6.再びカシオペア→ラッセル
撮影3日目(2/24)は、カシオペアがやってくるため、一旦札幌まで戻って来ましたが、石狩地方は寒気による雪が降り続いており、引続き風雪・波浪注意報が出されています。車もワイパーを止めると、みるみるうちにフロントガラスが真っ白になってしまいます。
白石で食事をして、最終の天気予報をチェックしましたが、太平洋側は何とか晴れマークが出ているので、カシオペアは苫小牧界隈で撮影すべく、南へ車を走らせます。
そう言えば急行〔はまなす〕がありましたが、まだ真っ暗な時間帯なのと、札幌からの回送シーンについてもこの雪じゃまともに撮れそうにないので、取り敢えず動画だけを島松-北広島間で撮りました。
5:44 雪の降りしきる暗闇の中をついてやってきた急行〔はまなす〕 これで見納め・撮り納めかな?
さてカシオペアですが、夜が明けてみると苫小牧界隈は結構天気がよいので、まだ撮っていない3線区間で撮ることにしました。
この3線区間は線路脇からと、陸橋からの俯瞰の2ヶ所あるのですが、今日はかなりの寒さで道路がピッカピカに凍結していて、線路脇撮影地へ入る国道234号線では、沼ノ端-遠浅間で追突事故が相次いで起きており、ちょうど撮影地入口近くの場所では国道から転落した車を引き上げるために警察車両が現場検証とレッカー車の到着待ちをしていて、とても車を置ける状況ではなかったので、国道陸橋からの俯瞰撮影としました。
札幌付近の大雪とは裏腹に、朝から気持ちよい快晴だったのですが、10時を回ったあたりから雲が流れ込んできて、カシオペア通過時には雲落ちと。いつものことです。これで道内でのカシオペア撮影は最後になりそうです。
7.今日は石北本線も撮影
ほぼ定時でカシオペアが通過したので、順調に苫小牧を出発でき、渋滞も無かったので全区間下道で旭川まで行けました。
石北本線のラッセル車は旭川を15時半頃に出るため、それまでに宗谷本線の雪351レを1発撮ることができます。
14:53 ちょうど晴れてきたことから、蘭留の直線俯瞰は高速道路の影が落ちるので敬遠し、初日に来た北永山の踏切の所にまた来ました。バックの大雪山こそ見えませんが、サイドに日が当たった状態で1ショット撮影、この位置からだと雪を掻いでいない方がスッキリ写ります。
ここから石北本線の撮影へ向かいます。
15:58 最初に来たのは桜岡-当麻間で、ギラリ逆光になるかなと思いましたが、この近辺だけ雲ってきたので普通に撮影。
この場所は国道39号線から離れてるので、追っかけるには不利な場所です。気温は-8度と完全なアイスバーンなので無理な運転はせずに追っかけます。
16:36 案の定中愛別の手前で間に合いませんでしたが、中愛別で特急との交換待ちで暫く停まるので、駅撮りします。
16:50 駅撮りも程々にして次の撮影地へ走らせたのですが、だいぶ暗くなってきたのでビデオパン撮影できそうな場所はと適当に踏切でセットしましたが、やっぱりダメですね。早々にフランジャーを上げられてしまいました。
その後もう1ヶ所追いかけて上川町内に入り、これも踏切からですが、どっぷりと暮れていたのでビデオのみの撮影としました。
これは途中で40km/hでノロノロ走る車がいたので遅れ、上川市街の西側にある踏切まで近付いた時点で既に踏切が鳴り始めたので、手前で車を止めてダッシュ。複線用ラッセルなので、反対側からの撮影となってしまいました。
上川に到着の後は、明日の宗谷本線上りの撮影に備えて、また稚内を目指します。
シェルターで泊まる
1日目と同じく名寄で夕食とし、0時半頃に休憩地に着きます。
1日目もそうでしたが雪のなかでエンジンを掛けたまま寝ると、最悪一酸化炭素中毒になることがありますが、ここサロベツ地区には雪覆いが付いたスノーパーキングがあるので、ここで朝を迎えます。
中はこんな感じになっていて、ちょうど奥羽本線の板谷とか峠駅のようです。ここには暖房の効いたトイレと飲料の自販機があるので、冬季の休憩場所としては最適です。
8.最終日は雪372レのみ撮影
最終日となる撮影4日目(2/25)は、千歳19時の飛行機なので、18時にはレンタカー営業所へ戻らなければなりません。そのため、今日は稚内-音威子府の雪372レのみを撮影して帰ることとします。
気温はこの冬一番の寒さだそうで-15度、生田原では-28度まで下がったそうです。
最初は抜海-勇知間のカーブへ行ったのですが、海が近いとあって、強い横風に煽られて地上の雪が地吹雪のように吹き付けるので回避して、少し内陸に入った勇知駅の南側のカーブのある所に来ました。ここだと5m程度の風で済みます。
8:54 やって来ました今日1発目のラッセル、ここではビデオパン撮影をメインにして写真はオマケ程度にしました。
今日はほぼ定時で動いてるので時刻表通りに追っかけられそうです。
