頑固爺の言いたい放題

森羅万象なんでもござれ、面白い話題を拾ってレポートします。

反日日本人の不思議

2018-11-30 10:15:39 | メモ帳

1129日の読売新聞は、歴史家の秦郁彦氏(85歳)が1999年に出版した自著の「慰安婦と戦場の性」に2015年の日韓慰安婦合意の件を書き加えて、英訳本を出版した、と報じた。

国際社会には「日本軍が韓国で20万人もの女性を拉致して、強制的に慰安婦にした」という虚言を信じている人々が数多くいるという現状を打開する上で、秦氏の努力を高く評価したい。まずは、本書を外国人特派員に読ませ、その内容を各国のマスコミに取り上げてもらうことを期待する。

読売新聞の記事は秦氏との対談形式になっており、その内容の重要な点を挙げておく。

(1)   慰安婦性奴隷説を発信している反日日本人は、中央大学名誉教授の吉見義明氏と弁護士の戸塚悦郎氏である。

(2)   吉見氏の主張は「かつての侵略戦争を反省し、慰安婦問題を解決していくことが、日本人の新たな自信と誇りにつながる」という信条に基づいており、慰安婦は性奴隷だったという前提に立っている。

(3)   「性奴隷」説を広めたのは戸塚弁護士。その著書には「国連の人権委員会に、慰安婦(Comfort Women)の呼び名を性奴隷(Sex Slaves)という用語に変えさせることに成功した」という自慢話が載っている。

 しかしながら、両氏の「性奴隷」説は、

(ⅰ)慰安婦が多額の収入を得ていたこと、

(ⅱ)騙された人もいたが、好待遇の募集に自発的に応じたケースが多かったこと、

(ⅲ)慰安所の生活において、レクレーションの機会が与えられていたこと

などから、成り立たないことは明白である。さらに強制連行を裏付ける証拠も発見されていない。

【頑固爺の疑問】

(1)両氏の主張の根拠はすでに崩れているにもかかわらず、自説を曲げないのはなぜか? なにか裏があるのではないか?

(2)戸塚氏は日本の代表として国連の人権問題委員会で発言しているが、彼の発言により日本の国益が著しく損なわれていることを日弁連が看過しているのはなぜか? 戸塚氏以外に人材はいないのか?

不思議な話である。

 

 

 

 

 

 


(続)カルロスゴーン事件の不可解

2018-11-28 15:55:56 | メモ帳

11月26日、このブログでカルロス・ゴーン事件には不可解な点があると述べた。すなわち

 (1)   過少記載された8年分80憶円は、実際にはまだ支払われておらず、ゴーン氏が退任後に支払われるという覚書があるという。すなわち、虚偽記載はまだ実行に移されていないのだから、犯罪行為があったとは言えないのではないか。

(2)   その覚書はゴーン氏とだれがサインした文書なのか新聞には書かれていないが、その覚書の法的効力に疑問がある。

(3)   違法であるか否かに疑問があるにもかかわらず、逮捕したのは行き過ぎではないか。

翌27日の各大手新聞は、ゴーン氏が私の懸念した通りの根拠で容疑を否認していると報じた。つまり、大手新聞は私のブログを後追いしたことになる!!(笑い)。

私は法律には門外漢だが、評論家の冷泉彰彦氏が同じようなことを述べている。

https://e.mag2.com/2QpDWky

ひとつお詫びしなくてはならないことがある。それはゴーン氏だけが逮捕されたのは不公平である、と述べた点。グレッグ・ケリー氏も同じ日に逮捕されていた。私の早とちりである。


不可解なカルロス・ゴーン事件

2018-11-26 15:30:33 | メモ帳

日産自動車のカルロス・ゴーン前会長が有価証券報告書にその役員報酬を実際より少なく記載したという嫌疑で逮捕されたが、この事件にはいくつかの不可解な点がある。

(1)   有価証券報告書の虚偽記載はゴーン氏一人でできることではなく会社ぐるみの犯行であることは明白。したがって、罰せられる主体は日産自動車株式会社ではなかろうか。

