世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

はじまりのうたが聴こえる

2021年07月12日 | Weblog
早朝、知らないおじさんの声で起きた。
何て声を掛けられたか忘れたが、たしかに声が聞こえたのである。
6時15分に。
あれ、誰だったのだろう。
なんだか励まされたというか叱責するような声色だった。
勿論、私は一人暮らしなので他に誰もいないはず。

モヤモヤする気持ちを抑えて、朝食はシャトレーゼのかわいいくまちゃんをモグモグ。
美味しかった。かわいかった。月曜日の朝は起きるのが辛いので美味しいもので自分を釣る。


昨日、買うときに店員さんに
「かわいいくまちゃん一匹ください」
と言ったら店員さんに
「かわいいくまちゃん一匹ですね」
と返答された。
話が分かる店員さんである。


昼休みは、公園で吉熊と光合成をしてきた。


ブランコすいすい。


高いところにも果敢に登っていく吉熊。大人になったね。


どんぐりブレスレットと吉熊。
私の宝物たち。


夕食は天津麺。

美味しかったので一心不乱で食べた。
毎週通っているので、店員さんともすっかり顔馴染みに。

仕事もだいぶ落ち着いていて、今日は前々からやりたかった資料を作成したりマニュアルを是正したりしていた。

吉熊上司の部署が今日から他の建物に移動になった。
21年間、吉熊上司とは同じフロアで仕事をしてきた。
彼の部署から今の部署に異動してもちょっとした相談に乗ってもらっていた。
今後はそれが難しくなることでちょっこし不安である。

でもここでちゃんと独り立ちをすることが彼の安心にもつながるのだろうから、ぐっと我慢。
自分にできることをするしかない。
今まで相当甘えてきたのだなと今日、改めて思った。

気分的に「はじまりのうたが聴こえる」状態である。

華原朋美 - はじまりのうたが聴こえる



かつての師弟愛から破局した小室さんと朋ちゃんが16年半の時を経て一緒に仕事をして生み出した歌だ。
本当の「旅立ち」を歌った歌詞がを今の自分に重ねてしまう。

この曲が出たとき、散々、「はじまりのうた…幻聴じゃね?」と言われていたけれど。
私は好き。
越谷レイクタウンのイベントでこの歌を歌う朋ちゃんを間近で見た記憶も蘇る。
肌が透き通るぐらい白くて華奢でかわいかった。


てか、今朝のおじさんの声、やはり幻聴だったのだろうか。
謎は深まるばかり。怖いんだけど。
枕元に塩でも撒いて寝ようか。
あ、でもうち、調味料ないんだっけ…。
どうする?吉熊。
え?まさか声の主って…吉熊じゃ…。