三田市議会議員 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

井戸づくりのお手伝い

2013年03月24日 | 環境・都市計画
 本日の午前10時~午後1時前まで尼崎市の武庫小・中学校の間に位置する農水路で井戸づくりがあり、参加してきました。
 何故、三田市議が尼崎にまで?と思われる方も多いとは思いますが、この場所は、私が尼崎市職員だった頃、市民グループと一緒になって「清流に心ふれあうまちづくり事業」として取組んできた懐かしい場所です。
 私が担当を代わってからもこの事業は、継続した取り組みとなっており、尼崎市から委託事業として取組まれています。

 そんな中で、今では、武庫中学校以外にも武庫小の角地を市民が憩える場所として開放しています。
 

 さて、本日は、ビオトープの水汲み用の手動ポンプが悪戯で壊れており、その部品交換とホタル用の養殖水を汲み上げるための井戸づくり(井戸堀)を行いました。
 手動ポンプの部品交換後、ご覧のとおり、水がチャーンと出てきました。(この水は、近くの水路からのものです)

 
 ビオトープの池には、メダカが泳いでいました。
 
 また、井戸堀の作業は、武庫小学校の一角で行いました。2メートルほどの穴が開いていて、そこに今回新しく使う、先端がスクリューになっているものを手動でねじ込む形で土を掘って行きます。
 手動操作さので、数回回すと土砂で一杯になります。これを数回繰り返すうちに、礫層にぶち当たってしまい、4メートル程掘り進んだところで、作業は思うように進まなくなりました。
 
 
 下記は、ご近所の子供が手伝ってくれている様子です。
 

 このグループは、ここの農水路に生息しているカワニナを活用して、将来はホタルを飛ばせたいと研究を続けています。
 地域の環境づくりに市民の力を活用している一つの事例としても今後も注目していきたいと思っています。


 
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わらじ通信を配布します

2013年03月17日 | 活動報告
 活動報告書(わらじ通信第12号)も仕上がりました。18日の週から各駅で配布する予定でしたが、20日が春分の日ですので、26日(火)より順次配布いたします。
 予定では、火曜日三田駅ペデストリアンデッキ、水曜日が広野駅、木曜日新三田駅、金曜日がウッディタウン中央駅の順番でしょうか?
 
 また、ウッディタウン、フラワータウン各地域には、3月下旬~4月上旬にかけて配らせていただきます。ご感想・市政へのご意見などをメールやFAXでいただけると嬉しいです。
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終了、18時30分!

2013年03月15日 | 環境・都市計画
 本日の予算特別分科会(まちづくり常任委員会分)は、審議が終わったのが、夕方の6時30分過ぎでした。
 委員長を除く6人の議員から25年度新年度予算で気になる部分を事業予算を計上した所管課担当職員と議論しました。
 
 新事業のほかにも既存の事業で予算の増減が際立つ事業には、やはり質問が多くありました。
 
 本日、私が質問した事業で気になったところは、市民には、ほとんどメリットがないにも関わらず、国が予算を出しているからと言う理由で事業メニューが毎年上がっているものがあったことです。事業開始当初は、効果があったのでしょう。
 
 このことに関して私から「メリットが見出しにくく、この事業を止める気はありませんか?」と尋ねたところ「現時点では事業廃止の考えはない」とのお答でした。
 行政側にとっては、市の予算を使うわけではありませんが、市民にとって事業効果が見いだせないものは、25年度で検証すべきだと思います。

 さて、次週月曜日には、予算総括質疑が待ち受けています。 
 会派新政みらいでは、佐貫、肥後、田中の順番で一人約20分の持ち時間となります。
 私の質疑は、市民が主体となるまちづくりを進めていかなければならない三田市にとって、これからのまちづくりを進める上で25年度事業はどうあるべきかについて議論できればと考えています。

 
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卒業すること、当たり前ではない

2013年03月14日 | 生活・教育
 只今、予算特別委員会の真っ最中です。
 明日は、私の所属している「まちづくり予算特別委員会」の審議が、午前、午後を通して行われます。
 今週は、各市議がブログやフェイスブックでも既に流していると思いますが、東日本大震災から2年が経過した翌日の12日に市内の中学校で卒業式が挙行されました。
 私も、近くのゆりのき台中学校の卒業式に招かれました。
 
 卒業式では、1年の冬に交通事故で他界した生徒のことにふれたメッセージが卒業生代表から読み上げられました。
 
 PTA会長の言葉にも「皆さんが卒業するのは、当たり前と思ってはいけない」「世界では、学力をつけて卒業できる国は、本当に少ないのだから・・・・」と学べる素晴らしさを述べていました。