(2)   虚偽記載に関して会社の代表者も罰せられるとして、代表権を持っているのはゴーン氏と西川廣人社長、グレッグ・ケリー取締役の3人である。西川社長は情報提供者だから司法取引によって逮捕を免れたのだろう。ケリー氏は海外在住ということで、当面逮捕が保留されたと解釈する。その結果、ゴーン氏だけが逮捕されたのだが、社会的地位もある外国人を一人だけ逮捕し、留置場に拘留するのはいかにも不公平に思える。「それが司法取引なんだ」と言われれば、それまでだが・・・。

(3)   読売新聞(1125日)によれば、過少記載された8年分80憶円は、実際にはまだ支払われておらず、ゴーン氏が退任後に支払われるという覚書があるという。すなわち、虚偽記載はまだ実行に移されていないのだから、犯罪行為があったとは言えないのではないか。本26日の読売新聞はゴーン氏が罪状を否認していると報じているが、この論点ではないかと思う。 

(4)   その覚書はゴーン氏とだれがサインした文書なのか新聞には書かれていないが、その覚書の法的効力に疑問がある。すなわち、日産自動車が、有価証券報告書に記載しないことが認められるゴーン氏の退任後に、過少記載部分の80億円を支払うとすれば、その時点で案件は取締役会・株主総会で承認される必要がある。言い換えると、その覚書に記された合意事項は未確定であり、実行されない可能性がある。

(5)   結論として、有価証券報告書の虚偽記載は現時点では発生しておらず、ゴーン氏は無罪であるように思えるが、裁判所はどう解釈するのか。少なくとも、ゴーン氏逮捕は検察の勇み足だったのではないか。

一方、ゴーン氏がとてつもない高額の報酬をもらいながら、会社に購入させた世界各地の高級住宅を私物化したことや、姉の生活費を会社から支出させたこととか、その強欲ぶりには呆れるばかりだが、それは逮捕に至った嫌疑とは無関係である。私は、むしろゴーン氏の専制経営を黙認した他の役員の不甲斐なさに驚きの念を禁じ得ないのである。

 

 

 

 


韓国人の価値観

2018-11-23 13:28:07 | メモ帳

数カ月前、「韓国人による自傷論、亡命覚悟で暴く韓国男性の真実」(金智羽著、鹿砦社)を読んだ。筆者は1967年韓国生まれの作家・評論家、韓国の大学を卒業後、日本とオーストラリアに留学、現在は日本と韓国と行き来しながら文筆活動を行っている人物。

著者は、韓国人男性の欠点や理不尽な性癖を書き連ね、こきおろしている。日本人に迎合することで、本の売れ行きが伸びることを期待していることは明らか。その主な論点は:

●エゴイスト:人の意見を聞き入れない。

●約束を守らない:「約束」はするが、たいして意味をもたない。

●日本嫌い:幼少の頃から、「日本、日本人を嫌う」ように仕向けられる。

●日本人の不幸は韓国人の幸せ:日本人がどんな不幸に見舞われようと、それは天罰。

●ミスを認めない:常に相手の方が悪いと考える。

●すべて否定的に考える。

●礼儀正しいのは身内に対してだけ。

いくらなんでも、これは一方的に過ぎる。韓国人だっていいところもあるはずだが、それは書いてない。偏向情報と判断して、当書を書棚の「古本屋行き待機コーナー」に追いやったが、最近の日韓関係の悪化を見て、もう一度読み直した。

そこでわかったことは、

◎日韓の外交合意を簡単に破棄する(慰安婦問題と徴用工問題)

◎原発投下をプリントしたTシャツを平気で着用する

◎旭日旗を確たる根拠もなく排撃する

のは、韓国人の基本的価値観に適った行動だということ。言い換えると、金智羽氏が指摘している韓国人の価値観が◎印において具体化されているわけだ。「韓国人による自傷論」に書かれていることが、的を射ていることを改めて認識した次第。韓国の政治家にも、しっかり●印の価値観がしっかり根を下ろしているはずだから、日本の政治家たちとウマが合うわけがない。

旭日旗問題とTシャツ問題は収束したが、慰安婦問題と所謂徴用工問題については、韓国側のコートにボールがある状態である。韓国政府は「日韓双方が知恵を出しあって・・・」などと日本側にも責任があるような発言をしているが、これは●印の「常に相手の方が悪い」と考える性癖に起因する。韓国政府がどう決着つけるか、見ものである。

 

 

 


