六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

コンデジはズームインが苦手?

2018-08-28 | 動画
 先日の甲子園での動画撮影ですが、他にも撮ったものを一部You Tubeに上げております。
 その中で、あるシーンでのコンデジ動画撮影でどうも苦手な条件が露呈してしまったので、これは後々対策を迫られるなぁという場面を記載します。

 前回の2つの記事では、アルプススタンドで応援団になった気分での、いわゆる「応援団目線」での動画撮影をしたのですが、この他にも別位置・別角度で撮影したものとして、以下の2つの動画を取り上げてみます。

 いずれも12日目の第3試合 済美×高知商 の1塁側アルプス最上段席からの撮影です。

済美もアゲアゲホイホイ (アルプス上段から遠景) 第100回夏の甲子園

 自側(1塁側)のスタンドですが、チアの子にズームインしようとしたら、全然ピントが合いません。少し戻した所でピントが合っています。何度か試したのものの、やはり同じ結果で、予めスチルでピントを合わせてからなら、長望遠でもピントは合うようです。

高知商業 よさこい鳴子踊り 反対側までよく聞こえる 第100回夏の甲子園

 同様にこちらは反対側(3塁側)のスタンドですが、これも望遠側いっぱい(35mm換算で840mm)へズームしようとしたところ、ピントが合わずにボヤけた画像になっています。少し引いたらそれなりに見れるレベルですが、せっかくの4K撮影なのに、大画面では見るに耐えないものとなっています。

 これまでは鉄道撮影ばかりでしたので、基本的には広角か標準固定で、或いはズームを使うにしても望遠側から徐々に広角側に引いて、最後にはパンする事が多く、パン後に望遠で追う事は稀だったので、あまり気にしなかったのですが、これほどズームインでピントが合わない代物だと、今後は何か手立てを講じなければならないかも知れません。

『そもそも840mmの超望遠で手持ち撮影って、どうよ!』 と言われるかも知れませんが。 

あなたのカメラはどうですか?
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アルプスで応援 金足農業 3回戦

2018-08-22 | 動画
 全国に金農旋風を巻き起こした、秋田県立金足農業高校の甲子園での戦いでしたが、おそらくターニングポイントになったのが、この対 横浜高校戦だと思います。
 金足農業はそれなりに過去に実績はあったので、1回戦・2回戦で勝っても珍しくはありませんが、秋田県勢としては、3回戦に勝って準々決勝に駒を進めるのは容易い業ではありません。
 しかも3回戦の相手は、何度も優勝経験がある、優勝候補の1校でもある横浜高校、対戦前は多くの人が横浜の勝利を予想していたことでしょう。
 しかし今回の金農は違いました。それでは動画に上げた、アルプスでの模様をお楽しみ下さい。

 1.チャンステーマ Show time
金足農業 アルプス応援 2018.8.17 チャンテ Show time

 これは回が比較的浅い時に演奏されたもので、特徴的な「打て、打て、打てx3」が印象的です。動画では打たずして1塁へ出ています。

 2.チャンステーマ タイガーラグ 
金足農業 アルプス応援 2018.8.17 チャンテ タイガーラグ

 タイガーラグは秋田県の高校が取り入れて以来、多くの学校で演奏されて来ました。私が1981年に報徳の応援で吹いていた時は、楽譜通りというか、空で覚えている通りに吹いたものでしたが、この金農版のタイガーラグは原型を留めていない位に独自色を強く出しています。

 3.チャンステーマ Gフレア
金足農業 アルプス応援 2018.8.17 チャンテ Gフレア

 今回の金農の快進撃を象徴する曲がこのGフレア、読売ジャイアンツの応援曲の1つですが、見事に取り込んでいて、本家も顔負けの出来です。これが阪神タイガースの本拠地である甲子園の1塁側で巨人軍の応援曲が演奏されるところが凄い。お客さんもノリノリです。

