六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

さよなら大阪市営バス・地下鉄

2018-03-31 | 交通その他
 橋下改革の目玉として打ち出された、市営交通の民営化策として、大阪市営地下鉄・市営バスが、いよいよ民営化され、4月1日からそれぞれ別の株式会社としてスタートすることになりました。
 全国に市営地下鉄・バスが運営されていますが、とりわけ大都市の市営交通を中心に、その人件費が高すぎるとして槍玉にあがり財政を圧迫する象徴として、また体力のない小都市の市営バスは維持が困難となり、行きつく先は民営化という形での切り離しという答に導かれています。
 札幌市のように撤退よる事業譲渡の例を除けば、大都市における市バス事業の民営化は全国初めてで、市バス・地下鉄を一気に民営化する大規模なプロジェクトとなりましたが、混乱を防ぐため、最初は大阪市が100%出資する株式会社としてスタートした後に、分社化等についてはその後の成り行きを見てというところでしょうか?
 というわけで、大阪市営地下鉄として最後の日を迎えた、3月31日に最後の乗り納め乗車をしました。別に路線が無くなるんじゃないんですが、なくとなく寂しいです。

 難波から梅田までの予定で230円区間の乗車券を購入。
 きっぷは回収される前、いや、入鋏される前に撮っておきました。結局梅田駅の乗継ぎ改札を出たので手元には残りました。下の写真が乗継ぎ改札を通った時に印字される通過時刻です。

 車体側面にある交通局のシンボルマーク、通称「〇コ」マーク。誰ですか?マ〇コマークとか言ってる人はw 関西人には通じませんよw

 梅田駅の北行きホーム南側には、大阪市営交通から民営化に向けてのメッセージが書かれたパネル広告が出され、名残惜しむ市民と鉄ちゃんが撮っていました。

 地下鉄同様民営化される市バスの方は、すでに準備が進んでいて、正面の澪つくしマークの所は大阪万博誘致のゼッケンのような物で覆われていました。
 そんなわけで、自治体が運営してきた地下鉄では始めての民営化がスタートします。でも一度だけでよいから「大阪都営地下鉄」を見てみたかった。馬鹿な老人どもが都構想を潰したので実現しなかったのですが、これで第一関門の市営交通民営化の目標は果たした事になります。
 ありがとう、さようなら大阪市営地下鉄&バス。

 今日はここまでで、他の写真は後日に追加します。
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三江線が載った最後の時刻表

2018-03-22 | 交通その他

 ダイヤ改正後、3月中に出撃する予定がないので、3月号は買いませんでした。しかも4月以降も携帯するような出撃計画がないので、1年ぶりに大きいサイズの時刻表を購入しました。

 三江線は3月末に廃止になるので、もう4月号には載ってないかも知れないと思って買ってみたら、しっかり掲載されていました。これは時刻表の発売日が3/20なので、発売日から廃止日までの12日間は営業していることから、掲載されたと思われます。ある意味当然なことではあるのですが。
 右側の上が三江線の掲載部分で、ページ枠外に3月31日をもって営業終了の旨書かれています。

 そして巻頭のカラー地図のページから三江線の部分。
 5月号からは遂にこの部分がゴッソリ消えてしまうと思うと寂しい感じです。

 三江線は結局一昨年の2016年に乗り鉄で1往復半乗って、昨年は6月と9月に2度撮影で行って撮り収めています。今年はもう満員電車並みの混雑の中、3時間も押しくら饅頭するとか苦行なので、このままお別れです。
 三江線についてはもう1度記事を書くつもりです。
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18きっぷで 甲・信・悦!

2018-03-20 |  出撃 at 北信越地方
 3/17のダイヤ改正でいろいろと消える車両が東日本地域を中心にありましたが、その最後の追い込み撮影として、3/12~14の3日間で山梨・長野・新潟の3県へ訪れました。
 改正前の最後の週休日の2日間とその前の日は移動ということで、18きっぷを3日間分使っての旅行です。それにプラスして長野-直江津間はしな鉄&トキ鉄、塩尻→中津川間は特急利用で、別途切符の購入をしています。

 初日は移動だけなので写真は撮っていません。

 .3/13 長野・山梨で撮影
 いよいよ最後となるスーパーあずさに入るE351系ですが、2月下旬から散々撮ってきたので、朝の2本分は割愛し、その時間を使って、せっかくの快晴・無風予報だったので、189系のおはようライナーの撮影をしてからにしました。

 前夜に千曲市内で滞泊し、朝6時半に出発。篠ノ井からE257系の快速に1駅だけ乗って、次の稲荷山駅で下車。この駅は初下車です。
 駅から徒歩数分で畑の中のストレートで撮れる場所に到着。
 ここで211系6連、383系8連を撮ってウォーミングアップ完了。そして反対列車が3分程度遅れているようでしたが、

 7:58 やってきました、189系あさま色のN102編成。
 特撮+4K動画でバッチリいただきました。撮影後はすぐ片付けて、上りの甲府行に乗ります。

 2箇所目は松本11:08発のスーパーあずさ14号を撮るのですが、どこで撮ろうか迷いました。
 既に長坂のカーブは平日ですが、大学生や試験休みの高校生などで20人近くの盛況で、一度訪問してるのでやめときました。結局降りたのは新府駅。ここは4回目のおなじみの場所になりました。

