頑固爺の言いたい放題

森羅万象なんでもござれ、面白い話題を拾ってレポートします。

日韓焼肉バトルin U.S.A.

2017-04-26 14:16:03 | メモ帳

日本の焼肉は終戦直後、朝鮮系住民(韓国系&北朝鮮系)が大阪の鶴橋とか東京の御徒町などの露店で牛や豚の臓物を焼いて提供したのが起源である。それが所得水準の向上とともに、食材が牛肉のスライスにグレードアップする一方、テーブルの上に置いた炭火コンロで客が自分で焼くスタイルが一般的になった。経営者は朝鮮系が多かったので、焼肉店イコール朝鮮料理店というイメージが定着したが、ソウルオリンピック以降は日本人経営の店も増えた。

卓上調理の難点は煙が室内に充満し、その臭いが衣服や髪の毛に染み付くこと。だから焼肉店を敬遠する女性が多かった。この難点を解決したのが無煙ロースター。テーブルに焼き台を埋め込み、段差部分に無数の穴を開け(写真)、モーターで煙をその穴に吸引し、それを床下のダクトから外部に排出する。天井から吊るすダクトがなくなるから、店内がスッキリする。無煙ロースターは完全に煙を排除しないが、かなりの効果はあるから、たちまち日本全国に普及した。

 

韓国ではどうか。私は1970年代から80年代にかけて何度も韓国で焼肉を食べたことがあるが、いずれも厨房で焼きあげてからテーブルに運ばれてきた。私ばかりでなく、日本人旅行者が本場の韓国で焼き肉を食べようと意気込んでいたにもかかわらず、客が自分で焼く日本式焼き肉にはついぞお目にかかれなかったという話を何度か聞いたことがある。つまり、卓上で客が自分で焼くスタイルは日本オリジナルなのである*。

さて、韓国式の特徴は、骨付き牛肉(カルビ)を客の目の前でウェートレスが鋏で肉を骨から切り離すデモンストレーションつきで提供すること。韓国人は骨付きを珍重するからである。そして、タレに漬けこんでから焼く。ところが、日本人はサシが入っていることをよしとするから、タレに漬けこまず、焼いてからタレをつける。もちろん、タレに漬けこむとサシが見えなくなるからである。

このように、同じ焼肉でも韓国式と日本式では細部において違いがある。では、両者が同じ地域に店を構えたらどうなるか。

1960年代にニューヨークの韓国人街に韓国人経営による韓国人相手の焼肉店がぼつぼつ出来ていたが、1970年ごろ韓国の有名店Woo Lae Ok(又来屋)がマンハッタンの中心部にオープンし、日本企業の駐在員を始めとする日本人客で大繁盛した。そのWoo Lae Okが1990年代半ばにロサンゼルスのビヴァリーヒルズに進出し、お洒落な内装で現地メディアの注目を集めた。日本で開発された無煙ロースターを備えていたから煙害がなく、白人客を集めて繁盛した。

それに遅れること数年、Woo Lae Okのすぐ近くに日本の有名店「牛角」がGyu-Kaku Japanese BBQというネーミングでオープンした(写真)。日韓焼肉バトルの勃発である。

 

結果は日本の大勝利になった。韓国系焼肉店の客のほとんどが韓国人であるのに対し、Gyu-Kakuは白人客を集めて大繁盛。今や米国全体で32店ある。かたやWoo Lae OkはBest Korean Restaurants in NY or LA による検索に見当たらない。ただし、Gyu-Kakuの成功は日本食ブームという素地があったからで、ラーメンと同様、Japanese Barbecue は日本食の一つのジャンルと認識されていることが成功の理由である。

さて、私がロサンゼルスで主宰していた「フード業界情報USA」紙でGyu-Kakuを取り上げた際、≪Barbecue は韓国の代表的料理だが、Japanese barbecue は日本で独自に発達したのであり、朝鮮半島から伝わったものではない≫と述べた。すると間もなく、韓国訛りの英語で猛烈な抗議の電話があった。小紙は日本語・英語の対訳で、日本食レストラン経営者を対象としていたから、寿司店を経営する韓国人読者も多かったのである。ともかく、その抗議は「日本の焼肉は韓国を真似たもの。アメリカで日本人が焼き肉をJapanese BBQと称するのは許せない」という趣旨だった。

