三田市議会議員 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

会派代表質問で登壇します

2014年02月27日 | 議会改革
 26日、午前中に3月6日・7日に開催される会派代表質問の通告書を提出しました。登壇日は、3月6日の午後からとなります。
 質問の概要は、次の通りです。(詳細は、他会派との質問の重複の可能性もありますので、4日の議会運営委員会後にお知らせします)

1 ニュータウン開発における新たな課題について
 開発後四半世紀を過ぎたニュータウンですが、マンションや公益施設の売却に伴い、新たな開発が進んでいます。これら開発に伴う土地利用が当初の地区計画で定めているコンセプトと異なる状況が見受けられます。今後の景観保全のあり方などを質問します。

2 ICT戦略について
 千葉市の行政視察を行いオープンデータの開示、データの二次利用における著作権表示の必要性、さらにこれらの利用の先にあるガバメント2.0について三田市としての見解や今後の導入について質問します。

3 新三田駅への交番等の設置について
 乗降客が市内では2番目に多い新三田駅ですが、交番等がありません。その必要性など市の見解を伺います。

4 コミュニティスクールの評価と課題について
 三田版のコミュニティスクールを25年度から実施してきている教育委員会。今年度の評価と拡大するに当たっての課題などをお尋ねします。

5 太陽光発電装置の設置事業について
 新庁舎へ太陽光発電装置を設置するに当たっての目的と費用対効果、さらに今年度調査した再生可能エネルギー調査の結果などについて質問します。

6 三田市地域福祉計画、介護保険計画に関連する事業について
 三田市は日常生活圏域を6ゾーンとしていますが、地域福祉計画(案)では、見直しの可能性が明記されており、ゾーンの見直し内容等について質問するほか、ニーズが高まってくるであろう、市民後見人の育成をどうするのか。
 さらに、福祉計画や介護保険計画でのユニバーサルデザインの取り組みは、「啓発する」と言う取り組みを行っていますが、これを発展させ三田市独自の基準づくりなど積極的な取り組みが出来ないものか質問します。

 なお、今回の代表質問は、個人質問とは異なり、持ち時間が90分となります。90分の代表質問は初経験で、30分程度は質問時間に充てなければなりません。再質問のことなども考えますと準備をしっかりしなければ・・・・。
 27日は、予算委員会(補正予算)の表決が午前中にあり、午後から質問内容の趣旨確認を担当職員に受ける予定です。
 
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市内防災倉庫点検~優れものの発電機登場!~

2014年02月20日 | 監査委員関連
 19日~21日の3日間かけて市内の一時避難所(小中学校28校)に設置してある防災倉庫の点検(備蓄品確認)が始まり、昨日さんだ防災ボランティアの皆さんと作業に参加してきました。

 昨日の午前は、フラワータウンの小中5校、そして午後からはウッディタウンと学園地域の小中7校を三田市防災安全課の職員2名と全て巡回し、備蓄品の交換やらチェックリストどおりの内容物が揃っているのかを確認しました。
 

 今回、防災倉庫の品物として導入されたものに「ガス発電機」があります。これまでどおり、ガソリン燃料による発電機も機動確認しましたが、ガス発電機については、家庭で使われているガス缶をそのまま使えることや缶自体の老朽化がない限り燃料交換する必要がないこと。
 さらにエンジン自体のメンテナンスや従来の発電機と比較しても軽量であると言うこと、騒音がかなり抑えられていることがメリットです。


ただし、従来の燃料発電機と比較して少し発電容量が劣ることがデメリットですが、重量や扱いが楽であり、これからの防災道具として活躍するのではないかと思います。


寒風の中での点検でしたが、こうして万が一に備えることで「いざ」に対応できるのも事実です。
市の担当課職員の皆様、そしてさんだ防災リーダーの参加者の皆様、お疲れ様でした。
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会派の行政視察報告会

2014年02月19日 | 行政視察報告
 昨日になりますが、午後2時から1月30日と31日にかけて視察・調査させていただいた、プラスチックの油化装置とガバメント2.0に関する会派報告会を三田市の関係部局職員へ報告させていただきました。
 
