三田市議会議員 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

まちづくり活動支援事業~公開プレゼン~

2012年02月29日 | 地域活動
 本会議の質問前、や家庭の事情により、ブログの更新が1週間以上できていませんでした。
 ブログは日々書き込んで価値があると思います。
 時折、メールなどで「ブログ読んでます!」と連絡が入ることもあり、更新していないとやはり近況が分かりませんので、申し訳なく思っています。
 
 なお、ブログ以外にもフェイスブックとやらを始めています。
 こちらでは、フェイスブックをしている者同士、顔と名前がつながっている方々が、自由な意見交換、近況報告などでつながりあえるものとなっています。
 もし、よろしければ、私とフェイスブックで友だちになってくださると嬉しいです。

 さて、少し遡り、先週土曜日の報告をさせていただきます。
 25日(土)午後0時30分~三田市まちづくり協働センターで24年度の活動助成金を目指す諸団体のプレゼンテーションが開催されました。
 自由テーマ方のグループ6団体、テーマ設定型の団体5団体のプレゼンテーションを聞かせていただきました。

 
 
 プレゼンテーションに慣れているグループもあれば、発言時間をオーバーするグループなど様々でしたが、活動助成金を獲得して公益活動をするという息ごみは伝わってきました。
 昨年度よりも自由テーマ型の団体が少ないように感じました。
 今回から始まった活動を始めたばかりの3万円の助成金の申込みはありませんでした。PR不足なのか、それともスタート助成金が少ないのか?
 自由テーマ型のグループの内容を紹介しますと、カラオケコンクール、大人のための朗読、景観、花、歴史交流、自死者家族支援など様々でした。
 助成金は審査委員や参加者による点数で決まります。
 どのグループにもそれぞれの良さはありますので、評価されたら良いのですが・・・。
 
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いつもの闘い始まる・・・・。

2012年02月22日 | 趣味その他
 2月10日頃から鼻声になりだした。どうやら風邪と思っていたが、いつもの花粉症の症状。
 涙で目はうるうる(おじさんの涙目はどなたも「何かありました?」とは尋ねてこない)、喉も調子悪い(三線の練習に行っても声が出ません)。
 そこで、堪らず、いつもこの時期に通っている耳鼻咽喉科へかかりました。
 花粉症のお薬を処方してもらい、毎日飲み続けているうちに症状は和らいではいますが、完璧とは参りません。
 梅や桜の開花が遅れているというのに、例年より早い花粉症の症状。杉花粉は、もう飛び初めているようです。
 外でのマスクもメガネが曇りがちになるため、マスクをするのも億劫となります。


 花粉症を抑えるのに「○○酢」「○○ヨーグルト」が利くなどとの噂を聞きますが、一度も挑戦したことはありません・・・。
 子どもの頃、野山を駆けずり回り、病気にはご縁が無かった私ですが、40歳でタバコを止めた当たりからご褒美に突然花粉症を発症しました。
 タバコが発症を押さえていたのでしょうかね?
 昨日から本会議が始まり、3月にかけて予算委員会、はたまたまちづくり条例の審議、また家庭環境では、娘二人の周囲の環境も変り、合間を見ては妻と段取りなどに追われています。
 5月に入るまで、長い花粉とのミクロな闘いが始まります。
 
 
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県立舞子高校生徒の体験を聞く~ひょうご防災リーダー講座より~

2012年02月20日 | 防災・減災
 2月19日(日)は、午前10時~午後4時30分まで第11回目となります、「ひょうご防災リーダー講座」を受講しました。おりしも、この日は、午後2時~三田市議会基本条例案の市民説明会の最終日とも重なりましたが、説明議員になっていないこともあり、防災リーダー講座を受けさせて頂きました。
 19日の議会基本条例案説明会は、ユーストリームでもライブ中継&録画でも観ることができます。

 さて、この日は午前中兵庫県立大学環境人間工学部准教授 木村 玲欧(れお)氏の被災者心理学の学習でした。
 震災時の体験アンケートなどから人の行動心理がどのように働いているのかを丁寧に講義していただきました。
 大雨時、台風時私たちは、「警報」を気象庁から聞きますが、そのほとんどが「何事もなく終わっている」ことからも、警報が出ている状態が続いたとしても「おそらく何も怒らないであろう」と勝手に思いこみをする動物だと言うことのようです。これを「正常性バイアス」と言うようです。
 2000年に起った東海豪雨でのアンケートでは、約8割の人が、「雨はかなり降るとは思ったが、災害が起るとは思っていなかった」と言う心理状態が分かっています。

