「今」を生きる “大切さ”

2011年04月11日 | 言葉 -


   この地上にて “最も小なるもの” は、「貪欲」「快楽欲」「大言壮語」であり、

  “最も大いなるもの” は、「寛容」「柔和」「慈悲心」なり。


                   <by エピクテトス(ギリシャの哲学者)>




グランドゼロ―【9・11】のように、
東日本大震災―【3・11】の起こった日の数字が・・・
私たちの記憶の中に、しっかりと刻まれた。

今日は、黙とうではじまり、黙とうで終わる一日。

ちょうど一か月が過ぎた。
しかし、また大きな余震「震度6」があり、
忘れてはいけないことを知らしめるかのごとく、
自然現象は途絶えることがない。

一日を生きることの有り難さと、残された者の切なさと、
逝ってしまった人を愛しく思う気持ちが、
とても複雑な形状をして、時間とともに変化していくようだ。

物欲にまみれ、あらゆる欲望を追及した過去の日々は、
自然との折衝を避け、ともに「今を生きる大切さ」を教えてくれる。

生きていてこその人生だから、
自分がつくりあげていくべき人生だろうから、
まずは・・・しっかりと「生き抜いていくこと」から始めなくては・・・。