 プラスチックの油化装置に関しての職員からの意見としては、家庭ごみから油化できるプラスチックを抜き取る市民への啓発に時間がかかるとの意見等をいただきました。
 また、教育委員会関係者からは、本来ごみとして捨てている廃プラが目に見えて油に変わり、それを活用することで電力を生むことを子供たちの目の前で見せることは、これまでの環境教育とは違った視点での取り組みとなるのではないか。しかし、家庭生活の中でこの取り組みがなされない限り、「資源を大切にする」趣旨が薄れてしまうのではないか。など忌憚ない意見が交わされました。
 
 さらに千葉市で取り組まれているガバメント2.0では、道路や公園施設の状況報告でスマートホンなどを活用できる取り組みについて、三田市独自で構築している災害支援システム等への取り組みに活用するなど出来ないか等意見交換をさせていただきました。
 
 先進的な事例を視察し、その結果について伝達させていただきましたが、明日から即刻取り入れられることは「希」です。内容的に三田市にとって、あるいは市民にとっての必要性や予算付けなど議論・検討していただかなければなりません。
 しかし、会派で行った先進事例の視察調査には、必ず施策についての「ヒント」が隠されています。そう言った意味で今後も視察報告会を続けて行きたいと思っています。

 
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2日間のタウンミーティングにて

2014年02月16日 | 活動報告
 土曜日の午後からウッディタウン市民センターで、日曜日の午前中は、ゆりのき台コミュニティハウスでタウンミーティングを開催させていただきました。
 
 私からは、オンブズパーソン制度、要援護者支援制度の変更点、図書館の指定管理、新庁舎の進捗状況、(仮称)ふるさと交付金について、さらに1月30日、31日に視察に行かせていただいたいた千葉市のガバメント2.0や平塚市のプラスチック油化装置について簡単に報告させていただきました。

 また、最近の気になる動きとしては、タウン内での宅地造成のあり方について皆様に報告させていただきました。
 当初URによりまち開きした状況とその後新たに売買された後の開発については、当初の景観コンセプトが崩れてしまっています。
 このことに関連して、15日(土)午前中に開催されたあかしあ台地区の住宅予定開発(旧山西福祉会館)に関連して都市計画課と開発指導課職員による説明会の様子なども合わせて報告させていただきました。
 
 タウンミーティングでは、まちづくり基本条例に関連する検討委員会が、25年度~26年度にかけて動き出しており、その中の協働委員会では、(仮称)ふるさと交付金が地域課題解決の起爆剤としてモデル地域で実施される方向性が出たことを委員会の傍聴を通じて得た情報として報告させていただきました。
 この交付金は、概ね小学校区単位でいわゆる紐付きでない自由度の高いお金になると思われます。しかしながら、これまでにも県が実施してきた県民交流広場などの事業で見られるように地域で十分話合って執行された地域は少ないのではないかと思われる点や本来の趣旨である「地域交流」の目的が薄れてしまっている現象もあります。
 新年度にモデル事業としてスタートする地域への交付金ですが、まずは組織づくりやその目的の明確化、どのように使うのか。などハードルの高い議論やルールづくりを地域の話し合いが十分行われる大切さなどもタウンミーティングでの議論となりました。

 なお、昨日公表された三田市の新年度予算には、上記の交付金がふるさと地域交付金としてモデル地域に600万円の予算が付いています。

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進化する学校教育 ~タブレットPC活用授業~

2014年02月15日 | 生活・教育
 12日に市内高平小学校で「タブレット活用授業に係る三田市教育委員会学校訪問」への案内がありましたので参加させていただきました。
 参観させていただいたのは、2年生の生活科と6年生の体育科の授業でした。
 2年生の生活科の授業では、「命を守るものを探しに行こう」をテーマにした授業が進められました。

 ようは、一人に1台手渡されたタブレットPCを活用して、校内にある火災報知機、消化器、放送設備、消火栓、耐震化構造物など防災関連機器を探しに出かけ、タブレットの画像に取り込み、教室に戻ってきてからグループワークをして、最終的には、一時避難所の学校の使命などを確認すると言う授業です。