 子どもたちが、当たり前のように卒業している裏方で、先生方はもちろんの事、保護者や地域の方々がしっかりとサポートしているのです。
 しかし、残念なことにこれらの努力はするものの病気や事故で命を落とす生徒もいます。
 12日に卒業したゆりのき台中学校の卒業生は、少なくとも「命」を身近に感じたのではないかと思います。
 これから彼らには、喜び、悲しみなどが繰り返し訪れることでしょう。しかし、どんな時でも、命を大切にしてほしいと思います。
 
 先日の震災地からの報道で、大津波で自分の身内の死を目の当たりに見た方が、「明日は自分が死ぬかも知れないと今でも感じながら生活しています」とコメントしていました。
 同級生の事故死を無駄にしないためにも彼が残した無言のメッセージを胸に、これからの長い人生を生き抜いてほしいと思います。

 ご卒業。おめでとう!
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男性介護の話

2013年03月07日 | 生活・教育
 今夜、ある会合で母親の介護を夫婦でしてきた話をお聞きすることができました。
 現在この方は、市内で男性だけの介護の会「ぼちぼち野郎」に所属されています。
 
 介護に没頭している時は、とかく介護によるストレスが溜まり、中には鬱症状をもたらすこともあるようです。
 特に男性は、ストレスの発散が下手とのこと。
 この会は、男性ばかりが集まり、介護で苦労している点や楽しかったことなどを聞いてもらい、溜まっているストレスの発散の場になっているようです。また、例会に参加できない場合も当然起こるので、訪問も昨年から実施しています。

 また、介護費用は、介護度でまちまちですが、保険料を4千円ほど納めて介護費用が十数万、個人負担はその1割であることから今後の国の予算面のことも話題になっていました。
 
 これから高齢化社会が進む日本。御輿型から騎馬戦型となり、支える労働者が少なくなる日本。経費面も当然心配になりますが、国は今後在宅医療(介護)へのシフトを進めています。
 
 先ごろ受講した「高齢社会対策と地方議員の役割セミナー」では、講師が、とかく給付制度ばかりが目につきますが、肝心なのは「寄り添う心」「介護者もささえる地域のネットワーク」が必要ではないのか。と強調されていました。
 在宅医療制度に移行して行くとなおさらですが、介護者(家族)が介護倒れにならないようにするフォローも必要です。その意味で、今後ますます、先ほども述べた「ぼちぼち野郎」の会が必要になってくるのだろうと思います。

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11日ではなく、25日でした。謹んでお詫びと訂正

2013年03月07日 | 議会改革
 学校給食の放射性物質検査に関する請願について、11日に採決されますと報告しましたが、正しくは、最終日の25日でした。記事についても25日へと訂正させていただきました。

 さて、昨日は、私が属しているまちづくり常任委員会が開催され、最初に請願が審議されました。
 請願については、請願人の意見陳述のあと引き続いて審査に入り委員会採決までの流れとなりますが、実は12月の請願案件については、意見陳述のあと、議案事項を先に審査し、その後で請願の採決の流れになっていました。
 
 したがって、請願人からすると議案事項がいつ終わるのか分からないため、1時間、場合によっては2時間近く待たされていました。市民目線の改善が即実行され良かったと感じています。

 さて、昨日の請願事項は、「路上喫煙防止」に関するものです。
 三田市のポイ捨て条例に美化推進重点区域(各駅前)に健康被害をもたらす路上での喫煙を防止する条項を付記するという内容のもの。
 ポイ捨て禁止重点区域では、美化推進委員等のボランティアの皆さんが、定期的に清掃活動を実施していますが、煙草の吸い殻は相変わらず多いのが実情です。その意味では、条例が形骸化しているのではとの思いもあります。
 請願は賛成多数で採択されました。
 議論では、「煙草愛煙家に対して据える場所の確保もなく、そちらの整備が先では?」との反対意見も出ていましたが、「これらのことを踏まえ条例整備すべき」との意見が大勢を占めました。

 私も40歳までは煙草を吸っていました。子どもが生まれ、ある時期から「お父さん煙草止めて!」と訴えられ、煙草を止めることを決意。しかし、幾度も挫折し、その度に自己嫌悪状態に・・・。
 煙草を止める努力は、当時の書籍での煙草の多くの害の学習、また、人体の展示会にも行った際、喫煙者の肺の状態を見てショックを覚えたこともあります。
 最後には、煙草が止められる本に出会い。書籍の通り実行して煙草の連鎖から逃れることができました。
 
 請願には、小中学生に対して興味本位で喫煙することを防ぐための教育の推進もうたわれていました。
 最初は、大人へのあこがれなど単純な動機で煙草と出会うことが多いと思います。
 少なくとも脳の発達段階では、煙草を吸わない教育を推進していただければと思います。

 
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学校給食の放射性物質検査「請願」が全会一致で・・・

2013年03月05日 | 生活・教育
 昨日から常任委員会が開催されています。
 昨日の企画総務に続いて、本日は福祉文教常任委員会が開催されました。
 両日とも傍聴させていただきました。
 