 11:57 上りの14号がきました。ちょうど桃の木の摘蕾作業なのでしょうか、あちこちで作業をする光景が見られました。ここでは特撮がメインで4K動画はオマケなので、大したアングルでは撮れていません。

 3箇所目は長坂の日野春寄りの場所で、下り15号の後追い撮影とします。
 他の場所もロケハンして時間がなかったので、特撮は行なわず、4K動画と一眼レフを取り出して、撮影することに。

 こちらは線路から少し離れた場所から望遠で撮った一眼レフの写真。
 八ヶ岳連峰を入れて撮るのですが、下り列車の場合はせいぜい8両ぐらいしか入りません。

 こちらは、線路に近い方に置いていた4K動画の画像です。
 一番広角の位置でセットしておいて、後で見てみたら、山はもちろん小さくなりますが、12両の先頭車まで何となく収まっている感じがします。小さいから意味ないけどね。
 春霞で富士山が全く見えないので、移動の電車から見たところ、三峰の丘には3人ほどしかいませんでした。私も小淵沢はスルーして松本方面へ移動します。
 そして、2月に場所確認のために来てE257のあずさだけ撮ったすずらんの里へきました。

 既に先客が数名居て、ぎりぎり到着した私は、意とした場所に立てなかったのと、時間がもう迫っていたので、ここでも一眼レフ+4K動画撮影となりました。

 後ろに振り向くと、半逆光で、窓ガラスに陽射しがキラリんのいい感じで見送ることができました。
 これでE351系あずさの撮影は本当に最後になりました。さようなら。

 撮影後は下りの長野行に乗り、長野・妙高高原・直江津・長岡で乗り継いで新潟市内で滞泊しました。

 .3/14 新潟県内で115系を撮影
 3日目は運用減の噂があった新潟の115系の撮影に行くことにしました。115系と言えば高崎のが最後を迎えるのですが、既にある程度撮っているのと、関東なのでお得意の狂乱状態に陥ってると禄に撮影できないので回避しました。
 今日は朝から白新線で6連を2本撮って直ぐに移動し、新潟市内で越後線の未撮影場所で撮影して午前中に撮影を終えて、あとはひたすら帰るというパターンです。

 8:01 最初にやってきたのが、下りの1925M村上行きで、後3両が旧国新潟色でした。
 ここでは快晴無風なので、特撮+4K動画とします、何か変な色合いでした。

 8:11 続いて来たのが上り1928M 内野行きで、こちらは村上方に復活初期新潟色の3両が入っていました。
 撮影者も私を入れて5人程でしたが、白新線・羽越本線への乗り入れが今改正でなくなったので、最後の撮影でした。

 新潟市内でまだ撮影したことがない場所は駅から遠いので、時間的に間に合わない可能性があり、最初は白山駅で降りて、先ほどの1928Mが内野から折り返してくるのを狙います。

 9:53 内野から折り返してきた1529Mを撮影。
 白山駅から降りて徒歩で河原へ行きましたが、障害物が多くて、結局歩道橋から撮影しました。
 次の115系までは時間が空くので、川の南側に移動します。

 10:54 寺泊発の139Mがやってきました。キムワイプ3連。
 タイフォンは鳴らしてませんが、運転席側のカバーがパッカーンしてます。

 11:05 先ほどのキムワイプが新潟ですぐに折り返して上り1530M 内野行きで来ました。
 少し趣向を変えて、真横アングルで。10時を過ぎたあたりから、風が大変強くなってきて、三脚も倒れかけるところを必死で押さえて待ちます。

 11:29 5分ほど遅れて村上から折り返してきた1932Mがやってきました。
 天気も何となく曇ってきて、心配です。強風で列車の運行が見合わせとかになったら大変です。
 最後は先ほどのキムワイプがまた内野から折り返してくるのでそれを撮って終了、新潟駅まではバスで移動。
 これで今日の撮影はすべて終了しました。

 信越本線内は昨日の往路は夜だったので見えませんでしたが、立ち往生騒ぎのあった東光寺付近や、内陸に入って来迎寺~越後広田の辺りは3月中ばというのに、結構雪が残っていました。例年より多い雪がまだ融け残っているようで、塚山駅のホーム端などは膝の高さまで残っていました。

 このルートのお楽しみはしなの鉄道の115系、ここだけは当分残ると思っていたのですが、長野県が金を出すのか、新型車への置き換えの話が出てきてブルーになりそうです。
 今回、行きも帰りもこの復活初期長野色の編成に当たりました。

 甲信越の3県への今後の出撃は、こんな感じでしょうか?
 山梨:もう行く機会がありません。189系のラストランはどちらも勤務日なので。
 長野:しな鉄115系と189系がある限り、今年も行きたいです。
 新潟:風前の灯となった115系とキハ40系狙いで、夏また行きたいね。

 まだまだがんばれ国鉄型車両!
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さよなら八戸線のキハ40(乗車編)

2018-03-12 |  出撃 at 東北地方
 八戸線のキハ40お別れ訪問の2日目後半は名残惜し乗車をすることにしました。
 今日の予定は往路と同じく、盛岡発の東京行夜行バスに間に合う必要があるので、八戸を夜8時ぐらいが滞在の限界ですが、それで調べたところ、八戸-久慈間を2往復できることが分かりました。
 なお2往復目は久慈駅で1分しか余裕がないので、手前の駅で降りて折り返すことにします。
 写真枚数が多いので、ある程度まとめた形で掲載しました。