児童らは、手慣れたもので、タブレットPCの起動や写真の取り込みなどを簡単にこなしていました。
屋内消火栓などの撮影をしている様子が下の画像です。


 また、体育館では、同じ時間帯に6年生がソフトバレーボールの授業中。ここにもタブレットを持った児童が数名。チームの動きを今度は動画に取り込み、作戦を立てたり、動きの確認からチームの動きの短所や長所を探ると言う授業でした。


 2年生のタブレット活用には、様々な活用の可能性を発見することができました。また、体育の授業の活用に関しては、ソフトバレー以外の跳び箱や鉄棒で使用することにより、フォームの確認などこれまで教員が言葉で指導出来なかった部分の補完的な活用に期待できるとしています。
 これらのタブレットPC、現在は高平小学校でモデル的に導入されていますが、教育委員会では固定パソコンの更新時期に合わせて各校に導入する予定であるとの説明がありました。
 私の小中学校時代には、このような機材はありませんでしたが、子供らの学習意欲、研究心の喚起等多いに期待できるものではないかと感じます。
 また、経費は1台当たり8万円ほど。これまでの固定型パソコンよりも価格は落ちているとは言え高額なものとなります。一度に導入となると予算のことも気になるところです。
 2年生の授業では、生徒全員に手渡していたタブレットPCですが、1台でも可能な授業の研究が進めば、各学校に先行配付して先生や生徒・児童の学習に役立てられないものかと思いました。
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廃プラ(ごみ)が資源に変わる瞬間

2014年02月09日 | 行政視察報告
 5日~7日まで熱海で開催された「地方財政分析研修」に行ってまいりました。この2週間、行政視察の2日間を含め家を5日間も空け、家族(妻)には、いつも感謝しっぱなしです。

 さて、1月末に行政視察で千葉市で進んでいるガバメント2.0の取り組みと平塚市の企業が開発した「油化装置」を調査してきました。

 千葉市のガバメント2.0の取り組みはNHKでも取り上げられて有名な政策として各地から視察が相次いでいます。今流行になっているスマートホンを活用して市民から公共施設などの不具合カ所を画像で送ってもらう取り組みです。昨年は実験でしたが、今年中にアプリ開発や登録の仕組みなどを構築し本格的な稼働を目指しているとのことでした。
 市民との情報共有が叫ばれる中、ガバメント2.0の取り組みは、一つの市民と行政の「情報共有のあり方」を示しています。

 さて、平塚市の油化装置については、こちらも民間放送の「夢の扉」などの番組で紹介されたものです。
 三田市では、十数年後には新たなごみ処理施設の建設に取り組まなければならなくなります。
 わが会派(新政みらい)では、これまで、三豊市のトンネルコンポスト(ごみを燃やさずに肥料と固形燃料にする装置)を視察し、三田市の環境部局へも視察報告をさせていただいていますが、今回の油化装置は、ごみの減量を目指し、ごみ処理施設の規模を縮小できるメリットがあるものとして期待ができる装置ではないかと実感しました。

 その視察概要と何故メリットがあるのかを報告します。
 視察日は、1月31日(金)午前9時30分~正午直前まで。大変お忙しいにも関わらず、装置を開発した株式会社ブレスト社の社長伊東昭典氏と営業部長の滝沢誠氏が対応をしてくださいました。

 伊東社長は、これまでも小学校などでこの油化装置の小型版(卓上油化装置)を持参して環境教育に力を入れている人物でもあります。

 上記が卓上油化装置


 上記写真で社長が持っている袋に入っているのが、買い物に行くと必ずついてくるプラ製品です。この袋は、約1キログラムあり、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)、PS(ポリスチレン)の3種類のプラ容器(袋)が混ざり合っています。(ただし、綺麗に水洗いしています)
 
