらずの人・人・人。
 第3試合は東京都代表のJR東日本vs大垣市代表の西濃運輸の試合でしたが、既にSeinoのユニフォームを着た全国からの社員が長蛇の列を作っていました。ついでに第3試合も見れるかなと、今度は1塁側のJR東日本のチーム列がどれ位あるか見に行ったのですが、

 何と既定の収容人数をオーバーしており、チケットの配布は終了したとのこと。いわゆる満員札止めというやつです。
 3年前にNTT東日本の試合を見に来た時にもこのQRコードによるチケット配布が行われており、観客が多く集まる東京都のチームならではの仕組みですが、残念ながら配布終了ということで諦めて帰ることにしました。

 ちょうど私が歩いているまえにもJR西日本の応援の人らがユニフォームを着て歩いていましたが、タオルを掛けてるだけでなく、このようにユニフォームを着てると一発で分かりますね。
 さて帰路ですが、青春18きっぷでまた帰ろうとすると、東京17:47の熱海行きからつないでいっても岡崎までしか行けないため、どこかで新幹線に乗る必要があります。というか東京17:47発の電車もギリギリだったのですが、東京駅で中央線ホームからのまさかのロングダッシュで乗り換えに成功しました。1分接続で高い中央線のホーㇺから降りて10番線の電車に乗るのによく走って間に合ったなと。実際には東海道線の電車が1分遅れていたので2分で乗り換えた事になります。定時だったら逃してました。

 昼前に青空と青い海だった根府川付近の様子。月が上って相模湾の海を照らしています。
 その後も熱海で2分接続で普通浜松行きに乗り、浜松で更に豊橋行きの普通に載れば豊橋到着は23:05、そして豊橋23:30の新幹線に乗れば名古屋に23:48に着くので近鉄の最終に間に合うのですが、ここで少しチャレンジすることにしました。
 新幹線を静岡→浜松で利用することです。
 これだと静岡駅で6分、浜松駅で4分の乗り継ぎ時間しかないので、乗り遅れると意味がないのですが、静岡に定刻に着いたので、思い切って乗り換えることに。

 新幹線乗換口で乗車券・特急券を買う必要があるのですが、青春18きっぷからの乗り換えの場合は、自動券売機で買えないため、窓口で買う必要があります。運よく誰も並んでいなかったので、窓口で切符を買って、新幹線ホームに上がりました。
 静岡から浜松まではひかり号で1駅、わずか16分です。

 21:34 浜松に到着
 ひかり号の自由席5号車からは階段まで距離があるので、6号車のドアから出てダッシュします。
 乗り換え時間4分で豊橋行きの普通に乗り換えできました。この時間で乗り継ぐと、豊橋でも4分接続で新快速があり、名古屋には23:08に到着するので、先ほどの行程よりも40分早く着くことができました。料金はどちらで乗っても2,330円なので、普通電車・新幹線とも必ず定時である事と、小走り程度でも走れるのが条件なので、キャリーカートだとこの芸当は難しいでしょう。

 ということで、今回の出費は
 名古屋ー東京(水道橋) 往復 2,410円
 新幹線 静岡→浜松 乗車分  2,330円   計4,740円で野球観戦+グッズもゲットという強硬プランで終えました。

 明日7/22は年休を取っているので、再び東京へ行って、できれば2試合見たいと思っていますが、もう青春18きっぷでの強硬旅はしんどいので、別の方法で行くことにします。
◆なお次の試合ではJR東日本が西濃運輸に負けたため、この日でJR西日本・JR東日本が揃って敗退となりました。
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空中浮揚するチア

2024-06-27 | スポーツ
 6月の都市対抗野球二次予選観戦シリーズ最後の記事になります。
 従前から応援しているHONDAの他に、今月はJR東海やNTT西日本の試合を見に行った件を前回までの記事で書きましたが、休みの都合でもう1試合見る機会があったので、日程順で前後しますが、東海理化vs西濃運輸の試合も見に行きました。
 試合は西濃運輸の完勝で、私が見に行った側のチームが負けるという疫病神ぶりです。

 東海理化の応援はなかなか気合が入っていて、新曲「トリカの魂」演奏時には激しい動きをしていて、二十歳超えた大人でよくあれだけ踊り続けられるなぁと感心もしたところでした。
 こちらは試合中盤のグランド整備時にダンスタイムで踊っている時の一コマですが、

 左から2番目のチアの子が空中浮揚していますw
 別にその瞬間を狙って撮ったのではなく、スマホで何気なく撮った1枚でしたが、家に帰って大きな画面で見てみると、「あれっ浮いてる? これはもしかして尊師?」 相当修行を積んだに違いありません。
 一眼レフで構えていても、なかなかこういう瞬間は狙っていても撮れるようなものではないので、ここで運を使い果たしたのかもしれません。
 東海理化の応援は三河弁の掛け声も面白いので、この激しい新曲と合わせて東京ドームで見る価値はあるかも。