 .下り列車 433Dに乗る 八戸→久慈
 昨日八戸線沿線で1日車で回って撮影をしましたが、レンタカーの返却が朝9時なので、八戸発10時過ぎの下り列車から乗り始めることにします。

 レンタカーを朝9時に返却して本八戸駅にやってきました。
 青森県内では唯一の在来線高架区間でしょうか、ここと隣の小中野駅が高架駅になってます。

 9:32 鮫発八戸行きの列車が入ってきました。
 この列車に乗って、八戸10:07発の433Dに乗るために八戸へ向かいます。

 9:41 八戸に到着
 E130系は3両編成で運転されていますが、固定の2両+1両の増結で組んでいて、ダイヤ改正後は増結の1両を外して1+1に組み直すのでしょうか?


 9:53 2番ホームに433Dが入ってきました。
 ドアが開くと程なく窓側進行方向の席が埋まりました、平日の空いている時間帯なのに意外ですが、多くが久慈まで乗り通すようです。

 下りの1本目は動画撮影を主にしたため、写真は撮らずに気付くと久慈に近付いてました。

 11:51 久慈に到着 あっという間の2時間弱の旅でした。
 八戸で入線直後から車内に乗客がいたので、車内の写真は撮れず、久慈に着いてからも、直ぐに清掃?の係員が乗り込んできて下車を促されたので、降ります。

 ホームに降りてみると、撮影してる人は3人ほど。
 単に乗るだけの人も含めて鉄っちゃんは数名だけなようで、それ以外は一般の乗客でしょうか。

 久慈には朝撮った赤鬼の423Dが昼寝しており、乗ってきた433Dと並べて撮影。
 すでに改札内は撮影してる3人だけになっていて、早く出てくれないかなぁ~という空気を感じて出てきましたが、あとの2人は何時まで中にいたか分かりません。

 半年ぶりの久慈駅。
 前回来たのは昨年9月に車で撮影に来た時に寄ってるので、あんまり久々感はありません。
 その後駅内でそばを食べて、上り列車を待ちます。
 そばの件については前の記事を参照願います。

 .上り列車 442Dに乗る 久慈→八戸
 久慈で1時間ほどの滞在で折り返し上り列車に乗ります。八戸から乗ってきた列車がそのまま折り返しますが、2両編成なので違う方の車両に乗って折り返します。

 発車10分前に改札が始まり、再び駅構内へ入ります。
 右手を向くと三陸鉄道の車両たちが休んでいます。カラフルですね。

 久慈からの乗客は20名程でしょうか。先ほどの八戸からの下りに乗った時よりは幾分空いています。
 乗り通し客の半分は片道だけのお別れ乗車をして、そのまま三鉄方面に流れたのか、鉄っちゃんは5人もいない模様。

 窓に付けられたサボの部分。なぜ外側にサボを置かないのか分かりませんが、ここだけの措置でしょうか。
 最終日が恐いですね。
 列車は12:54定刻に発車、復路の旅が始まります。

 次の陸中夏井を過ぎると、列車はぐんぐん山の中に入っていきます。
 周りは一変して雪景色になります。ここから侍浜の近辺が八戸線内でも最も雪深い場所のようで、3月になっても雪景色が楽しめました。

 八戸線のサミットでしょうか、一番標高が高いあたりがこの辺になります。
 ここを過ぎると、どんどん下り勾配を下っていきます。

 陸中中野-有家間でようやく海辺に出ます。
 この場所は撮影で何回か来た、有家の砂浜の辺りです。

 13:29 陸中八木に到着
 3分ほど停車時間があるので、駅の外へ出て撮影。

 陸中八木では下り列車の交換待ちを行なうのですが、高い防潮堤が保護色になって、銀色の列車が近付いてくるのが分かりません。
 構内踏切が鳴り出したので車内へ戻ります。
 列車はその後も淡々と走り続け、お客を拾っていきます。

 一旦消えた雪景色が再び広がったら、もう長苗代を出て八戸に着く時間です。
 2時間って早いですね。これで復路の乗車も終わり、八戸に到着します。

 .2往復目の下り乗車 443D 八戸→侍浜
 上り列車が14:43に八戸に到着し、2回目の下り列車の発車までは20分。同じ列車が折り返すのかと思いきや別の車両になるようで、2番線に回ります。

 14:49 下り443Dとなる列車が入線してきました。
 幸いホームには私以外に3人しか待ってなかったので楽々撮影できそうです。

 左側が朝から乗ってきた433D~442Dの編成、右側がこれから乗る443Dの編成。
 八戸駅では1・2番線で停止位置が違うため、ぴっちり並んで止まりません。ちょうど1両分ずれている感じです。

 お客がまだ乗っていないので、この時間が車内撮影タイムになりました。
 車内見通し、これは乗客がいると顔や頭が映るので、こういう時しか撮れません。

 至福の汽車旅を提供してくれる紫のボックスシート。
 この色の座席が見られるのはこの車両だけ?秋田車の座席は薄緑色だったので、この色の座席に包まれるのは最後かも。

 窓脇の座席番号表示
 JR東日本の車両では多くが国鉄時代の仕様を残していて、このような座席番号の表示もそのまま残っています。これはイベント列車などで座席指定の必要がある場合に備えての措置と思われます。

