三田市議会議員 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

市民に拡がってほしい丹波のこころ ~湊川短期大学市民セミナーを受講して~

2009年09月04日 | 行政視察報告
 2日(水)には、湊川短期大学で開催された公開セミナー「三田市民大学」を聴講しました。
 2日の内容は、田中一良議員のブログにも紹介されていましたが、2月ごろに訪問した県立柏原病院の小児科を守る会代表であられる丹生裕子氏の講演です。
 2月にお話をお伺いしたときよりも会の活動がバージョンアップしていることに本当に驚きました。
 参加者全員に予め配付した「ありがとうカード」に参加者に対して「日頃お世話になっている医師に感謝の気持ちをしたためてほしい」と丹生氏。
 私は日頃から医者いらずで、かかりつけ医は持ちませんが、セミナーの参加者は高齢者が多く、メッセージを記入しています。
 確か、これは、柏原市民病院でお世話になっている医師に感謝を表すカードとして小児科のボードに貼り付けていたはず!
 と思っていたら、「これを回収し、皆さんがお世話になったお医者さんをネットで調べ、お医者さんの元へお送りします」とお話されます。
 たまたま丹生さんが講演に行った九州の地で北陸への旅行中に病気になり緊急入院、そして無事退院し、講演を聞きにこられた方からのメッセージを届けたところ、県をまたいで温かなメールのやり取りが実現できたことを紹介していました。
 最後に「これは、小児科医だけの問題ではなく地域医療全体の問題です」ともお話されていました。
 県立柏原病院の小児科を守る会の取り組みは、舛添大臣も直接訪問したことなどからマスコミなどにも注目を集め、今回のように県内外から講演依頼が殺到しているようにお見受けしました。
 今回のセミナーでは「自分たちだけの取り組みに終わらせたくはない」というお気持ち、スタンスが表れた講演内容だったと思います。
 三田市民病院も小児科医は決して多くはありませんし、医師の確保に市長や佐野院長も頑張っておられます。
 市民の安心の要として市民病院はなくてはならないものです。
 県立柏原病院で取り組まれているようにコンビニ受診者を減らすことで少しでもお医者さんの負担を減らせるように市民側も何らかのアクションを取らなくてはならない時期ではないかと思います。
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地域でミーティング ~第2回わらじミーティング~

2009年09月03日 | 地域活動
 第302回になります三田市議会定例会義が、9月1日~18日の日程で開会されます。
 9月1日には、市長の議案の提案説明もあり、専決事項や新たな補正予算案などが審議されます。
 また、9月末から10月上旬にかけて、議員となって初めての平成20年度決算審査にも臨みます。
 
 さて、8月29日(土)午後2時~4時まで、ゆりのき台コミュニティハウスで第2回目の「わらじミーティング」を開催しました。
 来てくださった方々は、ゆりのき台エリア以外からも・・・、15名の方が蒸し暑い中足を運んでくださいました。
 ミーティングのスタートは、いつもの?皆さんと懐かしい歌を一緒に歌うことからはじまります。今回は、「上を向いてあるこう」などを歌いました。
 なお、ミーティングの内容ですが、①ペットの糞放置対策としてのイエローカードの実物と取り組みの話、②景観計画の地域説明会の話(9月26日に開催予定であり、地域の皆様のお住まいに直接・間接的に関係することなどから、説明会に参加し疑問点を投げかけて欲しい)
 また、③三田市役所のお昼の窓口業務が拡大される報告や、④段ボールコンポストの話などを行いしました。
 さらに、議会では議会改革プロジェクトチームで進んでいる改善の話しや議員定数のあり方の議論が始まったことなど、三田市に近い人口規模を持つ市の議員数を資料提供しながら何故、今議会改革が必要なのかなど、私の想いをお伝えさせていただきました。
 最後に、「地域の防災力」のあり方などについて、皆さんと論議し散会しました。
 
 下記に皆様から出されたご意見要旨を掲載します。
(参加者の意見)
 ①自治会などでは、不法駐車の問題が出ている。イエローカードに近いものを使用して、自動車に警告するなどの取り組みに発展させていきたい。
 ②不法駐車は、火災時の消火活動に支障を来たす行為である。消防局などとタイアップして、防火週間にでもまち中を消防自動車に運行してもらい、不法駐車している車両に警告書を貼るなどの運動に展開しても良いのではないか。
 ③サティの近くに住んでいるが、以前から市役所に対してサティ前のバス停のベンチや屋根が付けられないか?と話をしてきた。しかし、肥後の議会報告(わらじ通信)に掲載のとおり、駅に向かうバス停には屋根は付けるが、反対方向のバス停には屋根の設置をする規定がない。ということでこれまで「付けます」との回答がなかったが、今後の方向性として、その規定が変り、サティ前にもベンチや屋根を付けてもらえる可能性が出きた。サティ前から乗る方は、運転免許を持たない高齢者が圧倒的に多いので、付けていただけると嬉しい。
 ④段ボールコンポストのモニターであるが、募集は、来年4月からと聞いている。しかし、少しでも減量効果を出すことや10%ごみ減量の目的を達成するために募集を早くする必要があると思う。
 ⑤地域の防災についてであるが、最近の自治会の役員名簿には、個人情報の保護から会長や主だった役員の連絡先すらない。地域で何か災害が発生した場合、緊急で連絡する情報もないようでは、住民はどうしたら良いのかと思う。
 ⑥災害時要援護者支援制度のことであるが、援護して欲しい方の半分程度しか支援者は集まっていないと聞いている。また、この制度にも要援護者や支援者のリストが個人情報のために、その取り扱いの窓口である自治会がこの制度の元受になってくれないところが多い。
 もう少し、自治会と市の窓口でこの体制づくりについて話し合いや検討を進めて欲しい。今のままでは、この制度は成り立たない。
 ⑦地域防災力の原点は、お隣の方を知ることからはじまる。しかし、この地域は、人と人のつながりが希薄であり、これまでも総合防災訓練すら出来ていない。
  実際に訓練では車椅子などを使用して実際に指定された避難場所に向かうことができるかなど検証する必要があると思うが、現実には、そこまで進めることは難しい。
 ⑧今、ゆりのき台小学校で県民交流広場が始まろうとしている。この広場は、地域に縁あって住んでいる方々が、ここを拠点として知り合いになっていってくれたら・・・。という意味もある。地域防災力の向上にもつながるのではと思う。
 ⑨配付された防災マップを見て思うのだが、以前は、近くの橋を渡って避難場所に行くように・・と説明された記憶がある。大地震の場合、橋が壊れることもあり、逆にそのような指示は効果がないと思う。近くの学校に行くようにしたい。
 ⑩神戸淡路大震災で被災し三田に移り住んだ。大地震のその時は、なかなかマニュアルどおりには行かないと感じた。生き埋めになった家族を助けてくれたのは近所の方だった。地域の助け合いは、このような場面で生かされなければならない。
 ⑪段ボールコンポストを始めている。堆肥は、3ヶ月位すると熟成させるのに1ヶ月おく必要があると聞いている。この置き場をどのようにすれば良いのかな?と困っている。何か良い智恵はないか?
 以上簡単ですが、ご報告します。
 なお、承ったご意見は、今後のまちづくりに生かして参りたいと思います。
 参加していただいた市民の皆様、本当にありがとうございました。
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