 4.吉田選手 同点2ランHR (3回裏)
 初回で2-0と横浜に先制されてしまい、「これは名前負けかなぁ~」という声が聞こえてきました。何せ私の前の列には、秋田県高校野球連盟の防止を被った役員の方や、金足農業の事務長?の方など、偉いさん方が座ってられましたが、その不安を見事に打ち崩す一打でした。
金足農業 アルプス応援 2018.8.17 3回裏 吉田選手同点2ランHR

 普段とは違う北からの追い風に乗って、遠くまで球は飛びました。
 一気に同点になり、仕切り直しです。

 5.高橋選手 逆転3ランHR (8回裏)
 7回・8回に横浜は1点ずつを加え、4-2と再び2点の差を付けた。さすがに金農もここまでかと思われたが、8回裏にドラマが待っていました。
金足農業 アルプス応援 2018.8.17 8回裏 高橋選手の逆転3ランHR

 ランナーが2人出て、次の打者がバント失敗で嫌な雰囲気になったのですが、次の高橋選手が奇跡の逆転HRを放ちました。これで形勢が一気に変わり、9回表は吉田投手がきっちり抑えてゲームセット、遂に横浜を撃破してベスト8に勝ち名乗り。

 もう勝ち方がミラクルですが、まさか次の準々決勝であんな結末で勝つとは夢にも思わなかったのですが、今年の金農旋風は凄いものがありました。


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アルプスで応援 日大三高 3回戦

2018-08-20 | 動画
 先日の8/16~8/17の2日間にわたり、夏の高校野球全国大会を観戦してきたのですが、その際に撮影をした動画を試験的にYouTubeに上げてみることにしました。

 まず第1弾は、8/17の第4試合である、日大三高×龍谷大平安 の一戦から、私が座っていた1塁側アルプス席からの応援風景をそのままの形で味わえるか動画に撮って+公開(実験)をすることとしました。
 アルプス席の応援風景を撮ったものとしては、反対側のアルプス席を望遠レンズで撮るものが多く、記録的要素が強い動画で、臨場感には欠けると思います。
 そこで自席からグランドの選手を応援する、応援者目線での撮影をしてみることにしました。その方がいかにも応援してるな~という感じに包まれることでしょう。

 今回撮影~公開する動画は3本で、いずれも日大三高側の応援目線です。

 .7回裏の攻撃で、3塁ヒットでランナーが出たので、得点が入る期待を込めて回しましたが、得点には結びつきませんでした。こちらでは3回と7回に演奏される、COME ON !! という曲で、オーーーー という掛け声に合わせてチアの子がぐるぐる回転していくのが楽しい振り付けとなっています。
・高校野球アルプス応援 2018.8.17 日大三×龍谷大平安 7回裏 come on !

 結局得点に結びつかなかったので、2アウト・ランナー3塁から、回が終了するまで3分ほどの動画になります。

 .8回裏の攻撃で、満塁から回が終わるまでの模様で、塁が全部埋まって、押し出しとなるまで長い攻撃が続きますが、結局はこの1点だけでした。しかしこの1点を守りきって平安に競り勝ちました。
・高校野球アルプス応援 2018.8.17 日大三×龍谷大平安 8回裏 chance

 打者がファールで何球も粘るので、押し出しになるまで4分近くかかります。その間延々と応援歌である CHANCE が流れます。途中得点時には「輝く日大」が流れて、またCHANCEに戻ります。ずーと見てても飽きない、フルサイズで見るとその場に居て応援している気分になりませんか?

