気まぐれに旬の時期、山椒の実を塩茹で下拵えし、冷凍備蓄してある。
一年かけて食べればいいらしい。
多方面から聞こえるのは、「佃煮」「ちりめん山椒を作ればいい」ということではあったが、なかなかそういう気にならない。
山椒の実は目にいいというのは俗説だろうか。最近目がしょぼつくので、食べてみようと思った。
夏に食べるのがさっぱりとしていいような気もする。
とはいえ山椒粒で何を作ればいいのかよくわからないままにいたが、一昨日夜、発作的に豚の山椒焼きを作り、あっという間に食べてしまった。写真で山椒の粒の大きさを見ていただければわかるが、小皿である。
山椒粉は鰻に必須だし経堂のやきとん店「K」ではシロのタレ焼きにかけるが、山椒粒は、どのように食べるのがいいのだろうか。
どこかで「山椒ラーメン」というものを食べたことがあるが、あれはスープに溶かしてあったのか。どう溶かせばいいのか。
キュウリの和え物とかに入れる手もあるのか。
麻婆豆腐でも作るときに入れればいいのか。その時は粒を潰すのかな。やはり中華料理の花椒は山椒とは違うのだろう。
山椒粒はまだたくさんある。