「防弾少年団」の謝罪に韓国人激怒

2018-11-21 16:01:13 | メモ帳

韓国のヒップ・ホップ・グループ「防弾少年団」(BTS)がナチス風の帽子をかぶったことと、原爆のきのこ雲をプリントしたTシャツを着たことで非難され謝罪した事件は、もう日本では話題にもならないが、韓国ではまだ収束していないらしい。

https://www.youtube.com/watch?v=0dctFKskbEo

BTSは去る10月中旬に韓国の文化勲章を授与されたが、最近になって「BTSは日本に謝罪するべきではなかった。授与した文化勲章をはく奪せよ」という意見がネットを駆け巡っている。

http://netgeek.biz/archives/130988

要するに、「日本は加害者で韓国は被害者だ。被害者が加害者に謝るのはけしからん」という主張である。百歩譲って、日本が韓国を併合したのは悪いことだったとしても、BTSがきのこ雲のTシャツを着たこととは別問題だ。しかし、韓国にとって日本は永久に謝罪する存在でなくてはならず、韓国は日本に対して何をしても許されるべきだ、という考え方らしい。いわゆる「反日無罪」である。こうなると、「もう勝手にしろ」というほかない。

さて、これではBTSは韓国の芸能界から締め出されかねない。ただ阿呆だっただけのことで、こんなに叩かれるのは可哀想だ。そこで頑固爺の提案:BTSは日本に対する謝罪を撤回したらどうか。わけを話せば、日本人は許してくれると思うよ。(笑い)

 

 


中国のホテルにおける清掃の実態

2018-11-19 13:40:37 | メモ帳

TVのニュースで、中国の高級ホテルにおける清掃の実態が映し出された。北京やハルビンなどの五つ星ホテルで、トイレや浴室に隠しカメラを据え付けて、撮影したものらしい。

https://www.youtube.com/watch?v=0LOKJ-hfesg

便器と浴槽を同じブラシで洗うとか、客が使用したタオルでコップや便器を拭くとか、想像を絶する事態である。撮影者と清掃員の問答まで、録音されている。これではホテルは言い逃れできない。時を移さず、謝罪のコメントを発表した。

清掃員はこうした清掃が規則違反だということをわかっていたらしい。それでいながら、こんな結果になったわけは、清掃した部屋数に応じて賃金が支払われるかららしい。

この映像はYoutubeで全世界に流れたから、中国の観光業界にとって多大の打撃になるだろう。

頑固爺の感想:この問題の本質は、清掃員の仕事に対する責任感と倫理感の欠如であるから、一朝一夕には修正できない。当面の即効性ある対策は、各ホテルのトイレ・浴室などに隠しカメラが設置されていないか厳重に調べることだろう(笑い)。


外国で開催されるイベントでの日本語の広告

2018-11-18 10:02:09 | メモ帳

11月16~17日、フィギュアスケートのロシア大会の男子の部で、羽生結弦選手が優勝した。ご同慶である。

そのTV放送を見ていて、気になったことがある。それはリンクの周りのフェンスに表示されている日本語の広告だ。三井住友信託、アイフル、高須クリニック、SeikoKoseToyo Tiresなど、8割ぐらいは日本企業の宣伝広告だった。観客はほとんどがロシア人のはずだから、この広告は日本のTV視聴者を対象にしていることは言うまでもない。

この番組は視聴率が高いだろうし、視覚効果抜群でスポンサーがつきやすいことは想像できる。ロシア側も承知の上だろうが、これでは日本がロシアのスケート場を乗っ取ったようなものだ。

もしも、日本で開催されるイベントで、会場に展示される広告のほとんどがハングルによる韓国企業の宣伝だったら、われわれは腹立たしく感じるのではないか。ハングルに限らず、どんな外国語でも同じことだが・・・。

メージャーリーグの野球ゲームの実況放送で、野球場に展示された日本語の広告を見ることがあり、「そーか、あの広告は日本のTV視聴者を対象にしているのか。アメリカ人の観客をないがしろにして失礼だな」と感じる。

一つや二つならまだ許せるが、広告のほとんどが日本語(ローマ字含む)では、いくらなんでもやり過ぎだ。ロシア企業が高額の広告料を払いきれない結果だろうが、ロシア人に対する思いやりが欠けている。