 この3種類のプラスチックに熱を加え生成油を取り出す装置を開発したのが、この企業です。生成油は、ガソリン、軽油、重油が混ざった混合油(特にPPとPEを油化した場合)を取り出すことが可能です。
 実際にこの日は、卓上装置を最初の写真のように見せていただき実際の油もとりだしました。
 

 また、この会社では、海外向けの大型装置を輸出しています。
 大型の油化装置から出てくる混合油は、新たな電力を造り出す発電機の燃料に使われています。装置の導入を決めた国では、ごみから電気エネルギーを生むことが出来るので、エネルギーや環境問題解決のために装置の導入が進んでいるのではないかと思われます。
 
 上記はその発電機です。混合油をそのまま発電機に使える代物です。

 気になるのは、性能とコストですが、廃プラ1キログラムから1リットルの混合油が取り出せ、この混合油は、3,4kwhの発電をします。
 トータル的なエネルギーは、1リットルの混合油を抽出するのに1,2kwhが使用されますので、実質は、2,2kwhが別の用途に使えますので、油化するのに膨大なエネルギーが消費されるものではありません。
 
 この装置は、先ほど述べたように環境破壊やエネルギー問題に関心ある国々へ導入が進んでいますが、今の日本国内の導入事例はありません。それは、自治体の多くのごみ処理が焼却を進めていることが要因です。また、廃プラスチックにしても分別を進めている自治体にとっては、分別はしているもののこれが再資源化できているのは、ペットボトルや発泡スチロール以外には、溶鉱炉などの燃料などになっているため、「環境にやさしい」とまでは言えないような分別方法です。
 また、ごみ焼却している自治体の多くが、焼却熱をボイラにより熱転換させ蒸気の力で発電しているところが多くなってきていますが、熱効率は必ずしも良いとは言えません。
 
 今回の分別は、多くのプラごみのうちPPとPEが中心となりますし、汚れ過ぎたプラ容器やPPやPE、PS以外のプラスチック容器は、やはり焼却し熱回収する方がベストな処理方法と言うことになりそうです。

 資源化を目指すならば、分別の目的がはっきりしており、市民にも納得できる方法が好ましいことは言うまでもありません。

 画像は、PP製品、これをご覧になっている方はどう思われますか?家庭ごみの中からPP,PEを分別するのは、そんなに難しい作業ではないと思いませんか。これらの外装容器は、ほとんど汚れもなく、水洗いする必要がありません。

 三田市でこれらの取り組を進める場合は、プラスチック資源ごみを別途回収する必要が出てきます。また、新たなごみ処理装置が「焼却」する方向で行くのであれば、家庭ごみからPPやPEがどれくらい抜き出せるのかによって油化装置の規模を決め、ごみ焼却炉の規模、搬送コストなども含めてトータル的に考える必要があると思いますが、造り出した油は発電に回すことで、地域から生まれるエネルギーとして活用できるのではないかとその可能性に魅力を感じてしまいました。
 
 長時間に渡り熱弁をいただいた社長、そして現場を案内していただいた部長さんに感謝申し上げます。
 なお、今回当時お会いできませんでしたが、メールなどで視察日程調整をさせていただいた青山部長へも本ブログをお借りして感謝申し上げます。

 

 

 
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先週末から続いて・・・

2014年02月05日 | 行政視察報告
 先週は、会派で千葉市と平塚市へ視察に行ってきました。
 千葉市では、ガバメント2.0について・・・。平塚市では、プラ容器を油に変えている装置を開発した株式会社ブレスト社を訪問し、これからのごみ処理のあり方を含めて企業側の思いなどを調査してきました。
 詳細は、改めて掲載させていただきます。
 今週は、月曜日に監査委員の定期監査が行われ、昨日の朝に通信を三田駅で配らせていただきました。
 また、昨日の夕方には、気になっていた道路設備や施設の老朽化に関することを行政担当者と意見交換させていただきました。

 さて、本日から3日間市町行財政研修を受講してきます。場所は、熱海市役所内の会議室。平素から市の財政で疑問に感じている部分を解明したいと思っています。
 では、またご報告させていただきます。
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