 天井部分
 多くの車両が冷房改造されている中、盛岡車は未改造なので、製造当時の姿を彷彿される状態を保っています。扇風機のJRマークさえなければ。

 列車は青い森鉄道や新幹線からの乗り換え客が発車時刻近くになってなだれ込んできました。
 15:13 多くの乗客を乗せて出発、乗車率は7割ほどと割と乗っています。
 八戸駅で入線後すぐに車内を撮影しておいて良かった。

 四国~東海では大雨ということですが、岩手でも予報より2時間ほど早くついに空が泣き出してきました。
 まぁ列車に乗ってるだけなので、あなまり関係はないですが。

 16:47 侍浜で下車
 ここで下車したのは、このまま久慈まで乗って行くと、久慈到着が17:00となり、折返し乗車の450Dの発車が17:01発と僅か1分しかなく、仮に久慈到着が遅れた場合、2番ホームの出発信号機が青に変わって直ぐにドアを閉める可能性があり、間に合わない場合に備えて、手前の駅で降りますが、どうせなら、今後も寄る事がなさそうなこの侍浜駅で降りておこうというワケです。

 侍浜駅
 駅名に「浜」が付くのに、海までの距離は5kmと、八戸線内では最も浜から離れた山の中にある駅です。

 .2往復目の上り列車 450Dに乗ってお別れ 侍浜→八戸
 いよいよ八戸線のキハ40最後の乗車となる2往復目の列車に乗ります。
 昼間の目撃から2両編成の後ろの車両は赤鬼が来るはずなので楽しみです。(乗ってしまえば同じですけどね)

 17:20 雨の中、上りの450Dが侍浜駅にやってきました。
 線路がくねくねしてるのは、昔この駅が交換駅であった名残りです。2両目の赤鬼に乗ります。意外と乗っていましたが、3人ほど降車があって1ボックスだけ空いていてたので、何とか座れました。

 17:35 陸中八木に到着
 昼間と同じく、ここで下り列車との交換待ちになります。各ボックスとも埋まっていたのですが、途中の陸中中野・有家で下車があり、この時点で半分が空席になりました。
 列車がその後も宿戸・玉川・種市と乗客を下ろしていきます。制服を着ていないので分かりませんが、部活の高校生でしょうか、駅ごとに2人・3人と降りていきました。

 種市を過ぎると車内はご覧の通りのガラガラ
 平日の帰宅時間帯なのですが、やはり岩手・青森の県境にかかる区間だからでしょうか。車内は私と茶髪のお姉さんと前の方に1人の計3人だけになりました。これこそが汽車旅の贅沢な瞬間(とき)の流れといえましょう。“車で撮り鉄”では絶対に味わえない至高の空間が広がります。

 18:03 階上に到着
 ここでも下り列車の交換待ちで4分停まるため、駅を出て撮影します。

 雨はかなり本降りになり、濡れながらの撮影。単に傘を出すのが面倒なだけですが。
 「水もしたたるいい男」ならぬ、雨もしたたるいい赤鬼。
 列車は青森県内に入って、駅に停まる度に、こんどは乗車客を拾っていき、鮫に着くとかなり席は埋まりました。

 18:37 陸奥湊到着
 ここでも交換待ちのため3分ほど停車。通路を塞いでる見るからに野球部な高校生たちを押しのけて(女子高生だったらそんな事はしませんよw)階段をダッシュで上がって改札口を出て跨線橋から撮影して車内に戻ってきます。
 その後車内は帰宅時間帯らしく通路まで立ち客が出るほど乗り込んで終着の八戸まで走ります。

 18:56 八戸に到着 赤鬼君はそのまま車庫へ引き上げていきました。
 その後八戸駅ホームで452D・455Dの2本を動画撮りして全ての撮影を終了、これでもう最後の別れです。


 八戸からの帰路は行きと同じく盛岡-東京間のドリーム盛岡らくちん号を使うため、盛岡まで戻るのですが、青い森&IGRを使っても3,040円かかるのと、八戸駅での乗り換えが5分しかないので、八戸の滞在時間が+460円で確保できる新幹線を利用しました。

 盛岡から乗車した〔ドリーム盛岡らくちん号〕、今回は国際興業バスの車両だったのか、リクライニングが大きく倒れて王子到着前に車内灯が点くまで爆睡で過ごせました。東京からはまた青春18きっぷで帰るのですが、三島-静岡間だけ新幹線で飛んで静岡地獄を短縮し、夕方からの出勤に疲れが残らないよう帰宅しました。

 これで2015年から毎年1回訪れていた八戸線の訪問ですが、今回のキハ40の引退を機に、もう行く事がなくなるかも知れません。でも八戸線には美しい景色と、みんな大好きな岩手の可愛い女子高生もいるので、また行き・・・やめとこか。
 さようなら八戸線の国鉄型気動車(改造車を除く)
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さよなら八戸線のキハ40(撮影編)

2018-03-10 |  出撃 at 東北地方
 八戸線のキハ40が今月のダイヤ改正で運用を離脱し引退するため、最後の記録に行くことにしました。
 既に八戸線は3年前から毎年のように訪問していましたが、これが最後になります。
 地上での撮影はある程度していますが、運が良ければ撮っていない雪景色が撮りたいのと、最後の名残惜しでの乗り納めもしたいところです。
 3月に入ったら青春18きっぷで行くべく、その心積りもしていたのですが、2週間前になって職場にて他の研修に出る同僚の替わりに3/9に当直勤務に入ることとなり、その日は有休を取って3/7~3/9の3連休にするはずだったのですが、通常の週休日のみで予定を組まざるを得なくなりました。