バブルの頃、日本企業が米国の由緒ある不動産を買いまくって、エコノミックアニマルと蔑まれたことを想い出させる。仕掛人は日本の広告代理店だろう。電通だか博報堂だか知らぬが、節度を考えるべきである。

 

 

 

 

 

 


韓国人の原爆観

2018-11-15 15:27:35 | メモ帳

韓国の男性ヒップホップ・グループBTS(防弾少年団)のメンバーの一人が、以前原爆投下の写真が入っているTシャツを着用したことがあることで、日本テレビへの出演が中止となり、NHKの紅白出場者の選にも漏れた。

私はこれまでBTSの存在さえ知らなかったし、興味もないので、この件については論評する気はない。本件についてご存知ない方は下記を開いていただく。 

https://www.youtube.com/watch?v=wfZth5RGx-Y

しかしながら、韓国の中央日報が報道した内容にいささか気になる部分があったので、引用する。

韓国の外交関連市民団体VANKの団長が、日本が防弾少年団問題で戦争加害国から戦争被害者へとイメージをロンダリングしていると主張した。

VANKのパク・ギテ団長は13日、自身のSNSを通じ米国のユダヤ人人権団体サイモン・ウィーゼンタール・センター(SWC)が「防弾少年団はナチス帽・原爆Tシャツに謝罪すべき」と主張したことと関連し、「問題は防弾少年団(BTS)の日本のテレビ出演が突然取り消され、韓国と日本の過去史が国際的な話題に浮上して日本が戦犯国であることが世界に知らされる雰囲気になるかと思われた国際世論に、日本による希釈が進んでいるという事実」と指摘した。

続けて「日本の右翼勢力と日本メディアがSWCの声明内容を悪意的に広報に利用し、ナチスと同じ日本の第二次世界大戦の戦争加害国ではなくユダヤ人団体のような被害者としてイメージをロンダリングしている。実際の戦争被害者であるユダヤ人人権団体と戦争加害者である日本は全く性格が異なるにもかかわらず、SWCの防弾少年団非難声明内容が全世界に知られるほど、第二次世界大戦で加害者であり戦犯国だった日本のイメージよりむしろ被害者としてのイメージが全世界に広報されるという事実」と話した。

パク団長は「これに対しVANKは帝国主義という大きな脈絡の中でホロコーストとナチズム、そして日本の戦争犯罪をひとつにまとめ、全人類にさらに積極的に知らせる活動を進めたいと思う」と話した。

要するに、この韓国人は「日本は、原爆投下を想い出させることで、日本が戦争の加害者でなく被害者だという印象を世界に広めようとしている」と批判しているわけだ。そんなことを考えている日本人はいないと思うが・・・。まさに、《下司の勘繰り》である。

原爆を投下されても、日本人は米国を恨むどころか、強固な同盟関係を築き上げた。それに対して、韓国はいつまでたっても被害者であることを願っている。国民性とはいえ、ずいぶん観方が違うものだ。

ちなみに頑固爺は、「韓国は戦争の被害者ではなく、むしろ受益者だ」と認識している。

 

 

 

 


私がカジノ依存症にならないわけ

2018-11-14 14:13:51 | メモ帳

(以下は、旧勤務先のOB会報に投稿したエッセイを修正したものである。)

カジノ法案が国会で可決され、数年後には日本のどこかにカジノがいくつかお目見えする運びとなった。その一方でカジノ依存症の懸念が取り沙汰されている。だが、私がカジノ依存症になることはありえない。以下、そのわけを説明したい。

1970 年代の始め、私が某商社の ニューヨーク支社勤務だった頃、たまたまロサンゼルスに出張する用事ができた。仕事は金曜日に終わり、土曜日の朝のフライトで NY に戻る予定だった。 しかし、かねてより行きたいと思っていたラスベガスに立ち寄ることを思いつき、LA → NY のエアチケットを LA → Las Vegas → NY に切り替えて、追加料金を自費で払った。土曜日の昼ごろにラスベガスに到着し、その日の夜のフラ イトで NY に戻る日帰りのスケジュールである。もちろん一人旅だ。

賭け事に弱い私としては、カジノで儲けること は期待せず、半日楽しく遊んで損しなければ上出来と考えた。それでも事前に勉強しておくことは必要だから、ギャンブルガイドを購入して熟読した。そして、ルーレットとブラックジャックに狙いを定めた。

