三田市議会議員 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

J・repo第12号を発刊

2024年07月29日 | 活動報告
 7月30日の朝刊にJ・repo第12号を折り込んでいます。
 記事の内容は
 ①三田市役所でのカスタマー・ハラスメントの実態調査と対策
 ②生活道路の速度規制~速度が時速30キロに~
 ③女性活躍時代に応じたリスキリング事業の展開
 ④これまでの肥後の一般質問の中から行政に取り組んで欲しい施策
 を中心に記載しました。

 詳しくは、J・repoをお読みくださると幸いです。
 なお、新聞折込中心での配布ですので、郵送をご希望の方は、メールなどでお申し付けください。

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三田市内でクリニックを起こしたある医師の宇宙観 ~佐埜先生を偲んで~

2024年07月29日 | 幸せになるための政治
 私が、3期目(2020年)の市議会議員選挙を目指すまでの約5年間、広野と本庄地区の境にある「医療法人あおぞら会」に勤務していました。
 2015年7月の三田市長選挙に敗れた私は、あおぞらクリニックを受診。それも健康診断でのことでした。
 今は、亡き、医療法人あおぞら会(あおぞらクリニック)の創設者(医師)であった佐埜勇先生から、「ここで働いてみないか」の有難いお言葉をかけられたことがきっかけです。
 最初は、医療業界は未知の世界であり、就職を躊躇する私を、佐埜先生は「仕事は、誰でもできる。君には、クリニック事務の改善をお願いしたい。最初は見習いで・・」とのお言葉に背中を押され、「何とかなるか!60歳前で他の仕事に再就職となると探し回るのも大変だ!」の気持ちもあり、医療法人あおぞら会でお世話になることを決めました。

 就任してからの仕事の話は横に置きますが、佐埜先生の宇宙観というか、人間離れした人間性に圧倒される日々でした。
 佐埜先生は、クリニックを開業するまで大病院で内科医として勤務、詳しくは知りませんが、救急医療にも従事し、多くの方の命を救ってきたようです。
 クリニックでは、月に1度「ガマの穂セミナー」を開催。いろんなテーマで命について語っていました。セミナーには、ご近所の方を始め、患者さんらが、聴きに来られます。
 もちろんセミナー参加料は無料、来ていただいた方には、甘いお菓子とお茶が必ず振舞われました。
 ガマの穂セミナーでは、そんな、先生が、思わず涙し、声を詰まらせる場面を幾度か見ることがありました。それは、決まって救えなかった命を思い出している場面でした。
 
 あおぞらクリニックでは、入院できるベッドもありました。19床です。実は、私もここで勤務する前には、2週間肺炎で入院していたことがあります。
 肺炎に罹り、かなり重症化しており、緊急入院を勧められました。
 退院までの2週間は、佐埜先生を始め看護師スタッフの方々にお世話になりました。その時点では、このクリニックにまさか勤務するとは、当然思っていませんでしたが・・・。
 
 先生の宇宙観の話を奨めます。その一端を語ると、毎月クリニック事務職・看護師やデイサービスの介護職員の方々へ研修を開催していました。
 ①あなたは、どのように死んでいきたいか ②生きるとは何か、どう生きていきたいか などなど。結構簡単なようで非常に難しいテーマです。研修でこのようなテーマはほぼ扱いません。当然、答えは、全員違います。きれいごとを語る場面もあれば、本音で涙する場面も出てきます。
 先生は、研修を通じて何を伝えたかったのでしょう。おそらく、人間はいつか死ぬ、死を見つめて正しく、楽しく生きよ!と言いたかったんだと思います。

 事務方でいた私は、佐埜先生の優しさも常に見ることがありました。
 ご高齢者(患者様)への対応、障害をお持ちの対応には、計り知れぬ愛情あふれる言葉で接していたように思います。
 あおぞらクリニックを離れ、3期目となる市議に再挑戦させていただき、ちょうど市議3期目の1年を経過しようとしていた2021年9月に「佐埜先生死す」の訃報が聞こえてきます。「まさか!あの元気だった佐埜先生が?」の訃報は、人としての目標にもなっていただけに非常にショックでした。

 そんな、佐埜勇先生が、毎年、クリスマスに送ってくれた「言葉」を今も大切にしまっています。
 タイトルには、「変わろう自分 変えよう世界」とあります。このタイトルも十分宇宙感満載ですが…。
 ・生きていて良かった道を歩もう ・生きていて嬉しい道を歩もう ・生きていて楽しい道を歩もう ・生きていて喜んでもらえる道を歩もう ・生きていて胸を張れる道を歩もう 「与えられた素晴らしい人生を生き切ろう 自分を信じて変革し続ける者に天は味方する」
 私の人生の前半の仕事は、市の職員、後半は市会議員、医療・介護、また市議として働かせていただきました。
 先生の宇宙観と言うべきこれらの言葉を胸にこれからも一生懸命働き、生きていきたいと思っています。

