箱根に昨年(2013)秋にオープンした岡田美術館で喜多川歌麿の浮世絵「深川の雪」が展示されている。2メートル×3.5メートルという大型の浮世絵で、遊郭の状景を描いたもの。今(2014年5月)ならそのHPでその作品が見られる。絢爛豪華なこの絵を見ると、江戸時代の廓遊びは文化だったことが窺える。外国人に「この女性たちは売春婦だ」と説明しても理解してもらえないだろう。
http://www.okada-museum.com/exhibition/wp-content/uploads/sites/2/2014/03/リーフレット.pdf
ところで、私は「岡田」とは熱海のMOA美術館を開設した故岡田茂吉氏のことで、この新しい美術館はMOAの支店のようなものと思い込んでいたが、とんだ「岡田違い」だった。このオーナーはパチンコ機械の製造で財をなした岡田和生氏である。パチンコ機械製造は儲かるんですね。