世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

一人で「しか」生きていけない人間

2009年04月14日 21時29分58秒 | Weblog
天気同様、イマイチパッとしない一日だった。

仕事中、巨大ハエが顔面を襲ってきて大声を上げてしまったり。
他部署の意味不明なイザコザに巻き込まれそうになったり。
最悪であった。

そもそも、私はあまり機嫌が良くなかった。
原因をよく考察してみたら、アレしかないということが判明した。

先日、山梨に行ったことはこのブログに書いた通りだ。
翌日、大したものではないのだが、部内の人々にお土産を配布した。

予感はその日の朝、ちゃんとあった。
沸き出てくる嫌悪感は出勤する私の歩みを遅くした。

私が旅行やお出かけをしたという話をすると、必ず
「誰と行ったの?」
と尋問してくる女性がいる。
「何を見に行ったの?」
ではなく、誰と行ったか?について異常なまでの興味を持つ彼女。
昨年の箱根旅行の際も、尾道旅行も、いつもいつも。
それは構わないのであるが、
「一人です」
とまじめに返答すると、薄ら笑いを浮かべながら、
「一人~?信じられない。寂しいでしょ~?」
と無邪気に発言するんである。

非常に馬鹿にされた気分になり、不愉快極まりない。
「誰と?」

「DARE」
という音感に、ねっとりとしたいやらしさを感じてしまう。

先日、お土産の菓子をいただいたので彼女にだけあげないわけにいかず。

月曜日の朝からソラナックスの世話になる。

予感は的中した。
いつもと同じ言葉を浴びることになった。

はぁ…。

再三再四、このブログに記載しているが、
一人で生きていけない人間もいるように、
一人で「しか」生きていけない人間もいるんである、
と私は考えている。

勿論、友達といると楽しい。
しかし、「食事」「散歩」「映画」、そして「旅行」を一人で行うのは友達と行うのとは別の楽しみがあるし、そうしがちな私を、私は否定できない。否定する気も無い。

会社で四六時中他人に合わせているんだもの。
週末の48時間は私が、私のために使用して、いったい何が悪い。
私が一人の時間を満喫したって、彼女には一切迷惑をかけていないはずだ。
そもそも、あそこまで他人の私生活に興味を持てる彼女の情熱は、いったい何処から湧き出てくるのだろう。
謎である。
他人に興味関心のない私には、「超ひも理論」よりも謎に感じられる。

私は一人で行動できない女子を否定するつもりは無い。
(他人に興味関心が無いから)
なのに、どうしていつもこういう目にあわなければならないのだろうか。

今はそうでもないが25歳までは
「いつ結婚するの?」
とも彼女に言われていた。

彼女だけではなく、たまに「恋愛マンセ~」的な人に男女を問わず遭遇するが、たまらなく嫌である。
いわゆる「恋愛原理主義者」ってやつである。
もう二度と恋愛をしたくない(面倒だから)私は、上辺では彼らの話に相槌を打っていたが、内心は「この時間って、なんて不毛なんだ」とイライラしていた。

今では随分割り切れるようにはなってきたが
「彼氏いないの~?」
と言われると時々吐き気がする。

バナナを嫌う人が
「バナナって美味しいのに~」
と言われるときの不愉快さと同じだろう。


私がうつ病になったのは、彼らの強すぎる価値観の押し付けに私の精神が破綻をきたしたのも一因なのだと思う。


しかし、ここで吐いたらすっきりした。
明日は良い日でありますように。
コメント (4)

三人娘

2009年04月14日 21時22分45秒 | Weblog
我が家のクマ三人娘。

左から…さくら、モモ、奈々子。
さっきから、女同士でゴニョゴニョとお話をしている様子。
コメント (2)