適切な「忠告」を得て

2012年02月25日 | 言葉 -



    忠告は雪に似て、静かに降れば降るほど 心に長くかかり、

    心に食い込んでいくことも深くなる。


                   <by カール・ヒルティ (哲学者)>




 自分が悩んでいるときや、岐路に迷い込んだときなど、
 一つの “誰かの意志” に 引っ張られることなく・・・
 必ず「自分で納得して結論を導き出すことが大切だ」と思う。

 忠告は、あらゆる方向を向いている人々から 数多く得て、
 それを判別しながら、さらなる探求をしていくと・・・
 自分の中に “削ぎ落とされたもの” が 見えてくることがある。
 それは、いつも、自分にとってのキーワードのような存在となり、
 ある意味では “最大の味方” に なることがあるのだ。

 自分が・・・揺らいでいるときこそ、そういう 「忠告」 は、
 謙虚に受けとめたいものだ。
 真っ白な状態で受け入れたいものである。

 
 しかし、何よりも重要なことは、
 「自分で判断するということ」であるし・・・
 その前に、“判断することができる力”と“経験”と
 すべての現状・現実を“見極める能力”を、
 自分自身の中に蓄えておくようにすることだ。