 .東北本線を一切使わない旅程
 毎年春は東北に行く事が恒例になっていて、だいたい4月上旬に岩手・宮城の被災地域を見物に行ったり、福島第一の放射線の状況を見に原発の近くの最寄駅まで行ったりしていて、往路か復路に必ずと言ってもいい程、大嫌いな東北本線を使っていましたが、今回は旅程が厳しく、のんびり行き来ができないので、東京-八戸線沿線をダイレクトに夜行バスで往復することにしました。
 しかし残念ながら東京-八戸を結ぶ「シリウス号」は閑散期の平日なのに関わらず、数日前から既に満席で取れなかったため、東京-盛岡間の「ドリーム盛岡号」を利用するして盛岡を起点にするしかありません。こちらは全然余裕があったので、出発前日に予約を押さえていざ出発。
 何でもっと早く予約を押さえないのか?というと、もし2日間とも雨だったら行く意味が無いので、ある程度天気が確定してから行く事を決めるからです。

 名古屋-東京(渋谷)間は青春18きっぷでの移動のため、久々に静岡地獄を味わいます。
 浜松で311系から乗り換えで居たのが211系5000番代で地獄感アップでしたが、前を見ると熱海寄り3両が313系だったので、前へ移って熱海まで耐えます。熱海からは品川までしか乗らないので、ナンチャッテグリーン車は使わず、走ルンです土人シートで耐えます。

 夕食は品川か渋谷で40分ほどの時間があるのですが、高くて不味い東京のメシ食うぐらいなら駅弁にした方がマシかと思い、浜松駅で赤飯弁当を買ってきたのですが、少し足りないかな。

 品川で山手線に乗り換えて渋谷で下車。よく低民度と言われる東京を象徴する汚い渋谷の街は降りたくもないのですが、今回は我慢して降りました。90年代に比べると路上のゴミなども少しは減って、何とか歩けるかなという程になってましたが、大阪でいうと新今宮並みの汚さなので出来る限り避けたい街です。JRの改札を出て一旦地上に下りて横断歩道を渡って京王井の頭線方面に歩いたのですが、改札前からダイレクトに行けたようで、次に来る機会があ・・・多分ないと思います。

 渋谷マークシティが始発となる盛岡行きのバスが入って来ました。
 ここを発着駅としているバスはほとんどなく、小さな発着場にも関わらず20分前から待機していました。ここから乗車したのは私1人だけ、その後東京駅で11名、池袋・王子で1名ずつ拾って14名で運行、後ろの席に座っていないので思いっきりリクライニングしようとしたら、大して倒れない岩手県北の車両でした。東北便の多くの車両はコンセントもなく、サービス面で遅れているのが普通。

 翌朝定刻に盛岡駅に到着、渋滞が無ければ少々早めに着くのがデフォというところですが、時間調整をしてきっちり定刻に着けてきます。この辺がサービスに対する概念の違いなのかというところか?

 .盛岡からのアクセスが悪い北三陸方面
 盛岡に早朝に着いて、北三陸方面へのアクセスを見るとこれが実に不便で、バスは主に午後~夕方しか運転されておらず、唯一午前中に運行してる久慈行きのバスが盛岡6:30発と早すぎて間に合わず使い物になりません。
 ということで、今日は晴天なので八戸を基点にレンタカーで回ることにしました。

 盛岡から八戸までは新幹線で飛びます。初めての〔はやて号〕に乗車、車両はE5系なので別に〔はやぶさ〕と変わりませんが。
 レンタカー屋の最寄り駅が本八戸駅なのですが、その先のまで買っても同じ運賃なので乗車券は鮫まで買います。これだと途中下車してきっぷが手元に残る(特急券は回収されます)もんね。
 注意しないといけないのが、八戸駅が新幹線-在来線の乗換え口を閉鎖してしまい、一旦改札口を出ないと乗換えを出来なくしており、八戸着となる乗車券・特定特急券の1枚券だと回収されてしまうことです。

 八戸駅で八戸線に乗り替えます。
 待っていたのはキハ40を引退に追い込むE130系、これに乗って移動してキハ40を撮るという何とも因縁めいた関係。
 八戸を出ると一面の雪景色が広がっていたので、急きょ予定を変更することにして

 次の長苗代で下車しました。
 長苗代には過去3度ほど車で来ていますが、列車で来るのは初めてで、この駅も初下車になります。
 上り列車が来るまでの余裕時間は15分ほど、雪道を普通の靴で全速歩行します。靴下が濡れてきますが、一応想定して乾きやすいフェルトの中敷きを入れてます。
 全速歩行で来たところ、八戸方の線路脇に1人の撮影者がいて、順光で追い撮りした時に入ってしまいそうです。なんであんなド逆光の場所で構えるんだ、素人か?おまけに汚い髭ヅラで胡麻塩頭の小太りっぽい出で立ちで、これはアングルに映りこまないよう注意しなければなりません。

