世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

夏が来た

2021年07月10日 | Weblog
10時に起床。

上野の不忍池で蓮を眺めた。






正午に行ったのでやはり多くの花は閉じてしまっていた。
それにしても暑い…。
夏が来たという陽気である。



半年ぶりに、松韻亭で花籠ランチ。


前回同様、カウンター席に通された。


予約をしていなかったが大丈夫だった。



夏の庭を眺めながらいただくランチ…とても優雅である。
吉熊も大喜び。

この綺麗な彩を前にすると、何から食べていいのか悩んでしまう。


右手前の赤こんにゃくは、近江八幡市の名物で三二酸化鉄という鉄分で赤く染められており、煮ても脱色せず、健康的にも優れた食材であるとのこと。


湯葉も美味しかったな。(大好物)


赤だし、豆ご飯はおかわりができるというので、それぞれがっつりとおかわりした。
お腹ぱんぱん。




この茶碗蒸しがなんともいえない。
底の方にゴボウ風味の餅が入っているんである。



札を持って会計に行く際。廊下の様子。
酸漿がいい感じ。
絵になる。



接客もハイパー良くて、雰囲気も抜群なので、また来たい。


韻松亭の隣にある花園神社にお参りに行った。
コロナ前、外国人観光客にいつも占拠されていたが、今日は誰もいなかった。


山手線に乗り、新宿へ。
武蔵野館にて映画「いとみち」を観に行った。
NHKで紹介されていたので気になっていたのだ。


【あらすじ】
青森県弘前市の高校に通う16歳の相馬いと(駒井蓮)は、強烈な津軽弁と人見知りが悩みの種で、大好きなはずの津軽三味線からも遠ざかっていた。そんな状況をどうにかしたいと考えた彼女は、思い切って青森市のメイドカフェ「津軽メイド珈琲店」でアルバイトを始める。当初はまごつくものの、祖母のハツヱ(西川洋子)や父の耕一(豊川悦司)、アルバイト先の仲間たちに支えられ、いとは少しずつ前を向いていく。そんな中、津軽メイド珈琲店が廃業の危機に見舞われる。



自然豊かな津軽の景色と主人公の女の子の成長が楽しめる作品だった。
また乗りたいな、五能線。また行きたいな、板柳と弘前。


映画「いとみち」予告編


主人公を演じた駒井蓮さんの透明感のある演技に惹きつけられた。9ヶ月も特訓したという津軽三味線がしっかりと彼女の「モノ」になっていた。特におばあちゃんと一緒に演奏するシーンなんてゾクゾクしてしまった。
お父さん役のトヨエツも安定のカッコよさであった。



劇場内にあったメイド珈琲店の広告。


特設コーナーも。


このデザイン、好き。レトロポップ。





ということで、絶賛青森まつりなので、今夜は去年の旅行で買ったレトルトの帆立カレーにした。
帆立の味が濃厚で美味であった。



同じものを貝好きな某くんにも送った。後日食べた彼は「美味しかったよ」と喜んでいたっけ。


これに皮膚科にも通院し、スーパーにも買い物に行った。
すごい行動力である。
久々の晴れでテンションが上がったのかもしれない。
暑いのは苦手だけれども、閉塞感漂う梅雨の雨よりはマシ。

充実の土曜日だった。