六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

阪急 ダイヤ改正で見納め列車の記録

2025-02-24 |  出撃 at 近畿地方
2月22日は関西の多くの私鉄でダイヤ改正が行われました。
というよりも、阪急神戸線のダイヤ改正のために、相互乗り入れしている神戸高速・山陽電鉄・阪神電鉄とさらには近鉄までもが影響するという、どれだけ影響力あんねんというところですね。地元の近鉄名古屋線までダイヤ改正(近鉄ではダイヤ変更と呼びます)されるぐらいですから。

 今回の改正ポイントは、ラッシュの平準化ということで、種別の見直しと、それに伴う連結両数の変更が大きな焦点になりました。
 ・神戸線
 ①通勤特急が全て8両編成に
 ②通勤急行を廃止し、快速を新設
 ③平日朝の急行が復活
 ④夕方以降は準特急のみとし、夕方以降は全列車が六甲に停車!
 ・宝塚線
 ⑤ラッシュ時に通勤急行を新設

 このうち①と②では、10両編成の列車と神戸線での通勤急行が消滅してしまうため、これをカメラに収めることとしました。場所は3年間勤めていた十三駅とその南側という、私にとっては庭先みたいな所でしたが、30年経って街の様子は結構変わっていました。

 7:35 10両編成の通勤特急は9本運転されており、7時台前半の列車は逃しましたが、これから記録です。
 ホーム端まで一杯に停まるので、標準レンズだと収まりません。

 7:40 続いて5本ある通勤急行の1本目
 8両編成の列車は手前に停まるので、逆にこの位置からだと望遠撮影になります。
 十三・淡路駅の10両対応ホームはラッシュ時以外はゲートを閉めて一般客が入れないようにするのですが、朝ラッシュ後にそのゲートを閉めるのも私たち学生班の仕事でした。10両編成の運転時刻が8:45時以降にも拡大してからは、社員の方がゲートを閉めるように変わっていると思われます。
 駅で撮っていても良い映像は撮れないので、駅の外に出ることにします。

 7:56 2本目の通勤急行はCLASSIC8000 できました。
 クラッシックと言いながら行先表示器は幕ではなくてLEDとはこれ如何に。

 7:58 こちらは一般の特急ですが、ダイヤ改正の看板が付いていたので撮影。
 同じデザインで色違い(オレンジ)の看板が宝塚線の列車に付いています。

 8:12 3本目の通勤急行は7000系の7014F
 こちらは幕車なので、きれいに写りますね。

 8:23 7014Fの折り返し列車と被り気味にやってきた8033F+7000Fの通勤特急
 スタント傾斜のある額縁窓がいろいろ反射して見づらいですが、表示は幕なので見やすいです。

 8:28 1000系1014Fによる通勤急行がきました。
 LED表示なので、明るい所では全然見えません。

 8:38 続いて8200系の2編成目の8201F先頭での通勤特急
 この8200系も増結専門の道が絶たれて、去就が注目されます。

 8:43 本日最後、5本目の通勤急行は9000系の9006Fで来ました。
 1000系以上に見にくいLEDというか、もう全く表示が見えません。

 8:53 最初に十三駅で撮った8200Fが一旦神戸三宮まで行って、折り返し上がってきました。
 先の8201Fと同様、神戸線を朝2往復して、あとは1日車庫で寝ます。

 9:08 そして最後は8031F先頭の通勤特急。
 これで朝の見納め列車撮影を終えて撤収しました。

 朝練を終えて冷えた体(運動部の朝練は体が温まるのですが、撮影は体は温まりませんw)に温かい阪急そば(モーニングうどんセット+きつね)で体も心も温めます。
 これで1985年から続いた阪急の10両編成の運転が40年で終焉することとなりました。
 また通勤急行は神戸線では無くなるものの、宝塚線で夕方のラッシュ時に走るので、こちらの表示は見られます。

 ということで今回は動画も早速上げました。
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ドクターイエロー 雪国を行く

2025-02-15 |  出撃 at 近畿地方
1月28・29日にさよならドクターイエローとして923形が引退した事がテレビニュースなどでも報じられたはずなのに、2月に入ってもまだドクターイエローは走っています。
 鉄道ファンなら当然知っている事ですが、引退したのはJR東海所有のT4編成だけで、JR西日本が所有するT5編成は、まだ2年近く活躍しますから、その間はあの黄色い車体を見ることができるのです。
 前回の走行から約10日後の2月7日が走行日に当たっているので、その日はちょうど当直明けなので、別の場所で撮ろうということにしました。折しも大雪情報で新幹線も遅れが出ているという事なので、あの辺りに行けば、いいシーンが撮れるかも知れないという事と、丁度新しい特撮用機材を新調したので、それのテスト撮影も兼ねて、いきなり本番撮影に挑むことにしました。

 .15年ぶりの伊吹山バック新幹線
 場所は東海道本線の近江長岡駅から歩きで行く場所にしました。

 新幹線の撮影については、色んな場所で撮っていますが、伊吹山バックの撮影地に来たのが前回は2010年2月の500系のぞみ号の引退前に来て以来の15年ぶり、在来線の撮影では117系の撮り収めで2013年3月に来て以来となりました。

 近江長岡駅で降りましたが、駅前はそんなに雪は積もっていませんでした。
 道もほとんど雪は溶けています。

 撮影場所は近江長岡駅から徒歩30分ほどの所にある、東海道線が大きくカーブしている場所の辺りで、A地点から下り列車が、B地点からは上り列車が撮れます。Google検索だと北側に大きく遠回りして35分と出ていますが、新幹線の線路沿いにある道を進めば30分程度で行くことができます。大きく遠回りした三角の頂点あたりにバス停があり、駅からそこまでバスを利用する事もできますが、そもそもバスの本数が少なく、2時間に1本程度しかないので、大概は歩いた方が早いです。

 現地に着いてウォーミングアップ。
 先客が既に後ろの方で三脚立てていたので、あまり前へ出ることは出来ずに、この辺で撮影。カメラを左の方に置ければ、雪が解けた道路をカットできたとは思いますが、中々そうもいきません。そして

 13:50 ドクターイエローがやってきました。
 雪国を走るドクターイエローの風景、1年に数回しか見られない組合せです。

 撮影を終えて近江長岡駅に戻ってきました。
 駅の待合室の一角が改造されて、地元の有志によるカフェとして、水曜日と隔週日曜日に営業しているそうですが、今日は金曜日なので閉まっています。
 これで下りのぞみ検測の撮影は終わり、今日はこのまま帰りました。

 .大雪の中での撮影
 昨日は思ったほど雪もなく、道路も溶けていて普通に歩けましたが、さて今日はどうかな?
 朝起きたら電車の走っている音が全然しないので、もしやと思ってカーテンを開けたら大笑い。真っ白です。近鉄名古屋線は大雪のため20分程度遅れていました。よしということで、今日も機材を持って出かけることにしました。

 岐阜を過ぎた辺りから線路の雪を巻き上げて、雪煙となって窓にバチバチ当たって、氷の粒がガラスに付くと、雪国電車の雰囲気が出ます。

 米原に到着。
 ベンチにも雪が積もっていて、誰も座りません。今日は土曜日でフリーきっぷだったので、一旦米原まで様子見で出てきましたが、また近江長岡に戻ります。近江長岡ではお昼ごろにEF65牽引の貨物列車が通過するので、それを撮ってから、B地点に移動しようかと思ったのですが、雪が凄いので、一旦駅に戻りました。EF65貨物については後日まとめて記事にします。
 さて雪がどれだけ凄いかというと

 このように道が全く見えません。
 そして、湿った雪がどんどん降ってくるので、傘があってもけっこうびしょ濡れになります。
 おまけに風も強く、三脚にセットしてもガタガタ揺れるほどの強風、特撮の機材は出せません。

 雪で辺り一面真っ白の世界の中を行く新幹線。
 白バックに白の車体なので、線路から離れた場所だと保護色になって、何が何か分かりません。
 風雪の中耐える事30分

 15:57 ほとんど音もなくドクターイエローがやってきました。
 白いボディーの一般の新幹線と比べると、まだ色があるだけ分かり易いかも知れませんが、編成長が短いので、気を付けてないと見逃してしまいそうな感じです。カメラを東側に振って、ケツ追いをしてみたものの、雪煙で何も見えませんでした。

 ちなみにB地点からは、川の対岸を走る東海道本線の列車を撮ることができます。北側からの撮影になるので、晴れた日だと逆光位置ですが、こういう雪の中だと光線は気にせずに撮れます。

 ということで、大雪予報に喜んで雪国を走るドクターイエローを撮りに行ったの巻でした。 
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さよなら阪神5001形