飛行機の窓から見ていると、砂漠の真ん中に光り輝くラスベガスの街並みが忽然と現れた。まるで蜃気楼のようだった。 空港からホテル街の中心までタクシーで僅か10 分。さぁ、憧れのラスベガスにやってきたぞ! どのカジノホテルに入ったかの記憶は ないが、ともかくチップを 300 ドル買った。 当時の私としては、思い切った大金である。

行動プランとしては、先客にまぎれて小出しにチビチビ張りつつ、まず雰囲気に馴染むこと。本格的に賭けるのはそれからにする。だから、人だかりしている台を選んだのだが、私が席についたとたんに、そのテーブルにいた客が一斉にいなくなり、私だけがディーラーと向き合う 形になってしまった。

「まずは小出しにチビチビ張る」という作戦は、ディーラーと差し向いになると不可能だった。 ルーレット台に1枚とか2枚のチップがあるだけでは、サマにならないし、後ろに見物人もいる。つい見栄を張って、一度に何枚ものチップを複数のマスに張ったから、300 ドルのチップが全部消えるまで15分もかからなかった。 心の中ではショックだったが、顔には出さず 「時にはこんなこともあるさ」というような表情を浮かべて、その場を去った。ブラックジャックは残念ながら諦めざるを得なかった。

帰りのフライトまで何時間もあったはずだが、どのように時間を潰したかの記憶はない。多分、スロットマシンで遊んだのだろう。到着したときのワクワク感はどこへやら、落ち武者気分でラスベガスを後にした。

その後ラスベガスを訪れたのは、勤務先を早期退職して LA に住むようになった 20 数年後である。ワイフと何遍も行ったが、ギャンブルは全くやらなかった。昔の苦い経験がトラウマになっていたのである。

では何を目的にラスベガスに行ったのか。それは高級レストランでの優雅な食事やブティックでのショッピング、そしてステージショ ウ。特に、「O」(フランス語の eau は水の意) は、舞台が広いだけでなく高さもあり、30 メー トルほどの高飛び込みがエキサイティングだった。豹が出 てくる大仕掛けのマジックショウも楽しめた。 要するに、私にとっての ラスベガスとは、非日常的贅沢を楽しむ場所な のである。

さらに、ラスベガスは街中がディズニーランド のようなもの。野外の海賊船ショウ、色とりどりの光線でライトアップされる噴水のショウ、 高い天井に映し出される青空がいつの間にか星空に変わる大回廊などがすべて無料。時間が経つのを忘れるくらいだ。ラスベガスはエンタテインメント性満点の街で、ギャンブルなんかしている暇はないのである(笑い)。

話をギャンブル依存症に戻す。そもそも、パチンコ依存症の人たちを放置しておきながら、カジノ依存症を懸念するのは筋が通らぬ。パチンコ店は日本国中どこにでもあり、入場料はゼロ。一方、カジノは入場料が6千円 と高額で、回数にも制限があり、そして住まいから離れたところにある。その両者を同列に比較するのはナンセンスだ。

それでもカジノ依存症になる人はいるかもしれぬが、そういう人は 所得が多いはずで、依存症になっても生活に困るようなことはあるまい。政府がそんなオツム の弱い高所得者の心配をする必要はない。

日本にできるカジノがラスベガスのような楽しい場所なら私も行きたいが、ギャンブルする気は毛頭ない。そういうわけで、私がカジノ依存症になることはあり得ないのである。                                                                                  


日韓併合の正当性

2018-11-12 13:53:38 | メモ帳

元朝鮮半島出身労働者を原告とする訴訟において、韓国の最高裁判所は被告の新日鉄住金に4人の原告一人当たり1千万円の支払いを命じる判決を下し、その根拠を日韓併合が正当ではなかったことに求めている。すなわち、その判決は「日韓併合が違法だったから、1965年における日韓請求権協定は無効だ」という論理だと解釈できる。

もしも、この事案が国際裁判に委ねられることになった場合、韓国は日韓併合の違法性を主張するだろう。そこに行きつく前にこの案件は解決しているとは思うが、念のため日韓併合の正当性を確認しておきたい。参考資料は「誰も書かなかった日韓併合の真実(以下、当書」(豊田隆雄著、彩図社2018年5月刊)とWikipediaである。

