開けるのが面堂終太郎
妻の美容器具のACアダプターが故障。DC出力側のプラグ根本とアダプター出口の2か所で屈曲断線。7.5V/300mAの定格。長津田ハードオフでコンテナ3個を漁り7.5V/500mAのアダプター(330円)を掘り出す。断線故障したDCプラグはセンターがマイナス極。そこで仕入れたACアダプターのセンタープラスのコードを一旦切断して切り替える。切断箇所は熱収縮チューブで絶縁保護。これにて一件落着だがついでに故障したアダプターも修理してみる。タミヤの“カッターのこ”で溶着されたアダプター本体を切り開く。回路はスイッチングではなくオーソドックスなものだった。トランスで降圧してブリッジで整流、電解コンデンサで平滑。安全担保のヒューズなどは仕組まれていなかった。小机のサトー電気で購入した外形φ5.5mm、内径φ2.1mmのDCプラグに付け替えてアダプター出口の断線部を切り捨てハンドドリルで穴あけしてコードを通し引っ張り対策として内部で1回結んでおく。切り開けた本体はエポキシで接着。念のため2か所をタイラップで強く縛る。テスターで極性と電圧を測定し作業完了。使えるACアダプターが2個になった。これで当分大丈夫でしょう。ちゅうか嵌め殺しのACアダプター修理なんてしたくないのが本音。
ブリッジダイオードが4発。最低限の回路構成