 .最後は9回表の2アウト~ゲームセット~校歌~挨拶までの一連の流れです。
 最後のバッターを打ち取る少し前から始めて、ピッチャーに対する声援の中、打ち取ってゲームセットの瞬間の歓喜の様子と、校歌を唄い、選手を迎えるところまでを捉えています。
・高校野球アルプス応援 2018.8.17 日大三×龍谷大平安 三高勝利~校歌

 カメラを引く時に失敗してしまいましたが、まぁ大目に見てください。
 いずれもアングルはほぼ同じで、最初の2つは固定してるかのようですが、実際は手持ちなので、少々振らついています。
 撮るにあたって、グランドの動きは何となく分かればよくて、あとはスタンドの様子を左側から指揮者・奥に補欠や生徒、左手前に保護者やOBの応援団、右手奥にチアとフリップを入れて、大体の構成が映るように撮ってみました。いずれも米粒程度に小さいですが。

 こういった感じで、1塁側・3塁側に置きっ放しのカメラで野球放送してくれればいいなぁと思いますが、プロ野球でやったら、観客来なくなりますわな。

※日大三高は準決勝で金足農業に惜しくも破れました、最後までいい戦いをしました、三高ナインお疲れさま、感動をありがとう。来年もまた甲子園にやって来てね。 
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37年ぶりに再び愛工大名電倒して報徳の校歌を歌う

2018-08-17 | スポーツ
 夏の全国高校野球大会も佳境に入り、猛暑の中、白熱した熱戦が連日繰り広げられていましたが、そんな中、ある対戦カードを見て、これは絶対に行かなければ!と思い起こされました。
 それは第12日目の第一試合が、報徳学園×愛工大名電 の組み合わせに決まったことです。これは奇しくも37年前の私が高1の夏に対戦したカードですが、両チームのエースである金村さんと、名古屋電気の工藤さんが対戦して話題を呼びました。

 .なぜ報徳?
 その年の春に報徳学園の高校入試に合格はしたのですが、県立高校にも受かったので報徳は入学金は納めたものの辞退し、(事実上の母子家庭で私学の学費は結構重荷だったので)県立高校の生徒として過ごしたのですが、いざその年の夏の甲子園が始まって報徳が1回戦を勝った次の日辺りに私の所に電話が掛かってきて、『報徳のブラバンがハワイへ遠征に行って、1年生が数人しか残ってないので、誰でもいいから手伝ってくれ。』というもので、当時マーチングの指導をしていた横山さんという方が教えていた西宮・神戸市内の中学のOBに声を掛けて20人位が集まりましたが、現代の楽曲からすると非常に貧弱なバンドであったのは確かでした。 高校で現役でブラバンを続けている人は、県大会が控えていて無理なので、高校に入って別の部活に入るなどして、暇を持て余してそうな人を中心に声を掛けていたようです。
 急遽寄せ集めて、
 ① 曲は編曲せずに楽譜どおり、でも楽譜は無いからで吹いてね。
 ② もちろん練習無しのぶっつけ本番です。
 ③ セカンド・サード無しの全員ファースト。
 ④ 校歌は覚えやすいので、その場で覚えながら吹いて下さい。
で、この時代はレパートリーも限られた物でしたが、これでも何とか乗り切れ、あれよあれよという間に決勝まで進み、遂には全国制覇を達成したのてした。

 ですから、ここで演奏したメンバーば全員が『報徳のファースト〇〇』として甲子園優勝経験をした事になり、ほんと僕らのお陰で金村さんが胴上げ出来たと豪語は・・・しますw、いや感謝してます。(〇〇にはTrとかTbなどの記号が入ります)
 でも夏休み明けに学校に登校したら、自分の学校の野球部の子らに『おい、テレビ見たぞ~お前、何勝手に報徳応援してんねん!』どうやら自分がトランペット吹いてる姿が映って放映されたのを見られていたようです。何せ決勝戦まで何試合かありますから、その間の何処かの試合で映ってたようで、結構気まずかったです。あちゃー(笑) まぁウチの高校はほぼ1回戦負けばかりで自校のブラバンすら応援に行かない弱小野球部でしたから。
 そういうわけで、私と報徳とのつながりは短いひと夏の1コマ(いや5コマかな?)です。あっ、その前に出願手続・入学試験・合格発表で3回位行ってました、試験の帰りに途中にある畑の肥溜めに落とされそうになった凄い時代でした。

