さくら草の日記

日々のつれづれをつづります

夏のふるさと

2012年07月30日 | 短歌

寂しきは余白無きまで埋められた日記に残る亡き母の文字

故郷での一人暮らしが長かった母は
皆が帰った時はいつも
明るく茶目っ気たっぷり
笑いを振りまいていたけれど
一人の日々は
ほんとうは寂しかっただろう
心細かっただろう 
不便なことが多かっただろう

母のお気に入りの日記帳には
余白が無いほど
日々の出来事が記されていた

日記帳は
母にとって初孫のS君がプレゼントしたもので
とても大切に使っていた
この日記帳を何年も繰り返し使い
別の日記帳は
未使用のまま残されていた

母が亡くなった時
この余白無きほど書き込まれた日記帳は
S君が持っているのが一番ふさわしいと
姉妹で話がまとまった

***

夏のふるさと

娘の焼き物工房では
窯焚きの準備中

ガス窯に作品を詰めている途中


左奥に電気窯


無事に焼きあがりますように・・・


暑い日中は
こんなところに・・・




黒アゲハは
1匹になったり2匹になったり
ユリの花から離れない


長い梅雨の後に
ヤブラン


こぼれ種からのホウセンカ


どれも手がかからなくていい

3泊4日
生垣の剪定を親子3人でがんばった

コメント
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