Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm 1:3.5-5.6

2011年12月11日 | 写真、カメラ
1/40sec F5.6 ISO100
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OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm 1:3.5-5.6

2011年12月11日 | 写真、カメラ
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm 1:3.5-5.6


クラシックレンズだけでは面白くないのでマイクロフォーサーズの現行レンズのインプレッション。ズイコーの沈胴ズーム。携帯時はコンパクトに縮まり撮影時は伸びる構造。一旦伸ばした鏡胴は回転ズームの広角端でロックがかかる。スライドレバーでロックを解除すればレンズは再び収納される。携帯時はレンズが短く便利ではあるが太い鏡胴ゆえコンパクトさはあまり感じられない。フィルター径は懐かしの40.5mm。そう、愛用しているLマウントのトプコールやセレナーと同径なのだ。ミラーレスデジ一眼が出るまでは40.5mmなどというフィルター径は特殊だった。ミノルタから唯一レンズキャップが売られていたくらい。この現代の沈胴レンズは部品の殆どがABSとなり操作感は華奢。重量はそのぶん軽くなっている。お世辞にも高級感はない。しかし描写は侮れない。広角28mm~中望遠84mm(35mm換算)まできっちりとしたシャープネスな画像を描く。広角側ではほんの少し樽型のディストーションがでるものの気になる程ではない。むしろあまりに優等生すぎて面白みにかけると僻みたくなる。最短撮影距離は25センチまで寄れ机上の小物撮影も苦にならない。お手軽スナップにはもってこいのレンズになりそう・・・というわけで、このレンズとトプコールを携え、明日から一週間、冬のロンドンに出張してきます。今回も仕事はてんこ盛り。
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Canon SERENAR 1:4 135mm

2011年12月11日 | 写真、カメラ
Canon SERENAR 1:4 135mm(精機光学)

1948年製のレンズをデジカメで試写


M39アダプターの無限遠が拾えるようになったのでLマウント望遠レンズのセレナーを試写。無段階の絞りを変化させながら試写した結果では絞り8がコントラスト、分解能とも最良の結果となる。この135mmレンズは重量が580gもあり気軽には持ち出せないでいた。フィルムカメラ時代も数度使っただけで防湿庫保管が続いた。今回改めて感じたのはとてもきっちりとした描写であり周辺部まで破綻なくすばらしいこと。3群4枚構成ではあるが色収差も押さえ込まれている。画像の円内が等倍ピクセルの切り出しとなる。上のマンション群は撮影地点から直線で1300mの距離。ネットに揚げられている作例はどれもボケたものが多いが、隠れた実力の銘玉かも。これだけ写れば大したものだと思う。これだからレンズ沼は深いのだ。

Canon SERENAR 1:4 135mm
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無限遠

2011年12月11日 | 写真、カメラ
先週の戦車道での撮影で気になることがあった。遠景撮影の何枚かはピンボケが顕著に出ていたのだ。そこで時間のあるときにレンズ、絞り条件を変えながら遠景を撮影してはPCでチェックを繰り返す。果たして新品で購入したM39マウントアダプターで無限遠が拾えていないことが判明。このアダプターはPixcoというメーカーのもので中国製らしい。仕上げ精度などはそれほど悪くないが今回の問題は設計ミスのよう。このアダプターはマイクロフォーサーズマウントを各種マウントに変換するために2ピース構造となっている。ベース部分は共通部品で受け側を各マウント用に交換しながら生産している模様。M39用のものはスクリューリングをイモネジ3本で留めているのだがこのリングの厚みがイケマセン。そこで一旦アダプターからM39のスクリューリングを降ろす。リングを薄くするために砥石で研ぎだすことにする。中研ぎ用を使い小まめに回転を与えながら均一に余計な厚みを削っていく。何度も現物合わせしながら作業を続け結局0.4mmほど薄くして無限遠が拾えるようになった。クラシックレンズの個体のバラつきも考慮しややオーバーインフ気味に仕上げる。M39シルバーリングのフランジはアダプターベース部より若干奥に落ち込んでいるのが掲示画像でもわかる。このリングが購入時は0.2mmほど飛び出していたのだ。小さなことではあるがこれで気分良く撮影ができるというものだ。
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