 8:15 定刻に上りの428Dがやって来ました。正面逆光の前からとパンして順光のケツ射ちです。
 雪晴れの中を行く3両編成、『3万円出して撮りに来た甲斐があった!』  と一度贅沢を言ってみたい気分ですが、先を急がなければなりません。9時にレンタカーの予約をしているので、お店に行くのですが列車は当分無く、最寄りのバス停から出る市営バスは本八戸の駅には寄らないため、中心街から歩く羽目になり、お店の到着が15分ほど遅れました。
 9時半に本八戸を出発、鮫方面へ車を走らせます。
 葦毛崎の展望台付近は既に太陽が南に回っていて順光にならないので、更に南へ走ります。

 11:14 やって来たのは宿戸-陸中八木のアウトカーブですが、前回に続き曇落ちしてしまいました。それも今回は直ぐ後ろは晴れていて、列車の場所辺りから手前が雲落ちというまるで狙ったかのような嫌がらせです。せっかくの赤鬼なのに。
 他に来ていた2人は急いで車を出して追っかけでもするのでしょうか?私も久慈方面に車を走らせながら、次の撮影地の選定をします。
 一部の列車がE130系に置き換えられてからは、撮影できる時間帯にキハ40系が来るのはたったの3本しかないので、効率よく移動しなければなりません。

 .八戸線では初めての追っかけ撮影
 八戸線の列車は、それなりの運転速度があるのと、八戸市内の道路環境が悪いため、追っかけ撮影は基本的にやらなかったのですが、今回意外と間に合ったので結果的に追っかけ撮影したことになりました。
 本来は晴れてるので特撮を予定してたのですが、海沿いは風が強くて危険なため回避、昨年9月に行った時は海辺でも風がなかったのが珍しい位でした。

 13:27 上りの442Dは、『行くぜ東北!』のポスターで知られた場所です。
 本来は1本後の446D辺りからが光線が良いのですが、この時間帯の40系はこの列車しかなく、難しい選択になります。
 この442Dは次の陸中八木で数分の交換待ちをするので、ひょっとしたら追っかけられるかもと思って行ってみたところ、間に合った。

 13:34 2発目の442D撮影
 ようやくケツ射ちですが、順光で撮れました。まさに3度目のなんやらです。急いで車を出して追っかけます。

 14:17 3発目の442D撮影
 最後は葦毛崎の鮫角灯台敷地からの撮影。ホテル前の駐車場に停めて、そこから200mダッシュで走ってギリギリという感じでしたが、撮れて何よりです。

 15:39 下り443Dも撮影
 この場所ではもう1本待って、より海に近い位置から撮ることにしました。 この鮫角灯台付近はいろいろアングルがあるので、何度来ても飽きない場所です。ちょっと後ろの道路を行くトラックと被りましたが写真では被ってはないショットもあり安心。

 16:27 最後は朝来た長苗代に再度やって来ました。
 もう光線的に撮れる場所というと、ここしか残っていないのでここで最後の3連をゲット。

 17:21 次ぎは鮫駅の北側に来て、鮫を発車した八戸行きを撮ります。
 八戸-鮫間の区間運転の列車にはまだ何本かの40系の運用が残っているのですが、何せ撮れる場所が崎ほどの長苗代付近と限られるので、動画主体でこのような市街地で撮ります。

 日没後は鮫駅ホームにてバルブ大会が開かれますが、来ていたのは延べ4組6人だけで、それも入れ替わりでやってくるので、ホーム上には最大でも3人が立っただけでした。
 
 18:19 昼間撮った赤鬼がその後区間運転で八戸から鮫折返しで2番線に入ってきました。
 すでにテスト休みに入っているのか下校の高校生もほとんどいません。

 19:40 1番線に入る久慈からの八戸行454D
 反対側のホームからきれいに撮影ができるのは1・2番線で、下りの久慈行は撮れないので上り列車まで待ちます。
 これにて今日の撮影は終了。

 .2日目は曇天下の撮影
 レンタカーは7日の朝9時から24時間のレンタルだったので、翌朝の9時に返しに行けばよく、それまでの間は撮影ができます。でも天気予報は「曇のち夕方から雨」出来ばえは無視です。
 暗い曇天下でいかにして撮るかというと、雪を絡めた風景で撮ることです。

 6:10 最初に来たのは大久喜駅の北側にあるカーブで、曇天で暗かったので、松林の中を行く列車は諦め、動画のみで撮れそうな場所を選定しました。
 この列車に赤鬼が入ったので、夕方まで久慈で昼寝する運用です。

 7:14 続いてお馴染みの葦毛崎の展望台下、若干の雪が残っていたので、こちらで撮影。晴れると晴れないのでは大違いの撮影場所ですが、雪ならまぁいいでしょう。それにしても風が強い。

 8:15 そして、またお馴染みの長苗代へ来ました。昨日と同じ列車です。
 やっぱり昨日線路脇に人がたっていた件ですが、また同じ場所に1人撮影者が立っています。体型が明らかに違うので昨日の撮影者とは別人です。
 そこまでして正面望遠&逆光で撮りたいのか(今日は曇天)と思うけど、私も特撮をする関係で昨日と全く同じ位置から撮影しました。

 8:42 そして最後は本八戸駅方面に車を走らせて途中の馬淵川の鉄橋で上りの430Dを撮影。
 契約時間の9時ちょうどにレンタカー屋に帰着して一連の撮影を終えました。