9:33 2発目は豊富-下沼の跨線橋から、空が少し晴れてきたので引きで撮影。
アップで寄って撮影。豪快に雪を跳ねてます。
直ぐに車を出して追っかけたのですが、ノロノロ走る軽トラを追い越すのに少し時間が掛かり、次の下沼-幌延の跨線橋では、通過1分前のギリギリセーフ。
9:43 3発目となるこの場所も金網があるので、脇から撮ると横の枝木が入ります。
10:27 4発目、続いて来たのが雄信内駅手前の踏切で、この駅で下りの普通列車と交換をします。奥のカーブで雪を飛ばしていたのですが、ビデオカメラの操作をしてるうちに直線に入って直ぐにウィングを閉じられましたが、まぁこういう写真もいいでしょう。
後ろ追い撮影、既に雄信内駅には下り普通列車が待っています。、
更に追っかけは続きます。
5発目は歌内駅近辺で撮影とし、歌内駅の南側に来たところ、おあつらえ向きのいい感じのカーブに遭遇。既に1組が雪段に登り始めていたので私も後に続き、その後も数人が登って待つこと十数分。
11:14 踏切もないので気持ちよく雪をかいでやって来ました。今日1番の出来かな?ビデオパン撮影もOK。
そして6発目となる今日最後の撮影地は音威子府駅の北側にある鉄(PC?)橋をゆくシーンです。
12:22 5名程が待ち構える中、雪を蹴散らしてやって来ました。橋の上でもこれだけ雪を櫂でるのでいい絵になりました。
無事全ての撮影を終えて、〆は音威子府駅そば。今日は卵も入れて天玉そばだ。
音威子府の駅舎内にて、国鉄型ラッセルのいる風景。来期は見られるのかな?
感慨に浸るのも程々にして、帰りの飛行機に間に合わせるべく高速を飛ばして千歳へ向かいます。
搭乗手続き締切り20分前に空港カウンターに到着。荷物検査の長い列ができていたので、お土産を買う間もなく、そのまま飛行機へ。最後までバタバタした旅が終わります。
オ マ ケ
今回お供の車はトヨタ・ヴィッツ。
昨年は車種指定なしの激安プランを選んだところ、プレミオが回ってきて得をしたのですが、冬場の積雪時に小さな道を走る必要があると、車高が低い車に当ると困るため、ホイールベースの短いSクラスを選びました。
冬の北海道はパウダースノーが視界を遮り、大型車とすれ違うと前が見えなくなります。また市街地ではツルンツルンに道路が氷面状になっているため、信号が変わってからブレーキを踏んでいたのでは間に合わなくて追突してしまう事もあります。
今回市街地で3度ほどあー止まらない~カリカリカリ・・・というのがありましたが、無理な追っかけはせずにくれぐれも安全運転に心掛けましょう。
<自動車行程表>
・2/21 千歳東1830~1920苫小牧東2100~2200東荻野2215~東室蘭2250~伊達2320~
・2/22 ~040長万部700~730旭浜900~留寿都1020~定山渓1110~札幌南@1150~札幌東IC1220~旭川北IC1410~1430北永山1500~1540和寒南1610~1620東六線1645~1710士別1730~1830名寄@2100~ 音威子府2200~2230天塩中川2300~
・2/23 ~015開源SS 600~南稚内630~720勇知900~1020天塩中川1145~1220音威子府1345~1430東恵橋1600~名寄1645~1830旭川西@1845~滝川1940~岩見沢2040~2145白石2215~2330島松
・2/24 島松500~750ウトナイ810~930沼ノ端1030~美々@1050~岩見沢1200~滝川1310~1430北永山1500~1530当麻1600~中愛別1630~1705上川1750~1940名寄2140~ 天塩中川2320~幌延000~
・2/25 ~040開源SS 710~抜海750~810勇知855~~1230音威子府1250~名寄1350~士別@1430~旭川1510~1550砂川SA1600~岩見沢IC1630~千歳@1755~1800千歳東 走行距離=2,156km
撮影3日目(2/24)は、カシオペアがやってくるため、一旦札幌まで戻って来ましたが、石狩地方は寒気による雪が降り続いており、引続き風雪・波浪注意報が出されています。車もワイパーを止めると、みるみるうちにフロントガラスが真っ白になってしまいます。
白石で食事をして、最終の天気予報をチェックしましたが、太平洋側は何とか晴れマークが出ているので、カシオペアは苫小牧界隈で撮影すべく、南へ車を走らせます。
そう言えば急行〔はまなす〕がありましたが、まだ真っ暗な時間帯なのと、札幌からの回送シーンについてもこの雪じゃまともに撮れそうにないので、取り敢えず動画だけを島松-北広島間で撮りました。
5:44 雪の降りしきる暗闇の中をついてやってきた急行〔はまなす〕 これで見納め・撮り納めかな?