【国際社会との関連】

「日韓併合は当時の国際法を守って実行され、諸外国の承認も得ていた」(当書25ページ)

「日本政府は併合の正当性について列国に打診している。アメリカとイギリスは、このまま韓国を放置することは地域に混乱を与えると考え、韓国併合に賛成した。その他、清国、ロシア、イタリア、フランス、ドイツといった当時の主要国からの反対も全くなかった。」(Wikipedia

1910年(明治43年)822日に韓国併合条約は漢城(現:ソウル特別市)で寺内正毅統監と李完用首相により調印され、29日に裁可公布により発効し、大日本帝国は大韓帝国を併合した。」(Wikipedia)

当書には、当時の国際法の条文が書かれていないので100%の断定はできないが、まさか嘘が書かれているとは思えず、日韓併合は国際的に適切な手順を踏んで実行されたと考えていいだろう。

【日韓併合の評価】

日韓併合は、韓国人にとってプラスだった面もあり、マイナスだった面もある。しかし、「韓国の教科書では『欧米列強以上に過酷で地獄の苦しみを与え、類を見ないほど残酷なものだった』と教育している。」(当書198ページ)。

インドにおける英国、ベトナム・カンボジャ・ラオスにおけるフランス、インドネシアにおけるオランダなどの統治に関し、各国の目的は植民地の収奪であった。しかし、日韓併合の目的は日本の安全保障であり、そして運営は収奪どころか赤字だった。

すなわち、韓国の教科書は、日韓併合のプラス面を隠蔽し、マイナス面を誇大に表現していることは明らかである。

【頑固爺所感】

国際裁判になれば、それは韓国人の被害妄想を正すいいチャンスになると考える。

 

 

 

 


熱川バナナワニ園の〇と☓

2018-11-09 16:10:25 | メモ帳

ワイフ同伴で熱川バナナワニ園を見物してきた。正直申して、このテーマパークにはあまり期待していなかった。その理由は、私はワニにもバナナにも興味がなかったし、なにしろここは子ども向けの場所と想像していたから。熱川温泉に2泊し、中日にすることがなかったから行っただけである。

ところが、当園にはいろいろなサプライズがあった。まず、レッサーパンダの可愛いこと。ここにレッサーパンダがいるとは知らなかったし、そもそもそんな動物の存在すら知らなかった。そして、展示された熱帯植物の種類が多いこととその珍奇な生態に驚き、かつ感動した。この年になるまで熱帯植物がこんなに面白いものだとは知らなかったことに恥じ入る次第。ともかく、写真をご覧頂く。

しかし、ワニの展示環境には失望した。こんな狭いところに一生閉じ込めているのはあまりにも残酷だ。ろくに動き回ることもできないだろう。

蛇足だが、ここは景色がいい。そして、レストランのトロピカル・フルーツ盛り合わせが秀逸。味覚だけでなく、視覚にもアッピールする。

 

 

 

 

 


徴用工問題:日本の法律専門家の阿呆ぶりを検証する

2018-11-06 16:19:00 | メモ帳

たまたま、韓国人の評論家シンシア・リー氏のブログ(11月5日付)を覗いたら、連合ニュースから得た情報として次のような記述があるのを見つけた。

韓国最高裁の徴用賠償判決と関連して、日本の一部の弁護士が自国政府の対応を批判し、問題解決のための努力を促した。川上詩朗弁護士、山本晴太弁護士は5日午後、東京千代田区にある参議院会館会議室で「韓国最高裁判決に対する弁護士共同声明」を発表し、趣旨を説明する場を用意した・・

共同声明は「徴用工問題の本質は、人権問題だ」と指摘した後、「被害者が納得して社会的にも容認された解決内容が必要である」、「被害者と社会が受け入れることができない国家間の合意は、真の解決になることができない」と述べた・・>

そこで、韓国の大手紙の日本語版を調べたら、「中央日報」に次の記事があった。

一方、この日、日本では韓国大法院の強制徴用賠償判決に対する安倍内閣の対応を批判する声明が発表された。日本の弁護士や学者など100人は、東京の参議院議員会館で記者会見を行い、「日本政府が強制徴用された韓国人の請求権がすべて消滅したというのは誤っている」としながら日本企業が早く賠償命令に応じるべきだと促した。