私が「日本の焼き肉は朝鮮系人が始めたもの」という認識を示し、さらに「焼き肉は韓国の代表的料理」と明記しているにもかかわらず、「Japanese BBQ は許せない」とはあまりにも偏狭ではないのか。日本人が日本流に進化させた焼き肉もKorean でなくてはならないのか。韓国人のナショナリズムは明らかに行き過ぎである。

* (注)ロサンゼルスのコリアタウンでは、中央がコンモリと高い独特の網を使って自分で焼くスタイルが主流になった。客がテーブルで自分で焼くという点では、韓国式が日本式を真似しているのである。


韓国における親北思想の背景

2017-04-23 17:49:37 | メモ帳

このブログの前回の投稿で、「韓国大手メディアのいじけ根性」というタイトルの論考を掲載したが、その一部である≪日韓の危機感の違い≫が論議を呼んでいる。本日(4月23日)の産経新聞の記事をご覧頂く。

http://www.sankei.com/premium/news/170423/prm1704230016-n9.html

要するに、韓国では「北朝鮮の弾道ミサイルは、韓国をターゲットにして開発されているのではない」ということらしい。

そして、その根底には親北感があるように感じられる。その「親北感」とは、「韓国人による北韓論」(シンシア・リー)と「さらば、崩壊する韓国よ!」(呉善花)を綜合すると、次のようになる。

●韓国政府(金台中と盧武鉉の時代)の親北政策

 教科書で、朴正熙時代の政策を否定し、北の政策を礼賛している。                           

●建国の正統性は北にあり

 北も南も抗日独立運動の結果、建国された。しかし、北の抗日活動の方に正統性がある。

そんなに親北なら60年前の朝鮮戦争をどう説明するのかという疑問がわくが、これについては前出の「さらば、崩壊する韓国よ!」(162頁)によれば、≪朝鮮戦争は日本やアメリカが自国の利益のために、朝鮮民族を犠牲にした戦争≫(全国教職員組合の教育指針)ということらしい。こういう論理があるとは知らなかった!!

とどのつまりは「親北」は思想であり、正否を論じるたぐいのことではないらしい。

金正男がクアラルンプールで殺害された時、このブログで私は「この事件によって親北感はいくらか薄まるのではないか」と述べたが、的外れだった。赤面のいたりである。


韓国大手メディアのいじけ根性

2017-04-18 16:27:48 | メモ帳

「朝鮮日報」は本日、次の社説を掲載した。頑固爺の所感はあとに述べるが、まずは本文を読んで頂きたい。ご多忙の方は下線の部分だけで結構。

韓国の不幸を願い、楽しむような安倍首相の言動

安倍首相は昨日(17日)、衆議院で、韓半島(朝鮮半島)有事の際に日本に避難民が流入した場合の対策について質問を受け、「我が国が庇護(ひご)すべきものに当たるか否かのスクリーニング(選別)といった一連の対応を想定している」と答えた②。韓半島の緊張をあおるような質問も答弁もレベルの低い稚拙な言動といわざるを得ない。

日本の一部メディアは、まるで韓半島ですぐに何かが起こるかのように軽はずみな振る舞いをしている 。一時帰国しながらこっそり戻ってきた日本大使は、韓国国防部(省に相当)長官に面談を要求するというとんでもない行動に出た。これも日本人避難問題を話し合うとの理由だと言われている。手ぶらで韓国に戻ったことに対し日本国内で非難の声が高まるや、わざとこうした無礼な行動で挽回(ばんかい)しようとしたのだろうという話もあるという。

今、韓日間には慰安婦合意に対する韓国国内の反発や少女像問題が存在している。韓国国内に歴史問題を解決し、未来へ向かって前進するのではなく傷をこじらせようとする人々がいるのも事実だ。だが、根本的にはどれも日本が韓国に被害を与えたために起こったことだ。日本は「いつまで反省しなければならないのか」というが、いくら反省してみたところで、安倍首相のような人々がこのようにレベルの低い言動をすれば意味がない。安倍首相の言葉は少女像に対する感情的な腹いせにしか聞こえない

