おばさんの料理教室

家庭菜園の野菜を使い皆で料理を楽しもう

おばさんの料理教室レポート No.4 料理の脇役 みりん

2009年10月04日 | 日記
料理の脇役みりん 
おばさんの料理教室「料理に関する基本事項」より抜粋 
美味しい料理を作るのには、欠かせないものとして、みりんがある。みりんは500年前に誕生したとか、当時は甘味のある酒として飲用されていた。現在市販されているものは、本みりん・みりんタイプ・みりん風味の3つのタイプがある。
原料や製造方法により、味・香・風味・甘味に差があるのに、どれも【みりん】と呼ばれており、本みりんと呼ばれているものでも、味・風味・甘味・香に差があるようです。
*本みりん
 蒸したもち米と米麹・焼酎を原料に熟成させて作る醸造品、麹の酵素が米の澱粉を糖化して風味が自然に作られるが、コストや生産量の関係から風味を出すために、もち米を少なくして醸造用糖類を加えてものや、焼酎の代わりに
醸造アルコールを使用しているものが、市販品として圧倒的に多いようである。アルコール濃度は14%位。
*みりんタイプ
 蒸したもち米と米麹に醸造用アルコールと水飴を加えて発酵さる。アルコー濃度は5~15%で、食用として飲めないように2%の程の塩を加えてあり、風味がやや劣る、料理のとき塩加減に注意。
*みりん風味
 穀類を酵素でブドウ糖にして、化学調味料・香料等の添加物を加えてもの。アルコール濃度(1%未満)が少ないと保存がきかないので、甘さを20%前後に調整してあり、冷蔵保存が必要で、みりん本来の特徴である、魚の臭みなど消す効果は期待できない。
みりんの役割と上手な選び方
 みりんの役割と選び方は料理の味を決めるので大切。
① 甘味を付ける・・さっぱりしながらも、奥深い甘味を付ける
② ツヤやテリを出す・・見た目を美しく仕上げる
③ 旨味を付ける・・コクのある味が出る
④ 煮崩れを防ぐ・・素材を引き締める作用がある
⑤ 生臭みを取る・・特有の香り成分が、臭みをとる
上記のように隠し味の存在でもあり、料理にあった物を
選ぶには、品名・原料のチェック・味が重要なポイント。
本みりんとみりんタイプは、開封後でも常温では、1年
程度は保存出来るが、みりん風は冷蔵庫で2~3ヶ月が目安。
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おばさんの料理教室レポート No.3 鮒鮨(ふなずし)漬け作業

2009年10月03日 | 日記
*鮒鮨漬け作業
7月12日のおばさんの料理教室で、鮒鮨を漬けたお話です。
鮒は草津の南山田漁港の漁師さんと契約して、毎年塩漬けしたものを買います。
漬ける時には麹・さんしょの実を使い、ほとんど匂いのしない漬け方を披露いたします。
①塩漬けした鮒(10kg)を洗い、背ヒレなどを切り取り、丁寧に水を拭きとる
②米、約7升を炊き冷やし、麹約700gを均一に混ぜる、その一部に山椒を混ぜて、鮒の腹に詰める
③30ℓ樽の底に3~4cmご飯を敷き、その上に山椒をまき、鮒を5~6匹き、またご飯・山椒を敷き順次漬け込み、樽の周りにタオル、上にラップで密閉して、重石(約10~15kg)をする、2~3日で水が上がる
④約1ヶ月後から、毎日上水を入れ替える(7月に漬け、12月頃から食べられる)
⑤2~3月になれば全量取り出し、ご飯で包み冷凍保存
⑥冷凍保存した物を切り、お皿に盛りつける
  今日もよだれの出る話で恐縮です。宇宙一うまい・旨い。
 食べたい方は連絡下さい。
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おばさんの料理教室レポート No.2 オクラ焼き 

2009年10月02日 | 日記
*オクラの説明。
オクラは紀元前2世紀から栽培され、血糖値を抑え胃腸整腸作用・糖尿病の予防・便秘の改善効果があり、βカロチン・ビタミンB・C・E・カルシュウム・鉄を含
でいる。オクラは写真の3種類のほかに花オクラ(生食用、三倍酢で食する)がある。
オクラの料理は色々ありますが、豪華な誰も知らない調理方法を紹介しましょう。
*オクラ焼き レシピ番号72
  レシピ番号は、おばさんの料理教室の教科書のレシピ番号です。
① 収穫したオクラをスライスし、煮沸水に45秒ほど入れ、ざるに水切り
② 湯がいたオクラ500gに卵3個を加え、塩(コブ茶)などで味付けして、ごま油で両面を焦げ目がつくように焼き、ソース・マヨネーズ・青海苔・鰹節をかけ出来上がり。
  *好みによりエリンギ・桜エビ・肉・イカなども若者向きに。
  *オクラ焼きは山芋・キャベツの役割感があり口当たりが良い。
Googleで「素人が書いた野菜作りの本」と検索して頂くと、オクラの事を記載してあります。参考にして下さい。今後私のブログ、野菜作りの話の中に、作った野菜の独特な料理レシピの掲載もしてあります、ご覧下さい。
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おばさんの料理教室レポート No.1 葉とうがらしの佃煮

2009年10月01日 | 日記
葉とうがらしの佃煮
秋が深まってくると、とうがらしの収穫が終わり、葉っぱだけになる、この葉っぱを丁寧に摘み取り、佃煮にして食べます。
今日は、素朴な味のレシピを紹介します。
① とうがらしの葉っぱを丁寧に摘み取り洗う
② 沸騰水の中に葉っぱを、しんなりするまで茹でる
③ 水で冷やし、水切りをして鍋に入れ、みりん・鰹節・醤油で味付けして、適当  な柔らかさになれば出来上がり。素朴なものですが、これこそ日本人の味だ。  とうがらしの葉っぱは、栽培している者しか手に入らないから、毎年予約して  楽しみにしている人がいて、捨てるより、栽培している者としては作りがいが  ある。 
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