ゴールデンウィークの初日、天気が良いうちにとバイクで流す。COOLPIX S5100の試写を兼ねて“みなとみらい”を目指す。流石に今日は中華街から山下公園、みなとみらいまで人も多い。そして日本丸はタイミングよく総帆展帆の日。S5100を屋外で使ってみての第一印象は液晶が見難いこと。晴天では細かなディテールまで見切れない。そして視野角が狭い。特に下方向では45度を過ぎると反転してしまう。上方向はそれほどでもない。コンデジの用途からしてプレビューなどの頻度も高くそういう時は操作しながら液晶を見るので下方向45度という角度は頻繁に使うことになるのだ。更に液晶面は保護されておらず鞄などではケースに入れるなど保護しておかないと液晶割れや滲みの破損の恐れもある。次に気になったのは立ち上がりのレスポンス。「高速レスポンス」を謳っている割には電源投入から撮影可能までかなり待たされる。気になったのでストップウォッチで計測したところ最短で5秒待たされることが判明。起動画面に「COOLPIX」のロゴを表示設定すると更に1秒かかり6秒となった。因みにCOOLPIX S60では起動時間4秒だった。もっと言うならPENTAXのH90では2秒という高速レスポンスなのだ。肝心の撮影画像についてはやや赤みの強い発色となる。露出は適正で大きく外すことはない。そして評価できるのはフォーカス。今回の撮影では約100枚程度の撮影をするもピンボケは1枚もなかった。レリーズ半押しでフォーカス合わせ中に見切りでシャッターを切ってしまってもすかさず拾い撮影してくれる感覚。この点は非常に評価できる。今回の撮影はピーカンの条件だったが、このカメラの得意とする夜景撮影についても機会を見て検証してみることにする。
S5100作例
本日の走行距離45.69km、ロード積算 1637.6km。
仰るとおり風向きがああああ。2年ほど前までは日本丸を再び海原へという署名活動も盛んでしたが、今はどうなったのでしょうね。