 .そして甲子園へ出撃
 今週はたまたま16・17日は週休日なので、報徳×愛工大名電の試合を見に、本当に久々に甲子園に行く事にしました。プロ野球を見にこの球場に来ることは無いので、あの時以来の37年ぶりの甲子園です。(前を阪神電車でしょっちゅう通ってるのですが)
 ベスト8をかけて16強が激突する、実は準々決勝よりも面白い対戦が組まれてたりする日程で、12日目は地元報徳学園の他に大阪桐蔭も出るとあって、入場券が手に入るかが心配です。

 朝、石屋川発4:40の始発電車に乗ります。六甲の実家からは歩いて40分近く掛かりますが、これが一番早い方法です。

 甲子園駅に5時ちょうどに到着したら、既に凄い行列で、この人らは徹夜したか、タクシーや車で送って貰ったかの何れかになります。
 ここで入場券発売まで待つのですが、7時の開門の予定は混雑が予想される日は繰り上げになるので、この日も6時20分の入場券発売開始&開門となりました。

 列が動き出していよいよ入場券の購入が近づいて来ました。
 先述の報徳学園のブラバンとしての入場の他に、小学生の時には県岐商の応援団として田舎の爺ちゃんが来るので、岐商の応援団に入れてもらって団体入場した事もありましたが、何れも入場券を買う事はなかったので、一般の観客として入場券を手に入れるのは本当に体力勝負なことです。
 一緒の列に並んでた西宮市内から自転車で来たという初老のオッサンは、「とにかくチケット確保したら、家に帰って休んで夕方の桐蔭だけ見に来んねん。」と。いやいや西宮市民なら第1試合見ていけやと思いましたが、私の後ろに並んでいた東京葛飾から来たという若い女の子も桐蔭目当てだと。もう何じゃそれ。
 なので、これだけ並んでいても、第1試合は意外と余裕で入れるのかも知れません。

 そして発売開始から30分程でようやく購入の番が回って来ました。
 アルプス席800円は安い。

 ようやく手にした入場券。これを持ってアルプス席の入場口へ向かいます。

 今日は一塁側に報徳・二松学舎・済美そして〆は大阪桐蔭と、なかなか見応えがあるカードが並んでいますが、天気予報が午前8時には雨になるとか書いており、途中で降雨コールドとかのリスクもありました。

 7時、スタンドに入ると、一部を除いて空席ばかりです。
 やはり大半が桐蔭のためのチケット確保狙いで並んでたようです。

 ここがブラバン席の区画。
 37年前は私もここに立ってラッパを吹いていたんですわ。懐かしい。

 空席の心配もよそに、続々と観客が入ってきて、席もほとんど埋まってきます。
 そして、ブラバン・生徒の専用入場口から生徒たちが。あれ?女の子たちがいる?男子校なのに!

 その謎はテレビで報じられていました。
 私らの頃は縦のネットワークで人集めをしていたのですが、いつまでもこの方式では無理があるのと、予め確保しておいた方がお互いによい事から、今は4校程まとめて提携しているようです。
 これだと人数もいるので複雑な和音構成の曲も吹けていいですし、事前に練習もしていれば、現地でも心配もありません。

 試合前の選手達のノックが始まります。
 やっぱりクリームに緑のユニフォームはいいですね。

 試合開始を前にアルプス前へ選手たちが挨拶に来ます。よっしゃー頑張って行けよ~っと暖かい拍手が沸き起こります。
 報徳の特徴は大応援団を組まないことで、皆が自宅から自転車で来れる感覚で来れるのと、花見か盆踊りかというような気軽さで入ってこれる(切符さえ手に入れば)ので、応援バスの中で選手別応援歌の練習をしたりとか、そういうのが無いので、統率の取れた強い声での応援はないのが以前の特徴でしたが、さて最近はどうでしょうか?

