高校野球の記事が間に1つ入りましたが、2月の北海道旅行の多分?締めとなる記事になると思います。
.2年ぶりの車の運転
20年前に自家用車を手放して以来、もう車は必要な時だけ借りて使うものとしてレンタカー利用に変えており、駅から徒歩5分圏内(今は駅直結)に住んでいるので、余程でない限り自動車を使う事がなくなりました。
そのため、旅行時に使う程度ですが、遠距離で地元から遠征する事自体も減ってきたため、前回クルマを運転したのは、2020年2月の新潟・福島へ磐越西線と只見線のキハ40系気動車を撮りに行って以来の実に2年ぶりとなりました。
2年もクルマを運転してないと感覚的にどうかな、しかも冬の北海道ですから、雪道はどうかというところでしたが、冬の北海道の雪道も5年ぶりですが、3度ほど運転したことがあるので、何とか行けるかなという感じでした。
旭川・紋別自動車道にて
圧雪アイスバーンの道であれば、80km/hぐらいは余裕で走れます。一般道でも真っ直ぐな道ならそれ位で(いけませんよw)みんな走っています。冬場は道路脇にネズミ捕りがいないので、逆に安心です。でも調子こいて飛ばしているとえらい目に遭うので自重はしましょう。宗谷本線のラッセル追っかけ野郎とかは国道40号線の一般道を100km/h位で飛ばしている奴とかいますからね。北海道の粉雪だと雪煙が上がってたちまち前が見えなくなるので、車間距離を十分開けて追従はしますが、ほどほどにしておきましょう。
でもこのフワフワの雪の上を走るのがとっても楽しいです。
.雪で列車が動かず、久々に美瑛観光に
暴風雪警報こそ出ていましたが、上川地方はそんなに雪は降っていらず、小中学生なども普通に学校に登校していました。
当麻駅にやってきました。
終日運休なのでお客は誰一人いませんが、暖房は掛かっていて、暖かな駅舎内でした。
ラッセル車も運休しているので、駅構内の線路もだいぶ積もっています。と言っても実質20cmぐらいでしょうか?
キハ40や特急オホーツクなどの撮影を予定していた当麻町内の踏切にて
太陽がうっすらと出ているのが見えますが、これで何で終日運休なんだ?と不思議です。
当麻町から旭川市内に入って、前記事にも書いていた旭川駅に寄ります。
列車は終日運休なのですが、駅弁屋は開いていて、お蕎麦をいただきます。
山菜そば500円なり。おいしいね。
汽車は止まっていますが、バスは普通に動いているので、通学の高校生も学校に行っているようですが、時間的にお昼だったので、早めに帰宅させたのかも知れません。
旭川から南に下って、美瑛の丘を巡ります。
ケンとメリーの木
緑豊かな夏場に見るのと白一色の冬に見るのとでは趣が全然違いますね。
誰もいませんでした。
続いてマイルドセブンの丘
ここにはワンボックスの車が止まっていて、複数の人が何やらしていたので、何かの撮影なのかも知れない人たちがいました。
最後はセブンスターの木の隣にある木立を撮ってラストとします。
すでにかなりの暴風が吹き始めていて、車のドアを開けると持っていかれそうな強さになっていました。
.恐いホワイトアウト
美瑛プチ観光を終えて千歳に戻るのですが、基本は全て下道で走ります。高速道路が50km/h規制が掛かっているのであまり時間的に得にはならないとみたからです。
途中の岩見沢までは時より吹雪いたりするものの、ほぼ順調よく見立ての時間で着きました。
しかし、この先に恐ろしい体験が待っていました。
いわゆる『ホワイトアウト』という現象です。
こちらは雪が降っていない状態で、強風により雪が舞いあげられて道路が見えなくなる現象です。
上空は見えるのでまだ何とか走れる状況です。
岩見沢を出てますます前が見えにくくなってきました。
そして当初のルート通りに国道から道道経由で長沼方面に入って数分。
もの凄い吹雪に見舞われて前5mさえ見えなくなりました。前を走る車のハザードランプも満足に見えません。そして遂に車の列が止まってしまいました。もう前に進むのが危ない感じで追突や逸脱が必至の状況、これはかなりヤバイ!