 このあとは今日の夕方までキハ40の名残惜し乗車を行いますが、その様子は次の記事に書きます。

  オ  マ  ケ 

 今回移動で使用したのは、ホンダライフのノーマルエンジン4WD車で、遠距離走行や車中泊を伴うわけでもないので、この車で十分でした。走行距離も232kmと、普段24時間借りると500~700kmぐらい走ったりする事も珍しくないのですが、今回はすこぶる少ないので、レンタカー屋さんもニコニコだったでしょう。
 久しぶりにノーマルの軽自動車に乗りましたが、アクセル踏んでも全然スピードが上がりません、70km/hも出そうものならエンジン音が可哀相なぐらい大きくて、50km/hぐらいで転がしてたら後ろから煽られるかと思ったのですが、国道45号はあまり走らず、県道1号とかばかり走ってたせいか、そういう目には遭わなかったです。
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久慈駅のそば屋が3/31閉店

2018-03-08 |  出撃 at 東北地方

 昨日から八戸線のキハ40系撮り&乗り納めに来ています。
 現地初日の昨日はほぼ晴天の中でそれなりに撮影をしたので、曇り予報の2日目の今日は、主に乗り納めに予定を充てて、八戸を10時過ぎに出る列車で久慈まで乗って来ました。

 ちょうどお昼時なので待合室を見てみると、そば屋があるのでここでお昼にします。
 前立ち寄った時は16時台だったのでシャッターが下りていて、お店が営業してるのかも気付きませんでしたが、今日はお昼時なので大丈夫。

 表示が目に飛び込んできたのが、3月31日をもって閉店しますとのこと。これは残念ですね。
 地元の常連さんなのか、会話が弾んでいました。

 せっかくなのでご当地名物?の「琥珀そば」を注文しました。2種類のきのこに金色のは菊の花だそうです。NREの運営なので、麺はお馴染みの麺です。出汁は思った程辛くはなかったですが、東北の出汁なので味わうものではありません。
 次々と供食施設が駅からなくなるのは寂しい限りですが、時代の波には逆らえないのでしょうか。
 かつて信越本線黒姫駅のそば屋が一旦閉店した後に、同じ場所で別の運営主体にて新たに営業開始という事がありましたが、ここはどうなんでしょうか?
 いずれにせよ、名残惜しで寄られる方は今のうち、しかも営業時間が午後3時迄なのでご注意を。
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さよならE351系 撮り収め出撃

2018-03-05 |  出撃 at 北信越地方
 いよいよ3月に入って定期運行からの離脱の日が近付いてきたのですが、先週の富士急線内での189系の撮影の合い間にE351系も少し撮りましたが、もう少し撮っておこうということで、2週連続で山梨県へ向かうことにしました。今週は木・金が休みなので、金曜日には189系も狙えますがどうするか。3月に入ったので青春18きっぷで電車+徒歩移動でトライ。

 .前夜に松本入りして時間を無駄なく使う
 前日の2/28はまだ18きっぷが使えないのですが、松本までしか行かないので、閑散期料金で2,800円の高速バスで移動します。

 名鉄名古屋-松本間のバスに乗車。名古屋発18時台の下り便なので、アルピコ交通の車両です。
 14時台に切符を購入した時は、周りの席は空いていたのですが、いざ乗車してみると、隣やその向かいにも東南アジアの男たちで席が埋まっていました。しかも荷物が軽そうなので、いかにも労働者といった感じです。

 松本に到着して、今年初めて(当たり前か)の青春18きっぷを購入。
 久しぶりの「東C」入りの18券です。

 昨夜着いた時は、雪のゆの字もなかったのですが、朝起きてみると一面の雪景色になっていて、駅まで来るのにキャリーの車輪で雪掻き状態、かかとの辺りに雪が入って冷たい。

 松本6:32発の424Mに乗ります。立川行きなので6両編成で運良く0番台だったので、クロスシート車にあたりました。これで大月辺りまで2時間半以上乗るので、クロス車に当たるのはラッキーです。靴下も乾きました。

 塩尻駅東側の貨物線の辺りも真っ白です。
 更に雪が降ってきました。

 しかし国境の長いトンネルを抜けて諏訪地域に入ると景色は一変、全然雪が積もっていません。
 諏訪湖の水が温かいのでしょうか? ただ、標高が高くなる信濃境駅付近ではまた真っ白な景色でした。
 天気予報では9時台まで雨マーク、10時台から晴れマークですが、当たるのかな?

 .いよいよ撮影開始

 結局424Mは猿橋で降りました。
 上りの1本目を笹子で撮ろうかと思ったのですが、駅からの距離が遠くて、歩いている間に後続の特急が来てしまう可能性が高かったので、駅から割と近い猿橋にしました。

 猿橋駅から1つ目の踏切に到着、木曜日それも雨上がりとあって、撮影者は誰もいません。
 スーパーあずさ6号は10分程度遅れているようで、先に下りの貨物が来ました。901号機は初捕獲かも。

 10:01 結局20分程度遅れてスーパーあずさ6号がやってきました。
 カーブを曲がって直線に入って、またカーブに入る、いい感じの場所でした。
 撮影後は直ぐに駅に戻って、10:28発の437M松本行きに乗り、笹子まで乗ります。