 このように大きなプラカードを出して、曲名や選手名をバンドだけではなく、保護者や生徒にも見えるように掲示していますが、私らが吹いていた時は、B5位の小さな紙に、HT(阪神汎用)・阪急(ブレーブス汎用)・タイガー(タイガーラグ)・西部(西部警察)・・・などと、それも細っそいボールペンでゴシゴシ太字を作ろうと書いてたようで、しかめっ面で凝視して曲名を認識していました。今はプリンターや拡大コピーがあるので、ほんとにいい時代になりました。

 さぁ選手が勢い良く飛び出してきて試合開始です。

 試合に先立ち、始球式として板東英二さんが玉を投げられました。見事なショートバウンド!
 板東さんは、何と前日にブルペンで50球も投げ込みをしてたそうです。凄い。

 試合は立ちあがりを名電打線につかまり、早々と先制を許す展開で、エラーが2つ続いたので、今回はダメかなぁと思いましたが、そこは逆転の報徳、その後は点を重ねて一気に逆転。

 4回表に名電の選手に一発ソロ本塁打を許しましたが、その後は点を返せず、逆に報徳が3点追加してボコボコに仕掛ける、ちょっと名電が可哀想な程の展開になってしまいました。

 最後まで健気に声援を送る名電の生徒さんには可哀想ですが、これが実力の差というものなんでしょうか?

 結局試合は7対2で報徳が再び愛工大名電を下しました。
 そして待ってました、校歌が流れる瞬間です。

 ↓ 動画はこちら 校歌斉唱は1:50過ぎから

 『はろばろひらく 武庫の野や~ 』 あ~久しぶりに歌いました。
 お恥ずかしながら自分が通っていた県立高校では、自分とこの校歌を歌う機会は3年間居ても数回程しかなく、そのためメロディーは覚えてるものの、歌詞はもうすっかり忘れてしまいました。
 それに対し報徳の校歌は81年(最も校歌を覚えやすい1年生の時)の夏に5試合出て何度も吹いて・歌ってでしたから、こっちの方が今でも覚えていても仕方ないのかも知れません。入学金の前納分として10万円も寄付してるしw

 よくやったぞ、報徳ナイン!
 愛工大名電、次こそいい試合を待ってるよ。何か可哀想なんで、次当たったら名電応援してしまうかも知れないわ。

 というわけで、昔自分がこの甲子園のアルプスでラッパを吹いていたあの夏の記憶に戻って、少しだけ感慨に浸りました。学校単位で友情応援で出る事はよくありますが、私らが経験したようなケースはレアなケースではないでしょうか?
 さて報徳が37年前と同じく深紅の大優勝旗を手にするかどうか、2日後の準々決勝は魔法の合言葉のあの学校です。魔法掛けられたらどうしょう・・・。
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しなの・越後で国鉄車三昧

2018-08-15 |  出撃 at 北信越地方
 これまでの年なら、夏になったら喜び勇んであちこちへ出掛けていたのですが、本当に何処へも行く所がないのか、毎年欠かさずに買っていた7月号の時刻表も遂に買うこともなくなりました。近場の近鉄沿線で近鉄特急色の記録に何度か出ただけでしたが、8月に入ってようやく重い腰を上げて動く事にしました。
 行き先は国鉄115系の天下となっているしなの鉄道、結構運用が残っている越後線をターゲットに出撃します。特撮がメインの予定ですが、条件が悪くて撮れない場合もあるので、5月以来の3ヶ月ぶりとなる一眼レフを出してきて、リュックに詰め込みます。

 .久しぶりに乗るE257系の快速
 長野方面への移動に北陸ルートが使えなくなってからは、唯一の選択肢である中央西線・篠ノ井線経由のルートで出掛けます。明日は朝から篠ノ井線内で撮ってからしなの鉄道で日中撮影します。

 先月の最高気温更新の日に多治見へ訪れて以来の中央西線に乗ります。
 今回乗った列車は211系3+3+313系4連の10連だったので、勿論313系に乗ります。313系は後ろの方に繋いであるので、比較的空いていました。