さてカシオペアですが、夜が明けてみると苫小牧界隈は結構天気がよいので、まだ撮っていない3線区間で撮ることにしました。
この3線区間は線路脇からと、陸橋からの俯瞰の2ヶ所あるのですが、今日はかなりの寒さで道路がピッカピカに凍結していて、線路脇撮影地へ入る国道234号線では、沼ノ端-遠浅間で追突事故が相次いで起きており、ちょうど撮影地入口近くの場所では国道から転落した車を引き上げるために警察車両が現場検証とレッカー車の到着待ちをしていて、とても車を置ける状況ではなかったので、国道陸橋からの俯瞰撮影としました。
札幌付近の大雪とは裏腹に、朝から気持ちよい快晴だったのですが、10時を回ったあたりから雲が流れ込んできて、カシオペア通過時には雲落ちと。いつものことです。これで道内でのカシオペア撮影は最後になりそうです。
7.今日は石北本線も撮影
ほぼ定時でカシオペアが通過したので、順調に苫小牧を出発でき、渋滞も無かったので全区間下道で旭川まで行けました。
石北本線のラッセル車は旭川を15時半頃に出るため、それまでに宗谷本線の雪351レを1発撮ることができます。
14:53 ちょうど晴れてきたことから、蘭留の直線俯瞰は高速道路の影が落ちるので敬遠し、初日に来た北永山の踏切の所にまた来ました。バックの大雪山こそ見えませんが、サイドに日が当たった状態で1ショット撮影、この位置からだと雪を掻いでいない方がスッキリ写ります。
ここから石北本線の撮影へ向かいます。
15:58 最初に来たのは桜岡-当麻間で、ギラリ逆光になるかなと思いましたが、この近辺だけ雲ってきたので普通に撮影。
この場所は国道39号線から離れてるので、追っかけるには不利な場所です。気温は-8度と完全なアイスバーンなので無理な運転はせずに追っかけます。
16:36 案の定中愛別の手前で間に合いませんでしたが、中愛別で特急との交換待ちで暫く停まるので、駅撮りします。
16:50 駅撮りも程々にして次の撮影地へ走らせたのですが、だいぶ暗くなってきたのでビデオパン撮影できそうな場所はと適当に踏切でセットしましたが、やっぱりダメですね。早々にフランジャーを上げられてしまいました。
その後もう1ヶ所追いかけて上川町内に入り、これも踏切からですが、どっぷりと暮れていたのでビデオのみの撮影としました。
これは途中で40km/hでノロノロ走る車がいたので遅れ、上川市街の西側にある踏切まで近付いた時点で既に踏切が鳴り始めたので、手前で車を止めてダッシュ。複線用ラッセルなので、反対側からの撮影となってしまいました。
上川に到着の後は、明日の宗谷本線上りの撮影に備えて、また稚内を目指します。
シェルターで泊まる
1日目と同じく名寄で夕食とし、0時半頃に休憩地に着きます。
1日目もそうでしたが雪のなかでエンジンを掛けたまま寝ると、最悪一酸化炭素中毒になることがありますが、ここサロベツ地区には雪覆いが付いたスノーパーキングがあるので、ここで朝を迎えます。
中はこんな感じになっていて、ちょうど奥羽本線の板谷とか峠駅のようです。ここには暖房の効いたトイレと飲料の自販機があるので、冬季の休憩場所としては最適です。
8.最終日は雪372レのみ撮影
最終日となる撮影4日目(2/25)は、千歳19時の飛行機なので、18時にはレンタカー営業所へ戻らなければなりません。そのため、今日は稚内-音威子府の雪372レのみを撮影して帰ることとします。
気温はこの冬一番の寒さだそうで-15度、生田原では-28度まで下がったそうです。
最初は抜海-勇知間のカーブへ行ったのですが、海が近いとあって、強い横風に煽られて地上の雪が地吹雪のように吹き付けるので回避して、少し内陸に入った勇知駅の南側のカーブのある所に来ました。ここだと5m程度の風で済みます。
8:54 やって来ました今日1発目のラッセル、ここではビデオパン撮影をメインにして写真はオマケ程度にしました。
今日はほぼ定時で動いてるので時刻表通りに追っかけられそうです。
