気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

ナベヅル 緊急避難??

2022年12月02日 | 強く記憶に残る鳥たち

世界的なツルの越冬地として知られる鹿児島県の出水平野に激震が走っています。
鳥インフルエンザの感染が急激に拡大、11月30日時点で衰弱や死亡が確認されたツルの数は995羽に上るそうです。

一方で、韓国の有名な越冬地・順天湾で、最近になってナベヅルが「急増」し、1万羽近い個体が観察されたとのこと。
鹿児島県出水平野の鳥インフルエンザ感染を避け、ナベヅルが大挙して移動しているのでは?と推察されています。

ナベヅルの生息数は世界全体でも1万5千羽程度と推定され、世界的に絶滅が危惧されています。
毎年8~9割のナベヅルが出水平野で越冬するだけに、今後の感染状況が心配されます。


※2019年11月撮影  郊外の農耕地にナベヅル二羽が飛来した際の写真です。









◆ルポ「死のトンネル」を避けて日本から韓国移動したナベヅルの群
https://japan.hani.co.kr/arti/politics/45204.html

◆ツルも危険を察知? 鳥インフル急拡大の出水から韓国に緊急避難か 
 「北に帰って行った」目撃情報も複数  西日本新聞社
https://nordot.app/970873746904498176?c=62479058578587648








ナベヅル(鍋鶴) Hooded crane 全長約100cm
ツル目ツル科ツル属

◆ナベヅル・マナヅルってどんな鳥? 日本野鳥の会
https://www.wbsj.org/activity/conservation/endangered-species/crane-hogo/crane-whatis/


今日も最後まで見ていただきありがとうございました。


コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« マガモ何色? 紫?緑? | トップ | ハナミズキの赤い実を食べる... »
最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ここあ)
2022-12-02 09:40:28
ロメオさん、こんにちは。
ナベヅルのニュース、私もネットで見ました。野鳥の世界では、鳥インフルなどの危機が迫っているのを
察知する能力があるのかもしれませんよね。
日本各地で広がり続ける鳥インフルのせいかわかりませんが、
一昨年は来ていた野鳥が、昨シーズンは来なかった、報告がなかった野鳥が何種類もあって、気になっていました。
昨年も鳥インフルが各地で報告されていましたから、もしかすると何か関係しているのかなと危機感を持って見ています。
鳥インフルが人にまで感染すると、鳥たちを見たり、近くに寄ったりできなくなるのは悲しい事ですよね。
人にはコロナ、鳥にはインフルと、世の中つらいことが多くて、切なくなりますね。
一日も早くどちらもなくなってほしいです。
返信する
ここあさん (ロメオ)
2022-12-02 13:26:15
こんにちは。いつもコメントをいただきありがとうございます。
ナベヅルが北帰行のような動きで韓国へ渡っているニュース、ここあさんもご覧になりましたか。
異様な苦しみ方をしたり、死んだりする同族を見て、ツルたちは異常さと命の危機を感じたのかもしれませんね。
今の時点で今年は、日本へ渡ってくる鳥が多いように感じます。
地球のどこかで鳥インフルエンザが猛威をふるっていて、そのしわ寄せが来ているのでは?と考えることもあります。
真偽のほどは不明ですが、自然界で鳥類から、哺乳類へ感染したとの報告もあったとか…
人間界はコロナ感染対策もおぼつかない状態ですが、自然界の感染症対策にも乗り出さなければいけませんよね…
地球環境はこの先、どうなってしまうのでしょう…
返信する
ナベズル (ran1005)
2022-12-02 14:08:29
ロメオ様のお宅の近郊ではナベズルも見られるのですか?
私は出水平野のナベズルの越冬地迄ナベズルを見に行った事がありますヨ。
本当にすごい数の集団で圧倒されました。
飛翔している姿は見られませんでしたが、水田で落穂等を食べている様子を見て来ました。
何と!そんな危機が起きているのですか?
諏訪湖に飛来しているコハクチョウも鳥インフルの感染予防のために
餌やりを禁止されました。
それ以来、めっきり、飛来数が減りましたが、自然環境維持が鳥たちへの本当の思いやりでしょうネ。
飛翔する姿はさぞ大きく見えるのでしょうネ。
返信する
Unknown (necydalis_major)
2022-12-02 15:34:46
だんちょう

こんばんは!
ナベヅル
格好良いですね!

鳥インフルエンザでそんなに
たくさんの鳥さんが死んでいたのですね。
広がらなければ良いのですけど😓
返信する
ran1005さん (ロメオ)
2022-12-02 16:43:49
こんにちは。いつもコメントをいただきありがとうございます。
ナベヅルなどは、何年かに一度、おそらく出水平野へ行く途中に、ほんの少数が稀に立ち寄ってくれます。
三年前に、知人から速報をもらって、なんとかナベヅルを見る機会を得られました。
ran1005さんは、出水平野の万羽鶴の越冬地を訪ねた経験をお持ちなのですね。
何年か前から、感染症対策として、国内の他の地に分散させる~という計画もあったようです。
実現前に、千羽に近い被害を出してしまったのは痛恨ですよね。
諏訪湖は先手を打って、餌やりを禁止したことが功を奏するよう願っています。
返信する
だんちょうさん (ロメオ)
2022-12-02 16:45:33
こんにちは。いつもコメントをいただきありがとうございます。
ツルといえば、北海道のタンチョウですが、ナベヅルも綺麗でしたよ。
鳥インフルエンザでは、養鶏場の鶏だけでなく、野鳥にも大きな被害が出ているそうです。
地球規模で起こっている災いが、一日も早く終息するよう願っています。
返信する
インフルエンザ (チョウキチ)
2022-12-03 15:52:04
心配ですね。こちらでは数は少ないのですが、コハクチョウがインフルエンザにかっかて死亡したとのニュースもあります。出水の越冬地はあまりにも混みあっていますから心配です。マナヅルは大丈夫でしょうか。人間のコロナのようなことにならないよう願っています。
返信する
チョウキチさん (ロメオ)
2022-12-03 16:14:07
こんにちは。いつもコメントをいただきありがとうございます。
出水平野のツルの越冬地は、あまりにも数が増えすぎた感がありますね。
現地の近くにお住まいの方によると、11月下旬ごろからマナヅルの飛来は増えているようです。
感染が広がらないよう、野鳥たちが無事でいられるよう 願うばかりです。
返信する

コメントを投稿

強く記憶に残る鳥たち」カテゴリの最新記事