 瑞浪を過ぎると車内はガラガラで中津川到着時には貸し切り状態でした。

 中津川到着、灼熱の日差しが照りつける中、次の313系2連に乗り継ぎ松本へ。

 松本からは久しぶりとなるE257系の快速電車に乗ります。東京から下りのあずさ号で入線してきますが、直ぐにLED表示が変わってしまうので、余韻は楽しめません。

 特急型の車内でしばしのゴージャス感を味わいながら、夕食タイム。
 高温による線路異常のため、2時間近く篠ノ井線内が抑止になっていたしたが、この列車は15分程しか遅れていませんでした。今夜は坂城で滞泊。

 .しなの鉄道の115系三昧の一日
 今日は1日しなの鉄道の復活塗色車を狙う予定ですが、その前に朝連で篠ノ井線へアレを撮りに行きます。

 やって来たのは3月にも来た、稲荷山-篠ノ井の直線。前回は特撮優先のため、サイドからの撮影でしたが、今回は車両メインにするので正面がちの定番ポイントで待機、その後5人程がやって来て6人程でまったりと待ちます。

 昨夜乗ってきたE257系が松本行きの快速で上っていきます。

 続いてこれも上り名古屋行きの特急しなの4号を追い撮り、既に交換待ちで待機しています。

 朝の本命がこの189系によるおはようライナー。E257系の運用に余りが出ているので、いつ置き換えられてもおかしくはないので、早めに撮っておくのがベターでしょう。

 おはようライナー撮影後は、篠ノ井に戻って、しなの鉄道線を東へ向かいます。

 小諸で復活初代長野色に乗り換えて、次の平原で降ります。

 何か北海道の小駅を思わせるような、ヨ6000?利用の駅舎。クソ暑いので中には入りません。
 駅を出て小諸側に歩きます。

 最初にやってきたのが、コカ・コーラ色。真っ赤な115系といえば、当時は長野のこのコカ・コーラ電車だけでした。
 今は広島にも別の赤い115系が居ますが。

 次にやってきたのが、本日の大本命の須賀色115系。
 湘南色は新潟や岡山でも残ってますが、須賀色はもうここだけでしか見られません。それも復活塗装なのでいつまで残るか。
 2本撮ったので、駅の東側へ移動します。

 液の東側にある陸橋からの俯瞰撮影ですが、東方が木が邪魔になるので、追い撮りのみになりました。
 軽井沢から折り返してきたコカ・コーラ電車。この日はそのまま昼過ぎまで区間運用に入っていました。
 怪しげな雲が出てきて、浅間山方向からゴロゴロと雷鳴が聞こえるので、ちょっとヤバイ感じです。

 そして次にやってきた須賀色の電車。
 この電車はこの後長野まで行って折り返し小諸までの運用で来るので、別の場所へ移動することにします。


 テクノさかき-坂城間で長野から折り返してきた小諸行きを撮ります。
 天気も東部と違ってこちらはカンカンに晴れていて、いい感じで撮れました。

 1時間半ほど待って、小諸からの折り返しを追い撮り(実際はビデオパン撮影)します。
 やや日が北側に回ってきて、正面右側は影が出ています。

 続いて軽井沢-小諸の区間運用に入っていたコカ・コーラ電車も下りてきました。
 線路脇での撮影はこれで終えて、あと1本は須賀色を特撮して本日の撮影は終了です。


 今日の移動はほとんどが3セク区間なので、青春18きっぷは使用せずに、しなの鉄道のフリーきっぷを使います。
 そして、今日と明日は長野-直江津間を往復するので、夏限定のフリーきっぷも買います。この切符なら長野-直江津往復が2000円で乗れるのでお得です。2日間連続使用の条件ですが。今夜は直江津から柏崎まで別途乗車券を買って、柏崎で滞泊します。

 .越後線・弥彦線で115系を撮り&乗り
 高崎地区の115系が落城して、東日本で残る115系はこの新潟地区のみとなってしまいました。E129系の増備が行われれば、東日本からは完全になくなってしまうので、今年が最後の夏のつもりで記録に勤しみます。
 今日8/7は私の53回目の誕生日なのですが、誕生日を自宅で迎えない事が多い自分らしい1日です。