この先は多分平原が続くので、この先も同様な状況に見舞われると判断しており返すことにしました。
身の危険すら感じるほどですので、写真どころじゃありませんでした。
⇒
当初のルートだと1時間少しで着きますが、大回りをしたので2時間ほど掛かりましたが、レンタカーの返却時間には1時間近くの余裕をもって千歳に帰って来れました。地形をある程度知っていないと、あのまま進んでいたら身動き出来なくなっていたかも知れません。
ホワイトアウトは以前にも江別市内で数分間程度でしたが全く前が見えなくなる現象を経験したことがありましたが、その時と違って今回は止まっている車が揺れる程の暴風でいつ止むのか分からない状況だったので危険と判断して、Uターンして山の近くに沿って走る国道234号線伝いに苫小牧方面へ南進して千歳を一旦過ぎてから回り込むルートを取りました。
このように恐ろしいホワイトアウトの現象に見舞われたら、地元北海道の人でも身動きが取れなくなるので、ルート取りには十分注意をして車の旅をしましょう。
ということで、楽しい(恐い)冬の北海道ドライブ旅?で一連の記事を締めくくりたいと思います。
.2年ぶりの車の運転
20年前に自家用車を手放して以来、もう車は必要な時だけ借りて使うものとしてレンタカー利用に変えており、駅から徒歩5分圏内(今は駅直結)に住んでいるので、余程でない限り自動車を使う事がなくなりました。
そのため、旅行時に使う程度ですが、遠距離で地元から遠征する事自体も減ってきたため、前回クルマを運転したのは、2020年2月の新潟・福島へ磐越西線と只見線のキハ40系気動車を撮りに行って以来の実に2年ぶりとなりました。
2年もクルマを運転してないと感覚的にどうかな、しかも冬の北海道ですから、雪道はどうかというところでしたが、冬の北海道の雪道も5年ぶりですが、3度ほど運転したことがあるので、何とか行けるかなという感じでした。
旭川・紋別自動車道にて
圧雪アイスバーンの道であれば、80km/hぐらいは余裕で走れます。一般道でも真っ直ぐな道ならそれ位で(いけませんよw)みんな走っています。冬場は道路脇にネズミ捕りがいないので、逆に安心です。でも調子こいて飛ばしているとえらい目に遭うので自重はしましょう。宗谷本線のラッセル追っかけ野郎とかは国道40号線の一般道を100km/h位で飛ばしている奴とかいますからね。北海道の粉雪だと雪煙が上がってたちまち前が見えなくなるので、車間距離を十分開けて追従はしますが、ほどほどにしておきましょう。
でもこのフワフワの雪の上を走るのがとっても楽しいです。
.雪で列車が動かず、久々に美瑛観光に
暴風雪警報こそ出ていましたが、上川地方はそんなに雪は降っていらず、小中学生なども普通に学校に登校していました。
当麻駅にやってきました。
終日運休なのでお客は誰一人いませんが、暖房は掛かっていて、暖かな駅舎内でした。
ラッセル車も運休しているので、駅構内の線路もだいぶ積もっています。と言っても実質20cmぐらいでしょうか?
キハ40や特急オホーツクなどの撮影を予定していた当麻町内の踏切にて
太陽がうっすらと出ているのが見えますが、これで何で終日運休なんだ?と不思議です。
当麻町から旭川市内に入って、前記事にも書いていた旭川駅に寄ります。
列車は終日運休なのですが、駅弁屋は開いていて、お蕎麦をいただきます。
山菜そば500円なり。おいしいね。
汽車は止まっていますが、バスは普通に動いているので、通学の高校生も学校に行っているようですが、時間的にお昼だったので、早めに帰宅させたのかも知れません。
旭川から南に下って、美瑛の丘を巡ります。
ケンとメリーの木
緑豊かな夏場に見るのと白一色の冬に見るのとでは趣が全然違いますね。
誰もいませんでした。
続いてマイルドセブンの丘
ここにはワンボックスの車が止まっていて、複数の人が何やらしていたので、何かの撮影なのかも知れない人たちがいました。
最後はセブンスターの木の隣にある木立を撮ってラストとします。
すでにかなりの暴風が吹き始めていて、車のドアを開けると持っていかれそうな強さになっていました。
.恐いホワイトアウト
美瑛プチ観光を終えて千歳に戻るのですが、基本は全て下道で走ります。高速道路が50km/h規制が掛かっているのであまり時間的に得にはならないとみたからです。
途中の岩見沢までは時より吹雪いたりするものの、ほぼ順調よく見立ての時間で着きました。
しかし、この先に恐ろしい体験が待っていました。
いわゆる『ホワイトアウト』という現象です。
こちらは雪が降っていない状態で、強風により雪が舞いあげられて道路が見えなくなる現象です。
上空は見えるのでまだ何とか走れる状況です。
岩見沢を出てますます前が見えにくくなってきました。
そして当初のルート通りに国道から道道経由で長沼方面に入って数分。
もの凄い吹雪に見舞われて前5mさえ見えなくなりました。前を走る車のハザードランプも満足に見えません。そして遂に車の列が止まってしまいました。もう前に進むのが危ない感じで追突や逸脱が必至の状況、これはかなりヤバイ!
この先は多分平原が続くので、この先も同様な状況に見舞われると判断しており返すことにしました。
身の危険すら感じるほどですので、写真どころじゃありませんでした。
⇒
当初のルートだと1時間少しで着きますが、大回りをしたので2時間ほど掛かりましたが、レンタカーの返却時間には1時間近くの余裕をもって千歳に帰って来れました。地形をある程度知っていないと、あのまま進んでいたら身動き出来なくなっていたかも知れません。
ホワイトアウトは以前にも江別市内で数分間程度でしたが全く前が見えなくなる現象を経験したことがありましたが、その時と違って今回は止まっている車が揺れる程の暴風でいつ止むのか分からない状況だったので危険と判断して、Uターンして山の近くに沿って走る国道234号線伝いに苫小牧方面へ南進して千歳を一旦過ぎてから回り込むルートを取りました。
このように恐ろしいホワイトアウトの現象に見舞われたら、地元北海道の人でも身動きが取れなくなるので、ルート取りには十分注意をして車の旅をしましょう。
ということで、楽しい(恐い)冬の北海道ドライブ旅?で一連の記事を締めくくりたいと思います。