忠告は雪に似て、静かに降れば降るほど 心に長くかかり、
心に食い込んでいくことも深くなる。
<by カール・ヒルティ (哲学者)>
自分が悩んでいるときや、岐路に迷い込んだときなど、
一つの “誰かの意志” に 引っ張られることなく・・・
必ず「自分で納得して結論を導き出すことが大切だ」と思う。
忠告は、あらゆる方向を向いている人々から 数多く得て、
それを判別しながら、さらなる探求をしていくと・・・
自分の中に “削ぎ落とされたもの” が 見えてくることがある。
それは、いつも、自分にとってのキーワードのような存在となり、
ある意味では “最大の味方” に なることがあるのだ。
自分が・・・揺らいでいるときこそ、そういう 「忠告」 は、
謙虚に受けとめたいものだ。
真っ白な状態で受け入れたいものである。
しかし、何よりも重要なことは、
「自分で判断するということ」であるし・・・
その前に、“判断することができる力”と“経験”と
すべての現状・現実を“見極める能力”を、
自分自身の中に蓄えておくようにすることだ。