2025-02-10 |  出撃 at 近畿地方
阪神電鉄の普通専用車両として、1977年から導入され走り続けてきた5001形(2代目)がいよいよ2月10日の営業運転を以って残っている最後の4両が引退することになりました。
 私個人としても、高校3年間この電車で通学していただけに、卒業してから40年経ちますが、よく走っていたなと感心するとともに、そういった思い入れもあります。
 阪神電車ほ高校3年間で使っていただけで、大学は阪急沿線でしたし、社会人になってからはJRや近鉄という形で、乗る機会もほとんどありませんでしたが、阪神なんば線開業後に近鉄ー阪神と乗るルートに変わってからは再び阪神にも乗るようになった、と言っても年に10回位ですが。
 さて、私個人の思い出話は置いといて、いよいよ最後の活躍となった同形式の姿を半日追っかけましたので、その時の模様をお届けします。

 .先ずは撮影
 引退が近づくにつれて、運用を問い合わせる人が増えたのか、それとも最初からサービスなのかは分かりませんが、1月後半から5001形の運用表が阪神電鉄のHPに掲載されるようになりましたので、追い掛け易くなって余計に過熱しそうですが、便利なのは間違いありません。

 阪神電鉄は本線・なんば線共にほとんどの区間が高架になっているため、基本的に駅撮りとなるのですが、できれば1ヶ所位は駅間で撮ろうという、バリ鉄魂が湧きます。
 幸い平日に休みがあったので、3日㈪に行くことにしました。土日だと人が多過ぎるでしょうから、避けたいですもんね。
 この日の運用からすると、朝は尼崎で上りを迎え撃ち、梅田から折り返してくるのを大物で仕留め、高速神戸方面に追い掛けて、上りの2回目・3回目は神戸市内で、下りの2回目を地上で撮影として、その後はお別れ乗車という予定にしました。
 表に書き込んだ赤い〇印が上り列車の撮影、青い〇印が下り列車の撮影、緑色の下線はお別れ乗車として乗った区間です。



 何度も本線上を東へ西へ移動するので、便利な乗車券が阪急・阪神1dayパス(1,600円)で、時間が余ったら阪急電車も乗ろうと思っていましたが、阪神線のみの乗車で終わってしまい、元が取れたかどうか怪しいです。
 それでは撮影に行くとしましょう!

 8:22 朝の1発目は尼崎の入線です。
 8時台にもなると、引き上げ線に留置される車両も増えるので、留置車両の脇から出てきた所から捉えます。10人位が来ていました。
 この普通は尼崎で区間急行を待避するので、後続の区間急行に乗って先回りをすることにしました。

 8:31 次の千船で降りて、ダッシュで階段を下り登りして反対側のホーム端に行き、やって来る普通を迎え撃ちします。ホーム端に1人撮影者がいたので映り込んでしまいますが、構わず撮影して、撮影後は梅田寄り端まで移動します。
 停車中に5人位の撮影者が居ましたが全員発車時には乗り込んだので、映り込みなく発車シーンを撮れました。直ぐに下り電車に乗って移動します。

 9:07 3ヶ所目は先ほどにも書いた大物の梅田方ホーム端。
 晴れると逆光になるのですが、今日は薄曇りなのも幸いして、まずまずの出来?

 こういったシーンも抑えておきます。と言っても、以前もここで撮ったと思います。
 撮影後は高速神戸方面に向けて移動します。

 10:39 上りの2発目は、私が高校生の時に使っていた大石駅で。
 〇灘高生だった私は毎朝ここからこの電車に乗るのですが、よく朝寝坊して御影までは5分後の急行で追っかけてました。
 ホームには社員の人もカメラを持って待機、車掌と挨拶してました。
 次は下りの2発目ですが、そもそも地上で列車を撮れる場所が限られてるので、芦屋市内がメインとなります。

 12:39 今回も来たのが打出の東側のカーブが終わった場所の踏切ですが、残念な事に障検用の反射板の様なものが立てられてしまい、踏切からは絶望的になってしまったので、沿線の金網の上から狙いましたが、左側にどうしても金網が映り込む結果になりました。脚立に乗って2m以上の高さが必要です。

 13:31 最後は石屋川駅の下り方端で、大石駅と共に三脚禁止の駅なので、手持ちで撮りますが、直線区間を超望遠で狙えるのが、ここの特徴でもあります。

 .お別れ乗車
 石屋側駅で上りの到着シーンを撮った後に、後続電車に乗って、御影からは特急で追い掛けます。
 そうすることで西宮でさっきの普通に追い付けます。

 13:55 特急から乗り換えます。
 ちょうど2両目と3両目の中間部分の席が空いてるので、そこに座ります。先頭車両の運転室後ろとか、異様な雰囲気になってるので、静かに中間車両でお別れ乗車を楽しみます。

 阪急と阪神の電車の特徴として、車両連結面のドア上の場所に旗立てがあり、祝日にはここに国旗を掲揚するのですが、阪急はその後広告スペースになってしまったので、今も旗立てが残っているのは阪神だけになってしまいました。その旗立てにこのようなメモリアルの旗が掲揚されていました。針金やネジで固定されてないので、民度の低そうな東京圏なら即日で持っていかれるような飾り方です。さて最終日まで無事にこの旗が残っているかどうか・・・

 梅田で折り返してそのまま終点の高速神戸まで乗ります。
 全駅停車で1時間20分程の旅。

 途中の駅で運良く一角丸々席が空いたので、動画を撮影します。
 残念ながら次の駅でオッサンが乗ってきたので1駅だけで終わりましたが。

 16:03 高速神戸に到着。
 数人の撮影者がいましたが、スマホを持ったオバサンが、お構い無しに前に出るので睨み付けたら目で圧を掛けたら流石に腕を引っ込めてました。縦位置で撮るようなバカではなかったので、その辺は配慮の出来る人なのか?でもそのオバサンは、すぐに折り返して上りの電車でも乗ってる所を見ましたw

 高速神戸で5分の折返し時間で4番線から2番線に転線して発車しました。
 たまたま乗客が少なかったので、車内の様子も撮ります。

 乗客の乗り降りがほとんどない西元町に到着時はドアの開閉も撮ります。
 昔はポンッという音で瞬時にドアが開いたのですが、いつの間にか普通の電車と変わらない速さで開くように改造されていました。

 16:30 御影で下車し、反対側のホームに回り込んで、御影駅の発車シーンを撮ります。
 優等列車の退避をする駅では唯一、真ん中の線に入って止まる(昔は外側の側線で退避していました)ので、対岸のホームからスッキリと撮ることができます。
 撮影後はまた次の特急に乗って尼崎まで行き、尼崎の1駅先の大物で下車。朝来た駅です。

 17:12 夕方のやわらかい逆光を浴びて上り坂を上がってきた電車を撮影。
 日差しが強いと黒潰れしますが、薄曇りだったのが幸いしました。

 大物駅で停車する5001形
 これで今日の最後の撮影となり、5001形とのお別れとなりました。

 高校3年間の通学利用を始め、何度も乗ってきた電車でしたが、いよいよ最期の時を迎えることとなりました。
 さようなら5001形・・・ 
 なおこれで阪神からは抵抗制御車が消滅する形になりました。

 ◆この日の行程 赤字は上り撮影青字は下り撮影下線はお別れ乗車
難波634〜6558レ 1097〜654尼崎824〜57レ 9202〜827千船840〜865レ 5507〜844大物917〜891レ 1503〜918尼崎920〜961レ 5602〜1010大石1050〜1066レ 5602〜1106深江1206〜1166レ 5808〜1209打出1251〜1261レ 5502〜1308石屋川1343〜1364レ 5602〜1344御影1346〜1304レ 8148〜1355西宮1400〜1362レ 5027〜1436梅田1441〜1471レ 5028〜1603高速神戸1608〜1660レ 5027〜1624御影1636〜9152レ 8128〜1653尼崎1701〜1780レ 1108〜1703大物1720〜1761レ 5824〜1721尼崎1741〜1788レ 9728〜1801難波
 ◇フリーきっぷの元が取れたか計算してみると
難波→尼崎  10.1km 340円
尼崎→千船    3.0km 160円
千船→大石  21.7km 300円  
大石→深江   6.1km 200円
深江→打出   2.5km 160円
打出→石屋川  6.7km 200円
石屋川→梅田 25.7km 320円
梅田→高速神戸 33.1km 460円
高速神戸→大物 25.6km 440円     
大物→尼崎   0.9km 160円      
尼崎→難波  10.1km 340円      
ということで、合計で145.5km 3,080円分乗ってました。折返し乗車が多い分、項目が増えますが、本線の運賃が安いのもあって、フリーパスの値段の2倍には達しませんでした。

 次の記事は雪国を走る黄色いやつのお話です。
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震災30年のルミナリエ

2025-02-08 |  出撃 at 近畿地方
さる1月17日は1995年に起きた阪神淡路大震災から丸30年を迎えた、メモリアルデーとなり、兵庫県内各所で行事が行われました。
 この年の春に私も神戸を離れているので、人生の半分以上を兵庫県外で暮らすことになり、変わりゆく神戸の街を見つつ、リタイア後に戻るかどうかも未定な状況ですが、お墓が神戸にあるので、毎年春秋に墓参りで帰ってはいますが。
 さて、復興の象徴として行われる行事として、12月のクリスマス前の時季に催されていたのが神戸ルミナリエで、コロナにより3年間は本展示を中止(代替展示のみ)となったものの、代替展示も回数に数えに入れて震災から30年で第30回目という形になりました。
 震災の日に合わせて開催日もクリスマス前の人が動いている時期から1月後半という、最も人が動いていない時期に変更したり、区域も無料エリアと有料エリアに分けたりと、新しい試みが行われています。毎年「今年が最後」と言われながらも、これまで続いてきました。
 以前と少し様子が変わっているので、会場分離後は初めて(去年は四国へ行く船に乗る際に脇を通りかかっただけ)無料エリアだけですが、見てみることにしました。

