世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

花は散るらん

2009年04月06日 22時29分18秒 | Weblog
残業のあと、後輩男子タイスケくんと一緒に帰った。

産婦人科から伸びた桜と、道を挟んだ民家から伸びた桜が絡み合い、桜のトンネルができている道がある。
ライトアップされていて、とっても綺麗だ。



タイスケくんのシルエット。






タイスケくんと別れたあと、喫茶店で一服をし、自宅近くの公園へ行った。

ここも桜が満開。


月と桜を見ていたら、何やら雅な気分に…。


ああ。
十二単を着て、夜な夜な歌を詠んで暮らしたい。

風流に生きたい。
今のせかせかした生活は一体なんなんだろう。

そうだ。
私は生まれてくる時代を間違えたんだ。
ざっと1200年ぐらい前の貴族に生まれてくるはずだったんである、私は。

本来ならば、熊大納言様に仕える身だったのに。
なんで平成の世でOLをやってんだ。

鼻息荒く妄想する。

そんな私に、ほら、…花は散るらん。
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ラッピン、グ~

2009年04月06日 22時04分55秒 | Weblog
ついに…新卒研修講師をする日がキター!
新卒にレジの操作方法とラッピングの方法を伝授するんである。

昨日は法事で疲れていたのにもかかわらず、緊張してあまり眠れなかった。
予期不安が辛かったので、ソラナックス投入。

昼休み、あまりにも現実逃避をしたかったんだか…後輩男子タイスケくんを公園に引き連れて花見をした。


久々に公園でブランコを漕いだ。

あまりにも高く漕ぎすぎて、青空に溶け込んでいきそうだった。
このままどこか遠くへ行ってしまいたい…。

私の抱える新卒は約10人×2グループ。
教える会場まで彼らを引率するんだが、私の後をひょっこひょっこ着いてくる姿に異常なほどの愛を感じてしまった。

可愛い。
可愛いすぎる~。


1つめのグループには、緊張のあまり、ボソボソ話してしまい…撃沈。
あの子たち、ちゃんと理解してくれたのかな。
…落胆。

2つめのグループに教える際には余裕が出てきた。
まずは私が見本を見せて、彼ら一人一人にレジを打たせてみる。
「次はどのボタンを押すのかなぁ~?」
彼らの側に寄り添い、手取り足取り教えた。

ああ、今、私ったら後輩を教えてる~!
気分は二十四の瞳よ~。


…ここは小豆島~!
小さな学校なのよ~!
私は女教師~!

という妄想も伴い、見事に演じきった。
明日にでもアカデミー賞をゲットできっかも。

次はラッピング。

女教師・亮子は

「ラッピン、グ~」
と某芸人の真似をした。
しかし、真面目な新卒は誰も笑ってくれなかった。

しゅん…。

先ほど同様、まずは手本を見せ、
「あとはカラダで覚えてね」
と、包装紙と箱を彼らに渡して自主学習をさせた。

一度使った包装用紙を大事そうに鞄に入れ、
「家で復習してきます」
と言った子がいた。

なんて良い子なのぉ~!

またしても私の中で愛が芽生えた。

二十四の瞳、再び。

「分からない人いますかぁ?」
と、彼らの周囲を巡回し、徹底指導。

どの子も私が新卒のときよりも、明らかに鮮やかにラッピングをしていた。

終わったあとは
「ありがとうございましたッ!」
と言われ、照れた。

あとは店で指導されてくれ。
がんがれ、新入社員。

そんなこんなで終了。

濃密な一日だった。
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