 また、災害が発生した時に起る現象として「失見当(しつけんとう)」と言う心理状態。これは、頭が真っ白になる状態です。訓練されている警察官や消防士でも失見当は起ります。
 しかし、訓練された方は、頭は動かなくても体が動くようになっているとのこと。
 先生がおっしゃるには、失見当を理解した上で、早くこの状態から抜け出せるようにイメージづくり、行動による解決策を取る必要ががあるとのこと。
 失見当から抜け出す方法としては、「大声を出す:落ち着いて!という感じ」「深呼吸やストレッチ、飲み物を飲む」「不安を抱えている人の傍に寄り添う」と言う行動が良いようです。
 防災リーダーには、災害発生時には、いち早く行動が取れるようにならなくてはいけません。また、これらのバイアス、失見当から言えることは、人の行動は平時の訓練の積み重ねです。ここに訓練の意味合いがあります。
 しかしながら、3時限目に受けた防災教育のあり方講座(舞子高校教諭)からは、釜石の防災教育と同様に想定ばかりしている訓練の際どさを学びました。
 災害は、想定通りにやってこないという現実があります。人の行動は、まずは訓練から、しかし同じことを繰り返す中にも想定外の災害訓練を取り入れることも大切ということでしょうか。

 3時限目は、教諭の防災教育の大切さの講義の前に県立舞子高校の生徒3名が昨年、ボランティアバスを仕立てて被災地へ赴き、ボランティア活動をしてきた経験談を話してくれました。
 
 
 3人が得たものは、きっとこれからの仕事、人生に役立つと思います。
 被災者の方々と現在も手紙のやり取りをしているとの発言もありました。被災者が言いにくいことをさりげなく聞くこともボランティアとして参加した方の大切な部分だと思います。
 一次避難所のプライバシーの確保が課題、ボランティアが出来ることの限界など、県立舞子高校の生徒らは、それぞれの思いや課題を胸に帰ってきたに違いありません。

 
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カラスのいなくなったまち~福島を訪ねて~その2

2012年02月15日 | 防災・減災
 福島県での研修会、続編を掲載します。
 1月30日。川内村災害対策本部で村長さんの11ヶ月近くに及ぶ話を聞いた後、全国災害ボランティア連盟(以降:全災連と記載します)を乗せたバスは、15時~基調講演と宿泊地にもなっている岳(だけ)温泉へ向かいました。

 岳温泉は、二本松市にあり、福島第1原発から60キロ圏内、放射線の影響が少ない場所になっているとのことでした。
 全災連のバスに二本松市で住職をし、かつ幼稚園を営んでいる方が乗り込まれ、ここからは、「放射能に汚染された食材を園児に食べさせてはならない」という思いで、保護者らの寄付金を集め、自ら民間の放射線測定所を立ち上げて、児童の食材を中心に測定している方のお話を伺うことができました。

 何故、測定所が幼稚園の中ではないのか? それは、幼稚園自体が屋根や周囲に降り注いだ放射性物質の影響でバックグランド(大気中で測定される放射線量)が高く、測定への影響を避け、最も影響が少ない岳温泉近くの民間住宅を借りて測定しているのだそうです。
 私たちは、もう間もなく岳温泉の入口という場所で降り、NPO法人の経営する市民放射線測定所へ向かいました。(下記は民間住宅外観)
 

 この場所に測定している場所があることすら外観からは、分かりません。
 そして、全災連の一行は、測定している部屋へ案内され、さらに詳しい話を聞く事になりました。
 その一場面が次の写真です。



 部屋は、元飲食店を営んでいたような部屋、カウンターもあります。
 話しは続きます。
 「幼稚園の屋根は、除染作業をしたが、それでも子ども達が安心できる放射線量まで下がらなかった。」「結局、屋根を全部入れ替えてようやく放射線量が下がりました」
 この話しは、高圧洗浄による「除染」が如何に難しいのかを端的に現しています。
 また、「私の子ども二人は、家で食べた食べ物ではなく、給食により内部被爆が判明しました」「それも福島県産の食べ物ではなく、安全とされた県外の食べ物で被爆したのです」「給食の食材を測定していれば、子ども達の内部被爆は避けることができたのですが・・・・」
 福島県下の自治体の対応の遅れが、児童の内部被爆を招いたとも言えます。

 また、このことは、牛肉汚染問題で明らかなように放射性物質は広範囲に広がっており、動物の食の連鎖により、今後高濃度の食べ物が出現するかも知れない。と言うことを予言しています。
 NHKの番組でも千葉県沖合いの海底には、500ベクレルを越す泥が沈んでおり、食の連鎖による影響で特に底物の魚類に与える影響が出てくると報道されていました。
 
 既に大規模店では、国の暫定基準値よりも厳しい基準の放射線の測定が始まっています。「消費者の安全・安心につなげたい」と言う方針は、納得します。
 これからの数年間、放射線の影響がなくなるまでは、食品表示に消費期限だけではなく、放射線安心マークをつけるなどの動きも出てくるのではないかと感じます。
 このことが、福島周囲で採れる作物の「風評被害」をなくする動きにもつながると思います。

 さて、測定器そのものは、写真にあるように実にコンパクトなものでした。検出限界値は、10ベクレルまで測定できます。
 

 幼稚園児に出す給食以外に、近隣から食材の測定依頼もあるそうで、安価で引き受けているとのことでした。
 その3は、わらじ通信駅まき臨時号にも掲載した、警戒区域、楢葉町の現状を報告します。
 
