錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

今日のグレートトラバース

2021-09-02 08:17:24 | 登山

今日のグレートトラバースは、前日に農取小屋に泊まり

農鳥岳でご来光を見て、農取小屋に戻り、間ノ岳に登頂しました。

 

グレートトラバース1の百名山の時と違って

グレートトラバース3では、

田中陽希さんもゆっくりと山を味わいたいといって

一般の登山者と同じような行程で山を歩いている事が多くなっていますが、

そのせいかすっかり体に脂肪がついて体力が落ちているのがわかります。

今年38歳だったか?

 

という事が言いたかったわけではなく、

間ノ岳は天女の百名山全山日帰りの最後の百名山だったので、懐かしく見ていたのですが

陽希さんは真剣勝負の山歩きからのんびり歩きになったせいか、

視聴者向けに歩きながらいろいろとしゃべっているのですが・・・

はっきり言えば面白くないと思いながら・・・毎回見ています。

 

錆鉄人の山登りの思想は「山に対する尊敬」です。

はるか昔、

修験者たちは道なき道を山中に分け入り命がけで山頂に立って

飢えや病気に苦しむ衆生をすくわんと祈ったのが「山」なのです。

当時は今のような装備もなく、便利なストーブや携帯食料などもなく

ましてや地図もGPSもない時代に、山に命を懸けて登ったのです。

 

錆鉄人は命を懸けてまでの登山は出来ません。

死にたくないし、家族が大事だから、リスクのある登山はしようと思いません。

(実際は過去形で語るべきですが・・・)

そのかわり、一生懸命ひたすら一生懸命に山に登ることにしていました。

その結果が百名山全山日帰りでした。

 

天女の百名山全山日帰りの最後「間ノ岳」は

奈良田を朝一番のシャトルバスで広河原まで行き、

北岳、間ノ岳、農鳥岳と白根三山を縦走し、そのまま奈良田に戻る事でした。

(コースタイムは20時間近かったと思いますが・・・)

 

北岳肩の小屋(北岳山荘)まで2時間で登ったので、

あとはそんなに急がなくてもいいと山小屋で買い物などに時間を掛けたのですが

農鳥岳から奈良田までが想像していた以上に長く

しかも登山道に蛇が横たわっていたり、端のない谷川を渡渉したりしながら

それでも無事に奈良田に戻り、閉館間近の女帝の湯に入ったのを覚えています。

 

そのときの間ノ岳

右に写っている長野のFさんは、

天女の百名山達成を祝って中白根山で待っていてくださったのも懐かしい思い出です。

 

あのころの天女は本当に羽衣を纏っているような足取りでした。

 

おかあさん、普通のおばさんにはならないでね!


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