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洗濯機の整備 水位センサー

2017年11月03日 | 修理・工作・技術
妻から洗濯機(ES-D60S)の調子が悪いと報告を受ける。洗濯中に停止してしまうらしい。エラーコードは「C2」が表示されていたとのこと。早速ネットでエラーコードをあたると「水位センサー」に異常値を検出とある。電磁弁や給排水の動作に特に異常はないことから水位センサー本体の故障が疑われる。そこで連休の朝から洗濯機を分解してみた。洗濯機トップパネル全体を外すと透明チューブが左奥に繋がっているのを確認。これで水位センサーの位置は判った。次にトップパネルASSYの奥側上面パネルを開ける。左に水位センサーを見つける。ハーネスの3Pコネクターと透明チューブを外しセンサー本体を取り出す。センサーには「分解禁止」の表記。構わず分解してみる。水位検出の方法は単純で洗濯槽に繋がる透明チューブが水位センサーと繋がる。給水が始まるとチューブ内の空気が押し出されセンサー内ダイヤフラムのゴム幕を押す。すると可変抵抗のブラシ端子が押されて移動し端子間の抵抗値が変化する。水位変化が電気信号へと変換される仕組み。分解したセンサーは目視レベルでは異常を認められず。ブラシ端子の動きは問題なくゴム幕に亀裂や破れも見つからず。可変抵抗の動きに合わせ抵抗値変化も確認できた。しかしゴム幕は艶を失いやや硬化気味。経年劣化で機密性が失われ空気漏れを起こした可能性がある。応急処置としてゴム幕にアーマオールを塗布。容器との勘合部にはシリコングリスを満遍なく馴染ませる。センサーを元通りに組み上げて洗濯機にセット。ついでに透明チューブを点検するも詰まりや亀裂は無かった。これで暫く様子をみるがセンサーの寿命は明白。早速ネットで交換用センサーを注文しておく。分解ついでに洗濯パンの排水トラップなども分解清掃。こちらのほうが洗濯機の分解より面倒な作業だった。そういえば妻は次に購入する洗濯機の機種選定も終わっている様子。これ以上長持ちさせると風当たりが強くなりそう。

水位センサー交換

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