 こうした気合が勝さったのか、次の最終戦(前記事参照)ではJR東海に勝利して、東海理化が東京ドーム行きの切符を手にしました。

 勝った瞬間、スタンドから紙テープが舞いました。
 まるで昭和の風景のようです。最近はなかなか見られなくなりましたもんね。
 こうしたスタンドから紙テープが舞った光景を見たのは2021年7月の富山で高岡商業が甲子園への出場を決めた試合以来の3年ぶりに見た光景でした。地方の予選へ行けばまだまだ見るチャンスはあるかも知れません。


 7月後半の予定ですが、今年も高校野球地方大会の決勝などを見に行こうかなと思ったのですが、私の勤務日と重なってしまうので、あまり見ることができません。神奈川県などは7/24に決勝ですから、去年より2日早くなっていますが、雨天順延を見越した日程発表でしょうか。ちなみに表中の黄色印が高校野球の決勝日(括弧書きは準決勝等)、青色印が都市対抗野球の日程です。
 今回の都市対抗野球で注目なのはJR西日本vsJR東日本東北「JR対決」ですが、ちょうど休みの日なので、見に行きたいと思います。

ということで、一連の都市対抗野球関連の記事ですがこれで終わりにして、7月の本大会が始まったころにまた書く予定です。 
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JR東海 応援するも敗退

2024-06-22 | スポーツ
 先日からの一連の記事の続きです。
 前回の記事では、京都まで都市対抗野球の近畿二次予選を見に行ったところまで書きましたが、その翌日はまた岡崎市民球場へ東海地区の予選の試合を見に行きました。これで6/6~8の3日間連続で野球を見に行ったことになります。また、6/9の試合が雨天順延したことで、その後の試合日程がずれ込んだため、6/12・13も岡崎まで試合を見に行くことができ、6月の前半で都合6日間も野球観戦に出掛けるという、トンデモない観戦ラッシュ状態となりました。

 .3たびJR東海の試合を観戦
 2日前に続いて6/8と6/13にもJR東海の試合を見に行きました。

 試合前にはまず社歌の斉唱があります。
 だいたいどこの企業でも社歌の斉唱があり、この間はJR東海とは何の関係のない私のような人間は疎外感を味わってしまうのですが、社外からのファンの応援を多く迎えているHondaでは社歌斉唱に替えてHonda第一応援歌の斉唱を行うなどの例外もありますが、まぁ普通は社歌になりますね。

 両チームのエール交換が終わると、ベンチから選手が出てきて整列し、スタンドに挨拶を行います。これは試合終了時にも同様に行われるので、「高校野球よりも高校野球らしい社会人野球」とか言われるほどでもあります。

 応援リーダー・チアの方の出身校は勿論知らないのですが、早稲田・慶応の応援曲を演奏した時に、振り付けの出来があまりにも自然に踊っているので、超有名企業でもありますし、もしかしたら早慶出身者?とも思ってしまいます。NTTなんかは更に口上までそっくりでしたから、やっぱり超有名大卒ですよね。
 この「突撃のテーマ(慶応)」演奏時には「KEIO」の4文字プレート代わりに「JR東海」とプレートを掲げるところなど、丸パクリに近いですが、この辺は他の企業もけっこうやってます。

 曲の変わり目には、次に演奏する曲をボードにして掲げ、バンドやチアに曲目を伝えます。
 また写真右側にありますが、バッターの名前を書かれたプレートも上げるのですが、注目すべきはボードの色で、なんと白抜き文字という、流石にこの辺りは鉄道会社ならではの得意技ですね。名古屋工場でシュっとひと吹きしたのかも知れません。駅や車両の表示でも白抜き文字はお得意ですから、こういう所に鉄道ファンを唸らせます。

 さて肝心の試合ですが、見に行った両日ともに東海理化に負けてしまい、二次予選で敗退。東京ドーム行きの切符は逃してしまいました。秋の選手権でまた出直しとなります。6/10・12の両日の試合では勝利しているので、そこまで勝率は悪くないのですが、そこは強豪ひしめく激戦の東海地区での勝ち抜きの難しさが現れています。
 なおJR各社では九州が早々と敗退し、北海道も独自のリーグ戦で敗退、四国も最後の決定戦まで残ったのですが敗退となり、今回のJR東海の敗退をもってJR東日本西日本以外は全て出場を逃すことになりました。秋にまた大阪で出てきてほしいですね。

 駐車場で待機する東海理化(手前)とJR東海(奥)のバス
 車体のロゴを見れば分かりますが東海理化は自前の専用バスでナンバーも白ですが、JR東海バスの方は緑ナンバーなので営業用のバス、しかも車両番号が644-14964で下に貸切の文字があるので、貸切仕様車ということになります。普段の旅行では高速路線用の744-の車両しか見ないので、バスオタにも嬉しいシーンかも知れません。前回見た車両と車番が異なるので、毎回来てバスをチャックするのもいいかも。