 元町の大丸東側の筋には、規模の小さな光のページェントみたいなライティングがしてありました。
 夕方17時過ぎで、まだ上空には明るさが残ります。

 南に一筋下った角を有料エリアのメリケン波止場へ行く人は真っすぐ、ここで左折(東へ)すると無料エリアとなり、その先には交通規制も掛かっていますが、以前ならこの場所が全部規制がかかっていたのですが、今は一部だけの規制になっています。かつてはここにガレリアと呼ばれる回廊があって、大勢の人が道路を埋め尽くして18時の点灯を待っていたのですが、今はライティング自体がほとんどありませんし、残っているライトも既に光っています。

 東の突き当りまで歩いて、無料エリアのメイン会場である東公園に来ました。
 ルミナリエと言えばこのオブジェですが、数年前に背後にタワマンが建ってしまい、せっかくの風景が少々台無しになっています。一定の部屋についてはカーテンを閉めるなどの協力も行われている感じですが、さすがに全部屋消しての協力まではできないようですね。

 そこで角度を変えて撮ることとして、西側の場所に来てみました。
 また明るさ調整もすることで、これで後ろのマンションの明かりはほぼ見えないと思います。これで-2段アンダーで露出調整しています。

 オブジェのすぐ近くまできました。
 だいたいこれ位の明るさが実際の明るさで、行き交う人々のシルエットが映ってるかと思いますが、補正をするかどうかで迷いますね。ということで、どっちも撮ればいいだけです。

 東広場の東端にはこのような1.17の灯として、ゆらゆら炎が燃えていました。
 鎮魂のモニュメントを象徴するオブジェです。

 一通り電飾も撮り終えたので、三の宮駅方向へ戻ります。
 入口の近くには幾つかのテントが並んでいて、以前ならここで記念グッズの販売などが行われていたのですが、今回は物品の販売自体がないようで、JR西日本と幾つかの自治体の展示のみと、いささか淋しい感じがしました。

 JR西日本のブース
 かつてはルミナリエ限定のイコちゃんグッズや、クリアファイルなども売っていたのに、今年は展示だけで終わっています。

ということで、久々に神戸ルミナリエに来たの巻でした。
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さよならドクターイエローT4撮影 2日目

2025-02-02 |  出撃 at 近畿地方
昨日の記事の続きになります。
 28日は愛知県の矢作川橋りょうに初めて訪問して、下りのドクターイエローT4編成最終計測仕業を撮影しました。
 このドクターイエローによる検測は、1日目に下りで博多へ、翌2日目には上りで東京へ向かうので、トラブルがない限り、明日上がってきます。

 .西の馴染みの場所でラスト計測
 上り計測列車は、光線が順光になる午前中に山陽新幹線の区間を走り、一旦大阪の基地で休憩した後、夕方前に東京へ向けて走るので、昨日と同じ愛知県内でも撮れなくはないですが、時間帯が16時台になるので、光線は良くなく、大概が日没前の低い雲に日差しを遮られる事になるのがオチなので、なるべく光線の良い時間帯で撮りたいものですから、山陽新幹線の区間で撮りたいと思いましたが、何とまたもや雨予報が・・・

 結局悩んでいる間に夕方の出発時刻のタイムリミットを過ぎてしまったので、翌朝一番で出発して加古川で撮影することとしました。
 名古屋5:58発の名阪1番乙特急に乗ります。

 桑名では雨は上がっていましたが、青山峠を越えると一面の雪景色。今シーズン初めての本格的な雪を見ました。
 天気が心配されましたが、大阪市内に入った頃には徐々に晴れてきました。

 今日は高砂市まで行くので、阪神・山陽全線が乗り放題になる、シーサイド1DAYチケットを久々に買います。
 いつの間にか2,400円に値上げしていました。まぁ阪急阪神1DAYチケットも1,600円に上がっていたので致し方ありませんが。

 姫路行きの直通特急は、民鉄無料車両で最高クラスの居住性を誇る山陽5030系に久々に乗車。
 山側のシングルシートで高砂まで1時間半のプチ旅、近鉄特急と合わせて3時間半の特急移動で喜んでいたのですが・・・

 なんと途中で2回も踏切障害があって電車が止まってしまい、遅れてしまったので、上りのキティちゃんこだま号には間に合いませんでした。
 前日入りしておれば余裕で間に合ったのですが、まぁキティー新幹線はいつでも撮れるし、過去に一度ここで撮ってるので、まっいいか。

 今回はレンタサイクルを借りるため、駅から撮影地とは反対側に歩いて、徒歩2分程の場所にある駐輪場兼宝くじ売り場で自転車も貸しているという場所(信用金庫の隣の建物)に来て、一番安い1日300円のママチャリを借ります。電動自転車には付いていない後部荷台がしっかり付いていて三脚も固定できそうですが、ロープを持っていないので三脚は前カゴに入れました。

 12:07 まずは加古川西岸で下りキティちゃん新幹線を撮影。
 前回は下り列車は曇ってしまったので、今回は晴れで撮れて良かったです。
 そしてここからが自転車を借りた真骨頂タイムになります。

 そう、上りのドクターイエローは加古川の東岸から撮る必要があるので川の対岸に回らなくてはならず、歩いて移動となると30分以上掛かるので時間ギリギリになるのですが、自転車なら10分ほどで行けるので、余裕で準備が出来ます。

 12:40 東岸に着いて取り敢えず一般の列車でウォーミングアップをします。こちらはコンデジで撮った写真で、下の動画と比べると若干の望遠側になっているのが分かるかと思います。
 山陽新幹線には短い8両編成のさくら号なども走っているので、より編成の長さなどの感覚は掴みやすいです。
 そしていよいよ、

 12:50 上り計測列車がやって来ました。 のぞみダイヤなのでほぼ最高速で来ますから一瞬です。
 昨日のJR東海の運転士は1本前の列車が「もうすぐ来るよ」と、本チャンのT4編成が「ありがとう~」と2本の列車で汽笛を鳴らしてくれたのですが、JR西日本の運転士は鳴らしてくれませんでした。まぁ他社の借り物の車両ですからね。なお博多駅では駅の発車標に「ありがとうT4編成 博多駅一同」なる表示が出て、お見送りの表示をしていたそうです。
 私の直ぐ後ろにいた人は三脚にちゃんとカメラを2台セットして、1台は完全に側窓狙いなのか真横アングルにしていました。私はカメラ2台とも動画撮影で1台は固定、もう1台は手持ちパン撮影としました。

 昨日の愛知県内と違って、ここは20人ほどしか来てなくて、まったりと撮影を終えました。
 この後自転車を返却して14時前には高砂を後にしました。

 この撮影地ではわずか20人ほどでしたが、名古屋駅や東京駅では凄い事になってたらしい、そんな人混みの中でロクな写真など撮れようがないのに、なんでわざわざ駅に行って撮るんでしょうね? 人混みの様子をマスゴミ気分で撮りに行ってるのか、ラストランの感傷に浸る自分に酔いたいので行っているのか理解できません。
 なおこれでJR東海のドクターイエローT4編成とは現役路線からはお別れですが、このうちの先頭車1両がリニア・鉄道館で展示保存される事が決まっているので、動かない姿であれば今後も見る事ができます。

 さてせっかく買ったフリーパスがまだ使えるので、列車撮影はこれで終わりにして、少し足を延ばして姫路まで行くことにします。
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今冬は青春18きっぷ買わず

2025-01-15 |  出撃 at 近畿地方
 .旅行をしないという選択
 青春18きっぷの改悪によって、やはり非常に使い勝手が悪いため、使用できるような日程が取りづらく、結局この冬は買う事なく1/10が過ぎてしまいました。前記事の近鉄週末乗り放題きっぷを買って近場(と言っても名古屋ー伊勢ー大阪 2往復なので800kmぐらい乗ってますが)に出るだけで終わってしまった冬休み期間。
 やっぱりこれだとふらっと旅行には行けませんよね。年末年始は貨物も動いてないし、昼間の時間も短く、晴れても半分建物の陰だったりするので、撮影に出る事は気が向きません。それでも好きな時に1日フラっと使えた以前の青春18きっぷなら取りあえず1枚買っておいて、好きな時に出掛けることができたのですが、もうそれも過去の話になってしまいました。 ということで、ダラダラと半分寝正月になってしまいました。