 柏崎駅の中線に泊まっている115系6連。昨夜柏崎に着いた時には既に停まっていたので、編成は予め確認済でした。
 これを撮るために。柏崎発の1番電車で越後線を下って行きます。柏崎-吉田間の越後線に乗るのは大学生の時以来の実に30年ぶりです。

 目的地である分水駅で下車。
 駅前には長岡駅行きのバスが停まっています。本数は僅かですが、ここから長岡へ抜けられるんですね。

 駅から徒歩15分ほどで、信濃川の大河津分水路堤防に到着。
 線路を横切る人がいるようで、一応ロープは張っているのですが、脇から自由に入れます。

 今回の旅の一番のメインエベント、115系6連の大河津の橋梁を渡るシーンを撮影。
 朝の雲がなかなかどかずにちょっと残念でしたが、特撮も行えてひとまず満足。

 続いて30分後の上り3連も撮ります。こちらはJKワイパーで来ました。

 2本撮ったので、次の場所へ移動すべく、分水駅に戻り、吉田行きに乗ります。
 やってきたのは湘南色の編成、しばしの至福の時間。

 程なくして吉田に到着。夏休み中とはいえ、通学生がかなり多くて、工事中で通路が狭くなった駅の中はごった返していました。
 駅から歩いて2ヶ所目の撮影場所へ行きます。

 歩いて25分程の西燕-吉田間の田んぼで弥彦線内を行く115系6連を撮ります。
 朝1で撮った編成が東三条まで行って、吉田へ帰って来る所を捕獲。また25分ほど歩いて駅へ戻ります。

 吉田駅に戻ると、先ほど撮った6連が休んでいました。
 この列車は新潟行きになるので、さらに先回りして撮影すべく、朝2番目に撮ったJKワイパーに乗って下ります。

 2駅先の岩室で下車します。

 元は有人駅であった岩室駅はしっかりとした作りのかつての街の代表駅といった佇まい。
 駅で30分ほど休んだ後、歩いて15分ほどの田んぼの中へ行きます。

 本日最後の撮影は、先ほど吉田で休んでいた6連。
 この6連は新潟到着後に分割されるので、6連としてはこれで終わりです。再び雲が出てきてしまいました。
 ひたすら115系を追った、バースデーロケでした。後はひたすら岐路に就きます。


 日本海も遠くで日差しが出ているようですが、この辺はどんより曇り。

 直江津からはフリーきっぷの2日目利用で、トキ鉄→しな鉄で長野へ抜けます。

 長野食肉センターにドナドナされた?ゆうマニ君がポツンとひとり漂います。

 189系M52編成の姿も。

 今夜は千曲市が私の誕生日を祝って花火大会を催してくれるそうなので、長野県内で1泊してもよかったのですが、明日は雨ということなので、結局見送ってこのまま最終電車時刻で帰宅しました。
 
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減りつつある近鉄特急色を狙う

2018-08-01 |  出撃 at 近畿地方
 赤とクリーム配色で長年の伝統であった国鉄特急色が485系に続いて189系が今春のラストランで遂に消滅してしまいましたが、民鉄界の王者-近鉄でもここ1・2年の間で大きな動きがあることは、鉄道ファンの間では周知の事実かと思います。
 オレンジと濃紺の近鉄特急色が、近年の在来車のリニューアルを機に塗色変更されており、従来の特急色が序々に減り始めています。形式によっては全車塗色変更が済んだものも出ている模様で、このペースだと今年の後半が記録する最後のチャンスになるかも知れません。
 前記事の続きになりますが、近鉄南大阪線に残る最古参の特急16000系Y07編成に乗って・撮って楽しんだのですが、吉野川の橋りょうでは雲に邪魔されたので、翌週にリベンジ出動としました。それと併せて、最後の3編成になった30000系ビスタカーEX色も撮影することにしました。出撃は6/24、北摂地震の翌週です。