 11:48 下りの貨物を撮影
 短いトンネルを挟んだSカーブになっていて、体をくねらせるようにして走る姿が捉えられます。但し逆光。ここでは同じ列車に乗ってきて、初狩駅で降りて歩いてきたと思われる初老の方と2名でした。

 12:47 定刻より数分遅れでスーパーあずさ14号もやってきました。
 松本付近の朝の雪の影響でやはり上り列車が少し遅れているようです。
 下りの15号もあったのですが、撮らずに笹子駅へ急いで戻り、13:27発の小淵沢行きに乗りました。
 これは先週富士山が見えなかった、長坂-小淵沢でリベンジするため、再び三峰の丘へ行くものです。
 雨上がりで空気の澄んだ快晴なので、多分今日は大丈夫でしょう。

 いざ三峰の丘に着いたら、というか小淵沢の駅を降りた段階で怪しい雰囲気でした。
 手前の長坂までは晴れていたのですが、南西側の南アルプスの山々に西からの雪雲がかかって、小淵沢ではパラパラと風に乗った雪が舞っています。そして上空は西・北が真っ黒な雪雲、南・東が晴れていました。
 「雲よどけー」と叫ぶ(他に1人撮影者がいたので声には出しませんが)も虚しく、定刻より遅れることなく下りスーパーあずさ19号はやってきてしまいました。
 富士山は見えてなくはないのですが、あまりにも薄すぎます。
 結局2回目の撮影も撃沈扱いで、とぼとぼと小淵沢駅まで歩いて帰ります。
 あと上りが1本残ってますが、日没で撮影できるかな? 新府駅へ向かいます。

 17:53 日は落ちて暗くなったのですが、風が無いのが幸いして特撮を敢行。一眼レフはもうロクに写らない明るさでしたが、4K動画で上りの28号を撮影できました。

 カメラをしまって、駅へ向かって歩き出す頃にはもう辺りは真っ暗に近い状態、この写真はスマホのカメラなので明るく映ってますが、実際は真っ暗です。
 東の空に満月に近いお月様と、南の空にうっすら富士山、広角でぎりぎり競演を収めました。
 これで今日の撮影は終わりです。

 .怒涛の1日5ヶ所移動撮影、富士山は3度目の正直なるか
 最終日の3/2は、朝からスーパーあずさ6号を撮って、昼前に189系、そして昼過ぎから2ヶ所で撮影して、夕方に塩尻から中央西線の普通電車で帰る予定です。

 昨晩は石和温泉で滞泊。少し遅めの朝(と言っても7時半に出発です)
 上りの1本目の撮影場所は塩崎-韮崎。塩崎駅で下車して塩川東岸へ行きます。

 9:06 少し遅れて上りの1本目がやってきました。
 昨日は松本付近での雪で、今日は関東地方での強風の影響で下りが15分、上りも少し遅れているようです。
 撮影後は直ぐに支度をして韮崎駅に戻ります。これは9:45の甲府行きを逃すと大月に昼前に着けないので下りの1本目は韮崎駅のホームで動画のみ撮影。
 甲府で普通を乗り継いで、大月に10:56到着。

 11:54 下り快速〔富士山〕が通過、今週もM52編成です。というかずっとM52が入っているようです。
 こちらはダイヤに余裕があるのか定刻でやってきました。撮影後は急いで片付けて大月駅に戻り、12:11発の下り537Mに乗って、次の初狩で下車します。

 そしてやってきました、初狩の俯瞰ポイント。
 快晴なのですが誰もいません。下界の線路脇に1人だけ望遠狂の青年がいただけです。多分他は189系を狙って、今頃はちょうど撮り終えた時間なのでここには誰もいないのかも。

 12:46 一旦お社の北側に行って、上りの14号を撮ります。
 こちらは線路に近い側なので、角度が急ですが、その分後ろのホームの写りが小さくなるので、駅に近い感があまりしなくて撮れるのです。

 13:04 元の俯瞰場所へ戻ってきて、下りの15号を撮ります。
 編成が長いので、島式ホームが隠れてくれるため、下り列車はあまり駅の近くで撮ってる感がしなくていい感じの大パノラマが展開します。
 撮影後は昨日同様大急ぎで撤収して、駅へ戻り、昨日と同じ小淵沢行きに乗って、目指すは三峰の丘です。
 今日こそは晴れてくれよ! そして・・・

 15:37 やりました、富士山ばっちりです。
 まずは上りのスーパーあずさ22号 E353系で試し撮り。

 15:50 定刻より2分程度遅れて、下りの19号がやってきました。
 先週からここで撮影3度目でようやく富士山ばっちりで満足・満足。
 撮影後は余韻に浸ることなく、大急ぎでしまって、全速歩行で小淵沢駅に戻り、16:22発の下り松本行きに乗ります。これを逃すと1時間以上電車が来ないので大変です。
 無事に下りの松本行きに乗れたのですが、途中の上諏訪駅で下車して、上りの28号を動画のみ撮影。すでに17時を回って家々の影になっていたので、大した映像ではありませんが、とりあえず貪欲に5ヶ所目も終了。
 塩尻駅で蕎麦を食べて18:50発の中津川行に無事乗れたら、あとは爆睡で帰りたいのですが、中津川で乗り継いだ普通が211系5000番台だったので、瑞浪で下車して1本後の313系8000番台に乗り直して爆睡しました。

 これで中央東線でのE351系の撮影は最後になるかも知れません。
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