 こちらが、昨年末時点での全国訪問状況で、去年は訪問した白いエリアが北は宮城から(ミスで宮城・山形・福島・長野・三重がクリーム色になってますが白が正しい)南は鹿児島まで、訪れなかったのは14道県と、かなり広い範囲で出掛けた格好になりました。
 例えば1月なら南東北と・北関東へ2週連続で出掛けて、それも1枚の青春18きっぷのみ使用で行けた事が大きかったですが、もうそんな芸当はできません。我々から旅をする楽しみを奪われてしまったので。
 私自身は幸にもかなり乗り鉄は進んでいて、未踏破区間で残すは新規の新幹線や私鉄の一部とケーブルカーのみなので、JRの青春18きっぷに頼らなくても、各地域のフリーきっぷや私鉄・高速バスや自動車で回れるような場所ばかりなので、旅の回数が大きく減る感じがします。
 今年の鉄道関連の予定としては、
 ① 関西私鉄撮影 2月で引退する阪神5001形と、ダイヤ改正で見られなくなる阪急神戸線の通勤急行の撮影
 ② 九州地区国鉄電機撮影 風前の灯となった九州地区の国鉄型電気機関車の撮影 3月改正まで
 ③ 北海道のキハ40系気動車、特急大雪などの撮影(未定)
 ④ 四国地区キハ40系気動車の撮影 4月以降
 ⑤ 山陰地区キハ40系撮影 春以降 
 ⑥ 九州・西九州新幹線の踏破 9月以降
 ⑦ 関東地区私鉄乗り鉄 時期未定
ぐらいが大まかな計画として考えています。
 以前は年間に20回ぐらいの長距離遠征+15回ぐらいの近畿周辺で、年間30~40回ほど泊りがけの旅行をしていた頃と比べると、3分の1ほどの頻度に落ち込む予想ですが、鉄道の対象となる物が減っているという側面もあります。
 この他に毎度の高校野球・社会人野球の観戦や、昨年23年ぶりに観戦したバレーボールなどの観戦、他に祭りやイベントなどへのお出掛けの割合が逆に増える可能性もあり、指向が徐々に変化していってる感じです。

 .大阪府再完乗も
 前記事では1/3に初めてラグビー観戦として、花園ラグビー場で高校ラグビーの試合を見に行きましたが、翌日は天気が曇天予報だったので撮影はせずに、昼前から難波周辺をうろついていたのですが、暇なので、そうだ北急乗り潰そう! ということで、昨年4月に延伸開業した千里中央-箕面萱野間を乗る事にしました。
 大阪府内は妙見ケーブルが廃止になったことで、昨年4月初めの段階では100%完乗扱いになっていたのですが、北大阪急行の路線延伸に伴って、未乗区間が発生していたものです。

 大阪メトロの1日乗車券の北限である江坂で一旦下車し、改めてここからPITAPAで入場し直して電車に乗ります。
 江坂で降りるのも初めてなので、1駅稼げました。

 かつての終点である千里中央を出ると、新線区間はトンネルが続くのですが、終点の箕面萱野駅の手前で地上に出て、そのまま高架区間を走ります。
 丘陵地のため、地面のアップダウンが激しく、線路もそこそこの勾配を登っています。

 千里中央からはわずか2駅で終点の箕面萱野に到着。あっけなく乗り潰しが終わりました。
 これで再び大阪府は100%になったのですが、今月19日に大阪メトロ中央線の延伸があるので、再び100%からは脱落してしまいますが。

 高架駅は北側にあるショッピングモールに突っ込むような形でホームが頭端駅のレイアウトになっています。
 また東側にはバスターミナルが整備され、ここから箕面市内各地へ路線が出ています。

 駅の西側には御堂筋の道路が伸びていて、道路を挟んで西側にも商業テナントのビルが建っていて、人々は大きな連絡通路を東西に行き来しながら、買い物を楽しんでいるようでした。正月休みということもあり、かなり多くの人で賑わっていました。

 駅のホーム南端にて
 ちょうどやってきたのが北急8000系だったので、フカフカシートを久しぶりに楽しんで、短い乗り潰しミッションを終えました。

 今月はもう1度大阪(神戸)出撃で来ます。
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近鉄8A系に乗り&撮り

2024-10-27 |  出撃 at 近畿地方
先々週いよいよ営業線デビューした近鉄の久々の通勤車両である8A系を撮り&乗りに行きました。
 しまかぜ50000系やひのとり80000系の増備に100億円近く使っていましたから、なかなか一般車両の増備ができずに、その間に発火事故をはじめとした故障も
多発していたので、ようやく本腰を上げて一般車両の制作に取り掛かった感があります。
 新車構想が発表された時は、まぁまぁこんな形になるのかなとは思っていたのですが、鉄道ファンの誰もが驚いたのがその形式名で、まさか数字の間にアルファベットを挟んでくるとはという斬新さでした。頭が8で始まるので8000系列の続番であるのは分かります、トイレ付の大阪・名古屋線仕様はそれだと1A系になるのかも合わせての注目ポイントでした。
 営業運用に入った翌週に早速現地に行く事にしました。

 まず現在の運用ですが、阪神への直通運転をしない運用に入っているようで、専ら近鉄線内での折り返しのみに入っていました。
 阪神直通の快速急行や普通ではなく、急行や準急運用がメインよようです。そのうち阪神線内にも入るでしょうか。

 こちらが車内の様子で、なかなか乗客が乗っている事が多くて、撮れる機会がなかったのですが、難波に着いて車掌が見回りに行ってる僅かな時間で撮りました。

 車内に2ヶ所ある何ちゃらシート。「やさしば」
 実際に座ってみましたが、わりとフカフカしてます。E233系グリーン席の座面といった感じでしょうか。また普通席も従来のL/C座席よりは格段に座り心地が改善されてますが、果たしていつになったらクロスシートモードになるやら。
 奈良線では土休日に一部の列車でクロスシートモードにしますが、京都橿原線内ではロング専用にしてたので。

 次に撮影に向かいます。
 現在は奈良方に連結されているので、午前中に順光で撮れる奈良線の撮影地と言えばあそこしかありません。
 まず運用をつかむために大和西大寺駅で待ちます。すると

 準急で入ってきました。
 こういった駅撮りするのはスマホでスナップ撮影する以外は久しぶりなので、いかにも撮り鉄って感じでしたが、ここではこの1本だけにしました。
 信号機などがホームの両端にあって被ってしまうので、別の撮影場所に移動します。

 次に来たのが学園前駅。
 ここでは先程撮った列車が折り返して難波方面に行くのですが、奈良側の4両なので後撮りとなります。ホームほぼ端(完全に端だと柱などが邪魔になる)から撮影。
 撮影後は駅から歩いて10分ほどの踏切に行きます。小雨が降ってきました。

 富雄第一踏切は坂を登ってくる下り列車をいい感じで撮れる有名撮影地なのですが、キャパが最大3名と狭いので、平日が狙い目です。
 上の写真は編成が違いますが、これは今週再訪問時の写真(正確には動画切り出し画像)です。

 こちらは新車の導入にともなって今月から廃車が始まった8000系の残党で、こちらの方が貴重ですね。でも近鉄に詳しくないと、8000系も8400系も8600系も全然見分けがつきません。私も番号を見ないと分かりません。昔は屋根の形が違ったのですが冷房改造を受けてからはみんな同じ形に見えます。

 もう1本、こちらは黄色い近鉄電車。
 大阪万博の新ラッピング車で、前日は日本橋駅て三脚立ててかなりの人が撮ってましたが、来年半ば迄は見られるでしょう。

ということで、近鉄久々の通勤車両の新形式8A系に乗り&撮りしに行ったお話でした。
 来週(というか明後日から)は史上初のJR6社揃い踏みで出場する社会人野球日本選手権に行くので、大阪に滞在になります。

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安倍晋三さん三回忌で西大寺へ

2024-07-09 |  出撃 at 近畿地方
7月8日と言えば、近鉄大和西大寺駅前で起きた2年前のあの忌まわしい暗〇事件を思い出される方も多いかと思いますが、時の流れは速い物というか、日本人独特のすぐに忘れてしまう、熱しやすく冷めやすい単純細胞的な側面もあってか、たったの2年でツイート数なども大幅に減るなど、もう過去の人と化した悲劇の政治家という感じさえしますが、ちょうど8日は仕事が休みなので、奈良へ行くことにしました。

 名古屋を朝6時半に出る難波行きの特急に桑名から乗車。月曜日の朝にしては割と空いている感じで、隣の席は最後まで空いたままでした。
 特急に乗るのは2か月ぶりぐらいでしたが、今回の乗車で乗車ポイントが溜まったので、次回は無料で乗れます。

 大和西大寺駅に10時ごろ到着、いつもの駅ナカの花屋さんでお花を買います。
 私の1人前に並んでた人が、代金の支払いでPASMO決済しようとしてエラーでトラブルになっていて、結構時間掛かってましたが、こうやって見ると、はるばる遠路からお参りに来られてる人も多そうです。東京からでも福岡からでも朝8時の新幹線に乗れば、午前中には着けますから。