韓国の国会で「日本で大地震が発生して韓国に難民が流入した場合」の対策を聞く質問が出て、韓国の公職者が「スクリーニングする」と答弁する光景を想像してみてほしい 。今、一部の日本人の間に反韓感情が広がっているとはいえ、公職者たちがまるで隣国の不幸を願い、楽しむような言動でこれに迎合しようというなら、両国関係の正常化はますます遠ざかるしかない。

 

頑固爺の所感

①    ④ 安倍首相の発言をこれだけ歪曲するのは、筆者の性格がいじけている証拠。とにかく難癖つけたいという根性が見え見えだ。哀れである。

②    避難民の中には、北の工作員やテロリストが紛れこむ可能性がある。入国させないケースはありうるし、当然のことだ。

③   「危機感を煽っている」には驚き呆れた。韓国では日本より緊張感が薄いらしい。以下は本日の中央日報(韓国の大手新聞の一つ)の社説の一部である。

「4月危機説」は“説”ではなかった。“ファクト(事実)”だった。われわれだけが一生懸命見ないようにしていた。米国は韓半島(朝鮮半島)周辺に空母を移動させて毎日のように大統領が「すべてのオプション」を叫んでいる。中国指導者は衝突を止めさせようとして米国に1時間以上にわたって電話をかける。北朝鮮はこれ見よがしにミサイルを次々と発射した。ところが韓国の外交部はのんきに「危機説には根拠がない」などと言っている。本当にそうだろうか。(以下省略)

今になって、「本当はタイヘンらしい。知らなかった」とは!!

⑤    日本に地震が発生しても、韓国に避難する人がいるわけない(笑い)。

結局、韓国で反日思想を煽っているのは、メディアだということがわかった。


儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇

2017-04-16 17:47:55 | メモ帳

4月10日投稿の「日本人は国際感覚なんてゴミ箱に捨てろ!」に続いて、ケント・ギルバート氏(以下G氏)の論考「儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇」を取り上げる。

辞書によれば「儒教」はConfucianismとある。つまり、儒教とは「孔子(Confucius)の教え」である。私(頑固爺)は高校の漢文の授業で孔子の教義である論語を学び、「論語の基本的価値観は仁・義・礼・智・信」と理解した。だから、論語の思想を基本的価値観とする以上、中国人・韓国人は真っ当な考えを持つ人々であるはずだが、そうではない。したがって、本書のタイトルを見たときは、儒教を現代の中国人・韓国人に結びつけるのは的外れではないのか...と思ったが、読んでみるとそうではなかった。

G氏は「儒教は家族愛を最上位に置くが、それが行き過ぎて変質し、『公(おおやけ)』よりも『私』を重んじるようになって、自己中心主義になった」と説明する。中華思想はこの延長線上にあるということだろう。それならば、儒教を「…の悲劇」と否定的にとらえることに論理性がある。

【中華思想】

多くの論者が述べていることだが、G氏の論旨の根幹となっている点を整理しておく。

(1)漢民族は、自分たちを周辺国より絶対優位にある民族と位置づけ、周辺国は文明化していない野蛮人ときめつける。そして、世界のすべては中国皇帝のものと考える。

(2)朝鮮民族は中国皇帝に服従し、中華思想と儒教を丸ごと取り入れることで小中華となり、他の周辺国よりは優位にあると考える。だから、日本が過去に韓国を支配したことを許せない。そして、日本が韓国よりも経済的・文化的に上であることに我慢できない。したがって、ことあるごとに日本を貶めようとする。

 G氏は上記(1)(2)に該当する事案を延々と説明するが、そのいくつかを簡単に述べる。

【(1)中国の場合】

中国(人)は、自己中心で傲慢な言動は、それで当然だと認識している。その結果として:

●自分の非を認めず、相手に責任があると強弁する(これは韓国も同じ)。

●面子(メンツ)を重んじるから、都合が悪い歴史を隠蔽する(文化大革命)。

●相手を貶めるために歴史を捏造する(南京大虐殺)。

●南シナ海は中国の支配下と主張する。尖閣諸島はもちろん、沖縄さえもわが物にする野心を隠さない。

 

 【(2)韓国の場合】

日本を見下したい願いと妬み、恨みが入り混じる。その結果として:

●米国議会における安倍首相の演説を阻止しようとしたが、果たさなかった。

2020年の東京オリンピック開催を妨害したが、果たさなかった。

●朴槿恵元大統領は世界各国も要人とメディアに日本の悪口を言いふらした。

●日本の伝統文化を韓国オリジナルと主張する(歌舞伎、茶道、折り紙、寿司、)