 ~今は亡き佐埜勇先生を偲んで実名を掲げブログにしたためました。佐埜勇先生は、多くの患者様にとっては、その存在自体が「生きる力」となっていたように感じます。佐埜先生には、感謝しかありません。~
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挨拶の話 ~金菱 清 関学教授 神戸新聞客員論説~

2024年07月27日 | 防災・減災
 今朝の神戸新聞に神戸新聞客員論説委員であられる関西学院大学社会学部教授の金菱清氏のコラム(進路21)が掲載されていました。
 「毎朝の挨拶に意味がある」ことを書かれています。
 毎日当たり前に食べている朝食、でも次の日は、災害に遭い、食べられなくなる日が来るかも知れない。
 毎日は、奇跡の連続なんですよ!と「当たり前にある日常の幸せに気づきましょう」と書かれています。
 だからこそ、朝の挨拶「おはよう、行ってきます」は、日常の会話の中でも特に大切です。と結ばれていました。
 
 地域の方と先日1年ぶりに会話をすることがありました。
 その方から「昨年末に夫が朝起きて来ないので、寝室に行くと亡くなっていた」と言うのです。
 私たちの日常は、この会話からも、「明日は分からない」ことが分かります。
 「夫とは、普段結構会話があり、夫婦間もいい感じで生活していたと思う。でも、今思うともっと夫に優しくしてやれたのかな」とも。
 就寝前に「お休み」を言い。朝起きて「おはよう」と言えなかったこの方の無念さも感じたのでした。
 あなたは、ご家族に「挨拶」できていますか。
 地域防災を「挨拶」から考える取り組みも必要かも知れません。
 心打たれた記事でした。
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夏休みだ!ラジオ体操に行こう!

2024年07月27日 | 生活・教育
 先週末から夏休みに入りました。
 夏休みと言えば、そう。ラジオ体操です。
 このブログでもたびたび、ラジオ体操について書かせていただいています。
 ゆりのき台地域では、過去に地域の各公園で夏休み期間中のラジオ体操を地域の方々の協力で実施してきていましたが、今年は遂に、この駒ヶ谷運動公園の1か所での実施となりました。
 それでも、この場所でラジオ体操が毎日開催されていることを聞きつけた子供たちが、保護者の方と一緒に参加してくれています。
 7月26日の朝は、児童や大人の方を含めると50人以上の参加となりました。
 
 今は、昔と違い、保護者も忙しく、朝のラジオ体操の開催実行まで話し合いが及びません。
 この場所のラジオ体操は、地域活動協議会(まち協)が主催しています。地域の高齢の方々が、毎日旗とラジオをセッティングしています。
 1か所になった会場ですが、子供たちが地域で支えられている実感を味わうことができます。
 
 この会場に近い小学生、中学生、そしてご近所の皆さん。爽やかな朝のスタートを切るためにラジオ体操に参加しましょう!
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三田市議からのハラスメント実態調査結果を受けて

2024年07月12日 | 議会改革
 昨日(7月11日)、三田市より177名の幹部職員を対象にした「議員から受けたハラスメント」のアンケート調査の結果が公表されました。
 一部のネットニュースでは、既に幹部職員の40%近くが何らかのハラスメントを受け、長時間拘束や暴言、罵倒されていた事実が浮彫となりました。
 「あんたら、人の金、市民の税金やったら何とも思わへんねやろ」と繰り返し罵倒されたことが報道に流れています。
 アンケートの中味をみると私がごもっともとおもえる意見がありました。
 *議員には数々の特権が与えられているが、職員の人格を傷つける権限はないはず。
 *委員会等でハラスメント行為が繰り返し起こっていたのに他の議員が黙認してきたことが課題。
 *議員のハラスメントもそうであるが、幹部職員のこれまでの議員への態度もあり、ここまできたのではないか。改めるべきは、幹部職員の態度である。
 *ハラスメントについて申出できる制度、第三者委員会などの設置をしてほしい。

 全体から浮かび上がってくるのは、職員の議員に対する信頼が薄れてきているということです。
 議員倫理条例には、議員は人格高潔で・・・とうたわれていますが、私自身も職員が言うように「黙認していた議員」になっていたのではないか、あるいは、知らぬ間に「ハラスメント行為」をしていたのではないかと改めて反省しています。

 他の市町でも同様な事例があり、最近ハラスメント防止条例を制定する動きが広がってきていますが、三田市議会でも森本議長の号令で「(仮称)三田市議会ハラスメント根絶条例」を検討しており、8月末に開催される9月議会初日の上程を目指し検討中です。
 
 ハラスメントは、職員の仕事のモチベーションが低下、議員との関係もぎくしゃく、場合によっては休職にまで追い込まれる行為です。
 職員、議員の人権を守る条例でありたいと思っています。
 また、条例を制定すると同時に議員のハラスメントをしないさせない意識改革が必要になってきます。
 今回の公益目的通報に端を発した職員のアンケートを真摯に受け止め、市民や職員から信頼を取り戻す必要があります。
 議会のピンチでもある事態ですが、議会を大きく変える原動力にして行きたいと考えています。 


 
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