 改札口を出て、北側の階段の所へ来ました。
 駅前ロータリーの整備工事は終わって、アーケードなども完成していました。

 横断歩道を渡って、献花台のあるテントの所に来るのですが、何ですかこのマスゴミの多さは。
 混乱を避けるために柵で囲ってありますが、柵の外でも大きなテレビカメラを持ったクルーたちがウロウロしていて、結構鬱陶しさ増し増しです。

 肝心の献花台ですが、テント1張り分のスペースだけになって、もう献花に訪れる人を真横からテレビカメラが狙うという、見世物かと言わんばかりの雰囲気ですね。

 朝早いうちなら空いていますが、10時を回ったころから段々と人が増えてきて、このように列ができます。去年テロ騒ぎがあったため、手前で手荷物検査の台が用意され、そこで荷物検査をすることで不届き者を排除するのですが、最後まで大丈夫だったのでしょうか。
 大勢のマスゴミどもが待機していましたが、私たち一般の人間には全く関心がないようで、ほとんどカメラを向けずに、ただ何かを待っているようでした。

 11:25 そのマスゴミたちが一斉に動き出したのが、11時半の黙祷の時間に合わせて訪れた自民党の議員団が来た時でした。
 36℃の炎天下の中、真っ黒のスーツ姿の一行がゾロゾロ動き、警官が周りを取り囲みます。
 写真にはちょうど背の高い人の陰になってしまいましたが、片山さつき議員だけは分かりました。意外と小さいおばさんなんですね。あとは誰が誰か全く分かりませんでした。
 自民党議員団の献花も終わると、雲の子を散らすようにマスゴミ連中も散開し、夕方のニュースで取材を続ける地元局の人らはまだ残っているようでしたが、かなり猛暑で体もコタえているので、私もこの場を後にして、西大寺駅に戻りました。

 たったの2年ですが、もう遠い過去のような話になってきていて、その間に自民党も完全に左翼政党化してしまい、岩盤支持層だった人も多くが自民支持から離れて、安倍さんも草葉の陰で泣いておられるかも知れませんね。党を2つに割って(生前否定してましたが)でも保守本流でこの国を正常化する方向に進めば、御本人も納得されるかと思います。今の自民党は酷すぎますもんね。

 ということで、36℃の猛暑でぶっ倒れそうな炎天下の中、大和西大寺まで出向いたお話でした。
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初めて生で満塁ホームランを見る

2024-06-17 |  出撃 at 近畿地方
 連日の社会人野球観戦の記事になりますが、今回は近畿地区の予選の観戦のため、京都へ遠征することにしました。
 昨日6/6は岡崎でJR東海の試合を見たのですが、次の試合は2日後なので、今日6/7は京都で行われる試合を見に行くことにしました。対戦カードはNTT西日本vs日本新薬で、どちらも初めて見るチームです。
 近畿地区の予選は、前半が大阪市の人工島にあるバスでしか行けない夢洲大阪信金スタジアムで行われるのですが、後半からは舞台を京都に移して西京極球場(わかさスタジアム)で行われます。ここなら阪急の駅からも歩いて行けますし、京都駅からも市バスで行けて交通便利な場所です。しかもこの西京極球場は、かつてプロ野球阪急ブレーブスも公式戦を行っていた球場なので、それなりの規模だろうと期待が持てます。

 トーナメント表ですが、近畿地区は順当に試合日程が進んでいて、既に第5代表を決める2試合を残すのみとなっていました。
 今回見るNTT西日本も日本新薬も実力のあるチーム同士ですが、2つ負けて後がない状態で最後の切符を掛けた戦いでぶつかるわけです。
 3年前の2021年にNTT東日本は見ていますので、これで東西NTTとも見ることになります。



 .久しぶりに乗る草津線ルート
 さて関西で色々と撮影などをする時は、近鉄で大阪まで行ったりして前泊する事が通常なのですが、今回は試合開始が午前10時のため、9時半ごろに球場に着けばよいので、わざわざ前泊する必要もありません。
 京都までの交通機関は当日の早朝に出るプランだと、
 ①東海道新幹線・・・・・・・5,170円 名古屋7:30頃→京都8:30頃着    
 ②東海道本線乗継ぎ・・・2,640円 名古屋6:10→京都8:29 
 ③JR名神高速バス・・・・2,600円 名古屋7:15→京都9:47
 ④近鉄特急利用・・・・・・3,540円(株主券利用)桑名5:45→京都8:44
 ⑤関西・草津線経由・・・1,980円+α 桑名5:42→京都8:28
といった5通りのルートが考えられますが、 ③の高速バス利用だと京都駅の到着が遅くなるので除外とし、④の近鉄特急利用もコスパが悪いので、JR鉄道線の利用として、もし早起き出来たら一番安い⑤の草津線経由で行こうということにしました。

 5:40 ということで、早起きに成功して初電で桑名駅までやって、桑名始発の関西本線の下り1番列車に乗ります。
 313系なので快適に過ごせそうです。

 東海道本線経由であっても、関西・草津線経由であってもICカードが使えないため、切符を買う必要がありました。みどりの券売機でC制ですぐに買えたので現金を使う事もありません。

 6:35 亀山でJR東海からJR西日本の区間に入ります。
 朝の通勤通学時間帯ですが、やってきたのはキハ120の単行でした。

 7:10 単行気動車に25分ほど揺られて柘植で草津線に乗り換えます。
 ここからは221系の8両編成なので、京都まで1時間20分、ぐっすり寝ていけそうです。
 草津線に前回乗ったのはコロナ前に関西1デイパス(現在は廃止)で乗って以来の数年ぶりの乗車でした。というか関西1デイパスが廃止になっている事に気付きませんでした。残念ですね。

 8:40 京都駅前から市バスで西京極運動公園に向かいます。
 市バスのダイヤ改正が6月1日に行われていて、系統番号や時刻も大幅に変わっていたのですが、Yahoo乗り換え検索ではまだ旧系統・時刻の表示だったので、バス停の時刻表と大きく変わっていてちょっと混乱しました。
 清水寺や金閣寺などに向かうバス乗り場は朝から外国人の長い行列が出来ていましたが、こちらは洛西バスターミナルとあって、外国人の姿は見られず、快適に乗れました。

 .初めてのわかさスタジアム
 朝の渋滞などで市バスは5分ほど遅れましたが、まぁ許容範囲です。

 9:30 バス道から公園内に入って南に歩くこと数分、ようやく球場の外観が見えてきました。
 西側にはJリーグの試合なども行われる陸上競技場や、写真を撮っている背中側になりますが、総合体育館などもあり、京都のスポーツのメッカになっています。

 球場正面にやってきました。
 今日対戦するNTT西日本のブースと、日本新薬のブースがそれぞれ出ていますが、どちらも何らかの応援グッズらしき物はなさそうです。

 とりあえずNTT西日本の受付に行くと、うちわと選手紹介のチラシを貰ったので、そのまま中に入りました。
 東海地区のように、チケットをくれるわけでもなければ、ゲートに係員がいるわけでもなく、このままフリーで球場に入れるようです。

 日本野球連盟近畿地区の掲示板に試合日程についての記載があるのですが、トーナメントの最終決定戦のみ「有料試合」となっていて、それ以外は全て無料で入れるようです。この辺りが東海地区と扱いが違いますね。

 ということでフリーで入れるスタンドに入りました。
 全面紫色の座席が視界に飛び込んできます。京都パープルサンガの地元らしく、紫色になっているのかな? でもサッカーと野球と別々のスタジアムなのに。
 最初に3塁(日本新薬)側のスタンドに来たのですが、数人の応援団の方がいただけで、こんな所でカメラ持ってたら目立つ目立つ、ということで1塁(NTT西日本)側に移動します。

 こちらもチア3人と数人の応援団がいるだけで、さすがに平日の午前中とあって、閑古鳥の感じですが、実は写真を撮っている左背後側が屋根のあるバックスタンドになっていて、そこが日陰になるということで、ほとんどの観客がそこに集まっていました。Yシャツを着て先ほどのNTTのうちわを持った、いかにも社員と思われる方たちも、さすがに今日の真上から照り付ける日差しに耐え切れず、企業応援席からバックネット裏へ大勢が逃げてきています。
 そんな中、踊り続けるチアのオバ・・いやお姉さん達も大変です。さすがにしんどいのか、1人は太鼓打ちに、もう1人はマイク持ちとなり、最終的に1人だけが続けて踊っていました。高校生でもぶっ倒れる京の(今日の)暑さ。

 .人生初の生で見た満塁ホームラン
 試合は序盤は0点の膠着状態でしたが、その後NTTが2点先制。
 そして5回裏に1点追加した後、ランナー満塁で、主将中村選手の一振りがライトへ。犠牲フライになるかなと思った打球はそのまま伸びて外野席に飛び込みました。そう満塁ホームランです。
 高校野球は勿論、社会人野球でもなかなか満塁ホームランが出る事自体は少ないのですが、今回目の前で見る事ができました。
 実は記録を紐解くと昭和59(1984)年の日本シリーズ、阪急×広島の第3戦、西宮球場で広島の選手が満塁ホームランを打っている試合に行っているのですが、この日本シリーズでは観客ではなく、ビールの売り子としてアルバイトで入っていて、ホームランが出た瞬間は、ちょうど商品の交換のためバックヤードに下りていた時でした。商品を交換してスタンドに上がってきたら大量得点が入っていて、どうやら満塁ホームランが出たらしいというのが、その時のお話です。