日本の弁護士・学者の団体が、なぜ日本の国益に反する行動をするかはともかく、かれらの主張(下線部分)は法的に正しいのか。常識的に判断して、彼らの主張は「1965年における日韓合意が間違いだった」ということだと思う。それには疑問があるが、百歩譲って、たとえ日韓合意が間違いだったとしても、日本はその時に韓国に和解金を支払っているのだから、事案はその時に終了している。蒸し返したいなら、韓国側で勝手にやればよい。

なお、この問題の本質(すなわち最上位概念)は人権問題ではなく、約束を守るかどうかである。この法律家グループは問題の本質をすり替えている。人権を法理よりも優先させたら、世の中の秩序は保たれない。

慰安婦問題でも、本質は拉致があったかどうかだったが、その時は人権問題にすり変えられ、日本政府は10憶円支払った。しかし、今回は明確な合意があったという点で、慰安婦問題とは異なるのである。

なお、日本の大手マスコミはこの件を報道しなかったが、ニュースヴァリューがないと判断したのだろうか。日本にもこんな阿呆な法律家がいると報じることには、多大の意義があると思うのが・・・(笑い)。


韓国で行われている反日教育の実態

2018-11-05 13:31:23 | メモ帳

韓国の反日的言動は以前よりも激しくなった。ことによると、学校教育にその原因があるのではないか。この仮説を確認するために、「韓国で行われている反日教育の実態」(崔碩栄著 平成26年 彩図社刊 以下、本書)を読んでみた。著者の崔碩栄(チェソギョン)氏は1972年韓国ソウル生まれで、韓国の大学で日本学を専攻し、1999年に渡日した人物である。

本書によって、韓国の歴史教科書は記述内容が徐々に変化していることが確認できた。あまり詳しく内容を引用すると著作権侵害となるので、二つだけ例をあげる。

わが民族は戦争に必要な食料や様々な物資を収奪され、私たちの若者は志願兵という名目で、あるいは徴兵制や徴用令によって、日本、中国、サハリン、東南アジアなどに強制動員され、命を失い、女性まで挺身隊という名前で連れて行かれ、日本軍の慰安婦として犠牲になった。(高等学校 国史(下)1998 国史編纂委員会)

それまでは「女性まで侵略戦争の犠牲にした」というような曖昧だった記述が、この時から「慰安婦」と表現されるようになった。

その後の慰安婦に関する記述には、かなりの事実誤認または歪曲がある。例えば、

1938年9月、真鍮の器を供出することを拒否し、姓名を日本式に変えなかった、という理由で家族が捕まった。里長(行政区域「里」の首長)が愛国奉仕隊に志願すれば父は釈放されるといったので志願したら、そのままジャカルタに慰安婦として連れていかれた。-韓国挺身隊問題対策協議会―(「高等学校 韓国近現代史」2002年 大韓教科書株式会社)

この記述は間違いだらけである。まず、1938年において、ジャカルタ(インドネシア)はオランダが支配していた。次に、「姓名を日本式に変えなかったという理由で、捕まった」とあるが、これは嘘っぱち。後年、「姓名を日本式にしても構わない」ことになったが、日本式姓名が強制された事実はない。「・・・そのままジャカルタに慰安婦として連れていかれた」となると、もうファンタジーである。

事実誤認または歪曲は歴史教科書だけではない。国語の教科書に次の記述がある。

「おじいさんの初恋」 -学生作品―

日本に国を奪われていた時代のことだそうだ。私たちの国の人々が、日本の巡査を虎よりも恐れながら暮らしていた時代があったんだよ。その時は本当にいろいろな噂が多かった。例えば、夜になると日本の巡査たちが村を歩き回る子どもを捕まえて、虎のオリに閉じ込めてしまうなんて噂もあったしさ。その時、日本の巡査たちが朝鮮女なら年齢に関係なく捕らえられていくという噂が流れた・・・」(『中学校国語2-2』飛翔教育社2012)

学生が書いた作文だから、内容自体の信ぴょう性は重要ではないと言えばそれまでだが、この文章を読めば学生は日本性悪説を脳裡に刻むことになる。「日本の巡査」という表現にも問題がある。日本統治時代の巡査は韓国人だったはずだが・・・。