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5日のわらじミーティングを終えて

2012年02月07日 | 地域活動
 5日は、午前中にわらじ(タウン)ミーティングを開催させていただきました。
 参加者は、5名。うち初参加の方3名でした。
 毎回、参加者ゼロでは?との思いに駆られながら開催していますが、一人でも来て下さる限り開催する意義はあると思っています。

 今回のミーティングでは、福島での現地研修会を報告させていただきました。
 参加者の中に福島県出身者の方がおられました。
 今の被災地に対する国の対応、怒らなくなった国民のこと。がれき処理や放射能に汚染された地域の課題など。どれもこれもうなずくことばかりでした。
 一地方議員の私に何が出来るのか?遠い被災地のことに思いを巡らせながら仕事に取り組みたいと思います。

 参加していただいた皆様。本当にありがとうございました。
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わらじミーティング お待ちしています!

2012年02月05日 | 地域活動
 5日は、わらじ(タウン)ミーティングをウッディタウン市民センターで開催します。
 午前10時から。
 12月での一般質問報告や先日研修で行った福島県の現状報告など。
 
 なお、研修報告第2弾は、ミーティング等の資料作りでバタバタしていました。
 必ず掲載しますので、お待ちください。
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カラスがいなくなったまち~福島を訪ねて~その1

2012年02月02日 | 防災・減災
 先日、予告をいたしましたように30日~31日にかけ、福島県郡山市(ビックパレットふくしま:川内村災害災害対策本部設置場所兼仮設住宅地)、岳温泉近くの民間放射線測定所、Jビレッジ(東京電力発電所前線本部)、楢葉町警戒区域内に全国災害ボランティア議員連盟からの研修の案内を受け参加させていただきました。

 2日間に渡るハードな行程となりましたが、参加議員の皆様は、福島のこれから、日本のこれからを考えながらの帰宅だったのではないかと思います。

 さて、話しが長くなりますので、ブログには、4分割程度にして掲載させていただきたいと思います。
 また、Jビレッジの内の撮影をしてはいますが、作業に従事されている個人の肖像権等の問題もあり、ネット上には当たり障りのない画像のみを掲載することをお許しください。
 なお、詳細については、5日(ウッディタウン市民センター:午前10時~会議室)と18日(ゆりのき台コミュニティハウス研修室)に開催される「わらじミーティング」でもご報告させていただきますので、ご関心のある方はお越しください。

『ビックパレットでの川内村長の話し』
 ビックパレットについたのが、郡山駅を出て12時30分ごろ。ビックパレットは、郡山市の誇る競技場のことを言います。
 福島原発が事故に遭い、川内村の住民が最終的に緊急避難した場所がここでした。
 31日の夕方に「帰村宣言」をした遠藤村長からもお忙しい時間帯にもかかわらず、災ボラ議員連盟のために時間を割いてくださいました。
 
 「帰村宣言」は、これまでの住民との話し合いの中で、出てきた流れであり、放射能に対する汚染が未だに消えていない中で、「帰りたい希望のある方のみ帰る」という帰村の方法を採っています。
 4月から学校や役場の再開をしたいとのことでしたが、大雪などで除染が進んでいない中で工程が遅れる可能性もあります。
 画像は、ビッグパレットの入場口に近いところに設置されている山内町の防災対策本部です。



 このビッグパレトが何故選ばれたのか?村長曰く「兼ねてから広大な駐車場があり、仮設住宅や駐車場が確保できる場所は、ここしか思い浮かばなかった」とも言います。
 原発事故で避難勧告に次ぐ勧告。「それも、報道陣が村から先に撤退したのです。私の耳に入ったのはもっと後」だそうで、これも緊急時の課題です。

 仮設住宅には、川内村の住民319人と富岡町などの住民が住んでいます。車椅子でも玄関口まで誘導できるようにスロープがついていました。
 

 
しかし、仮設住宅は、写真のように風よけはしていますが、床下からの冷気で床が冷えるようです。

 住民の方々との意見交換する余裕は私たちにはなく、次の目的地に出発しましたが、仮設住宅内でも住民の自主運営による生活用品販売店が、開始されていました。これも地域コミュニティ再生に向け、一歩前進なのかも知れません。

 川内村は、比較的放射線量が低く、除染が進めば住めるまちにできるとの思いは分かります。
 ふるさとを誰でだってそう簡単に失いたくはありません。
 川内村は、総面積19,783ヘクタール中の約87%が山林であり、住宅地が約8%、田畑は、5%程度です。
 除染は、住宅地では勧められるとは思いますが、村長さんが言うように田畑の表土を剥ぐと作物は出来ないことやさらに山林などの除染方法については、おそらく現状のままだと思われます。
 改めて、除染作業の難しさを感じてしまいます。
 警戒区域もある中での帰村宣言。元の生活に・・・・。と言う熱い思いと現実的な課題。本当にふるさとは戻るのか?
 村長さんのとった判断は、現状の村民の感情からすると間違ってはいないと思いますし、国もその方向を指示しています。
 ただ、やはり複雑な気持ちが最後まで残りました
 
 
 
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