気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

ビンズイとタヒバリ

2017年03月01日 | ビンズイ・タヒバリ
ビンズイとタヒバリ、どちらもセキレイの仲間で姿形がよく似ていますね。
両者とも、尾を上下に振りながら歩きます。


まずはビンズイ。
白っぽい眉班が目立ちます。


英名のOlive-backed Pipit の通り、背中が暗い緑色。


いつも松林の根元の日陰で見かけます。
この時は5~6羽の小さな群れで行動していました。




目の後方、眉班の途切れた下、耳羽のあたりに小さな白斑があります。





ビンズイ(便追)Olive-backed Pipit 全長約16cm




続いてタヒバリ。
眉班は、ビンズイに比べるとぼんやりした感じですね。


農耕地や海岸や河原の草地など開けたところで見かけます。
Water Pipitの英名からも、水辺を好む習性がうかがえます。


撮影時には、5~6羽の小さな群れで採食していました。
この個体は眉班がかなりはっきりして見えます。


背中などは茶褐色や灰褐色をしています。


ビンズイに見られた目の後方、耳羽のあたりの小さな白斑、タヒバリには見えません。


何羽も写してみましたが、やはり白斑はないようです。



タヒバリ(田雲雀)Water Pipit 全長約16cm

似た角度から撮った写真を見比べながら進めようと思いましたが、
かえってわかりにくいので、それぞれまとめて掲載してみました。

個人的には、パッと見た時の印象で、ビンズイの方が黒い目がクリッとしている、
タヒバリの方がセキレイっぽい顔立ちをしている、ように感じています。

生息場所や耳羽付近の白斑の有無、背中の色など、
いくつかの特徴からビンズイなのかタヒバリなのか判断するのが良さそうですね。
体色や眉班などには個体差もあるので、今後も見つけたら撮影を続けていきたいです。



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コメント (2)
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