 

【読後感】

中国(人)・韓国(人)の行動原理を儒教に求めた点はユニークだと評価する。

中韓の理不尽ぶりをこれでもか、これでもかと並べられるとゲンナリして、両国とはできるだけ距離を置くことが最善の策のように思えてくる。一方、日本の外交の性善説に立脚するお人好しぶりが、腹立たしく情けなく感じられる。

蛇足だが、韓国は慰安婦問題合意を破棄するというが、それは結局日本を謝らせることで自分が優位に立ちたいということだと思う。つまり、韓国の要求はとどまることなく、永遠に続くと理解する。


トランプ大統領、ノーベル平和賞のチャンス(笑い)

2017-04-12 13:38:44 | メモ帳

北朝鮮問題が一層緊張の度合いを強め、円高が進行して株価の下落が止まらない。気違い阿呆には、経済制裁も軍事的牽制も、蛙の面(ツラ)になんとやらで、手詰まり感がある。この状態が続くと、東京オリンピックもどうなることやら…。

即効薬はないものかと考えて、米朝直接会談があることに気づいた。これまでの流れからすると唐突の感があるが、トランプならオバマと真逆のことをするのが当然と思える。

そこで提案。トランプさん、金正恩をワシントンに招待すると呼び掛けてはどうだろう? 多分、ゴルゴ13に狙撃されることが怖くて、おいそれとは出てこないだろうが、まずテレビで呼び掛け、出方を見てはどうか。それで解決すれば、ノーベル平和賞は間違いない(笑い)。

 

 


日本人は国際感覚なんてゴミ箱に捨てろ!

2017-04-10 15:33:34 | メモ帳

ケント・ギルバート氏の著書「日本人は国際感覚なんてゴミ箱に捨てろ!」は、端的に言って、ごく常識的な日本論である。そして、この著作の中で、私がもっとも「そーだ、そーだ、その通り」と感じたのは、下記の部分(第一章)である。

占領時代のアメリカは日本の強さを減退させるために、さまざまなマインド・コントロールを行なった。これがウォーギルト・インフォメーション・プログラム(War Guilt Information Program)である。簡単に言えば、日本国民に「戦争で悪いことをして迷惑をかけたのだから、これからは弱々しくて、他国民に迷惑をかけない日本を目指そう」という感情を植え付けるためのさまざまな政策である。

(中略)

それから70年、世界の政治情勢は大きく変化した。アメリカの戦勝史観はすでに無効になって久しい。ところが日本人は永遠に変わらない。

(中略)

相手国の都合で押し付けられた歴史観をかたくなに守っているのだから、これはもう自虐の極みというしかない。中国や韓国は日本人の自虐性につけこんでいる。

日本人の過剰な贖罪意識は、保守派論者が常日頃論じていることだ。ギルバート氏の旧著「やっと自虐史観のアホらしさに気づいた日本人」は読んでいないが、おそらくこの論点を主に論じた著作だろうと想像する。

さて、タイトルにある著作の主要な論点は、「日本は平等主義、平和主義、国際協調主義を捨てて、ジャパンファーストになれ」である。しかし、この部分はトランプ大統領がアメリカ・ファーストを唱えたことで思いついたのではないのか。そして、ジャパン・ファーストを実現する手段が抽象的でよくわからない。

各論である「沖縄問題」、「中国・韓国問題」に関する考察もその通りだと思うが、どこかで読んだことがあるように感じる。

要するに、「日本人は国際感覚なんてゴミ箱に捨てろ!」は新味に乏しいが、アメリカ人が客観的に述べていることで、高く評価すべきである。


辺野古基地建設に関する騒動

2017-04-07 13:47:59 | メモ帳

Hanada5月号とYou Tube から得た情報によると、東京メトロポリタンTVが今年1月に放送した沖縄報道に関して、論争が繰り広げられているようだ。すなわち、辺野古移転反対派の在日韓国人、辛淑玉氏がその放送内容がデマだと主張し、その主張に移転賛成派の論者が反論する一方、沖縄タイムスと琉球新報が辛淑玉氏を支持する構図である。

