17日(金)は、いろんな意味で収穫のあった日でした。
午前6時前に私は、わらじ通信150部を持ち、神戸電鉄のウッディタウン中央駅で通信をまいていました。
公共交通の必要性、戦略ある交通計画が必要な時期に来ていると、電車や散歩途中の市民の方に訴えながら通信をお渡ししました。
しかしながら、この駅では利用者が少なく、いつも100枚程度の配付になっています。本日も104枚。
でも、電車に乗られる市民だけではなく、降りられる方や学生風の方が受け取っていただいたことは、これまでになかったことでした。
公共交通については、市政に関心が薄い市民にも将来の課題として伝わる何かがあるのだと感じました。
(ウッディタウン中央駅よりテクノパーク行きの幹線道路を撮影)
午後1時前には、伊丹市の学校給食センターの堆肥化装置を行政視察させていただきました。この給食センターには、供用開始した当初から小学児童の食育を目的として給食でやむなくのこった残渣を堆肥化する装置が設置されています。
処理量は、年間で73トン弱(2基合計)になります。また、取り出される肥料は、1/5に減り年間14.5トン出ているそうです。
装置内では、好気性微生物が活躍、一定温度で24時間~48時間撹拌することで、肥料が生産される仕組みです。
装置も至ってシンプルに出来ており、簡易な脱臭装置まで付いていました。
生産された堆肥は、市民に無料でお渡ししているとのこと、野菜づくりや土壌の改良材として使われているとのことでした。
現地での装置の説明の後で、給食センターの見学室兼会議室で所長さんから聞き取りをさせていただきました。
見学室からは、給食センターの調理器具がズラリ並んでいて壮観です。
これまで、三田市は、学校給食は残さない指導(食育)を強化することが肝心として、残渣の堆肥化装置の導入には、コストもかかることから至って慎重になっています。
しかしながら、食育と言うのであれば、食べ残された給食残渣を堆肥化し、この堆肥を学校の畑に利用、野菜をつくり、学校給食に再度利用するなどの循環を肌で教えることで真の食育になりえるのではないかと考えています。
措置の設置には1基あたり約3千万円近い経費がかかります。三田市の学校給食の残渣量からすると2基必要になると思われます。
コストと子供の教育とを天秤にかける話となりますが、1基あたりの維持管理が約60万円と安価なことを考えると検討の余地は十分ありそうです。
(堆肥取り出し口)
伊丹市の学校給食センターでは、児童が見学する際にはこの堆肥化装置も合わせて説明をしているとのこと。
地球環境、そして大地の循環を子供達に教えられる装置として、決して高価な設備ではないと思います。
午前6時前に私は、わらじ通信150部を持ち、神戸電鉄のウッディタウン中央駅で通信をまいていました。
公共交通の必要性、戦略ある交通計画が必要な時期に来ていると、電車や散歩途中の市民の方に訴えながら通信をお渡ししました。
しかしながら、この駅では利用者が少なく、いつも100枚程度の配付になっています。本日も104枚。
でも、電車に乗られる市民だけではなく、降りられる方や学生風の方が受け取っていただいたことは、これまでになかったことでした。
公共交通については、市政に関心が薄い市民にも将来の課題として伝わる何かがあるのだと感じました。
(ウッディタウン中央駅よりテクノパーク行きの幹線道路を撮影)
午後1時前には、伊丹市の学校給食センターの堆肥化装置を行政視察させていただきました。この給食センターには、供用開始した当初から小学児童の食育を目的として給食でやむなくのこった残渣を堆肥化する装置が設置されています。
処理量は、年間で73トン弱(2基合計)になります。また、取り出される肥料は、1/5に減り年間14.5トン出ているそうです。
装置内では、好気性微生物が活躍、一定温度で24時間~48時間撹拌することで、肥料が生産される仕組みです。
装置も至ってシンプルに出来ており、簡易な脱臭装置まで付いていました。
生産された堆肥は、市民に無料でお渡ししているとのこと、野菜づくりや土壌の改良材として使われているとのことでした。
現地での装置の説明の後で、給食センターの見学室兼会議室で所長さんから聞き取りをさせていただきました。
見学室からは、給食センターの調理器具がズラリ並んでいて壮観です。
これまで、三田市は、学校給食は残さない指導(食育)を強化することが肝心として、残渣の堆肥化装置の導入には、コストもかかることから至って慎重になっています。
しかしながら、食育と言うのであれば、食べ残された給食残渣を堆肥化し、この堆肥を学校の畑に利用、野菜をつくり、学校給食に再度利用するなどの循環を肌で教えることで真の食育になりえるのではないかと考えています。
措置の設置には1基あたり約3千万円近い経費がかかります。三田市の学校給食の残渣量からすると2基必要になると思われます。
コストと子供の教育とを天秤にかける話となりますが、1基あたりの維持管理が約60万円と安価なことを考えると検討の余地は十分ありそうです。
(堆肥取り出し口)
伊丹市の学校給食センターでは、児童が見学する際にはこの堆肥化装置も合わせて説明をしているとのこと。
地球環境、そして大地の循環を子供達に教えられる装置として、決して高価な設備ではないと思います。