黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

サマンサがやって来た・その2

2022-12-09 14:12:37 | 黒柴三四郎の独り言

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、昨日シャンプーやさんに行ってきました。

タバちゃん、色白美人になってます

今日から、ひめちゃんとタバサねーちゃんは、2人きりの犬家族になりました

小次郎パパは、昨日、16歳と5ヶ月の天寿を全うしました

 

 

 

2000年7月生まれの初代黒柴犬・三四郎が語ります

サマンサがやって来た・その2

 

おかあたんは、室内用サークルを組み立て、その子を入れた。

そして、ボクとお散歩に出かけた。

確か寒い2月だった。

ショックだった

 

サマンサと名付けられたその子は、最初から物怖じせず、サークルから出せ出せと言ったり、ムーちゃんに体当たりして御飯を横取りしたり、夜泣きもしなかった

 

白いルーズソックスをはいた女の子で、元気そのものだった

ボクだけでなく犬は嫉妬深い生き物らしく、ジェラシーを感じてしまった。

 

次の日のお散歩からボクが歩かなくなると、おかあたんは抱っこして、「おかあたんは、三四郎が一番好き 大好きだよ」と言いながらしばらく歩いてくれた。

 

この冬は雪の多い冬で、「雪の三四郎」とタイトルが付くような写真をいっぱい撮ってもらった。

雪の三四郎

 

 

サマンサも雪遊びした。

 

3月の暖かい日が多く鳴ると、おとうたん・おかあたんは、サマンサのためにボクのサークルと同じお部屋を用意した。

サークルを組み立てているとき、ボクがあんまり騒ぐので、組み立てたばかりのサークルに入れてもらった。

でも、すぐそばでおうちの組み立てが行われている時、嫉妬に狂ったボクはサークルの骨組みに鼻を挟んで取れなくなった

やっとの事で取れたけど、鼻の骨にヒビでも入ったのか、未だに疵の名残がある

 

サマンサのお家には湯たんぽも入っていた。

クマさんとワンワンのぬいぐるみも入れられていた。

ワンワンはある部分をかむと音が出るおもちゃで、彼女はよくかんでならしていた。

ボクはなぜか興味が持てなかった。

 

でも、サマンサがお散歩出来るようになると、一緒に毎日賑やかにお散歩した

いろいろなドラマが起こるようになった

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サマンサがやって来た・その1

2022-12-06 20:32:51 | 黒柴三四郎の独り言

冷たい雨の朝でした

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、貧乏カッパでお散歩です。

 

何時の間にかお散歩の後は玄関から入れてもらって、少し遊んで、御飯と一緒に帰るようになってしまいました。

お家の中を走り廻ったり、いろいろ物色したり、楽しみにしているようです

犬が食べたらヤバいものは、かたづけておかなければなりません、

一方、ご近所からの頂き物のキャベツや白菜は、そこらに置いておきます

つまみ食いが楽しみのようです。

 

 

 

2000年7月生まれの初代黒柴犬・三四郎が語ります

サマンサがやって来た

 

(2000年の秋)

それからまもなく、ボクはクマさんのぬいぐるみを見付けた

ボクより少し大きかったけれど、口にくわえて遊ぶのにちょうどいい大きさだった。

家の中をクマさんをくわえて、タッタタッタと小走りに走っているのは楽しかった

このクマさんは、思い出のあるものらしいけれど、三四郎が気にいったならと、ボクの物になった。

それからずーっとこのクマさんはボクと一緒だ

その後しばらく、お家の中をクマさんをくわえてトットトット走り廻ったり、疊をほじったりして、楽しく室内犬をしていた

 

ある日、確か10月の中旬だと思うけど、おとうたんがサークルというものを買ってきてくれた。

その翌日、おかあたんはログハウス風のお家を買ってきて、手に豆をこさえながら組み立ててくれた。

「すのこ」もお家の前に置いて、ボクのお部屋が出来た

 

毎朝のおとうたんとのお散歩も始まった

だんだん歩く距離が伸びていった。

 

毎日いろいろな体験をした

いつだったか、つながれるのが嫌で逃げ回っていると、「1人で生きていけ」と、怒られてしまった。

 

夕方のお散歩は、おかあたん担当だった。

途中で行き会う中学生達は、「かわいい

 

そんな半年が過ぎ、ある日、おかあたんが箱に入った生き物を連れてきた

犬の匂いだった

サマンサがやって来たのだ

(元記録は2002.5.22)

 

三四郎のぬいぐるみと一緒の写真もあったと思いますけど、見つかりません

出てきたら、アップします

まあ、普通の小さな熊のぬいぐるみです。

このことから、子犬はぬいぐるみが好きなのだと知れました

サマンサを迎えるにあたっては、ぬいぐるみも用意しました

 

(つづく)

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運命の出会い

2022-12-02 19:50:00 | 黒柴三四郎の独り言

寒い寒い朝でした

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を北にでます。

霜が降りています。

この冬初めての霜です。

 

 

 

2000年7月生まれの初代黒柴犬・三四郎が語ります

運命の出会い

 

ボクがおかあたんと初めて会ったのは、ペットショップの箱の中にいる時でした。

ショップのお姉さんに、「男の子はどっちですか?」と訊いていた。

ボクは、後にこの家族がモトサマンサと呼ぶ妹と、一緒にいたのです。

 

箱から出され、おかあたんに抱っこされたけど、怖くて震えてしまいました

 

ボクは気に入ってもらえたらしく、買われることになり、かわいい段ボールの箱に入れられ、黄色いミラージュで運ばれました。

 

怖さのあまり箱を食いちぎって顔を出したボクを、おかあたんは30分くらい抱いてなだめてくれました

おかあたんは家に帰らなければならないので、膝の上に僕を乗せなだめながら片手運転をして、やっと辿り着きました。

 

そして新しい家には、大きなグレーの猫というものがいたのです

 

おかあたんが室内用のサークルを組み立てている間の怖かったこと

今では良い家族だけど。神経の細いボクは、到着後1時間くらい泣き続けていた。

ちょうど沖縄のジュンちゃんから電話があり、ボクの泣き声は沖縄まで実況中継されてしまった。

 

夕方おかあたんがちょっと外出した隙に、おとうたんが帰ってきて、ニコニコしながらサークルから出してくれた

家の中を探検していると、ジュウタンが気持ちいいところがあって、心地よい刺激になり、ウ○チをしてしまった

おとうたんは、怒らないでかたづけてくれた

 

少し落ち着いたけど、この晩は夜泣きをしてしまった。

 

そのうちだんだん慣れて、ムーちゃんの御飯を食べてみた。

そのおいしかったこと、ボクの御飯よりずっとおいしかった

 

おかあたんがペットショップのお姉さんにそのことを話すと、「猫のエサは塩分が多いですから、犬には良くありません。」と言われたしまった。

ボク用としてはもらえなくなってしまった

でも、隙をみては食べてしまっていた。

 

ムーちゃんの爪は怖かったけど、サークルの中は安心、ボクのお城だった

(元記録は2002.4.13)

 

2000年の秋の出来事です。

この出会いから黒柴ライフが始まり、お散歩をしていると、失われた歴史が語りかけてくるようになったのです。

まさに運命の出会いでした。

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