 .岡崎市民球場と相性悪過ぎ
 今回全部で6試合を見たのですが、その結果が以下の通りで
  6/1 岡崎 Honda鈴鹿★2-3ヤマハ🌸  
  6/6 岡崎 JR東海★0-2王子🌸
  6/7 京都 NTT西日本🌸7-2日本新薬★
  6/8 岡崎 JR東海★0-1東海理化🌸
 6/12 岡崎 東海理化★2-7西濃運輸🌸
 6/13 岡崎 JR東海★1-4東海理化🌸
京都での勝ち試合を除くと岡崎で見た試合は全て負け試合となり、勝率というか敗率10割という凄い結果に。私が行くと負けるという疫病神ぶりを発揮してしまいました。このジンクスを跳ね返すためにも、また岡崎へ行って、ぜひ勝ち試合を見てみたいですね。JR東海さんからしたら「もう来るのやめて!」と言われるかも知れませんw 昨秋の選手権を含めてJR東海の試合は全部負けていますので、お祓いをしに行った方がいいかも。

 なお鉄道動画館のほうに今回の応援の模様の動画をアップしましたので、よろしければご覧ください。

 ということで、東海・近畿の二次予選の試合を見に行った記事を書きました。社会人(都市対抗)野球に関しての記事は次で一旦終了にする予定です。
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鉄道ファン歓喜?のJR東海野球応援

2024-06-12 | スポーツ
 先日から書いています都市対抗野球地方予選の観戦についての記事になります。

 6月1日に岡崎市のレッドダイアモンドスタジアムでHonda鈴鹿vsヤマハの試合を見ましたが、次週も休みを利用して見に行くことにしました。今週の休みは6/7・8で前日の6/6が明けなので、試合のスケジュールを見ると、明けの6/6午後にJR東海の試合があるので、宿直勤務明けですが見に行くことにしました。

 .平日でもブラバンが出せるJR東海

 先週に続いて再びやってきました岡崎市民球場(レッドダイアモンドスタジアム)
 第1試合が長引いていて、第2試合の開始が13:40分になるということで、まだスタンドに入場できません。踊り場にはチアの子が何人もいるので、ある意味驚きです。

 12:56 外野席に来てみました。 ちょうど第1試合が終わったところで、すぐにJR東海の選手たちが試合前の調整に出ていました。
 スタンドの応援席の観客を全部出し終わるまで時間が掛かるので、入場開始まで15分ほど掛かりそうです。

 13:10 入場開始でスタンドに上がります。
 入場券はもちろん無料で、JR東海オリジナルのタオルマフラーも貰いました。315系が描かれているので、タオルのデザインも新しくなったようですね。

 13:20 PA機材のセッティングと共に、ブラスバンドの人たちも入場して準備にはいります。
 えっ今日は平日ですよ。ガス屋さんもクルマ屋さんも土曜日ですらブラバン出せずに録音音源使用だったのですが、JR東海は人数こそ少ないもののしっかりブラバンが出ます。これは鉄道会社に代表されるようにインフラ企業ならではの輪番勤務ですから、私もそうですが今日が宿直明けや週休日の人も居て、このように球場へ出せるわけです。さすがに午前中の試合だと、朝のラッシュ業務が終わってから球場に駆けつけるのは間に合わないかも知れません。

 .鉄道ファンお馴染みの曲が次々と

 試合が始まって、JR東海の攻撃になると、ブラバンの演奏に合わせて応援団が盛り上げます。
 JR東海の応援では、鉄道ファンお馴染みのあの曲がここで聞けるので、必推です。
 現在の新幹線チャイムで流れている「会いに行こう」は勿論、もう聞けなくなった「アンビシャス・ジャパン」がここでは生演奏されます。
 他にはJR東海オリジナルSuprime toughness、Central Magic、それにヒットを打つとトレイントレインが流れ、得点時には鉄道唱歌が流れます。もうそれだけでも鉄っちゃん垂涎ですね。
 一般曲としてはこれも鉄道繋がりで銀河鉄道999(ゴダイゴ)のほか、野球応援でお馴染みの 紅、狙い撃ち、行くぜ!怪盗少女 など、生演奏なので、臨機応変に次々と曲を変えて出せるのが強みです。

 試合は初回に出合頭のソロHRと2回にエラー絡みの点を守った王子に2-0で負けてしまいました。JR東海もランナーは出すのですが、決定打が出ず、9回もランナーが溜まったところで不運にも内野ライナーゲッツーで試合終了。どこのチームも割とそうですが決定力不足なのが課題です。

 そして、選手・関係者の移動にはもちろん、JR東海バスです。
 チーム用にバス1台保有している企業もありますが、JRの場合だと普段は一般用途に使っているバスを、こういう野球開催日だけ回せるという利点もありますね。
 なお一般社員の方は岡崎までは自社路線ですから同僚の運転する電車に乗って来れますが、岡崎駅からはバス乗り継ぎと、時間ギリギリでタクシーで3,000円かけて来たという人もいました。

 ということで、平日にブラバンの生演奏とチアで盛り上がって、タオルまで貰ってご機嫌で球場をあとにしました。これのためなら遠い岡崎球場までの道のりも苦にならないかも。JR東海の試合については、翌々日の6/8にも岡崎に出向くことにしました。 

※くしくも本日ホンダ鈴鹿とJR東海の対戦が行われ、JR東海が勝利でホンダが敗退、JR東海は第6代表の切符を掛けて明日東海理化と対戦することになりました。
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