 満塁ホームランも出て一挙5点を追加したNTT西日本がほぼ一方的な試合展開になるのでしょうか。
 ここで5回ウラ終了でグランド整備のインターバルになります。

 東海地区の場合は、このグランド整備タイムになると、両方のチームの選手が出てきて、トンボでグランドの土を慣らすのですが、こちらは球場の職員が出てきてグランドマスターと呼ばれるトラクターみたいな作業車で慣らして散水と、全て球場任せでした、この辺が地区によっていろいろ違いがあるのも球場巡りの面白さでもあります。

 こちらは日本新薬の応援団席。
 7人の応援団はNTTと人数的にはそんなに変わりませんが、正面から直射日光がジリジリ照り付ける3塁側は1塁側よりも更に地獄の暑さでしょうか。新薬の一般の応援の方はみんな屋根の下に避難して応援していました。

 試合は終盤に日本新薬が2点を返し、9回もランナーを出しましたが点にはならずにゲームセット。
 日本新薬はここで予選敗退が決定、NTT西日本は6/9に前年の日本選手権優勝の大阪ガスと対戦し、東京ドーム行きの最後の枠を巡る戦いとなります。
 試合後の応援団長の挨拶で「次の試合は日曜日なので、吹奏楽団も来ますから、皆さん是非とも球場に足をお運びいたたき・・・」
 日曜日だと重厚なNTT吹奏楽団の生演奏が聞けたのですが、残念ながらその日は仕事なので見る事ができません。

 ということで初めて京都の西京極(わかさスタジアム)球場での観戦を終えました。
 平日の午前中とはいえ、昼前の時間帯とかはこの時期は日差しが真上から照り付けますから、関東の一部地域のようにナイターでやれば、涼しくて会社帰りの社員も応援に駆けつけて盛り上がるのではと思いました。まぁナイターとなると照明使用料金の関係があるのでしょうね。(後で調べてみたら、第1~第3代表決定戦のみナイターでやったようです)

 試合後は西京極から桂まで1駅歩いて、桂川の川風に吹かれて・・・全然涼しくなかった、暑い暑い。
 運動公園前からバスに乗ると京都駅までの25分は絶対に座れないので、確実に座れるバスの始発駅まで歩いてやろうとしたら桂駅まで35分も掛かりました(笑) 桂駅からバスに乗ったらもうグッタリ。

 さて野球も見終えて明日の予定もあるので、再び草津線・関西線経由で今日来たルートを戻って帰宅しました。明日6/8は再び岡崎でJR東海の試合を見に行く予定です。
 ※結局NTT西日本は最終戦で大阪ガスにまさかの逆転勝利で、滑り込みで東京ドームへの切符を手にしました。
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大阪 コメダに対抗?

2023-12-14 |  出撃 at 近畿地方
 大阪市内でモーニングをする時は、割とミナミで時間がある事が多く、梅田や淀屋橋などの地域では早々にどこかへ移動をしていなくなる事が多いため、あんまり梅田界隈などでは朝ゆっくりモーニングすることはありませんでした。

 そのため、モーニングする時は大概が難波辺りにいるので、10年ほど前からよく利用している店というと、近鉄難波東口・地下鉄御堂筋線難波北口を上がって日本橋方面に歩いて1分ほどの所にある、 cafebreak なんばウォーク店という店で、もう1店舗、南海なんば駅の下のなんばCITY1階にも別の店舗(あとは梅田と長堀)はありますが、なんばウォーク店の方が20円安かったので、いつもここの店を使っていました。

 コーヒーにトーストとゆで卵が付いて330円(なんばCITY店は350円)と他のお店に比べて安いので、よくここを使っていましたが、インバウンド客の増加などで段々と混み合う事もあったりして、カウンター席(電源コンセントはあります)しか空いてない事も出てきたことから、コロナ少し前からは南海なんば駅横のビル2階にある PRONTO をよく利用するようになりました。
 少し値段はしますが、コーヒー・トースト・ヨーグルト・サラダの4品で 440円とサラダ付きとしては安い価格だったのと、ビルの2階という若干立地面のハンデがあって空いている事が多く、電源コンセントや今時珍しいフレッツスポットが使えるとあって、長居するにはぴったりの店として特にコロナ後はほとんど PRONTOを使ってきましたが、値上げの波は避けられないことから、55円値上げの 495円となっていまいました。
 同じなんばCITYですと、南側にはコメダ珈琲もあり、ここも朝から結構混み合っていて、ついに大阪にもコメダが来たーと喜んでいた開店当初に1度利用した以外は2021年にもう1回入っただけで、いつも混んでるので難波CITYのコメダはパスしていました。同じ難波のコメダなら、千日前(ビックカメラ近く)の店の方が少し空いていて、以前ここで完売間近のコメ牛にようやくありつけた店でした。

         
 先日、そうだ久々に cafebreak へ寄ってみよかと店の前を通ったら、モーニングの値段が改定されてはいたのですが、内容が新しくなっていたので、思わず入ってしまいました。

 従前通り、コーヒー・トースト・ゆで卵のセットは50円上がって400円ですが、新たに小倉あんが+50円で付けられるようになり、小倉あんに吸い寄せられるように店に入っていったという感じです。以前はなかった小倉あんですが、やはりこの辺はコメダを意識した対抗策なのかも知れませんね。ちなみにコメダでこのセットだと 580円はしますから、安く抑えたいのならこちらの方がいいかも。まぁセルフサービスかフルサービスかの違いも値段差にあるでしょうし、コーヒーの好みとか座席の違いなんかで選択も変わると思いますが。


 そしていつの間にか、そのコメダも梅田~難波の間だけでも11店舗と、これだけの店舗が雨後のタケノコのように増え、大阪の茶店文化にじわじわと侵食しはじめている感じでしょうか。正直これだけ増えているとは思いもしませんでしたが、梅田・難波界隈の3店舗を除くと他の店舗は地下鉄沿線となるので、私の行動範囲からは外れているので利用することはないかと思います。
 地図の大きく緑色で難波と書いたそのすぐ右側の2店舗が実際に入ったコメダの店舗で、それ以外は行動範囲外になるかな?


 
 大阪難波へ早朝に夜行バスなんかで着いても、大概が朝7時からの営業の店が多いので、それまでの菅の時間つぶしが大変かも知れません(開いてるのはマクドか牛丼屋程度です)。OCATのバス乗り場なら若干の椅子があるので、そこで6時40分過ぎまで休んで、そのあとにぶらぶら地下へ降りて近鉄難波側に歩いていく手もあるでしょう。
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ぼっちシートに座ってみる?

2023-10-01 |  出撃 at 近畿地方
 近鉄難波駅の3番線に何やら待合席が1つだけ増設されたのか、その存在がいかにもネタ感を誘っているようで仕方ありません。
 その椅子の様子がこちら

 写真上の↑矢印のものがそうで、1脚だけ増設したのはよいが、その増設の仕方が、何とも1席だけ離れてポツンと設置されているではありませんか。
 近くに寄ってみたのが下の写真で、『ポツ~ん』という言葉がこれ程しっくり来る状況は他の駅の追随を許さないとまでは言いませんが、ぼっち感が見事に漂う椅子であります。
 手前に消火栓があったり、その横には大きな広告枠があるため、手前の椅子と間隔を開けなければならなかったことと、これより奥(尼崎)側は、降車客と乗車客で輻輳するので、これ以上は設置できなかったのでしょうか、それで1席だけこのような席が生まれたということでしょう。
 大阪難波に来たら、このぼっち感を一度味わってみてはいかがでしょうか?
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こんなもん持って何処へ行く?

2023-08-08 |  出撃 at 近畿地方

 先日ホームセンターでクーラーボックスを買いました。
 暑い日々が続くので、中に何か入れて何処へ行くのでしょうか?

