ブルーレイのレグザデッキはリビングに鎮座し妻が独占状態。ワシのPCはデスクトップにノートPCもDVDドライブしかなかった。そこで外付けのブルーレイドライブを物色するも思っていたより価格は高かった。普通に買いそろえてはジャンキーの名が廃る。ちょっと悪知恵を働かせる。出先用に持っていたI・O DATAのDVDドライブを分解。電源I/O基板だけはそのままにノート内臓用ブルーレイドライブを換装。ドライブは厚みの規格が3通り(12.7mm/9.5mm/7mm)あり、換装したDVDドライブに合わせてパイオニア製(BDR-TD05FAD)12.7mmを選ぶ。早速ノートPCにUSB接続で動作確認してみたが電源が足りていない模様。そこでドライブの5V端子に外部電源から供給、640mA前後の電流値。ヘッドのシーク時などにやや電流値は暴れる。
動作確認を兼ねてブルーレイ版「BLADE RINNER」(ファイナルカット)を買い直してみる。BS放送やDVDの画質でも鮮明すぎてショックを受けていたが、より精細な画像が映し出される。マット絵の合成やミニチュアのビルディングはそのまま模型としてそのディテールまで読み取れてしまう。見えないほうが幸せということもあるのだ。ロバート・オカザキの「2つで十分ですよ!」の後にガフと乗り込むポリススピナー。雨の演出で釣りワイヤーを隠していた有名シーン。ファイナルカットではワイヤーそのものがデジタル処理で消されていた。
何よりショックだったのは映画のエピローグ。ガフの温情で逃避行するデッカードとレイチェルの空撮シーン(シャイニング転用)がそっくりカットされていた。寿命設定を解かれたレイチェルとデッカード、「I didn't know how long we had together. Who does?」このセリフに痺れたというのに!
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