中華街で一番好きな通り”香港路”
久しぶりに映画「砂の上の植物群」を観て山下公園に行きたくなった。日曜出勤の代休だったので午前中に用事を済ませて昼からクロスバイクで出撃。R16を南下して関内経由で山下公園へ。映画ロケ地の撮影ポイントを探す。山下公園で海に面した半円状の展望所は二か所。一か所は氷川丸に近すぎることから海に向かって左手側展望所が映画の撮影ポイント。映画では意図的にか氷川丸はフレームに納まっていない。因みに氷川丸は昭和35年に山下公園に係留され映画は昭和39年。現在ではベイブリッジが存在感を示す。次に主人公の伊木(仲谷昇)が腰掛けたベンチは半円展望所左角辺り。半円形部分はベンチの並びが途切れ広場がある。映画撮影のスタッフ待機や脚を立てるのに好都合だったのかもしれない。
国土地理院
制作/著作:日活
映画ではフレームの奥に特徴的な丸屋根の“インド水塔”(昭和14年建造)が見える。現在もインド水塔はあるが松に遮られ見通しは悪い。遠景も現在では大桟橋国際ターミナルやみなとみらいの建物群が立ち並ぶ景色になってしまった。
インド水塔
ベンチ位置から振り向くとマリンタワー、氷川丸が見える位置関係
山下公園の取材を終えて中華街で昼食。中華街は表通りより路地のお店に当たりが多い。お勧めのお店紹介。香港路にある四川料理 景徳鎮というお店。四川料理を謳っているがランチメニューは辛くなくてたいへん安い。少し濃いめの味付けで700円でお腹いっぱい。本場の味を求めるなら麻婆豆腐がよろし。観光客狙いの「食べ放題」など派手な看板などは出ていないのが本物の証。関帝廟通りで江戸清と煙草屋に挟まれた路地が香港路。入って左手3軒目あたり。本日の走行距離 40.55km クロスバイク積算 12,077km 自転車積算 32,481km。
他店のハデハデ看板に比べ控えめ
お値段もリーズナブル
鶏唐揚げの黒酢ソース炒め(700円税込み)
復路、花に誘われ上川井の神明神社をお参り