 名古屋駅から名阪近鉄バスに乗ります。
 バスに乗って3時間、そして電車に乗り換えて20分。


 答えはこちら。

 もう分かりますね。
 中に冷たい飲料を入れるのもありますが、この日は昼過ぎまで雨予報も出ていたので、普通のカバンだと雨水ご染み込んでしまうので、こういったBOXであれば染み込む心配はありません。
 
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一周忌の献花で大和西大寺へ

2023-07-09 |  出撃 at 近畿地方
 きのう7月8日は昨年、安倍晋三元総理が選挙遊説中に凶弾に倒れて命を落としてちょうど1年になります。
 一周忌にあたり、何か行事が行われるのでないか、注目していたのですが、東京増上寺での法要が行われるだけで、事件現場となった奈良大和西大寺での現場での献花について、奈良市は献花台は設置しないとアナウンスしていたので、これはもう何もないなと思っていました。
 ところが前日になって、自民党の有志により8日のみ限定で現場に献花台を設置するという話が入ってきて、今週はちょうど土日が休みの週なのもあり、これは行かなくてはということで、早速奈良行きを決めました。
 天気予報を見ると、曇りのち雨ということで、午前中であれば何とか濡れずに参れると思って、早朝から出ることにしました。

 5時起きで目覚まし掛けたのですが、なかなか起きられずに5時半ごろようやく起きたので、名古屋5:58発の1番特急には間に合わないので、次の6時半の特急に乗ることにしました。
 去年の献花の時は、足が痛くて倒れる危険性もあったので、特急券は難波まで買って、具合が悪くなったら、西大寺には行かずにそのまま折り返して帰宅しようという行程だったのですが、今回は体調はほぼ大丈夫ですが、電車の中でゆっくりしたいので、去年同様に難波まで特急券を購入して鶴橋折返しとしました。乗車券は鶴橋での折返しは特例でOKだが、特急券は乗り継ぎ扱いできないルートな上に、特急の本数自体が無いので、鶴橋からは快速急行で大和西大寺に着きました。

 駅ナカにある花屋さんで献花用のお花を買います。
 台が一杯になって担当の方も大変なので、大きな花を供えたい人の気持ちも分かりますが、ここは一番小さな千円の束にします。
 私の前に5人ほど並んでいましたが、快速急行・急行が着くたびに人が並ぶような感じでした。

 さてお花も買ったので改札口へ向かいます。
 改札を出た所には何人もの警察官が立っていて、物々しい警戒のようです。去年より圧倒的に多い警察官、やばいのか?

 改札口を出てペデストリアンデッキに出ると、見えました、献花台のあるテントが。
 うーん、去年見た光景が。いっぱい並んでるのかな?

 誘導者の→に従って一旦北側に回り込んで戻ってくるのですが、あれ? 全然並んでいない?
 去年はこの辺りにズラーーーーーーーっと人の列ができていたのに。

 横4人の列が3列ほど並んでいるだけで、わずか2分ほど並んだだけで自分の番が回ってきました。
 静かにお祈りをします。
 何人もの自民党の腕章をした人が居ましたが、とりわけ近くで深々とお礼の会釈をしている方がいて、あとで知ったのですが天理の市長さんとの事で、極悪非道なヒトデナシの奈良市長とは雲泥の差です。

 献花を終えてテントの南側に出てきました。
 もう献花に訪れる人よりもマスゴミどもの数の方が多い感じです。
 聞いたところによると、ニュースでは今回の事は報じられていなかったようです。

 事件後に拡張された歩道にささやかな花壇があり、こちらの方が現場に近いこちから、ここで道路側に向かって手を合わせる人の姿も見かけました。
 献花を終えて駅に戻る頃にはわらわらと花束を以って改札口を出てくる人とすれ違いました。午前中は1,000人来てるかどうかという程でしたが、午後から更に人が増えて、最終的には4,000人近い人が献花に訪れたとの事です。
 奈良市による嫌がらせにもめげずに、何とか道路使用許可を取ってテント設営・誘導員の配置など献花の実施にこぎつけた自民党奈良県連その他の関係者の皆様、お疲れ様でした。

 さて今後ですが、私としては一周忌も過ぎた事もあり、事件現場での献花については今回限りで終わりにしてもいいと思います。この場所から東に5キロも離れていますが、霊園内に建立された石碑もあるので、来年からは増上寺での法要はあるとしても、奈良では石碑へのお参りぐらいでいいかと思います。毎年毎年あの場所でテント経ててやるのもねぇ。寂しいけど、私もこれで終わりになるかも?

 献花後は西大寺から難波に行って、ミナミで久々に買い物等を済ませ、帰りは名阪高速バスに乗るのに大阪駅へ向かいます。

 大阪16:30発の名古屋行き特急バスに乗ります。
 今日は土日ですが、大阪-名古屋線は当日でも残席数次第では割引運賃の適用があるので、空いている便は1,900円で乗れるので、この便にしました。
 名阪近鉄バスの運行で、この便の乗客はなんと・・・・・たったの6名でした。

 くしくも前の記事で、大阪ー名古屋3時間ボーーーーーっと乗ってみたいな事を書いていましたが、早朝起きだったせいもあり、名神高速に入る頃には爆睡していました、

 再来週からはいよいよ夏休み期間に入りますね。今のところの体の回復状況によると、再び関東遠征もできそうです。但し、長い距離歩くのは無理なので、駅間撮り鉄はせず、駅撮り&乗り鉄&録り鉄の他に、野球観戦なども考えています。
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近鉄2日間フリーきっぷ旅(後編)

2023-07-08 |  出撃 at 近畿地方
前回記事に続き、この初夏限定企画の2日間全線フリーきっぷを使った、近鉄線内放浪の2日目の様子です。

 1日目は念願の〔しまかぜ〕と〔ひのとり〕に一部区間ですが乗ることができて、ほぼ丸1日電車に揺られて自宅まで帰ってきました。
 続く2日目は残る〔青の交響曲〕に乗るべく、早朝に家を出ます。
 名古屋5:31発の1番急行(L/C車ロングモード)から伊勢中川で5200系の急行(名張からは快速急行)に乗り継いで9時前に難波に着きます。鶴橋で降りる手もありますが、急いでないので難波経由にしました。

 乗車の1時間ほど前に近鉄難波駅に着いた時点で予約サイトを見たら、平日、それも火曜日だというのに残4席(車椅子席を除く)とか、どうなってんねんと言わんばかりの人気ぶり?です。

 しかし1号車・3号車ともに窓割りの良い、進行方向に向かって右側の窓際が空いていたので、迷わずゲットしました。
 近鉄難波からはJRで天王寺へ向かいます。


 ということで、久々にやってきた大阪阿部野橋駅。
 前回来たのは衆院選の前だったので、2021年の10月以来だと思います。

 ここから吉野方面への特急に乗るとなると、前回は大阪北部地震があった時以来なので、5年ぶりでしょうか? あの時はまだ16000系が旧特急色だったので、乗り&撮りで吉野まで行きました。

 9:22阿倍野着の一般特急が9:40に回送で出て行って(多客期には臨時で特急入り、普段は天美へ回送?)、その数分後にいよいよ青の交響曲が入ってきます。

 入線してすぐに降車側のドアを開けるのですが、乗車側のドアは開きません。
 2号車のカフェの準備のためにドアを開けただけのようで、程なく閉められてしまいました。
 乗車側のドアが開くのは10時過ぎになりました。

 10:10 いよいよ阿部野橋を発車。
 しばらくは南大阪のゴミゴミした景色が続きます。

 南大阪線は40km/h制限の急カーブが何か所かあるものの、さすがは特急、それ以外はぶっ飛ばします。
 元通勤車両とは思えない程静かなのと、豪華3列シートの包容もあって、奈良県に入るまでしばし寝落ちしました。

 さて、青の交響曲に乗るからには、あの車に行かなくては。
 編成中間にある2号車カフェカーへ向かいます。
 再度言いますが、これ元通勤電車ですよ。

 連結ドアを開いて隣のカフェカーへ。
 木製ベンチがあったりして、意匠を凝らしています。

 阿倍野を出発して、すぐはカフェカーは一杯に混雑するのですが、奈良県内に入るころにはお客さんも空いて、余裕で楽しめることが出来ます。
  
 注文したのが大和鶏肉カレー(専用ミネラルウォーター付き)1,200円也。
 この青の交響曲のカフェメニューはスイーツか柿の葉寿司かカレーというラインナップ程度なので、昨日しまかぜに乗った時にアテンダントお薦めの松阪牛カレーではなく、松阪牛重にしたのはこのためでした。


 乗車記念証ですが、しまかぜのようにアテンダントが配りに来ないので、カフェカーのカウンターに置いてあるのを自分で貰いに行かなくてはならないので注意。日付もなく裏面は無地でした。

 1時間ちょっとで車窓右手に吉野川が見えてきます。
 カフェの営業も六田までで、いよいよ終着の吉野ももうすぐ。

 大和上市を出て吉野川の鉄橋を渡ります。
 前回来た時は、この吉野川まで下りて、川の中州で撮影しましたが、今回は撮影どころか、カメラすら持ってきていません。

 11:28 吉野に到着
 阿部野橋から1時間18分の旅はちょうど長くも短くもない感じでしょうか。

 乗客が全て降車してようやく車内の座席が撮れました。

 吉野駅は多客期以外は無人のようで、改札には誰もいません。
 それだけ需要が少ないんでしょうね、あの時期を除けば。

 吉野の駅前に出ました。
 特急列車から降りた乗客が山の方へ向かった後は、ほとんど誰も人がいなくなります。

 駅前の土産物屋で売っているソフトクリームを前回同様に食べます。バニラ・よもぎ・さくらの3つの味が楽しめる3色ソフトを食べて涼を楽しみます。
 前回と変わっていたのはコーンからカップになっていたことです。まっどうでもいいかw

 この時期当然桜は咲いていませんが、ちょうどアジサイが咲いていました。

 再び吉野の駅構内へ
 上り阿部野橋ゆきとなる青の交響曲が寂しく佇んでいました。私はその隣のホームに入ってくる2両編成のワンマン普通に乗って橿原神宮前まで行きます。
 その後は橿原神宮前→京都→大和西大寺→難波と電車の中でほとんど爆睡の移動となりました。
 京都で何かネタでもあるかなと思いましたが、思う程になくて、そのまま大阪難波へ戻って、帰りの名阪乙特急で帰りました。ちょうど7月末で切れるポイントを始め、2千ポイント近く溜まっていたので、帰りは特急券はポイント交換で無料扱いとなります。

 このように2日間で特にどこかを観光するわけでもないので、ただ観光特急に乗ってボーーーっとしただけの2日間となりました。
 もう撮り鉄もほとんどしていない今は、大きな機材を持ち歩くこともなく、小さなショルダーバッグ1つでぶらぶら、これが最近のスタイルでしょうか? でもそろそろ体も復調してきたので、またカメラ持って遠征する日も来るかな?