9:33 2発目は豊富-下沼の跨線橋から、空が少し晴れてきたので引きで撮影。
アップで寄って撮影。豪快に雪を跳ねてます。
直ぐに車を出して追っかけたのですが、ノロノロ走る軽トラを追い越すのに少し時間が掛かり、次の下沼-幌延の跨線橋では、通過1分前のギリギリセーフ。
9:43 3発目となるこの場所も金網があるので、脇から撮ると横の枝木が入ります。
10:27 4発目、続いて来たのが雄信内駅手前の踏切で、この駅で下りの普通列車と交換をします。奥のカーブで雪を飛ばしていたのですが、ビデオカメラの操作をしてるうちに直線に入って直ぐにウィングを閉じられましたが、まぁこういう写真もいいでしょう。
後ろ追い撮影、既に雄信内駅には下り普通列車が待っています。、
更に追っかけは続きます。
5発目は歌内駅近辺で撮影とし、歌内駅の南側に来たところ、おあつらえ向きのいい感じのカーブに遭遇。既に1組が雪段に登り始めていたので私も後に続き、その後も数人が登って待つこと十数分。
11:14 踏切もないので気持ちよく雪をかいでやって来ました。今日1番の出来かな?ビデオパン撮影もOK。
そして6発目となる今日最後の撮影地は音威子府駅の北側にある鉄(PC?)橋をゆくシーンです。
12:22 5名程が待ち構える中、雪を蹴散らしてやって来ました。橋の上でもこれだけ雪を櫂でるのでいい絵になりました。
無事全ての撮影を終えて、〆は音威子府駅そば。今日は卵も入れて天玉そばだ。
音威子府の駅舎内にて、国鉄型ラッセルのいる風景。来期は見られるのかな?
感慨に浸るのも程々にして、帰りの飛行機に間に合わせるべく高速を飛ばして千歳へ向かいます。
搭乗手続き締切り20分前に空港カウンターに到着。荷物検査の長い列ができていたので、お土産を買う間もなく、そのまま飛行機へ。最後までバタバタした旅が終わります。
オ マ ケ
今回お供の車はトヨタ・ヴィッツ。
昨年は車種指定なしの激安プランを選んだところ、プレミオが回ってきて得をしたのですが、冬場の積雪時に小さな道を走る必要があると、車高が低い車に当ると困るため、ホイールベースの短いSクラスを選びました。
冬の北海道はパウダースノーが視界を遮り、大型車とすれ違うと前が見えなくなります。また市街地ではツルンツルンに道路が氷面状になっているため、信号が変わってからブレーキを踏んでいたのでは間に合わなくて追突してしまう事もあります。
今回市街地で3度ほどあー止まらない~カリカリカリ・・・というのがありましたが、無理な追っかけはせずにくれぐれも安全運転に心掛けましょう。
<自動車行程表>
・2/21 千歳東1830~1920苫小牧東2100~2200東荻野2215~東室蘭2250~伊達2320~
・2/22 ~040長万部700~730旭浜900~留寿都1020~定山渓1110~札幌南@1150~札幌東IC1220~旭川北IC1410~1430北永山1500~1540和寒南1610~1620東六線1645~1710士別1730~1830名寄@2100~ 音威子府2200~2230天塩中川2300~
・2/23 ~015開源SS 600~南稚内630~720勇知900~1020天塩中川1145~1220音威子府1345~1430東恵橋1600~名寄1645~1830旭川西@1845~滝川1940~岩見沢2040~2145白石2215~2330島松
・2/24 島松500~750ウトナイ810~930沼ノ端1030~美々@1050~岩見沢1200~滝川1310~1430北永山1500~1530当麻1600~中愛別1630~1705上川1750~1940名寄2140~ 天塩中川2320~幌延000~
・2/25 ~040開源SS 710~抜海750~810勇知855~~1230音威子府1250~名寄1350~士別@1430~旭川1510~1550砂川SA1600~岩見沢IC1630~千歳@1755~1800千歳東 走行距離=2,156km