 特に本日は、市民グループから「三田の子どもに提供する給食の食材に関する請願」の審議がありました。
 開催前には、市民の傍聴者が10人近く、また私同様紹介議員になられた議員の姿も・・・。

 請願の趣旨は、
 「生物濃縮が進むと言われている魚貝類等についてサンプリング抽出による放射性物質の検査をお願いする」と言うものです。

 請願陳述人からは、
 ① これまで三田市は、県のモニタリング制度を活用して11月~2月まで給食メニューの放射性物質検査を実施してきたが、来年度は県制度がなくなり検査をしなくなること。
 ② 「子育てするならゼッタイ三田」を推進し、地産地消をモットーにしている三田市でも子どもの安全につながる産地の公表は、保護者の安心につながっていたことや子どもの「食の安全」を優先するために、上記の魚貝類に関しての放射性物質の測定を継続して行ってほしい。との説明がありました。

  委員会のメンバーから質問者に対して、三田市民の賛同者(市民の千数百人の署名も市長に提出)が少なすぎる。PTAからの声が上がっていないのではないのか?(三田の幼小中の保護者が放射線物質に関心がないのでは、の意味にとれました)との質問もありましたが、請願陳述人からは、毎日食している学校給食の食材の安全については、保護者間でも良く話題になっている。との答弁がありました。

 その後、教育委員会への本請願についての意見では、三田市が地産地消を進めている点やこれまでのモニタリング検査結果からも給食で使われた材料が「安全である」として、「今後の検査は必要はない」との見解を示しました。
 教育委員会が言うように、阪神間(神戸、西宮、尼崎、宝塚)では、基準の100ベクレル以下はもちろん、これまで放射性物質は検出されてはいません。
 
 しかし、議員間の自由討議では、産地の偽装、特に海産物については、海域の境がなく、最近の報道でも高レベルの魚貝類がいまだに捕獲されていることなどを受け、児童の安全や保護者の安心につなげるためにも、引き続いて検査は必要との意見が大勢を占めました。

 

 委員会では、全会一致で採択することになしました。この結果が、25日の本会議に送られます。

 来年度の教育委員会予算案には、給食食材の放射性物質検査予算はついてはいませんが、今後、今回の請願に対して何らかの対応が迫られます。

 
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代表質問を終え

2013年03月01日 | 議会改革
 本日、自由民主党・三田前進の会前中議員の質問が午前中にあり、3日間に渡る代表質問が終わりました。
 3日間で目についた質問は、中学校のいじめに関する質問でした。
 今日は、教育長、教育委員長も答弁に立ち、教育委員会委員と学校(主に学校長)との意見交換や委員が学校へ直接赴き、部活動を視察、その後、教員との意見交換をしていくなど、第三者委員会を立ち上げての対策と並行して教育委員会委員と学校とのコミュニケーションの向上施策も打ち出しています。

 また、いじめをなくして行くには、開かれた学校づくりに地域の協力が欠かせないことも教育長は明言していましたが、三田の教育が信頼をなくしてしまったことは、言うまでもありません。
 信頼回復には、教育委員会が打ち出した対策を地道に実行していく以外にないと思います。また、いじめにあった生徒のケアのことなど、年度替りで時間が少なすぎますが、早急に対応していただかなければなりません。

 さて、新年度予算では、JR各駅前の開発に向けた予算が計上されていることなどを受けた質問が多かったと思います。
 都市計画法上の用途区域で、開発途中で市街化調整区域内に編入された問題や農業集落エリアでコミュニティが崩壊しつつある課題。また、ある病院やある福祉施設も今は市街化調整区域に編入されており、利用者に見合った増改築や建て替えができない問題なども残されています。
 このことに関しては、県の特別な制度を用いて住民合意の元で地域に見合った建築制限の緩和などをしていきたい。とのことですが、地域からすれば、かなりの労力になることは、間違いなさそうです。
 全国、何処でも課題となっているものでもありますし、法を遵守しつつ、上手い解決策がないものか?と思ってしまいます。

 さて、質問の在り方については、「物理上からも無理では?」と新庁舎が建設されるまで待たなくてはならないとの一定の結論結論は出ていますが、やはり一問に対して答弁をする。さらにその答弁に対して疑問点を追求する。また、市長が疑問に感じる質問については、反問する。など。市民に分かりやすいものにしなければならないと痛切に感じました。
 特に今回のように持ち時間が90分となれば余計のことです。
 質問数がこれまでの倍以上、さらに行政の答弁も一問に対する答弁時間も長いもので5分程度もかかります。
 質問はあらかじめ通告する必要がありますが、質問者が納得するまで時間内で質問する。仮に質問が数個残っても質問者の自己責任。
 この方式は、各地の地方行政で取り組まれてきています。

 今回も本会議を傍聴された方もおられました。それぞれの方の感想はどうだったのでしょうか?
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