日々、何かと「決断事項」が、“てんこもり”で・・・
一つ一つを解決しながら、前に進んでいる。
一歩一歩、亀のような歩みでも、前進していることは、
有難いことである。
かねてから、悩んでいた「お引越し」を決心してから、
いくつかお部屋を見て、探していたが・・・
結局、最初にチェックした物件に決定。
本日、無事に「契約を完了した」。
これで、一安心だ。
なんとか、一か月以内に、即効的に「契約完了」。
お引越し屋さんも、大手有名三社から見積もりをもらい、
営業の人の印象の良い会社に決めた。
それから、値段と、パンフレットから読み取れる姿勢を
総合的に考慮して、お任せすることにした。
当地に住んで、もう長い。
この家には、父との思い出が、濃密に つまっている。
ウグイスの声に起こされていた朝は、気持ちがよかったが・・・
隣の敷地にマンションが建設されれば、私の大好きな環境が
喪失してしまうし、地盤がゆるく「避難区域」だというのに、
ここの場所に、一年かけて、マンションが建設されるという。
現況、まだ100%建設決定になっているわけではなく、
当地の住民は一致団結して、著名活動しながら抵抗している。
しかし、認可はほとんどおりているようで、現実的には、
建設実行になっても おかしくはない状況だとも想定できる。
もしも、マンションが建設されることになったら、今の私には、
日々の騒音や、景観の変化には耐えられないだろう。
素敵な思い出があるからこそ、離れるのは「今だ」と感じてしまう。
それに、今回の大震災を経験したのは、とても大きな要因となった。
地盤のゆるい場所に、手抜きのように建設された古い一軒家だから、
とても不安感が強い。
絶壁に建っているのだけれど、そのコンクリートにヒビがあるのも、
大きな声では言えないが、とても怖い事実だ。
コンクリートは、100年で完全に砂になってしまうものだから・・・。
新しい生活を、身軽になって、(私自身が)一歩踏み出すことは、
非常に開放的な期待感がある。
とにかく、膨大な荷物を整理しながら、身の丈に合った生活を
していこうと思っている。
私の素敵な新生活に向けて、今はイメージングまっただ中。
事務的なことも多いけれど、それもまた必然的な流れだと感じる。
すべての行程を前向きに解釈して、とにかく「新しく、明るい、
日常」を心がけたいものだ。
しかし、過去の「最終決定までの軌跡」を振り返っても・・・
私は、最初に気に入った物件に対して、感覚的にひかれるようだ。
他の物件をいくつか見ても、やはり、そこに帰っていく。
なんとなく、興味深い、私の物件選択の傾向―。
特別な意味はないが、今回も、結局は・・・そうなった。
密かに、「まただ」と、私は思った(笑)。