先週は明石商業の快進撃で、急遽途中の神奈川で旅行を中止して帰って来て甲子園に行ったのですが、この時点で青春18きっぷが2日分残っていました。当初の予定では、4/7~8で山口県の山陰本線へトワイライト瑞風のリベンジに行く計画をしていたのですが、天気が悪い予報がでたので、さぁどうしよう。
ということで、先週に引き続き関東地方へ行くことにしました。
.ときわ路パスで茨城県内を行き来
前日の晩に名古屋からドリームとよた号に乗って、早朝に東京駅に到着。朝になった時点で天気予報が当初より悪くなっているので、どこへ行こうか迷いつつ、18きっぷの4回目に押印してもらい、北関東のどこかへいこうと上野へ。群馬県よりは茨城県の方が晴れの時間帯が多いので、常磐線の電車に乗って水戸へ。
この先いわき方面も今一つの予報なので、茨城県内の私鉄に乗り・撮りすることにしました。ひたちなか海浜鉄道と鹿島臨海鉄道に乗るだけで、ときわ路パスを買った方が安くつくので、18きっぷはほとんど使わないことにになりました。
ひたちなか海浜鉄道のサイトを見ると、今日はミキ300(旧三木鉄道)が走るので、このミキ300の撮影をメインにすることにして、2008年12月以来の10年ちょっとぶりに茨城交通(現ひたちなか海浜鉄道)に乗ります。

最初に下りたのは磯崎駅。
ミキは勝田-那珂湊の区間運転のみなので、ここには来ませんが、ミキが動き出すまでの間に1か所で撮影することにした場所としての訪問です。

磯崎駅の駅舎
典型的な田舎のプレハブ駅舎で、待合室はドアが完全に閉まるので、寒い時には有難いです。

乗ってきた列車が阿字ヶ浦から折り返してきた所を撮影。ちょっとビデオカメラを振るのが早かった感があるので、少し小さく写ってます。
少し風がありましたが、特撮もできて、1本だけで撤収。

撮影後は10分ほど歩いて海岸の方へ降りていきました。
中生代白亜紀層で、砂浜のように見えますが、ゴツゴツした岩石です。

磯崎駅に戻って、10時台の上り列車に乗ります。
やってきたのは、旧JR東海のキハ11型で、この車両は東海時代を思わせるオレンジ帯のままでした。他のキハ11型は色々とラッピングなどが施されています。

中根駅で下車。(写真は別の列車)
ここでは唯一、駅のホームに桜が咲いていました。

さくら情報では、茨城県内は「咲き始め」マークでしたが、ここの桜はほぼ満開に近い状況でした。
青空に映える桜は列車の乗客も思わずカメラを向けるほど。

実際には桜の木は3本だけで、駅全体を写すと寂しい感があります。
ここにはベンチとテーブルが置いてあり、親子3人位でお花見ができそうです。

最初は駅の南側で、そしてその後は駅の北側で、ミキを撮影。
この列車は臨時列車として走るので、一般の時刻表には載っておらず、ひたちなか海浜鉄道のサイトか駅貼りの告知でしか時刻が分からない上に、午前中にひたちなか海浜鉄道のサーバーが落ちていてアクセス出来なかったので、時刻を把握するのに困りました。

中根から勝田に戻る間に車窓に彩る駐屯地の桜の模様。
道路が無ければ最高の撮影地になるのですが、道路があるので、車内からの撮影。先ほどのミキもこの駐屯地の桜まつりに伴う臨時輸送のために動かしたようです。
.鹿島臨海鉄道に乗って潮来へ
ひたちなか海浜鉄道の次は午後に鹿島臨海鉄道に乗って南へ進みます。
鹿島臨海鉄道は踏切が一切無い新規路線規格なので、撮影地が期待できないのですが、前回乗車した時は夕方から夜にかけてで景色がよく見えなかったので、今回はよく景色が見える昼間に乗車します。

水戸を13時半過ぎに出る列車に乗ったのですが、この列車が関東鉄道よろしくロングシートの8000形で、大洗で学生が降りて車内が空いて喜んだのも束の間、代わりにジジババの団体が乗り込んできて再び満席に。
結局鹿島臨海鉄道線内では下車せずに鹿島神宮まで乗り通しました。
鹿島神宮駅で2分の乗り継ぎで鹿島線の普通に乗り換えます。

次の延方で下車して、北浦の鉄橋を渡る鹿島貨物を撮影。
ここに来るのは2回目。昨日は国鉄特急色の機関車が牽引してたのですが、なかなか上手く日程が合わないのが残念です。

次の電車に乗って、初めて潮来駅で降ります。
湖西線と似たような昭和40年台後半のコンクリート造りのデザインです。

駅から数分歩いた所にある、潮来の伊太郎像。
あの歌も聞けるようです。

伊太郎像の上に掛かる橋に上がると、あやめ公園の全体が見えます。
6月だとさぞ美しいでしょうが、今は4月。土手の道沿いに咲く桜がこの時期は彩を添えます。桜の周りに人はおらず、橋の袂に人が集まってたので、何かと思ったらポケモンGOのキャラが出たようです。

潮来からそのまま千葉経由で東京方面へ戻ってもよかったのですが、せっかくなので、水戸経由で東京方面へ戻ります。
鹿島神宮で待っていたのは6000形。

関東地方で唯一の自在転換クロスシートを備える6000形。
2両編成の2両目は新鉾田と大洗以外ではドアが開かないので、ここで水戸までボ~っと過ごすのは幸せです。
新鋭の8000形が今後は幅をきかせるのであれば、ここも陥落後には訪れる意味がなくなりますね。
水戸からは常磐線でまっすぐ東京方面へ戻り、浦和近辺で滞泊。
.桃源郷で列車撮影
翌4/8は「雨のち晴れ」予報で、関東は午後まで不安定な天気との事なので、関東地方から早々に脱出することにして、どこへ行こうか?
考えた結果、午前中に回復しそうな山梨へ行くことにして、そのまま中央西線経由で帰ることにしました。
塩山付近から晴れてきたので降りようかと思いましたが、桃の花が満開なので、もう少し乗ることに。

下車したのが韮崎の先の新府。
ここは何度か来ていますが、桃の花が咲いている時期に来たのは2回目で、前回来た時は115系と桃の花狙いで数年前の4/10に訪れたものの、花が咲いてなくて空振りでした。今回はそのリベンジです。
はたして桃の花は咲いているかな?

駅から坂道を登っていくと、上り接近の警報が鳴ったので、急いでカメラを出してセット。
どこトレに表示がないので回送列車か貨物かと思ったら、やっぱり貨物でした。菜の花の黄色と桃色のコントラストが美しいですね。

いつもの桃畑の所で待機。
大宮ナンバーのワゴン車が邪魔な所に停めていて、離合する地元車とでモタモタしていた時に特急がやってきて、特撮は少し失敗した感じだったので、もう1時間粘ったのですが、曇ってきたので、12時台で撤収。
時間がまだあるので、塩山方面へ戻ります。

春日居町駅で下車し、駅の西側にある桃畑な中の踏切で撮影。
ここでは特撮も敢行しましたが、曇っていたので、晴れている時にまた来たいですね。
時間も15時になってそろそろ帰る時間なので、このまま帰路に就きました。
今回は新規の撮影地は2ヶ所しかなかったのですが、山梨の桃畑はもう少し行きたいところです。