道徳の教科書も例外ではない。『小学校道徳6-2』(1981)に、池錫永(じそぎょん)という学者が1900年頃に種痘法を朝鮮に導入し、天然痘を撲滅した逸話を載せている。その中で、「外国人が書いた『種痘亀鑑』という本を手に入れ・・・」とあるが、同書は久我克明という日本人が書いたものである。しかし、著者の名前を伏せて「外国人」と表現しているのは、日本にいいイメージを与えたくないからだろう。

音楽でも反日思想が植え付けられる。「鴨緑江行進曲」という長らく忘れられていた独立軍の軍歌が2004年になって、突然音楽の教科書に掲載されるようになった。歌詞にはかなり過激な表現があり、相手国は明記されていないが、日本であることは明らかである。

反日教育は学校だけが場ではない。公務員試験や「韓国史能力検定試験」でも日韓問題から多く出題される。なお、「韓国史能力検定試験」とは政府機関が実施する検定試験で、その試験で得た点数が、公務員・教員の採用試験や民間企業の採用試験にも適用される。

【頑固爺の所感】

私は韓国の反日的言動がエスカレートしているわけは、学校教育に原因があるのではないかと推測したが、その推測は当たりだった。

教科書の出版社としては、できるだけ多くの学校に採用してもらいたい。その目的を満たす方法は、反日に関する記述を増やすことである。その結果、中国よりも日本に関する記述が多いという実際の歴史とはかけ離れた教科書になった。

実は、私は韓国の反日教育がこれほど多角的に、かつ深く浸透しているとは知らなかった。一般国民はもとより大統領や裁判官も、こうした教育を受けているであろうことを思うと暗澹たる気分になる。

問題点は、本書の著者もその前書きで述べているように、韓国人は反日思想を植え付けられているとは考えていないことである。どいうことかと言うと、「反日思想」という言葉には、言外に事実を歪曲しているという含みがあるが、韓国人は学校教育等で受け入れた情報はすべて正しいと考えているのだ。したがって、韓国人が反日になるのは当然で、むしろ反日にならない方が不自然である。

韓国の歴史教科書は間違いだらけだが、その誤りを一つひとつ指摘しても、解決にはならない。なぜなら、日本悪玉説は韓国人のイデオロギーまたは宗教のようなものだから、ひとつの誤りを正しても、それは枝葉末節のことに過ぎないのだ。

だからといって、明らかな間違い(例えば、解決済の徴用工問題の蒸し返し)を看過するわけにはいかない。根気よく一つひとつその都度、潰していくしかないであろう。

 

 

 

 

 

 


日本式ハロウィン

2018-11-01 17:25:36 | メモ帳

TVの映像で渋谷のハロウィンの様子を見て、アメリカとは大違いだと呆れた。

私が住んでいたLA郊外では、仮装した子どもたちのグループが「Trick or Treat」 と叫びながら、菓子類をもらいに家々を巡るのが慣習となっている。拙宅でも、そんな子どもたちを手ブラで帰すことがないように、ハロウィンの日は袋入り菓子類をあらかじめ用意したものである。

また、玄関と道路の間の芝生にお化け小屋をこしらえて、面白半分に入ってくる人たちを怖がらせたり、芝生に棺桶を置いてその中に入り、通行人が近づくと、突然立ち上がって脅かしたり・・・。

要するに、アメリカではハロウィンは子どもが主役の、素朴なイベントなのである。それに比べて、渋谷のハロウィンは若者の乱痴気騒ぎの場と化した。痴漢やらスリが横行し、暴力行為もあったようだ。本家のアメリカとは大違いである。

日本には日本式ハロウィンがあってもいい。しかし、渋谷駅周辺は人が集まりすぎ、弊害が大きいので、扮装を禁止したらどうか。全面禁止だと、表現の自由の侵害などの法的問題が発生するので、時間的規制を設けたらどうか。例えば、仮装した人(定義が難しいが)は夕方6時以降12時までは、渋谷駅周辺300メートル圏内に立ち入り禁止とするとか。つまり、実質的禁止である。

ちなみに、私が住む湯河原町ではハロウィンの晩に有志が体育館に集まって、仮装大会を開催している。私はその現場を見ていないが、今年が初めてではないから、それなりに成功しているのだろう。

関係者(警察と商店経営者)は、来年以降、乱痴気騒ぎが繰り返されぬよう知恵を絞るべきである。