中学生の頃、毎朝親にたたき起こされ聴いていたNHKラジオ第二の「基礎英語」。小島義郎先生は優しく「おわかりにならなくても大丈夫ですよ」と囁いてくれた。ちょっと落ちこぼれ気分を味わいながら受講していた。基礎英語の後に続いて「続・基礎英語」もやっていたがちょっと聴いてみても高度すぎてさっぱりわからなかった。親は英語の勉強にとSONYのLLラジカセ(CF-1775)とNHK基礎英語教材の高額なブックレット型カセットテープを買い与えてくれた。カセット教材は1/3ほどで飽きて個包装のカセットは封も切らず放置。多重録音と可変テープ速度機能搭載のLLラジカセでマッドテープをせっせと編集していた。そんな基礎英語の思い出で毎週金曜日だけは息抜きの英語の歌が放送された。キャロライン洋子が歌うマザーグースのうた。放送当時で高校生だった彼女が子供だった頃に収録した歌声が流れた。小島義郎先生は番組中に現代のキャロライン洋子さんとのギャップを毎回ことわっておられた。マザーグースのうたもテープに録音していて大学生の頃まで何度も聴きなおしていた。久しぶりに聴きたくなってYOUTUBEをあたるとドンピシャで一番聴きたかった曲"Old King Cole"を見つける。ちなみにキャロライン洋子はTVドラマ”長くつ下のピッピ”主題歌も歌っていた。
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