この論争は、辛淑玉氏が「その放送が、

①    地移転反対運動の活動は暴力的であると報じたのはデマ、

②    活動家に日当は支払われていると報じたのもデマ 

③     在日朝鮮人・韓国人が参加していると報じたのは差別的だ」

と非難したことで始まった。

この論争に関しての頑固爺の感想を述べる。

①   反対派の活動は暴力的か

昨年、基地移転反対運動派と機動隊の小競り合いで、機動隊員が「土人!」と罵ったことで、機動隊員が悪いことにされたが、それにはそれなりの理由があったはずだ。メディアが一方的に機動隊員を悪いと批判したのは片手落ちである。

そもそも、私は基地移転反対派がなぜ反対するのか理解できない。翁長沖縄知事は「米軍基地が沖縄に集中しているのは不当だ」と主張しているが、中国の真ん前に位置する沖縄に米軍基地が集中するのは当然である。

辺野古基地建設は環境破壊だという主張があるが、環境保全よりも安全保障が優先されるのは当然である。

したがって、辺野古基地建設を邪魔する活動は、それが暴力的でなくても、道路交通法違反等で、即刻排除されるべきである。

②   「活動家に日当が支払われた」のはデマか

日当が支払われたかどうかには確たる証拠がないようだ。しかし、状況から判断すると、日当はともかくとして、本土からの交通費および滞在費が活動家に支払われたと判断するのは妥当である。しかし、これは枝葉末節のことで、どうでもいい。

③   在日朝鮮人・韓国人が参加していると報じたのは差別的か

外国人が日本の安全保障に関する争いに介入するのは、うさん臭い。なにか別の魂胆(例えば、沖縄独立→中国の支配)があるのではないか。安全保障に関する活動に外国人が介入していれば、それだけでニューズバリューがあるから、在日韓国人が参加していると報道するのは当然である。人種差別だと批判するのは的外れだ。

本筋からはずれるが、辛淑玉氏が本当に日本もしくは沖縄の現状を憂いて基地移設反対運動に身を投じているのであれば、日本に帰化したらどうか。在日の地位に固執するのはなにか特別なメリットがあるのではないか。そんなに市民活動をやりたいなら、韓国でやったらどうか。もっとも韓国語を話せないなら仕方がないけど(笑い)。

ところで、沖縄の住民は、基地移設問題に関し、琉球新報と沖縄タイムスの偏向報道に惑わされているようだ。そして、沖縄の騒動について、本土の大手新聞は、産経新聞除き、できるだけ触れないようにしていると感じる。産経新聞の報道については、下のURLを開けていただきたい。

http://ironna.jp/article/1746

沖縄問題には日本の安全保障がかかっている。産経だけでなく、他の大手新聞も沖縄の状況をしっかりと報道すべきである。


バカバカしいプレミアム付き商品券

2017-04-05 15:15:42 | メモ帳

4月4日の読売新聞夕刊に次のような記事が掲載された。

プレミアム商品券、 狙い外れ

払った額より多額の買い物ができるプレミアム付き商品券は、地元の商店街などで、普段より少しぜいたくな家電商品や娯楽商品などを買ってもらうことにより景気改善につなげる狙いがある。しかし、会計検査院の調査によれば、このプレミアム付き商品券は、車検代、葬儀代、診察料、薬代、たばこの購入などの日常生活に必要な支出に使われたことが判明し、会計検査院は内閣府に「プレミアム付き商品券は景気浮揚につながらず、本来の趣旨に沿わない」と指摘した。(以下省略)

私も湯河原町が発行するプレミアム付き商品券(「商品券」)を、発行される度ごとに購入する。そして、「商品券」で購入する商品はタバコと焼酎などのアルコール飲料。それがなんと、車検代、葬儀費用、医師の診察料、薬代にも使割れるとは! 頭がいい人もいるものだ。

要するにこの制度は、値引きがなくても購入する商品・サービスを、税金で割り引いてもらうことである。つまり、「商品券」は消費拡大につながらない。こんなことに税金を投入する気が知れない。その税金には私が負担した分も含まれているから、それを取り戻すためには、私も「商品券」を買うしかない。

私は数年前からこのバカバカしい制度を批判しているが、政府は今頃やっとわかったのだろうか。そもそも、こんなわかりきったことに費用をかけて調査すること自体がバカげている。