 なお今回の3,000円の切符でどれぐらい乗ったかというと、2日間で20,160円分乗りました。
 近鉄:くっそ! もうこの企画切符やらへん!

※追記 7月28日に近鉄より再販のニュースがありました。次回は9月1~30日までの間に使えるとのことです。
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近鉄2日間フリーきっぷ旅(前編)

2023-07-02 |  出撃 at 近畿地方
 近鉄が5月後半から6月末までの期間限定で、全線2日間乗り放題のフリーきっぷを発売しており、ようやく体調も復活してきたことから、そろそろ出掛けてみようと、2か月半ぶりに出撃することにしました。まだ、長駆歩くのは辛いのと、宿泊を伴うのは不安なため、近鉄沿線で日帰り✕2日という形にします。折しもどこかへ行きたいという欲求よりも、ボーーーっと乗り物に乗っていたいという欲のみなので、例えば高速バスで名古屋ー大阪3時間✕2なんて事も考えましたが、まずは今だけ乗れるフリーきっぷを買ってみました。

 近鉄のフリーきっぷと言えば、「週末フリーパス」があるのですが、土日を挟んだ3日間という曜日的な制約がつくので、私のように平日に週休日が回ってきたりする人間にとっては使いづらい切符です。そこへ渡りに船の如く、曜日制約のない2日間フリー、しかも値段も3,000円という安さで発売されたわけですから、これを使わない手はありません。
 どこか目的の場所がある訳でない、ただ列車に乗っていたいだけなので、この機会に今まで乗っていなかった近鉄ご自慢の観光特急〔しまかぜ〕や〔ひのとり〕、そして〔青の交響曲〕、このあたりの車両に乗ってみようということにしました。



 .しまかぜに乗る
 特急しまかぜは、大阪・京都。名古屋と伊勢を結ぶ観光特急で伊勢市まで途中ノンストップのため、伊勢中川や松阪などの途中駅からの乗車ができず、ほとんどが大阪線-名古屋線での乗車ばかりで特急を使っているような私にとっては縁のない列車でしたが、今回時間に余裕があり、近鉄船内乗り放題のきっぷなので、ようやく〔しまかぜ〕に乗ることができる見込みです(まだ確定していない)。
 どのしまかぜに乗るか
 1.名古屋しまかぜ・・・・乗っている時間が短すぎるので✕
 2.京都しまかぜ・・・・・京都に到着後に戻ってくるのが面倒くさいので今回は✕
 3.大阪しまかぜ・・・・・乗車時間もほどほどにあり、大阪到着後に戻ってくるのも便利。
ということで、大阪しまかぜに乗ることにしました。
 始発駅の賢島まで行くには、ロングシートの普通でチンタラチンタラ行くのも気が向かないので、宇治山田からの乗車にしました。
 その日の朝から5200系クロスシートの急行で五十鈴川まで来たのですが、まだ時間が早かったので、そのまま5200系に乗って名古屋方面へ戻り、名古屋13時台の急行で再び伊勢へ向かいます。
 本日2回目の名古屋発の急行に乗車している時に、ようやく〔しまかぜ〕乗車が確定したので、座席の予約をしよう特急券購入のサイトを見たら「残2席」という状況、梅雨時の月曜日なのに意外と混んでます、そこそこ空いているだろうと高を括っていたら危うく乗れないところでした。個室は相当前から売切れ、サロン席も大体が売切れになり、残りは一般席(と言っても豪華なプレミアム席)だけになります。

 しかし奇跡的に1人用の窓側席、それも先頭車の前の方が取れ、おそらく直前にキャンセルした座席が出たのと思われます。
 40分ほど余裕があるので、伊勢市で下車して外宮へお参りして(小雨が降っていたので神宮の写真はありません)、乗車駅の宇治山田へ向かいました。

 16:41 いよいよ初乗車のしまかぜがホームに入ってきます。
 ホームにはジジババを中心に結構列ができていました。

 あれ、ガラガラ?
 賢島・鳥羽からの乗車は少ないようで、この宇治山田と次の伊勢市からどっと乗り込むようです。

 先頭車の前の方ということで、ワクワク。
 満席なはずなのに、意外と席が空いてる感が否めません。

 この左窓側が私の座る3Aの席、前はあと2列だけですが、椅子がごついので、席に座ってしまうと前方の展望は全く見えません。

 マッサージ機能付き(と言っても腰の部分を前後に指圧するだけですが)の特注椅子ですが、窓が低い位置から立ち上がっているので、見晴らしはよいですが、窓際スペースに何か物を置いてということができない構造なのは、人によっては使いづらいかも知れません。

 伊勢市を出るとアテンダントがおしぼりと乗車記念証を配りに来ます。
 裏側にはスタンプが押され、柄にたこ焼きの模様が入っているので、大阪しまかぜ独特の柄でしょうか。京都や名古屋しまかぜなら別の柄になってるかも知れませんね。

 しまかぜに乗るなら1度は行っておきたいカフェカー
 こちらの階上席は満席で、どうりで座席の所々が空席だったのかと納得。

 混んでいる階上席を敬遠して、2人しかいなかった階下席に座ります。JR東日本の2階建てグリーン車に乗る時も、路線によっては好んで階下席に座ることがある私ですのでw 何が何でも階上席だという気はありません。
 
 そして店員オススメの松阪牛カレーではなくて、私が注文したのが、この松阪牛重 1,800円也。
 予想はしていましたが、結構小さいお重で、ペロリと平らげてしまいました。オススメの松阪牛カレーにしなかったのは、明日のことがあるからです。 また会計のレシートもちゃんとしまかぜの名前入りのこだわりようです。
 しまかぜは凄いスピードで大阪線を走り、一気に三重県を抜けて近畿地方に入ります。もっとゆっくり走ってくれてもいいのにという思いとは裏腹に、あっという間に大阪市内に入ります。

 鶴橋で最前列のお客が下車したので、席を移動して前面展望の模様(地下ですが)をちょっとだけ楽しみます。

 18:21 宇治山田からちょうど100分で終点の難波に到着し下車します。

 やっぱり100分は短いなと感じた今回の旅でした。
 次は京都しまかぜでも乗るか、いつになるか分かりませんがw

 .ひのとりに乗る
 さて大阪に着いたのですが、時になにをするでもなく、要朝も早くから撮影など何も予定もないので、今回はそのまま名古屋方面へ帰ることにして、途中の津までひのとりに乗ることにしました。
 普段の特急利用は、乗り換えしなくてよい乙特急に乗って、難波→桑名を利用するので、ひのとりのような甲特急の利用はありませんでしたが、今回初めて途中の津まで乗ってみることにしました。

 閑散期の平日とあって、8両編成のひのとりは予約も少なくてガラガラの予感、7号車の中ほどの座席を取ります。
 
 難波駅のホームにひのとりが入線。
 いつもは見過ごすだけの列車ですが、ようやく今回初めて乗り込みます。

 平日の列車はだいたいこんな感じでガラガラの様子です。金土日や夏休みなどで長距離の乗客がいないと、名阪直行需要はそんなにありません。いつも乗っている難波20:30の乙特急でも大和八木で半分が降りますからね。

 ひのとりご自慢のシェルバックシートに座ります。
 後ろを気にせずにリクライニング出来るのが売りなんですが、その肝心なリクライニング角が従来車よりも小さい感じがして、200円のひのとり加算料金(普通車用)が意味がない気がします。

 いよいよ難波を出発。名古屋方面へ向かいます。
 窓は色付きガラスになっているので、特に夜間などは外の様子はあまりよく見えません。

 ひのとりの目玉コーナーである、淹れたてコーヒー販売機コーナー。
 コーヒーマシンとお菓子の販売機で、ミニスナックの感じを味わえますが、今日は暑かったのでホットコーヒーは敬遠し、また次回(いつ乗るねんw)にしておきます。

 1時間半ほどで津に到着。
 ここからは後続の急行が5200系の運用のはずなので、急行に乗って帰りました。

 今日1日で名古屋ー伊勢 1往復半に伊勢→大阪→愛知 とだいぶ乗りました。
 2日目の分については後編の記事で書くことにします。
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