 .京都線内で30000系ビスタカーを狙う
 まずは京都線内で午前中に30000系ビスタカーを狙うことにします。前日の目撃情報から、1運用は必ず午前中に京都-奈良間の運用に入るのが分かっていたためです。
 撮影場所は初めての訪問になる、興戸-三山木間に来ました。

 10:20 まずは手始めに京都〔しまかぜ〕から、朝まで降っていた雨も上がって、田んぼに姿を映して絶好の水鏡日和となりました。
 上空を流れる雲が少々心配ではあります。

 10:38 お目当ての下り特急を待っていたら、上りの1018レが旧色でやってきました。
 ちょっと雲落ちしてるので、間もなくやってくるV4編成が綺麗に撮れるか気をもみます。既に下り方の踏切矢印は点いています。

 10:38 本命の1007レ
 僅か20秒ほどの間に上手い具合に晴れてくれました。特撮も行い満足満足。
 返しの列車が上がって来るのを待ちます。

 10:57 場所を離れて休憩していたら、いきなり旧色V4+2の編成がやってきて、慌てて手持ちで撮りましたが、雲影落ちの真っ暗ボツ写真になってしまいました。
 時間的に4019レなので、三山木駅からの移動中に頭の上の高架区間を折り返しとなる800レで通っていたのでしょう。運用を掴んでいなかったので残念、まぁ運用掴んでいても、この雲落ちじゃ仕方ありませんね。
 その後30分近くの間に通った特急は全て新塗色の編成でした。

 11:27 先ほど撮った編成が奈良から折り返してきました。
 この時間になると、さすがに光線が車体側面にまで回らなくなったので、これで撤収として、吉野線のリベンジに向かうことにします。

 .吉野川橋りょうでリベンジ
 雲影落ちに悩んだ午前中でしたが、その後雲はほとんどなくなり、安定した天気になってきました。さて、今日はY07編成が動いているのでしょうか?残念ながら、今日の目撃情報が無いので、出たとこ勝負になります。

 14:07 前回と同じ列車を狙ったのですが、やってきたのは新塗色の車両でした。
 パンタが下枠交差なので、16010系と思われます。

 続いてオマケで青の交響曲を撮影。
 先週は川の中州に入って撮影できたのですが、今日は朝まで降っていた雨のせいで増水しており、中洲には入れず、北岸からの撮影です。
 これで16000系は1時間半以上やってこない事が確定しました、さてどうしよう?

 仕方ないので吉野駅までやってきて、長椅子で休むことに。

 駅前を出て山側の斜面には鮮やかなあじさいが咲きほこっていました、しばしの清涼感。
 でも雨上がりの済んだ空気なので、真上からの太陽光が照りつけて暑い暑い。

 駅前の土産物屋にあるソフトクリームの看板に引き寄せられますw

 色とりどりのソフトクリームが並んでいます。
 ここ限定の『さくら』とよもぎ・バニラの3色を食べましたが、さくらの味が強くて、バニラの味が吹っ飛ぶので、次食べるのなら、さくら+よもぎの2色がいいと思います。

 さくらコーラなるものもありました。ネタにはいいかも知れません。
 さて休憩もしたので、また大和上市に戻ります。

 16:22 1509レでお目当てのY07編成がやってきました。これは午後からの出庫する運用でしょうか?どうりで今日は目撃情報が上がっていなかったのですね。これで上り列車も撮れます。

 17:06 折り返し1708レで上がってきた所を撮影。
 望遠で狙うと、線路脇のケーブルが少々邪魔になります。この橋りょうでは引きで撮るのが良いでしょう。

 急いでズームで引きましたがピントが合ってません。正確にはズームを引いている途中の1画像なので合うはずがありません。まぁ動画キャプチャなので静止画像としては仕方ないか。

 ということで、京都線と吉野線での近鉄特急色を無事にゲットして本日のミッションを終えました。
 16000系Y07はこうした単独編成で押さえるしか、もうないかも知れませんね。
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